JP2023086384A - ケース及び時計 - Google Patents

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Yoshiki Nakatsuka
元 井口
Hajime Iguchi
和真 小林
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【課題】防水性と耐衝撃性に優れたケース及び時計を提供する。【解決手段】 本発明の一形態にかかるケースは、モジュールを収容する周壁部を備える第1ケースと、前記第1ケースの一方側を覆う裏蓋部と、前記裏蓋部の外周部に設けられ前記周壁部の外周に配置される外壁部、及び前記周壁部の内周側に対向配置される内壁部が一体に形成され、前記外壁部の高さは前記内壁部の高さ以上であり、前記第1ケースに接着により接合される、第2ケースと、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、ケース及び時計に関する。
腕時計などの時計は、外部ケースや内部ケースなど複数のケース部品で構成される時計ケースの内部に、回路基板や文字板などの各種部品を備える時計モジュールが、収容される。時計ケースは、例えば時計モジュールを収容する環状の内部ケースと、内部ケース及び時計モジュールの裏側を覆う裏蓋と、内部ケースの外周に設けられる外部ケースと、を備え、裏蓋がねじなどの締結部材によって内部ケースに固定される。時計ケースにおいて、例えば裏蓋の周縁に0リングを装着することで裏蓋と内部ケースとの間の防水性を確保している(例えば、特許文献1参照)。
実開昭52-127467号公報
このような時計ケースは、内部に収容される時計モジュールを保護するために、防水性や耐衝撃性に優れていることが求められる。一方で、組付構造の単純化や小型化も課題となっている。
本発明は、防水性と耐衝撃性に優れたケース及び時計を提供することを目的とする。
本発明の一形態にかかるケースは、モジュールを収容する周壁部を備える第1ケースと、
前記第1ケースの一方側を覆う裏蓋部と、前記裏蓋部の外周部に設けられ前記周壁部の外周に配置される外壁部、及び前記周壁部の内周側に対向配置される内壁部が一体に形成され、前記外壁部の高さは前記内壁部の高さ以上であり、前記第1ケースに接着により接合される、第2ケースと、を備える。
本発明によれば、防水性と耐衝撃性に優れたケース及び時計を提供することが可能となる。
第1実施形態に係る時計の構成を示す斜視図。 同時計ケースの構成を示す斜視図。 同時計ケースの構成を示す断面図。 図3の一部を拡大した断面図。 他の実施形態に係る時計ケースの構成を示す斜視図。 他の実施形態に係る時計ケースの一部の構成を示す断面図。
以下、本発明の第1実施形態にかかる時計1及び時計ケース10(ケース)について、図1乃至図4を参照して説明する。図1は時計1の構成を示す斜視図であり、図2は時計ケースの斜視図、図3は時計ケースの断面図である。図4は図3の一部を拡大した図である。なお、各図において、適宜構成を拡大、縮小、省略して概略的に示す。
図1及び図2に示すように、時計1は、例えば腕時計である。時計1は、外郭を構成する時計ケース10と、時計ケース10内に設けられた時計モジュール20(モジュール)と、時計モジュール20の表側を覆うカバー30と、時計ケース10の外周に設けられる複数のスイッチ40と、を備える。
本実施形態において、時計1は、一例として一方向に沿う中心軸を有する円形状に構成され、時計ケース10を構成するセンターケース11(第1ケース)、アウターケース12(第2ケース)、及びベゼル13や、カバー30は、同心円状あるいは同心円に近い形状に、それぞれ構成される。例えば時計1は、一方向の一方側であってカバー30の外面が向く方を表側とし、一方向の他方側であって時計ケース10の底部を構成する裏蓋部121の外面が向く方を裏側として、説明する。例えば時計1は裏側となる裏蓋部121の外面が、装着対象である腕に対向する姿勢となる。
時計ケース10は、センターケース11と、アウターケース12と、ベゼル13と、を備える。時計ケース10は円形状に構成され、外周部において互いに対向する2箇所、例えば6時と12時の位置に、それぞれ時計バンドが取付けられるバンド取付部16を備える。バンド取付部16は、例えばセンターケース11またはアウターケース12に一体に形成されていてもよいし、別体で構成され、時計ケース10を構成する他の部品に組付けられてもよい。
センターケース11は、合成樹脂材料を含み、筒状に構成される。センターケース11は、中央に時計モジュール20が配される円形の収容空間11a(収容部)を有する周壁部111を備える。センターケース11は例えば円の中心軸に沿う一方向において、一方側となる表側にカバー30で覆われる表開口11bを有し、他方側となる裏側に裏蓋部121で覆われる裏開口11cを有する。
例えば周壁部111は、硬質の合成樹脂によって形成され、一例としてポリアミド樹脂等の剛性の高い合成樹脂材料にカーボン繊維またはガラス繊維を混入させて形成される。周壁部111は、内部に金属製の補強部が埋め込まれた構造であってもよい。
周壁部111は、軸方向が一方向に沿う円筒状に構成される。周壁部111は時計モジュール20の外周部に配される。周壁部111は外周面111aと内周面111bとを有する。
周壁部111の外径は同一径であってもよく、異なる複数の径を有していてもよい。例えば本実施形態では異なる二つの外形を有する。
外周面111aはアウターケース12の外壁部122の内周面122bに対向配置される。外周面111aの軸方向の中途部の径が変わる段差には軸方向に対して傾斜するテーパ面111cが形成されている。例えばテーパ面111cは裏側から表側に向かって漸次径が拡大するように傾斜した周面である。周壁部111の裏側の端部には、時計ケース10の底部側の内周縁から内径方向に突出する突起部111dを一体に有する。
また、周壁部111において複数箇所に、例えばスイッチ40が収容される凹みであるスイッチ収容部111eが形成される。
センターケース11とアウターケース12との間において、接着剤Pを保持可能な第1凹部116aを有する隙間116が形成される。第1凹部116a及び隙間116は、例えばセンターケース11とアウターケース12の少なくともいずれかに、形成される。例えば実施形態において、周壁部111の裏側の端面111fは、内周側の領域が、外周側の領域よりもわずかに表側に退避し、裏蓋部121との間に隙間116が形成される。そして、端面111fの内周領域のうち外側の部位に、接着剤溜まりを構成する第1凹部116aが形成される。第1凹部116aは所定深さで表側に凹む円形の溝であり、断面矩形状に形成される。第1凹部116aは、例えば径方向に対して直交する周方向に沿う一対の壁面を有している。
すなわち、周壁部111の裏側の端面は、内側のコーナー部117に至る内側領域に、接着剤Pが配置可能な隙間116が形成されるとともに、深さ方向が大きく構成された第1凹部116aが隙間116の外周部分に構成される。
周壁部111の裏側の端面において、円形状の内周領域の内側のコーナー部117は、面取り加工が施され、円の径方向及び軸方向に対して傾斜するテーパ面117aが形成される。このテーパ面117aによって、第1凹部116aに配された接着剤Pが、周壁部111の内周面118と内壁部123の外周面との間の隙間125に向かって案内される。
周壁部111の裏側の端部の内周面118は、アウターケース12の内壁部123に対向配置される。すなわち、周壁部111の裏蓋部121側の端部は、周壁部111の外周側に配される外壁部122と、周壁部111の内周側に対向配置される内壁部123とによって、挟まれる。周壁部111の外周側に配される外壁部122の高さは少なくとも内壁部123の高さと同じであればよい。すなわち、外壁部122の高さは内壁部123の高さ以上である。
以上のように構成されたセンターケース11は、中央に設けられた収容空間11aに時計モジュール20を収容する。また、センターケース11は、外周部がアウターケース12やベゼル13あるいはその他の保護部材によって覆われる。例えば、センターケース11は、周壁部111の外周面111aの一部が、アウターケース12の複数の外壁部122によって覆われるとともに、周壁部111の表側がベゼル13によって覆われ、周壁部111の裏側が裏蓋部121によって覆われる。また、センターケース11の表開口にはパッキンなどの防水部材を介してカバー30が装着される。
アウターケース12は例えば金属材料で構成され、センターケース11及び時計モジュール20の裏側を覆う円形の裏蓋部121と、裏蓋部121の外周に設けられセンターケース11の外周に配される外壁部122と、裏蓋部121の外壁部122よりも内周側に設けられる円形の内壁部123と、を一体に備える。
裏蓋部121は板状に構成され、時計ケース10の底部を構成する。一例として裏蓋部121は円板形状に構成される。裏蓋部121の周縁には、外壁部122を構成する複数の保護壁部材122aが一体に設けられ、裏蓋部121の表側の面の外壁部122よりも内側の位置に円筒形状の突起である内壁部123が形成される。円筒形状の内壁部123の中心側には円形のくぼみである凹部124が形成される。例えば凹部124には時計モジュール20の一部が収容されていてもよい。
外壁部122は、裏蓋部121の円形の外周縁に沿って配列された複数の保護壁部材122aを有する。各保護壁部材122aは、裏蓋部121から表側に立設するブロック状部材であって、周方向及び径方向にそれぞれ所定幅及び所定厚さを有する。一例として外壁部122は2時、4時、8時、10時の方向の4箇所にそれぞれ設けられる4つの保護壁部材122aを備える。
保護壁部材122aは、センターケース11の外周面の外側に対向配置される内周面122bを有する。内周面122bは例えば軸方向に直交する断面が円弧状となる曲面を形成する。内周面122bは周壁部111の外面と当接しても、離間していてもよい。例えば内周面122bは衝撃が加わった場合に周壁部111の外面と当接する。
また、内周面122bの軸方向の中途部位には、第1方向に対して傾斜するテーパ面122cが形成されている。例えばテーパ面122cは表側に向かって漸次径が拡大するように傾斜した周面であり、センターケースのテーパ面111cと対向配置される。
内壁部123は、裏蓋部121の、外壁部よりも周方向内側の部位から表側に向けて立設する。内壁部123は例えば時計ケース10の全周に渡って形成される円筒状の壁部材であり、所定の厚さ寸法及び高さ寸法を有する。内壁部123は、センターケース11の周壁部111の裏側の部位を挟んで、外壁部122の内周側に、対向配置される。
内壁部123は、その外周面が周壁部111の内周面118の内側に対向配置される。例えば内壁部123の外径は内周面118よりも小さい。内壁部123の外周面と内周面118との間には接着剤Pが配置可能な第2凹部123aを有する隙間125が形成される。
例えば内壁部123は、その外周面において裏側の部位に、周方向に沿って形成された環状溝である第2凹部123aを有する。第2凹部123aは隙間116及び隙間125によって第1凹部116aと連通し、接着剤Pを保持する接着部150の一部を構成する。第2凹部123aは、内壁部123の外周面のうち裏側の領域に形成され、外周面から所定深さで内周側に凹む溝であり、断面矩形状に形成される。第2凹部123aは、例えば軸方向に対して直交する一対の壁面を有している。
また、内壁部123の表側の端部の外周面は、例えば第1方向及び径方向に対して傾斜するテーパ面123bを有する。例えば第2凹部123aは第1凹部116aよりも小さく構成される。
裏蓋部121と周壁部111の端面111fとの間、及び周壁部111の内周面118と内壁部123の外周面との間は、接着剤Pが充填される接着部150を構成し、接着部150において接着剤Pが硬化することによりアウターケース12とセンターケース11とが、接着固定される。
なお、接着剤Pは、例えばシリコン系、アクリル系、エポキシ系等の接着剤である。接着剤Pは、第1凹部116aに配置され、センターケース11とアウターケース12とを組付けた後、経時的に、あるいは熱や光などによって硬化することで、樹脂製のセンターケース11と金属製のアウターケース12とを接着するとともに、センターケース11とアウターケース12との間の隙間を密閉するシール部となる。なお、接着剤Pは、樹脂と金属との接合強度を確保できるとともに、固化後の硬度が低く伸縮性に優れた接着剤が好ましい。
ベゼル13は、円環状に構成され、外壁部の表側の端縁の内側であって周壁部111の表側の円形の領域に配される。例えばベゼル13はカバー30等の各種部品を保護するとともに、カバー30を支持する。ベゼル13は例えば接着により、あるいは各種締結部材により、センターケース11及びアウターケース12のいずれかまたは両方に、固定される。
時計モジュール20は、時刻や日付などの情報を表示する表示部、表示部を動作させるムーブメント、ICやアンテナ等の電子部品を搭載した回路基板、電池等、時計機能に必要な各種部品を備える。例えば表示部は、デジタル表示機能を備える液晶表示パネル等を有するデジタル方式の表示部であってもよく、文字板と指針等を備えるアナログ方式の表示部であってもよい。また複数の表示部を備えていてもよい。
カバー30は、例えばSiO2ガラス等の無機ガラス等で形成された透明な部材である。例えばカバー30は透明な円板形状の時計ガラスであり、時計モジュール20の表側に配され、時計モジュール20を覆う。例えば、カバー30はセンターケース11の表開口の内周縁に支持される。カバー30の外周とセンターケース11の内周縁の間にはパッキンが介在している。
スイッチ40は、センターケース11の外周面に設けられた凹部であるスイッチ収容部111eに装着される。スイッチ40は例えばスイッチ収容部111eに形成された貫通孔に挿入されるスイッチ軸や、釦等の部品を備えるスイッチ装置であり、操作者が釦の操作を行うことで時計モジュール20のモード切替えや時刻修正などを行う。
以上のように構成された時計1は、裏蓋部121と外壁部122と内壁部123とを一体に備えるアウターケース12と、センターケース11とが、接着固定されるため、例えばねじなどの締結部材が不要であり接合構造に必要なスペースを省略でき、小型化が可能となるとともに部品点数を低減でき、締結構造による表面の凹凸も減らせるため、外観性の確保や低コスト化が図れる。また、時計ケース10の全周に配される接着剤Pにより接着されることで、固定と同時にシール性を確保することが可能となる。また、センターケース11の裏側の端部が外壁部122と内壁部123とで挟まれる構成であることにより、落下などにより衝撃が加わった場合に、センターケース11とアウターケース12とが径方向に位置ずれすることを抑制でき、接着部150にかかるせん断力を低減できる。したがって、接着剤Pの剥がれを防止でき、接着強度を確保できる。
さらに、上記実施形態にかかる時計1及び時計ケース10によれば、センターケース11とアウターケース12との対向部分に、接着剤Pが保持できる第1凹部116aを備えることにより、接着面積と接着層の厚さを大きくとることができ、接着性及び密閉性を向上できる。さらに、接着部150において例えば接着剤の弾力性、柔軟性を持たせることで、位置精度の緩和や衝撃の緩和が可能となる。
さらに、上記実施形態にかかる時計1及び時計ケース10によれば、センターケース11とアウターケース12との対向部分に設けられる第1凹部116aにおいて、接着剤Pを内側の第2凹部123aに向けて案内できるため、接着剤Pの容量を確保するとともに、接着剤Pが外側にはみ出すことを防止できる。したがって、外観性の向上と、接着強度の確保が可能となる。
また、上記時計1及び時計ケース10において、アウターケース12の内壁部123は、組付け時に内壁部123がセンターケース11に対して移動する挿入方向となる表側の外周縁がテーパ状に構成されることにより、組付け時の位置決め及び挿入性を向上できる。さらに、第2凹部123aが中心側に突出することから、アウターケース12がセンターケース11に対して裏側に相対移動することを規制することができ、抜け止め効果も得られる。さらに、第1凹部116aは径方向に直交する周面を形成することから、径方向のせんだん力を硬化した接着剤Pで受けることができ、耐衝撃性を向上できる。同様に第2凹部123aは軸方向に直交する面を構成することから、軸方向のせんだん力を、硬化した接着剤Pで受けることができ、耐衝撃性を向上できる。
なお、上述した実施形態は例示であり、発明の範囲を限定するものではない。
例えば上記実施形態においてはアウターケース12とは別にベゼル13を備える例を示したが、これに限られるものではない。例えばベゼル13を備えない構成であってもよく、あるいはベゼル13をアウターケース12と一体に設けてもよい。さらに、他の外装部材が設けられていても良い。
また、上記実施形態においてアウターケース12の外壁部122は、複数の保護壁部材122aが間欠的に円形に配列される例を示したが、これに限られるものではなく、例えば他の実施形態として図5に示す時計ケース110のように、外壁部122は円形状に連続する保護壁部材122aで構成されていてもよい。
また、上記実施形態において、第1凹部116aは周壁部111に形成される例を示したが、これに限られるものではなく、例えば裏蓋部121側に第1凹部116aを形成してもよい。なお、第2凹部123aもアウターケース12の内壁部123に限らず、センターケース11側に形成することも可能である。例えば上記実施形態に示すように第2凹部123aを内壁部123の外周面に形成する場合には、成形性と組付け性が向上できる。また、第1凹部116aと第2凹部123aはいずれか一方のみであってもよい。
又、上記実施形態において、第1凹部116aは、周壁部111の裏側の端面において、内周側の縁に至って形成され、径方向の中途部において段差が形成される例を示したが、これに限られず、裏側の端面において径方向の中途部に形成されていてもよい。また、他の実施形態として図6に示すように、第1凹部116aが複数形成されていてもよい。また、第2凹部123aは外周面の軸方向の中途部ではなく、底部側の端縁が内周側に凹む形状であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明は特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記]
[1]
モジュールを収容する周壁部を備える第1ケースと、
前記第1ケースの一方側を覆う裏蓋部と、前記裏蓋部の外周部に設けられ前記周壁部の外周に配置される外壁部、及び前記周壁部の内周側に対向配置される内壁部が一体に形成され、前記外壁部の高さは前記内壁部の高さ以上であり、前記第1ケースに接着により接合される、第2ケースと、
を備える、ケース。
[2]
前記第2ケースの前記内壁部と前記外壁部との間に前記第1ケースの周壁部の裏側の端部が配置される、[1]に記載のケース。
[3]
前記センターケースと前記アウターケースの少なくともいずれかに、接着剤を保持可能な第1凹部が形成される、[1]または[2]に記載のケース。
[4]
前記周壁部の裏側の端面と前記裏蓋部の少なくともいずれかに第1凹部が形成され、
前記第1凹部よりも内周側において、前記周壁部の裏側の端面と前記裏蓋部との間に隙間が形成される、[1]乃至[3]のいずれかに記載のケース。
[5]
前記周壁部の内周面と前記内壁部の外周面の少なくともいずれかに、前記第1凹部に連通するとともに接着剤を保持可能な第2凹部が形成される、[3]または[4]に記載のケース。
[6]
前記第1凹部は、周方向に沿う壁面を有する、[3]乃至[5]のいずれかに記載のケース。
[7]
前記第2凹部は、軸方向に直交する方向に沿う壁面を有する、[5]に記載のケース。
[8]
前記第1ケースは樹脂材料を含み、
前記第2ケースは金属材料を含む、[1]乃至[7]のいずれかに記載のケース。
[9]
[1]乃至[8]のいずれかに記載のケースと、
前記ケースの前記周壁部の内周側に形成される収容部に配置された時計モジュールと、
前記時計モジュールの表側を覆うカバーと、を備える、時計。
1…時計
10…時計ケース
11…センターケース
11a…収容空間
11b…表開口
11c…裏開口
12…アウターケース
13…ベゼル
16…バンド取付部
20…時計モジュール
30…カバー
40…スイッチ
110…時計ケース
111…周壁部
111a…外周面
111b…内周面
111c…テーパ面
111d…突起部
111e…スイッチ収容部
111f…端面
116…隙間
116a…第1凹部
117…コーナー部
117a…テーパ面
118…内周面
121…裏蓋部
122…外壁部
122a…保護壁部材
122b…内周面
122c…テーパ面
123…内壁部
123a…第2凹部
123b…テーパ面
124…凹部
125…隙間
150…接着部

Claims (9)

  1. モジュールを収容する周壁部を備える第1ケースと、
    前記第1ケースの一方側を覆う裏蓋部と、前記裏蓋部の外周部に設けられ前記周壁部の外周に配置される外壁部、及び前記周壁部の内周側に対向配置される内壁部が一体に形成され、前記外壁部の高さは前記内壁部の高さ以上であり、前記第1ケースに接着により接合される、第2ケースと、
    を備える、ケース。
  2. 前記第2ケースの前記内壁部と前記外壁部との間に前記第1ケースの周壁部の裏側の端部が配置される、請求項1に記載のケース。
  3. 前記第1ケースと前記第2ケースの少なくともいずれかに、接着剤を保持可能な第1凹部が形成される、請求項1または2に記載のケース。
  4. 前記周壁部の裏側の端面と前記裏蓋部の少なくともいずれかに第1凹部が形成され、
    前記第1凹部よりも内周側において、前記周壁部の裏側の端面と前記裏蓋部との間に隙間が形成される、請求項1乃至3のいずれかに記載のケース。
  5. 前記周壁部の内周面と前記内壁部の外周面の少なくともいずれかに、前記第1凹部に連通するとともに接着剤を保持可能な第2凹部が形成される、請求項3または4に記載のケース。
  6. 前記第1凹部は、周方向に沿う壁面を有する、請求項3乃至5のいずれかに記載のケース。
  7. 前記第2凹部は、軸方向に直交する方向に沿う壁面を有する、請求項5に記載のケース。
  8. 前記第1ケースは樹脂材料を含み、
    前記第2ケースは金属材料を含む、請求項1乃至7のいずれかに記載のケース。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載のケースと、
    前記ケースの前記周壁部の内周側に形成される収容部に配置された時計モジュールと、
    前記時計モジュールの表側を覆うカバーと、を備える、時計。
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