JP2006097550A - 内燃機関の駆動制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関に吸入される吸入空気の空気量の検出精度を向上させる。
【解決手段】実際に吸入空気が吸入されるタイミングと、エアフローメータ72によって吸入空気量が検出されるタイミングとから計測遅れ時間Tdを算出し、実際にシリンダ室に吸入空気が吸入されている実吸入時間Trに基づいて吸入空気の空気量を検出する空気量検出時間Tiが設定される。そして、吸気行程間となる空気量検出時間Ti以外の吸入空気量の平均値Qaが算出され、今回の吸気行程における空気量検出時間Ti(n+1)の半分の時間が経過したことが確認された後に、空気量補正係数Kaが乗算され、且つ、空気量検出時間Ti(n+1)で除算することにより、前記空気量検出時間Ti(n+1)における吸入空気量Qinから吸入空気量の平均値Qaを減算してシリンダ室に吸入される推定吸入空気量Qpが推定される。
【選択図】図6

Description

本発明は、内燃機関に吸入される吸入空気を検出し、前記吸入空気の吸入空気量に基づいて内燃機関を駆動制御することが可能な内燃機関の駆動制御方法に関する。
従来から、車両等に用いられる内燃機関には、燃焼室となるシリンダに対して吸入エアを吸入するための吸気管が接続され、前記吸気管が接続されるシリンダの吸気ポートには、前記シリンダと吸気管との間の連通状態を切り換え可能な吸気弁が設けられている。そして、前記吸気弁が開弁することにより、前記吸気管を介してシリンダの内部に吸入エアが吸入される。
この吸気管には、前記吸気管の内部に流通する吸入エアの流量(空気量)を調整するためのスロットルバルブが設けられ、前記スロットルバルブを開閉動作させることにより、シリンダの内部に吸入される吸入エアの空気量を調整している。吸気管におけるスロットルバルブの上流側には、前記吸気管内を流通する吸入エアの空気量を測定検出する手段として空気流量センサが設けられている。また、一方、吸気管におけるスロットルボディの下流側には、サージタンクが設けられ、前記サージタンクには、吸気管内の圧力を検出する圧力センサが設けられている。
そして、前記空気流量センサによって検出された検出信号が制御回路へと出力され、前記検出信号からシリンダ内に吸入される吸入エアの空気量(質量又は体積)が演算される。その後、前記空気量に対して内燃機関の運転状態に応じた最適な燃料噴射量が演算され、前記制御回路で算出された結果に基づいて制御信号が燃料噴射装置へと出力されて前記燃料噴射装置の制御が行われる(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−190591号公報
ところで、特許文献1に係る従来技術においては、例えば、車両を急加速させる際に、前記スロットルバルブを急速に開状態とした場合に、実際にシリンダの内部に吸入される吸入エアに加えて、負圧状態にある吸気管のサージタンク内を充填するための吸入エアが前記吸気管の内部に導入される。これにより、空気流量センサによって検出される空気量は、実際に内燃機関のシリンダに吸入される吸入エアと、吸気管内に充填される吸入エアの一部とが合算されたものとなる。
そのため、前記空気流量センサとは別個にスロットルバルブの下流側に設けられた圧力センサによって前記吸気管の内部の吸入エアの圧力値を検出することにより、前記吸気管の内部に充填された空気量を推定している。そして、この推定された空気量を前記空気流量センサによって検出された全空気量から減算することにより、実際にシリンダへと吸入される吸入エアの空気量を推定してエンジン制御を行う必要がある。
しかしながら、上述した吸気装置では、シリンダに吸入される吸入エアの空気量は、吸気管においてスロットルボディの上流側に設けられた空気流量センサによって検出された空気量及び圧力センサによって検出された圧力値に基づいて推定されたものであるため、実際にシリンダに吸入される空気量を正確に把握することができず、前記空気量に基づいて行われる燃料の噴射量を高精度に制御することが困難である。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、内燃機関に吸入される吸入空気の空気量の検出精度を向上させ、高精度なエンジン制御を行うことが可能な内燃機関の駆動制御方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、内燃機関の本体部に接続される吸気マニホールドを備え、前記吸気マニホールドは、複数に分岐して且つ並列に形成された分岐管と、前記分岐管と連通する集合管とを有し、前記集合管に接続された絞り弁を開閉させることにより、前記吸気マニホールドの主吸気通路を通じて吸入空気が前記内燃機関に吸入され、前記内燃機関を駆動制御する方法であって、
前記主吸気通路とは別個に設けられると共に、並列に配設された複数の分岐管に接続されて前記主吸気通路と連通する副吸気通路と、前記副吸気通路に設けられ、前記内燃機関に吸入される吸入空気の空気量を検出する空気量検出部とを有し、
前記内燃機関の前回の吸気行程において、実際に前記内燃機関に吸入空気が吸入される際の実吸入時間と、前記副吸気通路に設けられた空気量検出部によって吸入空気量が検出される時間との間の検出時間差を算出する工程と、
前記検出時間差に対して前回の吸気行程における実吸入時間を加えることにより、前記空気量検出部によって吸入空気量を検出する空気量検出時間を設定する工程と、
現時点において吸入空気量の検出が行われる吸気行程の空気量検出時間であるか否かを判定する工程と、
今回の吸気行程において空気量検出部によって吸入空気量の検出が開始されてから、予め設定されている空気量検出時間の半分以上が経過したか否かを判定する工程と、
前記空気量検出時間の半分以上が経過したことが確認された際に、前記空気量検出時間内に検出される吸入空気量に基づいて内燃機関に実際に吸入される推定吸入空気量を推定する工程と、
前記推定された吸入空気量を前記内燃機関に供給して前記内燃機関を駆動制御する工程と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、内燃機関に複数の分岐管を有する吸気マニホールドが接続され、前記内燃機関に吸入される吸入空気の空気量を、副吸入通路に設けられた空気量検出部によって検出している。その場合に、前回の吸気行程において実際に内燃機関に吸入空気が吸入される際に要する実吸入時間が予め検出され、空気量検出部によって吸入空気量が検出される時間と前記実吸入時間との間の検出時間差を、前記実吸入時間に加えている。そして、現時点で吸気行程であると確認され、その後、前記吸気行程の空気量検出時間の半分以上が経過したか否かが判定されて、空気量検出時間の半分以上が経過したことが確認された場合に、前記空気量検出時間で検出された吸入空気量に基づいて実際に内燃機関に吸入される吸入空気量をより一層高精度に推定することが可能となる。
従って、このような実吸入時間に基づいた空気量検出時間内で空気量検出部によって吸入空気量を検出し、前記吸入空気量に基づいて今回の吸入行程の吸入空気量を推定することにより、吸気マニホールドに導入された吸入空気が副吸気通路内へと逆流した場合においても、前記吸入空気の逆流に影響されることなく今回の吸気行程で実際に内燃機関に吸入される吸入空気量をより一層高精度に推定することができる。
そのため、推定された今回の吸気行程における吸入空気量に基づいて噴射される燃料噴射量を高精度に制御することが可能となり、前記内燃機関に吸入される吸入空気の空気量と、前記吸入空気に対して噴射される燃料の量との比である空燃比の最適化を図ることができる。その結果、前記燃料の噴射量と吸入空気の空気量とからリアルタイムでの高精度なエンジン制御を行うことができる。
また、吸入空気の副吸気通路への逆流の影響を受けることがないため、前記副吸気通路を接続する吸気マニホールドの分岐管を選定する際に、前記分岐管が逆流の発生が懸念されるか否かを考慮する必要がなく、前記分岐管に副吸気通路を接続する際のレイアウトの自由度を向上させることができ、それに伴って、前記副吸気通路のレイアウトの最適化を図ることにより吸気装置を含む内燃機関のコンパクト化を図ることが可能となる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、前回の吸気行程における吸入空気の実吸入時間に基づいて今回の吸気行程で吸入空気量を検出するための空気量検出時間を設定し、前記空気量検出時間に検出時間差を加え、副吸気通路に設けられた空気量検出部によって今回の吸気行程における前記空気量検出時間内の吸入空気量を検出する。これにより、主吸気通路から副吸気通路への吸入空気の逆流の影響を受けることなく、前記吸入空気量から実際に内燃機関に吸入される吸入空気量を高精度に推定することができる。
そのため、推定された今回の吸気行程における吸入空気量に基づいて噴射される燃料噴射量を高精度に制御することが可能となり、燃料の噴射量と吸入空気の空気量とからリアルタイムでの高精度なエンジン制御を行うことができる。
本発明に係る内燃機関の駆動制御方法について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号10は、本発明の実施の形態に係る内燃機関の駆動制御方法が適用される吸気装置を示す。なお、この図1及び図2は、内燃機関の吸気装置を模式的に示した概略構成図であり、ここでは、複数のシリンダを有する多気筒エンジンに適用される吸気装置について説明する。
この吸気装置10は、車両等に搭載される、例えば、4つの第1〜第4シリンダ室12a〜12d(図2参照)を有する多気筒のエンジン(内燃機関)14に設けられている。このエンジン14が搭載される車両としては、例えば、自動車や自動二輪車等が挙げられる。
エンジン14は、図1及び図2に示されるように、エンジン本体16の内部に形成される複数の第1〜第4シリンダ室12a〜12d(図2参照)にそれぞれ第1〜第4ピストン18a〜18d(図2参照)が軸線方向に沿って変位自在に設けられている。すなわち、前記第1〜第4ピストン18a〜18dがストローク変位し、第1〜第4シリンダ室12a〜12dの容積を変化させることによりエンジン14における吸気、圧縮、燃焼、排気行程が行われる。
そして、第1〜第4ピストン18a〜18dからコネクティングロッド20及びクランクシャフト22を介してエンジン14の駆動力として出力される。なお、第1〜第4ピストン18a〜18dと第1〜第4シリンダ室12a〜12dとからそれぞれ第1気筒C1、第2気筒C2、第3気筒C3及び第4気筒C4が構成されている(図2参照)。
また、エンジン14における複数の第1〜第4シリンダ室12a〜12dには、それぞれ吸気ポート24及び排気ポート26が開口するように形成され、前記吸気ポート24にはそれぞれ吸気バルブ28が設けられている。一方、排気ポート26にはそれぞれ排気バルブ30が設けられている。そして、前記吸気ポート24と排気ポート26との間となる第1〜第4シリンダ室12a〜12dの上方には、第1〜第4シリンダ室12a〜12d毎に点火プラグ32が設けられている。
エンジン本体16における第1〜第4シリンダ室12a〜12dの吸気ポート24には、インテークマニホールド34の第1〜第4分岐管36a〜36d(図2参照)がそれぞれ接続されている。
このインテークマニホールド34は、下流側に複数本に分岐するように枝状に形成される第1〜第4分岐管36a〜36dと、上流側に形成され、前記第1〜第4分岐管36a〜36dが纏められて集合した集合管38と、前記集合管38と第1〜第4分岐管36a〜36dとを接続するように形成され、所定容量を有するタンク部40とからなる。
そして、前記集合管38の上流側には、アクセルペダル(図示せず)の操作に連動して開閉するスロットルバルブ(絞り弁)42を含むスロットルボディ44が設けられている。このスロットルボディ44の上流側には、吸気管46を介してエアクリーナ48(図1参照)が設けられ、前記エアクリーナ48を通じてインテークマニホールド34に外部から吸入空気が取り込まれる。その際、前記エアクリーナ48によって前記吸入空気に含有される塵埃等が好適に除去される。
次に、上述したインテークマニホールド34の詳細構造を図3〜図5を用いて説明する。なお、このインテークマニホールド34は、集合管38と第1〜第4分岐管36a〜36dとが略並列に設けられたダウンドラフトタイプである。
インテークマニホールド34は、円筒状の集合管38が略中央部に形成され、前記集合管38は、前記集合管38の軸線と略直交する方向に所定幅で拡幅した略矩形状のタンク部40に接続されている。そして、図5に示されるように、タンク部40に接続された第1〜第4分岐管36a〜36dが、前記タンク部40との間に設けられる境界壁49を介して集合管38の方向に向かって所定長だけ延在した後、前記集合管38の軸線に対して略直交するように湾曲して延在している。
また、インテークマニホールド34の内部には、吸入空気が流通する吸気通路(主吸気通路)50が形成され、前記吸気通路50は、集合管38の内部に形成される集合通路52と、第1〜第4分岐管36a〜36dの内部にそれぞれ形成される分岐通路54a〜54d(図2参照)とから構成されている。吸気ポート24に接続される第1〜第4分岐管36a〜36dには、それぞれ燃料噴射弁として機能するインジェクタ56(図1参照)が前記吸気ポート24と対向するように配設されている。そして、制御部78(図1参照)からの電気信号によってインジェクタ56からインテークマニホールド34の分岐通路54a〜54dに対して燃料が噴射される。
すなわち、このインテークマニホールド34に吸入空気が導入された際、スロットルバルブ42の開状態において集合管38から導入された吸入空気が、集合通路52を通じてタンク部40に導入される。そして、吸入空気が、前記タンク部40の内部に一時的に充填され、前記タンク部40からそれぞれ第1〜第4分岐管36a〜36dへと分配されて流通する構造としている。そのため、吸入空気は、図4に示されるように、集合管38から前記集合管38と対向する位置に形成されるタンク部40の壁面57に一旦当たり、前記タンク部40の壁面57、57aに沿って流通する。
このように、エンジン14の吸気行程以外の行程(圧縮、燃焼、排気行程)において、吸入空気がインテークマニホールド34のタンク部40に導入された場合には、前記タンク部40における壁面57aの近傍における吸入空気の圧力が、前記壁面57aより離間したタンク部40の内部と比較して高くなると共に、前記壁面57a近傍における吸入空気の流速が速くなる。換言すると、集合管38の軸線と略平行なタンク部40の壁面57aと隣接して配置されている第1及び第4分岐管36a、36dは、その内部及び近傍の圧力が高くなり、反対に、インテークマニホールド34の略中央部に配置され、前記壁面57aと離間した第2及び第3分岐管36b、36cの内部及びその近傍の圧力は、前記第1及び第4分岐管36a、36d近傍の圧力と比較して低くなる。
一方、インテークマニホールド34には、図1及び図2に示されるように、タンク部40又は集合管38と第1〜第4分岐管36a〜36dとの間をそれぞれバイパスするバイパス配管(副吸気通路)58が接続されている。
このバイパス配管58は、タンク部40又は集合管38に接続され、上流側となる導入部60と、下流側となるように前記第1〜第4分岐管36a〜36dのいずれかに接続される分岐部62a、62bと、前記分岐部62a、62bを集合させて導入部60に導く集合部64とからなる。ここでは、二股状に分岐した一組の分岐部62a、62bを有し、インテークマニホールド34の第3及び第4分岐管36c、36dにそれぞれ接続される場合について説明する。
なお、バイパス配管58は、二股状に分岐する分岐部62a、62bを有するものに限定されるものではなく、前記第1〜第4分岐管36a〜36dにそれぞれ対応するように4本の分岐部を有するものとしてもよいし、反対に、第1〜第4分岐管36a〜36dのうちのいずれか1本に接続される単一のものとしてもよい。
そして、バイパス配管58の一端部となる第1接続端部66が、インテークマニホールド34を構成するタンク部40又は集合管38に接続され、前記バイパス配管58の内部と集合管38の集合通路52とが連通した状態となる。
また、バイパス配管58の第2接続端部68が、それぞれインテークマニホールド34を構成する第1〜第4分岐管36a〜36dの管壁70に接続され、前記バイパス配管58の内部と第1〜第4分岐管36a〜36dの分岐通路54a〜54dとがそれぞれ連通した状態となる。このバイパス配管58を構成する導入部60、分岐部62a、62b及び集合部64は、インテークマニホールド34を構成する集合管38及び第1〜第4分岐管36a〜36dよりそれぞれ細管状に形成されている。
なお、バイパス配管58において上流側となる第1接続端部66は、前記タンク部40又は集合管38に接続される場合に限定されるものではなく、前記第1接続端部66が、前記インテークマニホールド34の上流側となるスロットルボディ44側に直接接続され、前記バイパス配管58の下流側となる第2接続端部68が、前記インテークマニホールド34の下流側となるエンジン本体16側に接続されていればよい。
さらに、バイパス配管58の導入部60には、前記バイパス配管58の内部を流通する吸入空気の空気量を検出するためのエアフローメータ(空気量検出部)72が配設されている。このエアフローメータ72は、空気量検出部として機能すると共に、バイパス配管58の内部を流通する吸入空気の流れが安定した層流状態となる位置に設けられている。なお、前記エアフローメータ72を、導入部60の代わりにバイパス配管58の集合部64に設けるようにしてもよい。すなわち、エアフローメータ72は、バイパス配管58の内部を流通する吸入空気の流れが層流となり、前記吸入空気の空気量を確実に検出できる位置に設けられていればよい。
エアフローメータ72は、例えば、シリコン基板にプラチナ薄膜が蒸着された検出部74を有し、前記検出部74の周囲に吸入空気が流通することにより、予め一定温度に保持されている前記検出部74の温度が変化し、前記検出部74の温度を一定温に保持させるために検出部74に供給される電流量が変化する。すなわち、前記エアフローメータ72は、この電流の変化量を検出することによりバイパス配管58の内部を流通する吸入空気の空気量を検出する熱線式である。
なお、空気量検出部として機能するエアフローメータ72は、上述した熱線式に限定されるものではなく、前記バイパス配管58の内部に流路抵抗となる抵抗部材を設け、前記抵抗部材の下流側に発生する渦を検出することにより吸入空気の体積流量を検出するカルマン渦式や、前記バイパス配管58を流通する吸入空気によって押されるフラップの回動角度を検出することにより吸入空気の体積流量を検出するフラップ式等を採用してもよい。
本発明の実施の形態に係る内燃機関の駆動制御方法が適用される吸気装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその制御動作並びに作用効果について説明する。
先ず、エンジン14が始動している状態において、運転者が図示しないアクセルペダルを操作してスロットルバルブ42を開弁させることにより、吸気バルブ28が吸気ポート24より離間し、且つ、第1〜第4ピストン18a〜18dが順次下方へ変位する吸気工程において第1〜第4シリンダ室12a〜12dからの吸入負圧によってエアクリーナ48(図1参照)を介して吸入空気がインテークマニホールド34の内部に導入される。
その際、スロットルバルブ42を介してインテークマニホールド34の吸気通路50へと導入された吸入空気の一部が、タンク部40を介してバイパス配管58の第1接続端部66から導入部60へと導入され、前記バイパス配管58に設けられたエアフローメータ72によって前記バイパス配管58の内部を流通する吸入空気の空気量が検出される。なお、前記吸入空気の空気量は、バイパス配管58の内部において流れが安定した層流状態でエアフローメータ72を介して検出される。
この際、エンジン14を構成するクランクシャフト22やカムシャフト等の回転角度を検出する回転角度センサ76によって、現在のクランクシャフト22等の回転角度が前記回転角度センサ76から制御部78へと出力され、この制御部78への検出信号に基づいて前記制御部78でエンジン14の第1〜第4気筒C1〜C4のうち吸気行程にある気筒が特定される。
すなわち、前記回転角度センサ76とエアフローメータ72とを併用し、前記回転角度センサ76及びエアフローメータ72からの検出信号に基づいて、制御部78において前記エアフローメータ72によって検出された吸入空気が、前記第1〜第4シリンダ室12a〜12dのいずれに吸入されたかを確認することが可能となる。これにより、単一のエアフローメータ72によって第1〜第4シリンダ室12a〜12dに吸入される吸入空気の空気量をそれぞれ検出することができる。
例えば、第4ピストン18d及び第4シリンダ室12aからなる第4気筒C4が吸気行程にある場合には、図2に示されるように、前記第4ピストン18aのストローク変位作用下に吸入空気が第4シリンダ室12aに接続された第4分岐管36dの分岐通路54dへと流通し、一方、バイパス配管58に流通した吸入空気の一部は、エアフローメータ72によって空気量が検出された後に、分岐部62bへと流通し、再び前記インテークマニホールド34の分岐通路54dを流通する吸入空気と合流して第4シリンダ室12dに向かって流通する。
そして、エアフローメータ72によって検出された吸入空気の空気量が、検出信号として制御部78(図1参照)へと出力され、前記制御部78において前記検出信号に基づいて実際に第4分岐管36dに流通する空気量が演算されると共に、前記空気量に対して最適な燃料噴射量が演算される。そして、前記燃料噴射量に基づいた制御信号がインジェクタ56へと出力されることにより、前記インテークマニホールド34の吸気通路50内を流通する前記吸入空気に対して、吸気ポート24の近傍においてインジェクタ56から燃料が噴射され、前記燃料と吸入空気とが混合された混合気が第4シリンダ室12dの内部へと吸入される。
なお、エンジン14の第1〜第3気筒C1〜C3における吸気行程時に関しては、前記第4気筒C4と同様であるためその詳細な説明を省略する。
一方、このような吸気装置10では、インテークマニホールド34に吸入空気が導入された際、タンク部40の壁面57aと隣接して配置されている第1及び第4分岐管36a、36dの近傍における吸入空気の圧力が高くなると共に、吸入空気の流速が速くなる。そのため、例えば、タンク部40に充填された吸入空気が、第1及び第4分岐管36a、36dを通じてバイパス配管58へと逆流することが懸念される。その場合に、バイパス配管58を上流側から下流側へと流通する順流の吸入空気の空気量に加えて、第2接続端部68から第1接続端部66に向かって流通する逆流の吸入空気の空気量もエアフローメータ72によって検出されてしまう。
次に、このようにバイパス配管58を吸入空気が逆流した場合、吸気装置10を通じて前記エンジン14の第4シリンダ室12dに実際に吸入される空気量を推定するプロセスについて図6及び図7を参照しながら詳細に説明する。
ここで、図6は、上段が第1〜第4シリンダ室12a〜12dに実際に吸入される実吸入空気量Q1〜Q4と時間との関係を示し、下段はバイパス配管58を流通する吸入空気がエアフローメータ72によって検出された際の検出吸入空気量と時間との関係を示したものである。なお、図6の下段に示されるエアフローメータ72によって検出された際の検出吸入空気量は、水平方向に延在する基準線0に対して上方側がバイパス配管58の上流側から下流側に吸入空気が流通する順流方向(図6中、+方向)の空気量を示し、前記基準線0に対して下方側がバイパス配管58の下流側から上流側に向かって吸入空気が流通する逆流方向(図6中、―方向)の空気量を示している。
先ず、図7に示されるステップS1において、現在のエンジン14の駆動状況に基づいて実際に第4シリンダ室12dに吸入空気が吸入されるタイミングと、バイパス配管58を流通する吸入空気がエアフローメータ72によって検出されるタイミングとの間の時間差より計測遅れ時間(検出時間差)Tdが算出される。換言すると、図6に示されるように、エアフローメータ72によって吸入空気の空気量を検出するタイミングは、実際に第4シリンダ室12dに吸入空気が吸入されるタイミングに対して若干遅れている。
次に、ステップS2において、実際に第4シリンダ室12dに吸入空気が吸入されている間の実吸入時間Trが予め計測され、前記計測遅れ時間Tdが経過した時点を起点Aとして前記実吸入時間Trと同時間経過するまでの時間を、エアフローメータ72によって吸入空気の空気量を検出する空気量検出時間Tiとして設定する(Tr=Ti)。換言すると、計測遅れ時間Tdに実吸入時間Trを加えた時間が、空気量検出時間Tiが完了する終点Bとなる。
次に、ステップS3において、吸入空気の空気量をエアフローメータ72によって検出するタイミング、すなわち、次回の吸気行程における空気量検出時間Tiであるか否かが判断され、前記空気量を検出するタイミングである場合には、ステップS4に移り、前記空気量を検出するタイミングでない場合には、ステップS5へ移る。
このステップS4において、エアフローメータ72によって空気量が検出されている空気量検出時間Ti以外の時間、すなわち、前回の吸気行程における空気量検出時間Ti(n)と今回の吸気行程における空気量検出時間Ti(n+1)との間で吸入される空気量がエアフローメータ72によって常に検出され、前記空気量に基づいて吸入空気量の積算値Qaxが算出される。
そして、前記吸入空気量の積算値Qaxが、前回の空気量検出時間Ti(n)と今回の空気量検出時間Ti(n+1)との間の時間Ta、すなわち、空気量検出時間Ti以外の時間で除算され、前回の空気量検出時間Ti(n)と今回の空気量検出時間Ti(n+1)との間における吸入空気量の平均値Qaが算出される。すなわち、バイパス配管58にタンク部40から吸入空気が逆流した際の吸入空気の空気量が、吸入空気量の積算値Qaxとして算出されることとなる。
なお、この吸入空気量の平均値Qaの代わりに、今回の吸気行程における空気量検出時間Ti(n+1)以前の空気流動が安定している状態の吸入空気量を検出し、前記吸入空気量の平均値Qa′を用いるようにしてもよい。
また、一方、ステップS3で空気量をエアフローメータ72によって検出するタイミングでない場合には、ステップS5において、前回の空気量検出時間Ti(n)と次回の空気量検出時間Ti(n+1)との間に吸入される吸入空気量の積算値Qaxに対して、吸入空気の瞬間流量Qadが徐々に加算されていき、最終的に積算された吸入空気量の積算値Qaxが算出された後に再びステップS3に移る。
次に、ステップS6において、空気量検出時間Ti(n+1)において、エアフローメータ72によって検出され、空気量時間Ti(n+1)内で積算された吸入空気量の積算値Qinxに対して吸入空気の瞬間流量となるQadが徐々に加算されていく。
次に、ステップS7において、今回の吸気行程において空気量検出時間Ti(n+1)における半分の時間(Ti(n+1)/2)が経過したか否かが確認され、空気量検出時間Ti(n+1)における半分の時間がすでに経過している場合には、ステップS8に移り、前記空気量検出時間Ti(n+1)における半分の時間が未だ経過していない場合には、ステップS6へと移る。
そして、ステップS8では、前記吸入空気量の積算値Qinxに対して空気量補正係数Kaを乗算することにより、半分の時間で検出されている吸入空気量の積算値Qinxが本来の吸入空気量の積算値となり、その後に、空気量補正係数Kaが乗算された吸入空気量の積算値Qinx′を、空気量検出時間Ti(n+1)で除算することにより、前記空気量検出時間Ti(n+1)における吸入空気量Qinが算出される。
最後に、ステップS9で、吸入空気量Qinに対して前回の空気量検出時間Ti(n)と今回の空気量検出時間Ti(n+1)との間における吸入空気量の平均値Qaを減算した後に補正係数Kbを乗算することにより、第4シリンダ室12dに吸入される推定吸入空気量Qpが推定される。この補正係数Kbは、例えば、バイパス配管58を下流側から上流側へと逆流するように流通した際に、エアフローメータ72によって検出される吸入空気量の数値を安定させる目的で設定されている。なお、バイパス配管58内において吸入空気の逆流が発生していない場合には、前記吸入空気量Qinに対して前記吸入空気量の平均値Qaを減算することなく推定吸入空気量Qpの推定を行う。
これによって、前記推定された推定吸入空気量Qpに基づいて制御部78からインジェクタ56に制御信号が出力され、図7に示すフローチャートにおける今回の推定吸入空気量にQpに基づいたエンジン制御が行われる。
なお、上述の説明においては、エンジン14における第4気筒C4の第4シリンダ室12dに吸入される吸入空気の空気量を推定する場合について説明したが、前記第4気筒C4と同様にタンク部40の壁面57aに隣接して配置されている第1気筒C1、又は、前記壁面57aより所定間隔離間して配置された第3及び第4気筒C3、C4に実際に吸入される吸入空気の空気量を推定する場合についても同様である。そのため、エンジンの第1、第3及び第4気筒C1、C3、C4に吸入される吸入空気の空気量を推定については、その詳細な説明を省略する。
さらに、吸気装置10が適用されるインテークマニホールド34は、上述したダウンドラフトタイプに限定されるものではなく、集合管と分岐管とが略直交するように形成されるサイドドラフトタイプのインテークマニホールドに適用することも可能である。
以上のように、本実施の形態では、複数の第1〜第4シリンダ室12a〜12dを有するエンジン14において、前回の吸気行程で実際に第1〜第4シリンダ室12a〜12dに吸入された実吸入空気量Q1〜Q4に基づいて、エアフローメータ72によって吸入空気の空気量の検出が行われる空気量検出時間Tiを設定し、前記空気量の検出が行われる吸気行程間における吸入空気量の平均値Qa、すなわち、バイパス配管58内を逆流している吸入空気の空気量の平均値を算出している。そして、今回の吸気行程においてエアフローメータ72により空気量検出時間Ti(n+1)が半分以上経過したことが確認された際、この吸気行程における空気量Qinから前回と今回との吸気行程間における吸入空気量の平均値Qaを減算し、且つ、補正係数Kbを乗算することにより、今回の吸気行程における推定吸入空気量Qpを推定している。
これにより、インテークマニホールド34に導入された吸入空気がタンク部40からバイパス配管58内へと逆流した場合においても、前記吸入空気の逆流に影響されることなく、今回の吸気行程において実際にシリンダ室に吸入される吸入空気量をより一層高精度に推定することが可能となる。
すなわち、タンク部40の壁面57aに隣接して設けられ、前記タンク部40からの吸入空気の逆流の発生が懸念されるインテークマニホールド34の第1及び/又は第4分岐管36a、36dにバイパス配管58を接続した場合においても、前記吸入空気の逆流による影響を受けることがなく前記推定吸入空気量Qpに基づいて噴射される燃料噴射量を高精度に制御することができる。そのため、前記第1及び/又は第4シリンダ室12a、12dに吸入されるそれぞれの吸入空気の空気量と、前記吸入空気に対して噴射される燃料の量との比である空燃比の最適化を図ることが可能となり、前記燃料の噴射量と吸入空気の空気量とからリアルタイムでの高精度なエンジン制御を行うことができる。
なお、本実施例における第1及び第2シリンダ室12a、12dに吸入される吸入空気の空気量は、第1及び第2分岐管36a、36bにバイパス配管58が接続されていないため、前記バイパス配管58が接続されている第3及び第4分岐管36c、36dを流通して第3及び第4シリンダ室12c、12dに吸入される吸入空気の空気量に基づいて推定される。この際、バイパス配管58を流通する吸入空気の空気量は、タンク部40からの吸入空気による逆流の影響を受けることなく推定することが可能であるため、この第3及び第4シリンダ室12c、12dに吸入される吸入空気の空気量に基づいて、第1及び第2シリンダ室12a、12bに吸入される吸入空気の空気量を簡便且つ高精度に推定することができる。
また、吸入空気のバイパス配管58への逆流の影響を受けることがないため、前記バイパス配管58を接続するインテークマニホールド34の分岐管を選定する際に、前記分岐管が逆流の発生が懸念されるか否かを考慮する必要がなく、前記分岐管にバイパス配管58を接続する際のレイアウトの自由度を向上させることができる。
さらに、この内燃機関の駆動制御方法を採用することにより、直列、V型エンジン等のエンジン形式や、インテークマニホールド34の形状に関わらずバイパス配管58を介してエアフローメータ72によって吸入空気を検出する吸気装置10を適用することが可能となると共に、前記バイパス配管58の最適なレイアウトを行うことにより吸気装置10を含むエンジン14のコンパクト化を図ることも可能となる。
さらにまた、エアフローメータ72によって検出される吸入空気量Qinは、図6に示されるように、それぞれの吸気行程において頂部Tを有する山状に膨出した特性となる。そのため、図7に示されるステップS7で行われるように、吸入空気量Qinが最大となる頂部Tでエアフローメータ72による吸入空気量の検出を停止することにより、前記吸入空気量Qinの略半分(図中、斜線部分)を検出し、本来の略半分となる吸入空気量を制御部78において補正係数Kaを乗算して補正することにより、本来の吸入空気量Qinの総量を算出することが可能となる。
これにより、吸入空気量Qinの検出時間が略半分となり、且つ、前記吸入空気量に基づいて制御部78で本来の実吸入空気量Qinを演算する時間も僅かで済むことから、前記本来の実吸入空気量Qinの全体をエアフローメータ72で検出する場合と比較して検出時間の短縮化を図ることができる。そのため、エアフローメータ72による吸入空気量の検出精度を向上させることができ、一層高精度なエンジン制御を行うことができる。
本発明の実施の形態に係る内燃機関の吸気装置を示す概略構成説明図である。 図1における吸気装置の近傍を示す概略平面図である。 図1の吸気装置が設けられるインテークマニホールド近傍を示す斜視図である。 図3のインテークマニホールドの縦断面図である。 図4のV−V線に沿った縦断面図である。 図1及び図2の吸気装置によって検出される第1〜第4気筒におけるそれぞれの吸入空気の空気量、エアフローメータによって検出される吸入空気量と時間との関係を示す特性曲線である。 実際にシリンダ室に吸入された吸入空気量に基づいて、エアフローメータによって検出された吸入空気の空気量の補正を行うことにより吸入空気量を推定する場合を示すフローチャートである。
符号の説明
10…吸気装置 12a〜12d…第1〜第4シリンダ室
14…エンジン 18a〜18d…第1〜第4ピストン
24…吸気ポート 26…排気ポート
28…吸気バルブ 30…排気バルブ
32…点火プラグ 34…インテークマニホールド
36a〜36d…第1〜第4分岐管 38…集合管
40…タンク部 42…スロットルバルブ
50…吸気通路 52…集合通路
54a〜54d…分岐通路 56…インジェクタ
57、57a…壁面 58…バイパス配管
60…導入部 62a、62b…分岐部
64…集合部 66…第1接続端部
68…第2接続端部 72…エアフローメータ
74…検出部

Claims (1)

  1. 内燃機関の本体部に接続される吸気マニホールドを備え、前記吸気マニホールドは、複数に分岐して且つ並列に形成された分岐管と、前記分岐管に連通する集合管とを有し、前記集合管に接続された絞り弁を開閉させることにより、前記吸気マニホールドの主吸気通路を通じて吸入空気が前記内燃機関に吸入され、前記内燃機関を駆動制御する方法であって、
    前記主吸気通路とは別個に設けられると共に、並列に配設された複数の分岐管に接続されて前記主吸気通路と連通する副吸気通路と、前記副吸気通路に設けられ、前記内燃機関に吸入される吸入空気の空気量を検出する空気量検出部とを有し、
    前記内燃機関の前回の吸気行程において、実際に前記内燃機関に吸入空気が吸入される際の実吸入時間と、前記副吸気通路に設けられた空気量検出部によって吸入空気量が検出される時間との間の検出時間差を算出する工程と、
    前記検出時間差に対して前回の吸気行程における実吸入時間を加えることにより、前記空気量検出部によって吸入空気量を検出する空気量検出時間を設定する工程と、
    現時点において吸入空気量の検出が行われる吸気行程の空気量検出時間であるか否かを判定する工程と、
    今回の吸気行程において空気量検出部によって吸入空気量の検出が開始されてから、予め設定されている空気量検出時間の半分以上が経過したか否かを判定する工程と、
    前記空気量検出時間の半分以上が経過したことが確認された際に、前記空気量検出時間内に検出される吸入空気量に基づいて内燃機関に実際に吸入される推定吸入空気量を推定する工程と、
    前記推定された吸入空気量を前記内燃機関に供給して前記内燃機関を駆動制御する工程と、
    を有することを特徴とする内燃機関の駆動制御方法。
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