JP2007226235A - 高強度マグネタイトを含むトナー - Google Patents

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Abstract

【課題】定着における問題を減少することができる磁性トナーを提供する。
【解決手段】トナー中の全固形分の約10〜約20重量パーセントの量の高強度マグネタイトを含み、マグネタイトが、FeO、Fe、Fe、ガンマ酸化鉄、コバルト−ガンマ酸化鉄、及びそれらの混合物から成るグループから選択した材料を有するトナーである。
【選択図】なし

Description

本開示はトナーに関し、実施の形態において、デジタル機及び多重機を含む、プリンタ、複写機、スキャナ、ファクシミリ等を含む、静電記録機、電子写真機、乾式複写機等に有用なMICR(Magnetic Ink Character Recognition)トナーに関する。ここで、トナーは、高強度マグネタイトを含む。
マグノックスマグネタイトは、MICRトナー等の公知のトナー中に用いられる。これらの公知のマグネタイトは、十分に作用する場合もあるが、信号強度のために大量のマグネタイトが必要とされるという事実により、問題が生じる場合もある。より詳細には、十分な信号強度を得るためには、約22重量パーセント以上の量が必要とされる。高い固形分を有すると、磁性トナーの定着に対して多くの難問が生じる。さらに、このような高い固形分でマグネタイトを負荷していると、ある種のトナー樹脂とは十分に機能しない。高マグネタイトの負荷で機能する新しい樹脂を作るためには、高い研究開発コストを必要とし、新製品の売り出しまでの時間を増大させる。さらに、このような高マグネタイト負荷を有すると、トナーの工程が増大し、磁性トナーを生産するのに、時間と費用がより必要となる。
キヤノン(株)(Canon)に付与された米国特許第5,296,326号は、種々の量の酸化鉄を含有するマグネタイトを開示している。
米国特許第5,296,326号明細書 米国特許第5,843,631号明細書
研究開発を軽減し、処理コストを減少させ、製品売り出しまでの時間を短縮するために、磁性トナーを提供することが望まれており、実施の形態においては、より少ない量のマグネタイトを用いたMICR磁性トナーが望まれている。さらに、磁性トナーの定着における問題を減少させるために、磁性トナーを提供することが望まれており、実施の形態においてはより少ない量のマグネタイトを用いたMICR磁性トナーが望まれている。
実施の形態には、約10〜約40重量パーセントの量の高強度マグネタイトを含むトナーが含まれ、このマグネタイトは、FeO、Fe、Fe、ガンマ酸化鉄、コバルト−ガンマ酸化鉄、及びそれらの混合物から成るグループから選択した材料を含む。
さらに、実施の形態には、約10〜約40重量パーセントの量の高強度マグネタイトを含むトナーが含まれ、このマグネタイトは、FeO、Fe、Fe、ガンマ酸化鉄、コバルト−ガンマ酸化鉄、及びそれらの混合物から成るグループから選択した材料を含み、このマグネタイトは、約400〜約1000Oeの高飽和保磁力を有する。
また、実施の形態には、約10〜約40重量パーセントの量の高強度マグネタイトを含むトナーを含有する現像剤組成物が含まれ、このマグネタイトは、FeO、Fe、Fe、ガンマ酸化鉄、コバルト−ガンマ酸化鉄、及びそれらの混合物から成るグループから選択した材料を含み、更に担体粒子を含む。
本発明により、より少ない量のマグネタイトを用いたMICR磁性トナーが提供でき、このトナーは、研究開発を軽減し、処理コストを減少させ、製品売り出しまでの時間を短縮することができる。また、磁性トナーの定着における問題を減少することができる。
ここで、トナー中に、特にMICRトナー中に、高磁性強度マグネタイトを用いることを開示する。実施の形態においては、十分な信号強度を得、磁性トナーの定着の問題を減少し、新しい樹脂を製造してかつ大量のマグネタイトを有するトナーを製造するためのコストを減少し、製品の売り出しまでの時間を短縮するために、比較的少量のマグネタイトが必要とされる。
通常の操作においては、トナー及び現像剤組成物中で、約22パーセント以上のマグネタイトが用いられる。ここで、実施の形態においては、高強度マグネタイトが、トナー中の全固形分の約10〜約20重量パーセント、又は約12〜約14重量パーセント、又は約12〜約16重量パーセントの量で、トナー中に存在する。
ここで、トナーは、高強度マグネタイト等のマグネタイトを含む。例としては、酸化鉄(II)、酸化鉄(III)、FeO、FeO、Fe、Fe、(トダ(TODA)のCSB−191NV2等の)ガンマ酸化鉄、(トダのCSF−4090V2P等の)コバルト−ガンマ酸化鉄等の酸化鉄が含まれる。商業的に入手できるマグネタイトは、戸田工業株式会社(TODA Magnetite Corporation)のこれらの高強度マグネタイトであり得る。他の有用なマグネタイトには、米国特許第5,843,631号、第6,296,996号及び第6,303,280号に例として言及されたこれらのトダのマグネタイトが含まれる。これらの特許の開示は、ここで参照することにより、全体的に組み込まれる。他のトダのマグネタイトには、CSF−4090V2P、CSB−191NV2等とそれらの混合物が含まれる。特定の例には、心材としてFeを有するガンマ酸化鉄を含むマグネタイト、及び心材としてFeを有するコバルト−ガンマ酸化鉄を含むマグネタイトが含まれる。
実施の形態においては、マグネタイトは針形状をしているが、球状、円錐状、不規則形状、八面体及び立方体等の他の形状であり得る。
実施の形態においては、マグネタイトは、約400〜約1000Oe(約31840A/m〜約79600A/m)、又は約500〜約1000Oe(約39800A/m〜約79600A/m)、又は約800〜約1000Oe(約63680A/m〜約79600A/m)、又は約850〜約950Oe(約67660A/m〜約75620A/m)の高飽和保磁力(high coercivity)を有する。MICRに適用するために従来用いられたマグネタイトは、わずか約375Oeの小さな飽和保磁力を有していた。
実施の形態においては、マグネタイトは、約0.8以下、又は約0.01〜約0.8、又は約0.1〜約0.8(%)の水分を有する。
実施の形態においては、マグネタイトの飽和保磁力(Hc)は約850〜約950、又は約890〜930(Oe)である。
実施の形態においては、マグネタイトのr/sは約0.4〜約0.8、又は約0.45〜約0.8である。
実施の形態においては、マグネタイトのモーメントは、約70〜約85、又は約76〜82(emu/g)である。
実施の形態においては、マグネタイトは、約30〜約45、又は約35〜約40、又は約36.5〜約39.5(m/g)のBETを有する。
実施の形態においては、マグネタイトのFe含有率は、約1〜約20、又は約4〜約15(重量%)である。
実施の形態においては、マグネタイトの密度は、約0.5〜約0.8、又は約0.69〜約0.7(g/cm)である。
実施の形態においては、トナー中のSiO含有率は、約1〜約1.5、又約1.2〜約1.4、又は約1.32(重量%)である。
実施の形態においては、マグネタイトのpHは、約8〜約10、又は約9〜約9.5である。
実施の形態においては、トナーは、着色剤を含み得る。この着色剤は、例えば、公知の染料、顔料等の材料、及びそれらの混合物であり得る。着色剤は、例えば、カーボンブラック、マグネタイト、シアン顔料、マジェンタ顔料、黄顔料、赤顔料、緑顔料、青顔料、茶顔料、又はそれらの混合物の顔料であり得る。適当なカーボンブラックの例としては、REGAL(登録商標)330カーボンブラック(キャボット社(Cabot))、カーボンブラック5250及び5750(コロンビアン・ケミカルズ社(Columbian Chemicals))、BLACK PEARLS(登録商標)、VULCAN(登録商標)、MAPICO BLACK(登録商標)等又はそれらの混合物が含まれる。あるいは、カーボンブラック又は同等の顔料及びマグネタイトの混合物を顔料粒子として選択でき、その混合物は、トナー中の全固形分を基準として、例えば、約10〜約20重量パーセント、又は約12〜約16重量パーセント、又は約12〜約14重量パーセントのマグネタイト、及び約0.5重量パーセント〜約15重量パーセント、又は約2〜約10重量パーセント、又は約3〜約5重量パーセントの着色剤、例えば、カーボンブラックを含有する。
トナーは、例えば、トナー中の全固形分を基準として、約0.05〜約5重量パーセント、又は約0.1〜約3重量パーセントの量で存在する帯電添加剤を更に含有できる。実施の形態においては、得られたトナーが、正味の正の帯電特性を有するならば、正又は負の帯電添加剤、又はそれらの混合物を選択してもよい。したがって、正味の正の帯電特性を有するトナー組成を達成するために、均衡の取れたトナーとその種々の量の種々の公知の外部の添加剤の相対量を配合するときに、これらの種々の添加剤を含有してもよい。
ここで、実施の形態においては、トナー組成物は、約1,000〜約20,000の重量平均分子量を有するワックス添加剤を更に含有できる。このワックスは、一塊のトナーと一体、即ちよく混ざった添加剤、であり得る。このワックスは、トナー組成物中、全固形分の約1〜約10重量パーセント、又は約2〜約8重量パーセント又は約5〜約8重量パーセントの量だけ存在できる。このワックスは、表面添加剤であっても、又はそうでなくてもよく、また、このワックスは、例えば、(日本の三洋化成工業(株)(Sanyo Chemicals)のVISCOL550P(商標)及びVISCOL660P(商標);及びベーカーペトロライト社(Baker−Petrolite)のポリワックス(登録商標)500及びポリワックス(登録商標)655等の)ポリエチレン、ポリプロピレン、脂肪族アルコール類、パラフィン、エステルワックス、カルナウバワックス等の天然ワックス、及びそれらの混合物及び類似の化合物であり得る。
トナーは、ここで、樹脂を含有し得る。この樹脂粒子は、実施の形態においては、スチレンアクリレート類、スチレンブタジエン類、スチレンメタクリレート類、結晶性ポリエステル類及び部分的結晶性ポリエステル類等を含むポリエステル類等であり得る。「部分的架橋」ポリエステルは、線状分子と共有結合した(架橋した)分子の高分子混合物である。これらの割合は、反応がどこまで進行できるかによって変化し得る。ここで参照することによりその開示の全体が組み込まれる米国特許第6,359,105号は、部分的架橋ポリエステルの製造工程を開示している。その樹脂は、トナーの全重量パーセントに基づいた約60重量パーセント〜約98重量パーセント、又は約70〜約90重量パーセント、又は約72〜約80重量パーセント等の種々の有効量で存在できる。
ラテックス重合体又は樹脂粒子の説明に役立つ実例には、スチレンアクリレート類、スチレンメタクリレート類、ブタジエン類、イソプレン、アクリロニトリル、アクリル酸、メタクリル酸、ベータカルボキシエチルアクリレート、(部分的架橋プロポキシラートビスフェノールAフマレート等の)ポリエステル類、ポリ(スチレン−ブタジエン)、ポリ(プロポキシラートビスフェノールAフマレート)、結晶性ポリエステル類、部分的結晶性ポリエステル類等から成るグループから選択した公知の重合体が含まれる。
実施の形態においては、線状不飽和ポリエステル類が原樹脂として用いられる。これらの線状不飽和ポリエステル類は、低分子量縮合重合体であり、この低分子量縮合重合体は、飽和及び不飽和二価酸(又は無水物)の双方と、二価アルコール(グリコール類又はジオール類)との間での段階的反応により形成され得る。その結果として得られる不飽和ポリエステル類は、次の二つの方面で反応的(例えば、架橋可能)である。すなわち(i)ポリエステル鎖に沿った不飽和位置(二重結合)、及び(ii)酸塩基反応に対してなじみやすい、カルボキシル基、ヒドロキシル基等の官能基である。ここで有用な典型的な不飽和ポリエステル原樹脂は、二価酸及び/又は無水物並びにジオールを用いた溶融重縮合又は他の重合工程により製造される。適当な二価酸及び無水物は、例えば、琥珀酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ヘキサクロロエンドメチレンテトラヒドロフタル酸、無水フタル酸、クロレンド酸無水物、テトラヒドロフタル酸無水物、ヘキサヒドロフタル酸無水物、エンドメチレンテトラヒドロフタル酸無水物、テトラクロロフタル酸無水物、テトラブロモフタル酸無水物等及びそれらの混合物等の飽和二価酸及び/又は無水物;並びに例えば、マレイン酸、フマル酸、クロロマレイン酸、メタクリル酸、アクリル酸、イタコン酸、シトラコン酸、メサコン酸、無水マレイン酸等及びそれらの混合物等の不飽和二価酸及び/又は無水物を含有するがそれらに限定されない。適当なジオールには、例えば、テトラヒドロフラン、トルエン等の優れた溶媒に可溶な、例えば、プロピレングリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、ジプロピレングリコール、ジブロモネオペンチルグリコール、プロポキシラートビスフェノールA、エトキシレートビスフェノールA及びその他のアルコキシル化ビスフェノールAジオール、2,2,4−トリメチルペンタン−1,3−ジオール、テトラブロモビスフェノールジプロポキシエーテル、1,4−ブタンジオール等及びそれらの混合物が含まれるがこれらに限定されるものではない。
不飽和ポリエステル原樹脂は、例えば、無水マレイン酸、フマル酸等及びそれらの混合物等の二価酸及び/又は無水物、並びに、例えば、プロポキシラートビスフェノールA、プロピレングリコール等及びそれらの混合物等のジオールから製造される。特に望ましいポリエステルはポリ(プロポキシラートビスフェノールAフマレート)である。
実施の形態においては、ポリエステル樹脂は、部分的架橋プロポキシラートビスフェノールAフマレートである。この樹脂は、従来の方法のいずれかでプロポキシ化される。
実施の形態においては、トナー組成物と共に脆化剤を用いることができる。この脆化剤又は親和剤は、トナー中の全固形分の重量で、約1〜約20重量パーセント、又は約3〜約10重量パーセント、又は約5〜約8重量パーセント存在し得る。この脆化剤又は親和剤は、イソプロペニルトルエン、インデン、類似の親和剤、それらの重合体、及びそれらの共重合体を含有できる。脆化剤又は親和剤の例には、三井化学(株)(Mitsui Chemicals)のFMR−0150、FTR−6125、FTR−6125F等、ネヴィル・ケミカル社(Neville Chemical Company)のLX−2600樹脂等の石油炭化水素樹脂等を含む脆化剤又は親和剤を含む。細目は以下の通りである。
インデン
イソプロペニルトルエン
流れ補助剤(flow aid additive)を含む外部の添加剤粒子をトナー組成物に混合することもできる。この補助剤は、通常トナー粒子の表面に存在する。これらの添加剤の例には、AEROSIL(登録商標)等のコロイド状のシリカ、ステアリン酸亜鉛、酸化アルミニウム、酸化セリウムを含む金属塩及び脂肪酸の金属塩、及びそれらの混合物が含まれる。これらの添加剤は、一般的に、トナー中の全固形分の重量で、約0.1重量パーセント〜約10重量パーセント、又は約0.1重量パーセント〜約5重量パーセントの量で存在する。上述の添加剤の幾つかは米国特許第3,590,000号及び第3,800,588号に例示されており、これらの米国特許の記載はここで参照することにより全体的に組み込まれる。
洗浄又は乾燥後にトナー組成物に添加できる表面添加剤には、例えば、金属塩、脂肪酸の金属塩、コロイド状のシリカ、金属酸化物、それらの混合物等が含まれ、これらの添加剤は通常、トナー中の全固形分の重量で、約0.1〜約10重量パーセントの量で存在する。米国特許第3,590,000号、第3,720,617号、第3,655,374号及び第3,983,045号を参照でき、これらの米国特許の開示はここで参照することにより、全体的に組み込まれる。適当な添加剤の例として、約0.1〜約10パーセントの量の、デグサ社(Degussa)から購入できるステアリン酸亜鉛及びAEROSIL R972(登録商標)が含まれる。これらの添加剤は、凝集工程中に添加でき、又は形成されたトナー生成物中に混合できる。
トナーは、全固形分の例えば約0.1〜約5重量パーセント等の有効量で、ハロゲン化アルキルピリジニウム類、重硫酸塩類、米国特許第3,944,493号、第4,007,293号、第4,079,014号、第4,394,430号及び第4,560,635号の帯電制御添加剤等の公知の帯電添加剤も含有できる。
トナー粒子はどんなサイズであってもよく、実施の形態においては、例えば、約4〜約40ミクロン、又は約4〜約20ミクロン、又は約4〜約16ミクロン、又は約4〜約14ミクロンの体積平均直径粒子サイズを有する。
現像剤組成物を配合するために、トナー粒子に、担体(キャリア)成分、特にトナー組成物の極性と反対の極性を摩擦電気的に仮定できる担体成分を混ぜる。したがって、これらの担体粒子は、正に帯電されたトナー粒子が担体粒子に付着して担体粒子を取り囲めるようにする負極性を持つように選択される。担体粒子の説明に役立つ実例には、鉄粉、鋼、ニッケル、鉄、銅亜鉛フェライトを含むフェライト等が含まれる。さらに、ここで参照することによりその全ての開示が組み込まれる米国特許第3,847,604号に例示されているように、上述した被覆組成物中に用いられる粒子である、ニッケルベリー(nickel berry)担体を担体粒子として選択することができる。この被覆物は、一般には、スチレン、メタクリル酸メチル、及びトリエトキシシラン等のシランの三元共重合体を含有する(米国特許第3,526,533号、第4,937,166号及び第4,935,326号参照。これらの米国特許の開示内容は、ここで参照することにより全て組み込まれる)。上記三元共重合体は、例えば、KYNAR(登録商標)及びポリメタクリル酸メチル混合物(40/60)を含む。被覆物の重さは、ここに示すように変化し得る。しかし、約0.3〜約2、又は約0.5〜約1.5重量パーセントの被覆物の重さを用いることができる。
さらに、例えば球状をした担体粒子の直径は、一般に、約50ミクロン〜約1,000ミクロンであり、実施の形態においては、約77〜約150ミクロンで、それにより、それらの粒子が十分な密度と慣性を持ち、現像工程の間に静電画像に付着するのを回避できる。この担体成分は、種々の適当な組み合わせでトナー組成物に混合できる。しかし、実施の形態においては、トナー当り約1〜約5部から約100〜約200部の重さの担体が使用できる。
ここで、現像剤と撮像工程が提供され、ここに例示されるトナー工程を用いてトナー組成物を製造し、結果として得られるトナー組成物を担体と混合することを含む、現像剤を製造するための工程を含む。現像剤組成物は、本開示の工程を用いて得られるトナーを、例えば、約2〜約8パーセントのトナー濃度を用いて、公知の担体粒子に混合することにより製造できる。この公知の担体粒子は、鋼、フェライト等の、米国特許第4,937,166号及び第4,935,326号に開示された、被覆された担体を含む。これらの選択された担体は、重合体被覆物中に分散された導電性カーボンブラック等の導電性化合物も含有してもよい。この導電性化合物は、全固形分の約15〜約65、又は約20〜約45重量パーセントの重量等の種々の適当な量だけ存在する。
撮像方法も本開示の一部として考えられる。例えば、ここに言及した多数の特許と、米国特許第4,265,660号を参照できる。撮像工程は、例えば、帯電部材、撮像部材、光伝導部材、現像部材、転写部材及び定着部材を備えた電子写真装置を用いて画像を作成する工程を含む。この現像部材は、ここに例示するトナー工程を用いて製造したトナー組成物に担体を混合することにより製造する現像剤を含む。ある撮像工程は、帯電部材、撮像部材、光伝導部材、現像部材、転写部材及び定着部材を備えた電子写真装置を用いて画像を作成する工程を含み、この現像部材は、ここで例示するトナー工程を用いて製造するトナー組成に担体を混合することにより製造する現像剤を含む。この電子写真装置は、高速プリンタ、白黒高速プリンタ、カラープリンタ、又はそれらの組み合わせを備えている。
(実施例I)
<ポリワックス(Polywax)660Pを用いたトナー配合の準備>
その配合を表1に示した一連のトナーを製造した。
上記配合において、樹脂1は、部分的架橋プロポキシラートビスフェノール−Aフマレートであり、樹脂2は、FTR−6125Fである。
これらのトナーは、ヴェルナーアンドファイデラー社(Werner and Pfleiderer)のZSK−25MC押出機を用いて溶融し混合した。原料は、150℃のバレル温度で、225RPMのスクリュ速度で、70lb/hrの押出量で、押出機中で溶融混合した。結果として得られたトナーは、アルピン社(Alpine)のAFG200流動床粉砕機中で粉砕した。粉砕後、トナーは、アキュカット社(Acucut)のModel B18分級機を用いて、細粒を除去して、約9ミクロンの体積中央値まで分級した。細粒は、4ミクロン以下のものである。酸化珪素及び酸化チタンを、トナー表面にドライブレンドし、帯電及び流動性を助長した。上記マトリクスからのトナー#1は、ゼロックス社(Xerox)のDP 75MX機中で作動した。二組の検査(check)を作成し、BTI読取り機/分類機を通して作動させた。どの検査も拒絶されなかった。操作者は、DP 75MXの在庫品トナーに比べて、このトナー配合を用いて画質が向上したことに注目した。特に、操作者は、中間調の粒状性、再負荷(reload)、及びハロ(halo)の全てが減少したことに注目した。その他のトナーは機械試験をしなかった。
結果として得られたトナーの磁気特性を表2に示す。
(実施例2)
<カルナウバワックス及びポリワックス2000を用いたトナー配合の準備>
表3にその配合を示す一連のトナーを製造した。
上記トナーの配合において、樹脂1は、部分的架橋プロポキシラートビスフェノール−Aフマレートであり、樹脂2は、カオー社(Kao)のCPES A3C部分的結晶性ポリエステルである。
これらのトナーは、ヴェルナーアンドファイデラー社のZSK−40SC押出機を用いて溶融混合した。原料は、90℃のバレル温度で、170RPMのスクリュ速度で、90lb/hrの押出量で、押出機中で溶融混合した。結果として得られたトナーは、アルピン社のAFG200流動床粉砕機中で粉砕した。粉砕後、トナーは、アキュカット社のModel B18分級機を用いて、細粒を除去して、約9ミクロンの体積中央値まで分級した。細粒は、4ミクロン以下のものである。酸化珪素及び酸化チタンを、トナー表面にドライブレンドし、帯電及び流動性を助長した。
これらの材料は、まだ試験していない。
マグネタイトの実施の形態の写真であり、コバルト−ガンマ酸化鉄マグネタイトの試料の針形状を示す。 マグネタイトの実施の形態の写真であり、ガンマ酸化鉄マグネタイトの試料の針形状を示す。

Claims (5)

  1. トナー中の全固形分の約10〜約20重量パーセントの量の高強度マグネタイトを含み、前記マグネタイトが、FeO、Fe、Fe、ガンマ酸化鉄、コバルト−ガンマ酸化鉄、及びそれらの混合物から成るグループから選択した材料を有することを特徴とするトナー。
  2. 請求項1に記載のトナーであって、前記マグネタイトが、心材としてFeを有するガンマ酸化鉄を含むことを特徴とするトナー。
  3. 請求項1に記載のトナーであって、前記マグネタイトが、心材としてFeを有するコバルト−ガンマ酸化鉄を含むことを特徴とするトナー。
  4. 請求項1に記載のトナーであって、前記高強度マグネタイトの量が、トナー中の全固形分の約12〜約14重量パーセントであることを特徴とするトナー。
  5. 請求項1に記載のトナーであって、前記マグネタイトが、約400〜約1000Oeの高飽和保磁力を有することを特徴とするトナー。
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