JP2007215631A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】始動口に入った遊技球の転動を楽しませることができると共に、特別図柄表示装置と演出装置の大当たりの抽選結果の報知タイミングをほぼ同時にすることが可能となる遊技機を提供する。
【解決手段】CPU101は、時間計測カウンタ103Fの計測時間を読み込み、第1始動口49に入賞したパチンコ球が凹み部73に滞留した時間として、特別図柄表示装置61の変動表示時間からこの滞留時間を減算した減算時間を演出時間Bに代入してRAM103に記憶する(S41〜S42、S45)。そして、この演出時間Bに対応する演出用メダル50の作動パターンを大当たり作動パターン決定テーブル121又はハズレ作動パターン決定テーブル122から選択し、この選択した作動パターンに従ってメダル用モータ82の駆動を開始して、演出用メダル50の回転変動を行う(S43〜S47)。
【選択図】図12

Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機に関するものである。
従来より、大当たり判定手段の抽選結果を報知する特別図柄表示装置と、この特別図柄表示装置とは別に大当たり判定手段の抽選結果を報知する演出装置とを設けた遊技機に関して種々提案されている。
例えば、遊技盤に設けられ且つ1以上の指定演出図柄を表示する指定演出表示部と、前記遊技盤に設けられ且つ任意演出図柄を表示する任意演出表示部と、を備え、始動口への入賞に基づいて前記指定演出表示部に指定演出図柄を表示させ、前記任意演出表示部に任意演出図柄を表示させるように構成した遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−262683号公報(段落(0008)〜(0057)、図1〜図5)
上記特許文献1に記載される遊技機の構成では、始動口は遊技球が入球する構成だけであり、遊技球の転動を楽しませる構成ではない。そこで、始動口に入った遊技球の転動を楽しませるために、始動口に入球した遊技球を滞留させて排出される時間をランダムに遅延させる遅延部を設ける構成が考えられる。
しかしながら、上記特許文献1に記載される遊技機の構成では、始動口に入球した遊技球を滞留させて排出される時間をランダムに遅延させる遅延部を設けた場合に、任意演出表示部の演出表示は、始動口への入球に基づいて変動表示が開始され、遊技者の視線は任意演出表示部の演出表示に移ってしまい、この遅延部での遊技球の転動を効果的に見せることができないという問題がある。また、遅延部に入った遊技球が排出されてから指定演出表示部と任意演出表示部の演出表示を開始した場合には、従来の遊技機の遊技に慣れている遊技者に違和感を与え、遊技の興趣を損なうという問題がある。
そこで、始動口への入球に基づいて大当りが抽選されたか否かを判定して、指定演出表示部に指定演出図柄を表示させる所定の変動パターンと、任意演出表示部の演出パターンとを選択して、この始動口への入球に基づいて指定演出表示部の変動表示を開始し、遅延部に入った遊技球の排出に基づいて任意演出表示部の演出表示を開始した場合には、それぞれの変動表示の開始タイミングが異なるため、指定演出表示部の変動パターンと任意演出表示部の演出パターンとは同一変動時間であることから、指定演出図柄と任意演出図柄との停止タイミングが異なってしまうという問題がある。また、入球した遊技球の検出センサを始動口から遅延部の排出口に配置替えした場合には、遅延部での遊技球の転動を見せた後、遅延部に入った遊技球の排出に基づいて任意演出表示部の変動表示が開始されるが、始動口に入球したにもかかわらず、賞球が直ちに払い出されず、排出口への入球に基づいて賞球が払い出されるため、賞球の払出タイミングが遅くなってしまうという問題がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、従来の遊技機と同様に、始動口への入球に基づいて特別図柄表示装置の変動を開始すると共に、この始動口に入球した遊技球を滞留させて排出される時間をランダムに遅延させる遅延部を設けて、この遅延部からの遊技球の排出に基づいて演出装置の変動を開始し、特別図柄表示装置と演出装置の大当たりの抽選結果の報知タイミングをほぼ同時にすることが可能になると共に、始動口に入った遊技球の転動を楽しませることができる遊技機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係る遊技機は、遊技領域に配設されて、遊技球が入球可能な始動口と、前記始動口に入球した遊技球を滞留させて排出される時間をランダムに遅延させる遅延部と、前記遅延部に入った遊技球を外部に排出する排出部と、を有する始動装置と、前記始動口への入球を検出する入球検出手段と、前記排出部に入った遊技球を検出する排出検出手段と、前記遅延部に遊技球が滞留した滞留時間を計測する計測手段と、前記始動口への入球に基づいて大当りが抽選されたか否かを判定する大当たり判定手段と、遊技領域に設けられて前記始動口への入球に基づいて複数の識別図柄の変動表示を開始して前記大当たり判定手段の抽選結果を報知する特別図柄表示装置と、遊技領域に設けられて前記排出部への遊技球の排出に基づいて変動を開始して前記大当たり判定手段の抽選結果を報知する演出装置と、前記演出装置の変動時間が異なる複数の変動パターンを前記大当たり判定手段の抽選結果に対応させて記憶する変動パターン記憶手段と、前記大当たり判定手段の抽選結果に基づいて前記識別図柄の図柄変動時間を選択する第1選択手段と、前記第1選択手段によって選択された図柄変動時間の間前記特別図柄表示装置を介して複数の識別図柄を変動表示後、前記大当たり判定手段の抽選結果を報知するように制御する第1制御手段と、前記第1選択手段によって選択された図柄変動時間から前記計測手段によって計測された滞留時間を減算した減算時間を算出する算出手段と、前記減算時間に基づいて前記演出装置が前記特別図柄表示装置とほぼ同時に前記大当たり判定手段の判定結果を報知するように前記複数の変動パターンから一の変動パターンを選択する第2選択手段と、前記第2選択手段によって選択された変動パターンで前記演出装置を変動させた後、前記大当たり判定手段の抽選結果を報知するように制御する第2制御手段と、を備えるように構成した。
これにより、従来の遊技機と同様に、始動口への入球に基づいて識別図柄の図柄変動時間が選択されて特別図柄表示装置の変動が開始されるため、遊技者に違和感を与えることを防止することができる。
更に、特別図柄表示装置の図柄変動時間から遅延部に滞留した遊技球の滞留時間を減算した減算時間に基づいて演出装置が特別図柄表示装置とほぼ同時に大当たり判定手段の判定結果を報知する変動パターンを選択し、この選択した変動パターンで演出装置の変動が行われるため、特別図柄表示装置と演出装置の大当たりの抽選結果の報知タイミングをほぼ同時にすることが可能となる。
以下、本発明に係る遊技機をパチンコ機について具体化した一実施例に基づいて図面を参照して詳細に説明する。
先ず、本実施例に係るパチンコ機の概略構成について図1に基づき説明する。
図1に示すように、パチンコ機1は、正面視矩形に形成される木製の外枠2に対して合成樹脂製の内枠3が、内枠取付用ヒンジを構成する上ヒンジ3A及び下ヒンジ3Bを介して外枠2に対して開閉自在に取り付けられている。そして、この内枠3のほぼ上半分の前側には、合成樹脂製の前面カバー部材4が左端縁部の上下を軸支されて開閉自在に取付けられている。また、この前面カバー部材4のほぼ中央部には略円形の窓部5が開設され、この窓部5の外周縁部に形成されるガラス保持枠に装着された2枚のガラスを通して遊技盤41(図2参照)上の遊技領域42(図2参照)を見ることができるように構成されている。また、前面カバー部材4の窓部5の左上端縁部には、フルカラーの発光ダイオードが内蔵され、遊技中のエラーを表示するエラー表示電飾ランプ6が取付けられている。また、前面カバー部材4の正面視四隅には、スピーカ7が配置されている。また、前面カバー部材4の前面部分は、窓部5の周囲が不透明な合成樹脂製の前面部材4Aで覆われており、不図示のフルカラーダイオードが窓部5の外周部に沿って内蔵され、遊技中に光演出が行われる。
また、前面カバー部材4の右側端縁部には、内枠3及び前面カバー部材4を施錠する施錠装置(不図示)を操作するための鍵挿入部4Bが設けられている。前面カバー部材4を開くためには、この鍵挿入部4Bに所定のキーを挿入して所定方向に回せば、施錠装置のロック状態が解除されて、前面カバー部材4のみがオープンされる。
また、この前面カバー部材4の下側には、パチンコ機1の裏側に配設された賞球払出装置22(図7参照)を介して払い出される賞球を受ける上皿8が配設されている。また、この上皿8は、左端縁部の上下を軸支されて、前面カバー部材4を開放後、内側に設けられた不図示のレバーを下げることにより開放できるように取付けられている。また、この上皿8の中央前面部には、不図示のカード式球貸機を操作する球貸操作部8Bが設けられ、各操作ボタン8C、8Dが配置されている。そして、その上皿8の下には、下皿9が配設される。また、この下皿9の上端面左方には演出表示等に使用可能な各スイッチボタン9A、9Bが配置されている。
また、上皿8に連通する不図示の球送り機構を介して上皿8のパチンコ球が操作ハンドル10によりパチンコ球の発射勢を調整される発射装置(不図示)へ送られるよう構成されている。この発射装置は、供給されるパチンコ球を連続的に叩打する発射ソレノイド(不図示)や発射勢装置として機能する発射制御基板(不図示)等から構成され、該発射制御基板は、操作ハンドル10の内部に取り付けられる可変抵抗器(不図示)を介して発射ソレノイドへの供給電力が調節され、パチンコ球の発射勢を強めたり、弱めたりすることが可能なように構成されている。これにより、遊技者が操作ハンドル10における回動操作部材10Aの回動量を調節することによって、該操作ハンドル10内に取り付けられた可変抵抗器の抵抗値が増減され、発射ソレノイドによるパチンコ球の発射勢の加減を適宜行うことができるように構成されている。
また、外枠2の内枠3より下側部分の前面部を左右方向及び上下方向の各全幅に渡って覆うようにスピーカ筐体11が設けられている。また、内枠3を閉じた場合には、該内枠3の下端部は、その自重によってスピーカ筐体11の上端面部に当接している。また、このスピーカ筐体11の底面前端縁部には、左右方向全幅に渡って外枠2の下端面に対向する位置まで下方に突設されるリブ部(不図示)が設けられている。
次に、遊技盤41上の遊技領域42の構成について図2及び図3に基づいて説明する。
図2及び図3に示すように、この遊技領域42は、所定厚さの板材をなした遊技盤41上に電動役物などの各構造物が配設され、それを囲むように環状のレール43が立設されて構成されている。このレール43は、発射されたパチンコ球を遊技領域42内に案内する重複して形成した案内路44を構成し、右肩部にはレール43に沿って打ち込まれるパチンコ球の進行を制限するための段差部45を有する。
遊技領域42のほぼ左右方向中央には、上方に開口する入賞口46が配設されて遊技盤41裏面の不図示の賞球樋に連通され、この入賞口46への入賞を検出する入賞口スイッチ46A(図7参照)が設けられている。また、この入賞口46の直下には、左右から入球したパチンコ球を真下に案内する案内部47が設けられている。
また、この案内部47の直下には、遊技盤41に開口部が開設され、この開口部の前面側には役物であるセンター役物48が配設されている。このセンター役物48は、後述するように、案内部47から転動落下した遊技球を入球させる第1始動口49が設けられている。また、センター役物48の上下方向中央部には、後述のように略円板状の演出用メダル50が回転可能に設けられている(図6参照)。この演出用メダル50の表面には、大当たりを表す「V」の字が形成され、裏面には、ハズレを表す「悪魔の顔」が形成されている。
また、案内部47の右側には、ゲート52が配設されている。このゲート52にはパチンコ球の通過を検出するゲートスイッチ52A(図7参照)が備えられている。また、ゲート52の下側には、チューリップ式電動役物で構成される上側特別電動役物53と下側特別電動役物54が上下方向に配置されている。また、上側特別電動役物53と下側特別電動役物54は、遊技盤41裏面の不図示の賞球樋に連通され、開放された後、再び各特別電動役物53、54に1個入賞すると閉じられるように構成されている。そして、各特別電動役物53、54には、各特別電動役物53、54への入賞を検出する各入賞口スイッチ53A、54A(図7参照)が設けられて、所定個数(例えば、15個である。)の賞球が上皿8に払い出されるように構成されている。
また、下側特別電動役物54の下方には、チューリップ式電動役物で構成される第2始動口55が配置されている。この第2始動口55は、遊技盤41裏面の不図示の賞球樋に連通され、開放された後、再び第2始動口55に1個入賞すると閉じられるように構成されている。そして、第2始動口55には、この第2始動口55への入賞を検出する第2始動口スイッチ55A(図7参照)が設けられて、所定個数(例えば、10個である。)の賞球が上皿8に払い出されるように構成されている。
また、このセンター役物48の左側には、上下方向に3個の各入賞口57、58、59が配設されて遊技盤41裏面の不図示の賞球樋に連通され、この各入賞口57、58、59への入賞を検出する各入賞口スイッチ57A、58A、59A(図7参照)が設けられて、所定個数(例えば、5個である。)の賞球が上皿8に払い出されるように構成されている。
また、入賞口58の左側には、遊技領域42の周縁部に3個の識別図柄を変動表示する特別図柄表示装置61が配設されている。この特別図柄表示装置61は、3個の7セグメントLEDで構成され、後述のように第1始動口49への入賞に基づいて3個の識別図柄が変動表示される(図11参照)。
また、この特別図柄表示装置61の直下には普通図柄を表示する普通図柄表示装置62が配設されている。この普通図柄表示装置62は、2個のLEDで構成され、ゲート52のパチンコ球の通過を検出することで普通図柄が変動表示され、即ち、左右交互に点滅表示される。そして、このゲート52にパチンコ球が入って、普通図柄表示装置62が変動後、所定の表示態様で停止した場合(例えば、左側のLEDが点灯して、右側のLEDが消灯して停止した場合等)には、第2始動口55が所定時間(本実施例では、約0.5秒〜6秒間)開かれ、この第2始動口55にパチンコ球が入賞する確率が増加する。
一方、センター役物48の左右には各風車64〜67が回転自在に設けられている。
また、センター役物48の直下にはレール43に沿ってアウト口68が開設されている。更に、レール43に囲まれたこのような遊技領域42には、前記各構成物とともに複数の釘が打設されてパチンコ球の複雑な流路を構成している。
続いて、前記遊技盤41に設けられたセンター役物48について図4乃至図6に基づいて説明する。
図4乃至図6に示すように、センター役物48の上端中央部には、案内部47から転動落下したパチンコ球が入球する第1始動口49が設けられている。また、この第1始動口49への入球を検出する第1始動口スイッチ49Aが設けられている。
また、第1始動口49に入ったパチンコ球をステージ71の底面外周部へ案内する案内通路部72と、ステージ71の底面の中央部に形成されて略円形の外周を有し、下方に向かうにつれて次第に内径が小さくなるすり鉢状の凹み部73と、この凹み部73の底面部に穿設される排出口74に接続されて遊技盤41裏面の不図示の賞球樋に連通する排出通路75が設けられている。また、この排出口74のパチンコ球の通過を検出する排出口スイッチ74Aが設けられている。そして、案内通路部72から転動落下して凹み部73に入った入球は、入ったときの転動速度に対応して凹み部73上を周回後、徐々に速度が遅くなり、排出口74に落下する。その後、この排出口74に落下した入球は、排出通路75を経て遊技盤41の裏面に排出される。
また、ステージ71の下側には、演出用メダル50が配設され、該演出用メダル50の上下端縁部の外周部には、それぞれ軸部77、78が半径方向外側に立設されている。また、下側の軸部78には、外周部にギヤ79が形成された回転軸80が連結され、演出用メダル50は該回転軸80及び軸部77を介して回転可能に枢支されている。また、演出用メダル50の下側には、ステッピングモータで構成されるメダル用モータ82が配設されている。そして、回転軸80に形成されたギヤ79は、メダル用モータ82のモータ軸に設けられたギヤ83に歯合している。また、この演出用メダル50の背面側は、半球状に膨出したカバー部材85で覆われている。これにより、メダル用モータ82を所定ステップ数回転させることによって、演出用メダル50の表面又は裏面を遊技者側に表示した状態で停止させることができる。
また、センター役物48の前面部には、演出用メダル50の下側に、大当たり遊技のラウンド数を表す大当たりメータ87が設けられている。この大当たりメータ87の背面側には、ステッピングモータで構成されるメータ用モータ88が配設されている。また、大当たりメータ87のメータ針87Aは、このメータ用モータ88のモータ軸に連結され、回転可能に設けられている。
ここで、後述のように、排出口74をパチンコ球が通過すると演出用メダル50が回転する。その後、大当たりになった場合には、演出用メダル50は「V」の字が形成された表面で停止し、メータ針87Aは、MAX側に回転して、大当たり遊技の最大ラウンド数を表す。そして、大当たり遊技の各ラウンドを終了する毎に、メータ針87AはMIN側に回転して、最小目盛りを指した場合には、大当たり遊技が最終ラウンドであることを報知する。
次に、上記のように構成されたパチンコ機1の動作状態を制御する制御回路部の構成について図7に基づき詳細に説明する。
図7に示すように、制御回路部100には、制御回路部100の全体を制御するCPU101と、入力ポート106と、後述する制御プログラムを格納しておくROM102と各種制御処理データ等を格納しておくRAM103と、出力ポート108と、リセット信号を所定時間間隔(本実施例では、約4msec毎である。)で出力するリセット回路105とが設けられ、これらはバス109により相互に接続されている。また、CPU101には、クロック信号を出力するクロック回路110が接続されている。
また、入力ポート106には、第1始動口スイッチ49A、第2始動口スイッチ55A、排出口スイッチ74A、ゲートスイッチ52A、各入賞口スイッチ46A、53A、54A、57A〜59A等が接続されている。
また、出力ポート108には、特別図柄表示装置61及び普通図柄表示装置62を駆動制御する表示装置制御回路111と、上側特別電動役物53、下側特別電動役物54、第2始動口55を開閉駆動する各ソレノイド53B、54B、55Bを駆動制御するソレノイド駆動回路112が接続されている。また、出力ポート108には、メダル用モータ82及びメータ用モータ88を駆動制御するモータ駆動回路113が接続されている。また、出力ポート108には、前面カバー部材4の前面部分に配設される各フルカラーダイオード等を駆動制御するランプ駆動回路114、及び賞球払出装置22が接続されている。
また、図7に示すように、RAM103には、クロック回路110から入力されるクロック信号に基づいて0から2まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値2の次には最小値0に戻る)が格納される大当たりカウンタ103Aが設けられている。この大当たりカウンタ103Aのカウント値は、第1始動口スイッチ49Aからスイッチ信号が入力されるタイミングで読み取られ、その読み取られたカウント値に基づき大当たりかどうか判断される。
ここで、例えば、通常時は、カウント値「1」が大当たりに対応し、確率変動の遊技状態(以下、「確率変動モード」という。)の場合には、カウント値「1、2」が大当たりに対応しており、その他のカウント値は外れとなる。従って、非確変モード時の遊技状態の場合は、1/3の確率で大当たりが発生し、確率変動モードの場合は、2/3の確率で大当たりが発生する。
また、RAM103には、クロック回路110から入力されるクロック信号に基づいて0から999まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値999の次には最小値0に戻る)が格納される普通図柄カウンタ103Bが設けられている。かかる普通図柄カウンタ103Bのカウント値は、ゲートスイッチ52Aからスイッチ信号が入力されるタイミングで読み取られ、その読み取られたカウント値に基づいて当りかどうか判断される。
ここで、例えば、通常時は、カウント値「1」が当たりに対応し、いわゆる確率変動モード(確変獲得時)の場合には、カウント値「1」〜「999」が当たりに対応しており、その他のカウント値は外れとなる。従って、通常時、即ち、非確変モード時の遊技状態の場合は、1/1000の確率で当たりが発生し、確率変動動モードの場合は、999/1000の確率で当たりが発生する。
また、普通図柄カウンタ103Bのカウント値に基づいて当たりが抽選された場合には、普通図柄表示装置62が変動後、即ち、左右交互に点滅表示後、例えば、左側のLEDが点灯して、右側のLEDが消灯して停止する。また、普通図柄カウンタ103Bのカウント値に基づいてハズレが抽選された場合には、普通図柄表示装置62が変動後、即ち、左右交互に点滅表示後、例えば、左側のLEDが消灯して、右側のLEDが点灯して停止する。
尚、「大当たり」が抽選された場合には、後述のように、特別図柄表示装置61の3個の識別図柄が変動後、所定の態様、即ち、大当たり図柄で停止して表示される(例えば、「−−−」で停止して表示される。)。尚、この大当たりの図柄の態様は、複数種類あって、また文字や数字の態様を成していないので、遊技者には分かり難い態様になっている。また、「大当たり」が抽選された場合には、後述のように、排出口74をパチンコ球が通過すると演出用メダル50が回転駆動され、「V」の字が形成された表面が停止表示される。その後、確率変動モードになり、例えば、ゲート52をパチンコ球が通過すると、「当たり」が999/1000の確率で抽選されて第2始動口55が開放され、この第2始動口55に入賞すると、各特別電動役物53、54が順番に開放される。また、各特別電動役物53、54が順番に開放される回数が所定回数(例えば、160回である。)に達するまで確率変動モードが継続し、第2始動口55が開放され易くなると共に、この第2始動口55の開放時間が長くなり(例えば、第2始動口55が最大6秒間開放される。)、遊技者に多くの賞球が払い出される(換言すれば遊技者に有利な遊技状態である)いわゆる大当たり遊技を行うことができる。
また、RAM103には、クロック回路110から出力されるクロック信号に基づいて0から7まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値7の次には最小値0に戻る)が格納される大当たり図柄選択カウンタ103Cが設けられている。かかる大当たり図柄選択カウンタ103Cのカウント値は、第1始動口スイッチ49Aからスイッチ信号が入力されるタイミングで読み取られ、その読み取られたカウント値に基づきに特別図柄表示装置61が変動後、停止表示される大当たり図柄の組み合わせのパターンを特定する。
例えば、カウント値「0」が大当たり図柄「−−−」、カウント値「1」が大当たり図柄「1−−」、カウント値「2」が大当たり図柄「−−3」、カウント値「3」が大当たり図柄「−4−」、カウント値「4」が大当たり図柄「−−5」、カウント値「5」が大当たり図柄「6−−」、カウント値「6」が大当たり図柄「−7−」、カウント値「7」が大当たり図柄「−−8」に対応している。尚、各大当たり図柄は、大当たり図柄選択カウンタ103Cの各カウント値に対応してROM102に予め記憶されている。また、各大当たり図柄は、公知のように、一連の図柄変動を経た後に停止表示される図柄である。
また、RAM103には、クロック回路110から出力されるクロック信号に基づいて0から200まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値200の次には最小値0に戻る)が格納されるハズレ図柄選択カウンタ103Dが設けられている。かかるハズレ図柄選択カウンタ103Dのカウント値は、第1始動口スイッチ49Aからスイッチ信号が入力されるタイミングで読み取られる。
また、RAM103には、各カウンタ103A〜103Dのカウント値等が記憶されるパラメータ記憶エリア103Eが設けられている。
また、RAM103には、クロック回路110から出力されるクロック信号に基づいて第1始動口スイッチ49Aからスイッチ信号が入力されてからの時間を計測する時間計測カウンタ103Fが設けられている。
尚、各カウンタ103A〜103D及び103Fとパラメータ記憶エリア103Eの各カウント値は、起動時に「0」が代入されて初期化される。
また、ROM102には、大当たりが抽選された場合に、排出口スイッチ74Aからスイッチ信号が入力された際の時間計測カウンタ103Fの計測時間に基づいて、演出用メダル50の変動パターンを決定する後述の大当たり作動パターン決定テーブル121(図8参照)と、ハズレが抽選された場合に、排出口スイッチ74Aからスイッチ信号が入力された際の時間計測カウンタ103Fの計測時間に基づいて、演出用メダル50の変動パターンを決定する後述のハズレ作動パターン決定テーブル122(図9参照)とが格納される作動パターン記憶エリア102Aが設けられている。
次に、ROM102の作動パターン記憶エリア102Aに格納される大当たり作動パターン決定テーブル121について図8に基づいて説明する。ここで、大当たり作動パターン決定テーブル121は、大当たりが抽選された場合に、排出口スイッチ74Aからスイッチ信号が入力された際の時間計測カウンタ103Fの計測時間に基づいて、演出用メダル50の変動パターンを決定する際に使用するテーブルである。
図8に示すように、大当たり作動パターン決定テーブル121は、排出口スイッチ74Aからスイッチ信号が入力された際の時間計測カウンタ103Fの計測時間から算出される演出時間B(図12のS42参照)に対応する「大当たり作動パターン」と、各大当たり作動パターンに対して予め設定された演出用メダル50の変動パターン、即ち、メダル用モータ82の駆動制御内容を表す「内容」とから構成されている。
また、大当たり作動パターン決定テーブル121の「大当たり作動パターン」には、演出時間Bの「30秒」に対応する「大当たり作動パターン30」、演出時間Bの「29秒」に対応する「大当たり作動パターン29」、・・・・、演出時間Bの「1秒」に対応する「大当たり作動パターン1」、演出時間Bの「0秒」に対応する「大当たり作動パターン0」が予め格納されている。
また、大当たり作動パターン決定テーブル121の「内容」には、例えば、「大当たり作動パターン30」に対して、演出用メダル50が約30秒間回転して遊技者側に表面を示して停止する変動パターンを表す「コインが回転し30秒後に表で停止する」が予め格納されている。また、「大当たり作動パターン20」に対して、演出用メダル50が約20秒間回転して遊技者側に表面を示して停止する変動パターンを表す「コインが回転し20秒後に表で停止する」が予め格納されている。また、「大当たり作動パターン10」に対して、演出用メダル50が約10秒間回転して遊技者側に表面を示して停止する変動パターンを表す「コインが回転し10秒後に表で停止する」が予め格納されている。
次に、ROM102の作動パターン記憶エリア102Aに格納されるハズレ作動パターン決定テーブル122について図9に基づいて説明する。ここで、ハズレ作動パターン決定テーブル122は、ハズレが抽選された場合に、排出口スイッチ74Aからスイッチ信号が入力された際の時間計測カウンタ103Fの計測時間に基づいて、演出用メダル50の変動パターンを決定する際に使用するテーブルである。そして、CPU101は、この選択した作動パターンに従って演出用メダル50の変動制御を行う。
図9に示すように、ハズレ作動パターン決定テーブル122は、排出口スイッチ74Aからスイッチ信号が入力された際の時間計測カウンタ103Fの計測時間から算出される演出時間B(図12のS45参照)に対応する「ハズレ作動パターン」と、各ハズレ作動パターンに対して予め設定された演出用メダル50の変動パターン、即ち、メダル用モータ82の駆動制御内容を表す「内容」とから構成されている。
また、ハズレ作動パターン決定テーブル122の「ハズレ作動パターン」には、演出時間Bの「30秒」に対応する「ハズレ作動パターン30」、演出時間Bの「29秒」に対応する「ハズレ作動パターン29」、・・・・、演出時間Bの「1秒」に対応する「ハズレ作動パターン1」、演出時間Bの「0秒」に対応する「ハズレ作動パターン0」が予め格納されている。
また、ハズレ作動パターン決定テーブル122の「内容」には、例えば、「ハズレ作動パターン30」に対して、演出用メダル50が約30秒間回転して遊技者側に裏面を示して停止する変動パターンを表す「コインが回転し30秒後に裏で停止する」が予め格納されている。また、「ハズレ作動パターン20」に対して、演出用メダル50が約20秒間回転して遊技者側に裏面を示して停止する変動パターンを表す「コインが回転し20秒後に裏で停止する」が予め格納されている。また、「ハズレ作動パターン10」に対して、演出用メダル50が約10秒間回転して遊技者側に裏面を示して停止する変動パターンを表す「コインが回転し10秒後に裏で停止する」が予め格納されている。
次に、このように構成されたパチンコ機1の特別図柄表示装置61及び演出用メダル50の変動制御処理について図10乃至図13に基づき説明する。ここで、図10の割込プログラムは、電源投入後、一定時間毎(例えば、4msec毎)にリセット信号が入力される毎に作動するものである。尚、図10乃至図13にフローチャートで示される各プログラムはROM102RAM103に記憶されており、CPU101により実行される。
図10に示すように、先ず、ステップ(以下、Sという)1において、CPU101は、第1始動口49のパチンコ球の入賞、即ち、第1始動口スイッチ49Aからのパチンコ球の検出信号が、入力ポート106を介して入力されたか否か判定する判定処理を実行する。
そして、第1始動口スイッチ49Aからパチンコ球の検出信号が、入力ポート106を介して入力されていない場合には(S1:NO)、CPU101は、S4の処理に移行する。
一方、第1始動口スイッチ49Aからパチンコ球の検出信号が、入力ポート106を介して入力された場合には(S1:YES)、CPU101は、S2の処理に移行する。S2において、CPU101は、特別図柄表示装置61が変動表示中か否かを判定する判定処理を実行する。
そして、特別図柄表示装置61が変動表示中の場合には(S2:YES)、CPU101は、S4の処理に移行する。
一方、特別図柄表示装置61が変動表示中でない、即ち、特別図柄表示装置61が停止している場合には(S2:NO)、CPU101は、S3の処理に移行する。S3において、CPU101は、「特別図柄変動開始処理」のサブ処理を実行する。
続いて、S4において、CPU101は、排出口74のパチンコ球の通過、即ち、排出口スイッチ74Aからのパチンコ球の検出信号が、入力ポート106を介して入力されたか否か判定する判定処理を実行する。
そして、排出口スイッチ74Aからパチンコ球の検出信号が、入力ポート106を介して入力されていない場合には(S4:NO)、CPU101は、S8の処理に移行する。
一方、排出口スイッチ74Aからパチンコ球の検出信号が、入力ポート106を介して入力された場合には(S4:YES)、CPU101は、S5の処理に移行する。S5において、CPU101は、特別図柄表示装置61が変動表示中か否かを判定する判定処理を実行する。
そして、特別図柄表示装置61が停止している場合には(S5:NO)、CPU101は、S8の処理に移行する。
一方、特別図柄表示装置61が変動表示中の場合には(S5:YES)、CPU101は、S6の処理に移行する。S6において、CPU101は、演出用メダル50が作動中か否か、即ち、メダル用モータ82がモータ駆動回路113を介して駆動中か否かを判定する判定処理を実行する。
そして、演出用メダル50が作動中、即ち、メダル用モータ82がモータ駆動回路113を介して駆動中の場合には(S6:YES)、CPU101は、S8の処理に移行する。
一方、演出用メダル50が停止中、即ち、メダル用モータ82が停止している場合には(S6:NO)、CPU101は、S7の処理に移行する。S7において、CPU101は、「演出開始処理」のサブ処理を実行する。
続いて、S8において、CPU101は、「カウンタ更新処理」のサブ処理を実行する。
その後、S9において、CPU101は、第1始動口49への入賞に対する所定個数の賞球を賞球払出装置22を介して払い出す等、その他の遊技処理を実行後、当該処理を終了する。
次に、「特図変動開始処理」(S3)のサブ処理について図11に基づいて説明する。
図11に示すように、先ず、S21において、CPU101は、時間計測カウンタ103Fに「0」を代入後、クロック回路110から出力されるクロック信号に基づいて該時間計測カウンタ103Fのカウントを再度開始して、第1始動口スイッチ49Aからスイッチ信号が入力されてからの時間の計測を開始する。また、CPU101は、大当たりカウンタ103A、普通図柄カウンタ103B、大当たり図柄選択カウンタ103C、ハズレ図柄選択カウンタ103D等の各カウント値を取得して、パラメータ記憶エリア103Eに記憶する。また、CPU101は、表示装置制御回路111を介して特別図柄表示装置61の変動表示を開始する。
続いて、S22において、CPU101は、大当たりが抽選されたか否かを判定する判定処理を実行する。具体的には、パラメータ記憶エリア103Eから大当たりカウンタ103Aのカウント値を読み出し、通常時には、該カウント値「1」が大当たりに対応し、確変モードの場合には、カウント値「1、2」が大当たりに対応しており、その他のカウント値は外れと判定する。従って、非確変モード時の遊技状態の場合は、1/3の確率で大当たりが発生し、確率変動モードの場合は、2/3の確率で大当たりが発生する。
そして、大当たりが抽選されたと判定した場合には(S22:YES)、CPU101は、S23の処理に移行する。
S23において、CPU101は、RAM103から変動パターン代数Aを読み出し、この変動パターン代数Aが「1」又は「3」のいずれか否かを判定する判定処理を実行する。
尚、パチンコ機1の起動時には、変動パターン代数Aには「0」が代入されて、RAM103に記憶されている。
そして、RAM103から読み出した変動パターン代数Aが「1」又は「3」のいずれかの場合には(S23:YES)、CPU101は、S24の処理に移行する。
S24において、CPU101は、パラメータ記憶エリア103Eから大当たり図柄選択カウンタ103Cのカウント値を読み出し、この読み出したカウント値に基づき特別図柄表示装置61に停止表示する大当たり図柄の組み合わせのパターンをROM102から読み出す。そして、この読み出した大当たり図柄の組み合わせパターンを、特別図柄表示装置61に停止表示する大当たり図柄の組み合わせのパターンとしてRAM103に記憶する。そして、CPU101は、時間計測カウンタ103Fの計測時間を所定時間毎(例えば、約4msec毎である。)に読み込み、該計測時間が30秒になった時に、RAM103から再度、この大当たり図柄の組み合わせのパターンを読み出して、特別図柄表示装置61に停止表示した後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
一方、RAM103から読み出した変動パターン代数Aが「1」又は「3」のいずれでもない場合、即ち、RAM103から読み出した変動パターン代数Aが「0」又は「2」のいずれかの場合には(S23:NO)、CPU101は、S25の処理に移行する。
S25において、CPU101は、パラメータ記憶エリア103Eから大当たり図柄選択カウンタ103Cのカウント値を読み出し、この読み出したカウント値に基づき特別図柄表示装置61に停止表示する大当たり図柄の組み合わせのパターンをROM102から読み出す。そして、この読み出した大当たり図柄の組み合わせパターンを、特別図柄表示装置61に停止表示する大当たり図柄の組み合わせのパターンとしてRAM103に記憶する。そして、CPU101は、時間計測カウンタ103Fの計測時間を所定時間毎(例えば、約4msec毎である。)に読み込み、該計測時間が20秒になった時に、RAM103から再度、この大当たり図柄の組み合わせのパターンを読み出して、特別図柄表示装置61に停止表示した後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
他方、大当たりが抽選されなかった、即ち、ハズレが抽選されたと判定した場合には(S22:NO)、CPU101は、S26の処理に移行する。
S26において、CPU101は、RAM103から変動パターン代数Aを読み出し、この変動パターン代数Aが「1」又は「3」のいずれか否かを判定する判定処理を実行する。そして、RAM103から読み出した変動パターン代数Aが「1」又は「3」のいずれかの場合には(S26:YES)、CPU101は、S27の処理に移行する。
S27において、CPU101は、パラメータ記憶エリア103Eからハズレ図柄選択カウンタ103Dのカウント値を読み出し、この読み出したカウント値に基づき特別図柄表示装置61に停止表示するハズレ図柄の組み合わせのパターンをROM102から読み出す。そして、この読み出したハズレ図柄の組み合わせパターンを、特別図柄表示装置61に停止表示するハズレ図柄の組み合わせのパターンとしてRAM103に記憶する。そして、CPU101は、時間計測カウンタ103Fの計測時間を所定時間毎(例えば、約4msec毎である。)に読み込み、該計測時間が30秒になった時に、RAM103から再度、このハズレ図柄の組み合わせのパターンを読み出して、特別図柄表示装置61に停止表示した後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
一方、RAM103から読み出した変動パターン代数Aが「1」又は「3」のいずれでもない場合、即ち、RAM103から読み出した変動パターン代数Aが「0」又は「2」のいずれかの場合には(S26:NO)、CPU101は、S28の処理に移行する。
S28において、CPU101は、パラメータ記憶エリア103Eからハズレ図柄選択カウンタ103Cのカウント値を読み出し、この読み出したカウント値に基づき特別図柄表示装置61に停止表示するハズレ図柄の組み合わせのパターンをROM102から読み出す。そして、この読み出したハズレ図柄の組み合わせパターンを、特別図柄表示装置61に停止表示するハズレ図柄の組み合わせのパターンとしてRAM103に記憶する。そして、CPU101は、時間計測カウンタ103Fの計測時間を所定時間毎(例えば、約4msec毎である。)に読み込み、該計測時間が20秒になった時に、RAM103から再度、このハズレ図柄の組み合わせのパターンを読み出して、特別図柄表示装置61に停止表示した後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
次に、「演出開始処理」(S7)のサブ処理について図12に基づいて説明する。
図12に示すように、先ず、S41において、CPU101は、変動表示中の特別図柄表示装置61に停止表示する特別図柄の組み合わせパターンが大当たり図柄の組み合わせパターンか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、変動表示中の特別図柄表示装置61に停止表示する特別図柄の組み合わせパターンが大当たり図柄の組み合わせパターンの場合には(S41:YES)、CPU101は、S42の処理に移行する。
S42において、CPU101は、時間計測カウンタ103Fの計測時間を読み込み、第1始動口49に入賞したパチンコ球が凹み部73に滞留した時間としてRAM103に記憶する。また、CPU101は、RAM103から変動パターン代数Aを再度読み出し、この変動パターン代数Aが「1」又は「3」の場合には、特別図柄表示装置61の変動表示時間が「30秒」であると判断して、この「30秒」からパチンコ球が凹み部73に滞留した時間を減算した減算時間を演出時間Bに代入してRAM103に記憶する。例えば、パチンコ球の凹み部73に滞留した時間が5秒の場合には、CPU101は、演出時間Bに「25秒」を代入してRAM103に記憶する。
また、CPU101は、RAM103から変動パターン代数Aを再度読み出し、この変動パターン代数Aが「0」又は「2」の場合には、特別図柄表示装置61の変動表示時間が「20秒」であると判断して、この「20秒」からパチンコ球が凹み部73に滞留した時間を減算した減算時間を演出時間Bに代入してRAM103に記憶する。例えば、パチンコ球の凹み部73に滞留した時間が5秒の場合には、CPU101は、演出時間Bに「15秒」を代入してRAM103に記憶する。
尚、演出時間Bは、小数点以下が切り捨てられて、RAM103に記憶される。これにより、特別図柄表示装置61の変動表示は、センター役物48の演出用メダル50の停止と同時に停止表示されるか、若しくは、該演出用メダル50の停止に追随して停止表示される。また、パチンコ機1の起動時には、演出時間Bには「0秒」が代入されてRAM103に記憶されている。
続いて、S43において、CPU101は、演出時間BをRAM103から読み出し、作動パターン記憶エリア102Aに格納される大当たり作動パターン決定テーブル121から該演出時間Bに対応する「大当たり作動パターンB」を特定し、この特定された「大当たり作動パターンB」に対応する「内容」、即ち、該大当たり作動パターンBに対して予め設定された演出用メダル50の変動パターンを読み込み、RAM103に記憶する。
例えば、RAM103から読み出した演出時間Bが「20秒」の場合には、大当たり作動パターン決定テーブル121の「大当たり作動パターン20」に対応する「コインが回転し20秒後に表で停止する」という演出用メダル50の変動パターンを読み込み、RAM103に記憶する。
その後、S44において、CPU101は、上記S43でRAM103に記憶した演出用メダル50の変動パターンに従ってメダル用モータ82の駆動を開始後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
例えば、RAM103から読み出した演出用メダル50の変動パターンが「コインが回転し20秒後に表で停止する」の場合には、CPU101は、モータ駆動回路113を介してメダル用モータ82を駆動し、演出用メダル50を20秒回転させた後、「V」の字が形成された表面が遊技者に向くように停止させる。
他方、変動表示中の特別図柄表示装置61に停止表示する特別図柄の組み合わせパターンが大当たり図柄の組み合わせパターンでない場合、即ち、特別図柄の組み合わせパターンがハズレ図柄の組み合わせパターンの場合には(S41:NO)、CPU101は、S45の処理に移行する。
S45において、CPU101は、時間計測カウンタ103Fの計測時間を読み込み、第1始動口49に入賞したパチンコ球が凹み部73に滞留した時間としてRAM103に記憶する。また、CPU101は、RAM103から変動パターン代数Aを再度読み出し、この変動パターン代数Aが「1」又は「3」の場合には、特別図柄表示装置61の変動表示時間が「30秒」であると判断して、この「30秒」からパチンコ球が凹み部73に滞留した時間を減算した減算時間を演出時間Bに代入してRAM103に記憶する。例えば、パチンコ球の凹み部73に滞留した時間が5秒の場合には、CPU101は、演出時間Bに「25秒」を代入してRAM103に記憶する。
また、CPU101は、RAM103から変動パターン代数Aを再度読み出し、この変動パターン代数Aが「0」又は「2」の場合には、特別図柄表示装置61の変動表示時間が「20秒」であると判断して、この「20秒」からパチンコ球が凹み部73に滞留した時間を減算した減算時間を演出時間Bに代入してRAM103に記憶する。例えば、パチンコ球の凹み部73に滞留した時間が5秒の場合には、CPU101は、演出時間Bに「15秒」を代入してRAM103に記憶する。
続いて、S46において、CPU101は、演出時間BをRAM103から読み出し、作動パターン記憶エリア102Aに格納されるハズレ作動パターン決定テーブル122から該演出時間Bに対応する「ハズレ作動パターンB」を特定し、この特定された「ハズレ作動パターンB」に対応する「内容」、即ち、該ハズレ作動パターンBに対して予め設定された演出用メダル50の変動パターンを読み込み、RAM103に記憶する。
例えば、RAM103から読み出した演出時間Bが「20秒」の場合には、ハズレ作動パターン決定テーブル122の「ハズレ作動パターン20」に対応する「コインが回転し20秒後に裏で停止する」という演出用メダル50の変動パターンを読み込み、RAM103に記憶する。
その後、S47において、CPU101は、上記S46でRAM103に記憶した演出用メダル50の変動パターンに従ってメダル用モータ82の駆動を開始後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
例えば、RAM103から読み出した演出用メダル50の変動パターンが「コインが回転し20秒後に裏で停止する」の場合には、CPU101は、モータ駆動回路113を介してメダル用モータ82を駆動し、演出用メダル50を20秒回転させた後、「悪魔の顔」が形成された裏面が遊技者に向くように停止させる。
次に、「カウンタ更新処理」(S8)のサブ処理について図13に基づいて説明する。
図13に示すように、先ず、S61において、CPU101は、変動パターン代数AをRAM103から読み出し、この変動パターン代数Aに「1」加算して、再度RAM103に記憶する。
続いて、S62において、CPU101は、変動パターン代数AをRAM103から再度読み出し、この変動パターン代数Aが「4」か否かを判定する判定処理を実行する。そして、RAM103から読み出した変動パターン代数Aが「4」の場合には(S62:YES)、S63において、CPU101は、この変動パターン代数Aに「0」を代入して、RAM103に再度記憶後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
一方、RAM103から読み出した変動パターン代数Aが「4」でない場合、即ち、変動パターン代数Aが「0」〜「3」のうちのいずれかの場合には(S62:NO)、CPU101は、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
ここで、第1始動口49は、始動口として機能する。また、凹み部73は、遅延部として機能する。また、排出口74及び排出通路75は、排出部を構成する。また、第1始動口スイッチ49Aは、入球検出手段として機能する。また、排出口スイッチ74Aは、排出検出手段として機能する。また、時間計測カウンタ103Fは、計測手段として機能する。また、CPU101、ROM102及び大当たりカウンタ103Aは、大当たり判定手段を構成する。また、メダル用モータ82及び演出用メダル50は、演出装置を構成する。また、作動パターン記憶エリア102Aは、変動パターン記憶手段として機能する。また、CPU101及びRAM103は、第1選択手段を構成する。また、CPU101及びROM102は、第1制御手段、算出手段、第2制御手段を構成する。また、CPU101及び作動パターン記憶エリア102Aは、第2選択手段を構成する。
以上説明したとおり、パチンコ機1によれば、第1始動口49に入球したパチンコ球は凹み部73で滞留してランダムに遅延して排出口74から排出されるため、遊技者に第1始動口49に入ったパチンコ球の転動を楽しませることが可能となる。また、凹み部73に滞留したパチンコ球の排出口74からの排出に基づいて演出用メダル50の回転変動が開始されるため、遊技者の視線の動きを凹み部73に引きつけた後、続けて演出用メダル50の回転変動に引きつけることが可能となり、この凹み部73でのパチンコ球の転動を効果的に見せることが可能となる。
また、従来のパチンコ機と同様に、第1始動口49への入球に基づいて特別図柄表示装置61の特別図柄の変動時間、即ち、図柄変動時間が選択されて該特別図柄表示装置61の変動が開始されるため、遊技者に違和感を与えることを防止することができる。
更に、特別図柄表示装置61の図柄変動時間から凹み部73に滞留したパチンコ球の滞留時間を減算した減算時間に基づいて演出用メダル50の回転変動が、特別図柄表示装置61とほぼ同時に大当たりの抽選結果を報知する大当たり作動パターン又はハズレ作動パターンを選択し、この選択した大当たり作動パターン又はハズレ作動パターンで演出用メダル50の回転変動が行われるため、特別図柄表示装置61と演出用メダル50の大当たりの抽選結果の報知タイミングをほぼ同時にすることが可能となる。
尚、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、上記実施例では演出装置として演出用メダル50をメダル用モータ82を介して回転駆動したが、演出用メダル50に替えて液晶表示器を配設して、演出用メダルが回転する映像表示を行うようにしてもよい。また、演出用メダル50に替えて液晶表示器や7セグメントLED等を配設して、この液晶表示器や7セグメントLED等により0〜9の数字をスクロール表示して、大当たりが抽選された場合には、偶数の数字のいずれかを停止表示し、ハズレが抽選された場合には、奇数の数字のいずれかを停止表示するようにしてもよい。これにより、本発明と同様の効果を奏することが可能となる。
本実施例に係るパチンコ機全体を示した正面側斜視図である。 パチンコ機の遊技盤の演出用メダルが表面で停止した正面図である。 パチンコ機の遊技盤の演出用メダルが裏面で停止した正面図である。 センター役物の演出用メダルが裏面で停止した状態を示す正面図である。 センター役物の演出用メダルが裏面で停止した状態を示す背面図である。 図4のX1−X1矢視断面図である。 パチンコ機の制御回路部のシステム構成を示すブロック図である。 パチンコ機のROMの作動パターン記憶エリアに格納される大当たり作動パターン決定テーブルの一例を示す図である。 パチンコ機のROMの作動パターン記憶エリアに格納されるハズレ作動パターン決定テーブルの一例を示す図である。 パチンコ機の制御回路部のCPUが実行する特別図柄表示装置及び演出用メダルの変動制御処理を示すメインフローチャートである。 図10の「特図変動開始処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。 図10の「演出開始処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。 図10の「カウンタ更新処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。
符号の説明
1・・・パチンコ機、48・・・センター役物、49・・・第1始動口、49A・・・第1始動口スイッチ、50・・・演出用メダル、61・・・特別図柄表示装置、73・・・凹み部、74・・・排出口、74A・・・排出口スイッチ、75・・・排出通路、82・・・メダル用モータ、101・・・CPU、102・・・ROM、103・・・RAM、121・・・大当たり作動パターン決定テーブル、122・・・ハズレ作動パターン決定テーブル。

Claims (1)

  1. 遊技領域に配設されて、遊技球が入球可能な始動口と、前記始動口に入球した遊技球を滞留させて排出される時間をランダムに遅延させる遅延部と、前記遅延部に入った遊技球を外部に排出する排出部と、を有する始動装置と、
    前記始動口への入球を検出する入球検出手段と、
    前記排出部に入った遊技球を検出する排出検出手段と、
    前記遅延部に遊技球が滞留した滞留時間を計測する計測手段と、
    前記始動口への入球に基づいて大当りが抽選されたか否かを判定する大当たり判定手段と、
    遊技領域に設けられて前記始動口への入球に基づいて複数の識別図柄の変動表示を開始して前記大当たり判定手段の抽選結果を報知する特別図柄表示装置と、
    遊技領域に設けられて前記排出部への遊技球の排出に基づいて変動を開始して前記大当たり判定手段の抽選結果を報知する演出装置と、
    前記演出装置の変動時間が異なる複数の変動パターンを前記大当たり判定手段の抽選結果に対応させて記憶する変動パターン記憶手段と、
    前記大当たり判定手段の抽選結果に基づいて前記識別図柄の図柄変動時間を選択する第1選択手段と、
    前記第1選択手段によって選択された図柄変動時間の間前記特別図柄表示装置を介して複数の識別図柄を変動表示後、前記大当たり判定手段の抽選結果を報知するように制御する第1制御手段と、
    前記第1選択手段によって選択された図柄変動時間から前記計測手段によって計測された滞留時間を減算した減算時間を算出する算出手段と、
    前記減算時間に基づいて前記演出装置が前記特別図柄表示装置とほぼ同時に前記大当たり判定手段の判定結果を報知するように前記複数の変動パターンから一の変動パターンを選択する第2選択手段と、
    前記第2選択手段によって選択された変動パターンで前記演出装置を変動させた後、前記大当たり判定手段の抽選結果を報知するように制御する第2制御手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
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