JP2011006174A - 振動式部品供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】整列供給用トラフとリターン用トラフを共通の加振機構で振動させる振動式部品供給装置において、リターン用トラフの振動角度を容易に調整できるようにする。
【解決手段】下部振動体6のカバー8に連結板10をスライド可能に取り付け、この連結板10に第2の板ばね11の下端部に固定した下部連結ブロック17を回動可能に取り付けるとともに、第2の板ばね11の上端部に固定した上部連結ブロック16a、16bをリターン用トラフ2に回動可能に取り付けて、第2の板ばね11の部品搬送方向と平行な垂直面内での傾斜角度を調整可能とした。これにより、部品の大きさや重さが変わった場合でも、第2の板ばね11の傾斜角度の調整だけでリターン用トラフ2の振動角度を容易に調整でき、戻し搬送の安定性を確保することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、加振機構による振動を利用して部品を直線的に搬送しながら整列させて次工程に供給する振動式部品供給装置に関する。
部品の搬送供給に用いられる振動式部品供給装置は、加振機構による振動を利用してトラフ等の部品搬送部材を振動させ、この部品搬送部材の搬送路に沿って部品を搬送しながら整列させて次工程に供給するものである。このような部品供給装置には、部品を直線的に搬送しながら整列させる整列供給用トラフと、整列供給用トラフを取り付ける上部振動体と、上部振動体に第1の板ばねで連結される下部振動体と、両振動体を振動させる加振機構と、下部振動体に第2の板ばねで連結されるリターン用トラフとを備え、整列供給用トラフの搬送の途中で排除された部品をリターン用トラフで逆方向に搬送して整列供給用トラフの上流側に戻すようにしたリターン式のものがある(特許文献1参照。)。
上記特許文献1に記載された部品供給装置は、2つのトラフを共通の加振機構で振動させているので、各トラフを別々の加振機構で振動させる場合に比べて、構造が簡単で製造コストの低減が図れるという利点がある。しかも、両トラフ間に2段で板ばねを介在させているので、両トラフの互いの振動の影響により各トラフでの部品搬送が不安定になるおそれが少ない。
ところで、このようなリターン式の部品供給装置では、一般に、リターン用トラフの戻し搬送路が上り勾配で形成され、整列供給用トラフの搬送路の途中から落下した部品がスムーズに整列供給用トラフの上流側に戻されるようになっている。一方、戻し搬送路が上り勾配になっているために、部品の大きさや重さが変わったときには戻し搬送が不安定になりやすいという面もある。このような場合に戻し搬送を安定させるには、リターン用トラフの振動角度を調整することが有効である。
しかしながら、上記特許文献1の部品供給装置は、リターン用トラフの振動角度の調整を実施しにくいという難点がある。すなわち、この部品供給装置では、リターン用トラフの下部に一定傾斜角の傾斜面を設けるとともに、その傾斜面と同じ傾斜角の傾斜面を有するブロック状の連結部材を下部振動体に取り付け、リターン用トラフと連結部材のそれぞれの傾斜面に第2の板ばねの両端部を固定しているので、振動角度を調整するために第2の板ばねの傾斜角度を変えようとすると、リターン用トラフ全体またはその板ばね取付部と連結部材をそれぞれ傾斜面の傾斜角度が異なるものに交換する以外に方法がない。ところが、この部品交換による振動角度の調整は、交換作業に手間がかかるうえ、同一種類で形状の異なる複数の部品の保有を必要としコストの上昇をまねくので、実際にはほとんど行われることがなく、結果的に戻し搬送が不安定なままで運転されることが多かった。
特開2008−260590号公報
本発明の課題は、整列供給用トラフとリターン用トラフを共通の加振機構で振動させるタイプの振動式部品供給装置において、リターン用トラフの振動角度を容易に調整できるようにすることである。
上記の課題を解決するため、本発明は、部品を直線的に搬送する整列供給用トラフと、前記整列供給用トラフを取り付ける上部振動体と、前記上部振動体に前後一対の第1の板ばねにより連結される下部振動体と、前記両振動体を振動させる加振機構と、前記下部振動体に前後一対の第2の板ばねにより連結され、戻し搬送路により前記整列供給用トラフと逆方向に部品を搬送するリターン用トラフとを備えた振動式部品供給装置において、前記第2の板ばねの部品搬送方向と平行な垂直面内での傾斜角度を調整可能とする手段を設けたのである。これにより、第2の板ばねの傾斜角度を調整するだけで、リターン用トラフの振動角度を容易に調整することができる。
ここで、前記第2の板ばねの傾斜角度を調整可能とする手段としては、前記部品搬送方向と平行な垂直面内において、前記下部振動体に連結板をスライド可能に取り付け、この連結板に前記第2の板ばねの下端部に固定した下部連結ブロックを回動可能に取り付けるとともに、前記第2の板ばねの上端部に固定した上部連結ブロックを前記リターン用トラフに回動可能に取り付けたものを採用することができる。
上記の構成において、前記下部振動体の連結板取付面に前記第2の板ばねの傾斜角度を表す目盛を設け、前記連結板にこの目盛に対する指示部を設けて、前記第2の板ばねの傾斜角度が前記連結板の指示部が指示する目盛の値に一致するようにしたり、前記下部連結ブロックの回動軸から離れた位置に、前記第2の板ばねの傾斜角度に応じて前記連結板との間に生じる隙間を塞ぐスペーサを取り付けたりすれば、第2の板ばねの傾斜角度の調整作業が一層簡単に行えるようになる。
また、前記上部連結ブロックおよび下部連結ブロックとして、それぞれ回動軸を含む面に関して対称に前記第2の板ばねを取り付け可能な形状の取付面を有するものを採用すれば、各連結ブロックを第2の板ばねの傾斜方向が異なる装置と共有することができる。
前記リターン用トラフの部品搬送方向と平行な垂直面内での傾斜角度を調整可能とする手段を設け、リターン用トラフの振動角度と傾斜角度をともに調整できるようにすれば、安定した戻し搬送が行える範囲を広げることができる。
前記リターン用トラフの傾斜角度を調整可能とする手段としては、前記リターン用トラフの搬送方向の一端部を一方の第2の板ばねとの連結部で回動可能に支持し、他端部に回動方向に延びる長孔を設け、この長孔に通したボルトを他方の第2の板ばねとの連結部に締め付けてリターン用トラフの回動位置を固定するものを採用することができる。
前記リターン用トラフの戻し搬送路の下流部分を、前記整列供給用トラフの上流部分に向かって下り勾配となる傾斜面とすれば、部品がリターン用トラフから整列供給用トラフへ乗り移りやすくなり、戻し搬送路での部品の停滞を防止することができる。
前記第2の板ばねは、1枚のばね片で形成するか、あるいは2枚のばね片を積層したものとすることが望ましい。3枚以上のばね片を積層したものとすると、板ばねの屈曲率や振動伝達性能が低下し、リターン用トラフの振動波形が乱れて、戻し搬送が不安定になりやすいからである。
また、前記整列供給用トラフが、部品を整列させる整列部と、この整列部から排除された部品を前記リターン用トラフへ送り込む送路部とを備えている場合、前記送路部の搬送路をその下流側に向かって上り勾配となる傾斜面とすることにより、整列供給用トラフの整列部と送路部との間で搬送路の落差を大きくして、整列部の部品と送路部の部品との接触干渉を防止することができる。
本発明の振動式部品供給装置は、上述したように、リターン用トラフを下部振動体に連結する第2の板ばねの傾斜角度を調整可能とする手段を設けたものであるから、部品の大きさや重さが変わったような場合でも、第2の板ばねの傾斜角度を調整するだけで、手間をかけず、かつ低コストでリターン用トラフの振動角度の調整を行って、戻し搬送の安定性を確保することができる。
実施形態の部品供給装置の正面図 図1の平面図 図1の左側面図 図1の整列供給用トラフの正面断面図 図1のリターン用トラフの右側面図 図1の連結板の正面図 a〜cは、それぞれ図1の下部連結ブロックの正面図、側面図、取付状態の正面図、dはcのD−D線断面図 図1の左側の上部連結ブロック取付部分の拡大正面図 図1の右側の上部連結ブロック取付部分の拡大正面図 部品還流方向を逆にした変形例の正面図 a〜cは、それぞれ図1の第2の板ばねの傾斜角度の調整方法を説明する正面図
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。この振動式部品供給装置は、図1乃至図3に示すように、部品を直線的に搬送しながら整列させる整列供給用トラフ1と、整列供給用トラフ1と逆方向に部品を搬送するリターン用トラフ2とを備え、整列供給用トラフ1の搬送の途中で排除された部品をリターン用トラフ2で整列供給用トラフ1の上流側に戻すようにしたリターン式のものである。
前記整列供給用トラフ1が取り付けられる上部振動体3と、床Fに固定される基台4に防振ゴム5を介して支持された下部振動体6とは、前後一対の第1の板ばね7(後方側の板ばねは図示省略)で連結されている。両振動体3、6の間には両振動体3、6を振動させる加振機構(図示省略)が設けられており、この加振機構を覆うカバー8、9が下部振動体6の正面および背面に固定されている。そして、正面側のカバー8の外面に取り付けた連結板10に、リターン用トラフ2が前後一対の第2の板ばね11で連結されている。ここで、第2の板ばね11は、所望の屈曲率や振動伝達性能を確保できるよう、ばね片の積層枚数を2枚としているが、もちろん1枚のばね片だけで第2の板ばねを形成することもできる。また、図示省略した加振機構は、下部振動体6に固定された交流電磁石と、上部振動体3に固定された可動鉄芯とで構成されている。
前記整列供給用トラフ1は、上流側に部品を整列させる整列部12aを有し、整列した部品を装置の排出端まで搬送するシュート12と、シュート12の整列部12aから排除された部品を受けてリターン用トラフ2へ送り込む送路ブロック(送路部)13とからなる。送路ブロック13は、図2に示したように、その搬送路14が下流側に向かって1°程度の角度で広がり、部品が壁面へ張り付きにくいようになっている。また、その搬送路14は、図4に示すように、下流側に向かって約1°の上り勾配の傾斜面となっている。これにより、シュート12の整列部12aと送路ブロック13との間で搬送路の落差が大きくなり、送路ブロック13上にある部品が山積み状態になっても整列部12a上にある部品との接触干渉を生じにくい。
前記リターン用トラフ2は、図2および図5に示すように、送路ブロック13排出端の側方から下流側に向かって上り勾配で形成された傾斜面15aと、この傾斜面15aに連続する略水平な中間面15bと、この中間面15bの下流端から整列供給用トラフ1の上流部分に向かって約3°の下り勾配で形成された傾斜面15cとからなる戻し搬送路15を有している。このように戻し搬送路15の最下流部分を下り勾配の傾斜面15cとしたことにより、部品がリターン用トラフ2から整列供給用トラフ1へ乗り移りやすくなり、戻し搬送路15での部品の停滞が生じにくくなっている。なお、上流側の傾斜面15aは2列に形成されており、その各列は約8°のすくい角を有している。
前記リターン用トラフ2と連結板10との連結方法は、図1に示したように、前後の第2の板ばね11の上端部に上部連結ブロック16a、16bを、下端部に下部連結ブロック17をそれぞれ固定し、各上部連結ブロック16a、16bをリターン用トラフ2の下面側に、各下部連結ブロック17を連結板10の長手方向両端部に、それぞれ部品搬送方向と平行な垂直面内で回動可能に取り付けている。
ここで、前記連結板10は、図1および図6に示すように、長手方向両端部に2つのボルト孔18があけられ、中央部には2つの略矩形の窓19と3つの長孔20があけられている。そして、各長孔20に通されるボルト21でカバー8に固定され、各ボルト孔18にねじ込まれるボルト22で下部連結ブロック17を取り付けられるようになっている。従って、各長孔20に通すボルト21の位置を変えることにより、連結板10を部品搬送方向と平行な垂直面内でスライドさせることができ、これと合わせて上部連結ブロック16a、16bおよび下部連結ブロック17を回動させることにより、第2の板ばね11の部品搬送方向と平行な垂直面内での傾斜角度を調整することができる。
前記連結板10の左側の窓19は、この窓19を通して下部振動体6の正面側カバー8の外面(連結板10取付面)に設けられた目盛23が視認できる位置にあけられている。そして、この左側の窓19の下辺縁には、カバー8の目盛23に対する指示部となる突起24が設けられ、この突起24が指示する目盛23の値に第2の板ばね11の傾斜角度が一致するようになっている。
また、連結板10の両端部の周縁には、各ボルト孔18の軸心を中心とする凸円弧状の輪郭を有し、後述するように下部連結ブロック17の回動を案内するガイド面25が形成されている。
一方、前記下部連結ブロック17は、図7(a)、(b)に示すように、その長手方向の一端側に、回動時に連結板10のガイド面25に案内される凹円弧面26が形成されている。また、その両側面には、第2の板ばね11の下端部を取り付け可能な取付面27が、この連結ブロック17の回動軸(ボルト通し孔の軸心)を含む仮想面Aに関して対称に形成されている。そして、図7(c)、(d)に示すように、この連結ブロック17を連結板10にボルト止めする際には、第2の板ばね11を取り付けていない側の取付面27に、第2の板ばね11の傾斜角度に応じて連結板10との間に生じる隙間を塞ぐスペーサ28を取り付けることにより、第2の板ばね11の傾斜角度の調整作業が簡単に行えるようになっている。
図8および図9に示すように、前記上部連結ブロック16a、16bも、下部連結ブロック17と同様、両側面に第2の板ばね11の上端部を取り付け可能な取付面29が、これらの連結ブロック16a、16bの回動軸を含む仮想面B、Cに関して対称に形成されている。これにより、各連結ブロック16a、16b、17を第2の板ばねの傾斜方向が異なる装置と共有することができる。例えば、この実施形態では整列供給用トラフ1から排除された部品の還流が装置上方から見て左回りであるが、図10に示すように部品還流方向を実施形態と逆に右回りとした装置でも、各連結ブロック16a、16b、17を使用することができる。なお、図10の装置の各部材については、図1と同じ機能のものに同じ符号を付けて説明を省略する。
また、リターン用トラフ2は、図1、図8および図9に示すように、上流側端部の下面側に設けられた取付部30が、前方の第2の板ばね11の上端部に固定された上部連結ブロック16aにボルト31で取り付けられて回動可能に支持されている。そして、下流側端部の下面側に設けられた取付板32は、トラフ2の回動方向に延びる長孔33を有しており、その長孔33に通したボルト34を、後方の第2の板ばね11の上端部に固定された上部連結ブロック16bに締め付けることにより、このトラフ2の回動位置が固定されるようになっている。従って、後方の上部連結ブロック16bに対する取付板32の位置を変えることにより、このトラフ2の部品搬送方向と平行な垂直面内での傾斜角度を調整することができる。なお、後方の上部連結ブロック16bは、取付板32を最も下方側で固定しても干渉しない形状とされている。
この部品供給装置は、上記の構成であり、その加振機構の電磁石に、整列供給用トラフ1、両振動体3、6および第1の板ばね7からなる振動系の固有周波数に近い周波数の交流電流を印加することにより、整列供給用トラフ1および上部振動体3が効率よく振動する。その振動角度は概ね第1の板ばね7の板厚方向であり、これにより整列供給用トラフ1上の部品が図1、図2において右から左へと搬送される。そして、整列供給用トラフ1で所定の姿勢に整列された部品が次工程に供給され、所定の姿勢とならず排除された部品はリターン用トラフ2に送られる。リターン用トラフ2では、第2の板ばね11の板厚方向の振動により、整列供給用トラフ1から送られてきた部品が、図1、図2において左から右へ戻し搬送され、整列供給用トラフ1の上流部分に戻される。
ここで、戻し搬送を安定させるためのリターン用トラフ2の振動角度の調整は、まず、連結板10を下部振動体6のカバー8に固定するボルト21と、下部連結ブロック17を連結板10に固定するボルト22と、上部連結ブロック16a、16bにリターン用トラフ2を取り付けるボルト31、34をゆるめる。そして、連結板10をスライドさせながら、上部連結ブロック16a、16bおよび下部連結ブロック17を回動させて、第2の板ばね11の傾斜角度を調整し、連結板10の窓19の突起24が指示するカバー8の目盛23が所望の傾斜角度となる位置で、ゆるめた各ボルト21、22、31、34を締め付ければよい。
このとき、ボルト締め付け工程の前に、図11に示すように、第2の板ばね11の所望の傾斜角度に応じて、前後の下部連結ブロック17に一定厚さのスペーサ28を所定枚数取り付けておくことにより(後方側は図示省略)、連結板10に対して各下部連結ブロック17を簡単に位置決めでき、第2の板ばね11の傾斜角度の調整作業を効率よく行うことができる。この実施形態における具体的なスペーサ28取付枚数は、傾斜角度を17°にするときには前方側2枚で後方側なし(図11(a))、傾斜角度を21°にするときには前後それぞれ1枚(図11(b))、傾斜角度を25°にするときには前方側なしで後方側2枚(図11(c))とすればよいようになっている。
この部品供給装置では、上述したように、第2の板ばね11の傾斜角度を調整可能としたので、部品の大きさや重さが変わったときでも、第2の板ばね11の傾斜角度の調整だけで、手間をかけず、かつ低コストでリターン用トラフ2の振動角度の調整を行って、戻し搬送の安定性を確保することができる。また、このリターン用トラフ2の振動角度の調整に加えて、リターン用トラフ2の傾斜角度の調整を行うことにより、安定した戻し搬送が行える範囲を広げることができる。
1 整列供給用トラフ
2 リターン用トラフ
3 上部振動体
6 下部振動体
7 第1の板ばね
8、9 カバー
10 連結板
11 第2の板ばね
12 シュート
12a 整列部
13 送路ブロック
14 搬送路
15 戻し搬送路
15a、15c 傾斜面
16a、16b 上部連結ブロック
17 下部連結ブロック
19 窓
20 長孔
21、22、31、34 ボルト
23 目盛
24 突起(指示部)
27、29 取付面
28 スペーサ
30 取付部
32 取付板
33 長孔

Claims (10)

  1. 部品を直線的に搬送する整列供給用トラフと、前記整列供給用トラフを取り付ける上部振動体と、前記上部振動体に前後一対の第1の板ばねにより連結される下部振動体と、前記両振動体を振動させる加振機構と、前記下部振動体に前後一対の第2の板ばねにより連結され、戻し搬送路により前記整列供給用トラフと逆方向に部品を搬送するリターン用トラフとを備えた振動式部品供給装置において、前記第2の板ばねの部品搬送方向と平行な垂直面内での傾斜角度を調整可能とする手段を設けたことを特徴とする振動式部品供給装置。
  2. 前記第2の板ばねの傾斜角度を調整可能とする手段が、前記部品搬送方向と平行な垂直面内において、前記下部振動体に連結板をスライド可能に取り付け、この連結板に前記第2の板ばねの下端部に固定した下部連結ブロックを回動可能に取り付けるとともに、前記第2の板ばねの上端部に固定した上部連結ブロックを前記リターン用トラフに回動可能に取り付けたものであることを特徴とする請求項1に記載の振動式部品供給装置。
  3. 前記下部振動体の連結板取付面に前記第2の板ばねの傾斜角度を表す目盛を設け、前記連結板にこの目盛に対する指示部を設けて、前記第2の板ばねの傾斜角度が前記連結板の指示部が指示する目盛の値に一致するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の振動式部品供給装置。
  4. 前記下部連結ブロックの回動軸から離れた位置に、前記第2の板ばねの傾斜角度に応じて前記連結板との間に生じる隙間を塞ぐスペーサを取り付けたことを特徴とする請求項2または3に記載の振動式部品供給装置。
  5. 前記上部連結ブロックおよび下部連結ブロックが、それぞれ回動軸を含む面に関して対称に前記第2の板ばねを取り付け可能な形状の取付面を有するものであることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の振動式部品供給装置。
  6. 前記リターン用トラフの部品搬送方向と平行な垂直面内での傾斜角度を調整可能とする手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の振動式部品供給装置。
  7. 前記リターン用トラフの傾斜角度を調整可能とする手段が、前記リターン用トラフの搬送方向の一端部を一方の第2の板ばねとの連結部で回動可能に支持し、他端部に回動方向に延びる長孔を設け、この長孔に通したボルトを他方の第2の板ばねとの連結部に締め付けてリターン用トラフの回動位置を固定するものであることを特徴とする請求項6に記載の振動式部品供給装置。
  8. 前記リターン用トラフの戻し搬送路の下流部分を、前記整列供給用トラフの上流部分に向かって下り勾配となる傾斜面としたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の振動式部品供給装置。
  9. 前記第2の板ばねは、1枚のばね片で形成するか、あるいは2枚のばね片を積層したものとすることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の振動式部品供給装置。
  10. 前記整列供給用トラフが、部品を整列させる整列部と、この整列部から排除された部品を前記リターン用トラフへ送り込む送路部とを備えており、前記送路部の搬送路をその下流側に向かって上り勾配となる傾斜面としたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の振動式部品供給装置。
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