JP2007224019A - ビシクロポルフィリン化合物、ビシクロピロール化合物、化合物の製造方法、有機半導体及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】式(I)又は(II)で表わされる構造を有するビシクロポルフィリン化合物。
(式(I)(II)中、R5〜R16は1価の原子又は1価の原子団を表わし、(R9,R10)、(R11,R12)、(R13,R14)及び(R15,R16)のうちの少なくとも一つの組は一体となって下記式(III)で表される基を形成したものを表わす。また、Mは金属原子を
表わす。
(式(III)中、R1〜R4は水素原子又は炭素数10以下のアルキル基を表わし、(R1,R2)及び(R3,R4)のうちの少なくとも一つの組はどちらも炭素数10以下のアルキル基である。また、R17〜R20は1価の原子又は1価の原子団を表わす。)
【選択図】なし
Description
さらに、特許文献3ではエーテル基を含有する置換基を含む所定の化合物が記載されている。この所定の化合物の場合、逆ディールスアルダー反応を生じるとエーテル基を含有した化合物が脱離することになる。エーテル基を含有する化合物はアルキル基に比べて極性が高いため、特許文献3記載の所定の化合物を有機半導体の原料として使用した場合、有機半導体の膜内に極性が高い化合物が残存することになり、有機半導体の電気的特性に悪影響を及ぼすことが考えられる。したがって、この点からも、特許文献3記載の技術を有機半導体の分野に適用することは困難である。
本発明は上記の課題に鑑みて創案されたもので、有機溶媒に対する溶解度が良好なポルフィリン化合物、及び、その合成に中間体として用いることができるビシクロピロール化合物、並びに、所定の化合物の製造方法、その製造方法で製造された化合物を含む有機半導体、及び、その有機半導体の製造方法を提供することを目的とする。
本発明のビシクロポルフィリン化合物は、下記式(I)又は(II)で表わされる構造を有する化合物である。
式(I)(II)中、R5、R6、R7及びR8は、1価の原子又は1価の原子団を表わす。R5、R6、R7及びR8となる1価の原子及び1価の原子団は、本発明の効果を著しく損なわない限り任意である。ただし、R5、R6、R7及びR8が大きな基であると、ポルフィリン環が歪んで平面性が阻害されたり、その原子又は原子団自体がπ共役系の重なりを阻害する原因になりやすい。このため、R5、R6、R7及びR8として好適な原子又は原子団としては、例えば、水素原子、ハロゲン原子及び1価の有機基のいずれかが好ましい。好ましいものの具体例を挙げると、水素原子;フッ素原子、塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子;メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等のアルキル基、ビニル基、プロパニル基、ヘキセニル基等のアルケニル基などの1価の有機基などが挙げられる。中でも、特に水素原子、フッ素原子、塩素原子が好ましい。この際、これらのアルキル基及びアルケニル基は、ポルフィリン環に結合している炭素以外は、フッ素、塩素等のハロゲン原子、アルキル基等の置換基で置換されていてもよい。
ただし、(R9,R10)、(R11,R12)、(R13,R14)及び(R15,R16)のうちの少なくとも一つの組、好ましくは2組以上、さらに好ましくは4組は、一体となって式(III)で表される基(式(III)で表わされるビシクロ構造を有するビシクロ基)を形成したものを表わす。
なお、これらのアルキル基は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を任意の組み合わせ及び比率で併用しても良い。
なお、これらの置換基は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を任意の組み合わせ及び比率で併用しても良い。
また、R9〜R16のうち式(III)で表されるビシクロ基を形成しないものは、本発明の効果を著しく損なわない限り任意の置換基で置換されていても良い。その置換基の具体例としては、R17〜R20の置換基として例示したものと同様の基が挙げられる。
本発明のビシクロピロール化合物は、下記式(IV)で表わされる構造を有する化合物である。
式(IV)中、R1〜R4及びR17〜R20は、前記式(III)において説明したものと同様である。
また、R21及びR22は、R17〜R20と同様である。なかでも、本発明のビシクロピロール化合物を本発明のビシクロポルフィリン化合物、それに対応するポリピロール、又はアゾ色素等を合成するための中間体として用いる観点からは、R21及びR22は、水素原子、ハロゲン原子、ホルミル基、カルボキシル基、カルボン酸エステル基、メチル基が特に有用である。
本発明のビシクロポルフィリン化合物の製造方法に制限は無いが、例えば、以下の要領で、本発明のビシクロピロール化合物を経て製造することができる。具体的な手法としては、J.Am.Chem.Soc.4762−4768(1968)、Synthesis 108−110(1976)に記載されている方法を用いることができる。
下記反応式(i)に示すように、置換シクロヘキサジエン誘導体のディールスアルダー反応により、各種ビシクロ化合物を誘導できる。
下記式(V)又は(VI)で表されるビシクロ化合物から、式(VII)で表わされるエチレン化合物を脱離することにより、下記式(Va)又は(VIa)で表わされる化合物(以下適宜、「特定化合物」という)を得ることができる。式(V)又は(VI)で表されるビシクロ化合物としては本発明のビシクロポルフィリン化合物を用いることができる。また、製造される式(Va)又は(VIa)で表わされる特定化合物は、有機半導体としての性質を発揮しうるものであり、有機半導体として用いることが可能である。
式(V)、(Va)、(VI)、(VIa)及び(VII)において、R1〜R4及びR17〜R20は、それぞれ、式(III)において説明したものと同様である。
また、式(V)及び(Va)において、Q1及びQ2は2価の有機基を表わす。Q1とQ2とは同様の基であってもよく、また、異なっていても良い。更に、Q1とQ2とは結合して環を形成していても良い。
さらに、(VI)及び(VIa)において、Q3及びQ4は1価の有機基を表わす。Q3とQ4とは同様の基であってもよく、また、異なっていても良い。更に、Q3とQ4とは結合して環を形成していても良い。
即ち、温度条件は、通常100℃以上、好ましくは130℃以上、また、通常400℃以下、好ましくは300℃以下である。高温ほど反応時間は短く、低温ほど反応時間を長く要することが多い。
さらに、反応雰囲気は、真空中、或いは、窒素、希ガス等の不活性ガス雰囲気下で行なうことが好ましい。
なお、逆ディールスアルダー反応については、例えば、Chem.Commun.,1998,P1661−P1662、HETEROCYCLES,vol52,No.1,2000,P399−P411などを参照することができる。
式(Va)又は(VIa)で表わされる特定化合物は、例えば、電子デバイスなどに用いることができる。
電子デバイスの構成の例を挙げると、2個以上の電極を有し、その電極間に流れる電流や生じる電圧を、電気、光、磁気、又は化学物質等により制御するデバイス、あるいは、印加した電圧や電流により、光や電場、磁場を発生させる装置などが挙げられる。また、例えば、電圧や電流の印加により電流や電圧を制御する素子、磁場の印加による電圧や電流を制御する素子、化学物質を作用させて電圧や電流を制御する素子などが挙げられる。この制御としては、整流、スイッチング、増幅、発振等が挙げられる。
特定化合物は、これらの電子デバイスにおいて、有機半導体として用いることができる。なお、特定化合物を有機半導体として使用する場合、特定化合物以外の有機半導体を併用してもよい。
図1は、FETの構造の例を模式的に示す図である。図1において、1が半導体層、2が絶縁体層、3及び4がソース電極及びドレイン電極、5がゲート電極、6が基板をそれぞれ示す。
さらに、基板には基板処理を施すことにより、FETの特性を向上させることができる。これは基板の親水性/疎水性を調整して、成膜の際に得られる膜質を向上させること、特に基板と半導体層の界面部分の特性を改良することがその原因と推定される。このような基板処理としては、ヘキサメチルジシラザン、シクロヘキセン、オクタデシルトリクロロシラン等の疎水化処理、塩酸や硫酸、酢酸等の酸や水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、アンモニア等のアルカリ処理、オゾン処理、フッ素化処理、酸素やアルゴン等のプラズマ処理、ラングミュアブロジェット膜の形成処理、その他の絶縁体や半導体の薄膜の形成処理が挙げられる。
ケトン系溶媒の具体例を挙げると、メチルエチルケトン、2−ペンタノン、3−ペンタノン、2−ヘキサノン、メチルイソブチルケトン、2−ヘプタノン、4−ヘプタノン、ジイソブチルケトン、アセトニルアセトン、メシチルオキシド、ホロン、イソホロン、シクロヘキサノン、シクロペンタノン、メチルシクロヘキサノン、アセトフェノン、ショウノウ等が挙げられる。これらの中で、メチルエチルケトン、シクロヘキサノンが更に好ましい。
なお、溶媒は1種を単独で用いてもよく、2種以上を任意の組み合わせ及び比率で併用しても良い。
また、FETの用途によっては、成膜したビシクロ化合物の膜を部分的に変換して特性を調整することも可能である。この際には、例えば、低温あるいは短時間での処理で行われる。また、加熱には、ヒーターを用いて伝熱による加熱の他、炭酸ガスレーザーや赤外線ランプ、あるいはこのビシクロ化合物の吸収する波長の光を照射する事も利用できる。この際、ビシクロ化合物の近傍に光を吸収する層を設け、光をこの層で吸収させることにより、加熱することも可能である。
また、用途などに応じて、電子デバイスには上述した以外の層や部材を設けても良い。
なお、実施例の説明において、Meはメチル基を表わし、Etはエチル基を表わし、t−Buは3級ブチル基を表わし、Phはフェニル基を表わし、THFはテトラヒドロフランを表わし、Tsはトシル基を表わし、LAHはリチウムアルミニウムハイドライドを表わす。
1H NMR 5.7-5.8 (3H), 5.5 (1H), 2.1 (2H), and 1.0 (6H)
1H NMR (400 MHz, CDCl3) 7.95 (m, 2H, C2',6'), 7.83 (m, 2H, C2',6'), 7.67(m, 2H, C4'), 7.58 (m, 2H, C3',5'), 7.56 (m, 2H, C3',5'), 6.29 (1H, H6), 6.20 (1H, H5), 4.37 (1H, H2), 3.67 (1H, H3), 3.12 (1H, H4), 2.57 (1H, H1), 2.16 (1H, H8), 1.15 (s, 3H, 7-Me), 1.00 (1H, H8), and 0.86 (s, 3H, 7-Me).
13C NMR (100 MHz, CDCl3) 139.60 (C1'), 138.84 (C1'), 134.77 (C6), 133.79 (C4'), 133.75 (C4'), 130.22 (C5), 129.12 (C3',5'), 129.06 (C3',5'), 128.49 (C2',6'), 128.48 (C2',6'), 63.76 (C3), 62.35 (C2), 44.08 (C1), 34.09 (C7'), 33.87 (C8), 33.24 (C4), 31.56 (7-Me), and 26.83 (7-Me).
Anal. calcd for C22H24O4S2: C, 63.43; H, 5.81.
Found: C, 63.21; H, 5.78.
1H NMR (400 MHz, CDCl3) 8.50 (NH), 6.47-6.59 (3H), 4.22-4.37 (2H), 3.81 (1H), 3.73 (1H), 1.33-1.41 (4H), 1.22 (1H), 1.07 (s, 3H), and 0.70 (s, 3H).
Anal. calcd for C15H19NO2: C, 73.44; H, 7.81; N, 5.71.
Found: C, 73.53; H, 7.82; N, 5.67.
また、この無金属ポルフィリンに、酢酸亜鉛を作用させて亜鉛錯体を得た。
実施例2で合成した無金属ポルフィリンをアセトニトリルに溶け残りが出るまで添加し、2時間撹拌後、0.2μmのフィルターでろ過して飽和溶液(以下「溶液A」と呼ぶ)を作製した。
同様に、比較用として対応するジメチル基を有しない無置換体を用意し、この無置換体のアセトニトリル溶液の飽和溶液(以下「溶液B」と呼ぶ)を作製した。溶液Aはさらにアセトニトリルで50倍に希釈し、溶液Bはそのまま1cmのガラスセルで可視吸収スペクトルを測定した。
また、波長491nmにピークを有する吸収帯の吸光度を比較すると、溶液Aの希釈率で補正して、溶液Aの吸光度は溶液Bの吸光度の115倍であった。従って、アセトニトリルに対するジメチル置換帯の溶解度は、ジメチル基を有しないものよりも100倍以上高いことが分かった。
実施例2,3で得られたジメチルビシクロポルフィリンを加熱して逆ディールスアルダー反応により、テトラベンゾポルフィリン(TBP)に変換した。変換時の様子を、以下の条件で熱分析した。また、変換後の生成物につき、吸収スペクトルの測定を行なった。
<熱分析>
・装置:Seiko Instruments Inc. TG/DTA6200 EXSTAR6000
・サンプル量:約2mg
・アルミパン使用
<吸収スペクトル>
・装置:JASCO UV/VIS/NIR Spectrophotometer V−570
・溶媒:クロロホルム
・サンプル(TBPは熱分析後のものをそのまま使用)を溶媒に溶かし、Soret帯の吸収が1になる程度の濃度に調製。
また、図3に示す結果から、生じるテトラベンゾポルフィリンは、ジメチル置換体(図3の「Bの熱変換生成物」)でも無置換体(図3の「Dの熱変換生成物」)でも同じ物である事が吸収スペクトルの比較から分かる。
実施例2で合成したジメチルビシクロポルフィリンを用いて、以下の要領で、電界効果トランジスタを作製し、評価した。
膜厚300nmの酸化膜を形成したN型のシリコン(Si)基板(Sbドープ、抵抗率0.02Ωcm以下、住友金属工業社製)上に、フォトリソグラフィーで長さ(L)10μm、幅(W)500μmのギャップを有する金電極(ソース、ドレイン電極)を形成した。また、この電極と異なる位置の酸化膜を削り取ってむき出しになったSi部分にクロムを蒸着して、この部分を利用してゲート電極としてのシリコン基板に電圧を印加した。
実施例5において、スピンコートする溶液の溶媒としてトルエンを使用した以外は、全く同様にして素子を作製し、評価を行なった。その結果、飽和移動度1.2×10-3cm2/Vs、オンオフ比4.5×102が得られ、トルエンを溶媒にしてもクロロホルムと同様に成膜できることが分った。
酢酸亜鉛の代わりに酢酸銅を用いた他は実施例2と同様にして、ジメチルビシクロポルフィリンの銅錯体を合成した。無置換体と比較してクロロホルムへの溶解度の大幅な向上が認められ、ジメチル基を有しないものでは得られない5重量%のクロロホルム溶液が得られた。
実施例7で得られたポルフィリン銅錯体を用いて、実施例5と同様に電界効果トランジスタ素子を作製し、電気特性の評価を行なった。その結果、飽和移動度0.46cm2/Vs、オンオフ比2.8×105というジメチル基を有しないものと遜色ない高い特性が得られた。従って、ビシクロ環のジメチル置換により、電気特性を損なうことなく溶解度を改良することができることが分かった。
酢酸亜鉛の代わりに酢酸ニッケルを用いた他は実施例2と同様にして、ジメチルビシクロポルフィリンのニッケル錯体を合成した。無置換体のニッケル錯体は、他の亜鉛錯体や銅錯体と比較して特に溶解度が悪く、クロロホルムに0.7重量%溶解させようとすると、濁りが見られ完溶せずに、成膜性に支障があるが、ジメチルビシクロポルフィリンのニッケル錯体は濁りの無い0.7重量%の溶液が得られ、溶解度の大幅な向上が認められ、その成膜性の改良が認められた。
2 絶縁体層
3 ソース電極
4 ドレイン電極
5 ゲート電極
6 基板
Claims (7)
- 下記式(I)又は(II)で表わされる構造を有する
ことを特徴とする、ビシクロポルフィリン化合物。
- 前記Mが、銅、ニッケル及び亜鉛からなる群より選ばれるいずれか1種である
ことを特徴とする、請求項1記載のビシクロポルフィリン化合物。 - 前記ビシクロ化合物がポルフィリン系化合物である
ことを特徴とする、請求項4記載の化合物の製造方法。 - 請求項4又は請求項5記載の製造方法で得られる化合物を含む
ことを特徴とする有機半導体。 - 請求項4又は請求項5記載の化合物の製造方法により前記化合物を得る工程を有する
ことを特徴とする、有機半導体の製造方法。
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