JP2007229911A - 粘着剤付シート材用切断刃およびこれを用いた切断装置 - Google Patents

粘着剤付シート材用切断刃およびこれを用いた切断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007229911A
JP2007229911A JP2006205743A JP2006205743A JP2007229911A JP 2007229911 A JP2007229911 A JP 2007229911A JP 2006205743 A JP2006205743 A JP 2006205743A JP 2006205743 A JP2006205743 A JP 2006205743A JP 2007229911 A JP2007229911 A JP 2007229911A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
cutting
adhesive
sheet material
cutting blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006205743A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Sakata
和彦 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Proterial Precision Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Precision Ltd
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Precision Ltd, Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Precision Ltd
Priority to JP2006205743A priority Critical patent/JP2007229911A/ja
Publication of JP2007229911A publication Critical patent/JP2007229911A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】 本発明の目的は、粘着剤滓が付着し難く、たとえ粘着剤滓が付着堆積しても良好な切断を維持可能とする粘着剤付シート材用切断刃およびこれを用いた切断装置を提供することである。
【解決手段】 本発明は、相手刃と摺動して粘着剤付シート材を切断する切断刃であって、該切断刃は、刃先と、前記相手刃の側に配置される第一刃側面と、該第一刃側面とは反対の側面となる第二刃側面とを有しており、少なくとも前記第一刃側面には非粘着性被膜が形成され、前記第一刃側面には付着した粘着剤滓を前記第一刃側面の側から前記第二刃側面の側に排出可能な粘着剤滓排出孔を有する粘着剤付シート材用切断刃であり、これを用いた切断装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば複写機やプリンタの印画機器等のOA機器で使用される、感光剤や糊等の粘着剤が塗布されたフィルム、シール、ラベル等の粘着剤付シート材の切断に用いられる粘着剤付シート材用切断刃およびこれを用いた切断装置に関する。
粘着剤が塗布される粘着剤付シート材(以降、シート材という)を切断するとき、シート材の粘着剤塗布面側に配置される切断刃には、切断時にシート材から剥離した粘着剤滓が付着することがある。例えば、切断刃と相手刃とが摺動してシート材を切断する場合、切断時にシート材から剥離した粘着剤滓は、切断刃において相手刃の側に配置される刃先を形成する逃げ面やこれに連なる刃側面に付着しやすい。
そして、粘着剤滓が切断刃に一旦付着してしまうと、付着した粘着剤滓を起点として切断を繰り返すたびに、さらに粘着剤滓が付着堆積し、次第に肥大していく。やがて、肥大した粘着剤滓は剥離して大きな塊となって脱落する。大きな塊となった粘着剤滓がシート材の切断点に噛み込むと、唐突に切断ができなくなったり、切断できたとしても切断面の品位が劣化するなどの甚大な不具合をもたらすことがある。また、切断刃に付着した粘着剤滓が脱落せずにさらに堆積肥大していくと切断刃の駆動部にまで達することもあり、こうなると切断刃や切断装置自体の駆動に支障をきたすことがある。
粘着剤付シート材の切断においては、上述したように粘着剤滓の切断刃への付着や脱落に起因する問題が多くある。この問題を解決するため、例えば特許文献1は、刃先が相互に噛み合う2つの切断刃の一方または両方の被切断シート材が接する面に、ふっ化エチレン系樹脂塗料やこれにエポキシ樹脂を分散させた塗料等の非粘着性被膜を設ける手段を提案している。また、例えば特許文献2は、切断刃の互いに相手刃と接触する側の刃側面に窪み部を形成し、刃側面に付着した接着剤滓を保持する手段を提案している。
特開平8−216094号公報 特開2003−25274号公報
上述の非粘着性被膜を形成した切断刃であれば、粘着剤滓が容易に付着し難くなるため確かに有効である。しかし、非粘着性被膜は、例えば切断刃が相手刃と摺動して切断を行う場合、繰り返される切断によって被膜表面の粗化や剥がれを生じる。こうなると被膜の非粘着性が劣化し、粘着剤滓が容易に付着するようになる。この状態であっても、切断刃の刃先自体は、通常は切断不可能な状態にまで劣化していることはない。これは、切断時に、切断刃が相手刃と摺動することにより、刃先が研磨されて鋭利性が維持されるセルフドレッシング効果があるからである。従って、切断刃自体が十分に使用可能な状態であっても、被膜が劣化してしまうと、上述した粘着剤滓の付着や脱落に起因する問題が引き起こされる。
また、刃側面に窪み部を設けた切断刃であれば、一旦はこの窪み部で粘着剤滓を保持できるため確かに有効である。しかし、さらに粘着剤滓が付着堆積していくと、やがて、窪み部だけでは粘着剤滓を保持しきれなくなってしまう。こうなると、切断刃自体が十分に使用可能な状態であっても、脱落した粘着剤滓がシート材の切断点に噛み込み、上述した切断品位や切断動作の不具合が引き起こされる。
なお、シート材の上への粘着剤滓の脱落防止には、粘着剤滓の落下を防止するカバーを設けるなどの対応が可能である。しかしながら、粘着剤滓の切断点への脱落をカバーで防止することは、切断刃と相手刃との摺動部ということで困難である。
本発明の目的は、上述の課題を鑑み、粘着剤滓が付着し難く、たとえ粘着剤滓が付着堆積し剥離脱落しても、脱落した粘着剤滓がシート材の切断点に噛み込み難く、良好な切断を維持可能とし、耐用切断数を大幅に増やすことを可能とする、粘着剤付シート材用切断刃およびこれを用いた切断装置を提供することである。
本発明者は、切断刃への非粘着性被膜の形成と粘着剤滓排出孔の形成とを組み合せることにより、上記課題を解決できることを見出し本発明に到達した。
すなわち本発明の粘着剤付シート材用切断刃は、相手刃と摺動して粘着剤付シート材を切断する切断刃であって、該切断刃は、刃先と、前記相手刃の側に配置される第一刃側面と、該第一刃側面とは反対の側面となる第二刃側面とを有しており、少なくとも前記第一刃側面には非粘着性被膜が形成され、前記第一刃側面には付着した粘着剤滓を前記第一刃側面の側から前記第二刃側面の側に排出可能な粘着剤滓排出孔を有する粘着剤付シート材用切断刃である。
本発明において好ましくは、刃先には非粘着性被膜を有さない粘着剤付シート材用切断刃である。
また、好ましくは、厚さ2mm以下の薄板からなる粘着剤付シート材用切断刃である。
そしてまた、好ましくは、回転可能に軸支される丸刃や、切断幅方向の中央が窪むV字刃や、切断幅方向に沿って傾斜するギロチン刃の粘着剤付シート材用切断刃である。
上述の粘着剤付シート材用切断刃を用いることにより、耐用切断数を大幅に増やすことができる本発明の切断装置が得られる。
すなわち本発明の切断装置は、相手刃と、該相手刃に摺動して粘着剤付シート材を切断する切断刃と、該切断刃または前記相手刃を駆動する駆動手段とを有し、前記切断刃は、前記粘着剤付シート材の粘着剤塗布面側に配置され、刃先と、前記相手刃の側に配置される第一刃側面と、該第一刃側面とは反対の側面となる第二刃側面とを有しており、少なくとも前記第一刃側面には非粘着性被膜が形成され、前記第一刃側面には付着した粘着剤滓を前記第一刃側面の側から前記第二刃側面の側に排出可能な粘着剤滓排出孔を有する粘着剤付シート材用切断刃を用いた切断装置である。
本発明において好ましくは、厚さ2mm以下の薄板からなる粘着剤付シート材用切断刃を用いた切断装置である。
また、好ましくは、回転可能に軸支される丸刃や、切断幅方向の中央が窪むV字刃や、切断幅方向に沿って傾斜するギロチン刃からなる粘着剤付シート材用切断刃を用いた切断装置である。
本発明によれば、切断刃により粘着剤付シート材を切断するにおいて、まず、切断刃に形成した非粘着性被膜により切断刃への粘着剤滓の付着が防止される。そして、さらに切断を繰り返すことにより非粘着性被膜が劣化し切断刃に粘着剤滓が付着しても、切断刃に付着した粘着剤滓は、粘着剤滓排出孔から相手刃の側に配置される第一刃側面とは反対の側面となる第二刃側面の側に排出され、粘着剤滓が脱落してシート材の切断点に噛み込むことが防止される。このため、本発明の切断刃を用いた切断装置の耐用切断数を従来よりも大幅に増すことができるので、本発明は工業上有益な技術である。
本発明における重要な特徴は、粘着剤付シート材用切断刃において、少なくとも相手刃の側に配置される第一刃側面に非粘着性被膜を形成するとともに、相手刃の側に配置される第一刃側面に、付着した粘着剤滓を、第一刃側面の側から第一刃側面とは反対の側面となる第二刃側面の側に排出可能な粘着剤滓排出孔を形成したことである。
この構成とした切断刃は、粘着剤付シート材を繰り返し切断したとしても、切断点の側となる相手刃の側に配置される第一刃側面においては、まず非粘着性被膜の非粘着性効果によって粘着剤滓の付着が防止される。さらに切断を繰り返すと非粘着性被膜が劣化し粘着剤滓が付着することとなるが、付着した粘着剤滓は、切断刃の第一刃側面に形成された粘着剤滓排出孔から第一刃側面とは反対の側面となる第二刃側面の側に排出される。つまり、本発明の切断刃においては、たとえ粘着剤滓が付着したとしても、付着した粘着剤滓は切断点とは反対の側に排出されて切断点の側に脱落することが防止される。
本発明において、非粘着性被膜は切断刃の少なくとも第一刃側面に形成する。相手刃の側に配置される第一刃側面はシート材の切断点の側となるため、少なくとも第一刃側面を非粘着性被膜で被覆し、シート材の切断時に粘着剤滓がシート材から剥離して第一刃側面に付着することを防止することは有効である。
なお、本発明の切断刃においては、刃先は逃げ面とすくい面とで形成され、逃げ面は相手刃の側に配置される第一刃側面に含まれることがある。また、すくい面が切断刃の刃側面を形成している場合には、すくい面は第二刃側面に含まれることがある。
切断刃の少なくとも第一刃側面に形成した非粘着性被膜は、切断を繰り返すにつれて劣化していくものである。そして、被膜が劣化するにつれて、シート材から剥離した粘着剤滓が第一刃側面に付着するようになる。このため、本発明においては、第一刃側面には付着した粘着剤滓を第一刃側面の側から第二刃側面の側に排出可能な粘着剤滓排出孔を形成することとする。すなわち、切断刃の刃側面に切断刃の肉厚方向に貫通する粘着剤滓排出孔を形成する。切断刃の第一刃側面に粘着剤滓排出孔を設けることにより、相手刃の側に配置される第一刃側面に付着した粘着剤滓は、次々に付着堆積する新たな粘着剤滓に押されて粘着剤滓排出孔に到達し、粘着剤滓が自ら有する粘着力によって切断刃に付着しつつ粘着剤滓排出孔に落ち込み、やがて、第一刃側面の側からこれとは反対の第二刃側面の側に排出される。つまり、粘着剤滓排出孔を設けることにより、付着した粘着剤滓は切断点の側である第一刃側面の側から切断点とは反対の側となる第二刃側面の側に排出されるので、脱落して切断点に噛み込むことが防止される。
上述の本発明の切断刃の第一刃側面に付着した粘着剤滓の挙動を図3を用いて詳細に説明する。図3は、丸刃1に付着する粘着剤滓23(明確に図示するためにハッチングを施している)の挙動を模式的に示しており、粘着剤塗布面22を有するシート材21の切断により、丸刃1に粘着剤滓23が付着し、堆積して肥大し、やがて、丸刃1に形成した粘着剤滓排出孔14に到達して排出される、一連の過程を示している。
図3において用いる丸刃1は、本発明の切断刃の一例として図1に示す丸刃1と同じである。この丸刃1は、シート材21の粘着剤塗布面22側に配置され、図2(a)に示すように軸31により回転可能に軸支され、相手刃32と摺動して噛み合うことによりシート材21を切断するものである。
図3(a)は、非粘着性被膜が劣化し、切断により粘着剤塗布面22から剥離した粘着剤滓23が丸刃1の相手刃32と摺動する側、すなわち、逃げ面11を含む第一刃側面12に全周に渡って点々と付着するようになった状態を示している。さらに切断を繰り返すと、図3(b)に示すように、付着した粘着剤滓23を起因として次々と付着して堆積していき、第一刃側面12の全周に渡って帯状に堆積した状態になっていく。
この後、図3(c)に示すように、刃側面12に堆積した粘着剤滓は、さらに繰り返される切断によって付着する粘着剤滓に押され、粘着剤滓先端23aが粘着剤排出孔14に到達する状態となる。そして、さらに後押しされた粘着剤滓先端23aは、粘着剤排出孔14に落ち込み、やがて、第一刃側面12の側とは反対の第二刃側面13の側に移動して排出される。
上述した一連の過程により、たとえ、切断刃の逃げ面を含む第一刃側面に粘着剤滓が付着堆積したとしても、粘着剤滓は第一刃側面の側とは反対の第二刃側面の側に排出されるので、粘着剤滓が第一刃側面の側に剥離脱落することがなく、このため、シート材の切断点への粘着剤滓の噛み込みは防止される。
つまり、上述した非粘着性被膜と粘着剤滓排出孔とを組み合せた本発明の粘着剤付シート材用切断刃においては、まずは、非粘着性被膜の効果により、粘着剤滓の付着が防止される。そして、やがて被膜の非粘着性効果が劣化し、粘着剤滓が、切断において重要な逃げ面を含む第一刃側面に付着しても、第一刃側面に設けた粘着剤滓排出孔によって粘着剤滓を第一刃側面の側とは反対の第二刃側面の側に排出できる。このため、非粘着性被膜や窪み部を単独で形成した従来の切断刃を用いた粘着剤付シート材切断装置に比べ、本発明の切断刃を用いた切断装置では、耐用切断回数を大幅に増やすことが可能となる。
上述した本発明の粘着剤付シート材用切断刃を用いた切断装置は、相手刃と、相手刃に摺動して粘着剤付シート材を切断する上述した本発明の切断刃と、切断刃または相手刃を駆動する駆動手段とを有する切断装置であり、切断刃を粘着剤付シート材の粘着剤塗布面側に配置して使用することにより、耐用切断回数を大幅に増やすことが可能となる。
次に、本発明の粘着剤付シート材用切断刃において、好ましい構成を説明する。
本発明の切断刃は、相手刃と摺動してシート材を切断する粘着剤付シート材切断装置に用いる切断刃として適用できる。例えば、円板刃や円筒刃等、回転可能に軸支された丸刃でもよいし、切断幅方向の中央が窪むV字刃や、切断幅方向に沿って傾斜するギロチン刃や、あるいは鋸刃であってもよい。
また、本発明の切断刃は、厚さ2mm以下の薄板からなるものが好ましく、これは、切断刃の厚さが薄い方が粘着剤滓が粘着剤滓排出孔に停留し難くなり、粘着剤滓の排出が円滑になるからである。あるいは、切断刃の厚さが2mmを超えていたとしても、粘着剤滓排出孔を、例えば、円錐状や楕円錐状、四角錐状や多角錐状の形状を有する貫通孔とし、粘着剤滓を排出する方向に開口面積を増大させることにより、粘着剤滓の排出を促進させればよい。
また、発明の切断刃は、例えば図2(a)に示すように、丸刃1の逃げ面11を含む第一刃側面12をひとつの平面からなる刃側面として形成することもできるし、また、例えば図2(b)に示すように、丸刃1’において、逃げ面11と第一刃側面12とを個別の平面として形成することもできる。上述の逃げ面11を含む第一刃側面12をひとつの平面からなる刃側面として形成した切断刃は、例えば、回転可能に軸支され板厚が1.5mm以下の丸刃や、切断幅方向の中央が窪むV字刃あるいは切断幅方向に沿って傾斜するギロチン刃で、切断刃の全幅が150mm以下で板厚が1.5mm以下といった比較的小型で寸法形状が小さい場合など、刃先の強度を確保できるので好適である。また、丸刃1、丸刃1’ともに、相手刃32に対して交差角を持たせることができ、これによりシート材の切断面に毛羽立ちを生じ難くなり、粘着剤滓の丸刃1、丸刃1’への付着を抑止することができる。
本発明における非粘着性被膜は、少なくとも切断刃の第一刃側面に形成することにより切断刃への粘着剤滓の付着を抑制できる。好ましくは、第一刃側面において刃先を形成する逃げ面から粘着剤滓排出孔までの範囲に非粘着性被膜を形成することであり、これにより切断刃の第一刃側面への粘着剤滓の堆積を抑制できる。また、第二刃側面におけるすくい面に非粘着性被膜を形成し、すくい面への粘着剤滓の付着を抑制することもできる。また、逃げ面を含む第一刃側面の全面に、あるいはさらに第二刃側面の全面にも非粘着性被膜を形成してもよい。切断刃の全面に非粘着性被膜を形成することは、格別のマスキングなしに実施できるので生産効率の点で有利である。
非粘着性被膜の厚さとしては5〜25μmが好ましく、より好ましくは5〜15μmである。上述の厚さに非粘着性被膜を形成することにより、割れや剥離を生じ難い被膜強度を得ることができる。また、刃先自体にも非粘着性被膜を形成することができ、被覆された刃先は切断当初は鋭利性が劣るものの、切断によって相手刃と繰り返し摺動してドレッシングされ、刃先の鋭利性は向上していく。好ましくは、刃先に対して予め研磨等を施して被覆を除去しておくことであり、これにより切断に供する当初から刃先に高い鋭利性を付与することができる。
また、上述の非粘着性被膜に用いるコーティング材としては、例えばMoS、フッ素樹脂等の固体潤滑剤にエチレン系やエポキシ系等の熱硬化性樹脂バインダを加え、これを溶媒に分散させた塗料等が使用できる。例えば、フッ化樹脂系としては、PFA(4フッ化エチレン・パーフロロプロピルビニルエーテル)、FEP(4フッ化エチレン・6フッ化プロピレン共重合体)、PTFE(4フッ化エチレン樹脂)等が非粘着性が高く好ましい。
本発明における粘着剤滓排出孔は、切断刃に付着して堆積した粘着剤滓を第一刃側面の側から第二刃側面の側に排出できる構成であれば、第一刃側面の何処に形成しても構わない。好ましくは、切断刃の刃先に近い第一刃側面の逃げ面に幾つかの粘着剤滓排出孔を形成しておくことであり、例えば切断刃の刃先から1mm以上離間させた位置に形成することである。粘着剤滓排出孔を形成する位置が刃先の近傍であっても、例えば刃先から1mm以上離間させた位置とすることにより、切断刃の刃先が変形し難くなって刃先に十分な強度を確保でき、これにより円滑な切断が可能となる。
また、粘着剤滓排出孔の形状は、例えば図1に示すような円形に限るものではなく、楕円形、台形や四角形等の多角形、あるいは扇形や弧形等に形成してもよい。そして、粘着剤滓排出孔は、切断刃の強度を損なわない限り、形成する個数を多くし、形成間隔を狭くし、開口面積を十分に確保することが有効である。例えば、粘着剤滓排出孔の切断刃の刃先に沿う方向の開口長さの合計は、丸刃の場合には切断刃の刃先長さの20%以上、V字刃やギロチン刃の場合には30%以上とすることが、粘着剤滓の排出が確実となるので好ましい。丸刃の場合で20%未満、V字刃の場合で30%未満では、付着した粘着剤滓が粘着剤滓排出孔に遭遇できないことがある。上述の粘着剤滓排出孔の形状や大きさ、個数や配置は、切断頻度や切断速度といった切断条件や、粘着剤塗布面の厚さや粘着剤の粘度等に応じ、適宜選定すればよい。
本発明の切断装置における切断刃または相手刃を駆動する駆動手段は、駆動源としてのモータやアクチュエータ等で構成することができ、あるいはさらに駆動源からの駆動力の伝達機構としての歯車装置、クランク装置、ジョイント装置等を設けても構わない。駆動源は、伝達機構とともに切断装置内部に配設することもできるし、伝達装置を介する等によって切断装置外部に配設することもできる。
以下、本発明の粘着剤付シート材用切断刃につき、具体的な実施例を用いて詳細に説明する。
(実施例1)
本発明の切断刃が丸刃である場合を図1に示す。また、図2(a)に、図1(a)に示す丸刃1が、軸31により回転可能に軸支され、相手刃32と摺動する場合の断面を模式的に示す。図2(a)では簡易のために図示を省略しているが、実施例において丸刃1は相手は32に対して交差角を有している。丸刃1は、逃げ面11を含み相手刃32の側に配置される刃側面を形成する第一刃側面12と、第一刃側面12とは反対の刃側面を形成する第二刃側面13と、逃げ面11とともに刃先19を形成するすくい面18とからなる。
図1(a)に示す丸刃1は、板厚0.2mmの薄板である焼入鋼板を外径13.5mmに打ち抜き、そして、丸刃1の半径方向に略0.5mmの幅を有する逃げ面11を含む第一刃側面12の側から反対の第二刃側面13の側に貫通する孔径2.5mmの粘着剤排出孔14を、ピッチ円径10.5mmの円周を6等分割した位置に6個形成したものである。また、この丸刃1の場合、粘着剤滓排出孔14の切断刃の刃先に沿う方向の開口長さの合計は、切断刃の刃先長さの35%程度となる。
また、図1(b)に示す丸刃1aは、図1(a)に示す丸刃1に、既存の粘着剤滓排出孔14の内側であって、かつ既存の粘着剤滓排出孔14の間となる位置に、さらに孔径1.5mmの粘着剤滓排出孔15を追加形成したものである。そして、いずれの丸刃1、1aにおいても、逃げ面11を含む第一刃側面12をFEPからなる非粘着性被膜(図1におけるハッチング部)で被覆し、この後に刃先19を鋭利に研磨した。
次いで、上述の丸刃1を、図5にその全体構成を示し、図6にその要部断面を示す、いわゆるローラ式シート材切断装置に組み込んだ。ローラ式シート材切断装置においては、丸刃1は、シート材21の粘着剤塗布面22側に配置され、相手刃32と互いの刃先を交差配置され、かつ相手刃32に圧接バネ41で圧接される。そして、丸刃1と相手刃32は、キャリッジ42に配設した軸43、44で各々回転可能に軸支される。また、キャリッジ42は、シート材21をガイドするガイドフレーム45に係合配置され、ブラケット46に固設されるモータ47(駆動手段)により、ギヤ48、駆動軸49を介し、シート材21の幅方向に移動自在に構成される。そして、キャリッジ42の移動により粘着剤塗布面22を有するシート材21とガイドフレーム45とを一緒に挟み込みながら切断方向に移動可能な、丸刃1と同じ軸43で軸支される押えローラ50と、相手刃32と同じ軸44で軸支される押さえローラ51とを備える。この構成により、キャリッジ42を移動させることで、押えローラ50、51を従動回転させ、さらに軸43、44を共有する丸刃1、相手刃32を従動回転させて、丸刃1と相手刃32との噛み合いで、シート材21はその幅方向に切断される。
上述のローラ式シート材切断装置(以降、実施例1という)に、厚さ120μm程度のシート材21を供給し、繰り返し切断を実施した。また、比較のために、非粘着性被膜のみを形成し、粘着剤滓排出孔を形成しない丸刃を配設した、実施例1と同じ構成のローラ式シート材切断装置(以降、比較例1という)を用い、同様に切断試行を実施した。
実施例1においては、当初は切断刃のすくい面11への粘着剤滓の付着は認められなかった。さらに繰り返し切断すると、図3(a)に示すような状態となり、丸刃1の逃げ面11に粘着剤滓23が付着するようになった。このとき、丸刃1を確認したところ、非粘着性被膜が全体的に剥離していた。そして、さらに繰り返し切断すると、付着した粘着剤滓23が次々と付着堆積し、図3(c)に示すような状態となり、粘着剤滓23が粘着剤排出孔14に到達し、切断点の側である第一刃側面12の側とは反対の第二刃側面13の側に排出された。この後もさらに切断を繰り返したが、粘着剤滓は切断点24の側に脱落することなく切断点24とは反対の第二刃側面の側に排出され、粘着剤滓が切断点24に噛み込むことなく円滑な切断が継続できた。
また、比較例1においては、実施例1と同様に非粘着性被膜が劣化し、逃げ面を含む第一刃側面に粘着剤滓が付着するようになった。さらに繰り返し切断すると、堆積した粘着剤滓が切断刃である丸刃の回転に係る押えローラ軸にまで到達し、切断負荷が1.5倍程度増大した。この後さらに切断を繰り返すと、大きな塊となった粘着剤滓が脱落して切断点に噛み込んでしまい、切断を継続することができなくなった。
上述の切断試行により、実施例1、すなわち本発明の粘着剤付シート材用切断刃を用いた切断装置が、従来の非粘着性被膜のみを形成した切断刃より、格別に優れていることを確認できた。
(実施例2)
上述した実施例1とは別の事例として、図4に、本発明の切断刃が、シート材の粘着剤塗布面に対してほぼ垂直に移動してシート材を切断する薄板状の可動刃であって、切断幅方向の中央が窪むV字刃2、切断幅方向に沿って傾斜するギロチン刃3、あるいは鋸刃4である場合を示す。いずれの切断刃においても、板厚0.7mmの薄板である焼入鋼板を全幅143mm、切断範囲135mmに打ち抜き、逃げ面を含む第一刃側面16a、16b、16cをひとつの平面からなる刃側面として形成し、逃げ面を含む第一刃側面16a、16b、16cをFEPからなる非粘着性被膜(図4におけるハッチング部)で被覆して刃先を鋭利に研磨した。また、切断刃の第一刃側面16a、16b、16cを貫通する粘着剤排出孔17a、17b、17cを形成した。また、V字刃2では、孔径7mmの粘着剤滓排出孔17aを11個形成した。このとき、V字刃2の切断範囲の長さに対するの粘着剤滓排出孔17aの開口長さの合計は54%程度となる。
次いで、上述のV字刃2を、図7にその全体構成を示す、いわゆるギロチン式シート材切断装置に組み込んだ。ギロチン式シート材切断装置においては、V字刃2は、シート材(図示せず)の粘着剤塗布面側に配置され、そして、フレーム61にその幅方向をガイドされ、固定刃である相手刃32に刃先が交差圧接するように配置される。そして、V字刃2は、ホイール(図示せず)に固設された駆動ピン62を連通した連通孔63を備えている。また、駆動ピン62は、ホイールとギヤ64とを介してモータ65(駆動手段)に繋がっている。そしてまた、フルカットとパーシャルカットとを切り替えるためのスライド部材66を備えている。この構成により、モータ65を駆動させて駆動ピン62を回転させ、V字刃2をシート材に対してほぼ垂直に移動させ、相手刃32と噛み合わせることにより、また、スライド部材66を幅方向に切り替えることにより、シート材をその幅方向にフルカットまたはパーシャルカットすることができる。
上述のギロチン式シート材切断装置(以降、実施例2という)に、実施例1と同様のシート材を供給し、繰り返し切断を実施した。また、比較のために、非粘着性被膜のみを形成し、粘着剤滓排出孔を形成しないV字刃を配設した、実施例2と同じ構成のギロチン式シート材切断装置(以降、比較例2という)を用い、同様に切断試行を実施した。
実施例2においては、シート材を繰り返し切断したが、当初は逃げ面を含む第一刃側面16aへの粘着剤滓の付着は認められなかった。さらに繰り返し切断すると、V字刃2の逃げ面を含む第一刃側面16aに粘着剤滓が付着するようになった。このとき、V字刃2を確認したところ、非粘着性被膜に擦過傷や微細なクラックが多発していた。そして、さらに繰り返し切断すると、付着した粘着剤滓が粘着剤排出孔17aに到達し、やがて、第一刃側面16aの側とは反対の第二刃側面の側に移動し排出された。この後もさらに切断を繰り返したが、粘着剤滓がシート材の切断点に噛み込むことはなく、円滑な切断が継続できた。
また、比較例2においては、実施例2と同様に、逃げ面を含む第一刃側面に粘着剤滓が付着するようになった。さらに繰り返し切断すると、堆積した粘着剤滓がV字刃2とスライド部材66との間に入り込み、フルカットとパーシャルカットとの切り替えができなくなり、切断動作が不良となった。
上述の切断試行により、実施例2、すなわち本発明の粘着剤付シート材用切断刃を用いた切断装置が、従来の非粘着性被膜のみを形成した切断刃より、格別に優れていることを確認できた。
本発明の切断刃の一例を示す構成図である。 切断刃の一例の要部断面を示す断面図である。 本発明の切断刃に付着する粘着剤滓の挙動を示す模式図である。 本発明の切断刃の一例を示す構成図である。 本発明の切断刃を用いたシート材切断装置の一例を示す構成図である。 図5に示すシート材切断装置の要部断面を示す断面図である。 本発明の切断刃を用いたシート材切断装置の一例を示す構成図である。
符号の説明
1、1’.丸刃、1a.丸刃、2.V字刃、3.ギロチン刃、4.鋸刃、11.逃げ面、12.第一刃側面、13.第二刃側面、14、15.粘着剤滓排出孔、16a、16b、16c.第一刃側面、17a、17b、17c.粘着剤滓排出孔、18.すくい面、19.刃先、21.シート材、22.粘着剤塗布面、23.粘着剤滓、23a.粘着剤滓先端、24.切断点、31.軸、32.相手刃、41.圧接バネ、42.キャリッジ、43、44.軸、45.ガイドフレーム、46.ブラケット、47.モータ、48.ギヤ、49.駆動軸、50、51.押えローラ、61.フレーム、62.駆動ピン、63.連通孔、64.ギヤ、65.モータ、66.スライド部材

Claims (11)

  1. 相手刃と摺動して粘着剤付シート材を切断する切断刃であって、該切断刃は、刃先と、前記相手刃の側に配置される第一刃側面と、該第一刃側面とは反対の側面となる第二刃側面とを有しており、少なくとも前記第一刃側面には非粘着性被膜が形成され、前記第一刃側面には付着した粘着剤滓を前記第一刃側面の側から前記第二刃側面の側に排出可能な粘着剤滓排出孔を有することを特徴とする粘着剤付シート材用切断刃。
  2. 刃先には非粘着性被膜を有さないことを特徴とする請求項1に記載の粘着剤付シート材用切断刃。
  3. 切断刃は、厚さ2mm以下の薄板からなることを特徴とする請求項1または2に記載の粘着剤付シート材用切断刃。
  4. 切断刃は、回転可能に軸支される丸刃であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の粘着剤付シート材用切断刃。
  5. 切断刃は、切断幅方向の中央が窪むV字刃であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の粘着剤付シート材用切断刃。
  6. 切断刃は、切断幅方向に沿って傾斜するギロチン刃であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の粘着剤付シート材用切断刃。
  7. 相手刃と、該相手刃に摺動して粘着剤付シート材を切断する切断刃と、該切断刃または前記相手刃を駆動する駆動手段とを有し、前記切断刃は、前記粘着剤付シート材の粘着剤塗布面側に配置され、刃先と、前記相手刃の側に配置される第一刃側面と、該第一刃側面とは反対の側面となる第二刃側面とを有しており、少なくとも前記第一刃側面には非粘着性被膜が形成され、前記第一刃側面には付着した粘着剤滓を前記第一刃側面の側から前記第二刃側面の側に排出可能な粘着剤滓排出孔を有することを特徴とする粘着剤付シート材用切断刃を用いた切断装置。
  8. 厚さ2mm以下の薄板からなる粘着剤付シート材用切断刃を用いたことを特徴とする請求項7に記載の粘着剤付シート材用切断刃を用いた切断装置。
  9. 回転可能に軸支される丸刃からなる粘着剤付シート材用切断刃を用いたことを特徴とする請求項7または8に記載の粘着剤付シート材用切断刃を用いた切断装置。
  10. 切断刃は、切断幅方向の中央が窪むV字刃からなる粘着剤付シート材用切断刃を用いたことを特徴とする請求項7または8に記載の粘着剤付シート材用切断刃を用いた切断装置。
  11. 切断幅方向に沿って傾斜するギロチン刃からなる粘着剤付シート材用切断刃を用いたことを特徴とする請求項7または8に記載の粘着剤付シート材用切断刃を用いた切断装置。
JP2006205743A 2006-01-31 2006-07-28 粘着剤付シート材用切断刃およびこれを用いた切断装置 Pending JP2007229911A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006205743A JP2007229911A (ja) 2006-01-31 2006-07-28 粘着剤付シート材用切断刃およびこれを用いた切断装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006021581 2006-01-31
JP2006205743A JP2007229911A (ja) 2006-01-31 2006-07-28 粘着剤付シート材用切断刃およびこれを用いた切断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007229911A true JP2007229911A (ja) 2007-09-13

Family

ID=38551008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006205743A Pending JP2007229911A (ja) 2006-01-31 2006-07-28 粘着剤付シート材用切断刃およびこれを用いた切断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007229911A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010089215A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Brother Ind Ltd 印刷装置の切断機構、およびこれを備えた印刷装置
FR3002176A1 (fr) * 2013-02-15 2014-08-22 Amv Meca Lame de coupe industrielle anti-adherente
JP2016132041A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 東芝テック株式会社 カッター装置およびこのカッター装置を搭載したプリンタ装置
JP2021037611A (ja) * 2020-07-22 2021-03-11 山王鉄工株式会社 スリッター装置
JP2021037563A (ja) * 2019-09-02 2021-03-11 山王鉄工株式会社 スリッター装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010089215A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Brother Ind Ltd 印刷装置の切断機構、およびこれを備えた印刷装置
CN101712242A (zh) * 2008-10-08 2010-05-26 兄弟工业株式会社 用于打印设备的裁切机构和包括裁切机构的打印设备
JP4577436B2 (ja) * 2008-10-08 2010-11-10 ブラザー工業株式会社 印刷装置の切断機構、およびこれを備えた印刷装置
EP2174792A3 (en) * 2008-10-08 2012-12-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Cutting mechanism for printing apparatus, and printing apparatus including the same
US8419305B2 (en) 2008-10-08 2013-04-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Cutting mechanism for printing apparatus, and printing apparatus including the same
CN101712242B (zh) * 2008-10-08 2013-06-26 兄弟工业株式会社 用于打印设备的裁切机构和包括裁切机构的打印设备
FR3002176A1 (fr) * 2013-02-15 2014-08-22 Amv Meca Lame de coupe industrielle anti-adherente
JP2016132041A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 東芝テック株式会社 カッター装置およびこのカッター装置を搭載したプリンタ装置
JP2021037563A (ja) * 2019-09-02 2021-03-11 山王鉄工株式会社 スリッター装置
JP2021037611A (ja) * 2020-07-22 2021-03-11 山王鉄工株式会社 スリッター装置
JP7084051B2 (ja) 2020-07-22 2022-06-14 山王鉄工株式会社 スリッター装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007229911A (ja) 粘着剤付シート材用切断刃およびこれを用いた切断装置
CN1153675C (zh) 带处理装置
JP2006305662A (ja) 粘着剤付シート材切断装置
JP4881707B2 (ja) 紙葉類の切断刃研磨方法及び紙葉類断裁装置
KR20110043469A (ko) 웹의 접합 장치, 웹의 접합 방법, 및 기능성 필름의 제조 방법
CN1130570A (zh) 粘接片的剥离方法及其装置
JP2013035122A (ja) ラベル材料の加工方法およびその加工装置、ならびにラベル連続体の製造方法およびその製造機
JP2004298989A (ja) シートカッター
JP2012181299A (ja) クリーニングローラとその製造方法
KR20100124295A (ko) 에스컬레이터용 가이드 롤러의 청소용 필름
JP2010260674A (ja) 両面粘着テープ貼付け方法と両面粘着テープ貼付け装置
JP2005180651A (ja) クラッチ用摩擦板の製造方法および装置
JP2007075938A (ja) パンチ刃
JP5274912B2 (ja) 金属箔ロール成形装置及び金属箔ロール成形方法
JP2009119687A (ja) 補強方法、ラベル加工方法及びラベル形成装置
CN212287904U (zh) 组合刀具及具有其的分切机
CN209394781U (zh) 一种刀模
WO2020170561A1 (ja) 異物除去装置
JP4123804B2 (ja) スコアカットスリッタ装置及びそれを用いたスリット方法
JP5431248B2 (ja) ウエブ裁断装置
JPH08216094A (ja) シート材切断装置
JP5176687B2 (ja) グラビア塗工装置、及びグラビア塗工方法
JPH0852614A (ja) 丸鋸用制振台金
JP4473003B2 (ja) カッター装置及びカッター装置の製造方法
JP4988149B2 (ja) フィルムロールのトリミング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20090218

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20090403

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090528

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090626