JP2005252469A - 画像データファイルの撮影日時情報修正システム - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタルカメラを大型化したりコスト にすることなく、間違った画像データファイルの撮影日時情報を正しく修正する。
【解決手段】パソコン11にデジタルカメラ12を接続すると、撮影日時管理用アプリケーションソフトが立ち上がる。日時設定データの入手先として「PC」を選択すると、時計部19の日時と時計部34の日時とが同時に読み出されて両者の差が算出され、この日時差がハードディスク33に記録されるとともに、デジタルカメラ12に転送される。コントローラ25は、日時差に基づいて時計部19の誤差を修正する。パソコン11は、ユーザに問い合わせを行った後、パソコン11に転送された後の画像データファイルや転送元の画像データファイルの撮影日時情報を日時差に基づいて修正する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮影により得られた画像データファイルの撮影日時情報を修正する画像データファイルの撮影日時情報修正システムに関するものである。
一般的なデジタルカメラには時計(時計回路)が内蔵されており、撮影により得られた画像データファイルに撮影の日付及び時刻の情報(以下撮影日時情報という)が記録される。ところで、デジタルカメラからバッテリーを抜き取ってから時間が経過すると、多くのデジタルカメラの時計は停止し、次にバッテリーを入れて使い始める際には、あらためて時計の日時を設定し直す必要がある。この時、ユーザが時計の日時設定を怠った場合や日時設定はしたものの日時を間違えた場合には、誤った撮影日時が画像データファイルに付加されることになる。
このような不都合を防止するために、デジタルカメラにGPS(Global Positioning System )装置等の通信機器を搭載し、通信により、定期的に自身の時計の日時設定を修正するとともに、既に撮影された画像データファイルの撮影日時情報を修正するデジタルカメラが知られている(例えば特許文献1)。
特開2003−161791号公報
しかしながら、上記GPS装置のような通信機器をデジタルカメラに設けると、デジタルカメラのサイズが大型化するとともに、デジタルカメラの製造コストが高くなる。
本発明は、デジタルカメラを大型化したりコスト にすることなく、間違った画像データファイルの撮影日時情報を正しく修正できる画像データファイルの撮影日時情報修正システムを提供することを目的とする。
本発明の画像データファイルの撮影日時情報修正システムは、被写体を撮影し、得られた画像データを、内蔵したカメラ時計により得られる撮影日時情報とともに画像データファイルに記録するデジタルカメラと、前記デジタルカメラが着脱自在に電気的に接続され、前記デジタルカメラが接続された際に、前記カメラ時計の日時を自身の時計の日時又は外部接続された時計の日時と比較し、両者に差がある場合には、その日時差を算出して記憶装置に記憶した後、前記カメラ時計の日時設定を修正するとともに、前記日時差に基づいて、前記画像データファイルの撮影日時情報を修正するパーソナルコンピュータとからなることを特徴とする。
また、前記パーソナルコンピュータは、前記デジタルカメラから転送して自身の記憶装置に記憶してある画像データファイルの撮影日時情報を、前記日時差に基づいて修正することを特徴とする。
また、前記パーソナルコンピュータは、前記画像データファイルの撮影日時情報を修正する前に、前記画像データファイルを作成した撮影場所を問う表示を表示装置に表示し、撮影場所が時差を有する場合には、自身の記憶装置に予め記憶してある時差情報に基づいて、前記日時差を再計算し、この再計算された日時差によって、時差を有する画像データファイルの撮影日時情報を修正することを特徴とする。
また、前記パーソナルコンピュータは、前記画像データファイルの撮影日時情報を修正する前に、前記画像データファイルを作成した撮影場所を問う表示を表示装置に表示し、撮影場所が時差を有する場合には、インターネット上から現地の日時データをダウンロードし、この現地の日時データに基づいて前記日時差を再計算し、この再計算された日時差によって、時差を有する画像データファイルの撮影日時情報を修正することを特徴とする。
また、前記デジタルカメラは、自身に固有のカメラ固有情報を画像データファイルに付加するとともに、前記パーソナルコンピュータは、接続中のデジタルカメラのカメラ固有情報と自身の記憶装置に記憶してある画像データファイルのカメラ固有情報とが一致する場合のみに、前記記憶装置に記憶してある画像データファイルの撮影日時情報を修正することを特徴とする。
また、前記パーソナルコンピュータは、前記画像データファイルの撮影日時情報を修正する前に、前記カメラ時計の日時と画像データファイルの撮影日時情報の日時とを比較し、前記カメラ時計の日時が画像データファイルの撮影日時情報の日時よりも旧い場合には、その旨を示す警告表示を表示装置に表示することを特徴とする。
本発明の画像データファイルの撮影日時情報修正システムは、パーソナルコンピュータに接続したデジタルカメラのカメラ時計の日時を自身の時計の日時又は外部接続された時計の日時と比較し、両者に差がある場合には、その日時差を算出して記憶装置に記憶した後、カメラ時計の日時設定を修正するとともに、前記日時差に基づいて画像データファイルの撮影日時情報を修正するので、デジタルカメラを大型化したりコスト にすることなく、間違った画像データファイルの撮影日時情報を正しく修正できる。
また、デジタルカメラから転送してパーソナルコンピュータの記憶装置に記憶してある画像データファイルの撮影日時情報を日時差に基づいて修正するので、デジタルカメラのメモリカード等に記憶してある画像データファイルの撮影日時情報だけでなく、パーソナルコンピュータの記憶装置に転送済みの画像データファイルの撮影日時情報までも正しく修正することができる。
また、画像データファイルを作成した撮影場所が時差を伴う場合には、パーソナルコンピュータの記憶装置に予め記憶してある時差情報に基づいて日時差を再計算し、この再計算された日時差によって、時差を有する画像データファイルの撮影日時情報を修正するので、海外での撮影によって得られた画像データファイルの撮影日時情報も現地時間に対応した正しい日時に修正できる。
また、画像データファイルを作成した撮影場所が時差を伴う場合には、インターネット上から現地の日時データをダウンロードし、この現地の日時データに基づいて日時差を再計算し、この再計算された日時差によって、時差を有する画像データファイルの撮影日時情報を修正するので、海外での撮影によって得られた画像データファイルの撮影日時情報も現地時間に対応した正しい日時に修正できる。
また、パーソナルコンピュータに接続してあるデジタルカメラのカメラ固有情報とパーソナルコンピュータの記憶装置に記憶してある画像データファイルのカメラ固有情報とが一致する場合のみに、記憶装置に記憶してある画像データファイルの撮影日時情報を修正するので、パーソナルコンピュータに接続してあるデジタルカメラとは別のデジタルカメラで撮影した画像データファイルの撮影日時情報を誤って修正することが防止できる。
また、カメラ時計の日時が画像データファイルの撮影日時情報の日時よりも旧い場合には、その旨を示す警告表示を表示装置に表示するので、画像データファイルの撮影日時情報に対して、かえって間違った修正を行うことを防止できる。
本発明の撮影日時情報修正システムの実施形態を示す図1において、撮影日時情報修正システムは、パーソナルコンピュータ(以下パソコンという)11とデジタルカメラ12とから構成される。パソコン11は、デジタルカメラ12から転送された画像データファイルをデータストレージに記憶して管理するとともに、デジタルカメラ12の時計の日時(日付及び時刻)設定を正しく修正し、また、デジタルカメラ12のメモリカードに記憶されている画像データファイルの撮影日時情報と、自身のデータストレージに記憶されているデジタルカメラ12からの転送画像データファイルの撮影日時情報とを修正する。
デジタルカメラ12は、撮影部15,画像処理部16,画像メモリ17,操作部18,時計部19,内蔵メモリ20,メディアコントローラ21,USBコントローラ22及びLCD24等の各部と、これらの動作制御を行うシステムコントローラ25とから構成される。
前記時計部19には、日時をカウントする時計回路が設けられている。また、前記メディアコントローラ21には、ソケット(図示せず)を介して、抜き差し自在にメモリカード27が装着される。また、USBコントローラ22には、USBコネクタ28が接続されている。
撮影部15では、撮影レンズ、イメージセンサ、A/Dコンバータ等が並べられており、光学的な被写体像を光電変換し、さらにデジタル変換することで画像データが生成される。画像データは画像処理部16に送られて所定のマトリクス演算、ホワイトバランス調節、ガンマ補正等の信号処理が行われる。
システムコントローラ25は、信号処理済みの画像データに対し、時計部19から取り込まれた撮影日時等の撮影情報データとサムネイル画像データとを付加して画像データファイルを生成し、これを画像メモリ17内に記憶する。画像メモリ17内の画像データファイルは、システムコントローラ25によって適宜読み出され、撮影された画像がLCD24に表示される。
操作部18は、シャッタボタン、ズームキー、設定変更ボタンなどから構成される。システムコントローラ25は、操作部18から入力される信号に応じて、撮影動作やストロボ撮影モードの設定などの各種処理を行う。
パソコン11は、CPU31,メモリ32,ハードディスク(HD)33,時計部34,データ通信部35,USBコントローラ36及びグラフィックスカード37等からなる。このグラフィックスカード37には、表示装置であるLCD38が接続されている。また、USBコントローラ36には、USBコネクタ39,40,41が接続され、USBコネクタ39にはキーボード44,USBコネクタ40にはマウス45,USBコネクタ41には、USBケーブル46を介して、デジタルカメラ12のUSBコネクタ28が接続される。
データ通信部35は、インターネットを介して外部サーバ48に接続されている。外部サーバ48は、日本標準時を配信しているNTPサーバである。データ通信部35は、外部サーバ48から標準日時情報を一定間隔(例えば1分毎)で取得する。この標準日時情報は、CPU31を介して時計部34に送られる。時計部34には、日時をカウントする時計回路が設けられている。時計部34は、外部サーバ48より送られる標準日時情報をもとに時計回路の日時合せを行い、時計回路の日時情報を正確に保つ。
図2に示すように、個々の画像データファイル50は、Exif(Exchangeable Image File Format)形式に対応しており、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式で圧縮された撮影画像データ51と、この撮影画像データを一定間隔で間引いて形成されたサムネイル画像データ52と、撮影情報を記録した Tag情報データ53とから構成される。 Tag情報データ53には、デジタルカメラ12の機種名・シリアルナンバー54,撮影日時情報55としての撮影年月日(時刻も含む)、撮影モード、ストロボ撮影の有無等、撮影に関する情報が記録されている。
次に、上記実施形態の作用について図3のフローチャートを参照して説明する。まず、USBケーブル46を用いてデジタルカメラ12をパソコン11に接続する(st1)。なお、デジタルカメラ12のUSBコネクタ28とUSBケーブル46との間に、周知のクレードルを設けると、より簡単にデジタルカメラ12をパソコン11に接続できる。また、本実施形態では、ユーザの現在の居住地を「東京」とする。
デジタルカメラ12がパソコン11に接続されると、撮影日時管理用アプリケーションソフトが自動的に立ち上がる(st2)。LCD38の画面に日時確認用アイコンが現れるから、これをクリックする(st3)と、図4に示すように、LCD38の画面には、日時設定情報の入手先を「PC」又は「外部サーバ」のいずれか一方から選択するダイアログ56が表示され(st4)、パソコン11,外部サーバ48及びデジタルカメラ12の各日時が一覧表示される。
デフォルトでは、日時設定データの入手先として「PC」が選択されており、文字「PC」の頭部に設けられているラジオボタン57の中心に赤いドットが表示されている。これでよければ、そのまま下方に設けられているOKボタン59をクリックする。もし、「外部サーバ」を選択する場合には、文字「外部サーバ」の頭部に設けられているラジオボタン58又は文字「外部サーバ」をクリックし、ラジオボタン58の中心に赤いドットを表示させてから、OKボタン59をクリックする。なお、前記ドットの色は、赤色に限定されず、例えば青色でもよい。
日時設定データの入手先として「PC」を選択した場合には、OKボタン59をクリックした次の瞬間、CPU31は、時計部19の日時と時計部34の日時とを同時に読み出す。そして、CPU31は、両者の差(時計部34の日時を基準とした時計部19の日時の誤差)を算出し、この日時差をパソコン11のハードディスク33に記録する(st5)。続いて、前記日時差がデジタルカメラ12に転送される(st6)。コントローラ25は、前記日時差を内蔵メモリ20に記憶するとともに、前記日時差に基づいて時計部19の誤差を修正する(st7)。
前記ダイアログ56で「PC」ではなく「外部サーバ」を選択した場合には、OKボタン59をクリックした次の瞬間に、CPU31は、外部サーバ48の日時(外部サーバ48から常時接続でダウンロードしている日時)と時計部19の日時とを同時に読み出す。そして、両者の差を算出して、この日時差をパソコン11のハードディスク33に記録する(st8)。続いて、前記日時差がデジタルカメラ12に転送される(st6)。コントローラ25は、前記日時差を内蔵メモリ20に記憶するとともに、前記日時差に基づいて時計部19の誤差を修正する(st7)。
時計部19の誤差が修正された後、LCD38の画面には、図5に示すように、ハードディスク33に記録されている日時差に基づく修正処理を次の(1)〜(4)から選択するように促すダイアログ61が表示される(st9)。
(1)PCへの転送後データに反映(PCに転送した後の画像データファイルに反映する)
(2)転送元データに反映(メモリカードに記憶されている転送元の画像データファイルに反映する)
(3)両方に反映(両方に反映する)
(4)反映しない
デフォルトでは、(1)の文「PCへの転送後データに反映」の頭部に設けられているラジオボタン62に赤いドットが表示され、(1)が選択されているが、変更したい場合には、他の(2)〜(4)の各文やその頭部に付してあるラジオボタン63〜64をクリックする。この後、下方に設けられているOKボタン66をクリックする。
また、ダイアログ61で(4)を選択した場合には、そのまま撮影日時管理用アプリケーションソフトのプログラムが終了する。また、ダイアログ61で(1)〜(3)のいずれかを選択した場合には、図6に示すように、撮影場所に最も近い都市名をユーザに問うダイアログ68が表示される(st10)。
ダイアログ68のデフォルトでは、プルダウンメニュー69に「東京」が表示されている。撮影場所が日本国内である場合には、撮影場所に最も近い都市は、「東京」であるから、そのまま下方のOKボタン70をクリックする。撮影場所が海外の場合には、ダイアログ68でプルダウンメニュー69をクリックする。このプルダウンメニュー69には、東京と時差のある主要な都市名が表示されるから、その中から撮影場所に最も近い都市名を選択する。
東京との時差がある都市が選択されてからOKボタン70がクリックされると、撮影日時管理用アプリケーションソフトが持っている時差データに従って、前記日時差がCPU31によって再計算される。なお、前記時差データは、例えば東京とニューヨークとの時差が+10時間であることを示すデータである。
OKボタン70がクリックされた後、図7に示すように、全コマ(全ての画像データファイル)又はコマ指定(全ての画像データファイルから一部を指定)の選択を行うダイアログ72が表示される(st11)。ダイアログ72のデフォルトでは、文字「全コマ」の頭部に設けられたラジオボタン73の中央部に赤いドットが表示され、「全コマ」が選択されている。そのままでよい場合には、下方のOKボタン75をクリックする。また、コマ指定を行う場合には、文字「全コマ」又は文字「全コマ」の頭部に設けられたラジオボタン74をクリックして、ラジオボタン74の中央部に赤いドットを表示させてから、OKボタン75をクリックする。
コマ指定を選択してOKボタン75をクリックすると、ダイアログ61で選択した(1)〜(3)に対応するファイルが開かれ、その中に表示されている画像データファイルから修正したいものを選択してから、キーボード44の実行キーを押す(st12)。これにより、又は「全コマ」を選択してからのOKボタン75のクリックにより、図8に示すように、日時差による修正(日時差修正)か、比例配分による修正(比例配分修正)かのいずれかを選択するダイアログ77が表示される(st13)。
前記日時差修正は、時計部19の日時と、時計部34の日時又は外部サーバ48の日時とを同時に読み出し、両者の差を算出した日時差によって画像データファイルの日時情報を修正するものである。また、前記比例配分修正は、前回の時刻修正直後に撮影した画像の日時情報と、今回の時刻修正直前に撮影した画像の日時情報とでは、ずれ量に差があり得ることに鑑みて設けたもので、デジタルカメラ12の時計部19を最後に設定した時の日時を内蔵メモリ20に記憶しておき、前記日時差を、前記最後に設定した時の日から現在の修正日までの日数で均等割りして得られる値(秒未満の位は四捨五入)に、前記最後に設定した日から撮影日までの日数をかけることにより、前記日時差を比例配分し、得られた値によって画像データファイルの日時情報を修正するものである。
日時差修正,比例配分修正のラジオボタン78,79のいずれか一方に赤いドットを表示することにより、日時差修正又は比例配分修正を選択してから、下方のOKボタン80をクリックすると、修正処理が実行される(st14)。すなわち、ダイアログ61で(1)「PCへの転送後データに反映」を選択してあった場合には、デジタルカメラ12からパソコン11のハードディスク33に転送され、記憶されている画像データファイル50の Tag情報データ53の撮影日時情報55が、前記日時差又は日時差の比例配分に基づいて書き換えられる。
また、前のダイアログ61で(2)「転送元データに反映」を選択してあった場合には、メモリカード27に記憶されている転送元の画像データファイル50の撮影日時情報55が、前記日時差又は日時差の比例配分に基づいて書き換えられる。また、(3)「両方に反映」を選択してあった場合には、メモリカード27及びハードディスク33にそれぞれ記憶されている両方の画像データファイル50の撮影日時情報55が、前記日時差又は日時差の比例配分に基づいて書き換えられる。
以上説明した実施形態では、撮影日時情報の修正を行う画像データファイルは、同じデジタルカメラで撮影されたものであることを前提にしてのシステムであったが、ユーザが2台以上のデジタルカメラを所有している場合や、友人から譲渡された画像データファイルがパソコンのハードディスクに書き込まれている場合などには、撮影日時情報を修正しようとする画像データファイルが、パソコンに接続されているデジタルカメラによって撮影されたものでない可能性があるから、不用意に画像データファイルの撮影日時情報を修正することはできない。
画像データファイルには、一般に、撮影に使用したデジタルカメラに固有のカメラ固有情報である機種名・シリアルナンバーが付されているから、撮影日時管理用アプリケーションソフトは、画像データファイルに付記された機種名・シリアルナンバーと、パソコンに接続されているデジタルカメラの機種名・シリアルナンバーとを比較し、一致しない時には、その旨を示す警告表示、例えば「撮影したカメラが違います」等のメッセージをLCD等の表示装置に表示してユーザに注意を促す。なお、機種名が一致せずに、シリアルナンバーが一致するケースは、きわめて稀であるから、シリアルナンバーだけについて比較してもよい。
なお、画像データファイルの機種名・シリアルナンバーとパソコンに接続されているデジタルカメラの機種名・シリアルナンバーとが一致しない場合とは、画像データファイルが、異なるメーカーのデジタルカメラで撮影されたもの、同じメーカーでも異なる機種のデジタルカメラで撮影されたもの、同じメーカーでかつ同じ機種のデジタルカメラでも異なるデジタルカメラで撮影されたもの、などのケースが考えられる。
なお、撮影後にデジタルカメラの電池が放電したり、電池を抜いたまま放置したなどの理由により、時計部が長期間停止しており、デジタルカメラに新しい電池をセットしたが、デジタルカメラの時計部を正しい日時に合わせていなかった場合には、デジタルカメラの時計部の日時と、パソコンの時計部の日時とが大幅にずれる。このような日時差に基づいて、画像データファイルの撮影日時情報を修正すると、かえって間違った修正を行うことになる。したがって、修正前のデジタルカメラの時計部の日時とパソコンの時計部の日時との日時差が、例えば数カ月以上に及ぶ場合には、パソコンは画像データファイルの撮影日時情報を修正せずに、表示装置に警告表示を行い、ユーザに注意を促すことが好ましい。
また、デジタルカメラの時計部が停止した後、デジタルカメラに新しい電池をセットすると、時計部を出荷年月日の午前0時等にリセットするデジタルカメラでは、時計部の日時が画像データファイルの撮影日時情報の日時よりも旧くなる。このような日時差に基づいて、画像データファイルの撮影日時情報を修正すると、かえって間違った修正を行うことになる。したがって、修正前のデジタルカメラの時計部の日時と画像データファイルの撮影日時情報とが逆転している場合には、パソコンは、画像データファイルの撮影日時情報を修正せずに、表示装置に警告表示を行い、ユーザに注意を促すことが好ましい。
また、上記実施形態では、海外で撮影した画像データファイルを修正する場合に、撮影日時管理用アプリケーションソフトが持っている時差データを用いたが、本発明はこれに限定されることなく、インターネット上から現地の正しい日時データをダウンロードして用いてもよい。この場合には、現地の日時とパソコンの時計部の日時とを同時に読み出して両者の差を算出し、この日時差を用いて海外で撮影した画像データファイルを修正する。
本発明の撮影日時情報修正システムの一例を示すブロック図である。 画像データファイルの構成を示す説明図である。 撮影日時情報修正システムのシーケンスを示すフローチャートである。 日時設定情報の入手先を選択するダイアログを示す説明図である。 日時差の反映先を選択するダイアログを示す説明図である。 撮影場所に最も近い都市名を選択するダイアログを示す説明図である。 全コマ又はコマ指定を行うかを選択するダイアログを示す説明図である。 日時の修正方法を選択するダイアログを示す説明図である。
符号の説明
11 パソコン
12 デジタルカメラ
19,34 時計部
20 内蔵メモリ
24,38 LCD
25 コントローラ
27 メモリカード
31 CPU
33 ハードディスク
48 外部サーバ
50 画像データファイル
51 撮影画像データ
53 Tag情報データ
54 機種名・シリアルナンバー
55 撮影日時情報
56,61,68,72,77 ダイアログ

Claims (6)

  1. 被写体を撮影し、得られた画像データを、内蔵したカメラ時計により得られる撮影日時情報とともに画像データファイルに記録するデジタルカメラと、
    前記デジタルカメラが着脱自在に電気的に接続され、前記デジタルカメラが接続された際に、前記カメラ時計の日時を自身の時計の日時又は外部接続された時計の日時と比較し、両者に差がある場合には、その日時差を算出して記憶装置に記憶した後、前記カメラ時計の日時設定を修正するとともに、前記日時差に基づいて、前記画像データファイルの撮影日時情報を修正するパーソナルコンピュータとからなることを特徴とする画像データファイルの撮影日時情報修正システム。
  2. 前記パーソナルコンピュータは、前記デジタルカメラから転送して自身の記憶装置に記憶してある画像データファイルの撮影日時情報を、前記日時差に基づいて修正することを特徴とする請求項1記載の画像データファイルの撮影日時情報修正システム。
  3. 前記パーソナルコンピュータは、前記画像データファイルの撮影日時情報を修正する前に、前記画像データファイルを作成した撮影場所を問う表示を表示装置に表示し、撮影場所が時差を有する場合には、自身の記憶装置に予め記憶してある時差情報に基づいて、前記日時差を再計算し、この再計算された日時差によって、時差を有する画像データファイルの撮影日時情報を修正することを特徴とする請求項1または2記載の画像データファイルの撮影日時情報修正システム。
  4. 前記パーソナルコンピュータは、前記画像データファイルの撮影日時情報を修正する前に、前記画像データファイルを作成した撮影場所を問う表示を表示装置に表示し、撮影場所が時差を有する場合には、インターネット上から現地の日時データをダウンロードし、この現地の日時データに基づいて前記日時差を再計算し、この再計算された日時差によって、時差を有する画像データファイルの撮影日時情報を修正することを特徴とする請求項1または2記載の画像データファイルの撮影日時情報修正システム。
  5. 前記デジタルカメラは、自身に固有のカメラ固有情報を画像データファイルに付加するとともに、前記パーソナルコンピュータは、接続中のデジタルカメラのカメラ固有情報と自身の記憶装置に記憶してある画像データファイルのカメラ固有情報とが一致する場合のみに、前記記憶装置に記憶してある画像データファイルの撮影日時情報を修正することを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の画像データファイルの撮影日時情報修正システム。
  6. 前記パーソナルコンピュータは、前記画像データファイルの撮影日時情報を修正する前に、前記カメラ時計の日時と画像データファイルの撮影日時情報の日時とを比較し、前記カメラ時計の日時が画像データファイルの撮影日時情報の日時よりも旧い場合には、その旨を示す警告表示を表示装置に表示することを特徴とする請求項1ないし5いずれか記載の画像データファイルの撮影日時情報修正システム。
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