JP2002193266A - 合成樹脂製容器 - Google Patents
合成樹脂製容器Info
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Abstract
吊り下げ保持以外の保持機能部として機能できるように
することにより、容器体を安全にかつ便利にそして好ま
しい状態で使用することができるようにする。 【解決手段】 容器体1の後側上端に、係止孔14を有
するセット板13を一体に設け、このセット板13の上
端縁にヒンジ20を介して保持板16を連設し、保持板
16に、先端部に窓孔17を開設し、係止孔14に嵌入
係止する係止突片18を突設し、先端部に容器体1との
間隙を小さくする挟持部19を形成して構成し、容器体
1を吊り下げ保持する保持板16を、セット板13に重
ねて係止固定することにより、容器体1との間にクリッ
プ機能部を形成する。
Description
と、挟み付け保持状態とを、簡単に切り替え利用可能と
した合成樹脂製容器に関するものである。
すべく、容器体に吊り下げ機能部分を一体的に設けた容
器が知られており、この種の容器の代表的なものとし
て、特開平10−291541号公報に開示されたもの
が知られている。
体の底面に、回動可能に吊り具を取付け固定し、この吊
り具を起立させて、容器本体を逆立状に吊り下げ保持
し、吊り具の非使用時は、吊り具を容器本体の底面に倒
伏させて格納状態とし、容器本体を平面上に起立載置で
きるようにしている。
た従来技術にあっては、容器本体に取付けられた吊り具
は、この容器本体を吊り下げ保持するだけの機能しか発
揮せず、このため非使用時には邪魔となるので、容器本
体の表面凹部(具体的には、底面の凹部)に倒伏格納し
て、容器本体の起立安置に支障を与えないようにする必
要があり、非使用時に邪魔となって、取扱いが面倒とな
る、と云う問題があった。
通常の容器と同様に、平面上に起立姿勢で載置され、そ
の姿勢を自己保持するだけであるので、姿勢保持が必ず
しも充分ではなく、特に車両内に載置する場合には、容
器本体を保持するための専用の保持機能部を必要とす
る、と云う問題があった。
適当でない場合には、通常の容器と同様に、片手に持つ
か、バック等に収納しなければならず、便利で好ましい
携帯状態を得ることができない、と云う問題があった。
ける問題点を解消すべく創案されたもので、容器体に設
けられた吊り下げ保持機能部を、吊り下げ保持以外の保
持機能部として機能できるようにすることを技術的課題
とし、もって容器体を安全にかつ便利に使用することが
できるようにすることを目的とする。
る本発明の内、請求項1記載の発明の手段は、容器体の
後側上端部に、この容器体との間に隙間を形成して、係
止孔を開設したセット板を一体に設けること、このセッ
ト板の上端縁にヒンジを介して保持板を連設すること、
この保持板に、延出先端部に窓孔を開設し、またセット
板に重なった状態で、セット板の係止孔に嵌入係止する
係止突片を突設し、さらに延出先端部に、セット板に重
なった状態で、容器体との間隙を小さくする挟持部を形
成すること、にある。
の上端縁に、ヒンジを介して連設されたものであるの
で、この保持板を持って容器体を吊り下げ保持すること
が可能であり、それゆえ容器体を、保持板の窓孔を店頭
の吊り下げフックに引っ掛けて吊り下げ陳列することが
できる。
ット板に重ねて、その係止突片をセット板の係止孔に強
固に嵌合係止させることにより、保持板は、その延出先
端部に形成した挟持部を狭い間隙で容器体表面に対向さ
せるので、クリップ機能部を構成することになり、この
保持板が発揮するクリップ機能を利用して、容器体を所
望する箇所に取付け保持することができる。
上等において、適当な襞状部分を、また車内にあって
は、ダッシュボード等の適当な壁片部分を、保持板が形
成するクリップ機能部で挟むことにより、容器体を不動
に取付け固定でき、また携帯時にあっては、クリップ機
能部を形成する保持板をベルトポケット部分に挟み付け
ることにより、容器体のきわめて安定した携帯状態を得
ることができる。
明の構成に、容器体を、有底筒状の容器本体と、この容
器本体の上端開口部を塞ぐ形態で組付き固定され、形成
した開口部を蓋板で開閉するキャップ体とから構成し、
セット板を、キャップ体の周壁の外周面後側部に一体設
した、ことを加えたものである。
板を、容器本体の上端に、それ自体に開口部を形成する
ことにより、容器本体に対して取外し不要に組付けられ
るキャップ体に設けたので、保持板による容器体の吊り
下げ保持が、容器体を略正立姿勢に維持しながら達成さ
れ、また耐内容物性およびバリヤー性等の内容物収納に
関連した物性に大きく束縛されることなく、強靱な弾性
を発揮できる合成樹脂材料での成形が可能であるので、
安定して強固なヒンジ作用とクリップ機能とを発揮する
ことができる。
明の構成に、保持板の挟持部を、保持板がセット板に重
なった状態で、容器体側に突出する横長な突片で構成し
た、ことを加えたものである。
部の構成がきわめて簡単になると共に、挟持部の突出高
さ、すなわち容器体との間の間隙値の変更が簡単であ
る。
を参照しながら説明する。容器体1は、平面形状が長円
状の有底筒構造をした容器本体2と、この容器本体2の
上端開放部を塞ぐ形態で、被嵌状に組付き固定し、平面
形状が容器本体2と同じ長円状の有頂筒構造をしたキャ
ップ体3と、から構成されている。
嵌する筒状の周壁5の上面を頂壁4で塞ぎ、この頂壁4
の上面中央部に、中央部から前端縁にかけてに組付け凹
部7を陥没設し、この組付け凹部7の中央に開口部6を
開設すると共に、組付け凹部7の後端部に、開口部6を
開閉する蓋板8を組付けて構成されている。
0を下面中央に垂下設した本体板部の後端縁中央部に、
ヒンジを介して取付け片12を一体設し、また本体板部
の後端縁両側端部を、後方に少し延出させて脚片11に
形成して、そして本体板部の先端部を組付け凹部7から
前方に突出させて指掛け片9として構成され、取付け片
12を組付け凹部7の後端部に、嵌合とか接着等の手段
で不動に固定することにより取付けられ、脚片11は、
この蓋板8の開姿勢(図3、参照)を自己保持する機能
部分を構成している。
は、周壁5外周面との間に隙間15を形成した構成で、
セット板13が突出状に一体設されており、セット板1
3の上端縁には、ヒンジ20を介して長板状の保持板1
6が連設されている。
係止孔14が開設されており、この会合孔14に対向し
て保持板16に突設された係止突片18は、横長突片状
となっていると共に、その突出端がやや膨大して、係止
孔14に対する係止が強固となるようにしており、また
係止孔14に対する係止突片18の嵌合係止は、セット
板13と周壁5との間に隙間15が成形されているの
で、無理なく確実に達成されることになる。
開設されていて、図1に図示したように、吊り下げフッ
ク21等に引っ掛けて、容器の店頭での吊り下げ陳列が
行えるようにしている。
出先端部には、横長突片状の挟持部19が形成されてお
り、保持板16がセット板13に重なり組付きしてクリ
ップ機能部を構成した際に、強力なクリップ力を発揮で
きるようにしている。
で、以下に示す効果を奏する。請求項1記載の発明にあ
っては、容器の吊り下げ保持と、クリップ機能による掴
まり保持との切り替えが自在であるので、容器の安全で
好ましい取扱い状態を得ることができる。
と保持板との組み合わせ物をキャップ体に設けたので、
このセット板と保持板との組み合わせ物を、耐内容物性
およびバリヤー性等の内容物収納に関連した物性に束縛
されることなく、強靱な弾性を発揮できる合成樹脂材料
で成形することが可能であり、これにより安定して強固
なヒンジ作用とクリップ機能とを発揮することができ
る。
構成がきわめて簡単になると共に、挟持部の突出高さ、
すなわち容器体との間の間隙値の変更が簡単であるの
で、実施が容易である。
の全体斜視図。
図。
の全体斜視図。
での要部縦断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 容器体(1) の後側上端部に、該容器体
(1) との間に隙間(15)を形成して、係止孔(14)を開設し
たセット板(13)を一体に設け、該セット板(13)の上端縁
にヒンジ(20)を介して保持板(16)を連設し、該保持板
(16) に、その延出先端部に窓孔(17)を開設し、また前
記セット板(13)に重なった状態で、前記係止孔(14)に嵌
入係止する係止突片(18)を突設し、さらに延出先端部
に、前記セット板(13)に重なった状態で、前記容器体
(1) との間隙を小さくする挟持部(19)を形成した合成樹
脂製容器。 - 【請求項2】 容器体(1) を、有底筒状の容器本体(2)
と、該容器本体(2)の上端開口部を塞ぐ形態で組付き固
定され、形成した開口部(6) を蓋板(8) で開閉するキャ
ップ体(3) とから構成し、セット板(13)を、前記キャッ
プ体(3) の周壁(5) の外周面後側部に一体設した請求項
1記載の合成樹脂製容器。 - 【請求項3】 保持板(16)の挟持部(19)を、前記保持板
(16)がセット板(13)に重なった状態で、容器体(1) 側に
突出する横長な突片で構成した請求項1または2記載の
合成樹脂製容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000401441A JP3907156B2 (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 合成樹脂製容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000401441A JP3907156B2 (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 合成樹脂製容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002193266A true JP2002193266A (ja) | 2002-07-10 |
JP3907156B2 JP3907156B2 (ja) | 2007-04-18 |
Family
ID=18865870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3907156B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007230603A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 把手付きボトル |
JP2011246200A (ja) * | 2011-07-15 | 2011-12-08 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 把手付きボトル |
JP2017047920A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 株式会社吉野工業所 | 注出容器用保持部材及び注出容器組立体 |
-
2000
- 2000-12-28 JP JP2000401441A patent/JP3907156B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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