JP2007211628A - 内燃機関の駆動制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のシリンダ室を有する内燃機関の運転状況にかかわらず、前記内燃機関に吸入される吸入空気の空気量の検出精度を向上させる。
【解決手段】エンジンの回転数Neに基づいてエアフローメータによって吸入空気量の検出を開始する検出開始クランク角度X1と、前記吸入空気量の検出を終了させる検出終了クランク角度X2とを予め制御部に設定している。この際、隣接するクランク角度と前記検出開始クランク角度X1及び検出終了クランク角度X2との間にそれぞれ生じる差分に基づいて吸入空気量QPの補正を行い、前記検出開始クランク角度X1以降の吸入空気量Qsのみと、前記検出終了クランク角度X2までの吸入空気量Qsのみを算出し、前記検出開始クランク角度X1から検出終了クランク角度X2までに検出された前記吸入空気量を積算している。
【選択図】図6

Description

本発明は、内燃機関に吸入される空気量を検出し、前記空気量に基づいて内燃機関を駆動制御することが可能な内燃機関の駆動制御方法に関する。
従来から、車両等に用いられる内燃機関には、燃焼室となるシリンダに対してエアを吸入するための吸気管が接続され、前記吸気管が接続されるシリンダの吸気ポートには、前記シリンダと吸気管との間の連通状態を切り換え可能な吸気弁が設けられている。そして、前記吸気弁が開弁することにより、前記吸気管を介してシリンダの内部にエアが吸入される。
この吸気管には、前記吸気管の内部に流通するエアの流量(空気量)を調整するためのスロットルバルブが設けられ、前記スロットルバルブを開閉動作させることにより、シリンダの内部に吸入されるエアの空気量を調整している。吸気管におけるスロットルバルブの上流側には、前記吸気管内を流通するエアの空気量を測定検出する手段として空気流量センサが設けられている。また、吸気管におけるスロットルボディの下流側には、サージタンクが設けられ、前記サージタンクには、吸気管内の圧力を検出するセンサが設けられている。
そして、前記空気流量センサによって検出された検出信号が制御回路へと出力され、前記検出信号からシリンダ内に吸入されるエアの空気量(質量又は体積)が演算される。その後、前記空気量に対して内燃機関の運転状態に応じた最適な燃料噴射量が演算され、前記制御回路で算出された結果に基づいて制御信号が燃料噴射装置へと出力されて前記燃料噴射装置の制御が行われる(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−190591号公報
ところで、特許文献1に係る従来技術においては、例えば、車両を急加速させる際、前記スロットルバルブを急速に開状態とした場合に、実際にシリンダの内部に吸入されるエアに加えて、負圧状態にある吸気管のサージタンク内を充填するためのエアが前記吸気管の内部に導入される。これにより、空気流量センサによって検出される空気量は、実際に内燃機関のシリンダに吸入されるエアと、吸気管内に充填されるエアの一部とが合算されたものとなる。
そのため、前記空気流量センサとは別個にスロットルバルブの下流側に設けられた圧力センサによって前記吸気管の内部のエアの圧力値を検出し、前記吸気管の内部に充填された空気量を推定している。そして、この推定された空気量を前記空気流量センサによって検出された全空気量から減算することにより、実際にシリンダへと吸入されるエアの空気量を推定してエンジン制御を行う必要がある。
しかしながら、上述した吸気装置では、シリンダに吸入されるエアの空気量は、吸気管においてスロットルボディの上流側に設けられた空気流量センサによって検出された空気量及び圧力センサによって検出された圧力値に基づいて推定されたものであるため、実際にシリンダに吸入される空気量を正確に把握することができず、前記空気量に基づいて行われる燃料の噴射量を高精度に制御することが困難である。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、内燃機関に吸入される空気量の検出精度を向上させ、高精度なエンジン制御を行うことが可能な内燃機関の駆動制御方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、内燃機関を構成する本体部に接続され複数に分岐した分岐管と集合管とを有する吸気マニホールドを備え、前記集合管に接続された絞り弁を開閉させることにより、前記吸気マニホールドの主吸気通路を通じて吸入空気を前記内燃機関に吸入させ、前記内燃機関を駆動制御する方法であって、
前記主吸気通路とは別個に設けられると共に、並列に配設された複数の分岐管に接続されて前記主吸気通路と連通する副吸気通路と、前記副吸気通路に設けられ、前記内燃機関に吸入される吸入空気の空気量を検出する空気量検出部とを有し、
前記内燃機関の回転数及びクランクシャフトの回転角度に基づいて設定された開始回転角度から吸入空気の空気量を検出を開始する工程と、
前記開始回転角度に隣接した空気量計測タイミングと前記開始回転角度との差分に基づいて前記開始回転角度から検出された前記空気量を補正する工程と、
前記空気量計測タイミング毎に検出される空気量の検出を、前記内燃機関の回転数及びクランクシャフトの回転角度に基づいて設定された終了回転角度で停止する工程と、
前記終了回転角度に隣接した前記空気量計測タイミングと前記終了回転角度との差分に基づいて前記終了回転角度までに検出された前記空気量を補正する工程と、
前記空気量検出部によって検出された空気量及び補正された空気量を積算し、実際に前記内燃機関に吸入される実吸入空気量を推定する工程と、
前記推定された実吸入空気量に基づき、前記内燃機関における燃料噴射量を制御する工程と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、内燃機関に吸入される吸入空気の空気量を、副吸気通路に設けられた空気量検出部によって、前記内燃機関の回転数及びクランクシャフトの回転角度に基づいた開始回転角度から検出を開始して空気量計測タイミング毎に検出し、前記開始回転角度に隣接した前記空気量計測タイミングと前記開始回転角度との差分に基づいて検出された空気量の補正を行う。そして、クランクシャフトの回転角度が終了回転角度に到達した際に前記空気量の検出を停止し、前記終了回転角度に隣接した空気量計測タイミングと前記終了回転角度との差分に基づいて前記終了回転角度までに検出された空気量の補正を行う。
従って、各空気量計測タイミング毎に空気量が検出されているため、隣接する空気量計測タイミングの間に開始回転角度が設定された際、補正を行うことによって前記開始回転角度以降に検出された空気量のみを算出し、隣接する空気量計測タイミングの間に終了回転角度が設定された際、補正を行うことにより前記終了回転角度までに検出された空気量のみを算出して前記補正された空気量を含めて積算することによって吸入空気量を算出している。これにより、前記内燃機関の運転条件に関わらず安定した吸入空気量を得ることができ、実際に内燃機関に吸入される実吸入空気量を高精度に推定することが可能となる。その結果、吸入空気量に基づいて噴射される燃料噴射量を精度よく制御することができ、前記内燃機関に吸入される吸入空気の空気量と、前記吸入空気に対して噴射される燃料の量との比である空燃比の最適化を図ることができる。その結果、燃料の噴射量と吸入空気の空気量とからリアルタイムでの高精度なエンジン制御を行うことができる。
また、開始回転角度から空気量の検出を開始した後に、該開始回転角度の直前となる前回の空気量計測タイミングと、前記開始回転角度の直後となる次回の空気量計測タイミングのうち、前記開始回転角度に近い方の空気量計測タイミングを選択する工程を備えるとよい。これにより、開始回転角度と該開始回転角度により近いと選択された空気量計測タイミングとから差分を算出することができ、前記開始回転角度以降に検出された空気量のみを算出する際の補正に用いることが可能となる。そのため、空気量の補正を精度よく行うことにより、実際に内燃機関に吸入される実吸入空気量を高精度に推定することが可能となる。
さらに、終了回転角度において空気量の検出を停止した後に、該終了回転角度の直前となる前回の空気量計測タイミングと、前記終了回転角度の直後となる次回の空気量計測タイミングのうち、前記終了回転角度に近い方の空気量計測タイミングを選択する工程を備えるとよい。これにより、終了回転角度と該終了回転角度により近いと選択された空気量計測タイミングとから差分を算出することができ、前記終了回転角度までに検出された空気量の補正に用いることが可能となる。そのため、空気量の補正を精度よく行うことにより、実際に内燃機関に吸入される実吸入空気量を高精度に推定することが可能となる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、吸気マニホールドの副吸気通路に設けられた空気量検出部を介して空気量計測タイミング毎に空気量を検出する際、前記空気量の検出を開始する開始回転角度以降の空気量と前記検出を終了する終了回転角度までの空気量のみが算出されるように補正を行い、補正された空気量を含む検出された空気量を積算することにより内燃機関の運転状況に関わらず安定した吸入空気量を得ることができる。そのため、実際に内燃機関に吸入される実吸入空気量を高精度に推定することができ、それに伴って、吸入空気量に基づいて噴射される燃料噴射量を精度よく制御することを可能とし、燃料の噴射量と吸入空気の空気量とからリアルタイムでの高精度なエンジン制御を行うことができる。
本発明に係る内燃機関の駆動制御方法について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号10は、本発明の実施の形態に係る内燃機関の駆動制御方法が適用される吸気装置を示す。
この吸気装置10は、車両等に搭載される、例えば、4つの第1〜第4シリンダ室12a〜12d(図2参照)を有する多気筒のエンジン(内燃機関)14に設けられている。このエンジン14が搭載される車両としては、例えば、自動車や自動二輪車等が挙げられる。
エンジン14は、図1及び図2に示されるように、エンジン本体(本体部)16の内部に形成される複数の第1〜第4シリンダ室12a〜12d(図2参照)にそれぞれ第1〜第4ピストン18a〜18d(図2参照)が軸線方向に沿って変位自在に設けられている。従って、前記第1〜第4ピストン18a〜18dがストローク変位し、第1〜第4シリンダ室12a〜12dの容積を変化させることによりエンジン14における吸気、圧縮、燃焼、排気行程が行われる。
そして、第1〜第4ピストン18a〜18dからコネクティングロッド20及びクランクシャフト22を介してエンジン14の駆動力として出力される。なお、第1〜第4ピストン18a〜18dと第1〜第4シリンダ室12a〜12dとからそれぞれ第1気筒C1、第2気筒C2、第3気筒C3及び第4気筒C4が構成される(図2参照)。
また、エンジン14における複数の第1〜第4シリンダ室12a〜12dには、それぞれ吸気ポート24及び排気ポート26が開口するように形成され、前記吸気ポート24にはそれぞれ吸気バルブ28が設けられ、一方、排気ポート26にはそれぞれ排気バルブ30が設けられている。そして、前記吸気ポート24と排気ポート26との間となる第1〜第4シリンダ室12a〜12dの上方には、前記第1〜第4シリンダ室12a〜12d毎に点火プラグ32が設けられている。
エンジン本体16における第1〜第4シリンダ室12a〜12dの吸気ポート24には、インテークマニホールド(吸気マニホールド)34の下流側に形成された複数本の第1〜第4分岐管36a〜36d(図2参照)がそれぞれ接続されている。この第1〜第4分岐管36a〜36dは、第1〜第4シリンダ室12a〜12dの数に対応した本数(4本)に枝状に分岐している。
また、インテークマニホールド34の上流側には、複数の第1〜第4分岐管36a〜36dが纏められて集合した集合管38が形成されている。換言すると、インテークマニホールド34は、上流側に形成される単一の集合管38から下流側に向かって複数の第1〜第4分岐管36a〜36dに分岐するように形成されている。この集合管38には、所定容量を有するタンク部40が形成されている。
そして、前記集合管38の上流側には、アクセルペダル(図示せず)の操作に連動して開閉するスロットルバルブ(絞り弁)42を含むスロットルボディ44が設けられている。このスロットルボディ44の上流側には、吸気管46を介してエアクリーナ48(図1参照)が設けられ、前記エアクリーナ48を通じてインテークマニホールド34に外部から吸入空気が取り込まれる。その際、前記エアクリーナ48によって前記吸入空気に含有される塵埃等が好適に除去される。
エンジン14の吸気行程において、スロットルバルブ42が開状態となることにより、第1〜第4ピストン18a〜18dのストローク変位に伴う吸入負圧によって吸入空気が、スロットルボディ44及びインテークマニホールド34を通じて吸気ポート24から第1〜第4シリンダ室12a〜12dへと吸入される。
インテークマニホールド34の内部には、吸入空気が流通する吸気通路(主吸気通路)50が形成され、前記吸気通路50は、集合管38の内部に形成される集合通路52と、第1〜第4分岐管36a〜36dの内部にそれぞれ形成される分岐通路54a〜54dとから構成されている。吸気ポート24に接続される第1〜第4分岐管36a〜36dには、それぞれ燃料噴射弁として機能するインジェクタ56(図1参照)が前記吸気ポート24と対向するように配設されている。そして、制御部70からの電気信号によってインジェクタ56からインテークマニホールド34の分岐通路54a〜54dに対して燃料が噴射される。
一方、インテークマニホールド34には、タンク部40と第4分岐管36dとの間をバイパスするバイパス配管(副吸気通路)58が接続されている。すなわち、インテークマニホールド34において略並列に配置された第1〜第4分岐管36a〜36dのうち、その端部となる位置に形成された第4分岐管36dのみにバイパス配管58が接続されている。
バイパス配管58の第1接続端部60は、該バイパス配管58の上流側となる一端部に形成され、インテークマニホールド34を構成するタンク部40に接続されることにより、前記タンク部40の内部と前記バイパス配管58の内部とが連通した状態となる。
また、第1接続端部60は、前記タンク部40に接続される場合に限定されるものではなく、前記第1接続端部60が、前記インテークマニホールド34の上流側となるスロットルボディ44側(例えば、集合管38)に直接接続されていればよい。
さらに、バイパス配管58の下流側となる第2接続端部62は、第4分岐管36dに接続される場合に限定されるものではなく、前記第2接続端部62を前記第4分岐管36dの代わりに第1分岐管36aに接続するようにしてもよい。これにより、バイパス配管58をタンク部40と第1分岐管36aとの間に接続し、前記タンク部40の内部と第1分岐管36aの分岐通路54aとを連通させるようにしてもよい。
このバイパス配管58には、前記バイパス配管58の内部を流通する吸入空気の空気量を検出するためのエアフローメータ64が配設されている。このエアフローメータ64は、空気量検出部として機能すると共に、バイパス配管58の内部を流通する吸入空気の流れが安定した層流状態となる位置に設けられている。
エアフローメータ64は、例えば、シリコン基板にプラチナ薄膜が蒸着された検出部66を有し、前記検出部66の周囲に吸入空気が流通することにより、予め一定温度に保持されている前記検出部66の温度が変化し、前記検出部66の温度を一定温度に保持させるために前記検出部66に供給される電流量が変化する。この電流の変化量を検出することによりバイパス配管58の内部を流通する吸入空気の空気量を検出する熱線式が採用されている。
なお、空気量検出部として機能するエアフローメータ64は、上述した熱線式に限定されるものではなく、前記バイパス配管58の内部に流路抵抗となる抵抗部材を設け、前記抵抗部材の下流側に発生する渦を検出することにより吸入空気の体積流量を検出するカルマン渦式や、前記バイパス配管58を流通する吸入空気によって押されるフラップの回動角度を検出することにより吸入空気の体積流量を検出するフラップ式等を採用してもよいのは勿論のことである。
一方、エンジン14を構成するクランクシャフト22の回転角度(以下、クランク角度という)が回転角度センサ68によって検出され、現在のクランクシャフト22のクランク角度Tagが、制御信号であるクランクパルスP(図3参照)として前記回転角度センサ68から制御部70へと出力される。このクランクパルスPに基づいて前記制御部70から点火プラグ32及びインジェクタ56に対して制御信号が出力される。
本発明の実施の形態に係る内燃機関の駆動制御方法が適用される吸気装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。なお、ここでは、第4気筒C4に空気が吸入される場合について説明する。
先ず、図2に示されるように、エンジン14が始動している状態において、運転者がアクセルペダル(図示せず)を操作してスロットルバルブ42を開弁させる。これにより、吸気バルブ28が吸気ポート24より離間し、且つ、第4ピストン18dが下方へ変位する吸気行程において、前記第4ピストン18dによるストローク変位に伴って第4シリンダ室12dからの吸入負圧によってエアクリーナ48を通じて吸入空気がインテークマニホールド34の内部に導入される(図1参照)。その際、インテークマニホールド34の吸気通路50へと導入された吸入空気の一部が、タンク部40から第1接続端部60を通じて前記バイパス配管58の内部へと導入される。
そして、吸入空気の一部が、バイパス配管58を第2接続端部62側に向かって流通し、エアフローメータ64によってバイパス配管58を流通する吸入空気の空気量が検出されると共に、前記吸入空気の一部が、バイパス配管58を介してインテークマニホールド34の吸気通路50へと再び合流し、前記吸気通路50を流通している吸入空気と共に第4シリンダ室12dの内部へと吸入される。
この際、図3に示されるように、エアフローメータ64によって検出された吸入空気量は、吸気バルブ28の開度に対して若干の遅れが生じていることが諒解される。なお、図3は、クランク角度θに基づいて出力されるクランクパルスP、吸気行程における吸気バルブ28の開度及びエアフローメータ64によって検出された吸入空気量との関係を示した特性線図である。このクランク角度θは、例えば、30°毎に12分割され、エンジン14が1サイクルする場合(4サイクルエンジン)にはクランクシャフト22が2回転するため、前記クランク角度が24分割されて設定される。
詳細には、エンジン14の吸気行程において、第4シリンダ室12dで第4ピストン18dが下方へと変位すると共に、吸気バルブ28が吸気ポート24から離間することにより、吸入負圧が生じてインテークマニホールド34の吸気通路50を通じて前記第4シリンダ室12dに向かって空気が流通することとなるが、バイパス配管58は前記第4シリンダ室12dより所定距離だけ離間して設けられているため、前記空気が流通し始めるまでに若干の遅れが生じる。
その結果、図3に示されるように、クランクパルスP毎に吸気バルブ28の開度と吸入空気量との関係を見た場合に、前記吸気バルブ28の開度の増減に対して前記吸入空気量が若干の遅れて増減し、吸気バルブ28における開度のピークとエアフローメータ64による吸入空気量のピークとにずれが生じている。この吸入空気量が検出されるタイミングの遅れ(ずれ)は、エンジンの運転条件(例えば、回転数Ne)によって変動する。
また、図4に示されるように、回転角度センサ68によって検出された現在のクランクシャフト22のクランク角度Tagが検出信号(クランクパルスP)として制御部70へ出力され、この制御部70においてエンジン14の第1〜第4気筒C1〜C4のうち該第4気筒C4が吸気行程にあることが特定される。
次に、クランクパルスP毎のタイミング(空気量計測タイミング)でエアフローメータ64によって吸入空気量を検出すると共に、該クランク角度に応じて補正することにより、実際に第4シリンダ室12dに吸入される実吸入空気量Qの推定を行う内燃機関の駆動制御方法について図4〜図6を参照しながら説明する。
最初に、図4に示されるように、エンジンの回転数Neが、制御部70の計測タイミング演算部72へと出力され、該回転数Neに基づいてエアフローメータ64で吸入空気量の検出を開始する検出開始クランク角度(開始回転角度)X1(以下、単にクランク角度X1という)と、前記吸入空気量の検出を終了させる際の検出終了クランク角度(終了回転角度)X2(以下、単にクランク角度X2という)とがそれぞれ算出され、吸入空気量演算部74に対して出力される。これにより、吸入空気量演算部74にクランク角度X1、X2が予め設定される。すなわち、図5A及び図5Bに示されるように、検出が開始されるクランク角度X1と検出を終了するクランク角度X2との間が、エアフローメータ64によって吸入空気量が検出される計測範囲として設定される。
そして、図6のステップS1において、回転角度センサ68によって検出された現在のクランク角度Tagが吸入空気量演算部74へと出力され、前記吸入空気量演算部74で前記クランク角度Tagと、予め設定された吸入空気量の検出を開始するクランク角度X1との比較判断が行われる。このクランク角度Tagが、前記クランク角度X1より大きいか同等(Tag≧X1)である場合には、ステップS2へと進む。
一方、クランク角度Tagが検出開始クランク角度X1未満である場合には、前記クランク角度Tagがクランク角度X1より大きいか同等(Tag≧X1)に達するまでステップS1において繰り返し判断が行われる。
ステップS2では、クランク角度X1の直前となる前回のクランクパルスPn−1に対応したクランク角度TPn−1と、該クランク角度X1の直後となる次回のパルス出力Pnに対応したクランク角度TPnとを加算した値を2で除した前回のクランク角度TPn−1と次回のクランク角度TPnの中間値((TPn+TPn−1)/2)が算出される。そして、検出開始のタイミングとなるクランク角度X1と前記中間値とを比較し、該クランク角度X1が中間値より大きい又は同等である場合には、ステップS3へと進む。
すなわち、図5Aに示されるように、クランク角度X1が前記中間値より大きい場合には、該クランク角度X1が前回のクランク角度TPn−1より次回のクランクパルスPnに基づいたクランク角度TPnに近く設定されていることが諒解される。
次に、ステップS3において、クランク角度TPnにおける吸入空気量Qsの算出を行う。この吸入空気量Qsは、基本的に各クランクパルスPnの間となるクランク角度間隔ΔTP(図5A及び図5B参照)とした場合、クランクパルスPnにおける流量QPnと前記クランク角度間隔ΔTPとの乗算により算出される(QPn×ΔTP)。換言すれば、吸入空気量Qsは、流量QPnとクランク角度間隔ΔTPとからなる面積として表すことができる。
しかし、上述したように、吸入空気量の検出が開始されるクランク角度X1が、クランク角度TPnとクランク角度TPn−1との間に設定され、前記クランク角度X1以降に検出される吸入空気量は、クランク角度間隔ΔTPの全域で検出された場合の吸入空気量と比較して少なくなる。そのため、クランク角度X1から検出される吸入空気量の補正を行う必要がある。
このクランクパルスPnにおける吸入空気量の補正は、図5Aに示されるように、クランク角度間隔ΔTPにおいてクランク角度TPn(クランクパルスPn)から次回のクランク角度TPn+1(クランクパルスPn+1)側となるΔTPの半分(0.5×ΔTP)と、前記クランク角度TPnと前記クランク角度X1との差分(TPn−X1)とを加え、クランク角度間隔ΔTPで除する。これにより、クランク角度間隔ΔTPの全域に対してクランク角度X1以降となる吸入空気量の計測範囲が比率として算出され、この比率を前記クランクパルスPnにおける流量QPnに乗することにより、前記クランク角度X1から検出が開始されたクランクパルスPnにおける吸入空気量Qsが正確に算出される。
一方、ステップS2において、前記クランク角度X1と前記中間値とを比較し、該クランク角度X1が中間値未満である場合には、図5Bに示されるように、該クランク角度X1が次回のクランク角度TPn(クランクパルスPn)より前回のクランクパルスPn−1で検出されたクランク角度TPn−1に近いことが諒解される。この場合には、ステップS4においてクランク角度TPn−1から次回のクランク角度TPn側となるΔTPの半分(0.5×ΔTP)から前記クランク角度X1とクランク角度TPn−1との差分(X1−TPn−1)を減じ、全体となるクランク角度間隔ΔTPで除する。
これにより、クランク角度間隔ΔTPの全域に対してクランク角度X1以降となる吸入空気量の計測範囲が比率として算出され、この比率を前記クランクパルスPn−1における流量QPn−1に乗し、前記クランクパルスPn−1においてクランク角度X1以降となる吸入空気量が正確に算出される。この吸入空気量に対して次回のクランクパルスPnにおける吸入空気量QPnを加えることにより、クランクパルスPn−1からクランクパルスPnまでの吸入空気量となる吸入空気量Qsが得られる。
そして、上述したステップS3又はステップS4で吸入空気量Qsが算出された後、ステップS5において、現在のクランク角度Tagが回転角度センサ68によって検出され吸入空気量演算部74に出力され、前記吸入空気量演算部74において前記クランク角度Tagと、予め設定された吸入空気量の検出を終了する検出終了クランク角度X2との比較が行われる。そして、前記クランク角度Tagが、前記クランク角度X2に達していない場合には、ステップS6において吸入空気量の積算が繰り返し行われ、ステップS5で前記クランク角度X2がクランク角度Tagに到達するまで繰り返し判断がなされる。これにより、クランク角度X1からの吸入空気量が各クランクパルスPn+1…毎に検出されて順次積算されることによって吸入空気量Qsxが算出される。
次に、現在のクランク角度Tagがクランク角度X2に達した(Tag≧X2)後に、ステップS7において、クランク角度X2の直前となる前回のクランクパルスPn+mに対応したクランク角度TPn+mと、該クランク角度X2の直後となる次回のパルス出力Pn+m+1に対応したクランク角度TPn+m+1とを加算した値を2で除した前回のクランク角度と次回のクランク角度の中間値((TPn+m+TPn+m+1)/2)が算出される。そして、検出終了のタイミングとなるクランク角度X2と前記中間値とを比較し、該クランク角度X2が中間値より大きい又は同等である場合には、ステップS8へと進む。
すなわち、図5Aに示されるように、クランク角度X2が中間値より大きい場合には、該クランク角度X2が前回のクランク角度TPn+m(クランクパルスPn+m)より次回のクランクパルスPn+m+1に基づいたクランク角度TPn+m+1に近いことが諒解される。
このステップS8では、吸入空気量の検出が開始されるクランク角度X1の場合と同様に、クランク角度X2がクランク角度TPn+mとクランク角度TPn+m+1との間に設定され、前記クランク角度X2までに検出される吸入空気量は、クランク角度間隔ΔTPの全域で検出された場合の吸入空気量と比較して少なくなる。そのため、クランク角度X2までに検出される吸入空気量の補正を行う必要がある。
この吸入空気量の補正は、図5Aに示されるように、次回のクランク角度TPn+m+1におけるクランク角度間隔ΔTPの半分(0.5×ΔTP)と、クランク角度TPn+m+1と前記クランク角度X2との差分(TPn+m+1−X2)とを加え、全体となるクランク角度間隔ΔTPで除する。これにより、クランク角度間隔ΔTPに対してクランク角度X2までとなる吸入空気量の計測範囲が比率として算出され、この比率を前記クランクパルスPn+m+1における流量QPn+m+1に乗することにより、前記クランクパルスPn+m+1におけるクランク角度X2までの吸入空気量Qeが正確に算出される。
一方、ステップS7において、前記クランク角度X2と前記中間値とを比較し、該クランク角度X2が中間値未満である場合には、図5Bに示されるように、該クランク角度X2が次回のクランク角度TPn+m+1より前回のクランクパルスのタイミングとなるPn+mで検出されたクランク角度TPn+mに近いことが諒解される。
この場合には、ステップS9において、クランク角度TPn+mから前回のクランク角度TPn+m−1側となるΔTPの半分(0.5×ΔTP)と、前記クランク角度X2とクランク角度TPn+mとの差分(X2−TPn+m)を加算し、クランク角度間隔ΔTPで除する。これにより、クランク角度間隔ΔTPに対してクランク角度X2までとなる吸入空気量の計測範囲が比率として算出され、この比率に対して前記クランクパルスPn+mにおける流量QPn+mを乗することにより、前記クランクパルスPn+mにおけるクランク角度X2までの吸入空気量Qeが正確に算出される。
最後に、ステップS8又はステップS9で吸入空気量Qeが算出された後、ステップS10において、検出が開始されたクランク角度X1から積算された吸入空気量Qsxに対して上述した吸入空気量Qeが加算され、制御部70の吸入空気量演算部74において実吸入空気量Qが推定される。そして、この実吸入空気量Qに基づいて燃料噴射量演算部76で最適な燃料噴射量が算出されることにより、前記燃料噴射量に対応した制御信号がインジェクタ56へと出力される。これにより、前記インテークマニホールド34の吸気通路50内を流通する前記吸入空気に対して、吸気ポート24の近傍においてインジェクタ56から燃料が噴射され、前記燃料と吸入空気とが混合された混合気が第4シリンダ室12dの内部へと吸入される。
以上のように、本実施の形態では、エアフローメータ64によって吸入空気量を検出するタイミングを、制御部70における吸入空気量演算部74に検出が開始されるクランク角度X1、検出を終了するクランク角度X2として設定し、このクランク角度X1から前記クランク角度X2までの流量を回転角度センサ68によって検出されるクランクシャフト22のクランクパルスPn毎に検出し、積算することにより実際に第1〜第4シリンダ室12a〜12dに吸入される吸入空気量を算出している。
この際、クランク角度X1、X2は、2つのクランクパルスPnの間に設定されることがあるため、前記クランクパルスPnに対応したクランク角度TPnと前記クランク角度X1、X2との間に生じる差分に基づいて吸入空気量の補正を行う必要がある。詳細には、エアフローメータ64によって検出が開始された際には、クランク角度X1以降の吸入空気量Qsのみを算出すると共に、前記検出が終了した際には、クランク角度X2までの吸入空気量Qsのみを算出し、他のクランクパルスPn(クランク角度TPn)毎に検出された吸入空気量と共に積算している。
これにより、エンジン14の運転条件(例えば、回転数Ne)によって実際に第1〜第4シリンダ室12a〜12dに吸入される際の吸気バルブ28の開度に対してエアフローメータ64による吸入空気量の検出が遅れる場合にも、前記第1〜第4シリンダ室12a〜12dに対して実際に吸入される実吸入空気量Qを吸入空気量Qsに基づいて高精度に推定することが可能となる。
換言すれば、エンジン14の運転条件に基づいたクランク角度X1、X2を予め制御部70に設定しておくことにより、前記エンジン14の運転条件に関わらず安定した吸入空気量Qsが得られる。
そのため、エンジン14の運転条件に関わらず、吸入空気量Qsに基づいて噴射される燃料噴射量を高精度に制御することが可能となり、前記第1〜第4シリンダ室12a〜12dに吸入されるそれぞれの吸入空気の空気量と、前記吸入空気に対して噴射される燃料の量との比である空燃比の最適化を図ることが可能となる。そのため、前記燃料の噴射量と吸入空気の空気量とからリアルタイムでの高精度なエンジン制御を行うことができる。
また、吸気バルブ28の開閉タイミング及び開度をエンジンの回転数Neに応じて変化させる可変バルブ機構を有するエンジンが知られている。このようなエンジンにおいても、前記吸気バルブ28の開閉タイミングや開度に基づいてクランク角度X1、X2を設定すると共に、クランクパルスPnに対応したクランク角度TPに基づいて吸入空気量の検出及び補正を行うことにより、前記可変バルブ機構を有するエンジンにおいても安定した吸入空気量Qsを得ることができる。
本発明の実施の形態に係る内燃機関の吸気装置を示す概略構成説明図である。 図1における吸気装置の近傍を示す概略平面図である。 図1の吸気装置においてクランクシャフトの回転角度に基づいて出力されるクランクパルス、吸気行程における吸気バルブの開度及びエアフローメータによって検出される吸入空気量との関係を示す特性線図である。 図1及び図2の吸気装置において、吸入空気量演算部及び計測タイミング演算部を備える制御部、エアフローメータ、エンジンを含む概略構成ブロック図である。 図5A及び図5Bは、検出開始クランク角度から検出終了クランク角度までクランクパルス毎にエアフローメータによって検出される吸入空気量を示す特性曲線図である。 クランクシャフトのクランクパルスに基づいた検出開始クランク角度から検出終了クランク角度まで吸入空気量を検出して積算し、前記検出開始クランク角度及び検出終了クランク角度に基づいて前記吸入空気量の補正を行うことにより、実際にシリンダ室に吸入される実吸入空気量を推定する場合のフローチャートである。
符号の説明
10…吸気装置 12a〜12d…第1〜第4シリンダ室
14…エンジン 16…エンジン本体
24…吸気ポート 26…排気ポート
32…点火プラグ 34…インテークマニホールド
36a〜36d…第1〜第4分岐管 38…集合管
40…タンク部 42…スロットルバルブ
44…スロットルボディ 46…吸気管
50…吸気通路 52…集合通路
54a〜54d…分岐通路 58…バイパス配管
60…第1接続端部 62…第2接続端部
64…エアフローメータ 68…回転角度センサ
70…制御部 72…計測タイミング演算部
74…吸入空気量演算部 76…燃料噴射量演算部

Claims (3)

  1. 内燃機関を構成する本体部に接続され複数に分岐した分岐管と集合管とを有する吸気マニホールドを備え、前記集合管に接続された絞り弁を開閉させることにより、前記吸気マニホールドの主吸気通路を通じて吸入空気を前記内燃機関に吸入させ、前記内燃機関を駆動制御する方法であって、
    前記主吸気通路とは別個に設けられると共に、並列に配設された複数の分岐管に接続されて前記主吸気通路と連通する副吸気通路と、前記副吸気通路に設けられ、前記内燃機関に吸入される吸入空気の空気量を検出する空気量検出部とを有し、
    前記内燃機関の回転数及びクランクシャフトの回転角度に基づいて設定された開始回転角度から吸入空気の空気量を検出を開始する工程と、
    前記開始回転角度に隣接した空気量計測タイミングと前記開始回転角度との差分に基づいて前記開始回転角度から検出された前記空気量を補正する工程と、
    前記空気量計測タイミング毎に検出される空気量の検出を、前記内燃機関の回転数及びクランクシャフトの回転角度に基づいて設定された終了回転角度で停止する工程と、
    前記終了回転角度に隣接した前記空気量計測タイミングと前記終了回転角度との差分に基づいて前記終了回転角度までに検出された前記空気量を補正する工程と、
    前記空気量検出部によって検出された空気量及び補正された空気量を積算し、実際に前記内燃機関に吸入される実吸入空気量を推定する工程と、
    前記推定された実吸入空気量に基づき、前記内燃機関における燃料噴射量を制御する工程と、
    を有することを特徴とする内燃機関の駆動制御方法。
  2. 請求項1記載の駆動制御方法において、
    前記開始回転角度から前記空気量の検出を開始した後に、該開始回転角度の直前となる前回の空気量計測タイミングと、前記開始回転角度の直後となる次回の空気量計測タイミングのうち、前記開始回転角度に近い方の空気量計測タイミングを選択する工程を有することを特徴とする内燃機関の駆動制御方法。
  3. 請求項1又は2記載の駆動制御方法において、
    前記終了回転角度において前記空気量の検出を停止した後に、該終了回転角度の直前となる前回の空気量計測タイミングと、前記終了回転角度の直後となる次回の空気量計測タイミングのうち、前記終了回転角度に近い方の空気量計測タイミングを選択する工程を有することを特徴とする内燃機関の駆動制御方法。
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