JP2007229050A - 空気除菌装置 - Google Patents
空気除菌装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007229050A JP2007229050A JP2006051844A JP2006051844A JP2007229050A JP 2007229050 A JP2007229050 A JP 2007229050A JP 2006051844 A JP2006051844 A JP 2006051844A JP 2006051844 A JP2006051844 A JP 2006051844A JP 2007229050 A JP2007229050 A JP 2007229050A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- ion concentration
- chlorine ion
- air
- concentration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
【解決手段】供給された水(例えば、水道水)の中の塩素イオン濃度に基づいて、水の中の塩素イオン濃度を所定塩素イオン濃度範囲内に調整する濃度調整ユニット90と、塩素イオン濃度が調整された後の水を電気分解して活性酸素種を含む電解水を生成する電解槽31と、電解水が供給されて電解水が浸透される気液接触部材5と、気液接触部材5空気を送風して室内に吹き出す送風装置と、を備える。
【選択図】図4
Description
そこで、本発明の目的は、確実に除菌効果が得られる電解水を得ることができ、効率よく空気中の除菌を行うことが可能な空気除菌装置を提供することにある。
上記構成によれば、濃度調整部は、供給された水の中の塩素イオン濃度に基づいて、水の塩素イオン濃度を所定塩素イオン濃度範囲内に調整する。
これにより電解水生成部は、塩素イオン濃度が調整された後の水を電気分解して活性酸素種を含む電解水を生成し、気液接触部材には、この電解水が供給されて浸透される。
そして、送風部は、気液接触部材に空気を送風して室内に吹き出す。
また、純水を供給する純水供給部を備え、前記濃度調整部は、前記水に前記純水を混合することにより、前記水を含む混合後の液体の塩素イオン濃度を所定塩素イオン濃度範囲内に調整するようにしてもよい。
さらにまた、前記純水供給部は、前記水から純水を生成する純水生成部を備えるようにしてもよい。
また、供給された水の中の塩素イオン濃度を検出する塩素イオン濃度検出部を備え、前記濃度調整部は、前記塩素イオン濃度検出部が検出した塩素イオン濃度に基づいて前記濃度調整を行うようにしてもよい。
さらに、前記混合後の液体の塩素イオン濃度に基づいて前記濃度調整を行うようにしてもよい。
図1は、本発明の一実施形態を示す斜視図である。
図1において、床置き式除菌装置1は、箱形の筐体2を備え、この筐体2は、脚片2Aと、前パネル2Bと、天パネル2Cとを含み、この天パネル2Cの両側には、操作蓋2D、開閉蓋2Eがそれぞれ横並びに配置されている。
また、図3は、筐体の縦断面図である。
筐体2の内部には、図2に示すように、上下方向に延出する2枚の仕切り板51、52が設けられ、これら仕切り板51、52によって上記筐体2の内部は、3つの室(除菌室60、電装室61、給水室62)に区分けされている。筐体2の中央に形成された除菌室60の下部には、横長の吸込口3が形成され、この吸込口3の上方にはプレフィルタ3Aが配置されている。このプレフィルタ3Aの上方には、送風ファン7が支持板8を介して、上記仕切り板51、52に支持されている。この支持板8の上方には、保水性の高い気液接触部材5が、図3に示すように、筐体2の背面側から前面側に向けて下がるように斜めに配置されている。本実施形態では、この気液接触部材5は矩形形状に形成されており、当該気液接触部材5を筐体2内に斜めに配置することにより、この気液接触部材5の接触面積を減少させることなく、筐体2の高さ及び奥行きを小さくすることができ、この筐体2の小型化を図ることが可能となっている。
一方、筐体2の右側に形成された給水室62には、図2に示すように、上記水受皿9で受けた電解水を貯める給水タンク支持皿10と、この給水タンク支持皿10に貯めた電解水を汲み出す循環ポンプ13と、この循環ポンプ13で汲み出した水を電気分解して電解水を生成する電解槽31、水道水中の塩素イオン濃度を調整するための濃度調整ユニット90等が収容されている。
気液接触部材5の下方には、水受皿9が配置され、この水受皿9には、給水タンク支持皿10が連接されている。この給水タンク支持皿10には、当該支持皿10内に塩素イオンを含む水道水を供給する給水タンク11と、循環ポンプ13とが配置されている。この循環ポンプ13には濃度調整ユニット90が接続され、給水タンク支持皿10内の水道水の塩素イオン濃度を調整し、電解槽31に供給する。この電解槽31には、三方弁35を介して電解水供給管17が接続されている。電解水供給管17は、軸方向に沿って略等間隔で形成された多数の散水孔77を備えて構成されている。これら各散水孔77は、気液接触部材5の各エレメント部E(後述する)に対応する位置に形成されている。
図5は、濃度調整ユニットの概要構成ブロック図である。
濃度調整ユニット90は、循環ポンプ13の吐出側に設けられ、供給された水道水W(循環により戻された電解水EWを含む。以下、同様。)の塩素イオン濃度(水道水における残留塩素濃度に相当)を検出する第1塩素濃度センサ91を備え、その検出信号は濃度調整ユニット90全体を制御するコントローラ92に出力されている。
また、濃度調整ユニット90は、所定の濃度(例えば、飽和濃度)に調整された食塩水(塩化ナトリウム水溶液)を供給する食塩水供給ユニット93と、純水を供給する純水供給ユニット94と、を備えている。
電解槽31は、図6に示すように、水受皿9及び給水タンク支持皿10より上方に配置され、電解槽31には循環ポンプ13が運転を開始すると、給水タンク支持皿10から吸い上げられた水が貯留され、循環ポンプ13が運転を停止すると、電解槽31内の水は重力により給水タンク支持皿10に自然落下し、電解槽31が空になる。
電極32、33は、例えばベースがTi(チタン)で皮膜層がIr(イリジウム)、Pt(白金)から構成された電極板であり、この電極32、33に流れる電流値は、電流密度で数mA(ミリアンペア)/cm2(平方センチメートル)〜数十mA/cm2になるように設定され、所定の遊離塩素イオン濃度(例えば1mg(ミリグラム)/l(リットル))を発生させる。
4H++4e-+(4OH-)→2H2+(4OH-)
の反応が起こり、アノード電極では、
2H2O→4H++O2+4e-
の反応が起こると同時に、
水に含まれる塩素イオン(水道水に予め添加されているもの)が、
2Cl-→Cl2+2e-
のように反応し、さらにこのCl2は水と反応し、
Cl2+H2O→HClO+HCl
となる。
従って、電極32、33に通電することにより、殺菌力の大きいHClO(次亜塩素酸)を発生させ、この次亜塩素酸が供給された気液接触部材5に空気を通過させることにより、この気液接触部材5で雑菌が繁殖することを防止でき、気液接触部材5を通過する空気中に浮遊するウィルスを不活化することができる。また、空気中の臭気も気液接触部材5を通過する際に、次亜塩素酸と反応し、イオン化して溶解するので、空気が脱臭される。
図7は、気液接触部材の外観斜視図である。
気液接触部材5は、図7に示すように、電解水を浸透させるとともに空気を通過させる複数(本実施形態では5つ)のエレメント部Eと、これらエレメント部Eを支持するフレーム部Fとを備えて構成されている。このフレーム部Fは、下枠71と、この下枠71の両端に固定される一対の縦枠72、73と、一方の縦枠72の上部を貫通して他方の縦枠73の上部に先端が固定される電解水供給管17と、この電解水供給管17を覆うように一対の縦枠72、73の上端部間に固定される上枠(散水部)74とを備える。すなわち、電解水供給管17は、気液接触部材5の長手方向に沿って形成された上枠(散水部)74に挿入されている。
この上枠74は、図8に示すように、上板74A、前板74B及び背板74Cを有する断面略コ字状に形成され、これら前板74B及び背板74Cの内側の面には、それぞれ上板74Aに略平行に延出した各一対の支持部材75、75が形成されている。これら支持部材75、75の間には、電解水供給管17の下方に配置される第1分流シート76が差し込まれて支持されている。この第1分流シート76は、上記電解水供給管17に形成された多数の散水孔77から滴下された電解水を当該第1分流シート76全体に拡散させることにより、上記エレメント部Eの上面に均一に電解水を供給可能とするものである。
また、上板74Aの内側の面には、前板74B及び背板74Cに略平行に延出した一対のガイド片79A、79Bが形成されている。また、下枠71の下面には、エレメント部Eに滴下された余剰の電解水を、水受け皿9に排出する排水口71Aが形成されている。
エレメント部Eは、図9に示すように、波板状の波板部材81と平板状の平板部材82とが積層されて構成され、これら積層された波板部材81及び平板部材82の両端に、当該エレメント部の縦枠を構成する一対の枠部材83が配置されている。この枠部材83は、プラスチック等の樹脂によって形成されており、この枠部材83を、積層された波板部材81及び平板部材82の両端に配置することにより、当該エレメント部Eの取り扱いが容易となる。また、エレメント部Eは、上記波板部材81及び平板部材82を積層させることにより、これら波板部材81と平板部材82との間に略三角状の多数の開口85が形成され、気体接触面積が広く確保され、電解水滴下が可能で、目詰まりしにくい構造になっている。
各エレメント部Eは、フレーム部Fの縦枠72、73間に並べて配置されており、これらエレメント部Eの上面(上縁部)には、複数枚の第2分流シート84がそれぞれ配置されている。この第2分流シート84は、第1分流シート76を介して、各エレメント部Eの上面に供給された電解水を当該エレメント部Eの上面全体に拡散させるものである。
上述のように、気液接触部材5は矩形形状に形成されるとともに、筐体2内に斜めに配置されている。このため、電解水を単に滴下した場合には、この電解水は第1分留シート76の下部76Bに集中することにより、エレメント部Eの背面側には電解水が浸透するものの、当該エレメント部Eの前面側には電解水が浸透しにくく、結果的に均一に電解水をエレメント部Eへ浸透できないことにより、十分な除菌効果が得られないことが考えられる。
具体的には、散水孔77は、図6に示すように、上枠74の前板74B側に形成されたガイド片(内壁)79Aに対向する位置に形成されており、気液接触部材5の傾斜角度をθ(度)とした場合、上記散水孔77は、水平面に対する仰角が90−θ(度)となる位置に形成されている。また、散水孔77は、電解水供給管17の軸方向の所定間隔ごとに略一直線上に形成されている。
さらに、上記散水孔77からの当該孔径に対応する総散水量は、循環ポンプ13の吐出量よりも少なく設定されている。このため、電解水供給管17内の電解水圧力が高められ、電解水が末端の散水孔77にまでくまなく供給され、これによって、気液接触部材5の長手方向の隅々にまで電解水を均等に浸透させることができる。
図1において、操作蓋2Dを開くと、図示を省略した操作パネルが内側に設けられており、この操作パネルを操作することで、床置き式空気除菌装置1の運転が開始される。この運転が開始されると、循環ポンプ13が駆動され、給水タンク支持皿10内の水道水Wがミキサ98に供給される。
このとき、濃度調整ユニット90コントローラ92は、第1塩素濃度センサ91の出力した検出信号に基づいて、水道水W内の塩素イオン濃度を検出し、塩素イオン濃度が電界槽31における電解処理において最適とされる所定の塩素イオン濃度範囲内である場合には、そのまま、水道水Wを電界槽31に供給する。
より詳細には、水道水W内の塩素イオン濃度が低い場合には、水道水Wに混合すべき食塩水供給ユニット93から供給する食塩水の量を算出し、逆に水道水W内の塩素イオン濃度が高い場合には、水道水Wを希釈すべく、水道水Wに混合すべきは純水供給ユニット94から供給する純水の量を算出する。
次にコントローラ92は、算出結果に基づいて、電動弁95あるいは電動弁96の開度を調整し、食塩水あるいは純水をミキサ97に供給する。
これと並行してコントローラ92は、第2塩素濃度センサ98の出力に基づく、混合後の水道水W1の塩素イオン濃度に基づいて、電動弁95あるいは電動弁96の開度を微調整し、混合後の水道水W1の塩素イオン濃度が電界槽31における電解処理において最適とされる所定の塩素イオン濃度範囲として、電界槽31に混合後の水道水W1を供給する。
塩素イオン濃度の調整と並行して、電解槽31が駆動され、電極32、33への通電により、供給された混合後の水道水W1が電気分解されて活性酸素種を含む電解水EWが生成される。
気液接触部材5から滴下した電解水EWは、下枠71に形成された排水口71A(図8参照)を通じて水受皿9に排出され、この水受皿9の下り勾配を通じて給水タンク支持皿10内に流入し、そこに貯留される。本構成では、水が循環式となっており、蒸発等により水量が減った場合、給水タンク11内の水道水が、給水タンク支持皿10に適量供給される。この給水タンク11は、開閉蓋2E(図1参照)を開いて取り出し自在に配置され、この給水タンク11を取り出して水道水の補給が可能となる。
以上の説明においては、給水タンク支持皿10内の水道水Wの塩素イオン濃度を調整するとともに、純水供給ユニット94は、予め蓄えた純水を供給する構成を採っていたが、給水タンク11内の水道水の塩素イオン濃度を調整するとともに、当該給水タンク11内の水道水から生成した純水を用いて塩素イオン濃度を調整する場合の変形例について説明する。
図10は、変形例の濃度調整ユニットの概要構成ブロック図である。
変形例の濃度調整ユニット90Aは、給水タンク11の水道水供給口側に設けられ、供給された水道水W2の塩素イオン濃度を検出する第1塩素濃度センサ101を備え、その検出信号は濃度調整ユニット90A全体を制御するコントローラ102に出力されている。
また、濃度調整ユニット90Aは、所定の濃度(例えば、飽和濃度)に調整された食塩水を供給する食塩水供給ユニット103と、供給された水道水W2からイオン交換などにより純水を生成し、供給する純水生成供給ユニット104と、を備えている。
なお、上記構成にはポンプが含まれていないが、食塩水供給ユニット103、純水生成供給ユニット104あるいはミキサ105は適宜ポンプを備えているものとする。
次に、変形例の概要動作を説明する。
床置き式空気除菌装置1の運転が開始されると、給水タンク11内の水道水W2が純水生成供給ユニット104に供給され、純水生成供給ユニット104は、供給された水道水W2からイオン交換などにより純水を生成する。
一方、塩素イオン濃度が電界槽31における電解処理において最適とされる所定の塩素イオン濃度範囲外である場合には、コントローラ102は、電動弁101を閉じ、水道水Wに混合すべき食塩水あるいは純水の供給量を算出する。
より詳細には、水道水W2中の塩素イオン濃度が低い場合には、水道水W2に混合すべき食塩水供給ユニット103から供給する食塩水の量を算出し、逆に水道水W2中の塩素イオン濃度が高い場合には、水道水W2を希釈すべく、水道水W2に混合すべきは純水生成供給ユニット104から供給する純水の量を算出する。
これと並行してコントローラ102は、第2塩素濃度センサ109の出力に基づく、混合後の水道水W3の塩素イオン濃度に基づいて、電動弁106、電動弁107あるいは電動弁108の開度を微調整し、混合後の水道水W3の塩素イオン濃度が電界槽31における電解処理において最適とされる所定の塩素イオン濃度範囲として、電界槽31に混合後の水道水W3を供給する。
これにより電解槽31が駆動され、電極32、33への通電により、供給された混合後の水道水W2が電気分解されて活性酸素種を含む電解水EWが生成され、以下上述した実施形態と同様の処理がなされることとなる。
本変形例によれば、上述した実施形態の効果に加えて、純水を供給する必要がなくなり、よりメンテナンス性が向上することとなる。
このとき、アノード電極では、
2H2O→4H++O2+4e-
の反応と同時に、
3H2O→O3+6H++6e-
2H2O→O3+4H++4e-
の反応が起こりオゾン(O3)が生成される。またカソード電極では、
4H++4e-+(4OH-)→2H2+(4OH-)
O2 -+e-+2H+→H2O2
のように、電極反応により生成したO2 -と溶液中のH+とが結合して、過酸化水素(H2O2)が生成される。
この場合、電極の極性を反転(電極のプラスとマイナスを切り替える)させることが効果的である。カソード電極をアノード電極として電気分解することで、カソード電極上に堆積したスケールを取り除くことができる。この極性反転制御では、例えばタイマを利用して定期的に反転させてもよいし、運転起動の度に反転させる等、不定期的に反転させてもよい。また、電解抵抗の上昇(電解電流の低下、あるいは電解電圧の上昇)を検出し、この結果に基づいて、極性を反転させてもよい。
また、以上の実施形態および変形例においては、装置に供給する水として、給水タンク11から水道水を供給する場合および市水を直接導く水配管給水方式について説明したが、装置に供給する水としては、必ずしも水道水である必要はなく、消毒用の塩素を加えていない工業用水、井戸水、軟水生成浄水器により得られる水、浄化器を通した水、その他の水であっても同様に適用が可能である。
4A ミスト散布口
5 気液接触部材
7 送風装置(送風部)
17A、17B 電解水供給管
31 電解槽(電解水生成部)
35 三方弁
77 散水孔
90,90A 濃度調整ユニット
91,101 第1塩素濃度センサ
92,102 コントローラ
93,103 食塩水供給ユニット
94 純水供給ユニット
95,96,106,107,108 電動弁
97,105 ミキサ
98,109 第2塩素濃度センサ
104 純水生成供給ユニット
E エレメント部
F フレーム部
Claims (7)
- 供給された水の中の塩素イオン濃度に基づいて、前記水の塩素イオン濃度を所定塩素イオン濃度範囲内に調整する濃度調整部と、
前記塩素イオン濃度が調整された後の前記水を電気分解して活性酸素種を含む電解水を生成する電解水生成部と、
前記電解水が供給されて前記電解水が浸透される気液接触部材と、
前記気液接触部材に空気を送風して室内に吹き出す送風部と、
を備えたことを特徴とする空気除菌装置。 - 請求項1記載の空気除菌装置において、
所定濃度の塩化ナトリウム水溶液を供給する塩化ナトリウム水溶液供給部を備え、
前記濃度調整部は、前記水に前記塩化ナトリウム水溶液を混合することにより、前記水を含む混合後の液体の塩素イオン濃度を所定塩素イオン濃度範囲内に調整する、
ことを特徴とする空気除菌装置。 - 請求項1記載の空気除菌装置において、
純水を供給する純水供給部を備え、
前記濃度調整部は、前記水に前記純水を混合することにより、前記水を含む混合後の液体の塩素イオン濃度を所定塩素イオン濃度範囲内に調整する、
ことを特徴とする空気除菌装置。 - 請求項1記載の空気除菌装置において、
所定濃度の塩化ナトリウム水溶液を供給する塩化ナトリウム水溶液供給部と、
純水を供給する純水供給部と、を備え、
前記濃度調整部は、前記水に前記塩化ナトリウム水溶液あるいは前記純水を混合することにより、前記水を含む混合後の液体の水の塩素イオン濃度を所定塩素イオン濃度範囲内に調整する、
ことを特徴とする空気除菌装置。 - 請求項3または請求項4記載の空気除菌装置において、
前記純水供給部は、前記水から純水を生成する純水生成部を備えたことを特徴とする空気除菌装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の空気除菌装置において、
供給された水の中の塩素イオン濃度を検出する塩素イオン濃度検出部を備え、
前記濃度調整部は、前記塩素イオン濃度検出部が検出した塩素イオン濃度に基づいて前記濃度調整を行うことを特徴とする空気除菌装置。 - 請求項2ないし請求項6のいずれかに記載の空気除菌装置において、
前記混合後の液体の塩素イオン濃度に基づいて前記濃度調整を行うことを特徴とする空気除菌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006051844A JP4731355B2 (ja) | 2006-02-28 | 2006-02-28 | 空気除菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006051844A JP4731355B2 (ja) | 2006-02-28 | 2006-02-28 | 空気除菌装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007229050A true JP2007229050A (ja) | 2007-09-13 |
JP4731355B2 JP4731355B2 (ja) | 2011-07-20 |
Family
ID=38550251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006051844A Expired - Fee Related JP4731355B2 (ja) | 2006-02-28 | 2006-02-28 | 空気除菌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4731355B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010029244A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気除菌装置 |
JP2010035794A (ja) * | 2008-08-05 | 2010-02-18 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気除菌装置 |
JP2011045564A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気除菌装置 |
WO2011065289A1 (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-03 | 三洋電機株式会社 | 給水タンク及びそれを備えた電解装置 |
KR101986293B1 (ko) * | 2019-01-28 | 2019-06-07 | (주)이에스텍 | 모듈형미세분사부가 구비된 복합 탈취 장치 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06292713A (ja) * | 1993-04-09 | 1994-10-21 | T R P:Kk | 空気の浄化方法及び装置 |
JPH07328626A (ja) * | 1994-06-07 | 1995-12-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電解水生成器および電解水生成器における塩素イオン濃度制御方法 |
JPH0852472A (ja) * | 1994-08-10 | 1996-02-27 | Nikko Co Ltd | 強酸性水製造装置 |
JPH0889964A (ja) * | 1994-09-20 | 1996-04-09 | Tokico Ltd | 電解水生成装置 |
JPH09173428A (ja) * | 1995-12-26 | 1997-07-08 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 消毒殺菌用電解酸性水の生成・給水装置 |
JPH1085747A (ja) * | 1996-09-10 | 1998-04-07 | Nippon Intec Kk | 回分式強電解水生成装置 |
JPH11128941A (ja) * | 1997-10-24 | 1999-05-18 | Matsushita Seiko Co Ltd | 電解中性水生成機 |
JP2001286867A (ja) * | 2000-04-11 | 2001-10-16 | Kotobuki Kakoki Kk | 電解水製造方法及び電解水製造装置 |
JP2003227622A (ja) * | 2002-02-04 | 2003-08-15 | Techno Ryowa Ltd | 殺菌水を用いた除菌脱臭空調システム |
-
2006
- 2006-02-28 JP JP2006051844A patent/JP4731355B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06292713A (ja) * | 1993-04-09 | 1994-10-21 | T R P:Kk | 空気の浄化方法及び装置 |
JPH07328626A (ja) * | 1994-06-07 | 1995-12-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電解水生成器および電解水生成器における塩素イオン濃度制御方法 |
JPH0852472A (ja) * | 1994-08-10 | 1996-02-27 | Nikko Co Ltd | 強酸性水製造装置 |
JPH0889964A (ja) * | 1994-09-20 | 1996-04-09 | Tokico Ltd | 電解水生成装置 |
JPH09173428A (ja) * | 1995-12-26 | 1997-07-08 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 消毒殺菌用電解酸性水の生成・給水装置 |
JPH1085747A (ja) * | 1996-09-10 | 1998-04-07 | Nippon Intec Kk | 回分式強電解水生成装置 |
JPH11128941A (ja) * | 1997-10-24 | 1999-05-18 | Matsushita Seiko Co Ltd | 電解中性水生成機 |
JP2001286867A (ja) * | 2000-04-11 | 2001-10-16 | Kotobuki Kakoki Kk | 電解水製造方法及び電解水製造装置 |
JP2003227622A (ja) * | 2002-02-04 | 2003-08-15 | Techno Ryowa Ltd | 殺菌水を用いた除菌脱臭空調システム |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010029244A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気除菌装置 |
JP2010035794A (ja) * | 2008-08-05 | 2010-02-18 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気除菌装置 |
JP2011045564A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気除菌装置 |
WO2011065289A1 (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-03 | 三洋電機株式会社 | 給水タンク及びそれを備えた電解装置 |
KR101986293B1 (ko) * | 2019-01-28 | 2019-06-07 | (주)이에스텍 | 모듈형미세분사부가 구비된 복합 탈취 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4731355B2 (ja) | 2011-07-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100872243B1 (ko) | 공기 제균 장치 | |
JP4740080B2 (ja) | 空気除菌装置 | |
JP4908859B2 (ja) | 空気除菌装置 | |
JP2007222567A (ja) | 空気除菌装置 | |
JP4731355B2 (ja) | 空気除菌装置 | |
JP4878855B2 (ja) | 空気除菌装置及び制御方法 | |
JP4878821B2 (ja) | 床置き式空気除菌装置 | |
JP4721932B2 (ja) | 除菌装置 | |
KR100802280B1 (ko) | 바닥 배치식 공기 제균 장치 | |
JP4878836B2 (ja) | 床置き式空気除菌装置 | |
JP4878822B2 (ja) | 床置き式空気除菌装置 | |
JP5305563B2 (ja) | 空気除菌装置 | |
JP2007135936A (ja) | 床置き式空気除菌装置 | |
JP4908871B2 (ja) | 空気除菌装置 | |
KR100908561B1 (ko) | 공기 제균 장치 | |
JP4878851B2 (ja) | 空気除菌装置 | |
JP4878865B2 (ja) | 空気除菌装置 | |
JP4721921B2 (ja) | 空気除菌装置 | |
JP2007229224A (ja) | 空気除菌装置 | |
JP5172098B2 (ja) | 空気除菌装置 | |
JP2007252702A (ja) | 空気除菌装置 | |
JP5573690B2 (ja) | 空気除菌装置 | |
JP2009066434A (ja) | 床置き式空気除菌装置 | |
JP2010207425A (ja) | 空気除菌装置 | |
JP2008029574A (ja) | 空気除菌装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101221 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110218 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110218 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110322 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110419 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |