JP2007215473A - 培養細胞の電気シグナル計測デバイスおよび該デバイスを用いる電気シグナル計測方法 - Google Patents
培養細胞の電気シグナル計測デバイスおよび該デバイスを用いる電気シグナル計測方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】半透膜3によって二つに区分けされたコンパートメントが内部に設けられた支持体2に電極が設けられた培養細胞の電気シグナル計測デバイス1であって、前記コンパートメントは、半透膜3により上部コンパートメント4と下部コンパートメント5に区分けされ、上部コンパートメント4には上部電極61が設けられ、下部コンパートメント5には、該上部電極61に対向して対向面621が半透膜3に接触して下部電極62が設けられており、上部コンパートメント4と下部コンパートメント5に別々に流体を灌流させる上部灌流用流路および下部灌流用流路が支持体2に設けられている培養細胞の電気シグナル計測デバイス1。
【選択図】図1
Description
そして従来は、解析手法として、例えば、培養細胞の電気抵抗や電気的インピーダンスをリアルタイムで計測する手法が用いられてきている。特に、インピーダンスを計測する手法は、リアルタイムにかつ非侵襲的に培養細胞に関するより多くの情報が得られるため有用である。このような培養細胞のインピーダンスを計測する手法として、例えば、微細加工技術により薄膜平面上に電極をパターニングしたデバイスを用いる方法が開示されている(例えば、非特許文献1参照)。
Linderholm,P.,Brouard,M.,Barrandon,Y.,Renaud,P.Monitoring stem cell growth using a microelectrode array.XII ICEBI 2004 Gdansk.
請求項1に記載の発明は、半透膜によって二つに区分けされたコンパートメントが内部に設けられた支持体に、電極が設けられている培養細胞の電気シグナル計測デバイスであって、前記コンパートメントは、前記半透膜により上部コンパートメントおよび下部コンパートメントに区分けされ、上部コンパートメントには上部電極が設けられ、下部コンパートメントには、該上部電極に対向して、対向面が前記半透膜に接触して下部電極が設けられており、上部コンパートメントと下部コンパートメントに別々に流体を灌流させるための上部灌流用流路および下部灌流用流路が支持体に設けられていることを特徴とする培養細胞の電気シグナル計測デバイスである。
請求項2に記載の発明は、前記上部電極の下部電極に対向する面と、前記半透膜の上部電極に対向する面との距離が1mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の培養細胞の電気シグナル計測デバイスである。
請求項3に記載の発明は、前記上部電極および下部電極の測定面の厚みが、0.5mm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の培養細胞の電気シグナル計測デバイスである。
請求項4に記載の発明は、前記上部電極および下部電極の材質が金メッキされた真鍮であり、これら電極の測定面の形状が、直径3mm以下の円形であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の培養細胞の電気シグナル計測デバイスである。
請求項5に記載の発明は、前記支持体の材質が、ポリジメチルシロキサンであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の培養細胞の電気シグナル計測デバイスである。
請求項6に記載の発明は、インピーダンス計測用である請求項1〜5のいずれか一項に記載の培養細胞の電気シグナル計測デバイスである。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の培養細胞の電気シグナル計測デバイスが、基板上に複数設けられていることを特徴とする培養細胞の電気シグナル計測アレイである。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の培養細胞の電気シグナル計測デバイスを用いて、培養細胞の電気シグナルを計測する方法であって、上部コンパートメント側の半透膜上の、上部電極と下部電極との間の位置に細胞を導入し、上部コンパートメントに流体を、下部コンパートメントに培養液を別々に灌流させながら半透膜上で前記細胞を培養し、上部電極および下部電極より培養細胞に電界を印加して得られる培養細胞の電流応答を計測することを特徴とする培養細胞の電気シグナル計測方法である。
図1は、本発明の培養細胞の電気シグナル計測デバイス(以下、デバイスと略記することがある)の、一実施形態を示す縦断面図である。
本発明のデバイス1は、支持体2内部に、半透膜3によって区分けされた上部コンパートメント4と下部コンパートメント5が設けられている。支持体2上部に貫通して設けられている穴を介して、上部コンパートメント4には上部電極61が設けられ、支持体2下部に貫通して設けられている穴を介して、下部コンパートメント5には下部電極62が設けられている。上部電極61および下部電極62は対向して配置され、これらが一対の電極を構成しており、これら電極間に載置された培養細胞7に電界を印加して、培養細胞の電気シグナルが計測できるようになっている。
また、上部電極61の下部電極に対向する面611と、前記半透膜3の上部電極に対向する面31との距離は1mm以下であることが好ましい。
上部電極61をこのような好ましい配置状態とすることによって、培養細胞7の電気シグナル計測精度をより向上させることができる。
また、上部コンパートメント4の高さは、培養細胞7の大きさの1.5倍〜5倍であることが好ましく、1.5倍〜2倍であることがより好ましい。
このような距離にすることで、下部コンパートメント5内を還流する培養液から供給される栄養成分や酸素の濃度を、上部コンパートメント4内において高く維持することができ、細胞培養環境を実際の生体内に近い環境とすることができて、細胞の培養を良好に行うことができる。
また、上部電極61および下部電極62の材質も、電界を印加できるものであれば特に限定されず、従来公知のものを用いれば良い。好ましい材質としては、例えば、金メッキされた真鍮、白金、チタン合金、金、ITO(Indium Tin Oxide:インジウム錫酸化物)等を挙げることができる。
これらの中でも、上部電極61および下部電極62として、材質が金メッキされた真鍮であり、これら電極の測定面の形状が、直径3mm以下の円形であるものを好ましいものとして挙げることができる。このような好ましい材質および形状のものとして、釘状のものが市販されており、入手が容易である。
なお、本発明においては、図1に示した支持体2上部の内表面211のうち上部電極61が接触している面、および/または半透膜3上の下部電極62が接触している面の上に、真空蒸着などの方法により前記材質からなる金属薄膜を形成し、これを電極として用いても良い。
そして、半透膜3上の上部コンパートメント4側で、細胞の培養が行われる。
また、半透膜3の材質としては、培養細胞7に対して適合性を有するものであれば特に限定されず、例えば、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリテトラフルオロエチレン等が挙げられる。
半透膜3の厚さは、培養細胞7の電気シグナル計測精度を損なわない範囲であれば特に限定されないが、物質交換を極力速やかに行うため、10〜20μmの範囲内であることが好ましい。
このようなものとして、具体的には、例えば、一般的に透析膜、精密濾過等に用いられる半透膜として市販されているものを用いることができる。
好ましい材質としては、外気中の酸素を透過させてデバイス1内の培養液や流体に供給することができる、酸素透過性材料が挙げられる。酸素透過性材料としては、培養細胞7に対して適合性を有するものであれば従来公知の任意の酸素透過性材料を用いることができ、例えば、酸素透過性コンタクトレンズ等に用いられている生体適合性の酸素透過性材料等を挙げることができる。特に、透明性を有するものであれば、外側からデバイス内の培養細胞7を観察できるためより好ましい。
酸素透過性材料として、具体的には、例えば、生体適合性のシリコーンゴムが挙げられる。なかでも、生体適合性および透明性を有し、さらに安価な材料であることからポリジメチルシロキサン(以下、PDMSと略記する)が好ましい。
下部コンパートメント5に流体として細胞培養に必要な培養液を灌流させて、半透膜3を介して栄養成分や酸素等を培養細胞7に供給し、培養細胞7から排出された老廃物等を下部コンパートメント5から排出させるため、本発明においては、下部灌流用流路として、培養液供給用流路および培養液排出用流路を別々に下部コンパートメント5に設けることが好ましい。
また、培養液の組成は、培養する細胞の種類に応じて適宜選択すれば良い。
上部コンパートメント4に灌流させる流体としては、培養細胞7に悪影響を与えないものであれば特に限定されないが、培養液が好ましい。
このように本発明のデバイス1は、構造が単純であり、上部電極61および下部電極62として、市販の釘状のものを用いることもできるため、容易に作製することができる。
このようにすることで、培養細胞7に対する栄養成分や酸素の供給と、培養細胞7から排出された老廃物等のデバイス1外への排出を効率的に行うことができ、細胞の培養をより良好に行うことができる。
上部コンパートメントでの流体の灌流と下部コンパートメントでの培養液の灌流とは別々に行われるため、例えば、上部コンパートメントに薬物等を添加すれば、この薬物等に対する培養細胞の応答もリアルタイムで計測することができる。
上部コンパートメントの高さが低く、好ましくは1mm以下とすることで、半透膜上の細胞を良好に培養することができる。
そして、本発明のデバイスは極めて小さく構造も単純であるため、複数個を同一の基板上に設けて、容易に電気シグナル計測アレイとして用いることもでき、多数のサンプルのスクリーニング等に好適である。
このような本発明のデバイスを用いることで、抵抗値だけでなくインピーダンス計測が可能であり、半透膜上の培養細胞を非侵襲的にリアルタイムで解析することができ、より多くの情報が得られる。
(実施例1)
◎インピーダンス計測による培養細胞の膜状構造形成の確認
図1に示す本発明のデバイスを用いて、小腸由来Caco−2細胞の培養を行いながら、該細胞のインピーダンス計測を行った。
用いたデバイスは、具体的には、以下のようなものである。すなわち、支持体はPDMS製であり、支持体内のコンパートメントのサイズ(上部コンパートメントと下部コンパートメントを合わせたサイズ)は縦15mm、横6mm、高さ1.6mmである。これを、孔径0.4μm、厚さ14μmのポリエステル製多孔質膜(コーニング社製、コード3450)を半透膜として用いて、区分けして、上部コンパートメント、下部コンパートメントの高さを共に約0.8mmとした。
上部電極および下部電極として、長さ15mm、外径0.5mmで、頭部が厚さ0.4mm、直径1.2mmの円形状である金メッキされた真鍮製の釘状のものを、頭部の平坦面を測定面として用いた。また、上部電極は、下部電極に対抗する面と反対側の面を上側支持体内面に接触させて支持体に固定し、下部電極は、上部電極に対抗する面を半透膜に接触させて支持体に固定した。この時、上部電極の下部電極に対抗する面と半透膜との間の距離は0.4mmであった。そして、これら電極を交流電源に接続した。
培養条件:培養液として、DMEM(Dulbecco‘s Minimum Essential Medium)に10%ウシ胎仔血清、1%MEM可欠アミノ酸溶液、20mM HEPES緩衝液、100規定/mLペニシリン、100μgストレプトマイシン、1μgアンフォテリシンを加えたものを使用し、周囲温度を37℃、二酸化炭素濃度を5%に保った条件で培養を行った。
計測条件:計測は、市販のインピーダンスアナライザーを用いて、1Hz〜10MHzの周波数帯について10mV振幅の交流電場を電極間に印加して行った。
図2(a)は、計測したインピーダンスの振幅スペクトルであり、グラフ縦軸はインピーダンスの振幅の絶対値を示す。図2(a)より、培養開始から7日目までは細胞成長が確認された。そして9日目以降にインピーダンス振幅の顕著な増加(18KΩ)が認められ、細胞間におけるタイトジャンクションの形成および細胞の膜状構造の形成が確認された。
以上により、本発明のデバイスを用いて培養細胞のインピーダンスを高精度にリアルタイムで測定することができ、細胞成長、細胞間のタイトジャンクションの形成、および細胞の膜状構造の形成を正確に確認することができた。
◎インピーダンス計測による培養細胞への塩化第二銅(CuCl2)添加の影響の確認
実施例1で用いたデバイスを用いて、塩化第二銅を添加された小腸由来Caco−2細胞の培養を行いながら、インピーダンス計測を行った。
細胞の培養条件およびインピーダンスの計測条件は実施例1と同様である。
そして、培養開始後7日目までは通常培養を行い、インピーダンス計測後、培養液に30μMの濃度となるように塩化第二銅を添加して、塩化第二銅添加直後(添加後0時間)から添加後4時間までそのまま細胞培養を継続した。4時間経過後にインピーダンスを計測し、塩化第二銅を含む培養液を、塩化第二銅を含まない培養液で洗い流すことにより、培養細胞をデバイス内部に残した状態で洗浄操作を行った。この間適宜、培養細胞のインピーダンスを計測した。その結果を図3に示す。なお、図3中の凡例において、例えば「3日」とは、細胞培養開始から3日目のことを指し、例えば、「7日添加後4時間」とは、細胞培養開始から7日目の塩化第二銅添加後4時間のことを指す。
そして、7日目に塩化第二銅を添加してから4時間後までは、インピーダンスの振幅変化がほとんど認められず、膜状構造が機能していることが確認された。続いて、培養細胞を洗浄後にデバイスへ戻してから塩化第二銅添加の効果が表れ、添加後25時間で、インピーダンスの振幅が低下していることが認められ、膜状構造の崩壊が確認された。そして添加後48時間で再びインピーダンスの振幅増加が認められ、膜状構造が再生していること確認された。すなわち、塩化第二銅による培養細胞の膜状構造への添加効果は、時間経過とともに消失することが確認された。
そして7日目に塩化第二銅を添加してから4時間後までは、曲線に大きな変化はなく、膜状構造がそのまま機能していることが確認された。続いて、培養細胞を洗浄後にデバイスへ戻してから塩化第二銅添加の効果が表れ、添加後25時間で、曲線の高周波数側へのシフトと、特徴的な106Hz付近のθの増加(θ=−53°)が認められ、膜状構造の崩壊が確認された。さらに添加後48時間で、新たに曲線の低周波数側へのシフトと、特徴的な106Hz付近のθの減少(θ=−58°)が認められ、膜状構造の再生が確認された。すなわち、塩化第二銅の添加が培養細胞の膜状構造へおよぼす効果は、時間経過とともに消失することを、本発明のデバイスを用いて培養細胞のインピーダンスを高精度にリアルタイムで測定することで確認することができた。
Claims (8)
- 半透膜によって二つに区分けされたコンパートメントが内部に設けられた支持体に、電極が設けられている培養細胞の電気シグナル計測デバイスであって、
前記コンパートメントは、前記半透膜により上部コンパートメントおよび下部コンパートメントに区分けされ、
上部コンパートメントには上部電極が設けられ、下部コンパートメントには、該上部電極に対向して、対向面が前記半透膜に接触して下部電極が設けられており、
上部コンパートメントと下部コンパートメントに別々に流体を灌流させるための上部灌流用流路および下部灌流用流路が支持体に設けられていることを特徴とする培養細胞の電気シグナル計測デバイス。 - 前記上部電極の下部電極に対向する面と、前記半透膜の上部電極に対向する面との距離が1mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の培養細胞の電気シグナル計測デバイス。
- 前記上部電極および下部電極の測定面の厚みが、0.5mm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の培養細胞の電気シグナル計測デバイス。
- 前記上部電極および下部電極の材質が金メッキされた真鍮であり、これら電極の測定面の形状が、直径3mm以下の円形であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の培養細胞の電気シグナル計測デバイス。
- 前記支持体の材質が、ポリジメチルシロキサンであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の培養細胞の電気シグナル計測デバイス。
- インピーダンス計測用である請求項1〜5のいずれか一項に記載の培養細胞の電気シグナル計測デバイス。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の培養細胞の電気シグナル計測デバイスが、基板上に複数設けられていることを特徴とする培養細胞の電気シグナル計測アレイ。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の培養細胞の電気シグナル計測デバイスを用いて、培養細胞の電気シグナルを計測する方法であって、
上部コンパートメント側の半透膜上の、上部電極と下部電極との間の位置に細胞を導入し、上部コンパートメントに流体を、下部コンパートメントに培養液を別々に灌流させながら半透膜上で前記細胞を培養し、
上部電極および下部電極より培養細胞に電界を印加して得られる培養細胞の電流応答を計測することを特徴とする培養細胞の電気シグナル計測方法。
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