JP2002347772A - 簡易取手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 歩行時等において、ペットボトル単体での持
ち運びをし易くすることのできる手段を提供する。 【解決手段】 ペットボトル６の蓋１０の部分に簡易取
手１が取り付けられ、簡易取手１の握持部２に形成され
た穴２ａに指を勘入し、ペットボトル６を持ち運ぶこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ペットボトル等の
容器に使用する簡易取手に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、若者の間でペットボトルを持ち歩
き、水筒代わりに使用することが流行している。この場
合、ペットボトルは手に持つか、又はバックやナップサ
ック等に入れて持ち歩いている。特に、ペットボトルを
手で持つ場合、一般的にはペットボトルの胴体部分を持
ち、又中身の温度変化等を考慮してペットボトルの口の
部分を持つ。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水筒代
わりにペットボトルを利用する場合、バックやナップサ
ック等に入れて持ち歩くことは不便である。一方、ペッ
トボトルを手で持つ場合、上記のようにペットボトルの
胴体部分や口の部分を持つことは、持ちにくく、持ち運
びに不便である。また、上記のことは、ペットボトル以
外の他の容器についても言えることである。

【０００４】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、歩行時等においてペットボトルなどの容器を持
ち歩く際、持ち運び易い簡易取手を提供することを目的
とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記課題は、請求項１記
載の本発明によれば、切込み部と、該切込み部に勘入す
る勘入部とを有する簡易取手であり、該簡易取手を容器
の口部に環装し、前記切込み部に勘入部を勘入すること
によって前記容器に取り付け、前記簡易取手の握持部に
指を入れることによって前記容器の持ち運びを行う簡易
取手を提供することで達成できる。

【０００６】また、請求項２の記載は、請求項１の記載
において、前記容器はペットボトルである。また、請求
項３の記載は、請求項１の記載において、前記簡易取手
には広告表示が行われている。

【０００７】さらに、請求項４の記載は、請求項１の記
載において、前記簡易取手には宣伝広告用のタグが取り
付けられる。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図１は、本発明に係わる簡
易取手を示す平面図である。同図に示すように、簡易取
手１は握持部２と取付部３で構成され、握持部２は後述
するように穴２ａが形成されている。この握持部２はペ
ットボトルに取り付けられた簡易取手１を持つ部分であ
り、取付部３は簡易取手１をペットボトルに取り付ける
部分である。

【０００９】また、簡易取手１は、例えば樹脂等で構成
され、取付部３には切込み４が形成されている。尚、簡
易取手１単品の状態では上記切込み４の中に取付部３の
先端部５が勘入していない。

【００１０】また、簡易取手１には広告を取り付ける穴
１’が形成されている。図２は上記構成の簡易取手１を
ペットボトル６に取り付けた状態を示す図である。尚、
ペットボトル６は、例えば300ml 用、250ml 用等の小型
のペットボトルである。

【００１１】同図に示す通り、ペットボトル６の口部７
には、上記簡易取手１が環装される。このとき、前述の
切込み４には取付部３の先端部５が勘入し、その断面は
図３に示す状態である。すなわち、切込み４の一方４ａ
と他方４ｂ間に先端部５を勘入させ、同図に示す状態と
する。

【００１２】この状態において、簡易取手１の握持部２
の穴２ａに指を入れ、上方に引っ張るとペットボトル６
も引っ張られ、前述の切込み部では図３に矢印で示す方
向に力が働く。すなわち、図３に示す矢印方向に力が働
き、切込み４の一方４ａ、他方４ｂ間に取付部３（先端
部５）を挟み込む力が働く。このため、簡易取手１は切
込み部で固定され、図４に示すように簡易取手１を引き
上げると取付部３がペットボトル６の先端の蓋１０の部
分で固定される。したがって、簡易取手１の握持部２を
持ってペットボトル６を持ち運びすることができる。

【００１３】このように構成することにより、従来のよ
うにペットボトル６の胴体部分や口の部分を手で持つ必
要はなく、ペットボトル６を持ち歩くことができる。ま
た、バックやナップサック等に入れて持ち運ぶ場合に比
べて、簡単にペットボトル６の飲料水を飲むことができ
る。

【００１４】尚、図１に示すように握持部２に広告媒体
１２が表示される構成としてもよい。例えば、清涼飲料
水の製造会社の広告や、行楽地等の広告等を表示する横
成としてもよい。

【００１５】また、簡易取手１にタグを取り付ける構成
としてもよい。以上のように構成することにより、ペッ
トボトル単体での持ち運びが容易になり、広告媒体やタ
グを取り付けることによって、更に広告宣伝媒体として
の機能も発揮できる。

【００１６】尚、ペットボトルに限らず容器であれば本
例の簡易取手を適用することが可能である。

【００１７】

【発明の効果】以上説明したように、本発明の簡易取手
は、ペットボトル等の容器に取り付けることにより、持
ち運びを容易にすることができる。

【００１８】また、広告入りの簡易取手等を販売するこ
とによって、宣伝広告機能を発揮することもできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る簡易取手を示す平面図である。

【図２】本発明に係る簡易取手をペットボトルに取り付
けた状態を示す図である。

【図３】切込み部の状態を説明する図である。

【図４】本発明に係る簡易取手をペットボトルに取り付
け、引き上げた状態を示す図である。

【符号の説明】

1 簡易取手 1 ’ 穴 2 握持部 ２ａ 穴 3 取付部 4 切込み ４ａ 一方 ４ｂ 他方 5 先端部 6 ペットボトル 7 口部 １０ 蓋 １２ 広告媒体

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 切込み部と、該切込み部に勘入する勘入
   部とを有する簡易取手であり、 該簡易取手を容器の口部に環装し、前記切込み部に勘入
   部を勘入することによつて前記簡易取手を前記容器に取
   り付け、前記簡易取手の握持部に指を入れることによっ
   て前記容器の持ち運びを行うことを特徴とする簡易取
   手。
2. 【請求項２】 前記容器はペットボトルであることを特
   徴とする請求項１記載の簡易取手。
3. 【請求項３】 前記簡易取手には広告表示が行われてい
   ることを特徴とする請求項１記載の簡易取手。
4. 【請求項４】 前記簡易取手には宣伝広告用のタグが取
   り付けられていることを特徴とする請求項１記載の簡易
   取手。
5. 【請求項５】 前記簡易取手には広告を取り付けられる
   穴が開いていることを特徴とする請求項１記載の簡易取
   手。