JP2007217186A - 振動型搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品を目的の姿勢のものに選別して整列させ、且つ、装置構成を簡素化することができる振動型搬送装置を提供する。
【解決手段】駆動源、該駆動源にて往復振動される板バネ、及び該板バネに連結された第1搬送面1aを有するとともに、当該往復振動にて第1搬送面1a上の部品Wを一端から他端に亘り姿勢整列又は選別しつつ直線状に搬送し得る搬送シュート1と、該搬送シュート1による姿勢整列又は選別の過程で落下した部品Wを当該搬送シュート1の一端側へ戻す第2搬送面2aを有する直線状の返送用シュート2とを具備した振動型搬送装置において、搬送シュート1の第1搬送面1aに付与される往復振動を返送用シュート2に伝達して第2搬送面2aを往復振動させる棒状部材9を備えたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、往復振動にて第1搬送面上の部品を一端から他端に亘り姿勢整列又は選別しつつ直線状に搬送し得る搬送シュート、及び該搬送シュートによる姿勢整列又は選別の過程で落下した部品を受ける第2搬送面を有し、受けた部品を当該搬送シュートの一端側へ戻す直線状の返送用シュートを具備した振動型搬送装置に関するものである。
一般に、ばらの状態で貯蔵された部品(ワーク)を所望加工装置に整列供給するために振動式フィーダが多く用いられており、例えば、ボウル状のホッパフィーダ(パーツフィーダ)によってワークの方向姿勢の矯正、選別及び整列などを行い、その出口から排出された部品を振動型の直進フィーダ(振動型搬送装置)にて直線状に搬送するようになっていた。即ち、振動型の直進フィーダは、ボウルフィーダで整列した部品の姿勢を保ちつつ次工程の所望加工装置に送り込むとともに、一定の数量を蓄えておくための所謂バッファとしての機能を有した動作を行っている。
然るに、直進フィーダにて整列動作をさせれば、別個のボウルフィーダが不要となり設置面積が小さくすむこと、及び部品の方向姿勢の矯正等を行わせる整列部材を直線状に配置することができ円弧状のホッパフィーダより形状が簡素になること等の有利性を勘案し、従来より、直進フィーダにて部品整列供給を行わせるものが提案されるに至っている(例えば特許文献1参照)。
かかる従来の振動型搬送装置は、各々直線状の搬送面を有して板バネにて支持された2つのトラフと、これらトラフそれぞれにを独立して駆動する加振機構とを具備するとともに、一方のトラフにて部品を所定の姿勢に矯正して整列つつ搬送し、矯正されなかった部品を他方のトラフに落下させ、その部品を逆方向に搬送した後、当該一方のトラフに戻し得るよう構成されている。
特開昭59−97912号公報
しかしながら、上記従来の振動型搬送装置においては、部品の姿勢を矯正しつつ整列させる機能を有するものの、トラフ毎の独立した加振機構(駆動源)が必要であるため、部品点数が増加して構成が複雑となってしまうとともに、それぞれの加振のための制御が複雑となってしまうという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、部品を目的の姿勢のものに選別して整列させ、且つ、装置構成を簡素化することができる振動型搬送装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、駆動源、該駆動源にて往復振動される板バネ、及び該板バネに連結された第1搬送面を有するとともに、当該往復振動にて第1搬送面上の部品を一端から他端に亘り姿勢整列又は選別しつつ直線状に搬送し得る搬送シュートと、該搬送シュートによる姿勢整列又は選別の過程で落下した部品を当該搬送シュートの一端側へ戻す第2搬送面を有する直線状の返送用シュートとを具備した振動型搬送装置において、前記搬送シュートの第1搬送面に付与される往復振動を前記返送用シュートに伝達して第2搬送面を往復振動させる伝達手段を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の振動型搬送装置において、前記伝達手段は、前記搬送シュートと返送用シュートとを連結する棒状部材又は板状部材から成ることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の振動型搬送装置において、前記返送用シュートの第2搬送面は、その前後方向に形成された板材にて支持されるとともに、当該板材は、所望角度に撓んで任意の振動角度に調整され得ることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の振動型搬送装置において、前記板材は、前後独立して任意の振動角度に調整され得ることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3又は請求項4記載の振動型搬送装置において、前記板材の端部を固定する取付部材を具備するとともに、当該取付部材は、その取付方向に対して直交する一対の面が互いに対称形状とされたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項2〜請求項5の何れか1つに記載の振動型搬送装置において、前記棒状部材又は板状部材は、その延設方向に対する固定位置が可変とされたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1〜請求項6の何れか1つに記載の振動型搬送装置において、前記返送用シュートの第2搬送面を構成する部材は、軽量な樹脂材から成ることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1〜請求項7の何れか1つに記載の振動型搬送装置において、前記駆動源は、前記第1搬送面と連結された作用質量部材と、所定の錘が形成された反作用質量部材と、前記作用質量部材及び反作用質量部材と板バネを介して接続された共通ベースと、前記作用質量部材及び反作用質量部材のそれぞれに配設されて振動を付与する加振手段とを具備し、前記作用質量部材が第1搬送面に振動を伝達するとともに前記反作用質量部材が当該振動による反作用を打ち消すものであることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の振動型搬送装置において、前記棒状部材又は板状部材から成る伝達手段の一端は、前記反作用質量部材に固定されて前記返送用シュートと連結されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、伝達手段により搬送シュートの第1搬送面に付与される往復振動を返送用シュートに伝達し得るので、返送用シュートを往復振動させるための駆動源が不要となる。従って、部品を目的の姿勢のものに選別して整列させ、且つ、装置構成を簡素化することができる。
請求項2の発明によれば、伝達手段は、搬送シュートと返送用シュートとを連結する棒状部材又は板状部材から成るので、装置構成を更に簡素化することができる。
請求項3の発明によれば、返送用シュートの第2搬送面は、その前後方向に形成された板材にて支持されるとともに、当該板材は、所望角度に撓んで任意の振動角度に調整され得るので、返送用シュートの第2搬送面に付与される往復振動を搬送シュートとは独立して容易に調整することができる。即ち、搬送シュートとは別個の条件にて返送用シュートによる搬送を行わせることができ、単一の駆動系でありながら、当該搬送シュートと返送用シュートの条件を独立して、且つ、簡易に調整できるのである。従って、搬送シュートによる姿勢整列機能を十分に発揮しながら返送シュートによる返送機能をも高めることができる。
請求項4の発明によれば、板材が前後独立して任意の振動角度に調整され得るので、返送用シュートの第2搬送面に付与される往復振動を、当該第2搬送面の形態に応じて前後それぞれで適宜調整することができる。特に、半浮動型の直進フィーダに適用した場合、板材を前後独立して任意の振動角度に調整すれば、変動要素が多く搬送シュート側の不安定な往復運動が返送用シュート側に伝達される際に容易にこれを補正することができ、第2搬送面による部品の確実な搬送を図ることができる。
請求項5の発明によれば、取付部材は、その取付方向に対して直交する一対の面が互いに対称形状とされているので、返送用シュートを左右何れの方向からも取付け容易とされ、板材やその取付部材等を共用可能としてそれら在庫管理を容易且つ簡素化することができる。
請求項6の発明によれば、棒状部材又は板状部材は、その延設方向に対する固定位置が可変とされたので、板材を所望角度に撓ませて任意の振動角度に調整するのを容易に行わせることができる。
請求項7の発明によれば、返送用シュートの第2搬送面を構成する部材は、軽量な樹脂材から成るので、伝達手段による往復振動の伝達をより効率的に行わせることができる。
請求項8の発明によれば、作用質量部材が第1搬送面に振動を伝達するとともに反作用質量部材が当該振動による反作用を打ち消すことができるので、振動の漏れを回避でき、騒音の発生を抑制し得るとともに、搬送ムラを防止して安定した部品の搬送を行わせることができる。また、第1搬送面に対しても振動の漏れを抑制できるので、部品の送り精度を向上させることができるとともに、架台剛性を特別に高める必要がなくなる。
請求項9の発明によれば、棒状部材又は板状部材から成る伝達手段の一端は、反作用質量部材に固定されて返送用シュートと連結されたので、振動の反作用を有効に活用でき、伝達手段を介する振動の伝達を効率よく行わせることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
第1の実施形態に係る振動型搬送装置は、図1〜図3で示すように、往復振動にて第1搬送面1a上の部品を一端から他端に亘り姿勢整列又は選別しつつ直線状に搬送し得る搬送シュート1と、該搬送シュート1による姿勢整列又は選別の過程で落下した部品を受ける戻し送路1bと、該戻し送路1bで受けた部品を当該搬送シュート1の一端側へ戻す第2搬送面2aを有する直線状の返送用シュート2とを具備したものである。尚、図中符号Bは、本振動型搬送装置を相手機械の取付部Cに固定させるための架台を示している。
搬送シュート1の第1搬送面1aには、部品Wを選別するための整列用ツーリング部材4と、部品Wの姿勢を維持するためのゲート部3aを有する整列用シュート3と、戻し送路1bとが形成されており、当該整列用ツーリング部材4、整列用シュート3及び戻し送路1bが一体として往復振動し得るよう構成されている。ゲート部3aは、部品Wの姿勢を維持しつつ一列に整列させるもので、その先端から次工程へ供給され得るようになっている。
しかして、第1搬送面1a上の部品Wは、整列用ツーリング部材4にて姿勢整列されて選別された後、目的の姿勢である部品Wのみを整列用シュート3で直線状に搬送されることとなる。また、目的の姿勢ではなく、整列用ツーリング部材4にて選別除外された部品Wは、戻し送路1bに落下し、搬送シュート1の一端(図1中左端)から他端(同右端)まで搬送されることとなる。かかる戻し送路1bの他端側の壁面は、返送用シュート2側に向かって屈曲形成されており、当該壁面に達した部品W(具体的には選別除外された部品W)を返送用シュート2の第2搬送面2aに案内し得るようになっている。
然るに、搬送シュート1には、その第1搬送面1aを往復振動させるための駆動源が配設されている。かかる駆動源は、図10〜図13で示すように、交流電磁石14が形成された作用質量部材16と、鉄心15及び錘13が形成された反作用質量部材12と、作用質量部材16及び反作用質量部材12と共通ベース11とに亘って形成された板バネ17、5とを有して構成されている。より具体的には、作用質量部材16は内側の一対の板バネ17を介して、反作用質量部材12は外側の一対の板バネ5を介して共通ベース11に接続されているのである。
交流電磁石14と鉄心15とは、微小寸法離間して配設されつつ交流電磁石14への通電により共振を生じさせることにより振動を付与する加振手段を構成している。この加振手段による共振がなされると、板バネ17及び5の介在により作用質量部材16と反作用質量部材12とが互いに反対方向に往復振動し、そのうち作用質量部材16と連結した第1搬送面1aが往復振動し得るようになっている。この往復振動により第1搬送面1a上の部品Wが一端から他端へ搬送されるのである。尚、加振手段は、上記の如き形態に限らず、例えば圧電素子等を利用したものであってもよい。
一方、作用質量部材16とは逆方向に錘13を有した反作用質量部材12が往復振動することにより、当該作用質量部材16の振動による反作用を打ち消すようになっている。かかる錘13は、図12に示すように、反作用質量部材12から突出した一対のボルト18に積層した状態にて係止されたもので、反作用を打ち消すべき重さとなる枚数で係止されるようになっている。これにより、所望重さとなる如く錘13をボルト18に抜き差しすれば、所定の重さに調整することができる。
上記の如く、本実施形態においては、振動の反作用を打ち消すことができる所謂平衡型の振動フィーダとしているため、振動の漏れを回避でき、騒音の発生を抑制し得るとともに、搬送ムラを防止して安定した部品の搬送を行わせることができる。また、第1搬送面に対しても振動の漏れを抑制できるので、部品Wの送り精度を向上させることができるとともに、架台B及び取付部Cの剛性を特別に高める必要がなくなる。
また、本実施形態においては、板バネ17、5の板厚、スパン、焼き入れ条件などのばらつきを抑えることは勿論、取付位置(高さ)をそろえて組立誤差を極力減らすために上端及び下端には全て板バネ17、5の組立基準となるショルダー部を設けており、特別な治具がなくても現場で正確に組み立てられるようになっている。また、本実施形態の如く板バネ17、5を共通ベース11等に対して直交して構成し、組立時に所定角度とさせているので、機械加工を容易とし、ばらつきを低減させ、その結果板バネの位置関係を高精度に保つことができる。
一方、返送用シュート2は、搬送シュート1と略平行に形成されるとともに、該搬送シュート1による姿勢整列又は選別の過程で落下した部品Wを受ける第2搬送面2aを有し、受けた部品Wを当該搬送シュート1の一端側(図1中左端側)へ戻すべく直線状に形成されたものである。より具体的には、返送用シュート2は、図3に示すように、架台Bに固定された支持部材10上に前後一対の板材6を介して支持されたものであり、後述する伝達手段の作用により往復振動して、第2搬送面2a上の部品Wを搬送シュート1とは逆向きに搬送するよう構成されたものである。即ち、返送用シュート2には、駆動源が配設されておらず、専ら伝達手段から伝達された往復振動により駆動されるのである。
また、返送用シュート2の第2搬送面2aを構成する部材(後述する板材6にて支持され往復振動する部材)は、軽量な樹脂材から成るものである。これにより、後述する伝達手段による往復振動の伝達をより効率的に行わせることができる。尚、樹脂材の他、軽量な材料(例えば発泡材や軽量合金など)にて当該部材を構成するようにしてもよいが、樹脂材とした場合、成型性がよく、樹脂成形により大量に生産することができ、装置の製造コストを抑制することができる。
伝達手段は、上述のように、第1搬送面1aに付与される往復振動を返送用シュート2に伝達して第2搬送面2aを往復振動させるものであり、本実施形態においては、図2に示すように、断面が一様な円形とされた棒状部材9(丸棒状とされた線状部材)から成る。かかる棒状部材9は、例えばステンレスなど比較的軟質な金属から成るもので、図4及び図5に示すように、その一端が搬送シュート1における反作用質量部材12から突設された固定手段8に固定されるとともに、他端が返送用シュート2から突設された固定手段7に固定され、搬送シュート1と返送用シュート2とを連結している。
固定手段8及び7には、それぞれ切欠き8a、7aが形成されており、該切欠き8a、7aを貫通して固定ボルトb1、b2が形成されている。そして、固定ボルトb1及びb2を緩めた状態にて切欠き8a、7aに棒状部材9の一端及び他端をそれぞれ挿通させた後、当該固定ボルトb1、b2を締め付けることにより棒状部材9の一端と他端とが切欠き8a、7a内で固定されるので、搬送シュート1と返送用シュート2とが棒状部材9を介して連結されるようになっている。
従って、伝達手段(棒状部材9)により搬送シュート1の第1搬送面1aに付与された往復振動を返送用シュートに伝達し得るので、返送用シュート2を往復振動させるための駆動源が不要となり、部品を目的の姿勢のものに選別して整列させ、且つ、装置構成を簡素化することができる。また、伝達手段が、搬送シュート1と返送用シュート2とを連結する棒状部材9から成るので、装置構成を更に簡素化することができる。かかる棒状部材9に代えて板状部材としてもよく、その場合であっても上記効果を得ることができる。
ここで、返送用シュート2の第2搬送面2aを支持する一対の板材6は、所望角度に撓んで任意の振動角度に調整され得るものである。例えば、図6で示されるように、それぞれ床面に対して鉛直方向に延設された一対の板材6を配設しておくとともに、返送用シュート2の第2搬送面2aを構成する部材を同図右方向(矢印方向)へ移動させると、その移動に伴い、図7〜図9に示すように、板材6が所望角度まで撓み得るようになっているのである。
特に、返送用シュート2を駆動するには板材6による支持が通常の板バネのように大きな剛性と抵抗を持っていると良好な動作を得ることができないので、当該板材6は4節リンク機構の支点の如く滑接で支持するのが好ましい。従って、板材6は、鋼板等を焼き入れしたばね鋼材ではなく、軟鋼の薄い板状部材で構成し、曲げ剛性が極めて小さくなっているものである。
本実施形態の構成によれば、板材6を所望角度まで撓ませることにより任意の振動角度に調整され得るので、返送用シュート2の第2搬送面2aに付与される往復振動を搬送シュート1とは無関係に且つ独立して容易に調整することができる。即ち、搬送シュート1とは別個の条件にて返送用シュート2による搬送を行わせることができ、単一の駆動系でありながら、当該搬送シュート1と返送用シュート2の条件を独立して、且つ、簡易に調整できるのである。従って、搬送シュート1による姿勢整列機能を十分に発揮しながら返送シュート2による返送機能をも高めることができるとともに、板材6を所望角度まで撓ませることで、振動角度が無段階に調整され得る。
また、上記したように、伝達手段としての棒状部材9は、その一端と他端とが固定ボルトb1、b2を締め付けることにより固定手段8及び7にそれぞれ固定され得るので、当該棒状部材9の延設方向に対する固定位置が可変とされている。これにより、板材6を撓ませるべく返送用シュート2を移動させた際に当該返送用シュート2の固定手段8及び7の相対的位置が変化しても、当該変化に合致した棒状部材9の固定を図ることができる。従って、板材6を所望角度に撓ませて任意且つ無段階で振動角度を調整するのを容易に行わせることができる。
同時に、伝達手段としての棒状部材9は、その一端と他端とが固定ボルトb1、b2を締め付けることにより固定手段8及び7にそれぞれ固定され得るので、当該棒状部材9の径が多少異なるものを使用する場合であっても容易に固定させることができ、汎用性をより向上させることができる。また、径が異なる棒状部材9に容易に適用できるため、返送用シュート2の質量の変更などにも対応することができる。
また更に、本実施形態においては、支持部材10を固定させるためのボルトb3は、当該支持部材10に形成された長孔10aを挿通した状態とされている。これにより、板材6を撓ませるべく返送用シュート2を移動させた後、ボルトb3に対する支持部材10の移動を許容することができる。尚、本実施形態においては、返送用シュート2の第2搬送面2aを構成する部材を移動させて板材6を所望角度まで撓ませているが、支持部材10側を移動させて板材6を撓ませるようにしてもよい。
次に、本実施形態に係る振動型搬送装置における作用について説明する。
まず、次工程に供給すべき部品Wを搬送シュート1の一端(図1の左端)側にばらの状態で供給するとともに、交流電磁石14に所定の電圧を印加し通電させる。これにより、鉄心15との間で共振し、その往復振動が作用質量部材16を介して第1搬送面1aに伝達され、当該往復振動にて部品Wが搬送される。
そして、部品Wは、搬送過程において、整列用ツーリング部材4にて姿勢整列されて選別された後、目的の姿勢である部品Wのみがゲート部3aを通過して次工程へ供給されることとなる。また、整列用ツーリング部材4にて選別除外された部品Wは、戻し送路1bに落下して同方向に搬送された後、その他端側で返送用シュート2の搬送面2aに案内されることとなる。
一方、交流電磁石14への通電で共振を生じさせて鉄心15は、反作用質量部材12と共に作用質量部材16とは逆方向へ往復振動することとなる。この往復振動は、反作用質量部材12に形成された固定手段8を介して棒状部材9に伝わるとともに、固定手段7を介して返送用シュート2に伝達される。尚、搬送シュート1に付与される往復振動と返送用シュート2に付与される往復振動とは上下方向成分が逆向きとなるため、両部材の振幅による変位を棒状部材9が吸収すべく微少量S状に撓むこととなる。このようにして伝達された往復振動により返送用シュート2における第2搬送面2a上の部品Wは、搬送シュート1とは逆方向へ搬送される。
ここで、第2搬送面2aは、上り勾配を有しているため、戻し送路1bから案内された部品Wは、当該勾配を登りつつ搬送され、搬送シュート1の一端側へ戻されることとなる。しかして、返送用シュート2に付与される往復振動は、部品Wが坂を登ることができる振動角度となっている必要があり、それに応じて板材6を予め必要な角度まで撓ませてあるので、駆動系が単一であるにも拘わらず、返送用シュート2を搬送シュート1とは独立して振動角度を調整することができるようになっている。
以上のように、直線状の搬送シュート1とは略平行に返送用シュート2を設けるとともに、搬送シュート1にて部品Wの姿勢整列及び選別を行わせることができるので、ボウル状のフィーダ等が不要であり、装置の設置スペースを小さくすることができる。また、搬送シュート1が直線状なので、円弧状のボウル状フィーダ等に比べ、整列用ツーリング部材4の形成が容易であり、精度よく目的姿勢の部品Wの選別を行わせることができる。
本実施形態によれば、棒状部材9(板状部材であってもよい)から成る伝達手段の一端は、反作用質量部材12に固定されて返送用シュート2と連結されたので、振動の反作用を有効に活用でき、伝達手段を介する振動の伝達を効率よく行わせることができる。尚、これに代えて、棒状部材9の一端を搬送シュート1の他の部位(例えば、第1搬送面1aを構成する部材の一部や作用質量部材16等)に固定させるようにしてもよい。
また、棒状部材9が比較的軟質なステンレス材から成るので、既述の如く往復振動の伝達時にS字状に撓むことができるとともに復元できるので、往復振動をより正確に伝達することができる。これは伝達手段を板状部材に代えても同様である。尚、棒状部材9(板状部材を含む)は、比較的軟質且つ座屈や折れ曲がりによる塑性変形しにくいものであれば、鋼材など他の材料から成るものであってもよく、特に棒状部材の場合、その断面形状は一様であれば円形とは異なる形状であってもよい。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば駆動源(例えば交流電磁石14及び鉄心15等から構成される加振手段)による往復振動に対する反作用を打ち消す手段を具備しないもの(所謂平衡型フィーダでない通常の直進型フィーダ)にも適用することができる。また、伝達手段の固定手段は、本実施形態の如きものに限定されず、搬送シュートと返送用シュートとを連結して当該搬送シュート側の往復振動を返送シュート側に伝達させ得るものであれば種々形態のものとすることができる。
次に、本発明に係る第2の実施形態について説明する。
本実施形態に係る振動型搬送装置は、所謂半浮動型直進フィーダから成るもので、図14〜図17に示すように、往復振動にて第1搬送面19a上の部品を一端から他端に亘り姿勢整列又は選別しつつ直線状に搬送し得る搬送シュート19と、該搬送シュート19による姿勢整列又は選別の過程で落下した部品を受ける戻し送路19bと、該戻し送路19bで受けた部品を当該搬送シュート19の一端側へ戻す第2搬送面20aを有する直線状の返送用シュート20とを具備したものである。尚、図中符号Bは、本振動型搬送装置を相手機械に固定させるための架台、符号Gは防振ゴムをそれぞれ示している。
搬送シュート19の第1搬送面19aには、部品Wを選別するための整列用ツーリング部材22と、部品Wの姿勢を維持するためのゲート部21aを有する整列用シュート21と、戻し送路19bとが形成されており、当該整列用ツーリング部材22、整列用シュート21及び戻し送路19bが一体として往復振動し得るよう構成されている。ゲート部21aは、部品Wの姿勢を維持しつつ一列に整列させるもので、その先端から次工程へ供給され得るようになっている。尚、搬送シュート19の機能や作用等は、第1の実施形態における搬送シュート1と同様である。
然るに、搬送シュート19には、その第1搬送面19aを往復振動させるための駆動源(図示せず)と、該駆動源の往復振動により生じる搬送シュート19の反作用力で当該搬送シュート19と逆位相で往復振動する下側振動体24(図16参照)とが配設されている。これにより、振動源が駆動すると、板バネ23を介して搬送シュート19を往復振動させ、第1搬送面19a上の部品Wを順次搬送させるとともに、その反作用で下側振動体24を防振ゴムGの弾力により逆位相で往復振動させて釣り合わせ、架台B側へ振動が伝達されるのを防止し得るようになっている。このような直進フィーダを半浮動型と呼ぶこととする。
一方、返送用シュート20は、搬送シュート19と略平行に形成されるとともに、該搬送シュート19による姿勢整列又は選別の過程で落下した部品Wを受ける第2搬送面20aを有し、受けた部品Wを当該搬送シュート19の一端側(図14左端側)へ戻すべく直線状に形成されたものである。かかる返送用シュート20は、第1の実施形態と同様、プレート状の支持部材28に前後一対の板材29a、29bを介して支持されたものであり、後述する伝達手段の作用により往復振動して、第2搬送面20a上の部品Wを搬送シュート19とは逆向きに搬送するよう構成されたものである。尚、返送用シュート20には、第1の実施形態と同様、駆動源が配設されておらず、専ら伝達手段から伝達された往復振動により駆動されるのである。
伝達手段は、上述のように、第1搬送面19aに付与される往復振動を返送用シュート20に伝達して第2搬送面20aを往復振動させるものであり、第1の実施形態と同様、断面が一様な円形とされた棒状部材25(丸棒状とされた線状部材)から成る(図15、図16等参照)。かかる棒状部材25は、例えばステンレスなど比較的軟質な金属から成るもので、図15及び図16に示すように、その一端が搬送シュート19における固定手段33の切欠きに嵌合固定されるとともに、他端が返送用シュート20から突設された固定手段26の切欠きに嵌合固定され、搬送シュート19と返送用シュート20とを連結している。
固定手段26は、取付部材27を介して返送用シュート20に取り付けられているとともに、当該取付部材27は、図18及び図19に示すように、ボルトBT1にて固定手段26を連結固定する一方、ボルトBT2にて返送用シュート20に連結固定されている。そして、返送用シュート20を支持する前後一対の板材29a、29bは、その上端が取付部材27、30に取り付けられて固定されている。
従って、伝達手段(棒状部材25)により、搬送シュート19の第1搬送面19aに付与された往復振動を返送用シュート20に伝達し得るので、返送用シュート20を往復振動させるための駆動源が不要となり、部品Wを目的の姿勢のものに選別して整列させ、且つ、装置構成を簡素化することができる。尚、かかる伝達手段(棒状部材25)は、第1の実施形態における棒状部材9と同様なものである。
ところで、板材29a、29bは、その上端が取付部材27、30を介して返送用シュート20にそれぞれ連結されるとともに、下端が支持部材28側に形成された取付部材31、32にそれぞれ固定されている。尚、板材29a、29bは、第1の実施形態の板材6と同様、4節リンク機構の支点の如く滑接で支持するのが好ましく、鋼板等を焼き入れしたばね鋼材ではなく、軟鋼の薄い板状部材で構成し、曲げ剛性が極めて小さくなっているものである。
ここで、本実施形態に係る取付部材31、32(板材29a、29bの下端を固定するブロック状部材)は、それぞれが独立して支持部材28に対して円弧状に回動動作可能とされており、これにより板材29a、29bが前後独立して任意の振動角度に調整され得るよう構成されている。
具体的に説明すると、支持部材28には、図17に示すように、円弧状の長孔28a、28bが形成され、これら長孔28a、28bには取付部材31、32から突出形成された各々ピンPが挿通されるとともに、当該取付部材31、32と共に各ピンPが長孔28a、28bに沿って移動可能とされている。一方、図21に示すように、取付部材31(32も同様)には、その取付面に対して直交する方向に貫通孔31cが形成されており、該貫通孔31cにピンPが圧入固定され得るよう構成されている。
しかして、取付部材31は、上述の如くその取付面側からピンPを突出させた状態で具備し、当該ピンPと共に長孔28aに沿って円弧状に移動可能とされている。そして、ボルトBT3を締め付けることにより、取付部材31はその移動が規制され、支持部材28に固定され得るようになっている。従って、図22に示すように、取付部材31を所望位置で固定させることにより、板材29a(29bも同様)がα°傾斜した状態(同図(a)参照)、β°傾斜した状態(同図(b)参照)、及びγ°傾斜した状態(同図(c)参照)に設定でき、前後の板材29a、29bがそれぞれ独立して任意の振動角度となるよう調整可能とされている。
同図(a)〜(c)に示すように、取付部材31、32は、板材29a、29bにおける上端の固定部を中心として円弧状に移動し、当該板材29a、29bの傾斜角度を変更する構成とされているので、返送用シュート20に対する振動角度の調整によって当該返送用シュート20が上下方向に移動してしまうのを回避することができる。
本実施形態によれば、板材29a、29bが前後独立して任意の振動角度に調整され得るので、返送用シュート20の第2搬送面20aに付与される往復振動を、当該第2搬送面20aの形態(勾配角度など)や部品Wの形状等に応じて前後それぞれで適宜調整することができる。特に、本実施形態の如く半浮動型の直進フィーダに適用した場合、板材29a、29bを前後独立して任意の振動角度に調整すれば、変動要素が多く搬送シュート側の不安定な往復運動が返送用シュート20側に伝達される際に容易にこれを補正することができ、第2搬送面20aによる部品Wの確実な搬送を図ることができる。
即ち、半浮動型直進フィーダにおいては、既述の如く、下側振動体24が床面等に固定されておらず、搬送シュート19の反作用力によって当該搬送シュート19と逆位相で振動して釣り合いを保っているので、図23に示すように、返送用シュート20が上昇する側の半振幅のベクトル(大きさ及び方向)をa(板材29a(29b)と直交する方向)、下側振動体24(支持部材28側)におけるベクトル(大きさ及び方向)をbとして表すと、ベクトルbが水平でない場合は、bvなる垂直方向成分が発生する。尚、ベクトルbは、搬送シュート19と逆位相で振動するので、その水平方向成分がベクトルahに対して逆向きとなる。
しかして、ベクトルbvが発生すると、ベクトルaの垂直成分avに加算されて当該垂直成分が(av+bv)となり、ベクトルaがベクトルa’となって水平面からの角度cがc’となってしまう。即ち、発生したベクトルbvが板材29a(29b)を伝わって返送用シュート20の振動に影響を与えてしまうのである。このように、半浮動型直進フィーダでは、下側振動体24の振動方向や大きさが変化してしまうので、第1の実施形態のものとは状況が異なり、搬送シュート19側の往復振動に係る変動要素が多くなってしまう。尚、搬送シュート19の質量やその重心位置によっては、ベクトルbvが何れの方向を向くか定まらず、変動要素が更に多くなってしまう。
本実施形態によれば、このような搬送シュート19側の変動要素が多い半浮動型直進フィーダに適用しても、板材29a、29bを前後独立して任意の振動角度に調整することができるので、返送用シュート20に対しその全長に亘って伝達される往復運動を容易に補正することができ、第2搬送面20aによる部品Wの確実な搬送を図ることができるのである。
更に、本実施形態においては、板材29a、29bの端部を固定する取付部材が、その取付方向に対して直交する一対の面が互いに対称形状とされている。例えば、板材29a、29bの下端を固定する取付部材31(取付部材32も同様)は、図20及び図21に示すように、支持部材28に対する取付方向(同図左右方向)に対して直交する一対の面31a、31bが互いに対称(左右対称)形状とされている。同様に、板材29aの上端を固定する取付部材27も、図18及び図19に示すように、固定手段26の取付方向(図18中左右方向)に対して直交する一対の面27a、27bが互いに対称(左右対称)形状とされている。
上記構成により、搬送シュート19に対して返送用シュートを左右何れの方向からも取付け容易とされ、板材29a、29bやその取付部材31、32及び27等を共用可能としてそれら在庫管理を容易且つ簡素化することができる。即ち、返送用シュート20及びその取付部材31、32、27及び固定手段33を取り外した後、図24に示すように、搬送シュート19’の反対側面に対して返送用シュート20’(反対側面に取付け専用の返送用シュートであって、第2搬送面20’aを有したもの)を取り付ける場合、一旦取り外された当該取付部材31、32、27を、当該反対側面に対して取付けることができるのである(図25参照)。特に、取付部材31、32に形成されたピンPは、貫通孔31cに圧入固定されているので、反対側の面に対して容易に圧入固定し直すことができる。尚、同図中符号19’a、22’は、搬送シュート19’に形成された第1搬送面、及び整列用ツーリング部材を示している。
また、固定手段33は、図26に示すように、その取付方向に対して直交する一対の面が互いに対称ではないが、図27に示すように、搬送シュート19’の反対側面に対して取付可能とされており、取付部材31、32及び27と同様、共用可能となっている。また、固定手段33は、ボルトBT4の締め上げにて棒状部材25の後端部を固定するとともに、ボルトBT5にて搬送シュート19側に固定されており、搬送シュート19’の反対側面に固定手段33を付け替えるには、これらボルトBT4、BT5を取り外し、その取り外されたボルトBT4、5にて当該反対側面に当てがわれた固定手段33を取り付けることができる。因みに、図27に示す如く反対側面に対して固定部材33を取付けた場合、棒状部材25の有効長は減少するが、性能に悪影響が及ぼされるほどの減少は回避できるので実用上の問題はない。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば第1の実施形態の如く駆動源による往復振動に対する反作用を打ち消す手段を具備したもの(所謂平衡型直進フィーダ)にも適用することができる。また、板材29a、29bを前後独立して任意の振動角度に調整し得る構成として上記のものに限定されず、例えば取付部材全体を円弧状の溝に対し当該溝に沿って動作可能に埋め込み、板材29a、29bの取付け角度を調整可能とするよう構成してもよい。
直線状の搬送シュートの第1搬送面に付与された往復振動を直線状の返送用シュートに伝達して第2搬送面を往復振動させる伝達手段を備えた振動型搬送装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る振動型搬送装置を示す平面図 同振動型搬送装置を示す正面図 同振動型搬送装置を示す側面図 図2におけるIV−IV線断面図 図2におけるV−V線断面図 同振動型搬送装置における返送用シュートを示す正面図であって、板材を撓ませる前の状態を示す模式図 同振動型搬送装置における返送用シュートを示す正面図であって、板材を撓ませた後の状態を示す模式図 同振動型搬送装置における返送用シュートを示す側面図であって、板材を撓ませた後の状態を示す模式図 同振動型搬送装置における返送用シュートの撓ませた板材を示す拡大模式図 同振動型搬送装置における搬送シュートを示す正面図であって、その駆動源を説明するための模式図 図10で示した駆動源において反作用質量部材及びそれと連結された板バネを取り除いた状態を示す模式図 図10におけるXII−XII線断面図 図10におけるXIII−XIII線断面図 本発明の第2の実施形態に係る振動型搬送装置を示す平面図 同振動型搬送装置を示す正面図 同振動型搬送装置を示す側面図 同振動型搬送装置における返送用シュート、板材及びその取付部材を取り外した状態を示す正面図 図15におけるXVIII−XVIII線断面図 図18における取付部材を下方から見た図 図15におけるXX−XX線断面図 図15におけるXXI−XXI線断面図 同振動型搬送装置における取付部材の板材に対する調整動作を示す模式図 同振動型搬送装置における搬送シュートの振動状態を説明すべく返送用シュートの振動角度を示す模式図 同振動型搬送装置において返送用シュートを反対側面に取り付けた状態を示す平面図 同振動型搬送装置において返送用シュートを反対側面に取り付けた状態を示す側面図 同振動型搬送装置における固定手段が取り付けられた状態を示す拡大模式図 同固定手段を反対側面に取り付けた状態を示す拡大模式図
符号の説明
1、19 搬送シュート
1a、19a 第1搬送面
1b、19b 戻し送路
2、20 返送用シュート
2a、20a 第2搬送面
3、21 整列用シュート
3a、21a ゲート部
4、22 整列用ツーリング部材
5、23 板バネ
6、29a、29b 板材
7、8、26、33 固定手段
9、25 棒状部材(伝達手段)
10、28 支持部材
11 共通ベース
12 反作用質量部材
13 錘
14 交流電磁石
15 鉄心
16 作用質量部材
17 板バネ
27、30、31、32 取付部材
B 架台
W 部品
C 取付部
G 防振ゴム

Claims (9)

  1. 駆動源、該駆動源にて往復振動される板バネ、及び該板バネに連結された第1搬送面を有するとともに、当該往復振動にて第1搬送面上の部品を一端から他端に亘り姿勢整列又は選別しつつ直線状に搬送し得る搬送シュートと、
    該搬送シュートによる姿勢整列又は選別の過程で落下した部品を当該搬送シュートの一端側へ戻す第2搬送面を有する直線状の返送用シュートと、
    を具備した振動型搬送装置において、
    前記搬送シュートの第1搬送面に付与される往復振動を前記返送用シュートに伝達して第2搬送面を往復振動させる伝達手段を備えたことを特徴とする振動型搬送装置。
  2. 前記伝達手段は、前記搬送シュートと返送用シュートとを連結する棒状部材又は板状部材から成ることを特徴とする請求項1記載の振動型搬送装置。
  3. 前記返送用シュートの第2搬送面は、その前後方向に形成された板材にて支持されるとともに、当該板材は、所望角度に撓んで任意の振動角度に調整され得ることを特徴とする請求項2記載の振動型搬送装置。
  4. 前記板材は、前後独立して任意の振動角度に調整され得ることを特徴とする請求項3記載の振動型搬送装置。
  5. 前記板材の端部を固定する取付部材を具備するとともに、当該取付部材は、その取付方向に対して直交する一対の面が互いに対称形状とされたことを特徴とする請求項3又は請求項4記載の振動型搬送装置。
  6. 前記棒状部材又は板状部材は、その延設方向に対する固定位置が可変とされたことを特徴とする請求項2〜請求項5の何れか1つに記載の振動型搬送装置。
  7. 前記返送用シュートの第2搬送面を構成する部材は、軽量な樹脂材から成ることを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1つに記載の振動型搬送装置。
  8. 前記駆動源は、前記第1搬送面と連結された作用質量部材と、所定の錘が形成された反作用質量部材と、前記作用質量部材及び反作用質量部材と板バネを介して接続された共通ベースと、前記作用質量部材及び反作用質量部材のそれぞれに配設されて振動を付与する加振手段とを具備し、前記作用質量部材が第1搬送面に振動を伝達するとともに前記反作用質量部材が当該振動による反作用を打ち消すものであることを特徴とする請求項1〜請求項7の何れか1つに記載の振動型搬送装置。
  9. 前記棒状部材又は板状部材から成る伝達手段の一端は、前記反作用質量部材に固定されて前記返送用シュートと連結されたことを特徴とする請求項8記載の振動型搬送装置。
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