JP2007230603A - 把手付きボトル - Google Patents

把手付きボトル Download PDF

Info

Publication number
JP2007230603A
JP2007230603A JP2006054132A JP2006054132A JP2007230603A JP 2007230603 A JP2007230603 A JP 2007230603A JP 2006054132 A JP2006054132 A JP 2006054132A JP 2006054132 A JP2006054132 A JP 2006054132A JP 2007230603 A JP2007230603 A JP 2007230603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottle
handle
front wall
wall surface
handle member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006054132A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4948849B2 (ja
Inventor
Kazunori Hashimoto
和紀 橋本
Nobuo Yamanaka
伸夫 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2006054132A priority Critical patent/JP4948849B2/ja
Publication of JP2007230603A publication Critical patent/JP2007230603A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4948849B2 publication Critical patent/JP4948849B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/20Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor of articles having inserts or reinforcements ; Handling of inserts or reinforcements
    • B29C2049/2021Inserts characterised by the material or type
    • B29C2049/2034Attachments, e.g. hooks to hold or hang the blown article
    • B29C2049/2039Handles, e.g. handles or grips on bottles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/46Knobs or handles, push-buttons, grips
    • B29L2031/463Grips, handles

Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】 把手部材の形状を簡単なものにし、インサート成形により内容量が500ml以下のボトルの肩部に、把手を固着させるようにした把手付きボトルを提供すること。
【解決手段】 把手付き小容量ボトルとして、ボトルの容量が500ml以下のPET樹脂製のボトルであって、別途成形された把手部材をブロー金型の肩部形成部に装着し、加熱軟化させたプリフォームをブロー成形することにより、ボトルの肩部に把手部材をインサート成形したことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、把手付きボトル、特に、把手部材をインサート成形により一体成形した内容量が500ml以下のPET樹脂製ボトルに関するものである。
容器の持ち運びを簡単にするため、把手を具えた把手付きボトルとして、把手部材を別体で成形し、インサート成形によりボトルの一部に固着させた把手付きボトルは、従来より知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平6−335958号 特開平7−80921号
上記特許文献1、2記載の把手付きボトルは、いずれも大型のボトルであって、把手はボトルの胴部にインサート成形されるようにしている。
しかしながら、500ml以下の小容量のボトルでは、従来のように把手を胴部に取り付けた場合、把手がかえってボトルの持ち運びや取扱いの妨げとなり、美観を損なうことにもなった。
小容量のボトルの場合には、ボトル自体を手で掴むことだけで充分であるので、ボトル自体に把手を付けることまで考えなかった。
また、ボトルの持ち運び、使い勝手をよくするため、小容量のボトルの首部にひも等を巻き付けたり、ボトル自体を袋等で包み込んだり、ひも等を引っ掛けて使用するということも考えらてはいるが、ボトルに、ひも等を装着するための作業が必要となっていた。
本発明は、上記の事情を考え、把手部材の形状を簡単なものにし、インサート成形により内容量が500ml以下のボトルの肩部に、把手を固着させるようにした把手付きボトルを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、把手付き小容量ボトルとして、ボトルの容量が500ml以下のPET樹脂製のボトルであって、別途成形された把手部材をブロー金型の肩部形成部に装着し、加熱軟化させたプリフォームをブロー成形することにより、ボトルの肩部に把手部材をインサート成形したことを特徴とする構成を採用する。
把手部材の1実施例として、把手部材が、表壁面と、表壁面の表側上部に連設される上壁と、上壁の外側縁下面からヒンジを介して連設され、中央に把手孔が穿設されている把手壁と、表壁面の裏側に連設された係合部とからなり、係合部は、表壁面の裏面に連設される基部と、基部から上下および両側面に突出するように配設された突部とを具えていることを特徴とする構成を採用する。
把手部材の他の実施例として、把手部材が、中央部上方を垂直面とし、その下方を傾斜湾曲面とし、その他の表面をボトルの肩部とほぼ面一になるように形成された表壁面と、表壁面の中央上端から延びる水平部と表壁面の中央下端から立設された垂直部とを連設させてなる把手とからなり、表壁面裏面の上端、下端、および側面には、ボトル内方に突出する突部が配設されており、前記垂直面下端には、下方に突出する突条が形成されていることを特徴とする構成を採用する。
把手部材の他の実施例として、把手部材の把手が、水平部と垂直部とからなる把手に替え、表壁面の中央上端から延びる把手杆と、該把手杆先端から垂設された引っ掛け部とからなることを特徴とする構成を採用する。
把手部材の他の実施例として、ボトル角部の横断面が、角形のボトルであって、把手部材が、垂直面と水平面とを具えた表壁面と、表壁面の上端と下端部とを結んで、ボトル肩部と面一の表面を有する把手とからなり、把手の上端と下端からボトル内方に突出する突出部を設けたことを特徴とする構成を採用する。
把手部材の他の実施例として、把手部材が、ボトルの成形後にボトルの肩部から突出する把手部と、把手部のボトル側端に連設された係合部とからなり、把手部には、首部とヘッド部が設けられ、係合部の基部に係合凹条が設けられていることを特徴とする構成を採用する。
把手部材の他の実施例として、把手部材が、表面がボトルの成形後にボトルの肩部の表面と面一となるように形成された表壁面と、表壁面裏面に連設された係合部とからなり、表壁面は、係合部を裏面に連接した中央壁面と、中央壁面の左右側縁にヒンジを介して連設され、所定の位置に把手孔が穿設された把手壁とを具えていることを特徴とする構成を採用する。
本発明の把手付きボトルは、容量が500ml以下のPETボトルの肩部に把手をインサート成形することによって取着するようにしたので、胴部のパネル面の形状を変更することがなく、ボトルの持ち運び、使い勝手がよくなった。
次に、本発明の把手付きボトルについて、実施例をあげ、図面を参照して説明する。
図1において、AはPET樹脂により延伸ブロー成形され、内容量が500ml以下のボトル、BはボトルAの肩部の一部にインサート成形により一体成形される把手部材、CはボトルAの肩部の一部に把手部材Bをインサート成形することにより形成される係合凹部である。
ボトルAは、口部1と肩部2、胴部3と底部とからなっている。
肩部2と胴部3の境には、横リブ4が設けられている。
把手部材Bは、図1〜3に示すように、表壁面5と、表壁面5の表側上部に連設される上壁6と、上壁6の外側縁下面からヒンジ7を介して連設される把手壁8と、表壁面5の裏側に連設され、係合凹部Cに係合する係合部9とからなっている。
把手壁8の所定の位置には、把手孔10が穿設されている。
係合部9は、表壁面5の裏面に連設される基部11と、基部11の上下、および両側面から突出するように配設された複数の突部12とからなっている。
係合凹部Cは、成形した把手部材BをボトルAのブロー金型横リブ4面より上の肩部成形部に装着し、加熱軟化させたボトルAのプリフォームをブロー成形することにより、把手部材Bの表壁面5裏面に、プリフォームが接合するとともに、突部12の裏面にボトルAの樹脂が回り込み、図1、3に示すように、ボトルAの肩部2の一部に、係合部9の外面と係合する係合凹部Cが形成される。
その際、係合凹部Cには、把手部材Bの係合部9に複数配設された突部12の表面側に係合する凸部13がボトルAの樹脂が回り込みにより複数形成される。
次に、本実施例の把手付きボトルの作用効果について説明する。
本実施例の把手付きボトルは、ボトルAに把手部材Bをインサート成形により一体化して成形するので強固に固着することができ、ボトルとしての美観を損なうことがない。
また、把手部材Bの係合部9の基部11の上下および両側面に、突部12を複数配設したので、ボトル成形時に、把手部材Bを、係合凹部Cに形成される凸部13との係合により、ボトルAに強固に固着することができる。
把手部材Bの上壁6に、把手壁8をヒンジ7を介して連接しているため、把手壁8をボトルAに対して上下に向きを変えることができ、手指等で把手壁8を摘んだり、把手孔10に手指等を引っ掛けることが簡単にでき、ボトルの持ち運びに便利である。
さらに、把手部材Bは、手指等で把手壁8を摘んだり、把手孔10に引っ掛けることができればよいので、大きさを小さくすることができ、内容量が少なく小さいボトルにも、ボトルAに把手部材Bをインサート成形により一体化して強固に固着することができる。
本発明の把手付きボトルは、ボトルAに把手部材Bをインサート成形により一体化して強固に固着することができればよいので、ボトルの形状は円形、四角形、多角形を問わずどんな形状でもよい。
また、実施例では、表壁面5裏面の基部を板状体としたが、表壁面から先端に係止部を設けた突出片を配設するようにしてもよい。
また、把手部材Bの係合部9の基部11の上下および両側面に、突部12を複数配設したので、ボトル成形時に、把手部材Bを、係合凹部Cに形成される凸部13との係合により、ボトルAに強固に固着することができる。
次に、把手部材、およびそれに伴う係合凹部の形状を変えた第2実施例について説明する。
本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示し、詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図4において、Aはボトル、BaはボトルAの肩部2にインサート成形により一体成形される把手部材、CaはボトルAの肩部2の一部に把手部材Baをインサート成形することにより形成される係合凹部である。
把手部材Baは、図4、5に示すように、中央部が、垂直面20と傾斜湾曲面21とからなり、その他の表面がボトルの肩部2の表面とほぼ面一になるように形成された表壁面22と、表壁面22表面の中央上端から突設された水平部23と、下端から立設された垂直部24とからなる把手25とを具えており、把手25と表壁面22との間は、把手孔26となっている。
表壁面22には、裏面の上端、下端、および、側面の上下にボトル内方に突出する突部27a、27b、27cが配設されており、中央の垂直面20の下端から下方に突出する突条28が垂設されている。
係合凹部Caは、成形した把手部材BaをボトルAのブロー金型の肩部形成部に装着し、加熱軟化させたボトルAのプリフォームをブロー成形することにより、プリフォームが、把手部材Baの表壁面22の裏面、および各突部27a、27b、27cの表面と側面、突条28と傾斜湾曲面21との間に、ボトルAの樹脂が回り込み、図4に示すように、ボトルAの肩部2の一部に係合凹部Caが形成される。
その際、突条28の表面側に係合する凸部30が、ボトルAに形成される。
次に、本実施例の把手付きボトルの作用効果について説明する。
本実施例の把手付きボトルでは、把手部材Baの表壁面22の裏面の突部27と、ボトルA成形時に形成される係合凹部Ca、および凸部30との係合により、把手部材BaをボトルAにより強固に固着することができる。
また、手指等で把手部材Baの把手孔26を摘んだり、把手孔26にフックを引っ掛けることが簡単にでき、ボトルの持ち運びに便利である。
その他の作用効果は、実施例1と同じである。
次に、第2実施例の把手部材の形状を変えた第3実施例について説明する。
本実施例の第2実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示し、詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図6において、Aはボトル、BbはボトルAの把手部材である。
把手部材Bbは、図6、7に示すように、前記第2実施例と同様に、中央に垂直面35と傾斜湾曲面36とを具えた表壁面37と、表壁面37の中央上端から外方に突出して先端を下方に折曲げ、引っ掛け部38を形成した把手杆39とからなっている。
表壁面37の裏面には、前記実施例と同一の突起40a、40b、40cと、突条41が形成されている。
次に、本実施例の把手付きボトルの作用効果について説明する。
本実施例の把手付きボトルでは、手指等で把手部材Bbの把手杆39を摘んだり、引っ掛け部38に引っ掛けることで、ボトルの持ち運びに便利である。
また、手指等をボトルに引っ掛けるのに、第2実施例の把手孔ではなく、引っ掛け部38に引っ掛ければよいので、把手部材Bbの大きさが小さいものでも手指等を引っ掛けることができる。
その他の作用効果は、実施例2と同じである。
次に、ボトルが角形ボトルである実施例について説明する。
図8、9に示すように、ボトルAaは、肩部2a、胴部3aの横断面を四角形とした角形ボトルであり、Bcは把手部材である。
把手部材Bcは、ボトルAaの肩部2aの角部に配設するようにしたものである。
把手部材Bcは、垂直面45と水平面46とからなる表壁面47と、表壁面47の中央部の上端と下突出端部とを結ぶとともに、ボトル肩部2aの角部との面一の表面を有する把手48となっている。
把手48の上端から下方に延びる突出部49が垂設されており、把手48の下端から内方に延びる突出部50が突設されている。
垂直面45と水平面46は、その交差点から下方、および内方に延びる突出部51、52が突設されている。
把手部材Bcのインサート形成にあたっては、把手部材Bcをブロー金型の肩部形成部に、肩部2aの角部に把手48が一致するように装着し、ボトルのプリフォームをブロー成形することによって一体化される。
その際、プリフォームの樹脂は、垂直面45と水平面46の裏面、各突出部の側面と接合するとともに、突出部49と垂直面45との間、突出部50と水平面46との間にも回り込み、ボトルAaと把手部材Bcとの結合を強化する。
その他、前記各実施例と同様の作用効果を得ることができる。
次に、把手部材の形状を変えた第5実施例について説明する。
本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示し、詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図10において、Aはボトル、BdはボトルAの肩部にインサートされる把手部材、CdはボトルAの肩部に形成される係合凹部である。
把手部材Bdは、図10、11に示すように、ボトルAの肩部2から突出する把手部55と、把手部55のボトルA側端に連設され、ボトルAの係合凹部Cdに係合する係合部56とからなっている。
把手部55の内側には、基部57と、縮径された首部58が設けられ、端側には拡径されたヘッド部59が形成されている。
係合部56には、基部57に接して、縮径された係合凹条60が形成されている。
係合凹部Cdは、把手部材BdをボトルAのブロー金型の肩部成形部に装着し、ボトルAのプリフォームをブロー成形することにより、把手部55のボトルA側端面、および係合部56の外周の形にボトルAの樹脂が回り込み、図10に示すように、ボトルAの肩部2の一部に係合凹部Cdが形成される。
その際、係合凹部Cdの開口側には、把手部材Bdの係合部56の係合凹条60に係合する係合突条61が、ボトルAの樹脂が回り込んで形成される。
次に、本実施例の把手付きボトルの作用効果について説明する。
本実施例の把手付きボトルでは、把手部材Bdの係合部56の外周に係合凹部CdがボトルA成形時に回り込むように形成され、把手部材BdをボトルAに強固に固着することができる。
また、手指等で把手部材Bdの把手部55を摘んだり、把手部55の首部58に引っ掛けることが簡単にでき、ボトルの持ち運びに便利である。
その他の作用効果は、実施例1と同じである。
次に、ボトルと把手部材の形状を変えた第6実施例について説明する。
本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示し、詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図12〜14において、Aaは肩部の横断面が角形のボトル、Beは把手部材、CeはボトルAaの肩部の一部に形成される係合凹部である。
把手部材Beは、図12、13に示すように、表面が、ボトルの成形後にボトルAaの肩部2aの表面と面一となるように形成された表壁面70と、表壁面70裏面に連設され、ボトルAの係合凹部Ceに係合する係合部71とからなっている。
表壁面70は、中央壁面72と、中央壁面72の左右側縁にヒンジ73a、73bを介して連設される把手壁74a、74bとからなっており、把手壁74a、74bの所定の位置には、把手孔75a、75bが穿設されている。
係合部71は、表壁面70の中央壁面72の裏面に連設され、中央壁面72側には縮径された係合凹条76が形成されている。
係合凹部Ceは、把手部材BeをボトルAaのブロー金型の肩部形成部の角部に、中央壁面72が合致するようにセットし、加熱軟化させたボトルAaのプリフォームをブロー成形することにより、把手部材Beの表壁面70下面、および係合部71の外周の形にボトルAaの樹脂が回り込み、図12に示すように、ボトルAaの肩部2aの一部に係合凹部Ceが形成される。
その際、係合凹部Ceの中央に、把手部材Beの係合部71に係合する凹部が形成され、その開口部側には、係合凹条76に係合する係合突条77が、ボトルAaの樹脂が回り込みにより形成される。
次に、本実施例の把手付きボトルの作用効果について説明する。
本実施例の把手付きボトルでは、把手部材Beの係合部71の外周に係合凹部Ceの凹部成形時に回り込むように形成され、把手部材BeをボトルAaに強固に固着することができる。
また、図14に示すように、把手部材Beの把手壁74a、74bをヒンジ73a、73bを介して中央壁面72側に折り曲げることにより、手指等で把手部材Beの把手壁74a、74bを外側から摘んだり、把手壁74a、74bの把手孔75a、75bに手指等を引っ掛けることが簡単にでき、ボトルの持ち運びに便利である。
さらに、把手部材Beを使用しないときには、把手部材Beの表面がボトルAaの肩部2aと面一とすることができるので美観を損ねることがない。
その他の作用効果は、実施例1と同じである。
上記各実施例の把手部材は、手指等を引っ掛けることができるので、ストラップや首掛け等を引っ掛けて結ぶことにより、ボトルの持ち運びがさらに便利にすることができ、さらに、ストラップや首掛け等をフック等に引っ掛ける等によりボトルを所定の場所に引っ掛けておくことができる。
本発明の把手付きボトルは、把手部材の構造を簡単で小さいものにすることができ、内容量が500ml以下のPET樹脂により成形されるボトルの成形時に、把手部材をインサート成形することにより一体成形させることで、把手部材をボトルの肩部の一部に固着することができる。
また、どのような形のボトルにも、把手部材を一体成形し、持ち運び、または引っ掛けることが簡単にできるので、飲料品、食料品、香料、薬品の容器として、広く利用することができる。
本発明の第1実施例の把手付ボトルの立面図である。 把手部材の斜視図である。 ボトル肩部の説明図で、(a)は上面図、(b)は断面立面図である。 第2実施例の把手付ボトルの断面立面図である。 把手部材の断面立面図である。 第3実施例の把手付ボトルの断面立面図である。 把手部材の断面立面図である。 第4実施例の把手付ボトルの説明図で、(a)は上面図、(b)は立面図である。 把手部材の断面立面図である。 第5実施例の把手付ボトルの立面図である。 把手部材の断面立面図である。 第6実施例の把手付ボトルの説明図で、(a)は上面図、(b)は立面図である。 図12のA−A線における切断面図である。 図13における把手部材の使用時の説明図である。
符号の説明
A、Aa ボトル
B、Ba、Bb、Bc、Bd、Be キャップ
C、Ca、Cd、Ce 収納容器
1 口部
2、2a 肩部
3 胴部
4 横リブ
5、22、37、47、70 表壁面
6 上壁
7、73a,b ヒンジ
8、74a,b 把手壁
9、56、71 係合部
10、26、75a,b 把手孔
11、57 基部
12、27a,b,c 突部
13、30 凸部
20、35、45 垂直面
21、36 傾斜湾曲面
23 水平部
24 垂直部
25 把手
28、41 突条
38 引っ掛け部
39 把手杆
40 突起
46 水平面
48 把手
49、50、51、52 突出部
55 把手部
58 首部
59 ヘッド部
60、76 係合凹部
61、77 係合突条
72 中央壁面

Claims (7)

  1. ボトルの容量が500ml以下のPET樹脂製のボトルであって、
    別途成形された把手部材をブロー金型の肩部形成部に装着し、加熱軟化させたプリフォームをブロー成形することにより、ボトルの肩部に把手部材をインサート成形したことを特徴とする把手付き小容量ボトル。
  2. 把手部材が、表壁面と、表壁面の表側上部に連設される上壁と、上壁の外側縁下面からヒンジを介して連設され、中央に把手孔が穿設されている把手壁と、表壁面の裏側に連設された係合部とからなり、
    係合部は、表壁面の裏面に連設される基部と、基部から上下および両側面に突出するように配設された突部とを具えていることを特徴とする請求項1記載の把手付きボトル。
  3. 把手部材が、中央部上方を垂直面とし、その下方を傾斜湾曲面とし、その他の表面をボトルの肩部とほぼ面一になるように形成された表壁面と、表壁面の中央上端から延びる水平部と表壁面の中央下端から立設された垂直部とを連設させてなる把手とからなり、
    表壁面裏面の上端、下端、および側面には、ボトル内方に突出する突部が配設されており、
    前記垂直面下端には、下方に突出する突条が形成されていることを特徴とする請求項1記載の把手付きボトル。
  4. 把手部材の把手が、水平部と垂直部とからなる把手に替え、表壁面の中央上端から延びる把手杆と、該把手杆先端から垂設された引っ掛け部とからなることを特徴とする請求項3記載の把手付きボトル。
  5. ボトル角部の横断面が、角形のボトルであって、
    把手部材が、垂直面と水平面とを具えた表壁面と、表壁面の上端と下端部とを結んで、ボトル肩部と面一の表面を有する把手とからなり、
    把手の上端と下端からボトル内方に突出する突出部を設けたことを特徴とする請求項1記載の把手付きボトル。
  6. 把手部材が、ボトルの成形後にボトルの肩部から突出する把手部と、把手部のボトル側端に連設された係合部とからなり、
    把手部には、首部とヘッド部が設けられ、係合部の基部に係合凹条が設けられていることを特徴とする請求項1記載の把手付きボトル。
  7. 把手部材が、表面がボトルの成形後にボトルの肩部の表面と面一となるように形成された表壁面と、表壁面裏面に連設された係合部とからなり、
    表壁面は、係合部を裏面に連接した中央壁面と、中央壁面の左右側縁にヒンジを介して連設され、所定の位置に把手孔が穿設された把手壁とを具えていることを特徴とする請求項1記載の把手付きボトル。
JP2006054132A 2006-02-28 2006-02-28 把手付きボトル Expired - Fee Related JP4948849B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006054132A JP4948849B2 (ja) 2006-02-28 2006-02-28 把手付きボトル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006054132A JP4948849B2 (ja) 2006-02-28 2006-02-28 把手付きボトル

Related Child Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011156728A Division JP4949533B2 (ja) 2011-07-15 2011-07-15 把手付きボトル
JP2011156726A Division JP4949532B2 (ja) 2011-07-15 2011-07-15 把手付きボトル
JP2011156721A Division JP4949531B2 (ja) 2011-07-15 2011-07-15 把手付きボトル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007230603A true JP2007230603A (ja) 2007-09-13
JP4948849B2 JP4948849B2 (ja) 2012-06-06

Family

ID=38551590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006054132A Expired - Fee Related JP4948849B2 (ja) 2006-02-28 2006-02-28 把手付きボトル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4948849B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010274967A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Yoshino Kogyosho Co Ltd 合成樹脂製二軸延伸ブロー成形ボトルの把手及び、それを備える合成樹脂製二軸延伸ブロー成形ボトル
US11655071B2 (en) 2017-01-18 2023-05-23 Dethapak Innovation B.V. Container having a container body and a handle anchored thereto and method for manufacturing such a container

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6021435U (ja) * 1983-07-20 1985-02-14 株式会社吉野工業所 合成樹脂製樽状容器
JPS6052227U (ja) * 1983-09-17 1985-04-12 有限会社 東栄工芸 箱その他の吊下用板製フツク
JPS6159530U (ja) * 1984-09-21 1986-04-22
JPS633937U (ja) * 1986-06-25 1988-01-12
JPS6411942U (ja) * 1987-07-13 1989-01-23
JPH06144446A (ja) * 1992-11-04 1994-05-24 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 取手付ボトル
JPH06198717A (ja) * 1992-12-29 1994-07-19 Nissei Asb Mach Co Ltd 把手付き合成樹脂製容器の成形方法およびその容器
JP2000190945A (ja) * 1998-12-24 2000-07-11 Toppan Printing Co Ltd 把手付断熱カップ
JP2002193266A (ja) * 2000-12-28 2002-07-10 Yoshino Kogyosho Co Ltd 合成樹脂製容器
JP2002193260A (ja) * 2000-12-22 2002-07-10 Fuji Seiko Kk ペットボトル保持クリップ
JP2002347772A (ja) * 2001-05-30 2002-12-04 Yoshiteru Chiba 簡易取手
JP2003072866A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Yoshino Kogyosho Co Ltd ウェットティッシュケース
JP2006016037A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Yoshino Kogyosho Co Ltd 把手付き合成樹脂壜

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6021435U (ja) * 1983-07-20 1985-02-14 株式会社吉野工業所 合成樹脂製樽状容器
JPS6052227U (ja) * 1983-09-17 1985-04-12 有限会社 東栄工芸 箱その他の吊下用板製フツク
JPS6159530U (ja) * 1984-09-21 1986-04-22
JPS633937U (ja) * 1986-06-25 1988-01-12
JPS6411942U (ja) * 1987-07-13 1989-01-23
JPH06144446A (ja) * 1992-11-04 1994-05-24 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 取手付ボトル
JPH06198717A (ja) * 1992-12-29 1994-07-19 Nissei Asb Mach Co Ltd 把手付き合成樹脂製容器の成形方法およびその容器
JP2000190945A (ja) * 1998-12-24 2000-07-11 Toppan Printing Co Ltd 把手付断熱カップ
JP2002193260A (ja) * 2000-12-22 2002-07-10 Fuji Seiko Kk ペットボトル保持クリップ
JP2002193266A (ja) * 2000-12-28 2002-07-10 Yoshino Kogyosho Co Ltd 合成樹脂製容器
JP2002347772A (ja) * 2001-05-30 2002-12-04 Yoshiteru Chiba 簡易取手
JP2003072866A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Yoshino Kogyosho Co Ltd ウェットティッシュケース
JP2006016037A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Yoshino Kogyosho Co Ltd 把手付き合成樹脂壜

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010274967A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Yoshino Kogyosho Co Ltd 合成樹脂製二軸延伸ブロー成形ボトルの把手及び、それを備える合成樹脂製二軸延伸ブロー成形ボトル
US11655071B2 (en) 2017-01-18 2023-05-23 Dethapak Innovation B.V. Container having a container body and a handle anchored thereto and method for manufacturing such a container

Also Published As

Publication number Publication date
JP4948849B2 (ja) 2012-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD456714S1 (en) Bottle
US20070045223A1 (en) Container with grip
JP2009096511A (ja) プラスチックボトル
MXPA05002660A (es) Botella de bebidas con compartimiento inferior desmontable y metodos para usar la misma.
US20070289939A1 (en) Plastic container with separately formed handle
JP2007230603A (ja) 把手付きボトル
US20090095703A1 (en) Bottle-shaped container having integral channel
JP4949531B2 (ja) 把手付きボトル
JP4949532B2 (ja) 把手付きボトル
JP4762674B2 (ja) 合成樹脂製ボトル型容器
JP5191770B2 (ja) 合成樹脂製ブロー容器
JP2008037505A (ja) 取っ手を備えた広口pet容器
JP2011105323A (ja) ボトル型容器
JP5618523B2 (ja) ボトル型容器
JP5250327B2 (ja) 二軸延伸ブロー成形容器
JP5938817B2 (ja) 合成樹脂製ボトルの成形方法と合成樹脂製ボトル
JP4949533B2 (ja) 把手付きボトル
JPS6119072Y2 (ja)
JP4117638B2 (ja) チューブ容器一次成形品およびチューブ容器
JP2009202907A (ja) ピンチグリップ式ボトル型容器
JP4877549B2 (ja) ピンチグリップ式ボトル型容器
KR101410913B1 (ko) 페트 용기 손잡이 구조
JP4045541B2 (ja) 把手付き合成樹脂製壜体
JP5284696B2 (ja) 合成樹脂製ブローボトル
JPH10258842A (ja) 把手付プラスチックボトル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110517

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110715

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120306

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120307

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees