JP4881707B2 - 紙葉類の切断刃研磨方法及び紙葉類断裁装置 - Google Patents

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Description

本発明は、紙載台上に保持された紙葉類を切断する紙葉類断裁装置及びその切断刃研磨方法に係わり、紙載台に単一若しくは束状にセットされた紙葉類を回転刃或いは平刃で切断する切断機構の改良に関する。
一般にこの種の断裁装置は、単一(1枚)若しくは束状(複数枚)に紙載台にセットしてその所定個所を切断する装置として広く使用されている。例えばプリンタ装置などから搬出されるロール紙を所定長さに切断するカッタ装置、或いはプリンタ装置などから搬出される単紙葉を1/2、1/4などに半裁するカッタ装置、束状に製本綴じされたシート束の周縁を断裁揃え(トリミングカット)する断裁装置として広く知られている。
従来、このような断裁装置としては例えば特許文献1に開示されているようにテーブル上に1枚のシートをセットしてこれを切断する断裁装置と、例えば特許文献2に開示されているように多数枚のシートを束状にセットして一度に切断する断裁装置が知られている。そして切断の方法としては特許文献1のようにシートの一端から他端に移動する切断刃で切断する場合と、特許文献2のように束状のシートの上方から平刃状の切断刃(ギロチン刃)が下降する際に切断するものがそれぞれ知られている。
一方上述のような紙葉類断裁装置に使用される切断刃はSK材(炭素鋼)、SUS材、セラミックス材などが用途に応じて使用されている。SK材は安価であり、再研磨できるが錆が発生し易い特徴があり、SUS材、セラミックス材は錆の発生は少ないが高価となる特徴がある。
特開平10−138194号公報 特開2003−71780号公報
上述のように、単一紙葉若しくは複数枚の紙葉束を所定の切断線に沿って切断する場合には、前掲特許文献1のように回転刃を切断線に沿って移動させて切断するか、或いは前掲特許文献2のように所定の切断長さを有する平板状の平刃(ギロチン刃)で切断するか、従来いずれかの方法が採られている。このいずれの場合にも切断刃としては、SK材、SUS材、セラミックス材が使用されている。
ところがSUS材、セラミックス材の切断刃は高価であり、また再研磨が困難であるため、これらの切断刃を備えた断裁装置は高価となり、ランニングコストも高くなる問題がある。一方SK材の切断刃は、比較的安価で再研磨も容易であるが錆が発生し易い問題がある。そこで従来は切断刃をSK材で構成する場合には表面に例えばニッケルメッキなどの表面処理を施すことが試みられているが再研磨する際にメッキ層が剥がれ、錆を招く問題を抱えている。
一方、いずれの材質の切断刃を用いても例えば製本綴じしたシート束を断裁する場合には接着剤が刃先に付着することがある。また写真用紙などのコーティング紙では表面層のコーティング材が刃先に付着することがある。これらの接着剤・コーティング材が刃先に付着すると切断性能の劣化を招く問題がある。これと同時に刃先に付着した接着剤・コーティング材或いは金属錆は切断の際に紙葉類の切断面に付着して切断品位が劣る問題がある。
本発明は紙葉類を切断する過程で切断刃の刃先を研磨することによって錆その他の付着物を除去し、常に切断刃を切断性に富んだ状態で維持することが出来、以って切断性能と、耐久性に優れた紙葉類断裁装置の提供をその主な課題としている。
上記課題を達成するため本発明は以下の構成を採用する。紙葉類Pを単一又は束状に支持する紙載台15と、この紙載台15上の紙葉類Pの切断長さに適合する刃先を有する平板状の切断刃25と、この切断刃25を上記紙葉類から退避した待機位置Hpと紙葉類Pを切断する切断位置Cpとの間で往復動する駆動手段MLと、上記待機位置Hpに配置され上記切断刃25の刃先を研磨する研磨部材37aとを備える。上記研磨部材37aは、上記切断刃25が待機位置Hpから切断位置Cpに向けて移動するとき、及び上記切断位置から待機位置に復帰移動するとき、それぞれ切断刃の刃先を研磨することを特徴とする
前記切断刃25は、前記紙載台15上の紙葉類Pの切断線Xと直交する紙厚さ方向に移動自在に構成し、この場合には上記研磨部材37aは紙厚さ方向に移動する切断刃25の刃先と摺接するように例えば待機位置(ホームポジション)Hpに配置する。
また上記切断刃25を紙葉類Pの切断長さを有する平板状のギロチン刃で構成し、この場合上記研磨部材37aは切断刃の待機位置(ホームポジション)Hpに配置する。
円形状の回転刃と、紙葉類Pを単一又は束状に支持する紙載台15と、回転刃を紙載台15上の紙葉類Pの切断線Xに沿って移動する駆動手段MLと、上記回転刃の刃先を研磨する研磨部材37aとを備える。そして上記回転刃は紙葉類Pの切断に伴って従動回転又は駆動回転するように切断刃保持手段に設け、上記研磨部材37aは上記回転刃の紙葉類Pと接する切削部位Cpから離れた非切削部位NCpで刃先と摺接するように配置する。この研磨部材37aには上記回転刃の刃先に圧接する付勢手段を設ける。
平板状の切断刃25と、紙葉類Pを単一又は束状に支持する紙載台15と、上記切断刃25を待機位置Hpと上記紙載台15状の紙葉類Pを切断する切断位置Cpとの間で移動する切断動駆動手段MLと、上記切断刃25の刃先を研磨する研磨部材37aとを備える。そして上記研磨部材37aは、待機位置Hpで切断刃25の刃先と摺接するように配置し、この待機位置Hpで研磨部材37aと切断刃25の少なくとも一方を所定方向に移動する研磨動駆動手段を備える。
上記研磨動駆動手段は待機位置Hpで切断刃25を研磨部材37aと摺接するように所定方向に移動し、この研磨動駆動手段と刃駆動手段MLとを同一の駆動モータで構成する。または、上記研磨動駆動手段は待機位置Hpの切断刃25と摺接するように研磨部材37aを所定方向に移動し、この研磨動駆動手段を刃駆動手段MLとは異なる駆動モータで構成する。
上記研磨部材37aは切断刃25の刃先に摺接する研磨位置と刃先から離間した非研磨位置との間で移動可能に構成する。
紙載台15上に支持された紙葉類Pを所定の切断線Xに沿って回転しながら切断する回転刃の研磨方法であって、上記回転刃で紙載台15上の紙葉類Pを切断する際に、この回転刃の紙葉類Pと接する切削部位から離れた非切削部位で刃先を研磨部材37aで研磨する。
紙載台15上に支持された紙葉類Pを所定の切断線Xと直交する紙厚さ方向に待機位置Hpから切断位置Cpに移動する際に切断するギロチン刃の研磨方法であって、上記ギロチン刃の刃先を上記待機位置Hpで研磨部材37aによって研磨する。
本発明は待機位置と切断位置との間で移動する切断刃に対して待機位置若しくは切断位置に刃先を研磨する研磨部材を設けたものであるから、紙葉類の切断の都度或いは適時刃先は研磨され、切断時に付着した接着糊その他の異物を除去することが出来る。従って接着糊などの異物の付着による切断刃の/刃先の劣化を防止し、常に鋭敏な切断が可能となる。
また、切断刃として比較的安価なSK材(炭素鋼)を使用しても、錆を取除くことが出来、鋭敏な切断と同時に錆・接着剤などの異物が紙葉類の切断面に付着することがなく、切断品位に富んだ断裁装置の提供が可能である。
更に、紙葉類を回転刃で回転しながら切断する構成にあっては、この回転刃の刃先を切断位置と異なる部位を研磨することにより研磨部材を駆動するなどの特別な研磨機構を必要とすることがない。従って簡単な構造で切削性と耐久性に富んだ装置の提供が可能である。
同様に紙葉類を厚さ方向に待機位置から切断位置に上下動する切断刃で断裁する構成にあっては、この切断刃を研磨する研磨部材を待機位置配置することによって切断時に研磨粉が紙葉類に付着する恐れがない。
以下図示の好適な実施の態様に基づいて本発明を詳述する。図1は本発明に係わる紙葉類断裁装置の全体構成を示す斜視図であり、図2及び図3はその要部の部分説明図である。
図1に示す紙葉類断裁装置Aは、装置フレーム10と、紙葉、プラスチックフィルムなどの束状の紙葉類(以下「紙葉類P」という)を保持する紙載台15と、この紙載台15に紙葉類Pを押圧保持するプレス手段20と、所定の切断線Xに沿って紙葉類Pを断裁する切断刃25とから構成されている。そして切断刃25は切断線Xの方向に移動する過程で紙葉類Pを断裁する走行刃断裁構造と、切断線Xと直交する束厚さ方向に移動する過程で紙葉類Pを断裁するギロチン刃断裁構造が採用される。本発明はこのような切断刃で紙葉類Pを断裁する過程で研磨部材によって刃先を研磨することを特徴としている。以下その構成を図1乃至図6に基づいて走行刃断裁構造について、図8、図9に基づいてギロチン刃断裁構造について説明する。
[装置フレームの構成]
図1には複数の切断刃25が切断線Xに沿って移動する際に紙葉類Pを断裁する走行刃断裁構造を示す。図示10は装置フレームであり、紙載台15と切断刃25とプレス手段20を支持する適宜の枠体で構成されている。この装置フレーム10は例えば製本装置などに組み込まれる場合はシート束の搬送機構部に配置され、その装置仕様に応じて適宜の構造で構成される。図示のものは固定フレーム11と、この固定フレーム11に支持された可動フレーム12とから構成されている。固定フレーム11には紙載台15が一体的に固定され、可動フレーム12は紙載台15に対して上下昇降自在に支持されている。図1に示す構造を説明すると、固定フレーム11は、紙載台15を構成する下枠11aと、その上方に距離を隔てて略々平行する上枠11bと、この上下枠11a、11bを連結する左右の側枠11c、11dとの枠組みで構成されている。また上記可動フレーム12は上記固定フレーム11の側枠11c、11dに形成されたガイド溝11e、11fに嵌合保持され紙載台15に対して上下動自在に支持されている。その上下機構(後述のシフト手段)については後述する。
[紙載台の構成]
紙載台15は紙葉類Pを束状に載置するテーブル部材で構成され、装置フレーム10に固定されている。この紙載台15は装置仕様によって水平姿勢又は垂直姿勢或いは所定角度で傾斜した姿勢で構成される。つまり紙載台15に紙葉類を搬送する搬送経路(図示せず)の構成に応じて種々の姿勢で配置され、例えば垂直姿勢の場合にはこの紙載台15に紙葉類Pを押圧保持するニップ手段と協働して紙葉類Pを保持するように構成される。図示のものは水平姿勢で紙葉類Pを搬送する搬送経路(図示せず)に配置される。また、この紙載台15には、例えば紙葉類Pを回転して天部・地部・小口部を切断するトリミングカットする装置構成(製本装置等)にあっては回転テーブル(不図示)が備えられる。この紙載台15には後述する固定刃48(図3参照)又は刃受部材45a、45b(図6(a)、(b)参照)が設けられる。
[プレス手段の構成]
上述の紙載台15には紙葉類Pを断裁位置に押圧保持するプレス手段20が配置される。これは後述する切断刃25で紙葉類Pを切断する際にその剪断力で紙葉類Pが位置ズレしないように保持する為であり従来から種々の機構が知られている。その一例を説明すると図4(a)に示すプレス手段20は、前述の可動フレーム12に加圧スプリング21を介してプレス部材22で紙載台上の紙葉類Pを押圧保持するようになっている。つまり前記可動フレーム12に一体形成したブラケット12c、12dに左右2本の支持ステム21a、21bが嵌合支持され、この支持ステム21a、21bに板状のプレス部材22が連結固定されている。そしてブラケット12c、12dとプレス部材22との間に加圧スプリング21(図示のものは圧縮スプリング)が嵌装されている。
従って可動フレーム12を後述するシフト手段で下降すると紙載台上の紙葉類Pをプレス部材22が押圧することとなる。このプレス手段20の構成は比較的簡素な機構で紙葉類Pを比較的弱い力で押圧するように構成され、後述するシフト手段の刃送り駆動手段(シフトモータ)MSも小型・小容量の電磁モータで構成されている。これは後述するように紙載台上の紙葉類Pを最上シートから徐々に下層シートを切断するため切断刃25の剪断力が比較的小さく紙葉類Pを押圧保持する押圧力を小さくしてもシートが位置ズレする恐れがないためである。
この他プレス手段20は次の構造としても良い。図4(b)に示すようにプレス手段20をジャッキ構造で構成する。例えば前記固定フレーム11に第1揺動レバー23a、23bが回動自在に軸支持され、この第1揺動レバー23a、23bにそれぞれ第2揺動レバー23c、23dが軸支持され、第2揺動レバー23c、23dにプレス部材22が回動自在に軸支持されている。そしてこの第1、第2揺動レバー23a〜23dはボールネジ24で相互に接近及び離反するように連結されている。従ってボールネジ24をプレスモータMPで回転すれば第1、第2揺動レバー23a〜23dは起立若しくは倒伏することとなりプレス部材22は紙葉類Pの厚さに応じてプレス部材22を加圧する。このような構成であっても紙載台15上の紙葉類Pをプレス部材22で押圧支持することが可能である。
[切断刃を円板刃で構成する態様]
図1及び図2に示す切断刃25は切断線Xに沿って移動する複数の刃先を備えている。この切断刃25は(1)円形状の円板刃25Aか、又は(2)矩形状の平刃25Bで構成される。上記(1)の円板刃25Aは1枚若しくは複数枚が切断線Xに沿って移動するように配置される。図2(a)には所定間隔Lで複数の円板刃25Aを配置する場合を示し、この円板刃25Aは切断線Xに沿って後述する切断刃保持手段26(図示のものはチェーン構造体)に所定間隔Lで配置されている。この複数の円板刃25Aは図2に示すように同一径、又は図5(d)に示すように切断線Xに沿って徐々に大径の円形状に形成する。
そして図2の同一径で構成する場合は紙葉類Pの切断長さ(図2に示すL0)より短い間隔Lで配置されている。このように構成された円板刃25Aは切断線Xに沿って移動しながら後述する刃送り機構で直交する紙厚さ方向に切断刃保持手段26をシフトすることによって切り込み量を調整する。
また図5(d)に示すような徐々に大径の円形状とする場合は第1切断刃25aの直径Da、切り込み深さDx、第2切断刃25bの直径Db、切り込み深さDy、第3切断刃25cの直径Dc、切り込み深さDzをとするとき、Da<Db<Dcとし、最大径の切断刃(図示の場合は第3切断刃25c)の切り込み深さDzを許容最大厚さに設定する。これにより紙厚さ方向に移動する刃送り機構を備える必要がなくなる。これらの切断刃25の刃先形状は片刃又は両刃に形成され、後述するように刃受け側をまな板形状の刃受け面で構成する場合には両刃形状に、刃受け側を挟み切断する固定刃で構成する場合には片刃形状に構成する。
[切断刃を平刃で構成する場合の態様]
切断刃25を平刃25Bで構成する場合には例えば図5(b)に示すように切断刃25を矩形状の平刃25Bに形成し、切断線Xに沿って1枚若しくは複数枚の刃先で構成する。そして前述の円板刃25Aと同様に紙葉類Pの切断長さ(図2に示すL0)より短い所定間隔Lで複数配置されている。この他、図5(c)には平刃25Bを扇型形状にする場合を示しているがその構成は同図(b)の矩形状と同様である。
[切断刃保持手段の構成]
上記形状の切断刃25A及び25Bは、(1)無限ループ軌跡を描く切断刃保持手段26xに固定されるか、又は(2)切断線Xに沿って直線軌跡で往復動するスライド部材26yに保持される。まず、上記(1)の切断刃保持手段26xについて説明すると、図2に示すように、この切断刃保持手段26xは切断刃25A、25Bを切断線Xに沿って走行させるように保持する。この為、切断刃保持手段26xはチェーン、ベルトなどの可撓性無端帯で構成され、図示のものは伝動用チェーン構造を採用している。図2(a)及び(b)に切断刃保持手段26に伝動用チェーンを用いた場合の一例を示すが、樹脂或いは金属製のリンクセグメント26aを連結ピン26bで連鎖状に連結し、この連結ピン26bには軸ローラ26cが遊動回転するように嵌合されている。このような切断刃保持手段26xに円板刃25A(図2参照)又は平刃25B(図5(b)参照)が所定間隔Lで複数取付けられている。
図2(b)に示す連鎖状に連結する左リンクセグメント26aLと右リンクセグメント26aRとの間に円板刃25Aを連結ピン26bに軸支持してあり、この円板刃26Aは連結ピン26bを中心に転動するように取付けられている。そして円板刃25Aの直径Dは隣接するリンクセグメント26aと干渉しない寸法で形成されている。このように形成されたチェーン構造体は左右一対のスプロケット27R、27Lに歯合され、各スプロケット27R、27Lは前記可動フレーム12に軸支持されている。そして図2左側のスプロケット27Lには刃走行駆動手段である駆動モータMLが連結されている。図示28はテンションレバーでありチェーン構造体のテンションを調整している。つまりテンションレバー28はバネ28aで図2時計方向に付勢してあり、チェーン構造体が使用途上で摩耗してもバネ28aの作用で常に一定の軌跡で切断刃25が走行するようになっている。
このように切断刃保持手段26xをチェーン構造体で構成する場合に図2に示す円形刃25Aの場合は、連結ピン26bに円板刃25Aを嵌合支持し、連結ピン26bを中心に転動するように支持されている。また図5(b)に示す平刃25Bで構成する場合は連結ピン26bに堅固に固定する。尚チェーン構造体としては、ロールチェーンを図示したが、所謂サイレントチェーンなど、樹脂成形チェーンなどであっても良いことは勿論である。また、上記切断刃保持手段26xは上述のチェーン構造体に限らず、ベルト部材例えばタイミングベルトであっても良く、この場合にはベルト外表面に円板刃25A又は矩形状の平刃25Bをビスなどで固定する。また、同様にワイヤなどの可撓性部材で構成することも可能であり、この場合は後述するガイド手段を構成する研磨材ホルダーに切断刃を左右走行可能に保持し、この切断刃に連結したワイヤなどの可撓性部材で切断刃を走行させる。
従って紙載台15上に保持された紙葉類Pの切断線Xに沿って切断刃保持手段26xが張設され、これに取付けられた切断刃25が図2左右方向に移動することとなる。この場合切断刃保持手段26xは紙載台15上の紙葉類Pと距離を隔てて略々平行する平面内でループ形状を描くように配置されるか、若しくは垂直な平面内でループ形状を描くように配置される。このように切断刃保持手段26xを張設する回転輪27は切断刃保持手段26xが紙載台15に対して垂直平面内でループを描くように配置しても、水平平面内でループを描くように配置してもいずれでも良い。尚水平平面内でループを描くように配置する場合は紙載台上の紙葉類Pと干渉しないエリア内で切断刃25が走行するように配慮する必要がある。
[異なる切断刃保持手段の構成]
次に図7に示す切断刃保持手段26を切断線Xに沿って直線的に往復動するスライド部材26yで構成する場合について説明する。このスライド部材26yは適宜形状の板部材で形成され、前記可動フレーム12に設けられたガイドレール29に摺動自在に嵌合支持されている。そしてこのスライド部材26yに円板刃、平刃などの複数の切断刃25d、25e、25fが固定支持される。またスライド部材26yには駆動ベルト30が左右一対のプーリ30a、30bに掛け渡してあり、その一方のプーリ30aには駆動モータMLが連結してある。従って駆動モータMLの正逆回転によってスライド部材(切断刃保持手段)26yはガイドレール29に案内され、切断線Xに沿って往復動することとなり、これに取付けた切断刃25d、25e、25fも図7(a)左右方向に往復動することとなる。
[切断刃保持手段の駆動構造]
前述のように複数の切断刃25A、25Bを備えた切断刃保持手段26は、切断線Xに沿って移動走行するように左右一対の回転輪27に張設される。つまり切断刃保持手段26xがチェーン構造体である場合には前述のスプロケット27R、27L間に、また切断刃保持手段26がベルト部材である場合にはプーリ(27R、27L)間に架け渡される。そして回転輪27の一方27Lには駆動モータなどの刃走行駆動手段MLが連結されている。
[ガイド手段の構成]
上述の図2(a)に示す切断刃保持手段26xに支持された複数の切断刃25には前記切断線Xに沿って直線的に移動走行するようにガイド手段35が必要となる。図3(a)にその断面構成を示す。同図に示すものは切断線Xに沿って定規状に切断刃25を案内するガイド手段35が設けられ、このガイド手段35は前記可動フレーム12か又は前記固定フレーム11に配置される。前者について説明すると図2に示すように切断線Xに沿ってガイド部材(ガイド手段;以下同様)35が可動フレーム12に固定されている。そしてこのガイド部材35には切断刃25を嵌合する案内溝35aが設けられ、この案内溝35aには前記チェーン構造体の軸ローラ26cと摺接してチェーン構造体が蛇行するのを防止するチェーン摺接面35bと、切断刃25A(又は25B)と摺接してこれを切断線Xに沿って直線運動するように案内する刃摺接面35cとが設けられている。
このガイド部材35は図2(a)及び図3(a)に示すものと、図5(a)に示すものはそれぞれ異なる形状で構成されているが、要は切断刃25が正確に切断線Xに沿って直線運動するように案内するように構成すれば良い。また切断刃25が紙葉類Pを切断する際に切断線Xに沿って正確に直線運動すれば刃摺接面35cの摺接面積は小さいほど摩擦抵抗が少なくなる。従って上記刃摺接面35cの形状は切断刃25の構成に応じて実験的に設定することが好ましい。
[刃送り機構の構成]
前述した図2(a)に示す切断刃25Aは束状の紙葉類Pを切断する場合には上層紙から下層紙に徐々に刃送りする必要がある。このため図2(a)の装置には刃送り機構40が設けられる。この刃送り機構40は(1)切断刃保持手段26を紙載台15に対して垂直方向に上下動するシフト手段41で構成されている。このシフト手段41は、切断刃保持手段(チェーン構造体)26xのスプロケット27R、27Lを前記可動フレーム12に支持(軸受け支持)し、この可動フレーム12自体を紙載台15に対して上下動するように構成する。つまり前記可動フレーム12は固定フレーム11に形成したガイド溝11e、11fに嵌合支持され上下動自在に構成されている。そして上記可動フレーム12は固定フレーム11に設けた回転軸13に偏心カム14が嵌合され、この偏心カム14を有するブラケット16に固定されている。そして回転軸13には刃送り駆動手段を構成するシフトモータMSが連結され、図示13aは伝動用のタイミングベルトである。従ってシフト手段41は可動フレーム12と、この可動フレーム12を上下動する偏心カム14と、上記シフトモータMSで構成されることとなる。そしてこの可動フレーム12に切断刃保持手段26と切断刃25が搭載されている。
[刃受け機構の構成]
上述のように切断刃保持手段26に所定間隔Lで配置された円板刃25A及び平刃25Bの刃受け構造について説明すると、切断刃25の刃先に当接する刃受機構は、マナ板状の刃受部材45又は固定刃48で構成される。前者の刃受部材45はゴム或いは樹脂などの軟質材で構成され、刃受ローラ45a又は刃受板部材45bで構成される。図6(a)に示す刃受ローラ45aは前記切断線Xに沿って紙載台15に回転自在(遊動状態)に組み込まれ、紙載台15に紙葉類Pがセットされる際に刃受ローラ45aが転動するように構成されている。従ってローラ外周の刃受け面は断裁の都度外周方向に位置変化するためローラ外周は略々均等に損耗され耐久性に富んだ刃受け構造となる。また図6(b)に示す刃受板部材45bは軟質の板上部材で構成されている。尚この刃受板部材45bを損耗に従って位置移動するように構成することによって耐久性に富んだ刃受け構造となる。
次に固定刃48について図3(a)に基づいて説明する。この固定刃48は切断線Xに沿って紙葉類Pの最大切断長さより長く配置され、前記切断刃25との間で紙葉を挟み切断するように構成されている。特に本発明はこの固定刃48に前記切断刃保持手段26に支持された切断刃25を案内する刃先ガイド面49が設けられている。これは紙載台上の最下層紙を切断する際に切断刃25が確実に固定刃48に歯合するように案内するためである。従って固定刃48の前方側(切断刃が走行する上流側)でこの切断刃25を切断線方向に案内する位置に切断刃25と接して切断線X方向に案内する位置に刃先ガイド面49が配置されている。
[ギロチン刃による断裁構造]
上述のように切断線Xに沿って移動する切断刃(円板刃、平刃)25で紙葉類Pを断裁するのに対し、切断線Xと直交する紙厚さ方向に切断刃25を移動するギロチン刃断裁構造について説明する。図9に示すように紙載台15に前述の装置と同様にプレス手段(不図示)が配置され紙葉類Pを押圧保持する。そして装置フレーム56には図示上下方向に切断刃25Cが移動自在に支持されている。この切断刃25Cの上下方向支持は例えば装置フレーム56に傾斜したガイド溝56aを設け、このガイド溝56aに沿って切断刃25Cが傾斜方向に上下動するように構成する。そしてこの切断刃25Cを上下動する駆動手段57を設ける。図示の駆動手段57は駆動アーム57aと、このアームを揺動する駆動モータMgから構成してある。従って駆動モータMgで駆動アーム57aを図示時計方向に回転するとアーム先端に連結(軸支)された切断刃25Cが下降し、紙載台15上の紙葉類Pを断裁する。このように構成された切断刃25Cはその刃先が紙葉類Pの切断長さより長く形成された平板状の平刃(以下「ギロチン刃」という)で構成される。
[刃先研磨部材の構成]
本発明は上述の各構成の切断刃25に以下の研磨部材を装備したことを特徴としている。つまり(1)前述の円板刃25Aの場合は紙葉類切断中に従動回転する刃先を研磨する構造(回転刃研磨構造)、(2)前述の切断線X方向に移動する平刃25Bの場合は待機位置に位置する刃先を研磨する構造(走行平刃研磨構造)、(3)前述のギロチン刃の場合は待機位置に位置する刃先を研磨する構造(ギロチン刃研磨構造)をそれぞれ採用する。以下各構成について説明する。
[回転刃研磨構造]
上記(1)の回転刃研磨構造は、図2(a)に示すように切断刃保持手段(チェーン構造体)26xに支持され切断線Xに沿って走行する。この走行は前述のように切断線Xに沿って旋回動するループ状軌跡又は往復動する直線状軌跡を描く。そこでこのような軌跡で移動する回転刃25A(円板刃;以下同様)を紙葉類Pと接する切削部位(図3(a)に示すCp)から離れた非切削部位(図3に示すNCp)に研磨部材37aを設ける。図示のものは前述のガイド部材35に研磨部材装着開口37bを設け、この開口37bに研磨部材37aが配置してある。この研磨部材37aは樹脂製の弾性砥石、ダイヤモンド砥石、金属ヤスリ、紙(布ヤスリ)その他、回転刃25Aの素材に応じた研磨材で構成する。そしてこの研磨部材37aを上記研磨部材装着開口37bに回転刃25Aの刃先面と接する位置に配置し、板バネ37cなどで圧接する。このように構成した研磨部材37aは紙葉類Pを切断する際に回転(従動回転又は駆動回転)する回転刃25Aの刃先を研磨することとなる。従って刃先に生じた錆その他の付着物を除去し、これらの付着物が紙葉類に付着するのを防止する。
[走行平刃研磨構造]
上記(2)の走行平刃研磨構造は、図7(a)(b)に従って前述した切断刃保持手段(スライド部材)26yに支持され切断線Xに沿って走行する。この走行は前述のように切断線Xに沿って直線状軌跡を描く。このスライド部材26yは図7(b)に示す待機位置、つまり紙載台15上の紙葉類Pから離間した例えばホームポジションから同図(a)に示す紙葉類Pを切断する位置に移動する。そして同図(a)x−x断面図を図8(a)に、同図(b)y−y断面図を図8(b)に示す。そこでホームポジションHpには研磨材ホルダー59が配置してあり、この研磨材ホルダー59にはホームポジションHpと紙葉類Pの切断位置との間を移動する切断刃25Bを案内するガイド溝59aが形成してある。このガイド溝59aには切断刃25Bの刃先と係合する研磨部材37aがバネ47cで圧接してある(図8(c)参照)。図示のものは刃先の腹部と背部にそれぞれ摺接する2つの研磨部材37aが研磨材ホルダー59内に配置してある。
従って、図7(b)のホームポジションから(a)の切断位置に切断刃25Bが移動する間にその刃先はホームポジションHpの研磨材ホルダー59内の研磨部材37aによって刃先を研磨されることとなる。尚上記切断刃保持手段(スライド部材)26yに設けられた駆動モータMLをホームポジションにおいて所定量往復動すると、これに取り付けられた切断刃25Bも所定距離往復動する。これによって切断刃25Bはホームポジションに待機する間にその刃先を繰り返し研磨部材37aによって研磨されることとなる。
[ギロチン刃研磨構造]
上記(3)のギロチン刃研磨構造は、図9に基づいて前述したように紙載台15の上方に退避したホームポジションと、紙葉類Pを断裁する切断位置との間で上下動する。そこでこのギロチン刃25Cのホームポジションには図10(a)乃至(c)にその断面を示すように研磨部材37aが適宜の装置フレームに設けてある。この研磨部材37aは装置フレームに設けたガイド溝60に沿って刃先面と摺接する同図(b)(c)の状態と、刃先面から退避した同図(a)の状態に上下動自在に支持されている。そしてバネ60aで常時刃先面と摺接する側に付勢されている。尚研磨部材37aは前述と同様の素材で構成されている。
そこでギロチン刃25CをカッタモータMCでホームポジションと切断位置との間で上下昇降する際に、ギロチン刃25Cは図10(a)の状態から同図(c)の状態に往復動する。するとギロチン刃の刃先はバネ60aに抗して研磨部材37aを上下動する。このとき刃先面は研磨部材37aによって同図(b)の状態から同図(c)の状態に移動する際に研磨される。この場合前記カッタモータMCをホームポジション位置(図10(a)の状態)で所定量往復動することによって同図(b)の状態と(c)の状態を繰り返すこととなり、刃先は確実に研磨される。
[切断刃研磨方法の説明]
次に本発明の切断刃研磨方法について説明すると、前述の回転刃研磨の構造にあっては、前記回転刃25Aで紙載台上の紙葉類Pを切断する際に、この回転刃25Aの紙葉類Pと接する切削部位(図3に於けるCp)から離れた非切削部位(図3に於けるNCp)で刃先を研磨部材37aで研磨する方法であって、その構造は前述の通りである。このように紙載台上の紙葉類Pを回転刃25Aで所定の切断線Xに沿って回転しながら切断する。このとき回転刃25Aは切断線Xに沿って移動する過程で回転(駆動回転又は従動回転)する回転刃25Aの刃先を切削位置Cpから離れた非切削位置NCpで研磨することを特徴としている。
次に前述のギロチン刃25Cの研磨方法であって、このギロチン刃25Cを待機位置(例えばホームポジション)で研磨部材37aによって研磨する。この方法ではギロチン刃25Cを紙載台15から退避した待機位置で研磨部材37aによって研磨する構造を採用する。これによってギロチン刃25Cはホームポジションでその刃先を研磨することとなり、研磨の為の特別な駆動手段を設ける必要がなくなる。
本発明に係わる紙葉類断裁装置の全体構成を示す斜視図。 図1の装置の要部説明図であり、(a)は切断刃の配置状態、(b)は切断刃保持手段を構成するチェーンの連結構造、(c)は裁断刃(円板刃)の状態を示す。 図1の装置における切断刃案内機構の説明図であり、(a)は拡大断面図を示し、(b)は研磨部材の構成図を示す。 図2の装置に於けるプレス手段の説明図であり、(a)及び(b)はそれぞれ異なる実施形態を示す。 図2の装置と異なる切断刃保持手段とこれに取り付けた切断刃の形態を示し、(a)はその全体説明図、(b)及び(c)は切断刃の形状を示す説明図であり、(d)は図2と異なる円板刃の構成図である。 図1の装置における刃受部材の構成図であり、(a)はローラ部材を用いた場合を、(b)は板状部材を用いた場合を示す。 図2の装置と異なる切断刃保持手段をこれに取り付けた切断刃の形態を示し、(a)は切断状態を示し、(b)は待機位置を示す。 図7の装置の切断刃保持手段の構成図であり、(a)は断面図を示し、(b)は研磨部材との係合状態を示し、(c)は(b)の要部拡大図である。 図2及び図7の装置と異なる裁断刃の形状を示す。 図9の装置における裁断刃の研磨動作を示す説明図である。
符号の説明
10 装置フレーム
11 固定フレーム
11a 下枠
11b 上枠
11c 側枠
11d 側枠
11e ガイド溝
11f ガイド溝
12 可動フレーム
13 回転軸
14 偏心カム
15 紙載台
16 ブラケット
20 プレス手段
21 加圧スプリング
21a 支持ステム
21b 支持ステム
22 プレス部材
23a、23b 第1揺動レバー
23c、23d 第2揺動レバー
25 切断刃
25A 円板刃
25B 平刃
25C ギロチン刃
26 切断刃保持手段
26a リンクセグメント
26b 連結ピン
26c 軸ローラ
27 回転輪
27R、27L スプロケット(プーリ)
28 テンションレバー
35 ガイド手段(ガイド部材)
35a 案内溝
35b チェーン摺接面
35c 刃摺接面
37 研磨手段
40 刃送り機構
45 刃受部材
48 固定刃
49 刃先ガイド面
A 紙葉類断裁装置
ML 駆動モータ(刃走行駆動手段)
MP プレスモータ
MS シフトモータ(刃送り駆動手段)
P 紙葉類
X 切断線

Claims (3)

  1. 紙葉類を単一又は束状に支持する紙載台と、
    上記紙載台上の紙葉類の切断長さより長い刃先を有する平板状の切断刃と、
    上記切断刃を上記紙葉類から退避した待機位置と紙葉類を切断する切断位置との間で往復動する駆動手段と、
    上記待機位置に配置され上記切断刃の刃先を研磨する研磨部材と、
    を備え
    上記研磨部材は、上記切断刃が待機位置から切断位置に向けて移動するとき、及び上記切断位置から待機位置に復帰移動するとき、それぞれ切断刃の刃先を研磨することを特徴とする紙葉類断裁装置。
  2. 前記研磨部材は
    前記切断刃の刃先と係合する砥石部材と、
    この砥石部材を切断刃の刃先に圧接する付勢手段と、
    で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の紙葉類断裁装置。
  3. 前記切断刃を往復動する駆動手段は、
    前記待機位置で切断刃を予め設定した所定量往復動させて前記研磨部材で切断刃の刃先を繰返し研磨することを特徴とする請求項1又は2に記載の紙葉類断裁装置。
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