JP2007221247A - 映像処理装置及びタイムコードの付加方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数系統のビデオ信号を入力する入力手段と、入力手段に入力した2系統以上のビデオ信号に対して処理を施すことによってビデオ信号を生成する処理手段とを有する映像処理装置において、外部からタイムコードを入力することなく、各入力ビデオ信号と生成したビデオ信号とに互いに同期したタイムコードを付加する。
【解決手段】タイムコードを発生するタイムコード発生手段23と、処理手段21が生成したビデオ信号には、タイムコード発生手段23が発生するタイムコードを付加し、入力手段1への入力ビデオ信号には、タイムコード発生手段23が発生するタイムコードの値に処理手段21における処理遅延時間分の値を加算したタイムコードを付加するタイムコード付加手段19とを備え、このタイムコードを付加されたビデオ信号を出力及び/または記録媒体に記録する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数系統のビデオ信号を入力し、入力した2系統以上のビデオ信号に対して処理を施すことによってビデオ信号を生成する装置に関し、特に、外部からタイムコードを入力することなく、各入力ビデオ信号及び生成したビデオ信号に、互いに同期したタイムコードを付加するようにしたものに関する。
ビデオ信号を編集して映像コンテンツを作成する際には、通常、複数系統のビデオ信号(ビデオカメラやVTR等からのビデオ信号)を編集機に入力し、その編集機で、各入力ビデオ信号のイン点やアウト点をタイムコードに基づいて指定するという作業が行われる。したがって、それらの複数系統の入力ビデオ信号には、互いに同期したタイムコードが付加されていることが必要になる。
従来、このように複数系統の入力ビデオ信号に互いに同期したタイムコードを付加するためには、次の(1)〜(3)のいずれかの方法が採用されていた。
(1)各ビデオカメラ等を外部TC(タイムコード)モードに設定して、1台のタイムコードジェネレータから出力したタイムコードをそれらのビデオカメラやVTR等に分配し、それらのビデオカメラやVTR等からこの共通のタイムコードを出力させる。
(2)各ビデオカメラ等を外部TCモードに設定して、1台のタイムコードジェネレータから出力したタイムコードをそれらのビデオカメラ等に分配した後、それらのビデオカメラ等を内部モードに切替えてフリーランさせ、それらのビデオカメラ等からそれぞれタイムコードを出力させる。
(3)各ビデオカメラ等を内部モードに設定し、1台のリモートコントローラでそれらのビデオカメラ等のタイムコード値をプリセット(またはリセット)して、それらのビデオカメラ等からそれぞれタイムコードを出力させる。
また従来、カメラ一体型VTRにおけるタイムコードの生成に関する技術としては、例えば、複数台のカメラ一体型VTRカメラが、それぞれ対応するカメラコントロールユニットより伝送されるタイムコードに同期したタイムコードを生成して映像信号と共に記録したり、映像信号と共に記録するタイムコードをそれぞれ対応するカメラコントロールユニットに伝送するという技術も提案されていた(特許文献1)。
特開平09−186959号公報(段落番号0029〜32、図1)
ところが、上記(1)〜(3)の方法や、上記特許文献1に記載の技術は、タイムコードを出力する機能を有するビデオカメラ等を使用することを前提とするものである。例えばテレビジョン放送局では、こうした機能を有するプロフェッショナル用のビデオカメラ等を使用しているので、上記(1)〜(3)の方法によって複数系統の入力ビデオ信号に互いに同期したタイムコードを付加して、それらのビデオ信号を編集することが可能である。
しかし、ビデオ信号を編集する作業は、放送分野以外の分野でも行われることが少なくない。例えば、企業や団体が、自ら開催するイベントや会議・セミナー等の様子を複数台のビデオカメラで撮影し、後でそのビデオ信号を編集して、イベントや会議・セミナー等の概要を紹介する映像コンテンツを作成する、といったような場合がそれに該当する。
そして、企業や団体がこうしたイベント等の様子を撮影する場合には、プロフェッショナル用のビデオカメラではなく、タイムコード出力機能を有しない一般消費者向けのビデオカメラが使用されることが多い。そうした場合には、上記(1)〜(3)の方法を採用することはできない。
また、こうしたイベント等の概要を紹介する映像コンテンツを作成する方法としては、イベント等の会場で、各ビデオカメラからのビデオ信号(素材)をビデオスイッチャーに入力して、ディゾルブやワイプ等のエフェクト処理を施したビデオ信号(PGM信号:プログラム信号と呼ばれている)を生成しておき、編集時には、素材をゼロから編集する代わりに、このPGM信号における切り換えタイミングを微調整することなどによって編集を行うという方法も考えられる。
しかし、この方法で効率的に編集を行うためには、ビデオスイッチャーへの各入力ビデオ信号に互いに同期したタイムコードを付加するだけでなく、PGM信号にも各入力ビデオ信号と互いに同期したタイムコードを付加できるようにすることが望まれる。従来、ビデオスイッチャーに外部からタイムコードを入力することなく、ビデオスイッチャーへの各入力ビデオ信号とビデオスイッチャーで生成したPGM信号とに互いに同期したタイムコードを付加する技術は存在していなかった。
本発明は、上述のビデオスイッチャーのような、複数系統のビデオ信号を入力し、入力した2系統以上のビデオ信号に対して処理を施すことによってビデオ信号を生成する映像処理装置において、外部からタイムコードを入力することなく、各入力ビデオ信号と生成したビデオ信号とに互いに同期したタイムコードを付加できるようにすることを課題とする。
この課題を解決するために、本発明に係る映像処理装置は、複数系統のビデオ信号を入力する入力手段と、この入力手段に入力した2系統以上のビデオ信号に対して処理を施すことによってビデオ信号を生成する処理手段と、タイムコードを発生するタイムコード発生手段と、この処理手段が生成したビデオ信号には、このタイムコード発生手段が発生するタイムコードを付加し、この入力手段への入力ビデオ信号には、このタイムコード発生手段が発生するタイムコードの値にこの処理手段における処理遅延時間分の値を加算したタイムコードを付加するタイムコード付加手段とを備え、このタイムコード付加手段によってタイムコードを付加されたビデオ信号が出力及び/または記録媒体に記録されるようにしたことを特徴とする。
また、本発明に係るタイムコードの付加方法は、複数系統のビデオ信号を入力する入力手段と、この入力手段に入力した2系統以上のビデオ信号に対して処理を施すことによってビデオ信号を生成する処理手段とを有する映像処理装置におけるビデオ信号へのタイムコードの付加方法において、この映像処理装置内に設けたタイムコード発生手段でタイムコードを発生する第1のステップと、この処理手段が生成したビデオ信号には、この第1のステップで発生したタイムコードを付加し、この入力手段への入力ビデオ信号には、この第1のステップで発生したタイムコードの値にこの処理手段における処理遅延時間分の値を加算したタイムコードを付加する第2のステップと、この第2のステップでタイムコードを付加したビデオ信号を出力及び/または記録媒体に記録させる第3のステップとを有することを特徴とすることを特徴とする。
本発明によれば、複数系統のビデオ信号を入力する入力手段と、入力手段に入力した2系統以上のビデオ信号に対して処理を施すことによってビデオ信号を生成する処理手段とを有する映像処理装置において、装置内に設けた単一のタイムコード発生手段でタイムコードが発生する。そして、処理手段が生成したビデオ信号には、このタイムコードが付加され、他方、入力手段に入力したビデオ信号には、このタイムコードに処理手段における処理遅延時間分の値を加算したタイムコードが付加される。そして、このようにしてタイムコードを付加されたビデオ信号が、映像処理装置から出力されたり記録媒体に記録される。
このように、映像処理装置内の単一のタイムコード発生手段で発生したタイムコードを、処理手段が生成したビデオ信号にはそのまま付加し、入力ビデオ信号には処理手段の処理遅延時間を考慮して付加することにより、この映像処理装置の外部からタイムコードを入力することなく、各入力ビデオ信号と生成したビデオ信号とに互いに同期したタイムコードを付加することができる。
本発明によれば、複数系統のビデオ信号を入力し、入力した2系統以上のビデオ信号に対して処理を施すことによってビデオ信号を生成する映像処理装置において、外部からタイムコードを入力することなく、各入力ビデオ信号と生成したビデオ信号とに互いに同期したタイムコードを付加することができるという効果が得られる。
以下、本発明をビデオスイッチャーに適用した実施の形態について、図面を用いて具体的に説明する。
〔発明を適用したビデオスイッチャーの使用例〕
最初に、本発明を適用したビデオスイッチャーの使用例について、図1を用いて説明する。このビデオスイッチャー100は、携帯型のコンピュータに似た形状及び大きさをしており、例えばイベントや会議・セミナー等の会場に持ち運んで使用する。
会場では、イベントや会議・セミナー等の様子を複数台のビデオカメラ(タイムコード出力機能を有しない一般消費者向けのビデオカメラ)101で撮影し、それらのビデオカメラ101からのゲンロックしていないビデオ信号(素材)をビデオスイッチャー100に入力する。そして、ビデオスイッチャー100を操作して、ディゾルブやワイプ等のエフェクト処理を施したビデオ信号(PGM信号)を生成する。
ビデオスイッチャー100で生成したPGM信号は、例えば会場内の大画面の画像表示装置(図示略)に表示させる。また、ビデオスイッチャー100に入力した素材を、ビデオスイッチャー100に接続したHDD(ハードディスクドライブ)102に記録する。
また、ビデオスイッチャー100で、PGM信号の生成時の切り換え操作内容を示す情報であるEDL(EDLについては後で詳述する)を生成する。そして、このEDLを、ビデオスイッチャー100に設けられているスロットに装着した小型メモリーカード等の記録デバイス103に記録する。
なお、ビデオスイッチャー100はオーディオミキサーとしての機能も有しているが、オーディオ信号に対する処理は本発明とは直接関係しないので、説明を省略する。
後でノンリニア編集機104によってこのイベント等の概要を紹介する映像コンテンツを作成する際には、HDD102に記録された素材を、記録デバイス103内のEDLを利用して編集する。
〔発明を適用したビデオスイッチャーの構成〕
次の、このビデオスイッチャー100の主要部の構成を、図2を用いて説明する。ビデオスイッチャー100には、3系統の入力部1と、エフェクト部2と、パネル部3と、メインコントロール部4とが設けられている。図示は省略するが、これらの各部にはそれぞれCPUが搭載されており、このCPU同士の間でコマンドが授受される。
各入力部1には、ビデオカメラやVTR等(図1ではビデオカメラ101)から2チャンネル分ずつビデオ信号を入力するためのビデオ入力端子(図示略)が設けられている。他方、タイムコードを入力するための端子は、ビデオスイッチャー100には設けられていない。
入力部1には、各々のチャンネルに対応して、A/D,S/P変換回路11と、フレームシンクロナイザ12と、画サイズ変換回路13と、セレクタ15と、DVエンコーダ16と、AVIファイル変換部17と、TC(タイムコード)デマルチプレクサ18と、TC付加部19とが設けられている。このうちのAVIファイル変換部17及びTC付加部19は、ハードウェア回路ではなく入力部1内のCPUのソフトウェア処理によって実現されるものであるが、図ではそれぞれ1つの処理ブロックとして描いている。
また、入力部1には、2チャンネルの入力ビデオ信号の中から、切り換え前の映像であるPGM入力(Foreground)や、切り換え後の映像であるNEXT入力(Background)を選択するためのセレクタ14が設けられている。
エフェクト部2には、エフェクト回路21と、D/A変換回路22と、TC(タイムコード)ジェネレータ23と、TCマルチプレクサ24とが設けられている。エフェクト回路21は、供給されるPGM入力(切り換え前の映像)及びNEXT入力(切り換え後の映像)に対して切り換え処理(単純な切り換えであるカットや、ディゾルブやワイプ等の映像効果を伴う切り換え)を施したビデオ信号(PGM信号)を生成する回路である。エフェクト回路21でのディレイ量(PGM入力及びNEXT入力が供給されてからPGM信号が出力されるまでの処理遅延時間)は、2フレームになっている。
パネル部3は、ユーザーが、ビデオスイッチャー100を動作させる前提としての各種の設定や、ビデオスイッチャー100を動作させるための各種の指示を行うための操作部である。
図3は、ビデオ信号の切り換えを指示するためにパネル部3に設けられているボタン及びレバーを示す図である。7個のボタン群51は、図2の各入力部1の3×2チャンネル=6系統の入力ビデオ信号(「1」〜「6」)と、ビデオスイッチャー100の内部で生成される静止画データ(「INT」)との合計7系統の中から、前述のPGM入力(切り換え前の映像)を選択するためのPGM入力選択ボタンである。
7個のボタン群52は、各入力部1の6系統の入力ビデオ信号(「1」〜「6」)と前述の静止画データ(「INT」)との合計7系統の中から、前述のNEXT入力(切り換え後の映像)を選択するためのNEXT入力選択ボタンである。
カットボタン53は、カット切り換えを指示するためのボタンである。トランジションレバー54は、ディゾルブやワイプ等の実行時に、画面上での現在の映像と次の映像との比率を手動で調節するためのレバーである。
ボタン55は、外部のHDD(図1ではHDD102)への素材またはPGM信号の記録を指示するためのボタンである。また、このボタン55は、記録開始の指示時には、PGM入力選択ボタン51やNEXT入力選択ボタン52やカットボタン53やトランジションレバー54の操作内容を示す情報であるスイッチングリスト(EDLとも呼ぶ)の作成の開始を指示するボタンとしても機能し、記録終了の指示時には、このEDLの作成の終了を指示するボタンとしても機能する。
なお、図示は省略するが、パネル部3では、図3に示したボタン等での操作以外に、本発明に関連する操作として、次の(a)〜(c)のような操作も行えるようになっている。
(a)図2のエフェクト部2内のTCジェネレータ23で発生するタイムコードの初期値を設定する(現在の時刻に設定したり、任意の時刻に設定する)プリセット操作。
(b)TCジェネレータ23で発生するタイムコードを、NTSCフォーマットのビデオ信号に対応したタイムコードであるSMPTEか、PALフォーマットのビデオ信号に対応したタイムコードであるEBUかのいずれかに設定するフォーマット設定操作。
(c)ボタン55の操作によって外部のHDDに記録させるビデオ信号として、PGM信号か、システムとは非同期の素材か、システムに同期した素材かのいずれか1つを選択する記録ビデオ信号選択操作。
パネル部3内のCPUからは、パネル部3の操作内容を示すコマンドが、図2のメインコントロール部4内のCPUに送られる。メインコントロール部4内のCPUは、このパネル部3からのコマンドに基づき、各入力部1内のCPUにセレクタ14やセレクタ15やAVIファイル変換部17を制御するコマンドを送ったり、エフェクト部2内のCPUにエフェクト回路21を制御するコマンドを送る。
また、メインコントロール部4内のCPUは、本発明に関連する処理として、タイムコードのプリセット値をエフェクト部2内のTCジェネレータ23に送ったり、TCジェネレータ23が発生するタイムコードを用いてスイッチングリスト(EDL)を作成する処理を行う。図2では、これらの処理をTC(タイムコード)プリセット部41,TC補正部42及びEDL生成部43という処理ブロックとして描いている。
〔ビデオ信号に関する処理〕
次に、このビデオスイッチャー100におけるビデオ信号に関する処理について説明する。入力部1への各チャンネルの入力ビデオ信号は、アナログ信号(コンポジット信号やSビデオ)の場合にはA/D,S/P変換回路11でデジタル変換され、シリアル伝送規格(SDI:Serial Digital Interface等)のデジタル信号の場合にはA/D,S/P変換回路11でパラレル変換される。そして、フレームシンクロナイザ12によってビデオスイッチャー100内の基準同期信号と同期(以下、システムと同期、と表現する)がとられた後、画サイズ変換回路13によってビデオスイッチャー100の統一画サイズである横1280×縦1024ピクセルに変換されて、セレクタ14に送られる。
セレクタ14では、パネル部3のPGM入力選択ボタン51及びNEXT入力選択ボタン52(図3)の操作に従って選択動作が行われる。そして、これらのボタンによって選択されたPGM入力とNEXT入力とが、エフェクト部2内のエフェクト回路21に供給される。
エフェクト回路21では、供給されたPGM入力及びNEXT入力に対して、パネル部3のボタン53やトランジションレバー54(図2)の操作に従ってカット,ディゾルブ,ワイプ等の切り換え処理を施したPGM信号が生成される。エフェクト回路21が生成したPGM信号は、D/A変換回路22でアナログ変換されて外部の画像表示装置等に出力されるとともに、各入力部1に戻される。
各入力部1では、エフェクト部2から戻されたPGM信号と、フレームシンクロナイザ12の前段の素材(ゲンロックしていないので、システムとは非同期である)と、フレームシンクロナイザ12の後段の素材(システムと同期している)とのうちのいずれかが、パネル部3の前述の記録ビデオ信号選択操作に従ってセレクタ15で選択される。そして、セレクタ15で選択されたビデオ信号が、DVエンコーダ16によってDV(Digital Video)規格の圧縮ビデオ信号に変換された後、パネル部3のボタン55(図3)での記録指示に基づき、図示しないオーディオ信号処理系からのオーディオ信号と一緒にAVIファイル変換部17でAVIファイルに変換されて、外部のHDDに記録される。
〔タイムコードに関する処理〕
次に、このビデオスイッチャー100におけるタイムコードに関する処理について説明ずる。パネル部3で、前述のようなタイムコードの初期値を設定するプリセット操作が行われると、パネル部3内のCPUから、その操作内容を示すコマンドがメインコントロール部4内のCPUに送られる。
メインコントロール部4内のTCプリセット部41からは、このコマンドに基づき、プリセット操作によって設定された初期値を示す信号がエフェクト部2内のTCジェネレータ23に送られる。TCジェネレータ23は、この初期値を、ビデオスイッチャー100内の基準同期信号によるフレーム周波数(以下、システムのフレーム周波数、と表現する)の1フレーム毎に歩数することによって、パネル部3の前述のフォーマット設定操作によって設定されたタイムコード(SMPTEまたはEBU)をフリーランモードで発生する。以下、このTCジェネレータ23が発生するタイムコードを、システムTCと呼ぶ。
このシステムTCは、TCマルチプレクサ24により、エフェクト回路21から各入力部1に戻されるPGM信号のブランキング期間(例えば4ライン目)に重畳される。
入力部1では、TCデマルチプレクサ18により、PGM信号からこのシステムTCが抜き取られる。そして、TC付加部19が、このシステムTCに基づいて図4〜図6のようなタイムコード処理を実行することにより、DVエンコーダ16によるDV規格の圧縮ビデオ信号のサブコード領域にタイムコードを書き込む。
このうち、図4の処理は、入力部1内のセレクタ15でPGM信号が選択された(パネル部3の記録ビデオ信号選択操作でPGM信号が選択された)場合の処理であり、システムのフレーム周波数の1フレーム毎に開始される。そして、TCデマルチプレクサ18によってPGM信号から抜き取られたシステムTCを読み取り(ステップS1)、そのシステムTCをそのままDVエンコーダ16による圧縮ビデオ信号のサブコード領域に書き込んで(ステップS2)、処理を終了する。
図5の処理は、入力部1内のセレクタ15でフレームシンクロナイザ12の前段のシステムとは非同期の素材が選択された(パネル部3の記録ビデオ信号選択操作でシステムとは非同期の素材が選択された)場合の処理であり、入力ビデオ信号の1フレーム毎に開始される。そして、最初に、パネル部3で前述のプリセット操作が行われたか、あるいは入力部1にビデオ信号が入力がされていない状態からビデオ信号が入力されている状態に変化したか否かを判断する(ステップS11)。
イエスであれば、TCデマルチプレクサ18によってPGM信号から抜き取られたシステムTCを読み取る(ステップS12)。そして、入力部1への現在の入力ビデオ信号のフォーマット(NTSCまたはPAL)が、システムTC(パネル部3のフォーマット設定操作によって設定された、SMPTEまたはEBU)に対応したフォーマットと一致するか否かを判断する(ステップS13)。
ノーであれば、ステップS12で読み取ったシステムTCの値を、現在入力しているビデオ信号のフォーマットに対応したタイムコードの値に(SMPTEの値からEBUの値に、またはEBUの値からSMPTEの値に)変換する(ステップS14)。そしてステップS15に進む。他方、ステップS13でイエスであれば、そのままステップS15に進む。
ステップS15では、素材に付加するタイムコード(素材タイムコードと呼ぶことにする)をソフトウェア処理によって発生するために、システムTCの値(ステップS14を経た場合には変換したシステムTCの値)に、エフェクト部2内のエフェクト回路21でのディレイ分の値(前述のように2フレーム)を加算する。
続いて、この加算結果を素材タイムコードの初期値として設定して(ステップS16)、その初期値をDVエンコーダ16による圧縮ビデオ信号のサブコード領域に書き込んで(ステップS17)、処理を終了する。
ステップS11でノーであれば、直前のフレームについての処理のステップS17で書き込んだ素材タイムコードの値に1フレームを加算する(ステップS18)。そして、その加算後の値をDVエンコーダ16による圧縮ビデオ信号のサブコード領域に書き込んで(ステップS17)、処理を終了する。
図6の処理は、入力部1内のセレクタ15でフレームシンクロナイザ12の後段のシステムと同期した素材が選択された(パネル部3の記録ビデオ信号選択操作でシステムに同期した素材が選択された)場合の処理であり、システムのフレーム周波数の1フレーム毎に開始される。そして、最初に、入力部1への現在の入力ビデオ信号のフォーマット(NTSCまたはPAL)が、システムTC(SMPTEまたはEBU)に対応したフォーマットと一致するか否かを判断する((ステップS21)。
イエスであれば、TCデマルチプレクサ18によってPGM信号から抜き取られたシステムTCを読み取る(ステップS22)。続いて、そのシステムTCの値に、エフェクト部2内のエフェクト回路21でのディレイ分の値(2フレーム)を加算したものを、素材タイムコードの値として設定する(ステップS23)。そして、その素材タイムコードの値をDVエンコーダ16による圧縮ビデオ信号のサブコード領域に書き込んで(ステップS24)、処理を終了する。
ステップS21でノーであれば、パネル部3で前述のプリセット操作が行われたか、あるいは入力部1にビデオ信号が入力がされていない状態からビデオ信号が入力されている状態に変化したか否かを判断する(ステップS25)。
イエスであれば、TCデマルチプレクサ18によってPGM信号から抜き取られたシステムTCを読み取る(ステップS26)。そして、そのシステムTCの値を、現在入力しているビデオ信号のフォーマットに対応したタイムコードの値に(SMPTEの値からEBUの値に、またはEBUの値からSMPTEの値に)変換する(ステップS27)。
続いて、素材タイムコードをソフトウェア処理によって発生するために、ステップS27で変換したシステムTCの値に、エフェクト部2内のエフェクト回路21でのディレイ分の値(2フレーム)を加算する(ステップS28)。
そして、この加算結果を素材タイムコードの初期値として設定し(ステップS29)、その初期値をDVエンコーダ16による圧縮ビデオ信号のサブコード領域に書き込んで(ステップS24)、処理を終了する。
ステップS25でノーであれば、直前のフレームについての処理のステップS24で書き込んだ素材タイムコードの値に1フレームを加算する(ステップS30)。そして、その加算後の値をDVエンコーダ16による圧縮ビデオ信号のサブコード領域に書き込んで(ステップS24)、処理を終了する。
この図4〜図6の処理により、PGM信号,システムとは非同期の素材,システムと同期した素材のうちのいずれのビデオ信号を外部のHDDにAVファイルとして記録する場合にも、そのビデオ信号にタイムコードが付加される。
図7は、システムに同期した素材がAVファイルとして記録される場合の記録開始時のタイムコード(図6の処理のステップS21〜S24によって付加されたタイムコード)と、PGM信号がAVファイルとして記録される場合の記録開始時のタイムコード(図4の処理によって付加されたタイムコード)との関係を示す図である。
この素材に付加されるタイムコードの値は、エフェクト回路21でのディレイ量である2フレーム後にPGM信号に付加されるタイムコード(システムTC)の値と一致する。したがって、この素材とPGM信号とは、互いに時間軸上で同期が取れている。
〔EDLに関する処理〕
次に、このビデオスイッチャー100におけるスイッチングリスト(EDL)に関する処理について説明ずる。図2に示すように、エフェクト部2内のTCジェネレータ23が発生するシステムTCは、メインコントロール部4内のTC補正部42にも送られる。
TC補正部42は、このシステムTCの値に、パネル部3のPGM入力選択ボタン51やNEXT入力選択ボタン52やカットボタン53やトランジションレバー54で操作を行ってからその操作に基づく切り換え処理をエフェクト部2内のエフェクト回路21が開始するまでの所要時間分の値を加算する。この所要時間は、予め決まっており、例えば1フレーム分の時間である。そして、このようにして補正したシステムTCを、EDL生成部43に送る。
EDL生成部43は、パネル部3のボタン55(図3)の操作に基づき、外部のHDDへのビデオ信号の記録時に、このシステムTCを時間情報として用いて、PGM入力選択ボタン51やNEXT入力選択ボタン52やカットボタン53やトランジションレバー54(図3)の操作内容を示す情報であるスイッチングリスト(EDL)を作成する。そして、作成したEDLを、ビデオスイッチャー100に設けられているスロット(図示略)に装着した小型メモリーカード等の記録デバイス(図1では記録デバイス103)に記録する。
図8は、パネル部3の操作と、EDL生成部43で作成されるEDLとの関係を例示する図である。パネル部3のボタン55での記録開始の指示に伴って、この図の左側に1.として示しているようにEDLの作成が開始される。
EDLの作成開始後、この図の左側に2.として示しているように、PGM入力選択ボタン51で「1」(図3)が選択され、その後、この図の左側に3.として示しているように、PGM入力選択ボタン51での選択が「3」に切り換わると、この図の右側の欄の上から1〜2行目に示しているように、PGM入力選択ボタン51で選択した「1」の素材について、左端にシリアルナンバー「001」を付したリストが作成される。
この図の下側には、このリストの各項目の内容を示している。シリアルナンバー「001」の右側の番号「001」は、PGM入力選択ボタン51で選択した「1」の素材を示す素材番号であり、その右側の項目は編集対象(ここでは、AAで表される2チャンネルのオーディオ信号と、Vで表されるビデオ信号とが編集対象となっている)である。
編集対象の右側の項目は、エフェクトの種類である(ここでは、PGM入力選択ボタン51内での選択の切り換えなので「C」で表されるカットであるが、例えばディゾルブの場合にはDで表される)。
エフェクトの種類の右側の項目は、PGM入力選択ボタン51で選択した「1」の素材のイン点及びアウト点を示すタイムコードであり、その右側の項目は、PGM信号におけるこの「1」の素材の部分のイン点及びアウト点を示すタイムコードである。これらのタイムコードとしては、TC補正部42(図2)によって補正されたシステムTCが用いられている。
*印の後の項目は、PGM入力選択ボタン51で選択した「1」の素材のAVIファイルのファイル名である。
PGM入力選択ボタン51での選択が「3」に切り換わった後、この図の左側に4.〜7.として示しているような操作が順次行われると、PGM入力選択ボタン51やNEXT入力選択ボタン52で選択した各素材について、カットボタン53やトランジションレバー54の操作内容に応じて、図の右側の欄の上から3行目以下に示しているようなリストが同様にして順次作成される。
その後、パネル部3のボタン55での記録終了の指示に伴って、この図の左側に8.として示しているようにEDLの作成が終了する。そして、前述のように、作成されたEDLが小型メモリーカード等の記録デバイスに記録される。
〔本発明を適用したビデオスイッチャーの利点〕
次に、以上に説明したようなビデオスイッチャー100を使用することの利点について説明する。
このビデオスイッチャー100によれば、ビデオスイッチャー100内の単一のTCジェネレータ23が発生したシステムTCを、エフェクト回路21が生成したPGM信号にはそのまま付加し(TC付加部19による図4の処理)、入力ビデオ信号(素材)にはエフェクト回路21の処理遅延時間を考慮して付加する(TC付加部19による図6の処理のステップS21〜S24)ことにより、ビデオスイッチャー100の外部からタイムコードを入力することなく、図7に示したように各素材とPGM信号とに互いに同期したタイムコードを付加して、素材またはPGM信号を外部のHDD(図1ではHDD102)に記録することができる。
そして、外部のHDDへのビデオ信号の記録時には、図8に例示したように、PGM信号生成時の切り換え操作の内容を示す情報であるスイッチングリスト(EDL)が、このシステムTCを時間情報として用いて作成される。したがって、HDDに記録される素材とEDLとは、同じタイムコードによって連携される。
これにより、図1に示したノンリニア編集機104では、HDD102に記録された素材をゼロから編集する代わりに、このEDLが示す切り換えタイミングを微調整することなどによって編集を行えば、各素材とPGM信号とに時間軸上での同期が取れているので相互の位置合せ等の前処理が不要となり、効率的に編集作業を行うことができる。
また、システムとは非同期の入力ビデオ信号については、システムTCの値にエフェクト回路21における処理遅延時間分の値を加算した値を初期値として、その入力ビデオ信号の1フレーム毎にその初期値を歩進するタイムコードを生成するようにした(TC付加部19による図5の処理のステップS11,S12,S15〜S17,S18)ので、システムとは非同期の入力ビデオ信号にも、タイムコードを付加することができる。
また、入力ビデオ信号のフォーマットが、システムTCに対応したフォーマットと相違する場合、システムTCの値を、その入力ビデオ信号のフォーマットに対応した規格のタイムコードの値に変換し、その変換したタイムコードの値にフェクト回路21における処理遅延時間分の値を加算した値を初期値として、その力ビデオ信号の1フレーム毎にその初期値を歩進するタイムコードを生成するようにした(TC付加部19による図5の処理のステップS13,S14,S15〜S17,S18と、図6の処理のステップS25〜S30)ので、システムTCに対応したフォーマットと相違するフォーマットの入力ビデオ信号にも、タイムコードを付加することができる。
〔尚書き〕
最後に、以上に説明した実施の形態に対する変更例や、本発明を適用可能な装置の範囲について述べる。
以上の例では、パネル部3のフォーマット設定操作によって設定した1種類のタイムコード(SMPTEかEBUかのいずれか一方)を、TCジェネレータ23でシステムTCとして発生し、現在の入力ビデオ信号のフォーマット(NTSCまたはPAL)が、システムTCに対応したフォーマットと一致しない場合には、システムTCの値を、入力ビデオ信号のフォーマットに対応したタイムコードの値に変換している(図5の処理のステップS13,S14と、図6の処理のステップS21,S25〜S30)。しかし、別の例として、TCジェネレータ23で常にSMPTEとEBUとの2種類のシステムTCを発生し、現在の入力ビデオ信号のフォーマットに対応したほうのタイムコードをそのビデオ信号に付加するようにしてもよい、そうした場合には、図5の処理のステップS13,S14と、図6の処理のステップS21,S25〜S30とは不要になる。
以上の例では、ビデオスイッチャー100の外部のHDDに素材やPGMを記録するようにしているが、ビデオスイッチャー100自体にHDD等の大容量のストレージを内蔵して、そのストレージに素材やPGMを記録するようにしてもよい。
以上の例では、ビデオスイッチャー100とは別の装置であるノンリニア編集機104によって編集を行うようにしているが、ビデオスイッチャー100自体にノンリニア編集機能を搭載するようにしてもよい。
以上の例ではビデオスイッチャーに本発明を適用しているが、本発明は、ビデオスイッチャー以外にも、編集機を始めとして、複数系統のビデオ信号を入力し、入力した2系統以上のビデオ信号に対して処理を施すことによってビデオ信号を生成するあらゆる種類の映像処理装置に適用することができる。
本発明を適用したビデオスイッチャーの使用例を示すブロック図である。 本発明を適用したビデオスイッチャーの主要部の構成を示すブロック図である。 図1のパネル部に設けられたボタン等を示す図である。 図1の入力部内のTC付加部によるタイムコード処理を示すフローチャートである。 図1の入力部内のTC付加部によるタイムコード処理を示すフローチャートである。 図1の入力部内のTC付加部によるタイムコード処理を示すフローチャートである。 素材の記録開始時のタイムコードとPGM信号の記録開始時のタイムコードとの関係を示す図である。 パネル部での操作と、作成されるスイッチングリストとの関係を例示する図である。
符号の説明
1 入力部、 2 エフェクト部、 3 パネル部、 4 メインコントロール部、 12 フレームシンクロナイザ 18 TCデマルチプレクサ、 19 TC付加部、 21 エフェクト回路、 23 TCジェネレータ、 24 TCマルチプレクサ、 41 TCプリセット部、 42 TC補正部、 43 EDL生成部、 51 PGM入力選択用ボタン、 52 NEX入力選択用ボタン、 53 カットボタン、 54 トランジションレバー、 100 ビデオスイッチャー、 101 ビデオカメラ、 102 HDD、 103 記録デバイス

Claims (6)

  1. 複数系統のビデオ信号を入力する入力手段と、
    前記入力手段に入力した2系統以上のビデオ信号に対して処理を施すことによってビデオ信号を生成する処理手段と、
    タイムコードを発生するタイムコード発生手段と、
    前記処理手段が生成したビデオ信号には、前記タイムコード発生手段が発生するタイムコードを付加し、前記入力手段への入力ビデオ信号には、前記タイムコード発生手段が発生するタイムコードの値に前記処理手段における処理遅延時間分の値を加算したタイムコードを付加するタイムコード付加手段と
    を備え、
    前記タイムコード付加手段によってタイムコードを付加されたビデオ信号が出力及び/または記録媒体に記録されるようにしたことを特徴とする映像処理装置。
  2. 請求項1に記載の映像処理装置において、
    前記入力手段への入力ビデオ信号を、装置内部の基準同期信号に同期させる同期制御手段
    をさらに備え、
    前記タイムコード付加手段は、前記基準同期信号とは非同期の入力ビデオ信号については、前記タイムコード発生手段が発生するタイムコードの値に前記処理手段における処理遅延時間分の値を加算した値を初期値として、該入力ビデオ信号の1フレーム毎に該初期値を歩進するタイムコードを生成して、該タイムコードを付加する
    ことを特徴とする映像処理装置。
  3. 請求項1に記載の映像処理装置において、
    前記タイムコード発生手段は、所定のフォーマットのビデオ信号に対応した規格のタイムコードを発生し、
    前記タイムコード付加手段は、前記入力手段への入力ビデオ信号のフォーマットが前記所定のフォーマットと相違する場合、前記タイムコード発生手段が発生するタイムコードの値を、該入力ビデオ信号のフォーマットに対応した規格のタイムコードの値に変換し、該変換したタイムコードの値に前記処理手段における処理遅延時間分の値を加算した値を初期値として、該入力ビデオ信号の1フレーム毎に該初期値を歩進するタイムコードを生成して、該タイムコードを付加する
    ことを特徴とする映像処理装置。
  4. 請求項1に記載の映像処理装置において、
    前記処理手段は、2系統のビデオ信号に対して切り換え処理を施したビデオ信号を生成し、
    前記処理手段における切り換えを指示するための操作手段と、
    前記タイムコード発生手段が発生するタイムコードを時間情報として用いて、前記操作手段の操作内容を示す情報であるスイッチングリストを作成するスイッチングリスト作成手段と
    をさらに備えたことを特徴とする映像処理装置。
  5. 請求項4に記載の映像処理装置において、
    前記タイムコード発生手段が発生するタイムコードの値に、前記操作手段で操作を行ってから前記処理手段が切り換え処理を開始するまでの所要時間分の値を加算するタイムコード補正手段
    をさらに備え、
    前記スイッチングリスト作成手段は、前記タイムコード補正手段によって補正されたタイムコードを時間情報として用いる
    ことを特徴とする映像処理装置。
  6. 複数系統のビデオ信号を入力する入力手段と、
    前記入力手段に入力した2系統以上のビデオ信号に対して処理を施すことによってビデオ信号を生成する処理手段と
    を有する映像処理装置におけるビデオ信号へのタイムコードの付加方法において、
    前記映像処理装置内に設けたタイムコード発生手段でタイムコードを発生する第1のステップと、
    前記処理手段が生成したビデオ信号には、前記第1のステップで発生したタイムコードを付加し、前記入力手段への入力ビデオ信号には、前記第1のステップで発生したタイムコードの値に前記処理手段における処理遅延時間分の値を加算したタイムコードを付加する第2のステップと、
    前記第2のステップでタイムコードを付加したビデオ信号を出力及び/または記録媒体に記録させる第3のステップと
    を有することを特徴とするタイムコードの付加方法。
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