JP2007231636A - 旋回作業機 - Google Patents
旋回作業機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007231636A JP2007231636A JP2006055416A JP2006055416A JP2007231636A JP 2007231636 A JP2007231636 A JP 2007231636A JP 2006055416 A JP2006055416 A JP 2006055416A JP 2006055416 A JP2006055416 A JP 2006055416A JP 2007231636 A JP2007231636 A JP 2007231636A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- room
- tank
- battery
- mounting
- tank room
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
【解決手段】運転席28の後方下部側にエンジン36を配置するエンジンルーム30を設け、運転席28の左右一方側にエンジンルーム30と連通するタンクルーム31を設け、このタンクルーム31に作動油タンク57とバッテリー58とを設けており、作動油タンク57の上側にバッテリー58を載置する載置台60を配置し、この載置台60はバッテリー58を載置する載置部と、この載置部から後方側に延設していてエンジンルーム30とタンクルーム31との間を仕切る仕切部と、載置部と仕切部とから立設していて載置部及び仕切部を前記タンクルーム31の運転席28側の内壁を形成する縦リブ26Rに取り付ける取付部とを有している。
【選択図】図1
Description
このような旋回作業機では、旋回台上に運転席が設けられていて、この運転席の後部側又は下部側にエンジンルームが設けられ、運転席の右側にタンクルームが設けられている。タンクルームには作動油タンクやバッテリーが配置されていて、前記バッテリーは載置台を介して旋回台に取り付けられている。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、バッテリーを載置する載置台に仕切部を設けることで、エンジンルームとタンクルームとを簡単に仕切れると共に、バッテリーをタンクルーム内に簡単に配置できる低コストな旋回作業機を提供する。
即ち、本発明における課題解決のための技術的手段は、運転席の後方下部側にエンジンを配置するエンジンルームを設け、運転席の左右一方側に前記エンジンルームと連通するタンクルームを設け、このタンクルームに作動油タンクとバッテリーとを設けており、
前記タンクルーム内にバッテリーを載置する載置台を配置し、この載置台はバッテリーを載置する載置部と、この載置部から後方側に延設していてエンジンルームと前記タンクルームとの間を仕切る仕切部と、載置部と仕切部とから立設していて前記タンクルームの運転席側の側壁を形成する縦リブに取り付けられる取付部とを有している点にある。
前記仕切部は、載置部の後端側から延設して傾斜する傾斜部と、この傾斜部から立設する縦部とを備え、前記傾斜部と縦部とで載置部に載置されたバッテリーと仕切部との間に懐部を形成し、前記傾斜部にバッテリーに接続したハーネスをエンジンルームへ導くためのハーネス孔を形成している点にある。
前記タンクルームの上方側に当該タンクルームを開閉する上カバーを設けており、前記上カバーの後部側を前記懐部を覆う位置まで延設している点にある。
図7に示すように、本発明に係る旋回作業機1は、上部旋回体2と、下部走行体3とから構成されている。
下部走行体3は、トラックフレーム5の左右両側に備えたサイドフレームに、アイドラ6と駆動輪7と複数の転輪とを回転自在に支持すると共に、これらアイドラ6と駆動輪7と転輪とに亘ってクローラベルト9を巻き掛けて構成されている。また、下部走行体3の前部には、ドーザ10が配備されている。
作業装置12は、旋回台11に左右軸廻りに揺動自在に支持されたブーム14と、該ブーム14の先端部に左右軸廻りに揺動自在に連結されたアーム15と、該アーム15の先端部に左右軸廻りに揺動自在に連結されたバケット16とを備えている。
前記ブーム14は、旋回台11に支持された第1ブーム部材20と、該第1ブーム部材20の先端部に支持軸廻りに左右揺動自在に連結された第2ブーム部材21と、該第2ブーム部材21の支持軸廻りに左右揺動自在に連結された支持ブラケット22とを備えている。また、該支持ブラケット22にアーム15の基端部が連結されている。
図1,2,7に示すように、前記旋回台11は、下部走行体3に旋回自在に支持された旋回基板25を有しており、旋回基板25の右側(左右一端側)寄りには旋回台11の前後に延びる左右一対の縦リブ26L、26Rが設けられている。左右縦リブ26L、26R間には作業装置12を支持する支持体27が設けられている。
エンジンルーム30は、旋回基板25の後部に設けられたカウンタウエイト32と、旋回基板25の前側から左右側部に掛けて当該旋回基板25を覆う左右一対のサイドボンネット33と、旋回基板25の後部上方に配置されたフロントボンネット34とで当該旋回基板25を取り囲むことで構成されている。旋回台11の後部側にはエンジンルーム30の後方を開閉するリアボンネット35が設けられている。
エンジンルーム30内にはエンジン36が配置され、エンジン36の左右方向左側にはラジエータ37及びラジエータファン38が配置され、左右方向右側には油圧ポンプ39が配置されている。また、エンジン36の後部側にはリザーブタンク40,セディメンタ(ウォータセパレータ)41,燃料フィルタ42,エアクリーナ43,電磁ポンプ44(オルタネータ)が配置されている。
アーチ部材46は、エンジン36を前後に跨ぐように配置された第1アーチ50と、エンジン36の上方で左右に延びる前後一対の第2アーチ51F,51Rとを有している。第1アーチ50は略U字状に形成されており、その両端部は前後ブラケット52を介して旋回基板25に取りつけられている。
後側第2アーチ51Rは、旋回基板25上で右側から左側へと延びていて中途部で前側に屈曲している。後側第2アーチ51Rの右端は第1アーチ50の後部側に取りつけられ、左側はブラケット等を介して旋回基板25に取りつけられている。
バッテリー58はタンクルーム31内で後側に位置していて、作動油タンク57の後側上方に配置された載置台60に載置されている。
載置部61は板状の底板部65とこの底板部65の前後端部から起立する板状の前後板部66F,66Rとを備えたもので、底板部65にバッテリー58が載置され、固定具56の係合部材56aの先端を底板部65に係合することでバッテリー58が載置部61に固定される。
これにより、エンジンルーム30に流れる空気が仕切部62により遮断され、タンクルーム31内に配置されたバッテリー58へ流れ難くなる。言い換えれば、ラジエータファン38によって冷却空気がエンジン36の左側から右側へ向けて流れるが、エンジン36の左側を通過した空気はタンクルーム31内に入り難く、図1の矢印a方向に示すように、タンクルーム31の後側を通過して旋回台11の右側外方へ抜けやすくなる。
前記取付部63は、底板部65の左側(内側)から起立すると共に、第2起立部68bの前端から前方へ延設された板状のもので第2起立部68bと一体的に形成されている。この取付部63の左側壁部(内側壁部)は右側の縦リブ26Rにボルト等の締結具により着脱自在に取りつけられている。取付部63には、前記上カバー24を開閉自在に支持するリンク機構80が取りつけられている。
上カバー24を閉塞する閉じ位置にすると、リンク機構80の両リンク部材81、82が後側に倒れ、これによって上カバー24は、後部を前部よりも高位とする前下り姿勢にとなる。そして、前下がり姿勢から上カバー24を開き姿勢にすると、両リンク部材81、82が倒れた状態から起きあがると共に前リンク部材81の第1枢軸81aが後リンク部材82の第1枢軸82aよりも高位となり、これによって上カバー24は、前部を後部よりも高位とする前上がり姿勢にとなる。
さて、図6に示すように、ブームシリンダ17,アームシリンダ18,バケットシリンダ19,オフセットシリンダに油圧を供給する油圧ホース90が旋回台11の前部から作業装置12へ向けて複数本配設されている。各油圧ホース90は、旋回台11からブーム14の中途側まで配設される旋回側ホース91と、ブーム14の中途側から各シリンダ17,18,19まで配設される作業装置側ホース92とに分けられていて、ブーム14の中途部で旋回側ホース91と作業装置側ホース92とが接続具93を介して接続されるようになっている。
識別部材95は、各油圧ホース90のクランプする位置を示す位置指定の役割をしており、各油圧ホース90をクランプ具94にクランプする際に、各油圧ホース90の識別部材95の位置をクランプ具94の凹部94aに合わせることで、当該油圧ホース90を適度に撓ませた状態で位置固定することができる。
第1ブーム部材20の右側面には、ブームシリンダ17に油圧を供給する2本のブーム用油圧ホース90dが配設されており、ブーム用油圧ホース90dは第1ブーム部材90dの右側面に設けられたクランプ具97にクランプされている。ブーム用油圧ホース90dには、識別部材95が取り付けられており、識別部材95の位置をクランプ具97に合わせることで、ブーム用油圧ホース90dを撓みを持たせた状態で固定することができる。油圧ホース90の接続位置、即ち、各接続具93の位置は隣り合う接続具93に対して前後方向にずらされていて、隣り合う接続具93が左右方向に並列しないようにしている。
26 縦リブ
28 運転席
30 エンジンルーム
31 タンクルーム
36 エンジン
57 作動油タンク
58 バッテリー
60 載置台
61 載置部
62 仕切部
63 取付部
Claims (3)
- 運転席の後方下部側にエンジンを配置するエンジンルームを設け、運転席の左右一方側に前記エンジンルームと連通するタンクルームを設け、このタンクルームに作動油タンクとバッテリーとを設けており、
前記タンクルーム内にバッテリーを載置する載置台を配置し、この載置台はバッテリーを載置する載置部と、この載置部から後方側に延設していてエンジンルームと前記タンクルームとの間を仕切る仕切部と、載置部と仕切部とから立設していて前記タンクルームの運転席側の側壁を形成する縦リブに取り付けられる取付部とを有していることを特徴とする旋回作業機。 - 前記仕切部は、載置部の後端側から延設して傾斜する傾斜部と、この傾斜部から立設する縦部とを備え、前記傾斜部と縦部とで載置部に載置されたバッテリーと仕切部との間に懐部を形成し、前記傾斜部にバッテリーに接続したハーネスをエンジンルームへ導くためのハーネス孔を形成していることを特徴とする請求項1に記載の旋回作業機。
- 前記タンクルームの上方側に当該タンクルームを開閉する上カバーを設けており、前記上カバーの後部側を前記懐部を覆う位置まで延設していることを特徴とする請求項1又は2に記載の旋回作業機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006055416A JP4463221B2 (ja) | 2006-03-01 | 2006-03-01 | 旋回作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006055416A JP4463221B2 (ja) | 2006-03-01 | 2006-03-01 | 旋回作業機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007231636A true JP2007231636A (ja) | 2007-09-13 |
JP4463221B2 JP4463221B2 (ja) | 2010-05-19 |
Family
ID=38552500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006055416A Active JP4463221B2 (ja) | 2006-03-01 | 2006-03-01 | 旋回作業機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4463221B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009270266A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-19 | Caterpillar Japan Ltd | 作業機械 |
JP2011140820A (ja) * | 2010-01-08 | 2011-07-21 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 建設機械 |
JP2015186938A (ja) * | 2014-03-26 | 2015-10-29 | 株式会社クボタ | 作業機 |
WO2017154188A1 (ja) * | 2016-03-10 | 2017-09-14 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
US11667343B2 (en) | 2016-12-13 | 2023-06-06 | Boston Dynamics, Inc. | Whole body manipulation on a legged robot using dynamic balance |
-
2006
- 2006-03-01 JP JP2006055416A patent/JP4463221B2/ja active Active
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009270266A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-19 | Caterpillar Japan Ltd | 作業機械 |
JP2011140820A (ja) * | 2010-01-08 | 2011-07-21 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 建設機械 |
JP2015186938A (ja) * | 2014-03-26 | 2015-10-29 | 株式会社クボタ | 作業機 |
WO2017154188A1 (ja) * | 2016-03-10 | 2017-09-14 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
US10640949B2 (en) | 2016-03-10 | 2020-05-05 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Construction machine |
US11667343B2 (en) | 2016-12-13 | 2023-06-06 | Boston Dynamics, Inc. | Whole body manipulation on a legged robot using dynamic balance |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4463221B2 (ja) | 2010-05-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4995906B2 (ja) | 建設機械 | |
KR20090094257A (ko) | 건설기계 | |
JP4463221B2 (ja) | 旋回作業機 | |
JP2009243119A (ja) | 作業機の上部構造 | |
KR20140145555A (ko) | 시트 스탠드 및 이것을 구비한 작업 기계 | |
JP5387665B2 (ja) | 作業機械 | |
JP5254821B2 (ja) | 旋回作業機 | |
JP2016069864A (ja) | 建設機械のインテリア配設構造 | |
KR101709365B1 (ko) | 건설 기계 | |
JPWO2014088033A1 (ja) | 建設機械 | |
JP5154393B2 (ja) | 旋回作業機の燃料タンク構造 | |
JP2007092278A (ja) | バックホーの上部構造 | |
JPH09296481A (ja) | 油圧ショベルにおける上部旋回体の機器取付構造 | |
JP2009085000A (ja) | 小旋回式掘削機用油圧配管固定装置 | |
JP5484917B2 (ja) | 建設機械 | |
JP3840528B2 (ja) | 旋回作業車 | |
JP3861175B2 (ja) | 旋回作業車の上部体構造 | |
JP6317684B2 (ja) | 油圧ショベル | |
JP3691767B2 (ja) | 旋回作業機のボンネット支持構造 | |
JP2012144947A (ja) | 建設機械 | |
JP6767270B2 (ja) | 作業用車両 | |
JP3693941B2 (ja) | 旋回作業機 | |
JP4583315B2 (ja) | 旋回作業機 | |
JP3863680B2 (ja) | 旋回作業車の作業機構造 | |
JP3955908B2 (ja) | 旋回作業車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080317 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100208 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100216 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100216 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4463221 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140226 Year of fee payment: 4 |