JPH0784412A - トナー組成物及び負帯電トナー組成物 - Google Patents

トナー組成物及び負帯電トナー組成物

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JPH0784412A
JPH0784412A JP6194389A JP19438994A JPH0784412A JP H0784412 A JPH0784412 A JP H0784412A JP 6194389 A JP6194389 A JP 6194389A JP 19438994 A JP19438994 A JP 19438994A JP H0784412 A JPH0784412 A JP H0784412A
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JP6194389A
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Roger N Ciccarelli
エヌ.シッカレーリ ロジャー
Thomas R Pickering
アール.ピカリング トーマス
Denise R Bayley
アール.ベイリー デニス
Jacques C Bertrand
シー.バートランド ジャック
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Xerox Corp
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
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    • G03G9/09783Organo-metallic compounds

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単純且つ経済に製造することができ且つ工程
中に樹脂と相互作用しない又は最少に相互作用すると共
に環境的に安全な電荷促進添加剤を含み、迅速な混合帯
電特性を有するトナー組成物を提供する。 【構成】 樹脂、顔料及び下記一般式で表されるマンガ
ン錯体電荷促進添加剤を含む。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、概してトナー及び現像
剤組成物に関し、特に、本発明は、電荷促進添加剤を含
有する現像剤及びトナー組成物であって、この添加剤
は、トナー粒子に対して負電荷を与え又は与えることを
援助し、迅速な摩擦帯電特性を有するトナーを可能にす
る。実施例では、本発明によって、ポリマー若しくはポ
リマー樹脂、顔料粒子若しくは染料分子、並びに、例え
ば、マンガン塩例えば塩化マンガン若しくは硫酸マンガ
ンとアルキルサリチル酸及び好ましくはジ−tert−ブチ
ルサリチル酸との反応によって得られるマンガン錯体電
荷促進添加剤から構成されるトナー組成物が提供され
る。実施例では、本発明は、ジ−tert−アルキル、特に
ブチルサリチル酸のマンガン錯体電荷促進添加剤を有す
るトナーに向けられている。本発明の実施例では、前述
の電荷添加剤は、例えば迅速な混合及び安定な摩擦帯電
特性を有するトナーを可能にする。本発明の電荷促進剤
に関連した利益には、低コストであり、環境的に安全で
あり、架橋SPAR(商品名)ポリエステル等のような
特定のトナー樹脂のメルトインデックスに対して最少の
悪影響又は全く悪影響がないことが含まれる。前述のト
ナー組成物は、通常、例えばカーボンブラック、マグネ
タイト若しくはこれらの混合物を含む着色成分;カラー
顔料若しくは染料例えばシアン、マゼンタ、イエロー、
ブルー、グリーン、レッド、ブラウン若しくはこれらの
混合物を含有し、それによってブラック及び/又はカラ
ーの画像の現像及び生成をもたらす。本発明のトナー及
び現像剤組成物は、放電領域現像(DAD)、帯電領域
現像(CAD)、ハイブリッドスカベンジレス現像、誘
導磁気ブラシ、導電性磁気ブラシ、単成分磁気ブラシ並
びに、米国特許第4,368,970号又は米国特許第
4,394,429号に説明されている凝集地帯(ゾー
ン)現像方法を含む電子写真特にゼログラフィー画像形
成及び印刷工程に選択されることができる。これらの開
示内容を全文援用して本文の記載の一部とする。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】負電荷
促進添加剤を有するトナーは、既知であり、これは、例
えば米国特許第4,411,974号及び同第4,20
6,064号に記載されており、これらの開示内容を全
て援用して本文の記載の一部とする。’974号特許に
は、樹脂、顔料粒子並びに、電荷促進添加剤としてオル
ト−ハロフェニルカルボン酸を含む負帯電トナー組成物
が開示されている。同様に、’064号特許には、クロ
ム、コバルト及びニッケルのサリチル酸錯体を負帯電促
進添加剤として有するトナー組成物が開示されている。
米国特許第4,845,003号には、特定のアルミニ
ウム錯体電荷添加剤を有する負に帯電したトナーが開示
されている。
【0003】多くに電荷促進添加剤が知られているが、
ここで説明される多くの利点を有するトナーを可能にす
る電荷促進添加剤に対する要求が存在し続けている。ま
た、正に帯電した静電潜像を現像することに利用できる
ブラック及びカラートナー組成物への組み込みに有効で
ある負帯電促進添加剤が要求されている。更に、トナー
中に存在する着色剤の発色品質を妨げない電荷促進剤を
含有する着色トナー組成物が要求されている。他の要求
は、特定の電荷促進添加剤を有するトナー組成物の提供
に関連し、このトナーは、その実施例で、かなり安定し
た摩擦帯電レベルを備えており、摩擦帯電特性の許容可
能な率を示す。その上、トナー樹脂中での優れた分散特
性を備え、従って、トナー組成物中に安定した分散物を
形成することができる特定の電荷促進添加剤を有するト
ナー組成物も要求されている。また、種々の画像形成方
法への組み込みに有用な負帯電ブラック及び着色トナー
組成物も要求され、この方法には、米国特許第4,07
8,929号に説明されているようなカラーゼログラフ
ィ;レーザプリンターが含まれ、また、積層光応答性画
像形成部材例えば米国特許第4,265,990号に記
載されているような部材に組み込まれている画像形成装
置に有用なトナー組成物が要求されている。また、望ま
しい摩擦帯電レベル例えば、約−10〜約−40マイク
ロクーロン毎グラム、好ましくは約−15〜約−25マ
イクロクーロン毎グラムと、標準的なチャージスペクト
ログラフ法による測定で約120秒未満、好ましくは約
30〜約60秒の摩擦帯電速度を有するような、又はト
ナーが慣用のロールミリング技術によって適当なキャリ
ア粒子に対して摩擦的に帯電した場合に、負に帯電する
トナー組成物が要求されている。また更に、経済的であ
り、無毒性を配慮された電荷添加剤が要求されている。
本発明のトナー組成物に選択されることができる電荷添
加剤の量は、一般に、約0.05〜約10重量%であ
り、これは電荷添加剤が表面添加物として又はトナー本
体中の分散物として用いられるかに依存している。現像
剤、即ちトナー及びキャリア粒子中のトナーの有効量
は、例えば約0.5〜約10重量%であり、好ましくは
約1〜約5重量%である。
【0004】本発明の目的は、マンガン電荷促進添加剤
の単純且つ経済的な製造方法を提供することである。
【0005】また、他の目的は、メルトインデックスに
よる測定で樹脂の機械特性に実質的に影響しない範囲
で、工程中に樹脂と相互作用しない又は最少に相互作用
する電荷制御添加剤を提供することである。
【0006】また、本発明の他の目的は、迅速な混合帯
電特性を有するトナーを提供することであり、ここで、
該トナーは、環境的に安全な電荷添加剤を含有し、また
添加剤は、EPA(環境保護局)リスト例えばカリフォ
ルニアEPAリストに含まれる成分を含有しない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらの及び他
の目的は、その実施例において、ポリマー樹脂、顔料粒
子若しくは染料から構成される着色剤並びに特定の電荷
添加剤を含むトナー組成物を提供することによって達成
されることができる。より詳しくは、本発明は実施例に
おいて、樹脂、顔料粒子、及び下記化学式で表されるマ
ンガン錯体負電荷促進添加剤を含むトナー組成物に関す
る。
【0008】
【化2】
【0009】式中、Y及びY′は、同一又は異なるアル
キル基又はアルコキシ基であり;m及びnは、同一又は
異なる1〜3の数であり;ここで、アルキル及びアルコ
キシは、例えば約1〜約25、好ましくは約12の炭素
原子を含み、例えばメチル、メトキシ、エチル、エトキ
シ、プロピル、プロポキシ、ブチル、ブトキシ、ペンチ
ル、ペントキシ、ヘキシル、ヘキソキシ、ヘプチル、ヘ
プトキシ、オクチル、オクトキシ、ノニル、ノノキシ等
である。
【0010】実施例では、本発明によって、樹脂、顔料
及び下記化学式のマンガン錯体電荷促進添加剤を含む負
帯電トナー組成物が提供される。
【0011】
【化3】
【0012】好適な電荷添加剤の例には、ビス(3,5
−ジ−tert−ブチルサリクト)マンガン、ビス(3,5
−ジイソプロピルサリクト)マンガン及びビス(3,5
−メトキシサリクト)マンガンが含まれる。
【0013】前述の電荷添加剤は、トナーに組み込まれ
ることができ、これは、トナー表面上に存在し得、又は
コロイド状シリカ若しくは特定の金属酸化物例えばTi
2粒子のようなトナー表面添加剤上に存在し得る。実
施例において標準的なチャージスペクトログラフ法によ
る測定で、一般に120秒未満、好ましくは60秒未
満、例えば約15〜約30秒の迅速な摩擦帯電特性の利
益を、又は、トナーが既知の慣用のロール混合方法によ
ってキャリア粒子に対して摩擦帯電する場合に、適当な
摩擦帯電レベル等を、本発明の前述の多くのトナーによ
って達成することができる。本発明の他の実施例では、
既知の微粉砕及び分級の後に、約5〜約20μmの平均
体積径を有するトナー粒子が提供される。
【0014】本発明のマンガン電荷添加剤は、置換サリ
チル酸であって、該置換がアルキル例えばプロピル、イ
ソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、ペン
チル等又はアルコキシ例えばメトキシ、エトキシ、プロ
ポキシ、ブトキシ、ペントキシ、ヘプトキシ、オクトキ
シ等であり、既知の塩基例えば水酸化ナトリウムと共に
水に溶解された置換サリチル酸と、水性マンガン塩溶
液、例えば塩化マンガン若しくは硫酸マンガンとの反応
によって製造されることができる。反応剤の割合は、例
えばマンガン各分子に対して2分子の酸である。該反応
は、約室温〜95℃の温度で達成され得る。得られた沈
殿物を、ろ過し清浄水で洗浄して乾燥させる。生成物を
種々の方法例えば赤外線解析によって、同定することが
できる。
【0015】本発明のトナー組成物は、多くの既知の方
法例えば、ポリマー樹脂例えばスチレンブタジエン共重
合体、着色剤例えばカラー顔料粒子若しくは染料化合
物、並びに、好ましくはトナー押出装置例えばワーナー
プライダーラーから入手可能なZSK53中に約0.5
〜約5%の濃度の前述のマンガン電荷促進添加剤若しく
は電荷添加剤の混合物を混合及び加熱して、該装置から
得られたトナー組成物を取り出すことによって製造する
ことができる。冷却の後に、トナー組成物は、例えばス
タートバント(Startvant) マイクロナイザを用いた磨砕
に付され、平均体積径約5〜約25μm、好ましくは約
5〜約12μmのトナー粒子が達成される。直径はコル
ターカウンタによる測定である。次いで、トナー組成物
を、例えばドナルドソンモデルB分級器を用いて、望ま
しくない微粉砕トナー粒子を除去するために、分級する
ことができる。
【0016】本発明のトナー及び現像剤組成物に選択さ
れる好適なトナー樹脂の例示には、ポリエステル類又は
ビニルポリマー類、例えばスチレンポリマー類、アクリ
ロニトリルポリマー類、ビニルエーテルポリマー類、ア
クリレート及びメタクリレートポリマー類;エポキシポ
リマー類;ポリウレタン類;ポリアミド類及びポリイミ
ド類;ポリエステル類;これらの混合物等が含まれる。
更に低温溶融ポリエステル、特に反応性押出によって製
造されるものも含まれ、これは米国特許出願番号81
4,641号及び米国特許第5,227,460号を参
照のこと。特別のトナー樹脂には、スチレンメタクリレ
ート共重合体類、スチレンアクリレート共重合体類、及
びスチレンブタジエン共重合体類;プリオライト(Pliol
ites) (商標名);及び懸濁重合されたスチレンブタジ
エン類、米国特許第4,558,108号を参照のこ
と、が含まれる。また、分子量Mwが約1000〜約2
0000、好ましくは約7000までのワックス例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン及びパラフィンワッ
クスが、融着ロール剥離剤としてトナー組成物中又はそ
の上に含まれる。
【0017】ポリマー樹脂は、十分であるが有効な量例
えば、約30〜約98重量%、好ましくは約70〜約9
5重量%で存在する。従って、1重量%の電荷促進添加
剤が存在し、11重量%の着色剤例えばカーボンブラッ
ク又はカラー顔料が含まれる場合、約88重量%の樹脂
が選択される。また、本発明の電荷促進添加剤が、トナ
ー粒子上の表面被覆物として添加され得る。被覆物とし
て用いられる場合、本発明の電荷促進添加剤は、約0.
05〜約5重量%、実施例では、好ましくは約0.1〜
約1.0重量%で存在する。
【0018】多くのよく知られている好適なカラー顔料
又は染料を、トナー組成物の着色剤として選択すること
ができ、例えば、カーボンブラック例えばREGAL
330(商標名)、VULCAN(商品名)カーボンブ
ラック、キャボット社から入手可能な他のカーボンブラ
ック、ニグロシン染料、金属フタロシアニン、アニリン
ブルー、マグネタイト又はこれらの混合物が含まれる。
着色剤は、実施例では、好ましくはカーボンブラック又
は他のカラー顔料であり、十分に高い着色度を有するト
ナー組成物にするために十分な量で存在すべきである。
一般に、着色剤は、トナー組成物の総重量に基づいて約
0.1〜約20重量%、好ましくは、約1〜約10重量
%の量で存在するが、これより少ない又はこれより多い
着色剤の量を選択することもできる。
【0019】着色剤がマグネタイト又はマグネタイトと
カラー顔料粒子との混合物である場合、それによって、
単一成分トナー及び、時として磁気インク文字認識(M
ICR)装置のためのトナーを可能にし、ここで、マグ
ネタイトが、MAPICOBLACK(商標名)として
市販されているものを含む酸化鉄の混合物(FeO・F
2 3 )であり、これらはトナー組成物中に約5〜約
70重量%、好ましくは約10〜約50重量%の量で存
在する。カーボンブラックが約1〜約15重量%、好ま
しくは約2〜約6重量%であり、例えばMAPICO
BLACKのようなマグネタイトが約5〜約70重量
%、好ましくは約10〜約55重量%であるカーボンブ
ラックとカグネタイトとの混合物を、本発明のブラック
トナー組成物として選択することができる。
【0020】本発明のトナー組成物と、追加の添加剤と
をブレンドすることもでき、これには、流れ助剤が含ま
れ、この添加剤は、通常、トナー表面上に存在する。こ
れらの添加剤には、コロイド状シリカ例えばAEROS
IL(商標名)、金属酸化物例えば酸化アルミニウム及
びTiO2 、金属塩及びステアリン酸亜鉛を含む脂肪酸
の金属塩、酸化セリウム、酸化チタン、これらの混合物
が含まれ、これらの添加剤は、一般に、約0.1〜約5
重量%、好ましくは約0.5〜約2重量%で存在する。
前述の添加剤の幾つかは、米国特許第3,590,00
0号、同第3,800,588号に開示されており、こ
れらを全文にわたって援用して本文の記載の一部とす
る。
【0021】本発明に関しては、更に、コロイド状シリ
カ類例えばAEROSIL(商標名)を、ここで説明し
た本発明に係る金属電荷添加剤約1〜約50重量%、好
ましくは約10〜約25重量%によって表面処理するこ
とができ、次いで、トナーへ約0.1〜約10重量%、
好ましくは0.1〜5重量%の量で添加される。
【0022】また、本発明のトナー組成物と共に、低分
子量ワックス例えばアライドケミカル社及びペトロライ
ト社から市販のポリプロピレン類及びポリエチレン類、
イーストマンケミカルプロダクツ社から市販のEPOL
ENE N−15(商品名)、サンヨウカセイ社から入
手可能な低重量平均分子量ポリプロピレンVISCOL
550−P(商品名)及び同等の物質を含むことがで
きる。選択される市販のポリエチレン類は、約1000
〜約1500の分子量を有し、一方、本発明のトナー組
成物に用いられる市販のポリプロピレン類は、約400
0〜約5000の分子量を有すると思われる。本発明に
有用な多くのポリエチレン類及びポリプロピレン類組成
物は、英国特許第1,442,835号に説明されてい
る。これらの低分子量ワックス物質は、本発明のトナー
組成物中に種々の量で存在するが、一般に、これらのワ
ックスは、約1〜約15重量%、好ましくは約2〜約1
0重量%の量でトナー組成物中に存在する。
【0023】本発明の現像剤組成物は、トナー樹脂と、
キャリア粒子と、本文中で説明されている電荷促進添加
剤と、着色剤として、ブラック、レッド、ブルー、グリ
ーン、ブラウン、マゼンタ、シアン及び/又はイエロー
染料並びにこれらの混合物を含むことができる。実施例
では、これらの着色剤は、トナーの総重量に基づいて約
1〜約15重量%、好ましくは約5重量%の量でトナー
組成物中に存在する。
【0024】現像剤組成物の配合において、トナー粒子
キャリア成分、特にトナー組成物に対して反対の極性に
摩擦電気的に帯びることができるものと共に混合され
る。従って、選択された本発明のキャリア粒子は、トナ
ー粒子を負に帯電させる一方で、それ自身はトナー粒子
に対して摩擦帯電することによって正の電荷極性を獲得
する。現像剤組成物のキャリア及びトナー粒子の逆の電
荷極性は、トナー粒子がキャリア粒子に接着し包囲する
ことを確実にする。キャリア粒子の例示には、鉄粉末、
スチール、ニッケル、鉄、銅亜鉛フェライト、ニッケル
亜鉛フェライトを含むフェライト等が含まれる。更に、
米国特許第3,847,604号に説明されているニッ
ケルベリーキャリアをキャリア粒子として選択すること
ができる。選択されたキャリア粒子を、被覆物と共に又
はこれなしで、用いることができ、この被覆物には、一
般に、スチレンとメチルメタクリレートとシラン例えば
米国特許第3,526,533号及び同第3,467,
634号に参照されるトリエトキシシランとの三元共重
合体;ポリメチルメタクリレート;この目的で知られて
いるシリコーン樹脂;他の既知の被覆物等が含まれる。
キャリア粒子は、また、実施例において約0.1〜約3
重量%の量で存在できる被覆物中に、導電性物質例えば
カーボンブラックを約5〜約30重量%で含み得る。摩
擦電気直列に近くないポリマー被覆物を選択することも
でき、これには、例えばKYNAR(商標名)とポリメ
チルメタクリレート混合物(40/60)が含まれる。
米国特許第4,937,166号、同第4,935,3
26号を参照のこと。被覆重量は、ここで示されたよう
に変えることができるが、一般に、約0.3〜約2重量
%であり、好ましくは約0.5〜約1.5重量%の被覆
重量が選択される。
【0025】更に、キャリア粒子は、好ましくは球形で
あり、その直径は、一般に体積平均直径で約50〜約1
000μm、好ましくは約60〜約200μmであり、
それによって、例えば現像工程中に静電画像に付着する
ことを防ぐために十分な密度及び慣性を備えることを可
能にする。キャリア成分は、トナー組成物と種々の好適
な組み合わせ例えば約100〜約200重量部のキャリ
アに対して約1〜7部のトナーで混合されることができ
る。
【0026】本発明のトナーは、通常、製造後に噴射さ
れ分級されて、好ましい平均体積径約5〜約25μm、
より好ましくは約5〜約12μmを有するトナー粒子と
なる。本発明のトナーの摩擦帯電速度は、前述したよう
な既知のチャージスペクトログラフ法による測定で、好
ましくは120秒未満であり、より好ましくは、その実
施例において60秒未満である。迅速な速度の摩擦帯電
特性を有するトナー組成物は、例えば電子写真画像形成
装置中の、ある場合には高いトナー分散率例えば20グ
ラム毎分越えても実質的にバックグラウントの染みがな
い画像の現像を可能にし、また更に、このようなトナー
組成物は、高速電子写真画像形成装置即ち、50コピー
毎分を越えるようなものに選択されることができる。
【0027】
【実施例】
〔実施例I〕 ジ−tert−ブチルサリチル酸のマンガン錯体の合成 2500mlの水中40g(1モル)のNaOHの第1
溶液に、250.37g(1モル)の3,5−ジ−t−
ブチルサリチル酸を添加した。得られた混合物を約85
℃まで加熱して、酸を溶解させた。第2溶液を、62.
92g(0.5モル)の塩化マンガンを700mlの温
水道水に溶解させることによって調製した。塩化マンガ
ン溶液を、前記酸のナトリウム塩を含有する上述の調製
され加熱された第1溶液に、攪拌しながら水滴様にして
添加した(速い滴下)。このような添加の約2/3のと
ころで、該反応溶液に更に水を添加して、この濃厚な混
合物の完全な混合を維持することができた。添加が完了
したとき、反応混合物を約85℃で10〜20分間更に
攪拌し、その後、室温、即ち約25℃まで冷却した。そ
の後、該混合物をろ過し、回収された固形生成物を、用
いた洗浄水が約5.5の酸度になるまで水で洗浄した。
生成物を真空オーブン中で、恒量になるまで120°F
で乾燥して、268.87g(0.485モル、理論値
の97.1%)の灰白色の粉末を得た。得られた生成物
の試料を、真空下において100℃で更に12時間乾燥
した後、カール・フィッシャー滴定法によって水分の分
析を行ったところ、試料は、2.76重量%の水を含有
していた。該生成物と水の1モルにおける理論的計算値
は、水として3.25重量%である。
【0028】上記生成物の赤外線スペクトルによって、
開始の酸に存在しないマンガンカルボキシレート(Mn
−COO)結合が存在することと、開始物質、即ち3,
5−ジ−t−ブチルサリチル酸に特徴的な2400cm
-1〜2700cm-1の領域のカルボン酸ピークが存在し
ないことが確認された。
【0029】C30426Mnの元素分析: 理論値: C、65.08;H、7.66;M
n、9.92 実測値: C、62.95;H、7.88;M
n、9.55 〔実施例IA〕 ジ−イソプロピルサリチル酸のマンガン錯体の合成:1
00mlの水中1.8g(0.045モル)のNaOH
の第1溶液に、10g(0.045モル)のジ−イソプ
ロピルサリチル酸を添加した。得られた混合物を約85
℃まで加熱して、酸を溶解させた。第2溶液を、3.8
0g(0.0224モル)の硫酸マンガンモノハイドレ
ートを20mlの温水道水に溶解させることによって調
製した。硫酸マンガン溶液を、前記酸のナトリウム塩を
含有するこの加熱された第1溶液に、攪拌しながら水滴
様にして添加した(速い滴下)。添加が完了したとき、
反応混合物を85℃で10〜20分間更に攪拌し、その
後、室温、即ち約25℃まで冷却した。その後、該混合
物をろ過し、回収された固形生成物を、用いた洗浄水が
約5.5の酸度になるまで水で洗浄した。生成物を真空
オーブン中で、恒量になるまで120°Fで乾燥して、
7.86g(0.016モル、理論値の70%)の灰白
色の粉末を得た。
【0030】〔実施例IB〕 メトキシサリチル酸のマンガン錯体の合成:50mlの
水中1.19g(0.03モル)のNaOHの第1溶液
に、5g(0.03モル)の5−メトキシサリチル酸を
添加した。得られた混合物を約85℃まで加熱して、酸
を溶解させた。第2溶液を、2.51g(0.015モ
ル)の硫酸マンガンモノハイドレートを25mlの温水
道水に溶解させることによって調製した。硫酸マンガン
溶液を、前記酸のナトリウム塩を含有するこの加熱され
た第1溶液に、攪拌しながら水滴様にして添加した(速
い滴下)。沈殿物は形成されなかった。添加が完了した
とき、反応混合物を85℃で10〜20分間更に攪拌
し、その後、室温、即ち約25℃まで冷却した。その
後、該反応混合物を3倍量のメタノール(約225m
l)へ滴下した。そのときに、沈殿物が形成された。こ
の固形生成物を回収し、メタノールで洗浄した。生成
物、即ちメトキシサリチル酸を、真空オーブン中で恒量
になるまで120°Fで乾燥して、2.01g(0.0
05モル、理論値の34%)の黄白色の粉末を得た。
【0031】〔実施例II〕ZSK−28としてワーナ・
プライダーラ社から入手可能な押出機中で、フマル酸及
びプロポキシル化ビスフェノールAポリエステルの50
/50混合物から構成される架橋ポリエステル98.0
部と、ヘキスト・セラニーズ社から得ることができるP
V FAST BLUE(商品名)顔料2.0部とから
構成されるトナー組成物を、これらの成分を押出機中で
溶融ブレンドし、次いで微粉砕及び風力分級することに
よって製造し、コルター・カウンタによる測定で10μ
mの平均体積径の粒子に寸法調節されたトナーを得た。
現像剤を、3部のトナーを選択して、約75〜約150
μmの粒子径を有しヘガネス(Hoeganoes) 社から入手可
能であり、トルエンにより溶液塗布されると共にポリメ
チルメタクリレート80重量部に均一に分散されたキャ
ボット社から入手可能なVULCAN(商品名)カーボ
ンブラック20重量部から構成される被覆物1重量%で
溶液塗布されているヘガネスアンカースチールコア10
0部とブレンドし、約30分間ロールミルすることによ
って製造し、既知のファラデーケージ方法による測定で
−8.6マイクロクーロン/gの摩擦帯電量を示すトナ
ーを有する現像剤を得た。125ボルト/cmで測定し
た現像剤のチャージスペクトログラフ解析は、60秒の
わたる2モードの電荷量分布であることを示し、このこ
とから、電荷制御添加剤がない、この現像剤は1分以上
混合されていることがわかる。
【0032】〔実施例III 〕トナーを下記のようにして
製造した: フマル酸及びプロポキシル化ビスフェノー
ルAポリエステルの50/50混合物からなる架橋ポリ
エステル95.0部、ヘキスト・セレニーズからのPV
FAST BLUE(商品名)顔料2.0部並びに実
施例Iのマンガン錯体成分3.0部を押出器中で溶融ブ
レンドして、次いで微粉砕し、風力分級して10μmの
平均体積径の粒子に寸法調節されたトナーを得た。現像
剤を、トナー3部を混合し、これと実施例IIに記載され
ている被覆されたキャリア100部とをブレンドして、
約30分間ロールミルして製造し、−14.2マイクロ
クーロン/gの摩擦帯電量を示すトナーを有する現像剤
を得た。125ボルト/cmで測定した現像剤のチャー
ジスペクトログラフ解析は、15秒混合であることを示
し、電荷制御添加剤がない同一のトナーについての混合
性能に対して顕著な改良が得られた。
【0033】〔実施例IV A〕フマル酸及びプロポキシ
ル化ビスフェノールAの50/50混合物から構成され
る架橋ポリエステル97部と、従来の電荷添加剤、オリ
エントケミカル社からBONTRON E−88(商品
名)として入手可能なヒドロキシアルミニウム化合物3
部とを用いた以外は実施例IIに記載された方法を繰り返
して、優れた混合特性を有すると思われるトナーを製造
した。このトナーの溶融流れ特性は、温度117℃で
2.16kg重量でメルトインデックス装置を用いて測
定され、3.46のM.I.であった。アルミニウム化
合物、BONTORON E−88のない押し出された
樹脂は、同一条件化で測定した場合に19.55のM.
I.であった。
【0034】〔実施例IV B〕フマル酸及びプロポキシ
ル化ビスフェノールAの50/50混合物から構成され
る架橋ポリエステル97部と、米国特許第5,223.
368号に参照されるヒドロキシビス〔3,5−t−ブ
チルサリチル〕アルミネート3部とを用いた以外は実施
例IIに記載された方法を繰り返して、トナーを製造し
た。前記開示内容を全文にわたって援用して、本明細書
の記載の一部とする。このトナーの溶融流れ特性は、温
度117℃で2.16kg重量でメルトインデックス装
置を用いて測定し、1未満のM.I.であった。
【0035】〔実施例V〕実施例III のトナーの溶融流
れ特性を、温度117℃で2.16kg重量でメルトイ
ンデックス装置を用いて測定したところ、15.64の
M.I.であり、これは、樹脂の溶融流動特性が、BO
NTORON E−88及びヒドロキシビス〔3,5−
t−ブチルサリチル〕アルミネート、米国特許第5,2
23,368号参照、によって変化したが、マンガン化
合物の存在によって変化しなかったことを示している。
更に比較すると、実施例IIの対照物トナーの溶融流れ特
性は同一の条件下で測定したところ、16.06のM.
I.であった。
【0036】〔実施例VI〕実施例IIのトナーを、実施例
Iで製造されたマンガン化合物0.2部と、レッド・デ
ビル5410ペイント・シェーカー(Red Devil 5410 pa
int shaker) を用いて、10分間、606rpmで振盪
することによって、表面ブレンドした。このトナーを有
する現像剤を、実施例IIのようにして、被覆されたキャ
リアを用いて製造し、これは、−17.71マイクロク
ーロン/gのトナー摩擦帯電量を有していた。
【0037】〔実施例VII 〕実施例IIのトナーを、実施
例IAで製造されたマンガン化合物0.2部と、レッド
・デビル5410ペイント・シェーカーを用いて、10
分間、606rpmで振盪することによって、表面ブレ
ンドした。このトナーを有する現像剤を、実施例IIのよ
うにして、被覆されたキャリアを用いて製造し、これ
は、−13.31マイクロクーロン/gのトナー摩擦帯
電量を有していた。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、単純且つ経済に製造す
ることができ且つ工程中に樹脂と相互作用しない又は最
少に相互作用すると共に環境的に安全な電荷制御添加剤
を含み、迅速な混合帯電特性を有するトナー組成物を提
供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス アール.ピカリング アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14580 ウェブスター スラッシュウッド レー ン 436 (72)発明者 デニス アール.ベイリー アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14450 フェアポート カーター ロード 2172 (72)発明者 ジャック シー.バートランド アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14519 オンタリオ オンタリオ センター ロ ード 7253

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂、顔料及びマンガン錯体電荷促進添
    加剤を含むトナー組成物。
  2. 【請求項2】 樹脂、顔料及び、下記一般式で表される
    マンガン錯体電荷促進添加剤を含む負帯電トナー組成
    物。 【化1】
JP6194389A 1993-08-30 1994-08-18 トナー組成物及び負帯電トナー組成物 Withdrawn JPH0784412A (ja)

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US08/113,117 US5393632A (en) 1993-08-30 1993-08-30 Toner compositions with manganese complex charge enhancing additives

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