JP2007220019A - データ処理装置、データ処理システム、及びプログラム - Google Patents

データ処理装置、データ処理システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 音声データに付加するコメントの入力のための作業負荷を軽減させる。
【解決手段】 PC2は、日時を示しているスケジュール日時情報と当該スケジュール日時情報に対応付けられている文字列情報とを有しているスケジュール情報を格納しておく処理と、ICレコーダ1に記録されている音声データに添付されている情報であって日時を示している当該情報である音声データ日時情報をICレコーダ1から取得する処理と、当該音声データ日時情報と当該スケジュール日時情報とに基づいて当該音声データと当該スケジュール情報とを対応付ける処理と、当該対応付けの処理によって当該音声データに対応付けられたスケジュール情報が有している文字列情報を、ICレコーダ1へ宛てて送信する処理と、を行う。
【選択図】 図1A

Description

本発明は、データ処理技術に関し、特に、音声データの管理技術に関する。
本発明に関し、例えば特許文献1には、音声情報に付加されているヘッダ情報を、外部装置から送信される情報に基づいて変更する音声記録装置の技術が開示されている。
特開2001−215997号公報
ICレコーダ等の音声データ記録装置には、録音内容の概要を素早く容易に認識できるようにするために、記録されている音声データにコメントを付加することができるようになっているものが多い。コメントを付加するためには、(1)対象とする音声データを選択し、(2)音声データ記録装置の動作モードを切り替えてコメント入力モードで動作させ、(3)ボタン操作で文字を選択してコメントを入力する、といった作業を行うことが一般的である。
しかし、携帯用のICレコーダ等では、操作ボタンの個数は大概厳しく制限されているため、このようなコメントの入力は手間のかかる煩わしい作業であった。
本発明は上述した問題に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、音声データに付加するコメントの入力のための作業負荷を軽減させることである。
本発明の態様のひとつであるデータ処理装置は、データ処理装置と音声データ記録装置とより構成されるデータ処理システムにおける当該データ処理装置であって、日時を示しているスケジュール日時情報と当該スケジュール日時情報に対応付けられている文字列情報とを有しているスケジュール情報を格納しておく格納手段と、当該音声データ記録装置に記録されている音声データに添付されている情報であって日時を示している当該情報である音声データ日時情報を取得する音声データ日時情報取得手段と、当該音声データ日時情報と当該スケジュール日時情報とに基づいて、当該音声データと当該スケジュール情報との対応付けを行う対応付け手段と、当該対応付け手段によって当該音声データに対応付けられたスケジュール情報が有している文字列情報を、当該音声データ記録装置へ宛てて送信する送信手段と、を有することを特徴とするものであり、この特徴によって前述した課題を解決する。
なお、上述した本発明に係るデータ処理装置において、当該スケジュール日時情報は、2つの日時を示しており、当該対応付け手段は、当該音声データ日時情報で示されている日時が、当該スケジュール日時情報によって示されている2つの日時のどちらかと一致する場合若しくは当該2つの日時の間に含まれる場合に、当該音声データ日時情報が添付されている音声データと、当該スケジュール日時情報に対応付けられているスケジュール情報とを対応付けるように構成してもよい。
また、前述した本発明に係るデータ処理装置において、当該音声データに文字列情報が添付されているか否かを判定する判定手段を更に有し、当該送信手段は、当該音声データに文字列情報が添付されていないと当該判定手段が判定したときには、当該対応付け手段によって当該音声データに対応付けられたスケジュール情報が有している文字列情報を送信するように構成してもよい。
また、前述した本発明に係るデータ処理装置において、当該音声データに文字列情報が添付されているか否かを判定する判定手段と、当該音声データに文字列情報が添付されていると当該判定手段が判定したときに、当該音声データに添付されている文字列情報の変更の指示を取得する変更指示取得手段と、を更に有し、当該送信手段は、当該変更の指示を当該変更指示取得手段が取得したときに、当該対応付け手段によって当該音声データに対応付けられたスケジュール情報が有している文字列情報を送信するように構成してもよい。
また、前述した本発明に係るデータ処理装置において、当該音声データ日時情報によって示されているものと同日の日付を示しているスケジュール日時情報を有しているスケジュール情報を当該格納手段から抽出する抽出手段を更に有し、当該対応付け手段は、当該抽出手段によって抽出されたスケジュール情報を当該音声データ日時情報に対応付けるように構成してもよい。
なお、このとき、当該抽出手段によって当該スケジュール情報が複数抽出されたときに、スケジュール情報の選択を行う選択手段を更に有し、当該対応付け手段は、当該抽出手段によって抽出されたスケジュール情報のうちで当該選択手段によって選択されたものを当該音声データ日時情報に対応付けるように構成してもよい。
また、前述した本発明に係るデータ処理装置において、日時の計時を行う計時手段を更に有し、当該送信手段は、当該計時手段によって計時されている日時の情報を、当該対応付け手段が当該対応付けを行う前に当該音声データ記録装置へ宛てて送信するように構成してもよい。
なお、このとき、当該送信手段は、音声データ記録装置から送られてきた情報によって示されている日時が、当該計時手段によって計時されている日時と所定時間以上異なっている場合に、当該日時の情報を送信するように構成してもよい。
また、本発明の別の態様のひとつであるデータ処理システムは、データ処理装置と音声データ記録装置とより構成されるデータ処理システムであって、当該データ処理装置は、日時を示しているスケジュール日時情報と当該スケジュール日時情報に対応付けられている文字列情報とを有しているスケジュール情報を格納しておく格納手段と、当該音声データ記録装置に記録されている音声データに添付されている情報であって日時を示している当該情報である音声データ日時情報を当該音声データ記録装置から取得する音声データ日時情報取得手段と、当該音声データ日時情報と当該スケジュール日時情報とに基づいて、当該音声データと当該スケジュール情報との対応付けを行う対応付け手段と、当該対応付け手段によって当該音声データに対応付けられたスケジュール情報が有している文字列情報を、当該音声データ記録装置へ宛てて送信する文字列情報送信手段と、を有しており、当該音声データ記録装置は、当該音声データを記録しておく記録手段と、当該記録手段に記録されている音声データに添付されている当該音声データ日時情報を当該データ処理装置へ宛てて送信する音声データ日時情報送信手段と、当該音声データ日時情報送信手段によって送信された音声データ日時情報を取得した当該データ処理装置から送信される当該文字列情報を取得する文字列情報取得手段と、当該音声データ日時情報送信手段によって送信された音声データ日時情報が添付されている音声データに、当該文字列情報取得手段によって取得される文字列情報を添付する文字列情報添付手段と、を有している、ことを特徴とするものであり、この特徴によって前述した課題を解決する。
なお、データ処理装置と音声データ記録装置とより構成されるデータ処理システムにおける当該データ処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、日時を示しているスケジュール日時情報と当該スケジュール日時情報に対応付けられている文字列情報とを有しているスケジュール情報を格納しておく処理と、当該音声データ記録装置に記録されている音声データに添付されている情報であって日時を示している当該情報である音声データ日時情報を取得する処理と、当該音声データ日時情報と当該スケジュール日時情報とに基づいて、当該音声データと当該スケジュール情報とを対応付ける処理と、当該対応付けの処理によって当該音声データに対応付けられたスケジュール情報が有している文字列情報を、当該音声データ記録装置へ宛てて送信する処理と、をコンピュータに行わせるためのプログラムも本発明に係るものであり、このプログラムをコンピュータで実行させることにより、前述した課題が解決される。
また、本発明の更なる別の態様のひとつであるデータ処理装置は、データ処理装置と音声データ記録装置とより構成されるデータ処理装置における当該データ処理装置であって、日時を示しているスケジュール日時情報と当該日時情報に対応付けられている文字列情報とを有しているスケジュール情報を格納しておく格納手段と、当該音声データ記録装置に記録されている音声データを取得する音声データ取得手段と、当該音声データに添付されている情報であって日時を示している当該情報である音声データ日時情報を取得する音声データ日時情報取得手段と、当該音声データ日時情報と当該スケジュール日時情報とに基づいて、当該音声データと当該スケジュール情報との対応付けを行う対応付け手段と、当該対応付け手段によって当該音声データに対応付けられたスケジュール情報が有している文字列情報を、当該音声データに添付する添付手段と、を有することを特徴とするものであり、この特徴によって前述した課題を解決する。
本発明によれば、以上のようにすることにより、音声データに付加するコメントの入力のための作業負荷が軽減するという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1Aは、本発明を実施するデータ伝送システムの全体構成を示している。このシステムは、音声データ記録装置であるICレコーダ1とデータ処理装置であるPC2とが、接続ケーブル3で接続されて構成されている。ICレコーダ1とPC2とは、接続ケーブル3を介して各種のデータを授受することができる。なお、このデータ授受のためのデータ規格として、例えば、USB(Universal Serial Bus)を使用することができる。
次に図1Bについて説明する。同図は、図1Aに示したICレコーダ1の内部構成を示している。
まず、音声記録時におけるICレコーダ1の動作を説明する。
MIC(マイクロホン)11は、外部から入力された音声を電気信号に変換し、この信号をAMP(増幅器)12へ出力する。AMP12は、入力された信号を増幅してLPF(低域通過フィルタ)13へ出力する。LPF13は、入力された信号のうちの高周波ノイズ等の不要な高域成分を除去し、A/D(アナログ/デジタル)変換器14へ出力する。A/D変換器14は、アナログ信号である入力信号をデジタルデータへと変換してデジタル信号処理部15へ出力する。
デジタル信号処理部15は、入力されたデジタル音声データに対し、A/D変換の際に生じた量子化ノイズの除去処理と音声データ圧縮処理とを施して、システム制御部16へ出力する。システム制御部16は、入力されたデジタル音声データを記録手段である記録媒体17に記録させる。なお、このとき、システム制御部16は、デジタル音声データに後述するヘッダ情報を添付した上で音声ファイルとして記録媒体17に記録させる。記録媒体17では、フォルダによる階層構造を採用して音声ファイルを管理している。
次に、音声再生時におけるICレコーダ1の動作を説明する。
システム制御部16は、記録媒体17から音声ファイルを読み出し、デジタル音声データとしてデジタル信号処理部15へ出力する。デジタル信号処理部15は、入力されたデジタル音声データに対して今度は音声データ伸長処理を施してD/A(デジタル/アナログ)変換器18へと出力する。D/A変換器18は、入力されたデジタル音声データをアナログ電気信号へと変換し、この信号をLPF19へ出力する。
LPF19は、入力された信号のうちの高周波ノイズ等の不要な高域成分を除去し、AMP20へと出力する。AMP20は、入力された信号を増幅してスピーカ21を駆動する。こうして録音された音声がスピーカ21から再生される。
この他、ICレコーダ1にはICレコーダ1自身の動作モード、動作状況、記録された音声データの録音・再生に関する時間、時計表示、電池残量表示、メモリ残量表示、警告等の各種情報表示を行う表示器23が設けられている。システム制御部6は駆動回路12を制御して表示器13にこれらの情報を表示させる。
また、ICレコーダ1は外部通信回路24を有している。外部通信回路24はICレコーダ1とPC2との間で各種データの授受を行うためのデータ通信の際にその通信制御を行う回路である。
更に、ICレコーダ1には、各種の指示をICレコーダ1の使用者から取得するための操作スイッチ25が設けられている。使用者は、操作スイッチ25を操作することによって当該操作に対応付けられている指示をICレコーダ1に対して行うことができ、システム制御部16は、操作スイッチ25に対して行った操作内容を取得して、当該操作内容に対応付けられている使用者からの指示を受け取る。ICレコーダ1が備えている操作スイッチ25としては、録音スイッチ、再生スイッチ、早送りスイッチ、早戻しスイッチ、メニュースイッチなどがある。
また、ICレコーダ1にはリアルタイムクロックモジュール26が設けられている。リアルタイムクロックモジュール26は日時(日付及び時刻)の計時を行う計時手段である。
次に図1Cについて説明する。同図は、図1Aに示したPC2の内部構成を示している。
図1Cにおいて、CPU31、RAM32、ROM33、HDD34、リアルタイムクロックモジュール35、読出装置36、入力部37、出力部38、I/F部39はいずれもバス40に接続されており、各種のデータをCPU31の管理の下で相互に授受することができる。
CPU31は、PC2全体の制御動作を司る中央処理装置である。
RAM32は、CPU31プログラムを実行する際における作業用メモリとして、また、各種のデータの一時的な記憶メモリとして、それぞれ使用されるランダム・アクセス・メモリである。
ROM33は、CPU31によって実行される基本制御プログラムが予め格納されているリード・オンリ・メモリである。CPU31は、この基本制御プログラムをROM33から読み出して実行することによって、PC2全体の動作を制御する。
HDD34はハードディスク装置であり、各種の制御プログラムやデータを格納しておく格納手段である。
リアルタイムクロックモジュール35は、日時の計時を行う計時手段である。
読出装置36は、DVD−ROMやCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)や光磁気(MO)ディスク等の記録媒体41から、プログラムやデータを読み出す装置である。CPU31は、所定のプログラムを実行することによって、読出装置36に挿入されている記録媒体41からプログラムやデータを読み出してHDD34に格納することができる。
入力部37は例えばマウス装置やキーボード装置を有しており、各種の指示をPC2の使用者から取得するためのものである。使用者は、これらの装置を操作することによって当該操作に対応付けられている指示をPC2に対して行うことができ、CPU31は、これらの装置に対して行った操作内容を取得して、当該操作内容に対応付けられている使用者からの指示を受け取る。
表示部38はLCD(液晶ディスプレイ)やCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等のディスプレイ装置を有しており、CPU31からの指示に応じて各種の表示を行う。
I/F(インタフェース)部39は、PC2とICレコーダ1との間で各種データの授受を行うためのデータ通信の際にその通信制御を行うものであり、各種の情報の送信手段若しくは取得手段として機能する。
次に図2について説明する。同図は、ICレコーダ1の記録媒体7に記録されている音声ファイルのデータ構造を示している。図2に示すように、システム制御部16で生成される音声ファイル50は、データ格納領域として、ファイルヘッダ部51と音声データ部52とを有している。
ファイルヘッダ部51には、デジタル信号処理部15から送られてきたデジタル音声データに添付されるヘッダ情報が格納される。音声データ部52には当該デジタル音声データが格納される。なお、ヘッダ情報には、音声データ日時情報である録音開始日時の情報及び録音時間の情報と、コメントの情報とが含まれている。
ここで、録音開始日時は、音声データ部52のデジタル音声データで表されている音声の録音を開始した日時であり、録音時間はその録音の継続時間を示している。なお、システム制御部16は、リアルタイムクロックモジュール26で計時されている日時を利用して、これらの情報を得る。
また、コメントは文字列の情報である。使用者が操作スイッチ25を操作してその録音の内容を端的に示す語句を表している文字列などをICレコーダ1へ入力すると、その文字列がコメントとしてデジタル音声データに添付されて記録媒体7に記録される。
次に図3について説明する。同図は、スケジュール一覧表示画面の画面例であり、この画面は、スケジューラプログラムをPC2で実行させたときに表示部38に表示されるものである。PC2のCPU31は、HDD34に格納されているスケジューラプログラムを実行すると、図3の画面を生成して表示部38に表示させる。
ここで図4について説明する。同図は、HDD34に格納されているスケジュールファイルのデータ構造を示している。
スケジュールファイル60は、図4に示すように、データ格納領域として、スケジュール情報である日時データ部61とイベント内容データ部62とをレコード毎に有しており、日時データ部61に格納されるデータとイベント内容データ部62に格納されるデータとが各レコードで対応付けられている。
日時データ部61には、開始の日時を示す開始日時データと終了の日時を示す終了日時データという、2つの日時を示すスケジュール日時情報が格納されている。また、イベント内容データ部62には、このスケジュール日時情報に対応付けられているイベント内容データが格納されている。イベント内容データは文字列の情報であり、例えば、上述した開始の日時と終了の日時との間に行われることが予定されているイベントを特定する文字列の情報である。なお、以下の説明では、この文字列の情報を「イベント内容の情報」と称することとする。
CPU31は、スケジュールプログラムを実行すると、まず、現在の西暦及び暦月の情報をリアルタイムクロックモジュール35から取得し、図3に例示するような当該西暦及び暦月のカレンダー画面を作成して表示する。更に、HDD34からスケジュールファイル60を読み出してそこに格納されている各データを取得し、これらのデータ間の対応付けに従い、各データで示されている日時及び文字列を、当該開始日時データで示されている日付の欄に表示する。
次に図5について説明する。同図は、PC2によって行われる制御処理の処理内容をフローチャートで示したものである。
この制御処理をPC2に行わせるためには、HDD34に格納されている所定の制御プログラムをCPU31に読み出させて実行させるようにすればよい。なお、この制御プログラムを記録媒体41に予め記録させておき、読出装置36に挿入された記録媒体41からこの制御プログラムをCPU31に読み出させてHDD34に格納させ、その後に上述したようにすることによっても、この制御処理をPC2に行わせることは可能である。
図5において、まず、S101では、入力部37に対する操作の検出処理が行われ、何らかの操作が行われるまで処理の進行を待つ。ここで、何らかの操作が検出された場合にはS102に処理を進める。
S102では、S101の処理によって検出された操作が、ICレコーダ1に録音されている音声に付すコメントを、HDD34に格納されているスケジュールファイル60で示されているイベント内容に同期させる処理の実行を選択するものであるか否かが判定される。ここで、このような操作が検出されていたと判定されたとき(判定結果がYesのとき)にはS103に処理を進める。一方、このような操作は検出されていなかったと判定されたとき(判定結果がNoのとき)にはS101へと処理を戻して入力部37に対する操作の検出処理が繰り返される。
S103では、ICレコーダ1がPC2に接続されているか否かを判定する処理が行われ、接続されていると判定されたとき(判定結果がYesのとき)にはS105に処理を進める。一方、接続されていないと判定されたとき(判定結果がNoのとき)にはS104に処理を進めてレコーダ接続メッセージを表示部38に表示させる処理が行われ、その後はS101へと処理を戻して入力部37に対する操作の検出処理が繰り返される。なお、レコーダ接続メッセージは、図1に示したデータ伝送システムの使用者に対し、IC1とPC2とを接続ケーブル3で接続することを促す文や絵などが表されている画面である。
S105では、ICレコーダ1で計時されている現在の日時が、PC2で計時されているものと一致しているか否かを判定する処理が行われる。このS105の処理は、具体的には以下のように行われる。
まず、I/F部39を制御して、現在の日時を示す情報の送付要求をICレコーダ1へ宛てて送信させる処理が行われる。ICレコーダ1では、外部通信回路24によるこの送付要求の受信をシステム制御部16が検出すると、リアルタイムクロックモジュール26で計時されている現在の日時を取得する処理、及び、外部通信回路24を制御して当該日時を示している情報をPC2に宛てて送信させる処理がシステム制御部16で行われる。CPU31は、この情報がICレコーダ1から送られてきてI/F部39で受信されたことを検出すると、リアルタイムクロックモジュール35で計時されている現在の日時を取得する処理、及び、この取得した日時とICレコーダ1から送られてきた情報で示されている日時とが一致するか否かを判定する処理が行われる。
このS105の判定処理において、両者の日時が一致していると判定されたとき(判定結果がYesのとき)にはS106においてコメント挿入処理が実行され、その後は、S101へと処理を戻して入力部37に対する操作の検出処理が繰り返される。なお、コメント挿入処理の詳細は後述する。
一方、このS105の判定処理において、両者の日時が一致していないと判定されたとき(判定結果がNoのとき)には、S106のコメント挿入処理の実行前に、S107において同期エラー処理が実行され、その後は、S101へと処理を戻して入力部37に対する操作の検出処理が繰り返される。なお、同期エラー処理の詳細は次にする。
図5に示した制御処理は以上のように進行する。
次に図6について説明する。同図は、図5のS107の処理である同期エラー処理の処理内容をフローチャートで示したものである。
図6において、まず、S201では、時計同期ダイアログ画面を表示部38に表示させる処理が行われる。ここで、時計同期ダイアログ画面は、図1に示したデータ伝送システムの使用者に対し、ICレコーダ1で計時されている現在の日時を、PC2で計時されているものに同期させるか否かについての指示の要求を伝える文や絵などが表されている画面である。
S202では、入力部37に対する操作の取得処理が行われ、取得したこの操作が、ICレコーダ1で計時されている現在の日時を、PC2で計時されているものに同期させることを選択するものであったか否かを判定する処理が行われる。ここで、この操作が、同期させることを選択するものであったと判定されたとき(判定結果がYesのとき)には、S203において、リアルタイムクロックモジュール35で計時されている現在の日時を取得すると共にI/F部39の制御を行い、当該日時を示す情報をICレコーダ1へ宛てて送信させる処理が行われる。
ICレコーダ1では、外部通信回路24によるこの日時を示す情報の受信をシステム制御部16が検出すると、リアルタイムクロックモジュール26を制御してリアルタイムクロックモジュール26で計時されている現在の日時を当該情報で示されている日時に一致させる。この結果、ICレコーダ1で計時される現在の日時が、PC2で計時されているものに同期する。
上述したS203の処理を終えたとき、若しくは、S202の判定処理において、前述した操作が、同期させることを選択するものではなかったと判定されたとき(判定結果がNoのとき)には、図6の同期エラー処理を終了して図5の制御処理へと処理を戻す。
図6に示した同期エラー処理は以上のように進行する。
なお、前述した図5の制御処理におけるS105の判定処理では、ICレコーダ1で計時されている現在の日時が、PC2で計時されているものと完全に一致しているか否かを判定するようにしていた。この代わりに、ICレコーダ1で計時されている現在の日時と、PC2で計時されている日時との違いが所定時間内(例えば1分)である場合には、時刻の同期は不要であると判断してS106に処理を進めるようにし、両者の日時が所定時間以上異なっている場合には、S107に処理を進めて図6に示した同期エラー処理を実行し、両者の日時の同期を行うようにしてもよい。
次に図7について説明する。同図は、図5のS106の処理であるコメント挿入処理の処理内容をフローチャートで示したものである。
図7において、まず、S301では、ICレコーダ1の記録媒体17に記録されている音声ファイル50のうちで先頭のものを参照する処理が行われる。
S302では、現在参照中の音声ファイル50に含まれているデジタル音声データに、文字列情報が添付されているか否か、すなわち、現在参照中の音声ファイル50のファイルヘッダ部51に、コメントの情報が含まれているか否かを判定する処理が行われる。ここで、コメント情報が含まれていると判定したとき(判定結果がYesのとき)にはS303に処理を進め、コメント情報が含まれていないと判定したとき(判定結果がNoのとき)にはS306に処理を進める。なお、このS302の判定処理を実行中のCPU31は、判定手段として機能している。
S303では、図8に例示するようなダイアログ画面を表示部38に表示させる処理が行われる。このダイアログ画面は、図1に示したデータ伝送システムの使用者に対し、現在参照中の音声ファイル50にはコメントが既に付加されていることを伝えると共に、そのコメントを別のものに変更するか否かについての指示の要求を伝える文や絵などが表されている画面である。なお、この画面に、現在参照中の音声ファイル50のファイル名や現在参照中の音声ファイル50のファイルヘッダ部51に含まれているコメント情報で示されている文字列を更に表示するようにしてもよい。
S304では、入力部37に対する操作の取得処理が行われる。このときの入力部37は、変更指示取得手段として機能している。
S305において、S304の処理によって取得したこの操作が、現在参照中の音声ファイル50に付加されているコメントの上書き(コメントの変更)を示す指示であったか否かを判定する処理が行われる。ここで、この操作が上書き指示を示すものであったと判定されたとき(判定結果がYesのとき)は、S306に処理を進め、この操作が上書き指示を示すものではなかったと判定されたとき(判定結果がNoのとき)は、S307に処理を進める。
S306では、コメント書き込み処理が行われる。この処理の詳細は後述する。
S307では、ICレコーダ1の記録媒体17において、現在参照中のものに続く音声ファイル50が存在するか否かを判定する処理が行われる。ここで、そのような音声ファイル50が存在していると判定されたとき(判定結果かYesのとき)にはS308に処理を進める。一方、そのような音声ファイル50が存在していないと判定されたとき(判定結果かNoのとき)には図7のコメント挿入処理を終了し、図5の制御処理へと処理を戻す。
S308では、ICレコーダ1の記録媒体17に記録されている音声ファイル50のうち、現在参照中のものに続く次のものを参照する処理が行われ、その後はS302へと処理を戻して上述した処理が繰り返される。
図7に示したコメント挿入処理は、以上のように進行する。
次に図9について説明する。同図は、図7のS306の処理であるコメント書き込み処理の処理内容をフローチャートで示したものである。
図9において、まず、S401では、現在参照中の音声ファイル50におけるファイルヘッダ部51より、録音開始日時の情報を取得する処理が行われる。このS401の処理は、具体的には以下のように行われる。
まず、I/F部39を制御して、現在参照中の音声ファイル50についての録音開始日時の情報の送付要求をICレコーダ1へ宛てて送信させる処理が行われる。ICレコーダ1では、外部通信回路24によるこの送付要求の受信をシステム制御部16が検出すると、まず、この音声ファイル50のファイルヘッダ部51に含まれているヘッダ情報を記録媒体17から読み出す処理が行われる。続いて、システム制御部16は、このヘッダ情報から録音開始日時の情報を取り出す処理と、外部通信回路24を制御して、この情報をPC2に宛てて送信させる処理を行う。つまり、このときにシステム制御部16によって制御されている外部通信回路24は、音声データ日時情報送信手段として機能している。CPU31は、I/F部39を制御して、ICレコーダ1から送られてくるこの情報を取得させる処理を行う。
S402ではリンク判定処理が行われる。この処理の詳細は後述する。
S403では、S402においてリンク判定処理を実行した結果、「リンク有り」の判定結果が得られたか否かを判定する処理が行われる。ここで、「リンク有り」の判定結果が得られたと判定されたとき(判定結果がYesのとき)には、S404に処理を進める。
S404では、現在参照中の音声ファイル50に含まれているデジタル音声データに対し、リンク判定処理の実行によって対応付けられたイベントに係るイベント内容データを、当該音声ファイル50におけるファイルヘッダ部51に、コメントの情報として書き込む処理が行われる。このS404の処理は、具体的には以下のように行われる。
まず、I/F部39を制御し、リンク判定処理の実行によって対応付けられたイベントに係るイベント内容データを、ICレコーダ1へ宛てて送信させる処理が行われる。このときCPU31によって制御されているI/F部39は、文字列情報送信手段として機能している。
ICレコーダ1では、外部通信回路24が文字列情報取得手段として機能し、このイベント内容データを取得する。すると、システム制御部16は、文字列情報添付手段として機能し、現在参照中の音声ファイル50におけるファイルヘッダ部51にこのイベント内容データをコメントの情報として書き込み、記録媒体17へ記録する。こうして、S401の処理においてICレコーダ1から送信された録音開始日時の情報が添付されていたデジタル音声データに、外部通信回路24が取得したイベント内容の情報がコメントとして添付される。
上述したS404の処理を終えたとき、若しくは、前述したS403の判定処理において「リンク有り」の判定結果が得られなかったと判定されたとき(判定結果がNoのとき)には、図9のコメント書き込み処理を終了して図7のコメント挿入処理へと処理を戻す。
図9に示したコメント書き込み処理は以上のように進行する。
次に図10について説明する。同図は、図9のS402の処理であるリンク判定処理の処理内容をフローチャートで示したものである。
まず、S501において、HDD34に格納されているスケジュールファイル60に含まれているスケジュール日時情報が参照される。そして、当該スケジュールファイル60に示されているイベントのうち、図9のS401の処理によって取得されている情報によって示されている録音開始日時が開始日時若しくは終了日時と一致するイベント、又は当該録音開始日時を当該開始日時から当該終了日時までの間に含むイベントが存在するか否かを判定する処理が行われる。ここで、そのようなイベントが存在すると判定されたとき(判定結果がYesのとき)はS502に処理を進め、そのようなイベントが存在しないと判定されたとき(判定結果がNoのとき)はS503に処理を進める。
S502では、「リンク有り」の判定結果を図9のコメント書き込み処理へ返し、その後はこのリンク判定処理を終了する。
上述したS501の処理に続いてS502の処理がCPU31によって実行された場合には、図9のS401の処理によって取得されている情報で示されている録音開始日時に録音が開始された音声についてのデジタル音声データと、S501の判定処理によって存在すると判定されたイベントについてのスケジュール情報とが対応付けられる。
S503では、HDD34に格納されているスケジュールファイル60に含まれているスケジュール日時情報が参照される。そして、当該スケジュールファイル60に示されているイベントのうち、図9のS401の処理によって取得されている情報によって示されている録音開始日時のうちの日付が、開始日時の日付若しくは終了日時の日付と同日であるイベントが存在するか否かを判定する処理が行われる。ここで、そのようなイベントが存在すると判定されたとき(判定結果がYesのとき)はS505に処理を進め、そのようなイベントが存在しないと判定されたとき(判定結果がNoのとき)はS504に処理を進める。
S504では、「リンク無し」の判定結果を図9のコメント書き込み処理へ返し、その後はこのリンク判定処理を終了する。なお、この場合には、図9のS404の処理が実行されないので、現在参照中の音声ファイル50に含まれているデジタル音声データについてのコメントの書き換えは行われない。
S505では、図11に例示するようなリンク選択画面を表示部38に表示させる処理が行われる。具体的には以下の処理が行われる。
まず、CPU31は、図9のS401の処理によって取得されている情報によって示されている録音開始日時のうちの日付を表示部38に表示させると共に、リンクさせるイベントの選択指示を使用者に要求する表示を表示部38に行わせる。続いて、CPU31は、抽出手段として機能し、HDD34に格納されているスケジュールファイル60から、スケジュール日時情報で示されている開始日時の日付若しくは終了日時の日付が、当該録音開始日時の日付と同一であるスケジュール情報を抽出する。そして、抽出された各スケジュール情報に含まれている開始日時データ、終了日時データ、及びイベント内容データで各々示されている時刻、及びイベント内容をスケジュール情報毎に一覧表示させる。さらに、この一覧表示の末尾に、イベントのリンクを行なわない選択を使用者が行えるようにするための表示(アイコン等)を表示部38に行わせる。
イベントが予定の時刻から変更されて実施されたために、デジタル音声データに添付されている録音開始時刻が、スケジュールファイル60に格納されているスケジュール情報で示されているイベントの開始時刻から終了時刻までの時間から外れてしまっている場合がある。このような場合であっても、図1のデータ処理システムの使用者は、入力部37を操作して、上述したリンク選択画面に示される、録音日時と同日に予定されていたイベントのうちのひとつを選択することにより、そのイベントについてのイベント内容データを、デジタル音声データのコメントとして添付することができる。これより説明するS506からS511にかけての処理は、そのための処理である。
S506では、入力部37に対する操作の取得処理が行われる。このときの入力部37は、選択手段として機能している。
S507では、S506の処理によって取得したこの操作が、リンク選択画面に示されているスケジュール情報のうちのいずれかを選択するものであるか否かを判定する処理が行われる。ここで、いずれかのスケジュール情報が選択されたと判定されたとき(判定結果がYesのとき)には、S508に処理を進める。一方、いずれかのスケジュール情報も選択されず、イベントのリンクを行なわない選択がされたと判定されたとき(判定結果がNoのとき)には、S504に処理を進め、「リンク無し」の判定結果を図9のコメント書き込み処理へ返し、その後はこのリンク判定処理を終了する。なお、この場合にも、図9のS404の処理が実行されないので、現在参照中の音声ファイル50に含まれているデジタル音声データについてのコメントの書き換えは行われない。
S508では、スケジュール時刻修正ダイアログ画面を表示部38に表示させる処理が行われる。ここで、スケジュール時刻修正ダイアログ画面は、図1に示したデータ伝送システムの使用者に対し、HDD34のスケジュールファイル60に含まれているスケジュール情報のうちのイベントの開始日時データ及び終了日時データを、当該イベントについてのデジタル音声データに添付されている情報に基づいて修正するか否かについての指示の要求を伝える文や絵などが表されている画面である。
S509では、入力部37に対する操作の取得処理が行われ、続くS510において、取得したこの操作が、スケジュール情報のうちのイベントの開始日時データ及び終了日時データを、当該イベントについてのデジタル音声データに添付されている情報に基づいて修正する指示であったか否かを判定する処理が行われる。ここで、この操作が、当該修正の指示をするものであったと判定されたとき(判定結果がYesのとき)には、S511において、スケジュール時刻を修正する処理が行われる。
このS511の処理は、具体的には、以下のようにして行われる。
まず、現在参照中の音声ファイル50におけるファイルヘッダ部51から録音時間の情報を取得する処理を、図9のS401と同様に行う。そして、取得した情報で示されている録音時間と、既に取得されている録音開始日時とに基づいて、この音声ファイル50に含まれているデジタル音声データについての録音の終了時刻を算出する処理が行われる。
その後、HDD34に格納されているスケジュールファイル60における当該イベントのスケジュール情報のうち、S506で取得された指示で選択されていたイベントについての開始日時データ及び終了日時データを、既に取得されている録音開始時刻及び算出された録音終了時刻へとそれぞれ書き換える処理が行われる。
こうして、予定の時刻から変更されて実施されたイベントについてのスケジュール情報が、デジタル音声データに添付されている録音日時の情報に基づいて修正される。
上述したS511の処理を終えたとき、若しくは、前述したS510の判定処理において、取得された操作が当該修正の指示をするものではなかったと判定されたとき(判定結果がNoのとき)には、S502へと処理を進め、「リンク有り」の判定結果を図9のコメント書き込み処理へ返し、その後はこのリンク判定処理を終了する。
なお、上述したS510若しくはS511の処理に続いてS502の処理がCPU31によって実行された場合には、図9のS401の処理によって取得されている情報で示されている録音開始日時に録音が開始された音声についてのデジタル音声データと、S506の取得処理によって取得した操作によって選択されていたスケジュール情報とが対応付けられる。
また、スケジュールの設定動作を省略して入力し、イベントの開始日時データのみが、日時データ部61に記録されている状況もあり得る。このような状況は、例えばイベントが過密に設定されている場合に発生することがある。このような場合に、次に予定されるイベントの開始日時データをこのイベントの終了日時データとして利用して、上述の対応付けの処理を行うようにしてもよい。
図10に示したリンク判定処理は以上のように進行する。
PC2のCPU31が上述した各処理を実行することにより、HDD34のスケジュールファイル60に格納されているスケジュール情報に示されているイベント内容データを、ICレコーダ1で記録されているデジタル音声データに、当該デジタル音声データについてのコメントとして添付することができるようになる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上述した各実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良・変更が可能である。
例えば、上述した実施形態においては、リンク判定処理の実行によって対応付けられたイベントに係るイベント内容データを、ICレコーダ1へ宛てて送信し、ICレコーダ1のシステム制御部16が、参照中の音声ファイル50におけるファイルヘッダ部51へこのイベント内容データをコメントの情報として書き込み、記録媒体17へ記録するようにしていた。この代わりに、以下のようにしてもよい。
すなわち、まず、ICレコーダ1のシステム制御部16が音声ファイル50を記録媒体17から読み出すと共に外部通信回路24を制御してPC2へと送付させる処理を行う。一方、PC2のCPU31は、まず、I/F部39を制御し、ICレコーダ1から送られてくるこの音声ファイル50を取得させる処理を行う。続いて、リンク判定処理の実行によって対応付けられたイベントに係るイベント内容データを、この音声ファイル50におけるファイルヘッダ部51へコメントの情報として書き込むことで、デジタル音声データにイベント内容データを添付する処理を行う。そして、I/F部39を更に制御して、イベント内容データが書き込まれた音声ファイル50をICレコーダ1へ送信させる処理を行う。ICレコーダ1のシステム制御部16は、この音声ファイル50を外部通信回路24に受信させ、受信した音声ファイル50を記録媒体17に格納する処理を行う。
また、上述した実施形態においては、データ処理装置として、PC2を使用していたが、この代わりに、PDA(Personal Digital Assistant :個人向け携帯型情報機器)等を使用することも可能である。
また、上述した実施形態においては、制御プログラムを予め記録させておく記録媒体41の例としてDVD−ROMやCD−ROM等を挙げた。この代わりに、記録媒体41として、通信回線を介してPC2と接続される、プログラムサーバとして機能するコンピュータが備えている記憶装置であってもよい。この場合には、制御プログラムを表現するデータ信号で搬送波を変調して得られる伝送信号を、プログラムサーバより伝送媒体である通信回線を通じて伝送するようにし、PC2では受信した伝送信号を復調して制御プログラムを再生することで当該制御プログラムを実行することができる。
本発明を実施するデータ伝送システムの全体構成を示す図である。 図1Aに示したICレコーダの内部構成を示す図である。 図1Aに示したPCの内部構成を示す図である。 音声ファイルのデータ構造を示す図である。 スケジュール一覧表示画面の画面例を示す図である。 スケジュールファイルのデータ構造を示す図である。 PCによって行われる制御処理の処理内容をフローチャートで示した図である。 同期エラー処理の処理内容をフローチャートで示した図である。 コメント挿入処理の処理内容をフローチャートで示した図である。 ダイアログ画面の画面例を示す図である。 コメント書き込み処理の処理内容をフローチャートで示した図である。 リンク判定処理の処理内容をフローチャートで示した図である。 リンク選択画面の画面例を示す図である。
符号の説明
1 ICレコーダ
2 PC
3 接続ケーブル
11 マイクロホン
12、20 増幅器
13、19 低域通過フィルタ
14 アナログ/デジタル変換器
15 デジタル信号処理部
16 システム制御部
17 記録媒体
18 デジタル/アナログ変換器
21 スピーカ
22 駆動回路
23 表示器
24 外部通信回路
25 操作スイッチ
26、35 リアルタイムクロックモジュール
31 CPU
32 RAM
33 ROM
34 ハードディスク装置
36 読出装置
37 入力部
38 出力部
39 インタフェース部
40 バス
41 記録媒体
50 音声ファイル
51 ファイルヘッダ部
52 音声データ部
60 スケジュールファイル
61 日時データ部
62 イベント内容データ部

Claims (11)

  1. データ処理装置と音声データ記録装置とより構成されるデータ処理システムにおける当該データ処理装置であって、
    日時を示しているスケジュール日時情報と当該スケジュール日時情報に対応付けられている文字列情報とを有しているスケジュール情報を格納しておく格納手段と、
    前記音声データ記録装置に記録されている音声データに添付されている情報であって日時を示している当該情報である音声データ日時情報を取得する音声データ日時情報取得手段と、
    前記音声データ日時情報と前記スケジュール日時情報とに基づいて、前記音声データと前記スケジュール情報との対応付けを行う対応付け手段と、
    前記対応付け手段によって前記音声データに対応付けられたスケジュール情報が有している文字列情報を、前記音声データ記録装置へ宛てて送信する送信手段と、
    を有することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記スケジュール日時情報は、2つの日時を示しており、
    前記対応付け手段は、前記音声データ日時情報で示されている日時が、前記スケジュール日時情報によって示されている2つの日時のどちらかと一致する場合若しくは当該2つの日時の間に含まれる場合に、当該音声データ日時情報が添付されている音声データと、当該スケジュール日時情報に対応付けられているスケジュール情報とを対応付ける、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記音声データに文字列情報が添付されているか否かを判定する判定手段を更に有し、
    前記送信手段は、前記音声データに文字列情報が添付されていないと前記判定手段が判定したときには、前記対応付け手段によって当該音声データに対応付けられたスケジュール情報が有している文字列情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  4. 前記音声データに文字列情報が添付されているか否かを判定する判定手段と、
    前記音声データに文字列情報が添付されていると前記判定手段が判定したときに、当該音声データに添付されている文字列情報の変更の指示を取得する変更指示取得手段と、
    を更に有し、
    前記送信手段は、前記変更の指示を前記変更指示取得手段が取得したときに、前記対応付け手段によって当該音声データに対応付けられたスケジュール情報が有している文字列情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  5. 前記音声データ日時情報によって示されているものと同日の日付を示しているスケジュール日時情報を有しているスケジュール情報を前記格納手段から抽出する抽出手段を更に有し、
    前記対応付け手段は、前記抽出手段によって抽出されたスケジュール情報を前記音声データ日時情報に対応付ける、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  6. 前記抽出手段によって前記スケジュール情報が複数抽出されたときに、スケジュール情報の選択を行う選択手段を更に有し、
    前記対応付け手段は、前記抽出手段によって抽出されたスケジュール情報のうちで前記選択手段によって選択されたものを前記音声データ日時情報に対応付ける、
    ことを特徴とする請求項5に記載のデータ処理装置。
  7. 日時の計時を行う計時手段を更に有し、
    前記送信手段は、前記計時手段によって計時されている日時の情報を、前記対応付け手段が前記対応付けを行う前に前記音声データ記録装置へ宛てて送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  8. 前記送信手段は、音声データ記録装置から送られてきた情報によって示されている日時が、前記計時手段によって計時されている日時と所定時間以上異なっている場合に、前記日時の情報を送信することを特徴とする請求項7に記載のデータ処理装置。
  9. データ処理装置と音声データ記録装置とより構成されるデータ処理システムであって、
    前記データ処理装置は、
    日時を示しているスケジュール日時情報と当該スケジュール日時情報に対応付けられている文字列情報とを有しているスケジュール情報を格納しておく格納手段と、
    前記音声データ記録装置に記録されている音声データに添付されている情報であって日時を示している当該情報である音声データ日時情報を当該音声データ記録装置から取得する音声データ日時情報取得手段と、
    前記音声データ日時情報と前記スケジュール日時情報とに基づいて、前記音声データと前記スケジュール情報との対応付けを行う対応付け手段と、
    前記対応付け手段によって前記音声データに対応付けられたスケジュール情報が有している文字列情報を、前記音声データ記録装置へ宛てて送信する文字列情報送信手段と、
    を有しており、
    前記音声データ記録装置は、
    前記音声データを記録しておく記録手段と、
    前記記録手段に記録されている音声データに添付されている前記音声データ日時情報を前記データ処理装置へ宛てて送信する音声データ日時情報送信手段と、
    前記音声データ日時情報送信手段によって送信された音声データ日時情報を取得した前記データ処理装置から送信される前記文字列情報を取得する文字列情報取得手段と、
    前記音声データ日時情報送信手段によって送信された音声データ日時情報が添付されている音声データに、前記文字列情報取得手段によって取得される文字列情報を添付する文字列情報添付手段と、
    を有している、
    ことを特徴とするデータ処理システム。
  10. データ処理装置と音声データ記録装置とより構成されるデータ処理システムにおける当該データ処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    日時を示しているスケジュール日時情報と当該スケジュール日時情報に対応付けられている文字列情報とを有しているスケジュール情報を格納しておく処理と、
    前記音声データ記録装置に記録されている音声データに添付されている情報であって日時を示している当該情報である音声データ日時情報を取得する処理と、
    前記音声データ日時情報と前記スケジュール日時情報とに基づいて、前記音声データと前記スケジュール情報とを対応付ける処理と、
    前記対応付けの処理によって前記音声データに対応付けられたスケジュール情報が有している文字列情報を、前記音声データ記録装置へ宛てて送信する処理と、
    をコンピュータに行わせるためのプログラム。
  11. データ処理装置と音声データ記録装置とより構成されるデータ処理装置における当該データ処理装置であって、
    日時を示しているスケジュール日時情報と当該日時情報に対応付けられている文字列情報とを有しているスケジュール情報を格納しておく格納手段と、
    前記音声データ記録装置に記録されている音声データを取得する音声データ取得手段と、
    前記音声データに添付されている情報であって日時を示している当該情報である音声データ日時情報を取得する音声データ日時情報取得手段と、
    前記音声データ日時情報と前記スケジュール日時情報とに基づいて、前記音声データと前記スケジュール情報との対応付けを行う対応付け手段と、
    前記対応付け手段によって前記音声データに対応付けられたスケジュール情報が有している文字列情報を、前記音声データに添付する添付手段と、
    を有することを特徴とするデータ処理装置。
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