JP2007224516A - 建築用シャッター装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シャッターケース3を構成する前面板13と下面板15とを、長尺方向に沿う一方の縁部に、上枠体12に形成される上方を向く突片11gに上側から外嵌して係止する第一、第二先端側係止凹部16d、17dと、下枠体12に形成される嵌合凹部12jに内嵌する第一、第二延出片16e、17eとが形成され、他方の縁部に、下枠体12に形成された受け片12gに上側から外嵌して係止する第一、第二基端側係止凹部16j、17jが形成された第一、第二長板材16、17を用いて構成する。
【選択図】図2
Description
請求項2の発明は、基端側係止凹部は、長板材の一方の縁部に形成される延出片に上側から外嵌して係止可能に形成されるものとし、面板は、複数の長板材を板幅方向に連結して構成されている請求項1に記載の建築用シャッター装置である。
請求項3の発明は、延出片は、長板材の表面側に折り返される折り返し片が一体形成されたものとし、下枠体の嵌合凹部の開口端には、折り返し片に係止可能な係止受け片が形成され、長板材は、折り返し片と係止受け片との係止部を揺動支点として下枠体に対して下方揺動自在に構成されている請求項1または2に記載の建築用シャッター装置である。
請求項4の発明は、シャッターケースの長尺方向少なくとも一箇所には、上下枠体を連結して開口部上方に配されるまぐさ部材に支持させる第一ジョイント部材が設けられている請求項1乃至3の何れか一項に記載の建築用シャッター装置である。
請求項5の発明は、シャッターケースの長尺方向少なくとも一箇所には、上枠体を躯体側に支持させる第二ジョイント部材が設けられている請求項1乃至4の何れか一項に記載の建築用シャッター装置である。
請求項6の発明は、シャッターケースの長尺方向少なくとも一箇所には、下枠体を前面板に支持させる第三ジョイント部材が設けられている請求項1乃至5の何れか一項に記載の建築用シャッター装置である。
請求項7の発明は、下面板は、下枠体に連結する長板材の一部を切り欠いた点検口が形成され、該点検口は、下枠体との連結部を支点として下方揺動自在に構成されている請求項3乃至6の何れか一項に記載の建築用シャッター装置である。
請求項2の発明とすることにより、上下枠体に組み込むために形成された長手方向一対の縁部をそのまま用いて長板材同士を連結することができるうえ、連結部材が外部に露出することがなく意匠性に優れる。
請求項3の発明とすることにより、下面板の組み込み作業を一層容易に行うことができる。
請求項4の発明とすることにより、シャッターケースの撓みを防止できて、面板と上下枠体とのあいだに隙間ができるような不具合をなくすことができる。
請求項5の発明とすることにより、上枠体の下方への撓みを一層低減できる。
請求項6の発明とすることにより、下枠体の下方への撓みを一層低減できる。
請求項7の発明とすることにより、部品点数の削減を図ることができるうえ、意匠性に優れた点検口を構成することができる。
図面において、1は車庫の出入り口部に設けられた建築用のシャッター装置であって、該シャッター装置1を構成するシャッターカーテン2は、開口部上方に配設されたシャッターケース3に回転自在に内装された巻き取りドラム4に巻装されている。前記巻き取りドラム4は、シャッターケース3に収納された開閉機5に連動連結されており、該開閉機5の正逆回転駆動に連動して正逆回転することに伴い、シャッターカーテン2の巻き出し、巻き取りを行うように構成されている。これによって、シャッターカーテン2は、両側縁部が開口部両側に立設されたガイドレール6の移動案内を受ける状態で開口部を上下動し、シャッターカーテン2が開口部に繰り出されて開口部を閉鎖する全閉姿勢と、シャッターカーテン2がシャッターケース3に収容されて開口部を開放する全開姿勢とのあいだを姿勢変姿するように設定されているが、これらの基本構成は従来通りとなっている。
前記各支持ブラケット7、8は、上下、および、前後となる四周に開口部側に向けて折曲する折曲片7a、7b、7c、7d、8a、8b、8c、8dが形成されており、後縁部に形成された折曲片7d、8dがそれぞれ躯体に一体的に固定されている。さらに、各支持ブラケット7、8の前縁部には、上下部位に位置して上、下の枠支持体9、10が一体的に設けられている。前記上枠支持体9はL字形に折曲される一対の脚片9a、9bと、これら脚片9a、9bの一方の側部を一体化する支持片9cとを備えて構成されており、該支持片9cを各支持ブラケット7、8のプレート面に突き当てるとともに、上下方向を向く一方の脚片9aの上端縁を各支持ブラケット7、8の上側折曲片7a、8aに近接させ、前後方向を向く他方の脚片9bの前端縁を各支持ブラケット7、8の前側折曲片7c、8cに当接させる状態で一体的に固定されている。一方、下枠支持体10は、L字形に折曲される一対の脚片10a、10bと、これら脚片10a、10bの一方の側部を一体化する支持片10cとを備えて構成されており、該支持片10cを各支持ブラケット7、8のプレート面に突き当て、上下方向を向く一方の脚片10aの下端縁を各支持ブラケット7、8の下側折曲片7b、8bに近接させ、前後方向を向く他方の脚片10bの前端縁を各支持ブラケット7、8の前側折曲片7c、8cに当接させる状態で一体的に固定されている。そして、これら左右に配される上枠支持体9に上枠体11の左右両端部が固定され、下枠支持体10に下枠体12の左右両端部が固定されることにより、一対の支持ブラケット7、8の対向間に上下の枠体11、12が支架されるように構成されている。
前記第一、第二長板材16、17を、図3(C)、(D)の図面に基づいて説明する。これら第一、第二長板材16、17は、長尺方向(左右方向)の長さが同一で、板幅方向の長さが異なる第一、第二面板部16a、17aを備えて構成され、第一長板材16の第一面板部16aの板幅が第二面板部17aの板幅よりも長く形成されている。そして、第一、第二長板材16、17の長手方向に沿う一対の端縁部(上下方向(前後方向)一対の端縁部)は、同様の形状に形成されている。つまり、前記各第一、第二長板材16、17の各第一、第二面板部16a、17aの長手方向に沿う一方の縁部である先端側縁部(上側、前側の縁部)には、裏面側に折曲する第一、第二折れ片16b、17bを介して第一、第二長板材16、17の他方の縁部側(後方、上方)に向けて折り返された第一、第二先端側係止片16c、17cが他部位よりも板厚の厚い状態で形成され、前面板16a、17aとともに下方が開口する第一、第二先端側係止凹部16d、17dを形成している。さらに、第一、第二面板部16a、17aの一方の縁部には、前記第一、第二折れ片16b、17bを介し、前記第一、第二先端側係止片16c、17cとは反対の方向である上方(前方)に向けて突出する第一、第二延出片16e、17eが形成されている。そして、前記第一、第二延出片16e、17eは、第一、第二長板材16、17の表面(前方、下方)側に向けて折り返された第一、第二折り返し片16f、17fがそれぞれ一体形成されているが、これら第一、第二折り返し片16f、17fの表側面(前面、下面)は、第一、第二面板部16a、17aに対し、該第一、第二面板部16a、17aの板厚分だけ裏面側(後方、上方)に退避して設けられている。尚、16g、17gは、第一、第二面板部16a、17a上端部と第一、第二折れ片16b、17bとのあいだに形成された第一、第二段差部であって、これら第一、第二段差部16g、17gは、第一、第二面板部16a、17aの板厚相当分の段差に設定されている。さらに、16h、17hは、板厚の厚い第一、第二先端側係止片16c、17cの上部裏面側部位(上部後方、前部上方)に、第一、第二延出片16e、17eの裏面(後面、上面)に沿って切り欠かれた肩部であり、これら肩部16h、17hは、面板部16a、17aの板厚に相当する段差に形成されている。
この連結状態において、各第一長板材16同士は、上側に位置する第一基端側係止凹部16jの溝底片が下側に位置する第一折り返し片16fの上端部に突き当てられ、上側に位置する第一面板部16aの下端が下側に位置する第一面板部16aの上端に形成された第一段差部16gに突き当てられ(近接し)、上側に位置する第一基端側係止片16iの下端が下側に位置する第一下向き突片16cの上端に形成された第一肩部16hに突き当てられており、第一面板部16a同士が面一状となって連結するように設定されている。さらに、前記連結状態において、上側に位置する第一基端側係止片16iと下側に位置する第一延出片16eとが上下方向に長く当接しており、上側に位置する第一面板部16aの裏面(後面)に第一折り返し片16fの前面(表面)が対向することにより、隣接する第一長板材面板部16a同士の面一状態での位置決めが確実になされるように構成されている。
前記下面板15は、前側に隣接する第一、第二長板材16、17同士の第一、第二基端側係止凹部16j、17jに、後側に隣接する第二、第一延出片17e、16eを内嵌させ、第一、第二基端側係止片16i、17iの上面側から螺入したビス18を、第二、第一延出片17e、16eに螺合することで一体的な止着(連結)がなされるように設定されており、前記止着部は第一、第二長板材16、17の長尺方向適箇所においてなされている。
さらに、前記第一、第二長板材16、17同士の連結状態において、前側に位置する第一、第二基端側係止凹部16j、17jの溝底片が後側に位置する第二、第一折り返し片17f、16fの前端部に突き当てられ(近接し)、前側に位置する第一、第二面板部16a、17aの後端が後側に位置する第二、第一面板部17a、16aの前端に形成された第二、第一段差部17g、16gに突き当てられ、前側に位置する第一、第二基端側係止片16i、17iの後端が後側に位置する第二、第一先端側係止片17c、16cの前端に形成された第一肩部17h、16hに突き当てられており、第一、第二面板部16a、17a同士が面一状となって連結するように設定されている。また、前記連結状態において、前側に位置する第一、第二基端側係止片16i、17iと後側に位置する第二、第一延出片17e、16eとが前後方向に長く当接し、前側に位置する第一、第二面板面16a、17aの後面に第二、第一折り返し片17f、16fが対向することにより、隣接する第一、第二長板材面板部16a、17a同士の面一状態での位置決めが確実になされることは、前記前面板13における第一長板材16同士の連結と同様の構成である。
つまり、前面板13を、上下枠体11、12の前方に対向せしめ、前面板13の上端となる第一長板材16の第一先端側係止凹部16dを、上枠体11に形成される上向き突片11gの上方に、下端となる第一長板材16の第一基端側係止凹部16jを、下枠体12に形成される受け片12gの上方に対向させた状態とする。続いて、上側の第一面板部16aの裏面を上枠体11の下向き突片11hに突き当て、下側の第一基端側係止片16iを下枠体12の前面12eに突き当てた状態とする(二点鎖線で示す)。そして、前記状態から、前面板13を前記突き当て部に沿って下方に変位させることにより、第一先端側係止片16cと上枠体上向き突片11gとが係止し、第一基端側係止片16iが下枠体受け片12gに係止した状態となって、前面板13が上下枠体11、12に対し、前方への倒れ止めがなされた状態で仮保持状に組み込まれ、かつ、各第一長板材16の面一状の面板部16aと、下枠体12の突出前面12hとが面一状に組み込まれるように構成されている。
ここで、下枠体12の突片12gと前面12eとのあいだの所定間隙S2は、上枠体11の突片11gと前面11eとのあいだの所定間隙S1よりも狭く、かつ、第一長板材16の第一基端側係止片16iが嵌入できる大きさに設定されている。これによって、前面板13を上下枠体11、12に組み込む際の組み込み作業を容易にするとともに、組み込んだ状態で前面板13が上下枠体11、12に対してガタつくことを防止できるようにしている。
つまり、下面板15は、前縁(前方)部位を上方に向ける傾斜姿勢とし、前端縁となる第一長板材16の第一延出片16eを、下枠体12に形成される嵌合凹部12jに内嵌せしめ、第一延出片16eに形成された第一折り返し片16fの先端部を嵌合凹部12jの開口端に形成された係止受け片12kに係止させることにより、下面板15の前縁部を下枠体12に仮保持させ、かつ、後方に抜け出すことがない(抜け止め)状態で組み込む(図7の一点鎖線)。この状態から、前記第一折り返し片16fと係止受け片12kとの係止部を揺動支点(枢支部)として後端側となる部位を上方揺動せしめ、後端縁となる第一長板材16の第一基端側係止片16iを、まぐさ部材19の下面に突き当てる。この状態において、前端側の第一延出片16eは、下枠体12の嵌合凹部12jの溝底片12mに達しておらず、下面板15を、第一基端側係止片16iが突き当てられているまぐさ部材19の下面19aに沿って前方に変位させ、第一段差部16gを下枠体下面12iの後端面に突き当てた状態として、かつ、第一延出片16eを嵌合凹部12jの溝底片12mに近付けた状態(当接させた状態としてもよい)とし、第一基端側係止片16iをまぐさ部材下面19aにビス18を用いて螺合することにより、下面板15が組み込まれるように構成されており、このとき、面一状に配される第一、第二長板材16、17の面板部16a、17aと下枠体12の下面12iとが面一状となっている。
尚、上面板14は、本実施の形態では、従来通りの金属製板材を適宜裁断したものが用いられており、上枠体11と、左右の支持ブラケット7、8の後部における上部対向間に配された側面視C形状の補強材20とのあいだに一体的に設けられているが、上面板14を、前面板13や下面板15のように、第一、第二長板材16、17を用いて構成することも勿論可能である。
このものでは、開口部上方の躯体に、左右の支持ブラケット7、8、上下枠体11、12、まぐさ部材19、さらには、補強材20を組み込んで、シャッターケース3の骨組みを組み立て、該骨組みに対し、前面板13と上下面板14、15を組み込むことでシャッターケース3が構成されるが、第一、第二ジョイント部材21、22は、前記骨組みに対して前面板13と上下面板14、15とを組み込む以前の段階で取り付けられるように設定されている。
前記前リブ片21cの上端には、上枠体11の下面11bに突き当てられるべく左右に突出する一対の上枠取り付け片21eが形成されており、該上枠取り付け片21eは、上枠体下面11bに形成されたビスポケット11cに予め嵌合されたボルト11dを用いて、上枠体下面11bに緊締されるように設定されている。また、前側片21aの下部と、下側片21bの前部とのあいだには、左右一対の前リブ片21cと下リブ片21dとをそれぞれ連結するようにして、左右一対の下枠固定片21fが形成されており、これら下枠固定片21fの前縁部から左右に突出する下枠取り付け片21gがそれぞれ形成されており、該下枠取り付け片21gは、下枠体後面12aに形成されたビスポケット12cに予め嵌合されたボルト12dを用いて下枠体後面12aに緊締されるように設定されている。
さらに、下側片21bの後端部には、躯体側に固定されるまぐさ部材19の角パイプ材の前面19bに突き当てられるまぐさ固定片21hが上下方向を向いてそれぞれ形成されており、該まぐさ固定片21hの左右両端縁部から左右に向けてまぐさ取り付け片21iがそれぞれ形成されており、これらまぐさ取り付け片21iが固定螺子21jを用いてまぐさ部材前面19bに緊締されるように設定されている。これによって、第一ジョイント部材21は、上枠体11と下枠体12とを一体的に連結するとともに、これらをまぐさ部材19に支持せしめることにより、上下枠体11、12の左右方向中間部がまぐさ部材19に支持されて撓み防止がなされるように構成されている。ここで、まぐさ部材19は、スチール製であって上下枠体11、12よりも剛性が高く強固な構成となっている。
一方、第一ジョイント部材21は、下側片21bの下面板15側の面に、後方に向けて突出する下面板用係止爪21mが形成されており、下面板15を下枠体12とまぐさ部材19とに組み込むべく揺動した後、下面板15を前方変位させることにより、第二長板材17の後端側に設けられた第二基端側係止片17iに前方に突出するよう延設された係止片17kが、前記下面板用係止爪21mに係止するように設定されている。これによって、第一ジョイント部材21は、上下枠体11、12とともに下面板15を一体化させ、これをまぐさ部材19に支持せしめることにより、下面板15の左右方向中間部におけるまぐさ部材19への支持がなされ、シャッターケース3全体としての撓みを防止を図るように構成されている。
前記第二ジョイント部材22は、上面板14に沿う前後方向を向く上側片22aの前端部に、上枠体12の後面11aに突き当てられる上枠取り付け片22bが形成されており、該上枠取り付け片22bが、上枠体後面11aに形成されたビスポケット11cに予め嵌合されたボルト11dを用いて上枠体後面11aに緊締されている。また、上側片22aの後端部に、補強材20に外嵌状に保持する保持片22cが形成されており、これによって、第二ジョイント部材22は、上枠体11と躯体側の部材である補強材20とを連結することにより、第一ジョイント部材21により下枠体12、前面板13、下面板15、まぐさ部材19とが一体化された上枠体11の長手方向中間部を躯体側に支持させ、もって、上、下枠体11、12の下方への撓みを低減するように構成されている。尚、22dは、上側片22aの左右両端縁部に設けられた補強リブである。
つまり、下枠体12には、長尺方向複数の適宜箇所に取り付け支持片24が組み込まれている。前記支持片24は、下枠体12の上面12bに形成されたビスポケット12bに予め嵌合されたボルト12dにより下枠体上面12bに緊締されており、上方に突出する支持片24aの先端縁部に後方に向けて延出する取り付け片24bが形成されている。そして、第三ジョイント部材23は、前記取り付け片24bに螺子23aを用いて固定されるベースプレート23bと、該ベースプレート23bの前縁部から上方に延出し、前面板13の下側に位置する第一長板材16同士の連結部に後方から突き当てられる支持片23cとを備えて構成され、該支持片23cを、ビス23dを用いて第一基端側係止片16iと第一延出片16e、第一先端側係止片16cとにそれぞれ螺着することにより、第三ジョイント部材23が下枠体12と前面板13とを連結し、これによって、下方への撓みに対する強度が高い前面板13が下枠体12を、長尺方向複数箇所において支持して下枠体12の下方への撓みを低減するように設定され、シャッターケース3を正面視したとき、前面板13と下枠体12との連結部となる第一長板材面板部16aの下端縁と下枠体突出前面12hの上端縁とのあいだに隙間が形成され、意匠性が劣るような不具合を防止できるように構成されている。
尚、25eは点検用扉25に設けられた施錠具、25fは下面板15の第二長板材17部位に配された施錠受け金具であり、施錠具25eは、回転操作することにより施錠受け金具25fとの係脱をするように設定されている。
2 シャッターカーテン
3 シャッターケース
7 支持ブラケット
11 上枠体
11g 上向き突片
12 下枠体
12g 受け片
12j 嵌合凹部
13 前面板
15 下面板
16 第一長板材
16c 第一先端側係止片
16e 第一延出片
16f 第一折り返し片
16j 第一基端側係止凹部
17 第二長板材
18 ビス
19 まぐさ部材
20 補強材
21 第一ジョイント
23 第三ジョイント
25 点検用扉
Claims (7)
- 開口部を開閉するシャッターカーテンが巻装する巻き取りドラムを、シャッターケースに収容してなる建築用シャッター装置において、前記シャッターケースを、躯体側に固定され、巻き取りドラムを軸承する左右一対の支持ブラケットと、前記一対の支持ブラケット前方部位の上部および下部の対向間に支架される上下一対の枠体と、これら枠体を介して配設される前面板および上下面板とを備えて構成するにあたり、少なくとも前面板と下面板とを、押し出し型材で形成される左右方向に長い長板材で構成し、前記長板材の長尺方向に沿う一方の縁部に、裏面側に折曲する折れ片を介して他方の縁部側に延出する先端側係止片を備えて、上枠体に形成される上方を向く突片に上側から外嵌して係止する先端側係止凹部と、前記折れ片から前記先端側係止片とは反対の方向に延出して、下枠体に形成される嵌合凹部に内嵌する延出片とが形成される一方、長板材の長尺方向に沿う他方の縁部に、長板材の裏面と所定間隙を存して形成される基端側係止片を備えて、下枠体に形成された受け片に上側から外嵌して係止する基端側係止凹部が形成されていることを特徴とする建築用シャッター装置。
- 基端側係止凹部は、長板材の一方の縁部に形成される延出片に上側から外嵌して係止可能に形成されるものとし、面板は、複数の長板材を板幅方向に連結して構成されている請求項1に記載の建築用シャッター装置。
- 延出片は、長板材の表面側に折り返される折り返し片が一体形成されたものとし、下枠体の嵌合凹部の開口端には、折り返し片に係止可能な係止受け片が形成され、長板材は、折り返し片と係止受け片との係止部を揺動支点として下枠体に対して下方揺動自在に構成されている請求項1または2に記載の建築用シャッター装置。
- シャッターケースの長尺方向少なくとも一箇所には、上下枠体を連結して開口部上方に配されるまぐさ部材に支持させる第一ジョイント部材が設けられている請求項1乃至3の何れか一項に記載の建築用シャッター装置。
- シャッターケースの長尺方向少なくとも一箇所には、上枠体を躯体側に支持させる第二ジョイント部材が設けられている請求項1乃至4の何れか一項に記載の建築用シャッター装置。
- シャッターケースの長尺方向少なくとも一箇所には、下枠体を前面板に支持させる第三ジョイント部材が設けられている請求項1乃至5の何れか一項に記載の建築用シャッター装置。
- 下面板は、下枠体に連結する長板材の一部を切り欠いた点検口が形成され、該点検口は、下枠体との連結部を支点として下方揺動自在に構成されている請求項3乃至6の何れか一項に記載の建築用シャッター装置。
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