JP2007217299A - ゴマージュ化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来使用されている粉末を配合しなくても、十分に優れたゴマージュ効果を発揮するゴマージュ化粧料を提供する。
【解決手段】(A)皮膜形成性水溶性高分子0.5〜5質量%、(B)吸水性樹脂粒子1〜7質量%、(C)一価の低級アルコール0.5〜20質量%及び(D)水を含有するゴマージュ化粧料である。成分(A)の皮膜形成性高分子はアルギン酸ナトリウム及びカルボキシメチルセルロースナトリウムから選ばれた少なくとも一種を用いるのが好ましい。また、成分(B)の吸水性樹脂粒子は、架橋型ポリアクリル酸ナトリウム及びデンプン−アクリル酸ナトリウムグラフト共重合体から選ばれた少なくとも一種を用いるのが好ましい。更に、成分(A)と成分(B)との合計含有量を1.5〜8質量%、かつ成分(A)と成分(B)の含有量比(A)/(B)を1/6〜5/1にするのが好ましい。また、ゴマージュ化粧料には、更に、成分(E)として、水膨潤性粘土鉱物を配合するのが好ましい。

Description

本発明は、ゴマージュ化粧料に関し、更に詳細には、肌に塗布して擦ったとき、かすが容易に短時間に発生しやすく、且つ肌への負担が少ないゴマージュ化粧料に関する。
ゴマージュ化粧料とは、皮膚上に塗布した後、手指あるいは器具等を用いて擦って、消しゴムかす様のかすを出現させ、古くなった角質や汚れ等をこのかすに吸着させ、最後にこのかすを取り除くことによって、皮膚上の古くなった角質や汚れ等を除去することを目的とした化粧料である。このゴマージュ化粧料は、従来から、皮膜形成性物質を含有するものなどが提案され、更にそのゴマージュ効果を上げるために粉末を添加したものが提案されている。例えば、ポリビニルアルコール、デキストリン、カルボキシメチルセルロースナトリウムなどの皮膜形成性水溶性高分子物質と粉体とを含有するゴマージュ化粧料が種々提案されている(特許文献1〜5)。
そして、上記の粉末は、ゴマージュ効果、すなわちかすを出現させ、このかすに皮膚の汚れや重層化した角層を吸着させて除去する効果をさらに向上させるために配合されるが、この粉末には、カオリン、セリサイト、タルク、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、セルロース粉末(結晶セルロース)、ナイロン末、ポリエチレン末など無機物質粉末及び有機物質粉末が種々挙げられている。しかし、ゴマージュ化粧料においては、肌に塗布した後、手指あるいは器具等を用いて、かすが出現するように比較的強く擦るため、これらの固体の粉末が配合されていると、肌への物理的刺激が強くなるなど肌への負担が過度のものとなる問題点があった。
特開2000−169355号公報 特開2000−219618号公報 特開2000−290136号公報 特開2001−89323号公報 特開2003−104868号公報
本発明は、従来使用されている粉末を配合しなくても、十分に優れたゴマージュ効果を発揮するゴマージュ化粧料を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、次の成分(A)、(B)、(C)、(D);
(A)皮膜形成性水溶性高分子0.5〜5質量%
(B)吸水性樹脂粒子1〜7質量%
(C)一価の低級アルコール0.5〜20質量%
(D)水
を含有することを特徴とするゴマージュ化粧料である。
上記の成分(A)の皮膜形成性水溶性高分子はアルギン酸ナトリウム及びカルボキシメチルセルロースナトリウムから選ばれた少なくとも一種を用いるのが好ましい。また、成分(B)の吸水性樹脂粒子は、架橋型ポリアクリル酸ナトリウム及びデンプン−アクリル酸ナトリウムグラフト共重合体から選ばれた少なくとも一種を用いるのが好ましい。更に、成分(A)と成分(B)との合計含有量を1.5〜8質量%、かつ成分(A)と成分(B)の含有量比(A)/(B)を1/6〜5/1にするのが好ましい。また、ゴマージュ化粧料には、更に、成分(E)として、水膨潤性粘土鉱物を配合するのが好ましい。
本発明のゴマージュ化粧料では、成分(A)の皮膜形成性水溶性高分子は、皮膚に塗布したとき皮膚上に皮膜を形成して、擦ったときのかすの出現源になる。そして、成分(B)の吸水性樹脂粒子は、水膨潤状態で化粧料中に存在するが、擦ったときに、その擦り圧力でわずかに水が離漿し吸水率が変化することで、成分(B)が不均一に存在するようになり、そのためかすの出現効果を助長する。そして、このように水がわずかに離漿するが、成分(B)は水膨潤状態にあるため、比較的強く擦っても、肌への物理的刺激が低減され、皮膚への負担が少ない。要するに、本発明のゴマージュ化粧料は、従来ゴマージュ化粧料に配合されていた粉末に代えて、水膨潤状態の吸水性樹脂粒子を配合したので、肌への負担が少ない。また、かすが出現するまでの時間が短い利点がある。
本発明で用いる成分(A)の皮膜形成性水溶性高分子は、化粧料に使用可能な、皮膜形成性の水溶性高分子であり、天然、合成或は半合成の水溶性高分子である。例えば、グアーガム、キサンタンガム、ローカストビーンガム、トラガントガム、アラビアガム、ジェランガム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カルシウム等のアルギン酸塩、カラギーナン、クインスシード、ガラクタン、マンナン、デンプン、ペクチン、デキストリン、カードラン、カゼイン、コラーゲン等の天然系水溶性高分子、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム等の半合成系水溶性高分子、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム等の合成系水溶性高分子等が挙げられる。これらの一種又は二種以上を適宜選択して使用することができる。
成分(A)の皮膜形成性水溶性高分子は、化粧料を皮膚上に塗布後に、或は擦っている間に、水分が揮散して皮膚上に皮膜を形成する。そして、擦ることによって、この皮膜がかすになり、ゴマージュ効果を達成する。上記した皮膜形成性水溶性高分子の中でも、アルギン酸ナトリウム又はカルボキシメチルセルロースナトリウムが好ましく、これらを配合したものは、皮膚上に塗布後の乾燥のための放置時間を取らなくてもかすが出やすい効果を有する。
成分(A)の皮膜形成性水溶性高分子の配合量は、ゴマージュ化粧料中、0.5〜5質量%(以下、単に「%」で示す)であり、好ましくは1〜3%である。この範囲内であれば、擦ったときにかすが出現しやすく、したがって肌への負担が少ない。なお、0.5%より少ない場合は、かすの出現量が少なく、十分なゴマ−ジュ効果が得られず、5%より多い場合は、かすが出る際の肌への負担が多くなり好ましくない。
本発明で用いる成分(B)の吸水性樹脂粒子は、水不溶性で、かつ吸水性の樹脂粒子である。吸水性樹脂は、水と接触すると瞬時に吸水・膨潤する性質を持つ高分子である。この吸水性樹脂としては、デンプングラフト系、ポリアクリル酸塩系、ポリビニルアルコール系、ポリアクリルアミド系、ポリオキシエチレン系などが用いられる。これらは、2種以上併用してもよい。最大吸水量が自重の400〜1000倍程度のもが好ましい。吸水性樹脂粒子は、吸水・膨潤したときに粒径0.5〜1.0mm程度になるものが好ましい。特に好ましい吸水性樹脂は、架橋型ポリアクリル酸ナトリウム粒子及びデンプン−アクリル酸ナトリウムグラフト共重合体粒子である。架橋型ポリアクリル酸ナトリウムは、例えば、サンフレッシュST−500DC、サンフレッシュST−500MPS(いずれも三洋化成工業社製)の商標名で市販されている。デンプン−アクリル酸ナトリウムグラフト共重合体は、例えば、サンフレッシュST−100、サンフレッシュST−100MPS(いずれも三洋化成工業社製)の商標名で市販されている。
成分(B)の吸水性樹脂粒子は、水膨潤状態で化粧料中に存在するが、皮膚に塗布して擦ったときに、その擦り圧力でわずかに水が離漿し吸水率が変化することで、成分(B)が不均一に存在するようになる。そのため、皮膚上に形成された成分(A)の皮膜形成性水溶性高分子の皮膜が、擦ることによってかすになるのを助長する。しかし、この粒子は、水を吸収した状態にあるので、比較的強く擦っても肌を傷めることがなく、肌への負担が少ない。成分(B)の吸水性樹脂粒子の配合量は、ゴマージュ化粧料中1〜7%、好ましくは1〜3%である。配合量が1%より少ないと、かすが出現しにくく、ゴマージュ効果を得るまでに時間を要して肌への負担が多くなり好ましくない。また、配合量が7%より多くなると、化粧料中に水膨潤状態の成分(B)が多く存在しすぎてゴマージュ効果が得られにくくなり好ましくない。
本発明のゴマージュ化粧料は、成分(C)として、一価の低級アルコールを含有する。一価の低級アルコールを配合することにより、ゴマージュ化粧料を皮膚上に塗布したとき、ゴマージュ化粧料からの水分の蒸散速度を上げることができる。そのため、成分(C)は、成分(A)の皮膜形成性水溶性高分子の皮膚上での皮膜形成速度を速める作用がある。成分(C)は、また、擦っている間に成分(B)から離漿する水分の蒸発を助け、成分(B)のかす出現助長作用を速める。本発明に用いられる一価の低級アルコールは、具体的には、エタノール、プロパノール、2−プロパノールなどである。中でもエタノールは、ゴマージュ化粧料を皮膚上に塗布したときの水分の蒸発速度を速める性質に優れており、ゴマージュ化粧の時間を更に短縮できるので特に好ましい。成分(C)の一価の低級アルコールの配合量は、0.5〜20%、好ましくは1〜10%である。配合量が0.5%より少ないと水分の蒸発速度が低下し、かすの出現までに時間がかかり好ましくない、また20%より多いと水分の蒸発が速すぎて十分なゴマージュ効果が得られにくい。
本発明のゴマージュ化粧料は、成分(D)として、水を含有する。水は、成分(A)の皮膜形成性水溶性高分子を溶解し、また成分(B)の吸水性樹脂粒子を水膨潤状態にする目的で配合する。水の配合量は、少なくとも上記の目的を達成できる量である。その具体的な量は、成分(A)及び成分(B)の含有量、及びゴマージュ化粧料の所望とする物性によって適宜に決められる。
本発明のゴマージュ化粧料は、上記の成分(A)〜(D)の必須成分に加えて、更に成分(E)として水膨潤性粘土鉱物を配合することができる。この成分(E)の水膨潤性粘土鉱物を含有させることによって、成分(A)及び成分(B)と相俟って、相乗的に増粘効果を示し、本発明のゴマージュ化粧料の保存安定性をさらに向上させる。成分(E)の水膨潤性粘土鉱物としては、例えば、ベントナイト、モンモリロナイト、ヘクトライト、合成スメクタイト、水膨潤性フッ素雲母等が挙げられる。市販されているものとして、クニピア G−4、スメクトン SA−2(クニミネ工業社製)、BENTONE MA、EW、LT、RV(Elementis社製)、SUBMICA E(大東化成工業社製)等が挙げられる。これらは、一種又は二種以上を適宜選択して使用できる。成分(E)の配合量は、0.1〜3%が好ましい。
また、本発明のゴマージュ化粧料においては、成分(A)の皮膜形成性水溶性高分子と成分(B)の吸水性樹脂粒子との合計量が、皮膚上に塗布して擦ったときのかすの出現に大きく影響する。これはかすの量のみならず、かすが出現するまでの時間にも影響する。成分(B)は、成分(A)の皮膜形成性水溶性高分子と併用することにより、ゴマージュ化粧料に適度な粘性を付与し、塗布により皮膚上に成分(A)の皮膜を形成し易くする。また、塗布後に擦ることによって、水膨潤した成分(B)の中の水がわずかに離漿し、成分(B)の吸水率が変化することで、成分(B)が不均一に存在するようになり、そのためかすの出現効果を助長する。十分なゴマージュ効果を得るためには、成分(A)と成分(B)との合計含有量が1.5〜8%であり、かつ成分(A)と成分(B)の含有量比(A)/(B)が、1/6〜5/1であることが好ましい。
本発明のゴマージュ化粧料には、上記必須成分に加え、通常化粧料に配合される成分、例えば、界面活性剤、炭化水素油、エステル油、シリコン油等の液状油、固形油、半固形油、アルコール類、香料、保湿剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、着色剤、収斂剤、植物抽出物、ビタミン類等の美容成分、粉体等を本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。
本発明のゴマージュ化粧料は、顔、腕、肘、かかとなどのゴマージュに適する。本発明のゴマージュ化粧料は、所望の部位の皮膚に塗布し、そのまま擦ってかすを出現させてもよく、また皮膚上に塗布後、一定時間例えば20秒〜1分間程度放置した後に擦ってかすを出現させてもよい。後者の使用方法の方が、擦ったとき短時間でかすが出現するので、効果が実感でき、好ましい。
〔実施例〕
次に実施例をもって本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらにより、何ら限定されるものではない。
表1及び表2に示す組成及び下記製造方法にてジェル状のフェイス用ゴマージュ化粧料を調製した。得られたフェイス用ゴマージュ化粧料を、(1)ゴマージュ時のかすの出る早さ(かすが出るのに要した擦り回数)、(2)皮膚への負担感のなさ、(3)使用後の肌のきしみ感のなさについて、下記の方法により評価した。その結果を併せて表1、表2に示す。
Figure 2007217299
Figure 2007217299
(製造方法)
成分1〜12を60〜80℃に加熱し、均一に混合後、冷却する。
評価及び判定方法
実施例1の本発明品1〜12及び比較品1〜6の各試料を20名の専門評価パネラーに、1日1品ずつ朝と夜の2回、使用してもらい、(1)ゴマージュ時のかすの出る早さ(かすが出るのに要した擦り回数)、(2)皮膚への負担感のなさ、(3)使用後の肌のきしみ感のなさについて、下記(a)評価基準にて5段階評価し、更に各試料の評点の平均値を(b)4段階判定基準を用いて判定した。
(a)5段階評価基準
(評点) (評価)
(1)かすの出る早さ (2)負担感のなさ (3)きしみ感のなさ
4 : 30回以内 非常にない 非常にない
3 : 31〜50回 ない ない
2 : 51〜70回 普通 普通
1 : 71〜90回 ある ある
0 : 91回以上 非常にある 非常にある
(b)4段階判定基準
(評点の平均値) (判定)
3.0を超える : ◎
2.0を超え、3.0以下 : ○
1.0を超え、2.0以下 : △
1.0以下 : ×
表1の結果から明らかなように、本発明品1〜12は、ゴマージュ時のかすのでる早さ、皮膚への負担感のなさ、使用後の肌のきしみ感のなさに優れ、肌の汚れや古い角質を除去するゴマージュ効果に優れたフェイス用ゴマージュ化粧料であった。
乳化型ゴマージュの例
(成分) (%)
1.アルギン酸ナトリウム 2.0
2.架橋型ポリアクリル酸ナトリウム 2.5
3.ジプロピレングリコール 15.0
4.ベントナイト 0.4
5.エチルアルコール 8.0
6.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 3.0
7.イソステアリン酸 1.0
8.デカメチルシクロペンタシロキサン 1.0
9.モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン 0.5
10.モノイソステアリン酸ソルビタン 1.0
11.防腐剤 0.1
12.精製水 残量
(製造方法)
A:成分6〜10を80℃にて加熱混合する。
B:成分1〜5、11、12を60〜80℃にて加熱混合する。
C:AをBに加え、均一に混合後、冷却し乳化型ゴマージュパックとした。
得られた乳化型ゴマージュパックは、ゴマージュ時のかすのでる早さ、皮膚への負担感のなさ、使用後の肌のきしみ感のなさに優れ、肌の汚れや古い角質を除去するゴマージュ効果に優れていた。
ボディ用ゴマージュ化粧料の例
(成分) (%)
1.カルボキシメチルセルロースナトリウム 3.0
2.架橋型ポリアクリル酸ナトリウム 2.0
3.エチルアルコール 10.0
4.l−メントール 0.5
5.1,3−ブチレングリコール 15.0
6.合成スメクタイト 0.7
7.香料 1.0
8.防腐剤 0.1
9.精製水 残量
(製造方法)
1〜9を60〜80℃に加熱し、均一に混合後、冷却する。
得られたジェル状のボディ用ゴマージュ化粧料は、ゴマージュ時のかすのでる早さ、皮膚への負担感のなさ、使用後の肌のきしみ感のなさに優れ、肌の汚れや古い角質を除去するゴマージュ効果に優れていた。

Claims (5)

  1. 次の成分(A)、(B)、(C)、(D);
    (A)皮膜形成性水溶性高分子0.5〜5質量%
    (B)吸水性樹脂粒子1〜7質量%
    (C)一価の低級アルコール0.5〜20質量%
    (D)水
    を含有することを特徴とするゴマージュ化粧料。
  2. 成分(A)の皮膜形成性水溶性高分子が、アルギン酸ナトリウム及びカルボキシメチルセルロースナトリウムから選ばれた少なくとも一種である請求項1記載のゴマージュ化粧料。
  3. 成分(B)の吸水性樹脂粒子が、架橋型ポリアクリル酸ナトリウム及びデンプン−アクリル酸ナトリウムグラフト共重合体から選ばれた少なくとも一種である請求項1又は2記載のゴマージュ化粧料。
  4. 成分(A)と成分(B)との合計含有量が1.5〜8質量%であり、かつ成分(A)と成分(B)の含有量比(A)/(B)が、1/6〜5/1である請求項1〜3のいずれかに記載のゴマージュ化粧料。
  5. 更に、成分(E)として、水膨潤性粘土鉱物を配合することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のゴマージュ化粧料。
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