JP2007214020A - 燃料電池用ガス拡散層の成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ガス供給時の圧力損失を低減して、ガスを効率よく良好に供給することができる金属製の燃料電池用ガス拡散層を成形するための成形方法を提供すること。
【解決手段】 燃料電池用ガス拡散層としてのコレクタ12すなわちメタルラスMRは、第1工程と第2工程を経て成形される。第1工程は、上刃UHがステンレス板Sの板幅方向における第1加工位置にある状態で、ステンレス板Sに略六角形状の貫通孔を、加工ピッチ分だけずれた位置に2回成形する工程である。第2工程は、上刃UHがステンレス板Sの板幅方向における第2加工位置にある状態で、ステンレス板Sに略六角形状の貫通孔を、加工ピッチ分だけずれた位置に2回成形する工程である。この第1工程と第2工程とを交互に繰り返すことにより、均一な形状を有するとともに所定の板厚を有するメタルラスMRを製造することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、燃料電池、特に、固体高分子型燃料電池に採用される金属製のガス拡散層の成形方法に関する。
従来から、例えば、下記特許文献1に示すような燃料電池は知られている。この従来の燃料電池においては、薄平板状の基板と網目状の導電体から構成されるセパレータが互いに隣接する単セルの間に配置されるようになっている。そして、網目状の導電体は、例えば、菱形のスリットが形成されたランスカットメタル(メタルラス)やエキスパンドメタルなどから形成されており、その断面形状が略矩形状に成形されている。これにより、空気または燃料ガスを電極拡散層に供給するための流路を形成するとともに、電流を外部に導出できるようになっている。
ところで、燃料電池の開発においては、発電効率を向上させることはいうまでもなく、電池自体を小型化することも盛んに研究されている。ここで、上記従来の燃料電池においては、導電体の断面形状を略矩形状に形成することによって空気または燃料ガスの流路を必要十分に確保し、効率よくこれらのガスを拡散させて電極拡散層に供給することができるようになっている。また、メタルラスやエキスパンドメタルを採用することにより、電極拡散層に対して導電体をより細かいピッチで全面に渡り均一に接触させることができるため、例えば、貫通孔の形成されていない金属薄板に略矩形状の溝を成形した場合に比して、発電された電気を効率よく導出することができるようになっている。したがって、燃料電池の発電効率を向上させることについては、十分達成できるものと考えることができる。
しかしながら、導電体の断面形状を略矩形状に形成する点で、燃料電池の小型化が阻害されており、燃料電池の小型化については未だ検討の余地がある。このことに関し、メタルラスやエキスパンドメタルなど、多数の貫通孔が形成された素材を採用して導電体を形成する場合には、これら多数の貫通孔自体を空気または燃料ガスの流路として利用する、言い換えれば、メタルラスやエキスパンドメタルを略平板状のまま導電体として採用することが考えられる。そして、この場合には、例えば、下記特許文献2に示すようなリブ付きのエキスパンドメタルやこのエキスパンドメタルを製造する前の階段状に形成されたメタルラスを採用することが考えられる。
特開2005−209470号公報 特開2001−47153号公報
ところが、上記従来のメタルラスやエキスパンドメタルはその板厚が小さいため、そのまま導電体として採用した場合には、空気や燃料ガスを導通させる際の抵抗すなわち圧力損失が大きく、燃料電池の電極層に対して十分に空気や燃料ガスを供給することができない可能性がある。このため、上記従来のメタルラスやエキスパンドメタルの板厚を大きく確保すべく、例えば、千鳥配置にせん断加工する際の加工ピッチを大きくすることが考えられるが、素材としての金属薄板の変形抵抗力が小さいために切断型の形状が金属薄板に転写されにくく、適正な板厚のメタルラスやエキスパンドメタルを製造することが難しい。また、切断型の形状が金属薄板に対して良好に転写されない場合には、形成される貫通孔の形状が均一でなくなり、この結果、さらに圧力損失が大きくなる可能性もある。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ガス供給時の圧力損失を低減して、ガスを効率よく良好に供給することができる金属製の燃料電池用ガス拡散層を成形するための成形方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、燃料電池の電極構造体を構成する電極層に対して、燃料ガスと酸化剤ガスとをそれぞれ拡散して供給するために多数の貫通孔が千鳥配置に形成された金属製のガス拡散層を成形する燃料電池用ガス拡散層の成形方法であって、金属薄板を載置する固定型と、同固定型に対して前記金属薄板の送り方向に配置されて、前記金属薄板の板厚方向にて移動して退避するとともに前記金属薄板の板幅方向に移動して前記金属薄板を切断することにより所望の形状を有する貫通孔を千鳥配置に形成する切断型とを備えた成形装置を用い、前記金属薄板を所定の加工ピッチ分だけ送り、前記金属薄板の板厚方向に対して前記切断型を移動させるとともに退避させて前記所望の形状を有する貫通孔を形成する加工サイクルを複数回繰り返し実行する第1の工程と、前記第1の工程後、前記切断型を前記金属薄板の板幅方向に所定量だけ移動させて、前記加工サイクルを複数回繰り返し実行し、同複数回の加工サイクルの実行後、前記切断型を前記金属薄板の板幅方向への前記移動とは逆方向に前記所定量だけ移動させる第2の工程とを備えており、前記第1の工程と前記第2の工程とを繰り返し実行することにある。
これによれば、第1の工程と第2の工程において、所望の形状の貫通孔を正確に形成できる所定の加工ピッチ分だけ金属薄板を送り、切断型により貫通孔を形成する加工サイクルをそれぞれ複数回実行するとともに、これら第1の工程と第2の工程とを繰り返すことにより、燃料電池用ガス拡散層を成形することができる。そして、このように成形された燃料電池用ガス拡散層は、均一な形状の貫通孔を有するとともに、切断型の形状が転写された部分すなわち階段形状部分の板厚を大きくすることができて空気または燃料ガスの導通に適した板厚を有することができる。
したがって、この燃料電池用ガス拡散層を燃料電池に採用することにより、空気または燃料ガスを導通する際の圧力損失を低減することができ、電極層に対して、電極反応に必要な空気または燃料ガスを十分に供給することができる。また、多数の貫通孔を均一に形成することができるため、発電された電気を効率よく外部に出力することができる。これらにより、燃料電池の発電効率を十分に確保することができる。一方で、燃料電池用ガス拡散層に、例えば、断面略矩形状に溝などを成形する必要がないため、燃料電池自体を小型化することができる。したがって、燃料電池の発電効率の確保と小型化を両立させることができる。
また、この場合、前記第2の工程後であって前記第1の工程前に、前記金属薄板を前記所定の加工ピッチ分だけ送り、前記金属薄板の板厚方向に1回だけ移動させるとともに退避させて前記所望の形状を有する貫通孔を形成した後、前記切断型を前記第2の工程の複数回の加工サイクルの実行後における前記金属薄板の板幅方向への前記移動とは逆方向に前記所定量だけ移動させる第3の工程を備え、前記第1の工程、前記第2の工程および前記第3の工程を繰り返し実行することもできる。これによれば、第1の工程と第2の工程によって成形された部分に比して、第3の工程によって成形された部分の板厚を小さくすることができる。このため、空気や燃料ガスがこの板厚の小さい部分を導通しやすくなるため、圧力損失をより低減することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係り、燃料電池用セパレータ10(以下、単にセパレータ10という)を用いて構成された固体高分子型燃料電池のスタックの一部を概略的に示した断面図である。この燃料電池スタックは、2つのセパレータ10と、これらセパレータ10間に配置されて積層されるフレーム20およびMEA30(Membrane−Electrode Assembly:膜−電極アッセンブリ)とからなる単セルが多数積層されて構成される。そして、各単セルに対して、例えば水素ガスなどの燃料ガスと、例えば空気などの酸化剤ガスとが燃料電池スタック外部から導入されることにより、MEA30による電極反応によって電気が発電される。ここで、本明細書では、以下の説明において、燃料ガスと酸化剤ガスとをまとめて単にガスともいう。なお、酸化剤ガスには、MEA30による電極反応に伴って発生する反応熱を冷却するとともにMEA30が適度な水分を有するように水のミストが含まれる場合がある。
セパレータ10は、略正方形の平板状に形成されて燃料電池スタック内に導入されたガスの混流を防ぐセパレータ本体11と、外部から供給された燃料ガスまたは酸化剤ガスを適切に拡散させてMEA30に導入するとともに電極反応によって発電された電気を集電するガス拡散層としてのコレクタ12とから構成される。セパレータ本体11は、図2に示すように、金属製の薄板(例えば、板厚が0.1mm程度のステンレス板など)から形成されている。なお、金属製の薄板としては、他に、例えば、金めっきなどの防錆処理を施した鋼板などを採用することができる。
また、セパレータ本体11の周縁部分には、ガス導入口11aと、同ガス導入口11aと対向する位置にガス導出口11bが2対形成されている。ここで、各対は、互いに略直交するように形成されている。ガス導入口11aは、略長楕円状の貫通孔に形成されていて、燃料電池スタックの外部から供給された燃料ガスまたは酸化剤ガスを単セル内に導入するとともに、積層された他の単セルに供給された燃料ガスまたは酸化剤ガスを流通する。ガス導出口11bも、略長楕円状の貫通孔に形成されていて、単セル内にガス導入口11aから導入されたガスのうちMEA30にて未反応のガスを外部に排出するとともに、積層された他の単セルからの未反応のガスを流通する。
コレクタ12は、図3(a)に示すように、多数の小径の略六角形状の貫通孔が網目状に形成された金属製の薄板(以下、この金属製の薄板をメタルラスMRという)で構成される。そして、このメタルラスMRは、例えば、板厚が0.1mm程度の金属薄板(例えば、ステンレスなど)から形成されるものであり、多数形成される貫通孔の孔径は0.1mm〜1mm程度とされている。また、メタルラスMRは、図3(b)にて図3(a)における左右方向の側面視を示すように、網目状の貫通孔を形成している部分が順次重なるように連結されて、その断面形状が階段形状とされている。このメタルラスMRは、以下に説明する燃料電池用ガス拡散層の成形方法としてのメタルラス成形工程を経て製造される。
メタルラス成形工程は、図4(a)に概略的に示すメタルラス加工装置Rを用いて、ステンレス板Sに多数の網目状の貫通孔を階段形状に形成するものである。メタルラス加工装置Rは、ステンレス板Sを順次送り供給するための送りローラORと、加工時にステンレス板Sを適切に固定するための押え機構OKと、ステンレス板Sに順次せん断加工して網目状の貫通孔を千鳥配置に成形する刃型Hとを備えている。なお、ステンレス板Sは、所定の長さに予め切断された板材であってもよいし、コイル状に巻き取られたコイル材であってもよい。
刃型Hは、図示省略のベースに固定されてステンレス板Sを載置する固定型としての下刃SHと、ステンレス板Sの板厚方向(図4(a)にて上下方向)およびステンレス板Sの板幅方向(図4(a)にて紙面垂直方向)に移動可能な切断型としての上刃UHとから構成される。そして、図4(b)に示すように、下刃SHは、押え機構OKとの間でステンレス板Sを適切に固定するために、その上面が平面形状とされている。また、上刃UHは、ステンレス板Sに対して、せん断加工により千鳥配置に切れ目を形成するとともに引き伸ばし加工により略六角形状の貫通孔を形成するために、複数の略台形形状とされた刃を備えている。
このように構成されたメタルラス加工装置Rを用いたメタルラス成形工程は、本実施形態においては、第1工程と第2工程との2つの工程から構成される。すなわち、第1工程は、上刃UHがステンレス板Sの板幅方向における所定位置(以下、この所定位置を第1加工位置という)にある状態でステンレス板Sに略六角形状の貫通孔を成形する工程である。また、第2工程は、上刃UHが第1加工位置から所定量(例えば、略台形形状の刃の形成間隔の半分)だけステンレス板Sの板幅方向に移動した位置(以下、この位置を第2加工位置という)にある状態でステンレス板Sに略六角形状の貫通孔を成形する工程である。以下、図5および図6を用いて、このメタルラス成形工程を具体的に説明する。
まず、第1工程においては、図5(a)に示すように、上刃UHが第1加工位置にある状態で、送りローラORによってステンレス板Sが所定の加工長さ(加工ピッチ)だけ刃型Hに送られる。そして、図5(b)に示すように、上刃UHは、下刃SH方向すなわちステンレス板Sの板厚方向へ降下し、下刃SHとともにその略台形形状の部分によってステンレス板Sの一部をせん断して千鳥配置の切れ目を加工する。さらに続けて、上刃UHは最下点位置まで降下し、同上刃UHの刃と接触しているステンレス板Sを下方に曲げ伸ばし、その後、図5(c)に示すように、上方の原位置すなわち第1加工位置まで復帰する。これにより、ステンレス板Sの加工部分は、上刃UHの刃形状が転写された状態となる。
続いて、第1加工位置に復帰した上刃UHに対して、送りローラORによって再び加工ピッチだけステンレス板Sが送られ、上刃UHは、上述した図5(b)および(c)に示したように動作する。このように、図5(a)〜(c)で示される加工サイクルを繰り返し(本実施形態においては2回)実行することにより、第1加工位置において、上刃UHがステンレス板Sに対して加工ピッチ分だけずれた位置に刃形状を転写する。すなわち、ステンレス板Sに対して上記加工サイクルを2回繰り返すことにより、図5(d)に示すように、メタルラスMRの階段形状が2回の刃形状の転写によって形成される。なお、加工サイクルの実行回数については2回に限定されるものではなく、3回以上実行可能であることはいうまでもない。
このように、第1工程が実行されると、引き続き、第2工程が実行される。すなわち、第2工程においては、図6(a)に示すように、まず、上刃UHが第2加工位置に移動する。そして、上刃UHが第2加工位置にある状態で、送りローラORによってステンレス板Sが加工ピッチだけ刃型Hに送られる。そして、図6(b)に示すように、上刃UHは、下刃SH方向すなわちステンレス板Sの板厚方向へ降下し、下刃SHとともにその略台形形状の部分によってステンレス板Sの一部をせん断して千鳥配置の切れ目を加工する。さらに続けて、上刃UHは最下点位置まで降下し、同上刃UHの刃と接触しているステンレス板Sを下方に曲げ伸ばし、その後、図6(c)に示すように、上方の原位置すなわち第2加工位置まで復帰する。これにより、ステンレス板Sの加工部分は、上刃UHの刃形状が転写された状態となる。
続いて、第2加工位置に復帰した上刃UHに対して、送りローラORによって再び加工ピッチだけステンレス板Sが送られ、上刃UHは、上述した図6(b)および(c)に示したように動作する。このように、図6(a)〜(c)で示される加工サイクルを繰り返し(本実施形態においては2回)実行することにより、第2加工位置においても、上刃UHがステンレス板Sに対して加工ピッチ分だけずれた位置に刃形状を転写する。すなわち、ステンレス板Sに対して上記加工サイクルを2回繰り返すことにより、図6(d)に示すように、メタルラスMRの階段形状が2回の刃形状の転写によって形成される。なお、加工サイクルの実行回数については2回に限定されるものではなく、3回以上実行可能であることはいうまでもない。
そして、第2工程において、加工サイクルが2回実行されると、上刃UHは、図6(a)に示した第2加工位置から図5(a)に示した第1加工位置に移動し、再び、第1工程が実行される。また、第1工程において、加工サイクルが2回実行されると、上刃UHは、図5(a)に示した第1加工位置から図6(a)に示した第2加工位置に移動し、再び、第2工程が実行される。このようにして、第1工程と第2工程とが繰り返し実行されることにより、図3(a)に示したようなメタルラスMRが成形され、第1工程および第2工程において加工サイクルが2回ずつ繰り返し実行されることにより、図3(b)に示したように階段形状部が大きく形成されて、メタルラスMRの板厚Lを大きく確保することができる。
このように、成形されたメタルラスMRは、所定の製品寸法となるように、より詳しくは、後述するMEA30のアノード電極層AEまたはカソード電極層CEの大きさと略同一の大きさの正方形となるように切断されて、コレクタ12として成形される。
そして、コレクタ12は、セパレータ本体11に対して一体的に固設されて、セパレータ10を形成する。このコレクタ12の固設について、以下に簡単に説明する。コレクタ12は、セパレータ本体11の略中央部分に配置される。そして、セパレータ本体11とコレクタ12との接触部分は、例えば、ロー付け工法により、金属的に接合されて一体的に固設される。
具体的に説明すると、まず、コレクタ12に対して、例えば、銅やニッケルなどのペースト状のロー材を塗布する。そして、ロー材を塗布したコレクタ12をセパレータ本体11の所定位置に仮止めする。次に、還元ガス雰囲気中にて、仮止めしたセパレータ本体11とコレクタ12とを所定温度で所定時間だけ加熱し、その後冷却する。これにより、セパレータ本体11とコレクタ12とが金属的に接合されて一体的に固設される。
ここで、セパレータ本体11とコレクタ12とを金属的に接合する接合工法については、上述したロー付け工法に限定されるものではない。すなわち、セパレータ本体11とコレクタ12とを金属的に接合することができる他の工法、例えば、溶接工法や拡散接合工法を採用することができる。
フレーム20は、図7に示すように、同一の構造とされた2枚一対の樹脂板本体21,22から構成されていて、2枚のセパレータ10(より詳しくは、セパレータ本体11)にそれぞれの一面側が固着される。これら樹脂板本体21,22は、セパレータ本体11の外形寸法と略同一の外形寸法とされるとともに、コレクタ12の成形高さすなわちメタルラスMRの板厚Lよりも僅かに小さい板厚とされている。そして、樹脂板本体21に対して、樹脂板本体22は、同一平面方向にて略90度回転して配置されて積層される。なお、樹脂板本体21,22は、種々の樹脂材料を採用することができ、好ましくは、ガラスエポキシ樹脂を採用するとよい。
また、樹脂板本体21,22には、その周縁部分にて、単セルを形成した状態でセパレータ本体11に形成されたガス導入口11aおよびガス導出口11bの各貫通孔に対応する位置に同各貫通孔の形状と略同一の形状の貫通孔21a,21bおよび貫通孔22a,22bが形成されている。また、樹脂板本体21,22には、その略中央部分にて、セパレータ本体11に接合されたコレクタ12を収容する収容孔21c、22cが形成されている。この収容孔21c、22cは、固着されるセパレータ本体11に形成された一対のガス導入口11aおよびガス導出口11bと、積層される他方の樹脂板本体21または22に形成された貫通孔21a,21bまたは貫通孔22a,22bとを収容するように形成されている。
このように、収容孔21c、22cを形成することにより、固着されるセパレータ本体11の下面(または上面)、収容孔21cまたは22cの内周面およびMEA30の上面(または下面)により空間(以下、この空間をガス導通空間という)が形成される。そして、ガス導通空間内に対して、例えば、燃料ガスを一方のガス導入口11aから、また、酸化剤ガスを他方のガス導入口11aおよび貫通孔21aから導入することができる。また、ガス導通空間を通過した未反応のガスは、一方のガス導出口11bを介して、また、他方のガス導出口11bおよび貫通孔21bを介して外部に導出することができる。ここで、樹脂板本体21に形成される貫通孔21a,21bおよび収容孔21cと、樹脂板本体22に形成される貫通孔22a,22bおよび収容孔22cは、板厚管理された樹脂板本体21,22に対して、例えば、打ち抜き成形を施すことにより形成される。また、樹脂板本体21,22は、それぞれ貫通孔21a,21bおよび収容孔21c、貫通孔22a,22bおよび収容孔22cを有するように、例えば、射出成形によって成形可能であることはいうまでもない。
電極構造体としてのMEA30は、図1および図7に示すように、電解質膜EFと、同電解質膜EF上にて所定の触媒を層状に積層することにより形成されて、燃料ガスが導入されるガス導通空間側に配置されるアノード電極層AEと、酸化剤ガスが導入されるガス導通空間側に配置されるカソード電極層CEとを主要構成部品としている。なお、これら電解質膜EF、アノード電極層AEおよびカソード電極層CEの作用(電極反応)については、本発明に直接関係しないため、その詳細な説明を省略する。電解質膜EFは、フレーム20の樹脂板本体21,22を積層した際に形成される略正方形の開口部分に比して大きく、かつ、樹脂板本体21,22を積層した状態で貫通孔21a,21bおよび貫通孔22a,22bを塞がない大きさに形成されている。このように電解質膜EFを形成することにより、ガス導通空間に導入されたガスが他側に形成されたガス導通空間に漏れることが防止される。電極層としてのアノード電極層AEおよびカソード電極層CEは、その大きさがフレーム20の樹脂板本体21,22を積層した際に形成される略正方形の開口部分に比して僅かに小さい外形寸法とされている。
また、MEA30のアノード電極層AEおよびカソード電極層CEのそれぞれの表面側は、導電性を有した繊維としてのカーボンクロスCCで覆われる。このカーボンクロスCCは、アノード電極層AEまたはカソード電極層CEすなわちそれぞれの電極を構成する電極層とコレクタ12との接触面積を大きく確保するとともに、単セルを構成した際の各構成品の寸法誤差を吸収するものである。なお、MEA30は、このカーボンクロスCCを省略して構成することも可能である。
そして、セパレータ本体11に金属的に接合されたコレクタ12とから構成される2枚のセパレータ10間に、フレーム20およびMEA30を積層することによって単セルが構成される。具体的に説明すると、互いに同一平面内にて略90度回転されて配置される樹脂板本体21,22間にMEA30を配置し、例えば、接着剤などを塗布することにより、樹脂板本体21,22間にてMEA30の電解質膜EFを狭持した状態で一体的に固着する。このように一体的に固着されたフレーム20およびMEA30に対して、2枚のセパレータ10を、例えば、接着剤などを塗布することにより、一体的に固着する。このとき、コレクタ12は、ガス導入空間内に導入されたガスの流通方向と、コレクタ12(より詳しくは、メタルラスMR)の成形方向とが一致するように、フレーム20の収容孔21c,22c内に収容される。そして、このように形成された単セルは、多数積層されることによって、燃料電池スタックを構成する。
このように構成された燃料電池スタックにおいては、図1に示すように、積層された単セル間でガス導入口11a同士およびガス導出口11b同士がフレーム20の貫通孔21a,21bおよび貫通孔22a,22bを介してすべて連通した状態となる。なお、本明細書中の以下の説明においては、各単セルのガス導入口11aおよびフレーム20の貫通孔21a,22aによって形成される連通路をガス供給インナーマニホールド、ガス導出口11bおよびフレーム20の貫通孔21b,22bによって形成される連通路をガス排出インナーマニホールド、あるいは、これらガス供給インナーマニホールドとガス排出インナーマニホールドをまとめて単にインナーマニホールドという。
このガス供給インナーマニホールドを介して燃料ガスまたは酸化剤ガスがそれぞれ外部から圧送されて供給されると、供給された燃料ガスまたは酸化剤ガスは、ガス導通空間内に導入される。このように導入された燃料ガスまたは酸化剤ガスは、コレクタ12によって適宜拡散されて、そのガス濃度勾配が均等化されてガス導通空間内を導通する。
すなわち、コレクタ12は、多数の小径の貫通孔が網目状に形成されたメタルラスMRから成形されており、同メタルラスMRは板厚Lが大きくなるように成形されている。このため、コレクタ12がガス導通空間内に収容された状態では、多数の小径の貫通孔を通過してガス導通空間内全体に広がることができる。これにより、ガス導通空間内のガス濃度勾配が均一化され、アノード電極層AEおよびカソード電極層CEの電極反応領域は、形成したアノード電極層AEおよびカソード電極層CEの全面となる。この結果、有効な電極反応領域が増大することにより、アノード電極層AEおよびカソード電極層CEが供給された燃料ガスまたは酸化剤ガスと効率よく電極反応して電極反応効率を大幅に向上させることができる。また、供給されたガスを有効に利用することができるため、未反応ガスが減少する。したがって、燃料電池は、効率よく電気を発電することができる。
また、コレクタ12すなわちメタルラスMRの板厚Lが大きく確保されることにより、上述した極めて優れたガス拡散性を確保するとともに、ガス導通空間内を導通する際のガスの抵抗すなわち圧力損失を低減することができる。さらに、ガス導通空間内に導入されたガスが均一に成形された多数の小径の貫通孔を通過する際の抵抗も小さくすることができる。これらにより、ガス導通空間内を導通するガスは、スムーズに導通することができるため、ガスとアノード電極層AEおよびカソード電極層CEとの反応を促進することができ、燃料電池の発電効率を向上させることができる。
一方で、電極反応の反応効率が向上すると、MEA30によって、効率よく電気が発電される。この発電された電気は、コレクタ12およびセパレータ本体11を介して、燃料電池外部に取り出される。このとき、コレクタ12に多数の小径の貫通孔が形成されていることにより、単位体積当たりの表面積すなわちMEA30との接触面積が大きくなる。このように、MEA30との接触面積を大きくすることにより、MEA30で発電された電気を集電する際の抵抗(集電抵抗)を極めて小さくすることができ、発電された電気を効率よくすなわち集電効率を向上させて集電することができる。
以上の説明からも理解できるように、この第1実施形態によれば、メタルラスMRから形成した平板状のコレクタ12を燃料電池に採用することにより、ガスを導通する際の圧力損失を低減することができ、MEA30に対して、電極反応に必要なガスを十分に供給することができる。また、コレクタ12に多数の貫通孔を均一に形成することができるため、発電された電気を効率よく外部に出力することができる。これらにより、燃料電池の発電効率を十分に確保することができる。一方で、コレクタ12に、例えば、断面略矩形状に溝などを成形する必要がないため、燃料電池自体を小型化することができる。したがって、燃料電池の発電効率の確保と小型化を両立させることができる。
上記第1実施形態においては、コレクタ12を形成するメタルラスMRを第1工程および第2工程を繰り返し実行するメタルラス成形工程を経ることにより製造するように実施した。これに対して、上記第1工程および第2工程にさらに第3工程を加えてメタルラス成形工程を構成し、メタルラスMRを製造するようにしてもよい。以下、この第2実施形態について詳細に説明するが、上記第1実施形態と同一部分に同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
この第2実施形態におけるメタルラス成形工程も、上記第1実施形態と同様に、メタルラス加工装置Rを用いて、ステンレス板Sに多数の網目状の貫通孔を形成するものである。すなわち、この第2実施形態におけるメタルラス成形工程も、上記第1実施形態と同様に、上刃UHが第1加工位置にある状態で上記加工サイクルを2回繰り返す第1工程を実行した後、上刃UHを第1加工位置から第2加工位置に移動させて上記加工サイクルを2回繰り返す第2工程を実行する。そして、第2実施形態におけるメタルラス成形工程は、第2工程を実行した後、上刃UHを第2工程における加工位置から反対方向に移動すなわちこの場合には第2加工位置から第1加工位置に移動させ、この第1加工位置にて上記加工サイクルを1回実行する第3工程が設けられる。
すなわち、この場合の第3工程においては、上刃UHが第1加工位置にある状態で、送りローラORによってステンレス板Sが所定の加工長さ(加工ピッチ)だけ刃型Hに送られる。そして、上刃UHは、下刃SH方向すなわちステンレス板Sの板厚方向へ降下し、下刃SHとともにその略台形形状の部分によってステンレス板Sの一部をせん断して千鳥配置の切れ目を加工する。さらに続けて、上刃UHは最下点位置まで降下し、同上刃UHの刃と接触しているステンレス板Sを下方に曲げ伸ばし、その後、上方の原位置すなわち第1加工位置まで復帰する。これにより、ステンレス板Sの加工部分は、上刃UHの刃形状が転写された状態となる。
このように、上刃UHを原位置(この場合には、第1加工位置)まで復帰させた後、同上刃UHを反対方向に移動すなわちこの場合には第1加工位置から第2加工位置に移動させ、第3工程の実行が終了する。引き続き、上刃UHが第2加工位置にある状態で第1工程が実行される。すなわち、第3工程後に実行される第1工程は、上刃UHが第2加工位置にある状態で上記加工サイクルが2回繰り返し実行される。この第1工程後に実行される第2工程は、上刃UHが第1加工位置にある状態で上記加工サイクルが2回繰り返し実行される。そして、この場合の第3工程は、上刃UHが第2加工位置にある状態で上記加工サイクルが1回実行される。このように、この第2実施形態においては、各工程における上刃UHの加工開始位置が第1加工位置と第2加工位置とで順次切り替わりながらメタルラスMRが製造される。
このように、メタルラス成形工程に第3工程を設けることによって、図8に示すように、メタルラスMRの階段形状が2回の刃形状の転写によって形成される部分(以下、2段部分という)と、1回の刃形状の転写によって形成される部分(1段部分という)とが交互に出現するようになる。これにより、2段部分の厚みに比して1段部分の板厚が小さくなり、上記第1実施形態において説明したように、セパレータ本体11に対してコレクタ12が接合された状態においては、1段部分にて隙間が生じるようになる。このように、セパレータ本体11とコレクタ12との間に隙間が生じることにより、ガスの流通に伴う圧力損失をより低減することができる。なお、その他の効果については、上記第1実施形態と同様の効果が期待できる。
また、本発明は、上記各実施形態に限定されることなく、種々の変更が可能である。例えば、上記第1および第2実施形態においては、メタルラスMRに形成される貫通孔を略六角形状に形成して実施した。しかし、このメタルラスMRの貫通孔の形状に関しては、図9から図11に示すように、種々の形状を採用することができる。この場合においても、上記第1および第2実施形態におけるメタルラス成形工程を実施することにより、メタルラスMRの板厚を適正に確保することができ、この結果、ガス導入空間内に導入されるガスの圧力損失を低減することができるとともに発電された電気を効率よく集電することができる。したがって、上記第1および第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記第1および第2実施形態においては、ガス流路形成部材12とセパレータ本体11とを金属的に接合することによって、一体的に固設して実施した。しかし、ガス流路形成部材12とセパレータ本体11とを金属的に接合することなく実施可能であることはいうまでもない。
本発明の第1実施形態に係るコレクタを用いて構成した燃料電池スタックの一部示す概略図である。 図1のセパレータを構成するセパレータ本体を示した概略的な斜視図である。 (a),(b)は、コレクタを形成するメタルラスを説明するための図である。 (a)は、図3のメタルラスを成形するメタルラス加工装置を概略的に示した概略図であり、(b)は、(a)の刃型の形状を説明するための図である。 (a)〜(d)は、図3のメタルラスを成形する第1工程を説明するために概略的に示した図である。 (a)〜(d)は、図3のメタルラスを成形する第2工程を説明するために概略的に示した図である。 図1に示したフレームおよびMEAの組み付け状態を説明するための概略的な分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るコレクタを形成するメタルラスを説明するための図である。 本発明の変形例に係るメタルラスを説明するための図である。 本発明の変形例に係るメタルラスを説明するための図である。 本発明の変形例に係るメタルラスを説明するための図である。
符号の説明
10…燃料電池用セパレータ、11…セパレータ本体、12…コレクタ、20…フレーム、21,22…樹脂板本体、30…MEA、MR…メタルラス

Claims (2)

  1. 燃料電池の電極構造体を構成する電極層に対して、燃料ガスと酸化剤ガスとをそれぞれ拡散して供給するために多数の貫通孔が千鳥配置に形成された金属製のガス拡散層を成形する燃料電池用ガス拡散層の成形方法であって、
    金属薄板を載置する固定型と、同固定型に対して前記金属薄板の送り方向に配置されて、前記金属薄板の板厚方向にて移動して退避するとともに前記金属薄板の板幅方向に移動して前記金属薄板を切断することにより所望の形状を有する貫通孔を千鳥配置に形成する切断型とを備えた成形装置を用い、
    前記金属薄板を所定の加工ピッチ分だけ送り、前記金属薄板の板厚方向に対して前記切断型を移動させるとともに退避させて前記所望の形状を有する貫通孔を形成する加工サイクルを複数回繰り返し実行する第1の工程と、
    前記第1の工程後、前記切断型を前記金属薄板の板幅方向に所定量だけ移動させて、前記加工サイクルを複数回繰り返し実行し、同複数回の加工サイクルの実行後、前記切断型を前記金属薄板の板幅方向への前記移動とは逆方向に前記所定量だけ移動させる第2の工程とを備えており、
    前記第1の工程と前記第2の工程とを繰り返し実行することを特徴とする燃料電池用ガス拡散層の成形方法。
  2. 請求項1に記載した燃料電池用ガス拡散層の成形方法において、
    前記第2の工程後であって前記第1の工程前に、前記金属薄板を前記所定の加工ピッチ分だけ送り、前記金属薄板の板厚方向に1回だけ移動させるとともに退避させて前記所望の形状を有する貫通孔を形成した後、前記切断型を前記第2の工程の複数回の加工サイクルの実行後における前記金属薄板の板幅方向への前記移動とは逆方向に前記所定量だけ移動させる第3の工程を備え、
    前記第1の工程、前記第2の工程および前記第3の工程を繰り返し実行することを特徴とする燃料電池用ガス拡散層の成形方法。
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