JP2007225301A - 文字板 - Google Patents

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Abstract

【課題】 全体の厚みが厚くならずに、耐衝撃性を確保できる文字板を提供する。
【解決手段】 枠状の見切り部材11、枠状の第1文字部材12、板状の第2文字部材13を上から順に重ねる際、見切り部材11の第1当接部15が第1文字部材12の第1切欠け部19に対応し、この第1切欠け部19内に第2文字部材13の第2受け部24上の第2緩衝体25が挿入して見切り部材11の第1当接部15の下面に当接し、また見切り部材11の第2当接部16の下面に第1文字部材12の第1受け部20内の第1緩衝体21が当接し、この第1受け部20が第2文字部材13の第2切欠け部26内に挿入する。従って、第1、第2文字部材12、13を重ね合わせても、第1、第2緩衝体20、24によって文字板10の厚みが厚くならず、しかも第1、第2緩衝体20、24によって外部からの衝撃を吸収するので、耐衝撃性を確保することができる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、腕時計などの時計に用いられる文字板に関する。
従来、腕時計においては、特許文献1に記載されているように、腕時計ケースの上部に時計ガラスが取り付けられ、腕時計ケースの内部に時計モジュールが配置され、この腕時計ケース内における時計ガラスと時計モジュールとの間に文字板が見切り部材によって押え付けられている。
特開平9−5452号
しかしながら、このような従来の腕時計では、腕計ケースの内周面に見切り部材が配置され、この見切り部材の上部が時計ガラスに当接した状態で文字板の外周側上面を単に押え付けている構成であるから、腕時計ケースおよび時計ガラスに外部から衝撃が加わると、その衝撃が見切り部材を介して文字板に加わり、文字板が変形するという問題がある。
そこで、このような問題を解消するために、見切り部材と文字板との間に緩衝部材を設けたり、文字板と時計モジュールとの間に緩衝部材を設けたり、あるいは時計ガラスと見切り部材との間に緩衝部材を設けたりすることにより、外部からの衝撃を緩衝部材で吸収して文字板の変形を防ぐことが考えられているが、このような構造では、緩衝部材によって見切り部材を含む文字板全体の厚みが厚くなるという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、全体の厚みが厚くならずに、耐衝撃性を確保することができる文字板を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
なお、各構成要素には、後述する実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1に記載の発明は、図1〜図8に示すように、時計ケース(腕時計ケース1)内における時計ガラス(2)と時計モジュール(3)との間に、上から順に、枠状の見切り部材(11)、枠状の第1文字部材(12)、板状の第2文字部材(13)を重ねて配置した文字板であって、
前記見切り部材には、前記時計ケースの内周面の鍔部(9a)にそれぞれ上面が当接する第1当接部(15)と第2当接部(16)とが設けられ、
前記第1文字部材には、前記見切り部材の前記1当接部に対応する第1切欠け部(19)と、前記第2当接部に対応して前記第1文字部材の下側に突出する凹部状の第1受け部(20)とが設けられ、この第1受け部内には、前記第2当接部の下面に当接する第1緩衝体(21)が配置され、
前記第2文字部材には、前記第1文字部材の前記第1受け部が挿入する第2切欠け部(26)と、前記第1文字部材の前記第1切欠け部に対応する平坦状の第2受け部(24)とが設けられ、この第2受け部上には、前記第1文字部材の前記第1切欠け部内に挿入して前記見切り部材の前記第1当接部の下面に当接する第2緩衝体(25)が配置されていることを特徴とする文字板である。
請求項2に記載の発明は、図2〜図4に示すように、前記見切り部材(11)には前記時計モジュール(3)に係止される第1フック部(14)が設けられ、前記第1文字部材(12)には前記時計モジュールに係止される第2フック部(22)が設けられ、前記第1、第2フック部(14、22)は、前記第1、第2文字部材(12、13)の前記第1、第2緩衝体(21、25)のいずれの近傍に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の文字板である。
請求項3に記載の発明は、図2〜図4に示すように、前記第1文字部材(12)の前記第1受け部(20)の下面と、前記第2文字部材(13)の前記第2受け部(24)の下面とに、前記第1、第2文字部材を前記時計モジュール(3)に対して位置決めする位置決め部(第1、第2位置決めボス23、27)がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の文字板である。
請求項1に記載の発明によれば、枠状の見切り部材、枠状の第1文字部材、板状の第2文字部材を上から順に重ねると、見切り部材の第1当接部が第1文字部材の第1切欠け部に対応し、この第1切欠け部内に第2文字部材の第2受け部上に配置された第2緩衝体が挿入して見切り部材の第1当接部の下面に当接し、また見切り部材の第2当接部の下面に第1文字部材の第1受け部内に配置された第1緩衝体が当接し、この第1受け部が第2文字部材の第2切欠け部に挿入されているので、第1、第2文字部材を重ね合わせても、第1、第2緩衝体によって文字板全体の厚みが厚くならないようにすることができる。
また、第1緩衝体が見切り部材と第1文字部材との間に配置され、第2緩衝体が見切り部材と第2文字部材との間に配置されているので、時計ケースや時計ガラスが外部から衝撃を受けても、その衝撃を第1、第2緩衝体で吸収することができ、このため衝撃によって見切り部材、第1文字部材、第2文字部材がそれぞれ変形したり破損したりするのを防ぐことができ、これにより見切り部材、第1文字部材、第2文字部材をそれぞれ薄く形成しても、耐衝撃性を確保することができる。
請求項2に記載の発明によれば、見切り部材には時計モジュールに係止される第1フック部が設けられ、第1文字部材には時計モジュールに係止される第2フック部が設けられ、第1、第2フック部が第1、第2文字部材の第1、第2緩衝体のいずれかの近傍に設けられていることにより、第1、第2フック部を時計モジュールに係止させるだけで、見切り部材、枠状の第1文字部材、板状の第2文字部材を重ねた状態で時計モジュールに簡単に且つ容易に取り付けることができ、この状態で時計ケースや時計ガラスが外部から衝撃を受けても、その衝撃が第1、第2緩衝体で吸収されるので、衝撃によって第1、第2フック部が変形したり破損したりするのを防ぐことができる。
請求項3に記載の発明によれば、第1文字部材の第1受け部の下面と、第2文字部材の第2受け部の下面とに、第1、第2文字部材を時計モジュールに対して位置決めする位置決め部がそれぞれ設けられていることにより、第1、第2文字部材を時計モジュールに対して正確に位置決めすることができるほか、位置決め部がそれぞれ第1、第2緩衝体の直下に設けられていることにより、時計ケースや時計ガラスが外部から衝撃を受けても、その衝撃が第1、第2緩衝体で吸収されるので、衝撃によって位置決め部が変形したり破損したりするのを防ぐことができる。
以下、図1〜図6を参照して、この発明を腕時計に適用した一実施形態について説明する。
図1はこの発明の腕時計を示した正面図、図2はそのA−A矢視における断面図である。
この腕時計は、図1および図2に示すように、腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1の上部には、時計ガラス2がパッキン2aを介して取り付けられており、この腕時計ケース1の内部には、時計モジュール3が配置されている。また、この腕時計ケース1の下面には、裏蓋4が防水リング4aを介して取り付けられており、この腕時計ケース1の側面には、押釦スイッチ5が設けられている。
腕時計ケース1は、図2に示すように、合成樹脂製のケース本体6と、このケース本体6の外周面に設けられたウレタン樹脂製の第1ベゼル7と、この第1ベゼル7の外表面に設けられた金属製の第2ベゼル8とで構成されている。この場合、ケース本体6中には、図2に示すように、金属製の補強部材9が埋め込まれている。この補強部材9は、その一部が時計ガラス2の下面に対応する箇所のケース本体6の内面から突出し、この突出した部分が鍔部9aを構成している。
また、腕時計ケース1内における時計ガラス2と時計モジュール3との間には、図2に示すように、文字板10が配置されている。この文字板10は、上から順に、枠状の見切り部材11、枠状の第1文字部材12、板状の第2文字部材13を重ねた構成になっている。すなわち、見切り部材11は、図3に示すように、ほぼ円形のリング状に形成されている。この見切り部材11の外周部には、時計モジュール3に係止される複数の第1フック部14と、腕時計ケース1の内周面から突出した鍔部9aにそれぞれ上面が当接する第1、第2当接部15、16とが設けられている。
この場合、第1フック部14は、図3に示すように、見切り部材11の互いに対向する2箇所、例えば4時付近と10時付近とに対応する箇所に位置し、見切り部材11の外周部の下面から下方に垂直に設けられている。第1当接部15は、図3に示すように、見切り部材11の対角上で、且つ第1フック部14の近傍、例えば5時付近と11時付近とに対応する箇所に設けられている。第2当接部16は、第1当接部15と同様、見切り部材11の対角上で、例えば2時付近と8時付近とに対応する箇所に設けられている。
第1文字部材12は、図3に示すように、その外径が見切り部材11の外径とほぼ同じで、内径が見切り部材11の内径よりも少し小さいリング状に形成され、これにより内周部が見切り部材11の内側に突出して露出するように構成されており、この突出して露出する内周部の上面には、図1に示すように、複数の時字17が所定間隔で設けられている。
この第1文字部材12の外周部には、見切り部材11の第1フック部14が挿入する挿入部18と、見切り部材11の第1当接部15に対応する第1切欠け部19と、第2当接部16の下面に対応する第1受け部20とが設けられている。この第1受け部20は、第1文字部材12の下側に突出する凹部状に形成されており、この凹部状の第1受け部20内には、第2当接部16の下面に当接する第1緩衝体21が上方に少し突出した状態で配置されている。
また、この第1文字部材12の外周部には、時計モジュール3に係止される複数の第2フック部22と、第1文字部材12を時計モジュール3に対して位置決めする第1位置決めボス23とがそれぞれ設けられている。第2フック部22は、見切り部材11の第1フック部14と異なる位置、つまり第2当接部16の近傍に位置する2時付近と8時付近とに対応する箇所にそれぞれ設けられている。また、第1位置決めボス23は、第1文字部材12の第1受け部20の下面にそれぞれ垂直に設けられ、時計モジュール3に設けられた位置決め穴(図示せず)にそれぞれ挿入するように構成されている。
第2文字部材13は、図3に示すように、その外径が第1文字部材12の外径よりも少し小さいほぼ円板状に形成されている。この第2文字部材13の中心部には指針が取り付けられる指針軸(いずれも図示せず)が挿入する貫通孔13aが設けられていると共に、この第2文字部材13の所定箇所には、時刻などの情報を表示する表示パネル(図示せず)の表示領域に対応する複数の表示孔13bがそれぞれ設けられている。
また、この第2文字部材13の外周部には、図3に示すように、第1文字部材12の第1切欠け部19に対応する第2受け部24と、第1文字部材12の第1受け部21の下部が挿入する第2切欠け部26とが設けられている。第2受け部24は、平坦状に形成されており、この第2受け部24の上面には、第1文字部材12の第1切欠け部19内に挿入して見切り部材11の第1当接部15の下面に当接する第2緩衝体25が配置されている。また、この第2文字部材13の第2受け部24の下面には、第2文字部材13を時計モジュール3に対して位置決めする第2位置決めボス27がそれぞれ設けられている。
従って、この文字板10は、見切り部材11、第1文字部材12、第2文字部材13が上から順に重ねられると、図1に示すように、見切り部材11の内側に第1文字部材12の内周部が突出して時字17が見切り部材11の上方から見えると共に、この第1文字部材12の内側に第2文字部材13がその外周部を除いて露出するので、貫通孔13aおよび複数の表示孔13bが見切り部材11および第1文字部材12の上方から見える。
この状態では、図3および図4に示すように、見切り部材11の第1当接部15が第1文字部材12の第1切欠け部19に対応し、この第1切欠け部19内に第2文字部材13の第2受け部24上の第2緩衝体25が挿入して第1当接部15の下面に当接する。また、見切り部材11の第2当接部16の下面には、第1文字部材12の第1受け部20内の第1緩衝体21が当接すると共に、この第1受け部20の下部が第2文字部材13の第2切欠け部26に挿入する。これにより、文字板10が構成されている。
この文字板10を時計モジュール3に組み付ける場合には、図2〜図4に示すように、第1文字部材12の第1位置決めボス23を時計モジュール3の位置決め穴(図示せず)に挿入すると共に、第2文字部材13の第2位置決めボス27を時計モジュール3の位置決め穴(図示せず)に挿入させる。これにより、第1文字部材12と第2文字部材13とが時計モジュール3に対して位置決めされると共に、見切り部材11も時計モジュール3に対して位置決めされる。
この状態で、図2に示すように、見切り部材11の第1フック部14と第1文字部材12の第2フック部22とを時計モジュール3に係止させると、見切り部材11、第1文字部材12、第2文字部材13が上から順に重ねられた状態で、時計モジュール3に組み付けられる。このように文字板10が組み付けられた時計モジュール3を腕時計ケース1内に組み込むと、見切り部材11の第1、第2当接部15、16の各上面が腕時計ケース1の内周面から突出した鍔部9aの下面にそれぞれ当接し、これにより文字板10が時計ガラス2と時計モジュール3との間に配置される。
ところで、この腕時計ケース1は、図5および図6に示すように、合成樹脂製のケース本体6と、このケース本体6の外周面に設けられたウレタン樹脂製の第1ベゼル7と、この第1ベゼル7の外表面に設けられた金属製の第2ベゼル8とによって耐衝撃性を有する構造になっている。この場合、ケース本体6は、その内部に金属製の補強部材9が埋め込まれていることにより、合成樹脂製であっても強度が確保されている。第1ベゼル7は、外部からの衝撃を吸収するウレタン樹脂で形成され、複数のビス7aによってケース本体6に取り付けられている。
第2ベゼル8は、ステンレスなどの薄い金属板からなり、第1ベゼル7の上部外周に装着されている。すなわち、この第2ベゼル8は、図5の裏面図に示すように、全体がほぼリング状に形成され、その所定箇所に係合部30が設けられ、この係合部30が図6に示すように第1ベゼル7に設けられた係止溝31に係合することにより、第1ベゼル7に装着されるように構成されている。また、この第2ベゼル8の内面には、図5に示すように、複数の補強リブ32が放射状に設けられている。この補強リブ32は、第2ベゼル8が外部から衝撃を受けたときに、第2ベゼル8が径方向(図6に矢印で示す方向)に開くような変形を防ぐように構成されている。
このように、この腕時計では、文字板10が枠状の見切り部材11、枠状の第1文字部材12、板状の第2文字部材13を上から順に重ねた構成であり、見切り部材11の第1当接部15が第1文字部材12の第1切欠け部19に対応し、この第1切欠け部19内に第2文字部材13の第2受け部24上に配置された第2緩衝体25が挿入して見切り部材11の第1当接部15の下面に当接し、また見切り部材11の第2当接部16の下面に第1文字部材12の第1受け部20内に配置された第1緩衝体21が当接し、この第1受け部20が第2文字部材13の第2切欠け部26内に挿入されているので、第1、第2文字部材12、13を重ね合わせても、第1、第2緩衝体21、25によって文字板10全体の厚みが厚くならないようにすることができる。
また、第1緩衝体21が見切り部材11と第1文字部材12との間に配置され、第2緩衝体25が見切り部材11と第2文字部材13との間に配置されているので、腕時計ケース1や時計ガラス2が外部から衝撃を受けても、その衝撃を第1、第2緩衝体21、25によって吸収することができる。このため、見切り部材11、第1文字部材12、第2文字部材13がそれぞれ衝撃によって変形したり破損したりするのを防ぐことができ、これにより見切り部材11、第1文字部材12、第2文字部材13の各厚みをそれぞれ薄く形成しても、耐衝撃性を確保することができる。このため、文字板10全体の厚みを薄くすることもできる。
この場合、見切り部材11の第1フック部14と第1文字部材12の第2フック部22とが第1、第2文字部材12、13の第1、第2緩衝体21、25の近傍に設けられていることにより、見切り部材11の第1フック部14と第1文字部材12の第2フック部22とを時計モジュール3に係止させるだけで、見切り部材11、枠状の第1文字部材12、板状の第2文字部材13を重ねた状態で時計モジュール3に簡単に且つ容易に取り付けることができる。また、この状態で腕時計ケース1や時計ガラス2が外部から衝撃を受けても、その衝撃が第1、第2緩衝体21、25によって吸収されるので、衝撃によって見切り部材11の第1フック部14と第1文字部材12の第2フック部22とが変形したり破損したりするのを防ぐことができる。
また、第1文字部材12の第1受け部20の下面と、第2文字部材13の第2受け部24の下面とには、時計モジュール3に設けられた位置決め穴(図示せず)に挿入して第1、第2文字部材12、13を時計モジュール3に対して位置決めする第1、第2位置決めボス23、27がそれぞれ設けられていることにより、第1、第2文字部材12、13を時計モジュール3に対して正確に位置決めすることができるほか、第1、第2位置決めボス23、27が第1、第2緩衝体21、25の直下に位置して設けられているので、外部から衝撃を受けても、その衝撃が第1、第2緩衝体21、25によって吸収されることにより、衝撃によって第1、第2位置決めボス23、27および時計モジュールの位置決め穴がそれぞれ変形したり破損したりするのを防ぐことができる。
さらに、この腕時計では、腕時計ケース1が合成樹脂製のケース本体6と、このケース本体6の外周面に設けられたウレタン樹脂製の第1ベゼル7と、この第1ベゼル7の外表面に設けられた金属製の第2ベゼル8とで構成されているので、ウレタン樹脂製の第1ベゼル7によって外部からの衝撃を吸収することができ、これにより合成樹脂製のケース本体6が衝撃を受けないように保護することができると共に、このケース本体6内に設けられた時計モジュール3および文字板10も衝撃を受けないように保護することができる。
この場合、第1ベゼル7の外周面には、金属製の第2ベゼル8が装着されているので、この金属製の第2ベゼル8によってウレタン樹脂製の第1ベゼル7を保護することができるほか、特に金属製の第2ベゼル8には、複数の補強リブ32が放射状に設けられているので、金属製の第2ベゼル8が外部から衝撃を受けても、第2ベゼル8が径方向に開く変形を抑制することができ、これにより第2ベゼル8の係合部30が第1ベゼル7の係止溝31から外れないようにすることができる。
なお、上記実施形態では、第1ベゼル7の外周面に装着された金属製の第2ベゼル8の内面に複数の補強リブ32を放射状に設けた場合について述べたが、これに限らず、例えば図7および図8に示すように、金属製の第2ベゼル35の内面に複数の補強リブ36を円周方向に設けても良い。このような構成でも、上述した実施形態と同様、外部から衝撃を受けても、図8に示すように、補強リブ36によって第2ベゼル35が径方向に開く変形を抑制することができる。
また、上記実施形態およびその変形例では、腕時計に適用した場合について述べたが、必ずしも腕時計である必要はなく、例えばトラベルウオッチ、目覚まし時計、置き時計、掛け時計などの各種の時計に適用することができる。
この発明を適用した腕時計の拡大正面図である。 図1のA−A矢視における拡大断面図である。 図2の文字板を示した分解斜視図である。 図3の文字板を組み合わせた状態の拡大断面図である。 図1の腕時計ケースの第1、第2ベゼルを示し、(a)は第2ベゼルを下面側から見た斜視図、(b)は第1ベゼルを上面側から見た斜視図である。 図5のB−B矢視における腕時計の要部を示した拡大断面図である。 腕時計ケースの第1、第2ベゼルの変形例を示し、(a)は第2ベゼルを下面側から見た斜視図、(b)は第1ベゼルを上面側から見た斜視図である。 図7の第2ベゼルが衝撃を受けたときの外力の作用方向を示した図である。
符号の説明
1 腕時計ケース
2 時計ガラス
3 時計モジュール
6 ケース本体
7、8 第1、第2ベゼル
9 補強部材
9a 鍔部
10 文字板
11 見切り部材
12 第1文字部材
13 第2文字部材
14、22 第1、第2フック部
15、16 第1、第2当接部
19、26 第1、第2切欠け部
20、24 第1、第2受け部
21、25 第1、第2緩衝体
23、27 第1、第2位置決めボス

Claims (3)

  1. 時計ケース内における時計ガラスと時計モジュールとの間に、上から順に、枠状の見切り部材、枠状の第1文字部材、板状の第2文字部材を重ねて配置した文字板であって、
    前記見切り部材には、前記時計ケースの内周面の鍔部にそれぞれ上面が当接する第1当接部と第2当接部とが設けられ、
    前記第1文字部材には、前記見切り部材の前記1当接部に対応する第1切欠け部と、前記第2当接部に対応して前記第1文字部材の下側に突出する凹部状の第1受け部とが設けられ、この第1受け部内には、前記第2当接部の下面に当接する第1緩衝体が配置され、
    前記第2文字部材には、前記第1文字部材の前記第1受け部が挿入する第2切欠け部と、前記第1文字部材の前記第1切欠け部に対応する平坦状の第2受け部とが設けられ、この第2受け部上には、前記第1文字部材の前記第1切欠け部内に挿入して前記見切り部材の前記第1当接部の下面に当接する第2緩衝体が配置されていることを特徴とする文字板。
  2. 前記見切り部材には前記時計モジュールに係止される第1フック部が設けられ、前記第1文字部材には前記時計モジュールに係止される第2フック部が設けられ、前記第1、第2フック部は、前記第1、第2文字部材の前記第1、第2緩衝体のいずれかの近傍に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の文字板。
  3. 前記第1文字部材の前記第1受け部の下面と、前記第2文字部材の前記第2受け部の下面とには、前記第1、第2文字部材を前記時計モジュールに対して位置決めする位置決め部がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の文字板。
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