JP2001243199A - 情報処理装置 - Google Patents
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- JP2001243199A JP2001243199A JP2000055935A JP2000055935A JP2001243199A JP 2001243199 A JP2001243199 A JP 2001243199A JP 2000055935 A JP2000055935 A JP 2000055935A JP 2000055935 A JP2000055935 A JP 2000055935A JP 2001243199 A JP2001243199 A JP 2001243199A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】音声の録音を行う情報端末においては、録音し
たファイルの名前が抽象的である。このため、ファイル
名を見ただけでは録音内容がわからず、ファイルの再生
を行って録音内容を確かめる必要がある。また、録音フ
ァイルと利用者のスケジュールとの関連付けがなされて
おらず、録音ファイルに関して使い勝手が悪い。 【解決手段】情報処理装置において、スケジュール管理
手段が管理している利用者の予定に基づいて録音ファイ
ル名を決める手段を設けた。また、前記情報処理装置に
おいて、前記スケジュール管理手段が管理する予定表内
に、録音ファイルに関する情報を表示するための手段を
設けた。
たファイルの名前が抽象的である。このため、ファイル
名を見ただけでは録音内容がわからず、ファイルの再生
を行って録音内容を確かめる必要がある。また、録音フ
ァイルと利用者のスケジュールとの関連付けがなされて
おらず、録音ファイルに関して使い勝手が悪い。 【解決手段】情報処理装置において、スケジュール管理
手段が管理している利用者の予定に基づいて録音ファイ
ル名を決める手段を設けた。また、前記情報処理装置に
おいて、前記スケジュール管理手段が管理する予定表内
に、録音ファイルに関する情報を表示するための手段を
設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声の録音機能を
備えた情報処理装置に係わり、特に音声の録音機能を備
えた携帯情報端末における録音ファイルのファイル名選
定方法に関する。
備えた情報処理装置に係わり、特に音声の録音機能を備
えた携帯情報端末における録音ファイルのファイル名選
定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置は、据え置きのデスクトッ
プPCと、持ち運んで使用する携帯情報端末とに大きく
分けられる。これらの内で、特に後者の携帯情報端末を
中心としたモバイル・コンピューティング市場は、構成
部品の低価格化、小型化なども手伝って最近成長を続け
ている。携帯情報端末と一口に言ってもその種類は多岐
に渡っており、一般に、A5,B4サイズ等のノートタ
イプ、手帳サイズ程度のパームトップタイプ、手のひら
に収まるPersonal Digital(Data) Assistantsなどに分
類される。また、最近は携帯電話機にもメール送受信機
能やWWW(World Wide Web)閲覧機能などを備える機種
があり、これも携帯情報端末の1種と言える。これらの
携帯情報端末は、ビジネス用、通信用、個人情報管理用
といった使用目的や、使用場所などに応じて求められる
形状、機能が異なる。例えば、利用者が処理を指示する
ための入力手段は、文字入力を主眼としたキーボードを
備えるものから、携帯性を重視したペン型専用入力デバ
イスを備えるものまで様々である。
プPCと、持ち運んで使用する携帯情報端末とに大きく
分けられる。これらの内で、特に後者の携帯情報端末を
中心としたモバイル・コンピューティング市場は、構成
部品の低価格化、小型化なども手伝って最近成長を続け
ている。携帯情報端末と一口に言ってもその種類は多岐
に渡っており、一般に、A5,B4サイズ等のノートタ
イプ、手帳サイズ程度のパームトップタイプ、手のひら
に収まるPersonal Digital(Data) Assistantsなどに分
類される。また、最近は携帯電話機にもメール送受信機
能やWWW(World Wide Web)閲覧機能などを備える機種
があり、これも携帯情報端末の1種と言える。これらの
携帯情報端末は、ビジネス用、通信用、個人情報管理用
といった使用目的や、使用場所などに応じて求められる
形状、機能が異なる。例えば、利用者が処理を指示する
ための入力手段は、文字入力を主眼としたキーボードを
備えるものから、携帯性を重視したペン型専用入力デバ
イスを備えるものまで様々である。
【0003】また、近年はコンピュータの高性能化、低
価格化、情報処理技術の発展などを背景に、音声認識、
音声合成などの技術が大きく進歩しており、音声を扱う
機能に注目が集まっている。携帯情報端末においても、
受信したメールを音声で読み上げる機能や、外出先での
仕事の用件、あるいは会議の内容などを録音する音声録
音機能などが一般的に実用化されている。
価格化、情報処理技術の発展などを背景に、音声認識、
音声合成などの技術が大きく進歩しており、音声を扱う
機能に注目が集まっている。携帯情報端末においても、
受信したメールを音声で読み上げる機能や、外出先での
仕事の用件、あるいは会議の内容などを録音する音声録
音機能などが一般的に実用化されている。
【0004】図9に、携帯情報端末において上記の音声
録音機能を用いた場合の、録音ファイル一覧画面の構成
例を示す。図9では、音声ファイルの形式をWav形式
として表示している。Wav形式はサウンド・ファイル
用の一形式であり、PCM(パルス符号変調)方式によ
って音声のアナログ信号をデジタル化したものである。
利用者は、録音ファイルの一覧画面90を起動すること
で録音したファイルの一覧表91を見ることができる。
一覧表91は、図に示したように、例えばファイル名、
録音した日付、録音開始時間、録音終了時間、録音時
間、および録音ファイルのサイズで構成される。録音
は、利用者が録音ボタン94を選択入力することで開始
され、停止ボタン93を選択することで終了する。ここ
で録音されたファイルには、録音された順番に録音1、
録音2といったファイル名がつけられる。
録音機能を用いた場合の、録音ファイル一覧画面の構成
例を示す。図9では、音声ファイルの形式をWav形式
として表示している。Wav形式はサウンド・ファイル
用の一形式であり、PCM(パルス符号変調)方式によ
って音声のアナログ信号をデジタル化したものである。
利用者は、録音ファイルの一覧画面90を起動すること
で録音したファイルの一覧表91を見ることができる。
一覧表91は、図に示したように、例えばファイル名、
録音した日付、録音開始時間、録音終了時間、録音時
間、および録音ファイルのサイズで構成される。録音
は、利用者が録音ボタン94を選択入力することで開始
され、停止ボタン93を選択することで終了する。ここ
で録音されたファイルには、録音された順番に録音1、
録音2といったファイル名がつけられる。
【0005】録音したファイルの再生も、この画面上か
ら行える。再生は再生ボタン92を選択入力して行う。
また、ファイルの再生場所を戻す場合には巻き戻しボタ
ン95を選択し、再生場所を進めるときには早送りボタ
ン96を選択する。利用者が終了ボタン97を選択する
と、録音ファイルの一覧画面90が終了する。
ら行える。再生は再生ボタン92を選択入力して行う。
また、ファイルの再生場所を戻す場合には巻き戻しボタ
ン95を選択し、再生場所を進めるときには早送りボタ
ン96を選択する。利用者が終了ボタン97を選択する
と、録音ファイルの一覧画面90が終了する。
【0006】このように、音声の録音機能は、会議の録
音やアイデアの保存といった用途に利用されている。録
音機能の使い勝手向上に関しては、例えば、音声情報と
位置情報を組み合わせて保存する方法が特開平11−1
50759に開示されている。
音やアイデアの保存といった用途に利用されている。録
音機能の使い勝手向上に関しては、例えば、音声情報と
位置情報を組み合わせて保存する方法が特開平11−1
50759に開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、携帯情
報端末においては一般的に録音したファイルの情報を表
示する手段が備わっており、利用者は録音ファイルの一
覧を見ることができる。しかしながら、録音されたファ
イルには、録音1、録音2といった名前がつけられるた
め、利用者が後からファイル名を見たときに録音内容を
思い出しにくいという問題点があった。特に録音してか
ら時間が経っているような場合や、録音ファイルが多数
あるような場合には、利用者が録音内容を思い出せない
ことが多く、所望のファイルを見つけるためにファイル
の再生を行い録音内容を確かめなければならなかった。
すなわち、録音されたファイルの名前と録音内容との関
連付けがなされておらず、使い勝手が悪いという問題点
があった。
報端末においては一般的に録音したファイルの情報を表
示する手段が備わっており、利用者は録音ファイルの一
覧を見ることができる。しかしながら、録音されたファ
イルには、録音1、録音2といった名前がつけられるた
め、利用者が後からファイル名を見たときに録音内容を
思い出しにくいという問題点があった。特に録音してか
ら時間が経っているような場合や、録音ファイルが多数
あるような場合には、利用者が録音内容を思い出せない
ことが多く、所望のファイルを見つけるためにファイル
の再生を行い録音内容を確かめなければならなかった。
すなわち、録音されたファイルの名前と録音内容との関
連付けがなされておらず、使い勝手が悪いという問題点
があった。
【0008】また、利用者が録音したファイルを再生す
る場合、図9のような録音ファイル一覧画面上からファ
イルを選択して再生操作を行うか、或いは録音ファイル
が保存されている場所(ディレクトリ)で、直接ファイ
ルを選択指示して再生するといった操作を行う必要があ
り、録音したファイルの再生方法が限られていた。
る場合、図9のような録音ファイル一覧画面上からファ
イルを選択して再生操作を行うか、或いは録音ファイル
が保存されている場所(ディレクトリ)で、直接ファイ
ルを選択指示して再生するといった操作を行う必要があ
り、録音したファイルの再生方法が限られていた。
【0009】さらに、利用者の特定のスケジュール、例
えば会議に関して録音を行う場合、録音ファイルとスケ
ジュールとの関連付けがなされておらず、スケジュール
の側からの録音情報の確認、録音ファイルの再生が行え
ず使い勝手が悪いという問題点があった。
えば会議に関して録音を行う場合、録音ファイルとスケ
ジュールとの関連付けがなされておらず、スケジュール
の側からの録音情報の確認、録音ファイルの再生が行え
ず使い勝手が悪いという問題点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、音声の録音ま
たは再生を行うための録音/再生手段と、該録音/再生
手段によって録音された音声ファイルの一覧表示や管理
を行う録音ファイル管理手段と、利用者の予定などを表
示・管理するためのスケジュール管理手段を少なくとも
備えた情報処理装置において、前記スケジュール管理手
段が管理している利用者の予定に基づいて、録音ファイ
ル名の選定を行うためのファイル名選定手段を設けるこ
とを特徴とする。
たは再生を行うための録音/再生手段と、該録音/再生
手段によって録音された音声ファイルの一覧表示や管理
を行う録音ファイル管理手段と、利用者の予定などを表
示・管理するためのスケジュール管理手段を少なくとも
備えた情報処理装置において、前記スケジュール管理手
段が管理している利用者の予定に基づいて、録音ファイ
ル名の選定を行うためのファイル名選定手段を設けるこ
とを特徴とする。
【0011】該ファイル名選定手段を設けることによ
り、録音ファイルに対して、利用者の予定と対応した名
前をつけられるようにする。具体的には、利用者が音声
の録音動作を行った際に、録音を行った時間に対応する
予定が、スケジュール管理手段が管理する予定表内にあ
るかどうかを確認し、予定がある場合には予定の内容を
反映した名前を録音ファイル名とする。また、予定がな
い場合には、利用者が予め指定した形式に従って、或い
は利用者の入力する情報に従って録音ファイル名を選定
する。
り、録音ファイルに対して、利用者の予定と対応した名
前をつけられるようにする。具体的には、利用者が音声
の録音動作を行った際に、録音を行った時間に対応する
予定が、スケジュール管理手段が管理する予定表内にあ
るかどうかを確認し、予定がある場合には予定の内容を
反映した名前を録音ファイル名とする。また、予定がな
い場合には、利用者が予め指定した形式に従って、或い
は利用者の入力する情報に従って録音ファイル名を選定
する。
【0012】また本発明は、音声の録音または再生を行
うための録音/再生手段と、該録音/再生手段によって
録音された音声ファイルの一覧表示や管理を行う録音フ
ァイル管理手段と、利用者の予定などを表示・管理する
ためのスケジュール管理手段を少なくとも備えた情報処
理装置において、前記録音/再生手段によって録音が行
われたことを前記スケジュール管理手段に通知し、該ス
ケジュール管理手段が管理する予定表内に録音に関する
情報を表示させるようにするためのファイル名選定手段
を設けることを特徴とする。
うための録音/再生手段と、該録音/再生手段によって
録音された音声ファイルの一覧表示や管理を行う録音フ
ァイル管理手段と、利用者の予定などを表示・管理する
ためのスケジュール管理手段を少なくとも備えた情報処
理装置において、前記録音/再生手段によって録音が行
われたことを前記スケジュール管理手段に通知し、該ス
ケジュール管理手段が管理する予定表内に録音に関する
情報を表示させるようにするためのファイル名選定手段
を設けることを特徴とする。
【0013】該ファイル名選定手段を設けることによ
り、予定表内に、録音ファイルがあることを示すマー
ク、あるいは録音ファイルの情報を示すマークをつけら
れるようにする。これにより、予定表内から録音ファイ
ルの有無を確認できるようになると同時に、予定表内か
ら対応する録音ファイルの再生、または録音されたファ
イル情報の確認を行うことが可能となる。
り、予定表内に、録音ファイルがあることを示すマー
ク、あるいは録音ファイルの情報を示すマークをつけら
れるようにする。これにより、予定表内から録音ファイ
ルの有無を確認できるようになると同時に、予定表内か
ら対応する録音ファイルの再生、または録音されたファ
イル情報の確認を行うことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。
いて説明する。
【0015】図1は、携帯情報端末における、本発明の
実施の構成例を示した図である。
実施の構成例を示した図である。
【0016】図1において、1は携帯情報端末装置であ
る。ここで、その処理機能は、その一部は従来の携帯情
報端末における処理機能と同一であり、他の一部が本発
明において付加されたものである。これらの各処理機能
は、主として、CPU(主制御マイクロプロセッサ)2
により処理される本発明になる制御処理プログラム(ソ
フトウェア)を実行することによって実現する。制御処
理プログラムは、主としてメモリ3に保持されており、
また各種データは、一般的に不揮発性の記憶手段4に保
存される。
る。ここで、その処理機能は、その一部は従来の携帯情
報端末における処理機能と同一であり、他の一部が本発
明において付加されたものである。これらの各処理機能
は、主として、CPU(主制御マイクロプロセッサ)2
により処理される本発明になる制御処理プログラム(ソ
フトウェア)を実行することによって実現する。制御処
理プログラムは、主としてメモリ3に保持されており、
また各種データは、一般的に不揮発性の記憶手段4に保
存される。
【0017】携帯情報端末装置1における従来の録音動
作は、音声を入力するマイク5と、録音/再生手段7に
よって行われる。録音/再生手段7には、マイク5から
の入力信号をデジタル信号に変換するA/D(アナログ
/デジタル)変換部が含まれる。録音終了後、録音ファ
イル管理手段8は、録音開始時間、録音終了時間、ファ
イル名などの情報を、例えば図9に示した録音ファイル
一覧画面として表示制御手段10によりディスプレイな
どの表示装置に表示する。このとき、録音開始時間、録
音終了時間、録音時間などの時刻に関する情報は時計9
より取得する。
作は、音声を入力するマイク5と、録音/再生手段7に
よって行われる。録音/再生手段7には、マイク5から
の入力信号をデジタル信号に変換するA/D(アナログ
/デジタル)変換部が含まれる。録音終了後、録音ファ
イル管理手段8は、録音開始時間、録音終了時間、ファ
イル名などの情報を、例えば図9に示した録音ファイル
一覧画面として表示制御手段10によりディスプレイな
どの表示装置に表示する。このとき、録音開始時間、録
音終了時間、録音時間などの時刻に関する情報は時計9
より取得する。
【0018】一方、音声ファイルの再生は、録音/再生
手段7に含まれるD/A(デジタル/アナログ)変換部
によってデジタル出力信号をアナログ信号に変換し、該
アナログ信号をスピーカ6から出力して行われる。
手段7に含まれるD/A(デジタル/アナログ)変換部
によってデジタル出力信号をアナログ信号に変換し、該
アナログ信号をスピーカ6から出力して行われる。
【0019】ファイル名選定手段13は、本発明になる
処理を行う手段である。録音が終了した際、録音ファイ
ル管理手段8はファイル名選定手段13を呼び出す。フ
ァイル名選定手段13は、録音が行われた時刻に利用者
の予定が入っているか否かをスケジュール管理手段12
を利用して確認する。予定が入っていた場合には、予定
の名前の全部或いは一部を反映した名前を、録音したフ
ァイルのファイル名とする。また、入力制御手段11は
利用者からの入力操作を受け付ける部分であり、一般的
にマウス、キーボード、入力ペンとタッチパネルなどの
入力装置を制御する。
処理を行う手段である。録音が終了した際、録音ファイ
ル管理手段8はファイル名選定手段13を呼び出す。フ
ァイル名選定手段13は、録音が行われた時刻に利用者
の予定が入っているか否かをスケジュール管理手段12
を利用して確認する。予定が入っていた場合には、予定
の名前の全部或いは一部を反映した名前を、録音したフ
ァイルのファイル名とする。また、入力制御手段11は
利用者からの入力操作を受け付ける部分であり、一般的
にマウス、キーボード、入力ペンとタッチパネルなどの
入力装置を制御する。
【0020】図2は、図1で示したような携帯情報端末
における、本発明になる録音ファイル名選定の処理手順
を示している。
における、本発明になる録音ファイル名選定の処理手順
を示している。
【0021】ステップS20は、録音を終了するか否か
の判定処理である。通常、録音動作の終了は、利用者が
図9に示した停止ボタン93を選択指示した場合や、記
憶手段4の容量不足により録音を続行できない場合など
に行われる。利用者が録音の終了を指示すると、ステッ
プS21において録音終了日時の抽出処理が行われる。
このとき日時の情報は、図1の時計9から得られる。
の判定処理である。通常、録音動作の終了は、利用者が
図9に示した停止ボタン93を選択指示した場合や、記
憶手段4の容量不足により録音を続行できない場合など
に行われる。利用者が録音の終了を指示すると、ステッ
プS21において録音終了日時の抽出処理が行われる。
このとき日時の情報は、図1の時計9から得られる。
【0022】ステップS22からステップS25は、本
発明による処理手順である。ステップS22ではスケジ
ュール管理手段を呼び出す。スケジュール管理手段は、
一般的にPIM(Personal Information Manager)と呼
ばれる個人情報管理用のソフトウェアであり、スケジュ
ール管理、住所録、メモ帳など、個人用の情報を総合的
に管理するために用いられる。
発明による処理手順である。ステップS22ではスケジ
ュール管理手段を呼び出す。スケジュール管理手段は、
一般的にPIM(Personal Information Manager)と呼
ばれる個人情報管理用のソフトウェアであり、スケジュ
ール管理、住所録、メモ帳など、個人用の情報を総合的
に管理するために用いられる。
【0023】図6に、スケジュール管理手段が管理する
予定表画面の構成例を示す。
予定表画面の構成例を示す。
【0024】図6において60は予定表の表示画面であ
り、例えば9月20日(月曜日)の午前10時から12
時までの時間には、「A社との会議」という予定61が
入力されている。なお図6では、月曜日から金曜日まで
の利用者の予定を表示しているが、1日の予定を表示し
た画面や月間予定を表示する画面の構成など種々の画面
構成を取り得るのは勿論である。
り、例えば9月20日(月曜日)の午前10時から12
時までの時間には、「A社との会議」という予定61が
入力されている。なお図6では、月曜日から金曜日まで
の利用者の予定を表示しているが、1日の予定を表示し
た画面や月間予定を表示する画面の構成など種々の画面
構成を取り得るのは勿論である。
【0025】スケジュール管理手段を呼び出した後、ス
テップS23では、ステップS21で抽出した録音終了
日時に対応する予定があるか否かの判定処理を行う。予
定表に予定が入力されていた場合、ステップS24に進
んで、スケジュール管理手段から該当する予定の名前を
抽出してステップS25に移行する。ステップS25で
は、ステップS24で抽出した名前に基づき録音ファイ
ルの名前を決定する。
テップS23では、ステップS21で抽出した録音終了
日時に対応する予定があるか否かの判定処理を行う。予
定表に予定が入力されていた場合、ステップS24に進
んで、スケジュール管理手段から該当する予定の名前を
抽出してステップS25に移行する。ステップS25で
は、ステップS24で抽出した名前に基づき録音ファイ
ルの名前を決定する。
【0026】ステップS21からステップS25までの
動作に関して、具体的には、例えば9月20日の10時
14分に録音を終了した場合、ステップS21におい
て、録音終了日時として「9月20日の10時14分」
が抽出される。ステップS23でスケジュール管理手段
の予定を確認すると、予定表60の9月20日には10
時から12時まで「A社との会議」61という予定が入
っている。この場合、ステップS24では予定名として
例えば「会議A社」が抽出され、ステップS25におい
て、録音した音声ファイルに「会議A社.wav」というフ
ァイル名が付けられる。
動作に関して、具体的には、例えば9月20日の10時
14分に録音を終了した場合、ステップS21におい
て、録音終了日時として「9月20日の10時14分」
が抽出される。ステップS23でスケジュール管理手段
の予定を確認すると、予定表60の9月20日には10
時から12時まで「A社との会議」61という予定が入
っている。この場合、ステップS24では予定名として
例えば「会議A社」が抽出され、ステップS25におい
て、録音した音声ファイルに「会議A社.wav」というフ
ァイル名が付けられる。
【0027】なお、ステップS24では、予定名の抽出
を「会議A社」として説明したが、これに限らず例えば
名前の抽出は予定名全部としてもよいし、名前が長い場
合には一部を抜粋するようにしてもよい。また、ここで
は該当する予定から予定名を抽出するようにしている
が、これに限らず、予定に含まれる他の情報、例えば予
定が行われる場所、予定に関連する人物名などを抽出す
るようにしてもよい。
を「会議A社」として説明したが、これに限らず例えば
名前の抽出は予定名全部としてもよいし、名前が長い場
合には一部を抜粋するようにしてもよい。また、ここで
は該当する予定から予定名を抽出するようにしている
が、これに限らず、予定に含まれる他の情報、例えば予
定が行われる場所、予定に関連する人物名などを抽出す
るようにしてもよい。
【0028】一方、ステップS23で予定が入力されて
いなかった場合、ステップS26に移行し、予め定めら
れた形式に則って録音ファイル名を決定する。ここで録
音ファイルに付ける名前は、従来と同じ録音1、録音2
という形式でもよいし、利用者が予め設定しておいた所
望の形式としてもよい。利用者が設定する形式として
は、例えばファイルの録音フォーマットを表す名前があ
る。
いなかった場合、ステップS26に移行し、予め定めら
れた形式に則って録音ファイル名を決定する。ここで録
音ファイルに付ける名前は、従来と同じ録音1、録音2
という形式でもよいし、利用者が予め設定しておいた所
望の形式としてもよい。利用者が設定する形式として
は、例えばファイルの録音フォーマットを表す名前があ
る。
【0029】図5に、本発明になる図2の処理手順を用
いて作成した、録音ファイル一覧画面の構成例を示す。
図5において、図9と同一機能部分には同じ番号を付
し、特に必要のない限りその説明を省略する。録音ファ
イルの一覧画面50には、録音したファイルの一覧表5
1と操作ボタン92〜96が表示されている。図5にお
いて図9と異なるのは、録音した音声ファイルのファイ
ル名52と53である。ファイル名52は、前述した具
体例によって作成された名前「会議A社.wav」を表して
いる。また、ファイル名53は図2のステップS26に
対応しており、例えば8kHz,8ビット,ステレオ
(2チャネル)というWav形式で録音されたファイル
に対して、「8k8b2ch.wav」という名前を付
けている。
いて作成した、録音ファイル一覧画面の構成例を示す。
図5において、図9と同一機能部分には同じ番号を付
し、特に必要のない限りその説明を省略する。録音ファ
イルの一覧画面50には、録音したファイルの一覧表5
1と操作ボタン92〜96が表示されている。図5にお
いて図9と異なるのは、録音した音声ファイルのファイ
ル名52と53である。ファイル名52は、前述した具
体例によって作成された名前「会議A社.wav」を表して
いる。また、ファイル名53は図2のステップS26に
対応しており、例えば8kHz,8ビット,ステレオ
(2チャネル)というWav形式で録音されたファイル
に対して、「8k8b2ch.wav」という名前を付
けている。
【0030】図3は、本発明になる録音ファイル名選定
の他の実施形態における処理手順を示している。図3に
おいて、図2と同一機能部分には同じ番号を付し、特に
必要のない限りその説明を省略する。図3の処理におい
て図2と異なるのは、ステップS31の判定処理、およ
びステップS32,S33,S34の処理である。
の他の実施形態における処理手順を示している。図3に
おいて、図2と同一機能部分には同じ番号を付し、特に
必要のない限りその説明を省略する。図3の処理におい
て図2と異なるのは、ステップS31の判定処理、およ
びステップS32,S33,S34の処理である。
【0031】ステップS31では、予定を参照するか否
かの判定を行う。予定を参照する場合はステップS21
に移行して図2と同様の処理を行う。予定を参照しない
場合、すなわちスケジュール管理手段を呼び出さない場
合は、ステップS31からステップS26に移行し、予
め定められた形式に則って録音ファイル名を決定する。
利用者がファイル名の形式を設定していない場合には、
システムによって定められるデフォルトの形式、すなわ
ち録音1、録音2というファイル名がつけられる。これ
は、従来行われていた録音終了時の処理に相当する。
かの判定を行う。予定を参照する場合はステップS21
に移行して図2と同様の処理を行う。予定を参照しない
場合、すなわちスケジュール管理手段を呼び出さない場
合は、ステップS31からステップS26に移行し、予
め定められた形式に則って録音ファイル名を決定する。
利用者がファイル名の形式を設定していない場合には、
システムによって定められるデフォルトの形式、すなわ
ち録音1、録音2というファイル名がつけられる。これ
は、従来行われていた録音終了時の処理に相当する。
【0032】ステップS32は、録音終了時に、利用者
がファイル名を入力するか否かを判定する処理である。
この判定は、例えばファイル名を入力するか否かを確認
するための画面を表示して、ステップS32の時点で利
用者に確認するようにしてもよいし、或いは利用者が事
前にファイル名を入力するか否かを設定しておくように
してもよい。
がファイル名を入力するか否かを判定する処理である。
この判定は、例えばファイル名を入力するか否かを確認
するための画面を表示して、ステップS32の時点で利
用者に確認するようにしてもよいし、或いは利用者が事
前にファイル名を入力するか否かを設定しておくように
してもよい。
【0033】利用者がファイル名を入力しないと判断さ
れた場合、ステップS32からステップS26に移行し
て、予め定められた形式に則って録音ファイル名を決め
る。利用者が、録音した音声ファイルに対する名前の入
力を希望する場合は、ステップS33において入力用の
画面を表示する。
れた場合、ステップS32からステップS26に移行し
て、予め定められた形式に則って録音ファイル名を決め
る。利用者が、録音した音声ファイルに対する名前の入
力を希望する場合は、ステップS33において入力用の
画面を表示する。
【0034】図7に、録音ファイル名の入力画面の構成
例を示す。
例を示す。
【0035】入力画面70には、例えばファイル名入力
箇所71、ファイルの種類の入力箇所72、保存場所の
入力箇所73を設ける。なお、画面構成はこれに限るも
のではない。利用者は、ファイル名入力箇所71に希望
のファイル名を入力することで、録音した音声ファイル
への名前付けを行う。ここで、ファイルの種類は音声の
録音、保存方法によって決まるが、前述したWav形式
の他に、圧縮ファイル形式など種々の形式をとり得る。
また保存場所としては、メモリ3、記憶手段4、或いは
外部記憶手段などが選択可能である。
箇所71、ファイルの種類の入力箇所72、保存場所の
入力箇所73を設ける。なお、画面構成はこれに限るも
のではない。利用者は、ファイル名入力箇所71に希望
のファイル名を入力することで、録音した音声ファイル
への名前付けを行う。ここで、ファイルの種類は音声の
録音、保存方法によって決まるが、前述したWav形式
の他に、圧縮ファイル形式など種々の形式をとり得る。
また保存場所としては、メモリ3、記憶手段4、或いは
外部記憶手段などが選択可能である。
【0036】ファイル名の入力画面70は、利用者が
「OK」ボタン74または「キャンセル」ボタン75を
選択入力するか、或いは右上の終了ボタン97を選択入
力することにより終了する。また、所定時間経過までに
選択入力がないときは、「キャンセル」と見做して入力
画面を終了する。
「OK」ボタン74または「キャンセル」ボタン75を
選択入力するか、或いは右上の終了ボタン97を選択入
力することにより終了する。また、所定時間経過までに
選択入力がないときは、「キャンセル」と見做して入力
画面を終了する。
【0037】入力用画面が終了すると、図3のステップ
S34に移行し、ステップS33の入力画面70で利用
者が入力した情報に基づいて録音ファイル名を決定す
る。すなわち、利用者が「OK」ボタン74を選択指示
した場合は、図7のファイル名入力箇所71に入力され
た名前を録音ファイル名として選択し、利用者が「キャ
ンセル」ボタン75、または終了ボタン57を選択した
場合には、ステップS26と同様の処理によりファイル
名を選定する。
S34に移行し、ステップS33の入力画面70で利用
者が入力した情報に基づいて録音ファイル名を決定す
る。すなわち、利用者が「OK」ボタン74を選択指示
した場合は、図7のファイル名入力箇所71に入力され
た名前を録音ファイル名として選択し、利用者が「キャ
ンセル」ボタン75、または終了ボタン57を選択した
場合には、ステップS26と同様の処理によりファイル
名を選定する。
【0038】以上、図3の処理により、録音日時と対応
する予定がなかった場合にも、録音内容を把握しやすい
ファイル名を付けることが可能となる。
する予定がなかった場合にも、録音内容を把握しやすい
ファイル名を付けることが可能となる。
【0039】上記では、録音した音声ファイルに対して
特定のファイル名を付けるための処理手順について述べ
てきたが、次に予定表に録音情報を付加する場合の処理
手順について説明する。
特定のファイル名を付けるための処理手順について述べ
てきたが、次に予定表に録音情報を付加する場合の処理
手順について説明する。
【0040】図4は、予定表に録音情報を付加する場合
の、本発明になる処理手順を示している。図4におい
て、図2と同一機能部分には同じ番号を付し、特に必要
のない限りその説明を省略する。図4の処理において図
2と異なるのは、ステップS23の判定処理以降の処理
である。
の、本発明になる処理手順を示している。図4におい
て、図2と同一機能部分には同じ番号を付し、特に必要
のない限りその説明を省略する。図4の処理において図
2と異なるのは、ステップS23の判定処理以降の処理
である。
【0041】ステップS23は、録音終了日時に対応す
る予定があるか否かを判定する処理である。対応する予
定が見つかった場合ステップS41に進み、該予定の項
目に対して録音が行われたことを示すマークを付加す
る。一方、録音終了日時に対応する予定がなかった場合
は、ステップS42において、予定表内の対応する時間
に録音マークを挿入する。
る予定があるか否かを判定する処理である。対応する予
定が見つかった場合ステップS41に進み、該予定の項
目に対して録音が行われたことを示すマークを付加す
る。一方、録音終了日時に対応する予定がなかった場合
は、ステップS42において、予定表内の対応する時間
に録音マークを挿入する。
【0042】図8に、本発明になる図4の処理手順を用
いて作成した予定表画面の構成例を示す。図8におい
て、図6と同一機能部分には同じ番号を付し、特に必要
のない限りその説明を省略する。
いて作成した予定表画面の構成例を示す。図8におい
て、図6と同一機能部分には同じ番号を付し、特に必要
のない限りその説明を省略する。
【0043】図8における予定表の表示画面60には、
新たに録音マーク81と録音マーク82が加えられてい
る。録音マーク81は図4のステップS41の処理に対
応し、録音マーク82はステップS42の処理に対応し
て挿入されたものである。すなわち、録音終了日時が
「9月20日の10時14分」であった場合、予定表に
録音終了日時と対応する予定61があるため、ステップ
S41において予定61に録音マーク81が付加され
る。一方、録音終了日時が「9月22日の14時11
分」であった場合、予定表には何も予定が入力されてい
ない。このため、予定表の9月22日、14:11の所
に新たに録音マーク82が挿入される。
新たに録音マーク81と録音マーク82が加えられてい
る。録音マーク81は図4のステップS41の処理に対
応し、録音マーク82はステップS42の処理に対応し
て挿入されたものである。すなわち、録音終了日時が
「9月20日の10時14分」であった場合、予定表に
録音終了日時と対応する予定61があるため、ステップ
S41において予定61に録音マーク81が付加され
る。一方、録音終了日時が「9月22日の14時11
分」であった場合、予定表には何も予定が入力されてい
ない。このため、予定表の9月22日、14:11の所
に新たに録音マーク82が挿入される。
【0044】録音マークは、録音ファイル52や53、
或いは録音ファイルの一覧画面50と連動させることに
よってより効果的に使用することができる。例えば、利
用者は予定表の録音マーク81を選択指示することによ
り、予定表から直接録音ファイル52の再生を行うこと
が可能である。また、例えば録音マーク82と録音ファ
イルの一覧画面50とを連動させた場合には、録音マー
ク82の選択指示により録音ファイルの一覧画面50が
表示される。
或いは録音ファイルの一覧画面50と連動させることに
よってより効果的に使用することができる。例えば、利
用者は予定表の録音マーク81を選択指示することによ
り、予定表から直接録音ファイル52の再生を行うこと
が可能である。また、例えば録音マーク82と録音ファ
イルの一覧画面50とを連動させた場合には、録音マー
ク82の選択指示により録音ファイルの一覧画面50が
表示される。
【0045】このように予定表に録音マーク81、82
を表示することにより、利用者は図5または図9に示し
たような録音ファイルの一覧画面を表示することなく、
録音ファイルがあることを確認できる。さらに、予定表
の画面上から録音ファイルの再生、または確認を行うこ
とが可能となる。
を表示することにより、利用者は図5または図9に示し
たような録音ファイルの一覧画面を表示することなく、
録音ファイルがあることを確認できる。さらに、予定表
の画面上から録音ファイルの再生、または確認を行うこ
とが可能となる。
【0046】なお、本実施例では、ステップS26で録
音したファイルに対してデフォルトのファイル名をつけ
る構成としたが、図2または図3に示したような、予定
を反映したファイル名、或いは利用者が入力したファイ
ル名を付けるようにしてもよい。また、予定表の画面6
0に録音マーク81または82を表示する場合について
説明したが、これに限らず例えば録音ファイル名を表示
したり、録音マークと録音時間を合わせて表示するよう
にしてもよい。
音したファイルに対してデフォルトのファイル名をつけ
る構成としたが、図2または図3に示したような、予定
を反映したファイル名、或いは利用者が入力したファイ
ル名を付けるようにしてもよい。また、予定表の画面6
0に録音マーク81または82を表示する場合について
説明したが、これに限らず例えば録音ファイル名を表示
したり、録音マークと録音時間を合わせて表示するよう
にしてもよい。
【0047】以上、各実施例では、録音終了後にスケジ
ュール管理手段を呼出して予定の確認を行う場合につい
て述べてきたが、これに限らず録音開始時点、あるいは
録音を行っている途中にスケジュール管理手段を呼出す
ようにしてもよい。この場合、例えばステップS23に
示したような予定の有無の確認には、録音開始時点、あ
るいは録音途中において取得した日付と時間の情報を用
いる。
ュール管理手段を呼出して予定の確認を行う場合につい
て述べてきたが、これに限らず録音開始時点、あるいは
録音を行っている途中にスケジュール管理手段を呼出す
ようにしてもよい。この場合、例えばステップS23に
示したような予定の有無の確認には、録音開始時点、あ
るいは録音途中において取得した日付と時間の情報を用
いる。
【0048】また、各実施例では予定表から得られた情
報を基にして、あるいは利用者の希望する形式に従って
録音ファイル名を決めるような実施形態について説明し
たが、予定表から得られる情報を録音データの中、例え
ば先頭などに埋め込むような実施形態としてもよい。ま
た、録音データへの情報の埋め込みと録音ファイル名の
選定とをあわせて行うようにしてもよい。
報を基にして、あるいは利用者の希望する形式に従って
録音ファイル名を決めるような実施形態について説明し
たが、予定表から得られる情報を録音データの中、例え
ば先頭などに埋め込むような実施形態としてもよい。ま
た、録音データへの情報の埋め込みと録音ファイル名の
選定とをあわせて行うようにしてもよい。
【0049】また、本実施例では音声ファイルの形式を
Wav形式として説明したが、これに限らず他の音声/
音楽用のファイル形式による録音、再生についても本発
明を実施することが可能である。さらに、本実施例では
携帯情報端末における録音時の処理について説明を行な
ってきたが、これに限らず、スケジュール情報と録音手
段を利用する形態の機器において本発明を実施すること
ができる。
Wav形式として説明したが、これに限らず他の音声/
音楽用のファイル形式による録音、再生についても本発
明を実施することが可能である。さらに、本実施例では
携帯情報端末における録音時の処理について説明を行な
ってきたが、これに限らず、スケジュール情報と録音手
段を利用する形態の機器において本発明を実施すること
ができる。
【0050】
【発明の効果】本発明は、音声/音楽の録音を行う場合
に、利用者が予定表に入力している予定と対応した名前
を録音ファイル名とするようにしたので、利用者は録音
ファイル名を見ただけで容易に録音内容を推測すること
ができるようになる。
に、利用者が予定表に入力している予定と対応した名前
を録音ファイル名とするようにしたので、利用者は録音
ファイル名を見ただけで容易に録音内容を推測すること
ができるようになる。
【0051】また、録音ファイルがあることを示すマー
ク、あるいは録音ファイルの情報を示すマークを予定表
に付加するようにしたので、利用者は、予定表内から録
音ファイルの有無の確認、或いは録音ファイルの再生を
行うことができる。
ク、あるいは録音ファイルの情報を示すマークを予定表
に付加するようにしたので、利用者は、予定表内から録
音ファイルの有無の確認、或いは録音ファイルの再生を
行うことができる。
【図1】本発明になる携帯情報端末における、機能ブロ
ックを示す図。
ックを示す図。
【図2】本発明になる携帯情報端末の実施形態におけ
る、録音ファイル名選定の処理手順を示すフローチャー
ト。
る、録音ファイル名選定の処理手順を示すフローチャー
ト。
【図3】本発明になる携帯情報端末の実施形態におけ
る、録音ファイル名選定の他の処理手順を示すフローチ
ャート。
る、録音ファイル名選定の他の処理手順を示すフローチ
ャート。
【図4】本発明になる携帯情報端末の第2の実施形態に
おける、予定表に録音情報を付加する場合の処理手順を
示すフローチャート。
おける、予定表に録音情報を付加する場合の処理手順を
示すフローチャート。
【図5】本発明になる携帯情報端末の実施形態におけ
る、録音ファイル一覧画面の構成例を示す図。
る、録音ファイル一覧画面の構成例を示す図。
【図6】スケジュール管理手段が管理する予定表画面の
構成例を示す図。
構成例を示す図。
【図7】録音ファイル名を入力するための画面の構成例
を示す図。
を示す図。
【図8】本発明になる携帯情報端末の第2の実施形態に
おける、予定表画面の構成例を示す図。
おける、予定表画面の構成例を示す図。
【図9】携帯情報端末における、録音ファイル一覧の構
成例を示す図。
成例を示す図。
1…携帯情報端末装置、2…CPU、3…メモリ、4…
記憶手段、5…マイク、6…スピーカ、7…録音/再生
手段、8…録音ファイル管理手段、9…時計、10…表
示制御手段、11…入力制御手段、12…スケジュール
管理手段、13…ファイル名選定手段、50…録音ファ
イルの一覧画面、51…録音したファイルの一覧表、5
2…ファイル名、53…ファイル名、60…予定表の表
示画面、61…予定(A社との会議)、70…入力画
面、71…ファイル名入力箇所、72…ファイルの種類
の入力箇所、73…保存場所の入力箇所、74…「O
K」ボタン、75…「キャンセル」ボタン、81…録音
マーク、82…録音マーク、90…録音ファイルの一覧
画面、91…録音したファイルの一覧表、92…再生ボ
タン、93…停止ボタン、94…録音ボタン、95…巻
き戻しボタン、96…早送りボタン、97…終了ボタ
ン。
記憶手段、5…マイク、6…スピーカ、7…録音/再生
手段、8…録音ファイル管理手段、9…時計、10…表
示制御手段、11…入力制御手段、12…スケジュール
管理手段、13…ファイル名選定手段、50…録音ファ
イルの一覧画面、51…録音したファイルの一覧表、5
2…ファイル名、53…ファイル名、60…予定表の表
示画面、61…予定(A社との会議)、70…入力画
面、71…ファイル名入力箇所、72…ファイルの種類
の入力箇所、73…保存場所の入力箇所、74…「O
K」ボタン、75…「キャンセル」ボタン、81…録音
マーク、82…録音マーク、90…録音ファイルの一覧
画面、91…録音したファイルの一覧表、92…再生ボ
タン、93…停止ボタン、94…録音ボタン、95…巻
き戻しボタン、96…早送りボタン、97…終了ボタ
ン。
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 浩道 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 Fターム(参考) 5B019 JA10 KA04 5B082 EA01 EA09 EA10 GA01 GA02 GC01
Claims (12)
- 【請求項1】 音声の録音または再生を行うための録音
/再生手段と、該録音/再生手段によって録音された音
声ファイルの一覧表示および管理を行う録音ファイル管
理手段と、利用者の予定などを表示/管理するためのス
ケジュール管理手段を少なくとも備えた情報処理装置に
おいて、 前記スケジュール管理手段が管理している利用者の予定
情報に基づいて、録音ファイル名を決めるためのファイ
ル名選定手段を設けたことを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の情報処理装置におい
て、前記ファイル名選定手段は、前記スケジュール管理
手段から予定の名称を取得し、該予定の名称に基づいて
録音ファイル名を決めるようにしたことを特徴とする情
報処理装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の情報処理装置におい
て、前記ファイル名選定手段は、前記スケジュール管理
手段から予定が行われる場所の情報を取得し、該予定が
行われる場所の情報に基づいて録音ファイル名を決める
ようにしたことを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の情報処理装置におい
て、前記ファイル名選定手段は、前記スケジュール管理
手段から予定に関わる人名の情報を取得し、該予定に関
わる人名の情報に基づいて録音ファイル名を決めるよう
にしたことを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載の情報処理装置におい
て、前記ファイル名選定手段は、前記スケジュール管理
手段から予定のカテゴリを取得し、該予定のカテゴリに
基づいて録音ファイル名を決めるようにしたことを特徴
とする情報処理装置。 - 【請求項6】 請求項1に記載の情報処理装置におい
て、前記ファイル名選定手段は、前記スケジュール管理
手段から予定の内容を取得し、該予定の内容に基づいて
録音ファイル名を決めるようにしたことを特徴とする情
報処理装置。 - 【請求項7】 請求項1に記載の情報処理装置におい
て、前記ファイル名選定手段は、前記スケジュール管理
手段から予定の情報を取得できなかった場合に、利用者
が予め設定したファイル名形式に基づいて録音ファイル
名を決めるようにしたことを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項8】 請求項1に記載の情報処理装置におい
て、前記ファイル名選定手段は、前記スケジュール管理
手段から予定の情報を取得できなかった場合に、利用者
が入力したファイル名を録音ファイル名とするようにし
たことを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項9】 請求項1から6の内の一の請求項に記載
の情報処理装置において、前記ファイル名選定手段は、
前記スケジュール管理手段から取得した情報を録音デー
タの中に埋め込むようにしたことを特徴とする情報処理
装置。 - 【請求項10】 音声の録音または再生を行うための録
音/再生手段と、該録音/再生手段によって録音された
音声ファイルの一覧表示および管理を行う録音ファイル
管理手段と、利用者の予定などを表示/管理するための
スケジュール管理手段を少なくとも備えた情報処理装置
において、 前記録音/再生手段によって録音が行われたことを示す
マークを、前記スケジュール管理手段が管理する予定表
内に表示させるようにするためのファイル名選定手段を
設けたことを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項11】 請求項10に記載の情報処理装置にお
いて、前記ファイル名選定手段は、前記録音ファイル管
理手段が管理している録音ファイルに関する情報を、前
記スケジュール管理手段が管理する予定表内に表示する
ようにしたことを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項12】 請求項10または請求項11に記載の
情報処理装置において、前記スケジュール管理手段が管
理する予定表から、前記録音/再生手段を用いた録音フ
ァイルの再生と、録音ファイルに関する情報の表示と、
録音ファイル管理手段を用いた録音ファイルの一覧表示
と、の内の少なくとも一つを行えるようにしたことを特
徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000055935A JP2001243199A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000055935A JP2001243199A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001243199A true JP2001243199A (ja) | 2001-09-07 |
Family
ID=18576973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000055935A Pending JP2001243199A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001243199A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004059966A1 (en) * | 2002-12-25 | 2004-07-15 | Casio Computer Co., Ltd. | Data file storage device, data file storage program and data file storage method |
WO2004062263A1 (fr) * | 2002-12-31 | 2004-07-22 | France Telecom | Procede et dispositif permettant l'annotation et la recherche automatiques de contenus numeriques distants |
JP2007102765A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-04-19 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置、情報記録システム、情報記録方法、並びにプログラムおよび記録媒体 |
JP2007220019A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Olympus Imaging Corp | データ処理装置、データ処理システム、及びプログラム |
CN100397861C (zh) * | 2002-12-25 | 2008-06-25 | 卡西欧计算机株式会社 | 数据文件存储设备和数据文件存储方法 |
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JP2012133419A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Jvc Kenwood Corp | 音声ファイル記録装置、音声ファイル再生装置、音声ファイル記録再生システム、音声ファイル記録方法、音声ファイル再生方法およびコンピュータプログラム |
KR20140077287A (ko) * | 2012-12-14 | 2014-06-24 | 주식회사 엘지유플러스 | 녹음 파일 제어 단말 장치 및 방법 |
-
2000
- 2000-02-28 JP JP2000055935A patent/JP2001243199A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7386576B2 (en) | 2002-12-25 | 2008-06-10 | Casio Computer Co., Ltd. | Data file storage device with automatic filename creation function, data file storage program and data file storage method |
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JP2007220019A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Olympus Imaging Corp | データ処理装置、データ処理システム、及びプログラム |
JP2010123152A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Kenwood Corp | 録音装置、プログラム、及び録音方法 |
JP2012133419A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Jvc Kenwood Corp | 音声ファイル記録装置、音声ファイル再生装置、音声ファイル記録再生システム、音声ファイル記録方法、音声ファイル再生方法およびコンピュータプログラム |
KR20140077287A (ko) * | 2012-12-14 | 2014-06-24 | 주식회사 엘지유플러스 | 녹음 파일 제어 단말 장치 및 방법 |
KR102066750B1 (ko) * | 2012-12-14 | 2020-01-15 | 주식회사 엘지유플러스 | 녹음 파일 제어 단말 장치 및 방법 |
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