JP2007232124A - 止水サドルおよびそれを用いた更生管路 - Google Patents

止水サドルおよびそれを用いた更生管路 Download PDF

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Abstract

【構成】既設管16の本管12が本管ライニング18でライニングされ、本管ライニング18に本管接合部分22がパテ42を介して接合される。また、既設管16の取付管14が取付管ライニング20でライニングされ、取付管ライニング20と取付管14との間に取付管接合部分24が挟まれる。そして、取付管接合部分24の内面に設けられた突起30が取付管ライニング20に喰い込み、ゴム輪34が取付管ライニング20および取付管接合部分24と密着する。
【効果】本管接合部分22と本管ライニング18との間がパテ42によって止水され、取付管接合部分24と取付管ライニング20との間がゴム輪34によって止水される。また、取付管接合部分24が取付管ライニング20および取付管14により挟持され、かつ突起30が取付管ライニング20に係止されることにより、止水サドル10が簡単かつ強固に固定され、止水性を維持し続ける。
【選択図】図2

Description

この発明は、止水サドルおよびそれを用いた更生管路に関し、特にたとえば、既設管の本管または本管をライニングする本管ライニングがあるときはその本管ライニングと、本管から分岐する取付管をライニングする取付管ライニングとが接合する接合部を止水する、止水サドルおよびそれを用いた更生管路に関する。
従来の止水サドルおよびそれを用いた更生管路の一例が、特許文献1に開示されている。この特許文献1の取付管口止水方法では、接続継手の立ち上がり部をライニング取付管の中に挿入し、サドル部をライニング本管に密着させた状態で、係止爪をライニング取付管に係止させ、接続継手を仮止めする。そして、立ち上がり部をライニング取付管に融着させ、サドル部をライニング本管に融着させて、ライニング本管とライニング取付管との接続部を止水している。
特開2001−248781号公報[F16L 55/16、B29C 63/34、E03F 7/00、B29L 31:24]
特許文献1の従来技術では、ライニング本管およびライニング取付管のそれぞれに接続継手を融着すると、融着するためのヒータや配線などを用意する必要があり、接続継手およびパッカの構造が複雑になり、施工コストが嵩んでしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、本管ライニングと取付管ライニングとの間を確実に止水し、かつ安価に取り付けられる、止水サドルおよびそれを用いた更生管路を提供することである。
請求項1の発明は、既設管の本管と、または本管をライニングする本管ライニングがあるときはその本管ライニングと、本管から分岐する取付管をライニングする取付管ライニングとが接合する接合部を止水する、止水サドルであって、本管および本管ライニングのいずれか一方の内面に第1止水材を介して沿う本管接合部分、取付管と取付管ライニングとの間に挟まれる取付管接合部分、および取付管接合部分の内面に形成され、取付管ライニングに喰い込む喰い込み部を備える、止水サドルである。
請求項1の発明では、既設管(16:実施例において相当する部分を例示する参照符号。以下同じ。)の本管(12)をライニングしない場合には本管(12)の中に、一方本管(12)を本管ライニング(18)でライニングする場合には本管ライニング(18)の中に、止水サドル(10)を運び入れる。そして、取付管接合部分(24)を取付管(14)の中に挿入しながら、本管(12)または本管ライニング(18)の内面に本管接合部分(22)を第1止水材(42)を介して沿わせると、第1止水材(42)により止水されながら本管(12)または本管ライニング(18)に本管接合部分(22)が接合される。
そして、取付管ライニング(20)を取付管(14)および取付管接合部分(24)に張り付けると、取付管(14)がライニングされ、また取付管接合部分(24)が取付管(14)と取付管ライニング(20)との間に挟まれる。そして、喰い込み部(30)が取付管ライニング(20)に喰い込んで、取付管接合部分(24)が取付管ライニング(20)に接合される。
これにより、本管(12)または本管ライニング(18)と取付管ライニング(20)との間の接合部に止水サドル(10)を取り付けて、接合部への水の浸入を防止することができる。
そして、取付管(14)および取付管ライニング(20)で取付管接合部分(24)を挟持し、かつ喰い込み部(30)を取付管ライニング(20)に係止させるだけで、止水サドル(10)を簡単かつ強固に取り付けることができる。このため、止水サドル(10)の脱落が防止され、止水サドル(10)の止水機能を維持することができる。また、ヒータや配線などを用いる必要がなく、施工コストを抑えることができる。
請求項2の発明は、取付管接合部分の内面に設けられ、取付管ライニングとの間を止水する第2止水材をさらに備える、請求項1記載の止水サドルである。
請求項2の発明では、取付管接合部分(24)を取付管(14)と取付管ライニング(20)との間に挟み、喰い込み部(30)を取付管ライニング(20)に喰い込ませ、さらに第2止水材(34)を取付管接合部分(24)と取付管ライニング(20)との間に挟む。これにより、取付管ライニング(20)と取付管接合部分(24)との間に隙間が生じて、隙間から水が侵入しても、水が第2止水材(34)により遮断される。このため、取付管ライニング(20)と取付管(14)との間の止水性を確保することができる。
請求項3の発明は、既設管の本管と、または本管をライニングする本管ライニングがあるときはその本管ライニングと、本管から分岐する取付管と、取付管をライニングする取付管ライニングと、請求項1または2記載の止水サドルとを備える止水サドルを用いた更生管路であって、本管接合部分を本管および本管ライニングのいずれか一方の内面に第1止水材を介して沿わせ、取付管接合部分を取付管と取付管ライニングとの間に挟み、喰い込み部を取付管ライニングに喰い込ませることにより、止水サドルで本管および本管ライニングのいずかれ一方と取付管ライニングとが接合する接合部を止水する、止水サドルを用いた更生管路である。
請求項3の発明では、請求項1または2の発明と同様に、第1止水材(42)を介して本管接合部分(22)を本管(12)または本管ライニング(18)に沿わせれば、第1止水材(42)によって本管接合部分(22)と本管(12)または本管ライニング(18)との間を止水しながら、本管接合部分(22)および本管(12)または本管ライニング(18)を接合できる。
また、取付管ライニング(20)で取付管(14)をライニングするとともに、取付管接合部分(24)を取付管(14)と取付管ライニング(20)との間に挟めば、喰い込み部(30)が取付管ライニング(20)に喰い込むことにより、取付管接合部分(24)と取付管ライニング(20)との間を止水しながら、取付管接合部分(24)および取付管ライニング(20)を簡単かつ強固に接合できる。
請求項4の発明は、既設管の本管と、または本管をライニングする本管ライニングがあるときはその本管ライニングと、本管から分岐する取付管をライニングする取付管ライニングとが接合する接合部を止水する、止水サドルであって、本管および本管ライニングのいずれか一方の内面に第1止水材を介して沿う本管接合部分、取付管ライニングの中に挿入される取付管接合部分、取付管接合部分の先端部分に形成される切欠、取付管接合部分の外面に形成され、取付管ライニングに喰い込む喰い込み部、および取付管接合部分の外面に設けられ、取付管ライニングとの間を止水する第2止水材を備える、止水サドルである。
請求項4の発明では、既設管(16)の本管(12)をライニングしない場合には本管(12)から分岐する取付管(14)のみを取付管ライニング(20)でライニングし、一方本管(12)をライニングする場合には本管(12)および取付管(14)をそれぞれ本管ライニング(18)および取付管ライニング(20)でライニングする。それから、本管(12)または本管ライニング(18)の内面に第1止水材(42)を介して本管接合部分(22)を沿わせれば、第1止水材(42)により本管接合部分(22)と本管(12)または本管ライニング(18)との間を止水しながら、本管接合部分(22)と本管(12)または本管ライニング(18)とを接合できる。
そして、切欠(54)により先端部分を縮径した状態で取付管接合部分(24)を取付管ライニング(20)の中に挿入すると、取付管ライニング(20)との摩擦を低減できる。そして、挿入した取付管接合部分(24)の外面と取付管ライニング(20)との間に第2止水材(34)が挟まれるため、この第2止水材(34)によって取付管接合部分(24)と取付管ライニング(20)との間を止水できる。また、喰い込み部(50)が取付管ライニング(20)に喰い込むことにより、取付管接合部分(24)が取付管ライニング(20)に係止され、止水サドル(10)の脱落が防止される。
請求項5の発明は、既設管の本管と、または本管をライニングする本管ライニングがあるときはその本管ライニングと、本管から分岐する取付管と、取付管をライニングする取付管ライニングと、請求項4記載の止水サドルとを備える止水サドルを用いた更生管路であって、本管接合部分を本管および本管ライニングのいずれか一方の内面に第1止水材を介して沿わせ、切欠により先端部分を縮径しながら取付管接合部分を取付管ライニングの中に挿入し、第2止水材で取付管接合部分と取付管ライニングとの間を止水し、取付管接合部分の外面を取付管ライニングに押し付けて、喰い込み部を取付管ライニングに喰い込ませ、止水サドルで本管および本管ライニングのいずかれ一方と取付管ライニングとが接合する接合部を止水する、止水サドルを用いた更生管路である。
請求項5の発明では、請求項4の発明と同様に、第1止水材(42)により本管接合部分(22)と本管(12)または本管ライニング(18)との間を止水しながら、本管接合部分(22)と本管(12)または本管ライニング(18)とを接合する。そして、切欠(54)で先端部分を縮径しながら取付管接合部分(24)を取付管ライニング(20)の中に挿入して、取付管接合部分(24)と取付管ライニング(20)との間を第2止水材(34)で止水する。また、挿入後に取付管接合部分(24)の先端部分が拡径すると、取付管接合部分(24)の外面が取付管ライニング(20)に押し付けられて、喰い込み部(50)が取付管ライニング(20)に喰い込むことにより、取付管接合部分(24)が取付管ライニング(20)に係止され、止水サドル(10)の脱落を防止できる。
この発明によれば、取付管および取付管ライニングで取付管接合部分を挟持し、かつ喰い込み部を取付管ライニングに係止させることにより、止水サドルが本管ライニングと取付管ライニングとの接合部に強固かつ安価に取り付けられ、かつ止水サドルにより接合部が確実に止水される。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1に示すこの発明の一実施例である止水サドル10は、図2に示すように、本管12から取付管14が分岐する既設管16を本管ライニング18および取付管ライニング20でライニングした際に、この接合部を止水するために用いられる。
図1〜図4に示すように、止水サドル10は本管接合部分22および取付管接合部分24を備え、これらは、たとえば塩化ビニル樹脂などの合成樹脂またはSUSなどの金属を用いて一体的に形成される。
本管接合部分22は、その外面が本管ライニング18の内面に沿うように湾曲して形成される。本管接合部分22の中心に連通孔26が設けられ、その連通孔26の周りに複数のビス孔28が設けられる。連通孔26の周縁から本管接合部分22の外面側へ取付管接合部分24が立ち上がる。
取付管接合部分24は短管状であって、その外径は取付管14の内径とほぼ同じに設定される。図5に示すように、取付管接合部分24の先端部の内面に喰い込み部が設けられる。喰い込み部は複数のリング状の突起30により形成され、突起30は取付管接合部分24から径方向の内側に向かって突出し、先が連通孔26に向かうように突起30が傾斜する。
また、取付管接合部分24の内面で、突起30の連通孔26側にリング状溝32が形成され、そこに図2および図4に示す第2止水材が装着される。第2止水材には、たとえば水膨張ゴムやブチルゴムなどで形成されたゴム輪34が用いられ、ゴム輪34の内径が取付管接合部分24の内径より小さく設定され、ゴム輪34をリング状溝32に装着すると、ゴム輪34が取付管接合部分24の内面より突出する。これにより、図2に示すように、取付管接合部分24の内面に取付管ライニング18が張り付いた際、ゴム輪34が取付管ライニングに密着する。
この止水サドル10を用いた更生管路36では、既設管16が本管ライニング18および取付管ライニング20でライニングされ、本管ライニング18および取付管ライニング20の接合部に止水サドル10が取り付けられる。
本管12の内面が本管ライニング18により隙間なく覆われて、分岐孔38に相当する本管ライニング18の位置に貫通孔40が形成される。また、取付管14の内面が取付管ライニング20により隙間なく覆われる。
本管ライニング18および取付管ライニング20は塩化ビニルなどの合成樹脂で形成される。本管ライニング18の外径が本管12の内径とほぼ等しく設定され、取付管ライニング20の外径が取付管14の内径とほぼ等しく設定される。
本管接合部分22が第1止水材を介して本管ライニング18に接合される。第1止水材には粘性を有するもの、たとえばパテ42、止水用コーキング材またはタフボンド(クボタシーアイ社製)などの接合材が用いられる。パテ42や止水用コーキング材などが取付管接合部分24を囲むように、本管接合部分22の外面上に塗布される。これにより本管接合部分22の外面が本管ライニング18の内面に粘着して、本管接合部分22と本管ライニング18との間が止水される。そして、ビス孔28に通したビスにより本管接合部分22が本管ライニング18に固定される。
取付管接合部分24が取付管14の中に挿入され、取付管接合部分24が取付管ライニング20に密着する。そして、取付管接合部分24が取付管14と取付管ライニング20との間に挟まれて、突起30が取付管ライニング20に喰い込む。また、ゴム輪34が取付管ライニング20に密着する。
この更生管路36を形成する場合、本管ライニング18および取付管ライニング20を用意する。このとき、本管ライニング18および取付管ライニング20を、その径方向の内側へ折りたたんで、ドラム(図示せず)に巻いておく。
そして、マンホール(図示せず)の入口付近にドラムを配置し、別のマンホール(図示せず)から本管12の中を通した牽引線(図示せず)に、本管ライニング18の先端部を取り付けて、牽引線を引っ張り、図6に示すように本管ライニング18を本管12の中に挿入する。2つのマンホールの間の本管12に本管ライニング18が貫通すると、本管ライニング18に加熱蒸気などを送り込んで、本管ライニング18を拡径し、本管ライニング18を本管12に密着させる。これにより、本管ライニング18が本管12を隙間なく覆い、本管12が本管ライニング18によりライニングされる。
このとき、本管12と取付管14とを繋ぐ分岐孔38が本管ライニング18で塞がれているため、図2に示すように、分岐孔38に相当する部分の本管ライニング18を穿孔して、貫通孔40を形成し、本管12の内部空間と取付管14の内部空間とを繋ぐ。
それから、止水サドル10を用意し、本管接合部分22の外面にパテ42や止水用コーキング材などを塗布する。この止水サドル10をパッカ付き自走式ロボット(図示せず)などで本管ライニング18の中に運び入れ、分岐孔38の位置で止水サドル10をパッカ(図示せず)によって持ち上げる。取付管接合部分24を分岐孔38および貫通孔40に通して、取付管14の中に挿入しながら、本管接合部分22を本管ライニング18の内面にパテ42や止水用コーキング材などを介して沿わせる。パテ42や止水用コーキング材などにより本管接合部分22の外面と本管ライニング18の内面との間の隙間が埋められて、パテ42や止水用コーキング材などにより止水されながら本管接合部分22が本管ライニング18に接合される。
この状態で、ビス44をビス孔28に嵌めて、本管ライニング18へ打ち込み、止水サドル10を本管ライニング18へ固定する。これにより、本管接合部分22の曲率が本管ライニング18の曲率と異なり、本管接合部分22の外面が本管ライニング18の内面に密着しない場合でも、本管接合部分22を広げて本管ライニング18に接するようにして、ビス44で本管接合部分22を固定することができる。また、ビス44によってパテ42や止水用コーキング材などが硬化するまで止水サドル10を仮止めすることもできる。
次に、本管ライニング18と同様に、取付管ライニング20を取付管14および取付管接合部分24の中に挿入し、本管ライニング18の先が分岐孔38まで届くと、加熱蒸気などによって取付管ライニング20を拡径する。これにより、取付管ライニング20が取付管14の内面に張り付き、取付管14がライニングされる。また、取付管ライニング20が取付管接合部分24に張り付き、取付管ライニング20がゴム輪34に密着し、ゴム輪34が取付管接合部分24と取付管ライニング20とに挟まる。そして、拡径する取付管ライニング20が取付管接合部分24を取付管14の内面に押し付けて、取付管接合部分24が取付管14と取付管ライニング20との間に挟まれ、突起30が取付管ライニング20に喰い込んで、取付管接合部分24が取付管ライニング20に接合される。
これにより、本管ライニング18と取付管ライニング20との間の接合部に止水サドル10が取り付けられて、更生管路36が完成する。
このような更生管路36に水を流しても、本管ライニング18と本管接合部分22との間への水の侵入はパテ42や止水用コーキング材などにより防がれる。また、取付管ライニング20と取付管接合部分24との間へ浸入した水はゴム輪34により遮断される。このため、止水サドル10は優れた止水性を発揮する。特に、水膨張ゴムで形成されるゴム輪34を用いた場合、ゴム輪34が侵入した水を吸収し、ゴム輪34の体積を膨張させて、取付管ライニング20と取付管接合部分24との間の隙間を埋めるため、止水サドル10の止水性がさらに向上する。
そして、取付管14および取付管ライニング20で取付管接合部分24を挟持し、かつ突起30を取付管ライニング20に係止させるだけで、止水サドル10を簡単かつ強固に取り付けることができる。このため、止水サドル10の脱落が防止され、止水サドル10は止水機能を維持することができる。また、ヒータや配線などを用いる必要がなく、施工コストを抑えることができる。
また、パテ42や止水用コーキング材などの粘着性を利用し、かつ取付管14および取付管ライニング20の挟持力および突起30の係止力を用いることにより、止水サドル10を確実に固定することができる。よって、施工品質のばらつきが少なく、信頼性を有する。
なお、図2では本管ライニング18および取付管ライニング20の間を止水サドル10で止水したが、図7に示すように本管12および取付管ライニング20の間を止水サドル10で止水することもできる。すなわち、本管12を本管ライニング18でライニングせずに、本管接合部分22を本管12の内面に沿わせてパテ42や止水用コーキング材などにより接合した後、取付管ライニング20を取付管14および取付管接合部分24の中で拡径して、取付管接合部分24を取付管14と取付管ライニング20との間に挟み、突起30を取付管ライニング20に喰い込ませる。
図8に示すこの発明の他の実施例である止水サドル10は、図1に示す止水サドル10とほぼ同じであるが、取付管接合部分24の先端部分の形状、ならびに突起50およびリング状溝52の位置が異なる。これ以外の部分に関しては図1実施例の示す止水サドル10と同様であるため、説明は省略する。
図8〜図12に示すように、取付管接合部分24の先端部分に複数、この実施例では4つの切欠54が設けられる。各切欠54が取付管接合部分24の先端から管軸方向の奥側に延びる。この切欠54によって取付管接合部分24の先端部分が縮径および拡径可能となる。
そして、取付管接合部分24の外面で、切欠54が形成された範囲に複数のリング状の突起50が設けられる。突起50は取付管接合部分24の外面から径方向の外側に向かって突出し、先が本管接合部分22に向かうように突起50が傾斜する。
また、取付管接合部分24の外面で、切欠54の下にリング状溝52が設けられる。リング状溝52に、水膨張ゴムやブチルゴムなどで形成されたゴム輪34が装着される。ゴム輪34の外径が取付管接合部分24の内径より大きく設定され、リング状溝52に装着されたゴム輪34が取付管接合部分24の外面より突出する。このため、取付管接合部分24の外面に取付管ライニング20が張り付いた際、ゴム輪34が取付管ライニング20に必ず密着する。
この止水サドル10を用いた更生管路36は、図9に示すように、図2に示す更生管路36とほぼ同様であるが、取付管接合部分24と取付管ライニング20との位置関係が異なる。すなわち、図2では、取付管接合部分24が取付管14と取付管ライニング20との間に挟まれたが、図9では、取付管14の内面に取付管ライニング20が密着し、その上に取付管接合部分24が密着する。
また、突起50が設けられた位置の取付管接合部分24の内面に拡径バンド56が取り付けられる。拡径バンド56は、たとえばステンレスなどの金属で形成され、その径を拡径可能なもの、または金属製のリングや管などであって、油圧装置などにより拡径されるものである。また、その厚みが薄く、拡径バンド56が取付管接合部分24の内面に取り付けられた場合、取付管14の中を通る水やそれに含まれる固形物などの通行を妨げないものである。
この更生管路36を形成する場合も、図2に示す更生管路36を形成する場合とほぼ同様であるが、止水サドル10および取付管ライニング20を取り付ける順番が異なる。
本管12を本管ライニング18でライニングし、本管ライニング18に分岐孔38を穿孔し、取付管14を取付管ライニング20でライニングする。それから、本管接合部分22の外面にパテ42や止水用コーキング材などを塗布して、止水サドル10を本管ライニング18の中に運び入れて持ち上げ、取付管接合部分24を分岐孔38および貫通孔40に通すと、切欠54によって取付管接合部分24の先端部分が縮径しながら、取付管接合部分24が取付管ライニング20の中に挿入される。そして、本管接合部分22を本管ライニング18の内面に沿わせて接合し、ビス孔28に嵌めたビス44で止水サドル10を本管ライニング18へ固定する。これにより、本管ライニング18と取付管ライニング20との間の接合部に止水サドル10が取り付けられる。
そして、取付管ライニング20の中に挿入された取付管接合部分24の先端部分が拡径して、取付管接合部分24が取付管ライニング20に接し、かつ取付管ライニング20がゴム輪34に密着して、取付管接合部分24と取付管ライニング20との間が止水される。また、突起50が取付管ライニング20に喰い込み、取付管接合部分24が取付管ライニング20に係止される。
それから、取付管接合部分24の内面で切欠54が形成された範囲に拡径バンド56を配置し、その径を拡径すると、拡径バンド56によって取付管接合部分24の外面が取付管ライニング20に押し付けられて、突起50が取付管ライニング20にさらに喰い込み、止水サドル10が取付管ライニング20に強固に固定され、更生管路36が完成する。
このように、切欠54を形成することにより取付管接合部分24の先端部分が縮径するため、取付管接合部分24を取付管ライニング20の中に容易に挿入することができる。そして、拡径バンド56により取付管接合部分24の先端部分を拡径し、突起50を取付管ライニング20に喰い込ませることにより、止水サドル10を取付管ライニング20に強固に固定し、止水サドル10の脱落を防止することができる。また、この拡径バンド56によりゴム輪34が取付管ライニング20に隙間なく密着するため、止水サドル10の止水性を確実に確保することができる。
なお、図9では、本管ライニング18および取付管ライニング20の間を止水サドル10で止水したが、図13に示すように本管12および取付管ライニング20の間を止水サドル10で止水することもできる。すわなち、本管12を本管ライニング18でライニングせずに、取付管14を取付管ライニング20でライニングした後、本管接合部分22を本管12の内面に沿わせてパテ42や止水用コーキング材などにより接合し、取付管接合部分24を取付管ライニング20の中に挿入して、突起50を取付管ライニング20に喰い込ませ、拡径バンド56を拡径する。
なお、上記全ての実施例において、本管接合部分22の外面に第1止水材としてパテ42や止水用コーキング材などを塗布したが、第1止水材としてゴム板などを用い、ゴム板などを本管接合部分22の外面に貼り付けることもできる。また、第1止水材としてなどの接着剤を用い、接着剤を本管接合部分22の外面に塗布することもできる。
また、図5および図12では喰い込み部である突起30、50を本管接合部分22に向かうように傾斜させたが、突起30、50の形状はこれに限らず、取付管ライニング20に喰い込むように形成されるものであればよい。たとえば、図14(A)および図14(B)に示すように、突起30、50の断面を矩形状に形成することもできる。
さらに、本管ライニング18および取付管ライニング20に塩化ビニルなどの合成樹脂管を用い、ライニング18、20を本管12または取付管14の中に挿入した後、加熱蒸気などによって拡径することにより、本管12または取付管14をライニングした。これに対して、本管ライニング18および取付管ライニング20にFRP(Fiber Glass Reinforced Thermoset Plastics)シートを用い、これを本管12または取付管14の内面に加圧密着させた後、加熱硬化させることもできる。
そして、ビス44により本管接合部分22を本管ライニング18に仮固定したが、止水サドル10を塩化ビニル樹脂で形成した場合、溶接により本管接合部分22を本管ライニング18に仮固定することもできる。
この発明の一実施例の止水サドルを示す平面図である。 図1の止水サドルを用いて、本管ライニングと取付管ライニングとの間を止水した更生管路を示す断面図である。 図1の止水サドルの本管接合部分の内面側を示す平面図である。 図1の止水サドルを示す断面図である。 図1の止水サドルの取付管接合部分の一部を示す断面図である。 既設管の本管の中に本管ライニングを挿入する状態を示す断面図である。 図1の止水サドルを用いて、本管と取付管ライニングとの間を止水した更生管路を示す断面図である。 この発明の別の実施例の止水サドルを示す平面図である。 図8の止水サドルを用いて、本管ライニングと取付管ライニングとの間を止水した更生管路を示す断面図である。 図8の止水サドルの取付管接合部分を示す斜視図である。 図8の止水サドルを示す断面図である。 図8の止水サドルの取付管接合部分の一部を示す断面図である。 図8の止水サドルを用いて、本管と取付管ライニングとの間を止水した更生管路を示す断面図である。 (A)および(B)はこの発明のさらに別の実施例の止水サドルの取付管接合部分の一部を示す断面図である。
符号の説明
10…止水サドル
12…本管
14…取付管
16…既設管
18…本管ライニング
20…取付管ライニング
22…本管接合部分
24…取付管接合部分
30、50…突起
34…ゴム輪
36…更生管路
42…パテ

Claims (5)

  1. 既設管の本管と、または前記本管をライニングする本管ライニングがあるときはその本管ライニングと、前記本管から分岐する取付管をライニングする取付管ライニングとが接合する接合部を止水する、止水サドルであって、
    前記本管および前記本管ライニングのいずれか一方の内面に第1止水材を介して沿う本管接合部分、
    前記取付管と前記取付管ライニングとの間に挟まれる取付管接合部分、および
    前記取付管接合部分の内面に形成され、前記取付管ライニングに喰い込む喰い込み部を備える、止水サドル。
  2. 前記取付管接合部分の内面に設けられ、前記取付管ライニングとの間を止水する第2止水材をさらに備える、請求項1記載の止水サドル。
  3. 既設管の本管と、または前記本管をライニングする本管ライニングがあるときはその本管ライニングと、前記本管から分岐する取付管と、前記取付管をライニングする取付管ライニングと、請求項1または2記載の止水サドルとを備える止水サドルを用いた更生管路であって、
    前記本管接合部分を前記本管および前記本管ライニングのいずれか一方の内面に前記第1止水材を介して沿わせ、前記取付管接合部分を前記取付管と前記取付管ライニングとの間に挟み、前記喰い込み部を前記取付管ライニングに喰い込ませることにより、前記止水サドルで前記本管および前記本管ライニングのいずかれ一方と前記取付管ライニングとが接合する接合部を止水する、止水サドルを用いた更生管路。
  4. 既設管の本管と、または前記本管をライニングする本管ライニングがあるときはその本管ライニングと、前記本管から分岐する取付管をライニングする取付管ライニングとが接合する接合部を止水する、止水サドルであって、
    前記本管および前記本管ライニングのいずれか一方の内面に第1止水材を介して沿う本管接合部分、
    前記取付管ライニングの中に挿入される取付管接合部分、
    前記取付管接合部分の先端部分に形成される切欠、
    前記取付管接合部分の外面に形成され、前記取付管ライニングに喰い込む喰い込み部、および
    前記取付管接合部分の外面に設けられ、前記取付管ライニングとの間を止水する第2止水材を備える、止水サドル。
  5. 既設管の本管と、または前記本管をライニングする本管ライニングがあるときはその本管ライニングと、前記本管から分岐する取付管と、前記取付管をライニングする取付管ライニングと、請求項4記載の止水サドルとを備える止水サドルを用いた更生管路であって、
    前記本管接合部分を前記本管および前記本管ライニングのいずれか一方の内面に前記第1止水材を介して沿わせ、前記切欠により先端部分を縮径しながら前記取付管接合部分を前記取付管ライニングの中に挿入し、前記第2止水材で前記取付管接合部分と前記取付管ライニングとの間を止水し、前記取付管接合部分の外面を前記取付管ライニングに押し付けて、前記喰い込み部を前記取付管ライニングに喰い込ませ、前記止水サドルで前記本管および前記本管ライニングのいずかれ一方と前記取付管ライニングとが接合する接合部を止水する、止水サドルを用いた更生管路。
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