JP2007221880A - 電源装置、電源システム、および電子装置 - Google Patents

電源装置、電源システム、および電子装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電源の異常検出回路において、パワー回路の損失電力の異常の検出を可能とし、安全性の高い電源装置、電源システム、電子装置を提供する。
【解決手段】入力電流検出回路5(5a、5b)と出力電流検出回路11(11a、11b)の出力差を減算器15(15a、15b)は出力し、コンパレータ16(16a、16b)は減算器15の出力と基準電圧源14(14a、14b)の出力を比較して、その結果により停止回路18(18a、18b)を動作させて、パワー回路の損失電力の異常の検出を可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、異常検出回路を使用した電源装置、異常検出回路を使用した電源システム、異常検出回路を使用した電子装置に関する。
電子装置には一般的に電源回路が内蔵されている。一般的な電源回路には、それに接続される負荷の過電流や短絡、電源回路自体の故障などが原因で発生する異常電流を検出する異常検出回路が内蔵されている。この異常検出回路の具体的な方式については、例えば特許文献1に記載されているような、電源の入力電流を検出する方式が知られている。
また、平滑用コンデンサを含む整流平滑回路を備えた電源装置において、平滑用コンデンサの故障時の保護対策を講じた電源装置が、特許文献2に記載されている。
さらに、信頼性向上のために、電子装置等に用いられる電源を冗長並列構成とすることがある。冗長並列構成には、必要台数Nに対してより多くの電源を並列接続する、例えば、2台の電源を並列運転した場合や、それ以上の電源を並列運転した場合などがあり、電源が故障しても電源システムは停止せずに運転を継続できるようにして、電源システムの信頼性を向上させている。
図5に、従来の異常検出回路を用いた電源回路を冗長並列構成とした例を示す。図5において、電源システムは、1つの負荷53に対する2台の電源装置52(52a、52b)として構成されている。電源装置52の各電源入力54(54a、54b)に直流電源51(51a、51b)が接続されている。この電源入力54に接続された入力電流検出回路55(55a、55b)は、インバータ57(57a、57b)へ入力される電流を検出する。インバータ57、トランス58(58a、58b)、整流回路59(59a、59b)、平滑回路60(60a、60b)により、パワー回路が構成されている。平滑回路60はFETスイッチ62(62a、62b)を介して電源出力63(63a、63b)に接続され、この電源出力63に負荷53が接続される。
また、コンパレータ66(66a、66b)の入力側に入力電流検出回路55及び異常判定基準電圧64(64a、64b)が接続され、コンパレータ66の出力側は停止回路68(68a、68b)に接続されている。停止回路68の出力側はPWM回路56(56a、56b)及びFETスイッチ62に接続されている。電源出力63の電圧と電源出力基準電圧69(69a、69b)の電圧とが電圧比較器67(67a、67b)で比較され、この結果がPWM回路56に入力される。PWM回路56は電圧比較器67の出力によりインバータ57が出力するパルス幅を変化させ、これにより電源出力63の電圧が一定になるように制御される。
図5の電源システムの中で、入力電流検出回路55、および、異常判定基準電圧64、および、コンパレータ66で構成される部分が異常検出回路である。入力電流検出回路55は、通常、パワー回路の入力電流を検出し、入力電流に比例した電圧を出力する回路である。コンパレータ66は入力電流検出回路55の出力電圧と異常判定基準電圧64の電圧を比較して、入力電流検出回路55の出力電圧が異常判定基準電圧64の電圧を超えない場合はLレベル、入力電流検出回路55の出力電圧が異常判定基準電圧64の電圧を超えた場合にHレベルを出力する。
停止回路68はコンパレータ66の出力がHレベルとなった場合にパワー回路のインバータ57の動作を停止させる回路である。パワー回路もしくは負荷53が故障により、パワー回路に異常な過大な入力電流が流入した場合には、過大な入力電流を入力電流検出回路55が検出し、入力電流検出回路55の出力電圧が異常判定基準電圧64の電圧を超えるため、コンパレータ66の出力がHレベルとなり、停止回路68が動作して、パワー回路のインバータ57を停止させる。停止回路68が動作するパワー回路の入力電流は、入力電流検出回路55の感度と異常判定基準電圧64の電圧値によって決定される。例えば、入力電流検出回路55の感度が0.1V/A、異常判定基準電圧64の電圧値が2Vの場合の停止回路68が動作するパワー回路の入力電流は2V/(0.1V/A)=20Aである。
並列運転回路70(70a、70b)は、電源システムを構成する2台の電源装置52の出力電流が同一になるように制御を行う回路である。具体的には入力電流検出回路55の出力と2つの電源装置52の平均電流を比較して、平均電流より出力電流が少ない場合には電源基準電圧69の電圧を上昇させ、出力電流を増加する制御を行う。71(71a、71b)は並列運転信号である。
特開2000−245142号公報 特開平11−164547号公報
図5に示した従来の異常検出回路を用いた電源システムでは、パワー回路の一部、例えばトランス、整流回路、あるいは平滑回路に故障が発生した場合に、内部の故障電流を検出できず、冗長とならない場合がある。
一例として、電源定格100A、過電流検出電流120A、負荷電流100Aの場合を考える。すなわち、1台の負荷53の電流100Aに対して、電源定格100Aの2台の電源装置52(電源装置52a、電源装置52b)を並列接続した1+1の冗長構成を想定する。
この場合、入力電流検出回路55における過電流検出電流は、100Aに20%マージンを持った120Aに設定されるものとする。
まず、パワー回路が正常な時には、電源装置52aの出力電流が50A、電源装置52bの出力電流も50Aとなる。すなわち、並列運転回路70によって、電源装置52aと電源装置52bの電流は常に同じ値になるように制御されている。
次に、電源装置52bのパワー回路に異常がある時を考えると、次のように、異常を検出できない場合と、検出できる場合とがある。
例えば、パワー回路を構成するトランス、整流回路、平滑回路の故障電流が60Aとする。このとき、電源装置52aの出力電流は80A、電源装置52bの出力電流も80A(内部故障電流60A、外部に出力20A)となり、電源装置52aと電源装置52bの電流は常に同じ値になるように制御されている。しかし、コンパレータ66bの出力は入力電流検出回路55bの出力電圧が異常判定基準電圧64bの電圧を超えない場合はLレベルのままであり、電源装置52bのパワー回路の異常を検出できない。
一方、電源装置52bのパワー回路を構成するトランス、整流回路、平滑回路の故障電流が140Aの場合を考えると、電源装置52aの出力電流は120A、電源装置52bの出力電流も120A(内部故障電流140A、外部に出力−20A(逆流))となり、電源装置52aと電源装置52bの電流は常に同じ値になるように制御されている。コンパレータ66bは入力電流検出回路55bの出力電圧が異常判定基準電圧64bの電圧を超えているのでHレベルとなり、電源装置52bのパワー回路の異常を検出する。しかし、電源装置52bの異常を検出できたとしても、並列運転回路により電流がバランスしているため、2台の電源装置52a、52bの両方の異常が検出されるため、その結果共倒れとなり、冗長構成の意味がない。
以上のように従来技術では、パワー回路の内部の故障電流が極めて大きくならないと異常検出不可能であり、検出されるためには冗長分の電源容量分以上の電流が流れる必要がある。また、検出できた場合でも、電源が共倒れになるため(並列運転回路により電流がバランスしている。)、冗長とならず、信頼性を確保できない場合がある。
本発明は、冗長並列構成の電源装置におけるパワー回路の損失電力の異常の検出を可能とし、安全性の高い電源システム、電子装置を提供することを目的としている。
この問題の解決のため、本発明の電源装置は、少なくとも1つの他の電源装置と共に電源システムを構成する電源装置であって、入力電流検出回路と、出力電流検出回路と、前記入力電流検出回路の出力と前記出力電流検出回路の出力の差の大きさが予め決められた値を超えた場合に異常を判定する異常検出回路と、前記各電源装置の出力電流が同一になるように制御する並列運転回路を備えた、ことを特徴とする。
本発明の電源装置を冗長並列構成の電源システムに採用することにより、内部故障を早期に的確に検出し故障電源のみを遮断することができる。これにより、故障の早期の検出を行い、信頼性の高い電源装置、電源システム、電子装置を提供できる。
以下、本発明の実施形態になる電源システムの実施例を、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施例になる電源システムの回路構成を示す図である。図1において、電源システムは複数(本実施例は2つ)の電源装置2(2a、2b)から構成される。直流電源1(1a、1b)の出力は電源装置2の電源入力4(4a、4b)に接続され、電源装置2の電源出力13(13a、13b)が負荷3に接続されている。電源入力4は入力電流検出回路5(5a、5b)に接続され、この入力電流検出回路5がパワー回路に接続されている。パワー回路は、電源装置2に入力された直流電源1の電圧を負荷3で必要な電圧に変換する回路であり、インバータ7(7a、7b)、PWM回路6(6a、6b)、トランス8(8a、8b)、整流回路9(9a、9b)、平滑回路10(10a、10b)で構成されている。インバータ7は、直流電源1をスイッチして交流パルス電圧に変換する。トランス8はインバータ7の出力電圧を降圧する。整流回路9はトランスの出力を整流しパルス電圧に変換する。平滑回路10はパルス電圧を平滑して直流電圧に変換する。平滑回路10は出力電流検出回路11(11a、11b)及びFETスイッチ12(12a、12b)を介して電源出力13に接続されている。FETスイッチ12は平滑回路10の出力と負荷3との間を電気的に開閉する電子スイッチである。
入力電流検出回路5は、パワー回路の入力電流を検出し、入力電流に比例した電圧を出力する回路であり、この実現方法として、例えば、シャント抵抗の両端の電圧を検出する方法、ホール素子による検出方法などがある。出力電流検出回路11(11a、11b)はパワー回路の出力電流を検出し、出力電流に比例した電圧を出力する回路であり、この実現方法として、例えば、シャント抵抗の両端の電圧を検出する方法、ホール素子による検出方法などがある。減算器15(15a、15b)は入力電流検出回路5の出力電圧から出力電流検出回路11の出力電圧を引き算した電圧を出力する演算回路であり、オペアンプなどを用いた電子回路などで容易に構成することができる。
また、コンパレータ16(16a、16b)は、減算器15(15a、15b)及び異常判定基準電圧14(14a、14b)の各出力を比較し、この結果が停止回路18(18a、18b)に出力され、停止回路がPWM回路6及びFETスイッチ12に接続される構成となっている。電圧比較器17(17a、17b)は電源出力13(13a、13b)の電圧と電源出力基準電圧19(19a、19b)の電圧を比較して、この結果をPWM回路6に入力する。PWM回路6は電圧比較器17の出力によりインバータ7が出力するパルス幅を変化させ、これにより電源出力13の電圧が一定になるように制御する。
パワー回路の平滑回路10が出力電流検出回路11及びFETスイッチ12を介して電源出力13に接続され、この電源出力13には負荷3が接続される。また、入力電流検出回路5が減算器15の正側入力に接続され、出力電流検出回路11が減算器15の負側入力に接続されている。さらに、コンパレータ16の正側入力に減算器15が接続され、異常判定基準電圧14が負側入力に接続されている。コンパレータ16に接続された停止回路18が、PWM回路6及びFETスイッチ12に接続される構成となっている。
20(20a、20b)は並列運転回路、21(21a、21b)は並列運転信号である。
並列運転回路20は、電源システムを構成する2台の電源装置2の出力電流が同一になるように制御を行う。具体的には、出力電流検出回路11の出力と2つの電源装置2(2a、2b)の平均電流を比較して、平均電流より自電源装置の出力電流が少ない場合には並列運転回路20が自電源装置の電源出力基準電圧19に電圧を加算してその電圧を上昇させ、出力電流を増加する制御を行う。この上昇量は、並列運転される2台の電源間の出力電流の差がなくなるのに必要な量であり、実質的に並列運転される全電源の出力電圧は等しい値となる。なお、並列運転する複数の電源装置2において、並列運転回路20による出力電圧調整範囲の限界値は、異常検出回路の検出値よりも小さく設定されている。
もし、並列運転される電源装置2の1つが過電圧故障を起して出力電圧がわずかに上昇すると、この故障した電源装置の出力電流が増え、他の正常な電源装置の出力電流が減るから、並列運転回路20の作用により正常な電源装置の出力電圧は上昇して、過電圧を起した故障電源装置の出力電圧に、正常な電源装置2の出力電圧が追従する。更に故障の電源装置の出力電圧が上昇すると、並列運転回路20内の制限機能によって、正常な電源装置の出力電圧は上昇しなくなる。すなわち、正常な電源装置の出力電圧は、過電圧を起した故障電源装置の出力電圧に追従しなくなる。このとき、各電源装置間の電流バランスは崩れ、過電圧で故障した電源装置が最大の電流を出力し、他の正常な電源装置の出力電流はより少ない状態になる。そして更に故障した電源装置の出力電圧が上昇すると、この故障した電源装置内の異常検出回路の作用により停止回路18が動作して、故障した電源装置の動作を停止する。図1の中で、入力電流検出回路5、出力電流検出回路11、減算器15、異常判定基準電圧14および、コンパレータ16で構成される部分が異常検出回路であり、この異常検出回路により異常時に停止回路18を動作させる。故障した電源装置が動作を停止すると、過剰な電圧を発生する電源装置がなくなるので、残った正常な電源装置で、電源システムとしての正規の出力電圧での正常な動作が復活する。
ここで、本実施例における停止回路18の動作について、説明する。
異常検出回路のコンパレータ16は減算器15の出力電圧と異常判定基準電圧14の電圧を比較して、減算器15の出力電圧が異常判定基準電圧14の電圧を超えない場合はLレベル、減算器15の出力電圧が異常判定基準電圧14の電圧を超えた場合にHレベルを出力する。停止回路18はコンパレータ16の出力がHレベルとなった場合にパワー回路のインバータ7の動作を停止させる回路である。パワー回路が故障や劣化により、パワー回路の電力損失が過大になった場合には、入力電流検出回路5の出力電圧が増加するため、減算器15の出力電圧が増加して、異常判定基準電圧14の電圧を超えるため、コンパレータ16の出力がHレベルとなり、停止回路18が動作して、パワー回路を停止させる。停止回路18が動作するパワー回路の電力損失は、入力電流検出回路5の感度、および、出力電流検出回路11の感度、および、パワー回路の入力電圧、および、パワー回路の出力電圧、および、異常判定基準電圧14の電圧により決定される。
例えば、入力電流検出回路5の感度が0.6V/A、出力電流検出回路11の感度が0.09V/A、パワー回路の入力電圧が12V、パワー回路の出力電圧が1.8V、パワー回路の電力効率が90%、負荷3の消費電流が120A、異常判定基準電圧14の電圧が1.5Vの場合にはパワー回路の出力電力は1.8V×120A=216Wであり、パワー回路の入力電力は216W/90%=240Wであり、パワー回路の電力損失は240W−216W=24Wであり、入力電流検出回路5の電力に関する感度は(0.6V/A)/12V=0.05V/Wであり、出力電流検出回路11の電力に関する感度は(0.09V/A)/1.8V=0.05V/Wである。減算器15の出力電圧は入力電流検出回路5の出力電圧から出力電流検出回路11の出力電圧を引いた結果であり、入力電流検出回路5と出力電流検出回路11の電力に関する感度が0.05V/Wと同一であることから、減算器15の出力電圧はパワー回路の入力電力から出力電力を引いた結果、すなわち、パワー回路の電力損失に比例した電圧であり、この感度係数は0.05V/Wである。コンパレータ16は減算器15の出力電圧と異常判定基準電圧14の電圧を比較するので、停止回路18が動作するパワー回路の電力損失は1.5V/(0.05V/W)=30W、すなわち正常時の電力損失24Wの1.25倍となった場合に停止回路18が動作して、パワー回路を停止させる。
以上説明した通り、停止回路18はパワー回路の電力損失があらかじめ設定された値を超えた場合に動作するため、パワー回路の異常時に、停止回路18の動作条件が負荷3の消費電力に依存することなく、安全にパワー回路の動作を停止することができる。以上より、本異常検出回路はパワー回路の損失電力の異常の検出が可能であり、検出しきい値が負荷の消費電力に依存しないため、パワー回路の異常や劣化によりパワー回路の損失電力が増えた場合において、安全にパワー回路の動作を停止することが可能である。
次に、本実施例における冗長並列構成の電源システムの、全体的な動作について説明する。本実施例の電源システムは、各々並列運転回路20を含む2台の電源装置2で構成されており、並列運転回路20により、2台の電源装置2の出力電流が同一になるように制御されている。
ここでは、電源定格を100A、電源装置2の異常検出電流(入出力電流の差)を20Aとし、負荷電流は100Aの場合、すなわち、負荷電流100Aに対して電源定格100Aの電源装置を2台並列接続したN+1の冗長構成を想定する。このとき、異常検出電流はコンパレータ16で検出される入出力電流の差が20Aに設定されているものとする。
既に述べたとおり、各コンパレータ16は、減算器15の出力電圧と異常判定基準電圧14の電圧を比較して、減算器15の出力電圧が異常判定基準電圧14の電圧を超えない場合はLレベル、減算器15の出力電圧が異常判定基準電圧14の電圧を超えた場合にHレベルを出力する。
最初に、パワー回路が正常な状態について述べる。
この場合、並列運転回路20によって、電源2aと電源2bの出力電流は常に同じ値になるように制御されている。電源2aの入力電流が50Aで出力電流は50Aのとき、電源2bの入力電流は50Aで、出力電流も50Aとなる。(なお、ここでは、説明を簡単にするために、入出力電流の差を無視しうる程度に小さいものとする。)
パワー回路の入出力電流差が小さく(20A未満)、減算器15の出力電圧が正規の範囲にあるため、異常判定基準電圧14の電圧を超えず、コンパレータ16はLレベルを出力する。その結果、異常検出回路は作動しない。
次に、パワー回路の異常時について述べる。
この場合、電源2bのパワー回路を構成するトランス、整流回路、平滑回路の故障電流を20Aとし、電源2aは正常な状態にあるとする。
電源2aの入力電流は50A、出力電流も50Aとなる。一方、電源2bの入力電流は70Aとなり、出力電流は50Aとなる。これは、並列運転回路20によって、2つの電源2aと電源2bの出力電流が常に同じ値になるように制御されているためである。
その結果、電源2bの入出力電流差が20Aとなり、減算器15の出力電圧が異常判定基準電圧14の電圧を超えるので、コンパレータ16bはHレベルを出力する。すなわち、電源2bのパワー回路の異常が検出可能となる。これにより、電源2bのみ停止となり、電源システムは電源2aのみで負荷3へ100Aの電流を供給する。すなわち、電源2aの入力電流が100A、出力電流も100Aであり、一方、電源2bの入力電流は0A、出力電流も0Aとなる。
以上のように、本実施例の冗長並列構成の電源システムによれば、内部の故障電流が少ない状態でパワー回路の異常を検出可能である。また、冗長並列構成の電源システム内の正常な電源についての誤検出も無い。よって、電源の信頼性が高くなる。
本実施例では、冗長並列構成の電源システムとして、2並列の場合を説明したが、2並列に限らず3並列以上の場合でも適用可能であり、同等の効果がある。また、電源が冗長、非冗長構成に限らず同様の効果がある。
[変形例]
なお、第1の実施例において、入力電流検出回路5の代わりに電流検出回路と電圧検出回路と乗算回路を設けて両検出回路の出力を乗算して入力電力情報を出力する入力電力検出回路を具備し、出力電流検出回路11の代わりに同様に電流検出回路と電圧検出回路と乗算回路を設けて出力電力情報を出力する出力電力検出回路を具備することができる。この場合、減算回路の出力はパワー回路の損失電力になる。このように、入力電流や出力電流を加工して、異常の判定、検出に使うことができる。
こうすれば、入力電圧が変化しても、出力電圧が変化しても、パワー回路の損失電力を誤り無く検出できるので、入力電圧や出力電圧に関して許容範囲の広い異常検出回路、電源装置、電源システムを得ることができる。
また、第1の実施例において、異常判定基準電圧14の値を、出力電流や入力電流などで変化させることができる。例えば、異常判定基準電圧14の値を、出力電力の半分で異常検出するような値にすれば、パワー回路の損失電力が出力電力の半分を超えたときに異常と判定する。これは、パワー回路の効率が2/3=66%を下回ったときに異常を検出すると言える。こうすれば、電源の出力電流が小さいときでも、小さい異常を高感度で検出することができ、パワー回路をより安全に停止することができる。なお、一般に電源の効率は出力電流が微小のときには著しく低下するので、これを配慮した設計を行う必要がある。
あるいは、出力電力検出回路の出力の1.5倍と、入力電力検出回路の出力を、コンパレータに入力して異常を判定することもできる。この場合、パワー回路の効率が2/3=66%を下回ったときに異常を検出する。
更に、異常判定基準電圧14や減算器15及びコンパレータ16を含む異常を検出するための回路部は、ADコンバータとマイクロプロセッサおよびソフトウェアで構成することが可能である。すなわち、パワー回路の入力と出力にADコンバータを接続して、入力電流と出力電流を監視し、必要に応じて入力電圧や出力電圧を監視して電力計算などを行い、入力電流と出力電流の関係、あるいは入力電力と出力電力の関係などを、予め決めた値を上回るか(下回るか)否かを判定して、異常を検出することができる。この場合、部品点数が少なくなる他、ソフトウェアの性質を生かして、きめ細かい判定条件を実現したり、判定条件の変更を可能としたり、温度など他の条件との組合せを実現したり、することができる。
次に、図2は本発明の第2の実施例になる電源装置である。電源装置31は、実施例1で説明したのと同様な、冗長並列構成の電源システムを構成する複数の電源装置の1つである。
図2において、31は電源装置であり、32は電源入力であり、33aは入力電流検出回路であり、33bは出力電流検出回路であり、33cは異常判定回路であり、34はパワー回路であり、37は停止回路であり、35は電源出力であり、33は異常検出回路である。図2に示すように本実施例の電源装置31は電源入力32に入力電流検出回路33aを接続し、入力電流検出回路33aにパワー回路34を接続し、パワー回路34に出力電流検出回路33bを接続し、出力電流検出回路33bに電源出力35を接続し、入力電流検出回路33aに異常判定回路33cを接続し、出力電流検出回路33bに異常判定回路33cを接続し、異常判定回路33cに停止回路37を接続し、停止回路37にパワー回路34を接続した構成となっている。また、冗長並列構成の電源システムを構成する2台の電源装置31の出力電流が同一になるように、電流制御を行う並列運転回路39を備えている。
ここで、入力電流検出回路33aは実施例1の入力電流検出回路5と同じものであり、出力電流検出回路33bは実施例1の出力電流検出回路11と同じものであり、異常判定回路33cは実施例1の減算器15、異常判定基準電圧源14およびコンパレータ16で構成される部分と同じものであり、これらを含む全体的な異常検出回路33は実施例1の異常検出回路部と同じものである。並列運転回路39も実施例1の並列運転回路20と同じものである。
以上説明した通り、本電源装置31は実施例1の異常検出回路を使用していることから、実施例1と同様にパワー回路の損失電力の異常の検出が可能であり、検出しきい値が負荷の消費電力に依存しないため、パワー回路の異常や劣化によりパワー回路の損失電力が増えた場合において、安全にパワー回路の動作を停止することが可能である。すなわち、より安全な電源装置を得ることができる。
また、本実施例の冗長並列構成の電源装置によれば、内部の故障電流が少ない状態でパワー回路の異常を検出可能である。また、冗長並列構成の電源システム内の正常な電源についての誤検出も無い。よって、電源の信頼性が高くなる。
図3は、本発明の第3の実施例になる電源システムである。この電源システムは、実施例1で説明したのと同様な、冗長並列構成の電源システムを構成する複数の電源装置で構成されている。図3において、101は電源システムであり、102は電源システム入力であり、103は整流回路であり、104a、104b、104cは電源入力であり、105a、105b、105cは図2の電源装置31であり、106a、106b、106cは電源出力であり、107は電源システム出力である。図3に示すように本実施例の電源システム101は電源システム入力102に整流回路103を接続し、整流回路103に電源装置105a、105b、105cの電源入力104a、104b、104cを並列接続し、電源装置105a、105b、105cの電源出力106a、106b、106cを並列接続したものに電源システム101の電源システム出力107を接続するものである。ここで、整流回路103は電源システム入力102に入力された交流電圧を整流して直流に変換する回路である。この回路の実現方法としてたとえばダイオードブリッジを使用した整流回路、PFC(力率改善)回路などを使用することができる。以上説明した通り、本電源システム101は実施例2の電源装置を使用していることから、実施例2と同様に電源装置内のパワー回路の損失電力の異常の検出が可能であり、検出しきい値が負荷の消費電力に依存しないため、パワー回路の異常や劣化によりパワー回路の損失電力が増えた場合において、安全にパワー回路の動作を停止することが可能である。
この電源システムでは、負荷変動が大きい場合に、本発明は効力を発揮する。例えば、負荷の消費電力が電源の定格電力の50%で運転しているときに、電源の故障などで20%の電力に相当する電力損失の増加が発生していたとすると、従来の技術ではこの異常は発見できないが、本発明になる技術では発見可能である。従来技術では、負荷の動作が変って消費電力が電源の定格電力の90%に達したとすると、電源が故障のままならば、電源の電力は110%と定格を超える場合があって、過電流検出や過熱などで電源システムが停止する場合がある。しかし、本発明の技術により、異常を早期に発見していれば、異常の電源を交換して、電源を正常にし、電源システムの停止を避けることができる。このように、小さな損失増加でパワー回路を安全に停止する機能は、特に、電源システムで効力を発揮する場合がある。この効力は、冗長電源システムのように、高信頼が求められたり、稼動時の交換が可能な場合に、顕著となる。
また、本実施例の冗長並列構成の電源装置システムによれば、内部の故障電流が少ない状態でパワー回路の異常を検出可能である。また、冗長並列構成の電源システム内の正常な電源についての誤検出も無い。よって、電源の信頼性が高くなる。
図4は、本発明の第4の実施例で電子装置である。図4において、201は電子装置であり、202は電子装置201の電源入力であり、203は電源システム204の電源入力である。電源システム204は図3に示した電源システムであり、205は電源出力であり、206は電子回路である。図4に示すように本実施例の電子装置201は電源入力202に電源システム204を接続し、電源システム204に電子回路206を接続したものである。ここで、電子回路206は、例えば電子演算回路、メモリ回路、増幅回路、発振回路、D/Aコンバータ、A/Dコンバータなどのデジタル回路、アナログ回路を問わない全ての電子回路である。以上説明した通り、電子装置201は実施例3の電源システムを使用していることから、実施例3と同様に電源システム内のパワー回路の損失電力の異常の検出が可能であり、検出しきい値が電子回路206の消費電力に依存しないため、パワー回路の異常や劣化によりパワー回路の損失電力が増えた場合において、安全にパワー回路の動作を停止することが可能である。
この電子装置では、電源の異常を早期に発見し、該当パワー回路を安全に停止できるので、電子装置としてより安全で、また、電源の故障による装置の停止の少ない、高信頼の装置を実現することができる。これは、特に、電源に冗長電源システムを用いて、高信頼が求められたり、稼動時の交換が可能な場合に、効力が顕著であり、また、電子回路に通信手段を持ち、通報が可能なときに最高となる。すなわち、本発明になる異常検出技術で、小さな異常を敏感に検出し、これを電子回路に伝えて、通信手段などにより点検、保守を要求し、冗長電源の稼動時保守機能により、電子装置の動作中に、異常の電源を交換して、電子装置の停止を未然に防ぐことができる。
また、この電子装置では、冗長並列構成の実施例3の電源システムを備えているため、内部の故障電流が少ない状態でパワー回路の異常を検出可能である。また、冗長並列構成の電源システム内の正常な電源についての誤検出も無い。よって、電源の信頼性の高い電子装置を提供できる。
本発明は、異常検出回路、異常検出回路を使用した電源装置、異常検出回路を使用した電源システム、異常検出回路を使用した電子装置に関するもので、電源のパワー回路の損失電力の異常の検出が可能であり、検出しきい値が負荷の消費電力に依存しないため、パワー回路の異常や劣化によりパワー回路の損失電力が増えた場合に、安全にパワー回路の動作を停止することが可能であることから、安全性の高い電源装置、電源システム、電子装置を提供することができる。すなわち、DC/DC電源、AC/DC電源、力率改善電源、UPS電源などの各種電源、各種電源システム、及び、各種電子装置に利用することができる。
本発明の第1の実施例である。 本発明の第2の実施例である。 本発明の第3の実施例である。 本発明の第4の実施例である。 従来技術の例である。
符号の説明
1:直流電源
2:電源装置
3:負荷
4:電源入力
5:入力電流検出回路
6:PWM回路
7:インバータ
8:トランス
9:整流回路
10:平滑回路
11:出力電流検出回路
12:FETスイッチ
13:電源出力
14:異常判定基準電圧
15:減算器
16:コンパレータ
17:電圧比較器
18:停止回路
19:電源出力基準電圧
20:並列運転回路
21:並列運転信号
31:電源装置
32:電源入力
33:異常検出回路
33a:入力電流検出回路
33b:出力電流検出回路
33c:異常判定回路
34:パワー回路
35:電源出力
37:停止回路
101:電源システム
102:電源システム入力
103:整流回路
104a、104b、104c:電源入力
105a、105b、105c:電源装置
106a、106b、106c:電源出力
107:電源システム出力
201:電子装置
202:電源入力
203:電源入力
204:電源システム
205:電源出力
206:電子回路
51:直流電源
52:電源装置
53:負荷
54:電源入力
55:入力電流検出回路
56:PWM回路
57:インバータ
58:トランス
59:整流回路
60:平滑回路
62:FETスイッチ
63:電源出力
64:異常判定基準電圧
66:コンパレータ
67:電圧比較器
68:停止回路
69:電源出力基準電圧
70:並列運転回路
71:並列運転信号。

Claims (5)

  1. 少なくとも1つの他の電源装置と共に電源システムを構成するのに用いられる電源装置であって、
    入力電流検出回路と、
    出力電流検出回路と、
    前記入力電流検出回路の出力と前記出力電流検出回路の出力の差の大きさが予め決められた値を超えた場合に異常を判定する異常検出回路と、
    前記各電源装置の出力電流が同一になるように制御する並列運転回路とを備えた、
    ことを特徴とする電源装置。
  2. 請求項1の電源装置において、
    前記異常検出回路は、
    前記入力電流検出回路の出力信号を加工してあるいはそのまま入力検出信号とし、前記出力電流検出回路の出力信号を加工してあるいはそのまま出力検出信号とし、前記入力検出信号と前記出力検出信号の差の大きさが予め決められた値を超えた場合に異常を判定することを特徴とする電源装置。
  3. 請求項1の電源装置において、前記入力電流検出回路と前記出力電流検出回路との間に接続されたパワー回路が、インバータ、PWM回路、トランス、整流回路及び平滑回路を含み、前記異常検出回路の出力により前記PWM回路を制御することを特徴とする電源装置。
  4. 複数の電源装置を複数台並列接続して構成した電源システムであって、前記電源装置は、
    入力電流検出回路と、
    出力電流検出回路と、
    前記入力電流検出回路の出力と前記出力電流検出回路の出力の差の大きさが予め決められた値を超えた場合に異常を判定する異常検出回路と、
    前記各電源装置の出力電流が同一になるように制御する並列運転回路とを備えた、
    ことを特徴とする電源システム。
  5. 請求項4に記載の電源システムを備えたことを特徴とする電子装置。
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