JP2007210757A - 基板搬送装置、これを用いた表示パネルの製造装置、及び、基板搬送方法、これを用いた表示パネルの製造方法 - Google Patents

基板搬送装置、これを用いた表示パネルの製造装置、及び、基板搬送方法、これを用いた表示パネルの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 基板搬送装置及び表示パネルの製造装置のスペース効率を向上させること。
【解決手段】 加工装置35を設けた搬送路12に沿って、搬送ロボット13を移動させて、第1の基板31を加工装置35に供給し、加工装置35にて加工の完了した第1の基板31を搬出する基板搬送装置10において、第1の基板31と同じ搬送路12に沿って搬送ロボット13を移動させて、第1の基板31と一対をなす第2の基板32を加工装置35を通過して搬出可能とするもの。
【選択図】 図1

Description

本発明は、基板搬送装置、これを用いた表示パネルの製造装置、及び、基板搬送方法、これを用いた表示パネルの製造方法に関する。
例えば液晶表示パネルは、一対のガラス基板が貼り合わされて製造されるが、このパネルは、図11に示すように、次のような工程を経て製造される。
まず、搬送路Aを通って供給台より一方の基板が順次供給され、シール剤塗布装置にて基板における表示領域を囲むように枠状にシール剤が塗布される。
次に、この一方の基板は、搬送路Aを通って液晶滴下装置に受け渡され、液晶滴下装置にて、基板におけるシール剤で囲まれた領域内に必要量の液晶が滴下される。
その後、この一方の基板は、搬送路Aを通って貼り合わせ装置に受け渡される。貼り合わせ装置には、供給台より搬送路Aとは別の搬送路Bを経由して他方の基板も供給される。そして、一方の基板と他方の基板とが、減圧雰囲気下で貼り合わされる。
貼り合わされた2つの基板は、大気圧下に取り出された後、UV照射装置等のシール剤硬化装置にてシール剤が硬化される。
なお、シール剤塗布装置への基板の供給、液晶滴下装置又は貼り合わせ装置への基板の受け渡しは、それぞれ図示しない搬送ロボットにより行なわれるが、特許文献1には、このような搬送ロボットを備えた基板搬送装置が開示されている。
上述のような液晶表示パネルの製造装置では、一方の基板を搬送する搬送路Aと他方の基板を搬送する搬送路Bとの2つの搬送路を設けていたので、表示パネルの製造装置の占有面積がその分(搬送路を2つ設ける分)だけ大きなものとなり、スペース効率が悪いものとなっていた。特に最近では、液晶表示パネルを製造するガラス基板が大型化(例えば、1.5m〜2m超)する傾向にあり、表示パネルの製造装置の占有面積がますます増大することが考えられるので対策が望まれていた。
特開2003-31642
基板搬送装置及び表示パネルの製造装置のスペース効率を向上させることにある。
請求項1の発明は、搬入ポジションと搬出ポジションとの間に加工装置を設けた搬送路に沿って、基板を保持する保持部を備えたアームを有する搬送ロボットを移動させて、搬入ポジションにて搬入した第1の基板を加工装置に供給し、加工装置にて加工の完了した第1の基板を搬出ポジションに搬出する基板搬送装置において、搬送ロボットを搬送路に沿って移動させて、第1の基板と一対をなす第2の基板を搬入ポジションにて搬入し、搬入した第2の基板を加工装置を通過して搬出ポジションに搬出可能とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、搬送ロボットは、独立して動作可能な2つのアームを有し、搬送ロボットの一方のアームが第1の基板を搬入して保持する状態で、他方のアームが加工装置にて加工の完了した第1の基板を取り出すとともに、一方のアームが保持する第1の基板を加工装置に供給し、次いで、他方のアームが取り出した第1の基板を搬出ポジションに搬出し、次いで、搬入ポジションにて一方のアームが第2の基板を搬入し、加工装置を通過して第2の基板を搬出ポジションに搬出可能とするものである。
請求項3の発明は、請求項1の発明においてさらに、搬送ロボットは、独立して動作可能な2つのアームを有し、搬送ロボットの一方のアームが第1の基板を搬入して保持する状態で、他方のアームが加工装置にて加工の完了した第1の基板を取り出すとともに、一方のアームが保持する第1の基板を加工装置に供給し、次いで、他方のアームが取り出した第1の基板を保持する状態で、一方のアームが搬入ポジションにて第2の基板を搬入し、一方のアームが搬入した第2の基板と他方のアームが保持する第1の基板を、加工装置を通過して搬出ポジションに搬出可能とするものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の基板搬送装置を使用して、加工装置にて加工を施す第1の基板と加工装置にて加工を施さない第2の基板を搬送し、搬送された第1の基板と第2の基板を貼り合わせる貼り合わせ装置と、を備えた表示パネルの製造装置である。
請求項5の発明は、請求項4の発明においてさらに、加工装置は、第1の基板にペーストを塗布する塗布装置である。
請求項6の発明は、搬入ポジションと搬出ポジションとの間に加工装置を設けた搬送路に沿って、基板を保持する保持部を備えたアームを有する搬送ロボットを移動させて、搬入ポジションにて搬入した第1の基板を加工装置にて加工を施し、加工の完了した第1の基板を搬出ポジションに搬出する基板の搬送方法において、搬送ロボットを搬送路に沿って移動させて、第1の基板と一対をなす第2の基板を搬入ポジションにて搬入し、搬入した第2の基板を加工装置を通過して搬出ポジションに搬出するものである。
請求項7の発明は、請求項6の発明においてさらに、搬送ロボットは、独立して動作可能な2つのアームを有し、搬送ロボットの一方のアームが第1の基板を搬入して保持する状態で、他方のアームが加工装置にて加工の完了した第1の基板を取り出すとともに、一方のアームが保持する第1の基板を加工装置に供給し、次いで、他方のアームが取り出した第1の基板を搬出ポジションに搬出し、次いで、搬入ポジションにて一方のアームが第2の基板を搬入し、加工装置を通過して第2の基板を搬出ポジションに搬出するものである。
請求項8の発明は、請求項6の発明においてさらに、搬送ロボットは、独立して動作可能な2つのアームを有し、搬送ロボットの一方のアームが第1の基板を搬入して保持する状態で、他方のアームが加工装置にて加工の完了した第1の基板を取り出すとともに、一方のアームが保持する第1の基板を加工装置に供給し、次いで、他方のアームが取り出した第1の基板を保持する状態で、一方のアームが搬入ポジションにて第2の基板を搬入し、一方のアームが搬入した第2の基板と他方のアームが保持する第1の基板を、加工装置を通過して搬出ポジションに搬出するものである。
請求項9の発明は、請求項6〜8のいずれかに記載の基板の搬送方法を使用して、加工装置にて加工を施す第1の基板と加工装置にて加工を施さない第2の基板を搬送し、次いで、搬送された第1の基板と第2の基板を貼り合わせることを特徴とする表示パネルの製造方法である。
請求項10の発明は、請求項9の発明においてさらに、加工装置にて、第1の基板にペーストを塗布する表示パネルの製造方法である。
本発明によれば、搬送ロボットは、搬入ポジションと搬出ポジションとの間に加工装置を設けた1つの搬送路に沿って移動し、加工装置にて加工の完了した第1の基板を取り出し、搬入した第1の基板を加工装置に供給し、次いで、加工を施さない第2の基板を、同じ搬送路を通って、そのまま加工装置を通過して搬出する。その結果、搬送路を1つにして基板搬送装置の占有面積を小さくし、基板搬送装置のスペース効率を向上させることができる。
また、加工を施す第1の基板が加工装置で加工中に、加工を施さない第2の基板を搬送することにより、第1の基板の加工と第2の基板の搬送が並行して行なわれる。そのため、第1のガラス基板31と第2のガラス基板32を同じ1つの搬送路12で搬送したとしても、第1のガラス基板31の搬送が第2のガラス基板32の搬送によって妨げられることがない。その結果、ラインの生産性を向上させることができる。
図1は本発明を適用してなる基板搬送装置の上面を示す模式図、図2は図1に示す基板搬送装置の側面を示す模式図、図3はシール剤塗布装置を示す斜視図、図4は図1、図2における搬送ロボットの斜視図、図5は搬出台の斜視図、図6は図4に示す搬送ロボットを用いた実施例1の移動動作を示す模式図、図7は図4に示す搬送ロボットを用いた実施例2の移動動作を示す模式図、図8は図4とは別の搬送ロボットの斜視図、図9は図8に示す搬送ロボットを用いた実施例3の移動動作を示す模式図、図10は実施例4の表示パネルの製造装置を示す模式図である。
(実施例1)
以下、図面を参照しながら実施例1を説明する。
図1、図2に示す基板搬送装置10は、複数のボルトとブロックでレベリングされた矩形状のベース11上に、図1中、X−X方向に固定配置されたガイドレール12を有し、このガイドレール上に搬送ロボット13が移動自在に設けられる。搬送ロボット13は、図示しないリニアモータからなる駆動手段にてガイドレール12上を移動可能な箱型の本体部13Aと、図示しない駆動手段により本体部13Aに対して昇降可能に、かつ、図1中、X−Y面内(水平面内)にて360度自転可能に設けられた円柱状の昇降台13Bと、昇降台13Bの上面に、昇降台13Bの一直径方向(中心軸線)A0−A0に対して対称に配置された2つのアーム13R、13Lを有する。
2つのアーム13R、13Lは、図4に示すように、それぞれ昇降台13Bの上面に回転可能に支持された基端側の第1のアーム13R1、13L1と、第1のアーム13R1、13L1の先端部に回転可能に支持された先端側の第2のアーム13R2、13L2からなる。2つのアーム13R、13Lは、水平面内を前後方向に伸縮可能に設けられ、しかも2つのアーム13R、13Lは独立して動作可能とされる。
第2のアーム13R2、13L2の先端部には、中心軸線A0−A0に沿ってそれぞれ延びる二又フォーク状の保持部14R、14Lを備える。保持部14R、14Lは、先端部に二又状で平板状のフォーク部14RA、14LAを有する基部14RB、14LBと、基部14RB、14LBの幅方向の外側に一体に形成された取付部14RC、14LCとからなり、取付部14RC、14LCがそれぞれ第2のアーム13R2、13L2の先端部に回転自在に支持される。
そしてこの構成において、不図示のモータ、ベルトなどの公知駆動手段により、2つのアーム13R、13Lは独立して水平面内を前後方向に伸縮動し、この伸縮動に伴い、保持部14R、14L、特にそのフォーク部14RA、14LAが個別に中心軸線A0−A0に沿って移動(前後動)することができるようになっている。
また、2つの保持部14R、14Lを構成するフォーク部14RA、14LAの上面には、それぞれ4つの吸着盤16が設けられる。各吸着盤16は、不図示のエア吸着源に適宜接続され、その吸着力により、ガラス基板31、32を保持できるようになっている。なお、図2、図4に示すように、一方のフォーク部14LAの保持面高さは、他方のフォーク部14RAの保持面高さよりもHだけ上方となるように位置付けられる。
図1、図2中、基板搬送装置10のガイドレール12の右端の搬入ポジション20に隣接して、四角板状の供給台21を上部に固定した架台22が設けられる。供給台21の上面の四隅には、それぞれピン21Aが固定配置される。ここで、4つのピン21Aの高さは、アーム13R、13Lの先端部のフォーク部14RA、14LAの厚さより大きく設定され、X−X軸方向とは水平面内で直交するY−Y軸方向でのピン21Aの間隔は、フォーク部14RA、14LAの幅以上に設定される。これにより、各ピン21Aで形成された空間内に、フォーク部14RA、14LAのいずれかが進入後退可能とされる。この供給台21上の4つのピン21A上には、前工程からカラーフィルタ基板などの第1のガラス基板(第1の基板に相当)31とアレ一基板などの第2のガラス基板(第2の基板に相当)32が交互に供給され、水平状態で載置される。
基板搬送装置10の左端の搬出ポジション23に隣接して、図1、図2に示すように、搬出装置24が設けられる。搬出装置24は、図5に示すように、鉛直方向に固定配置された支持ロッド25と、この支持ロッド25の上端部に固定された搬出台26を有する。搬出台26は、さらに上下の搬出台26A、26Bから構成され、上下の搬出台26A、26Bは、間隔H(先に述べた、フォーク部14LAとフォーク部14RAの保持面高さ差)を維持するようにして、左右2つの側板27、27によって固定されている。上下の搬出台26A、26Bの上面のそれぞれには、供給台21と同様に4つのピン28が固定配置される。
さてガイドレール12は、搬入ポジション20と搬出ポジション23を結ぶ1つの搬送路を構成し、このガイドレール12に沿った側方には、図1に示すようにシール剤塗布装置35からなる加工装置が設けられる。シール剤塗布装置35は、図3に示すように、第1のガラス基板31にその表示領域を囲むようにペーストしてのシール剤を枠状に塗布する。具体的に、シール剤塗布装置35は、ベース37上にX−Y−θ移動機構36を介してステージ43を備える。X−Y−θ移動機構36は、ベース37上に設けられたX軸テーブル40と、X軸テーブル40の上面に設けられたY軸テーブル41と、Y軸テーブル41上に設けられた図示しないθ回転装置から構成される。
ステージ43には、その上面に図示しない複数個の吸着盤と、更には、ステージ上面より出没する図示しない複数個のピンが設けられる。
ベース37上には、門型の支持体44が固定され、その横桁44Aの前部には、2つのヘッド機構45、45が、不図示のモータなどの駆動手段により、図3中、X軸方向に移動可能に設けられる。2つのヘッド機構45、45は、それぞれシール剤を収納したシリンジ46、46を有し、シリンジ内46が加圧されることでシール剤をシリンジ先端のノズルより吐出できるようになっている。
なお、シール剤塗布装置35の動作制御は、制御器50にて行なわれる。制御器50は、画像認識により第1のガラス基板31の予め設定された位置との間の位置ずれを検出し、そのずれが零となるようX−Y−θ移動機構36を制御する。また、制御器50には、動作設定に必要なモニタ51及びキーボード52が接続されていて、作業員はモニタ51の表示を見ながら、キーボード52の操作により第1のガラス基板31の位置決め作業及びこの第1のガラス基板31へのシール材塗布加工を調整制御することができる。
図1、図2に示す基板搬送装置10は、図示しない制御装置を備える。制御装置は、ガイドレール12上における搬送ロボット13の位置制御に加え、搬送ロボット13を後記するように制御して、搬送ロボット13による、搬入ポジション20での供給台21に載置された第1のガラス基板31と第2のガラス基板32の受け取り(搬入)動作、シール剤塗布装置35から塗布加工の完了した第1のガラス基板31の取り出し動作、供給台21で受け取った第1のガラス基板31のシール剤塗布装置35への供給動作、搬出ポジション23での第1のガラス基板31と第2のガラス基板32の搬出動作を行なわせる。
以上の構成からなる基板搬送装置10の動作を、図6に示す搬送ロボット13の移動動作の模式図も参照して説明する。なお、図6における括弧書き符号は、下記説明の符号と対応する。
まず、基板搬送装置10の供給台21上に、第1のガラス基板31と第2のガラス基板32が前工程から1枚ずつ交互に供給され、供給台21のピン21A上に順次水平状態で載置される。なお供給台21上に供給された基板のうち、第1のガラス基板31は、シール剤塗布装置35でその表示領域を囲むようにペーストとしてのシール剤を枠状に塗布する加工が必要なものであり、第2のガラス基板32はシール剤塗布なる加工を必要としないものとする。
(1)搬送ロボット13をガイドレール12からなる搬送路に沿って移動させ、図2、図6に示すように、ガイドレール12右端の搬入ポジション20に位置付ける。このとき、昇降台13Bを制御することにより、保持部14L、14Rが供給台21と対向し、かつ一方のアーム13Lの保持部14Lのフォーク部14LAが、供給台21に搬入された第1のガラス基板31と供給台21の上面との間の空間に進入できる高さ位置となるように設定する。この状態で、アーム13Lを伸長させて、供給台21上に載置された第1のガラス基板31の下方にフォーク部14LAを位置付け、次いで、第1のガラス基板31がピン21A上より持ち上げられるまでフォーク部14LA(昇降台13B)を上昇させる。これにより、第1のガラス基板31は、フォーク部14LAの吸着盤16にて吸着保持され、その後、アーム13Lを収縮させて、供給台21からの基板受け取り(搬入)動作は完了する。
(2)昇降台13Bを、図1において時計方向又は反時計方向に180度回転させる。これにより、搬送ロボット13の保持部14L、14Rは搬出台26の方向を向き、この状態で搬送路12に沿って搬送ロボット13を前進させ、そしてシール剤塗布装置35の前で停止させる。
(3)昇降台13Bが時計方向に90度回転する。これにより、搬送ロボット13の保持部14L、14Rは、シール剤塗布装置35に対向する。
シール剤塗布装置35は基板の受け渡し位置にステージ43を前進させ、ステージ43に出没自在に設けた複数個のピンを上昇させて、前工程で塗布加工の完了した第1のガラス基板31をステージ43上の吸着面から持ち上げる。
搬送ロボット13は、昇降台13Bを制御することにより、他方のアーム13Rの保持部14Rのフォーク部14RAが、ステージ43上に持ち上げられた第一のガラス基板31の下方に進入できる高さ位置となるように設定する。この状態で、アーム13Rを伸長させて、塗布加工の完了した第1のガラス基板31の下方にフォーク部14RAを位置付け、次いで、この第1のガラス基板31が、ステージ43のピン上より持ち上げられるまでフォーク部14RA(昇降台13B)を上昇させる。これにより、塗布加工の完了した第1のガラス基板31は、フォーク部14RAの吸着盤16にて吸着保持され、その後、アーム13Rを収縮させて、塗布加工の完了した第1のガラス基板31の取り出し動作は完了する。
(4)搬送ロボット13は、一方のアーム13Lを伸長させて、(1)で受け取った第1のガラス基板31をステージ43上の上昇したピン上方に位置付け、次いで、この基板31がステージ43上のピンに乗り移るまでフォーク部14LA(昇降台13B)を下降させる。このとき、フォーク部14LAの吸着盤16への真空力は解除される。その後、アーム13Lを収縮させて、シール剤塗布装置35への基板供給動作は完了する。
なお、ステージ43に設けたピンの上に供給された第1のガラス基板31は、ピンの下降によりステージ43上の吸着盤に吸着保持され、その後シール剤の塗布加工が実行される。
(5)昇降台13Bを、図1において反時計方向に90度回転させる。これにより、搬送ロボット13の保持部14L、14Rは搬出台26の方向に向き、この状態で搬送ロボット13を搬送路12に沿って前進させ、搬出ポジション23に位置付ける。このとき、搬送ロボット13は、昇降台13Bを制御することにより、シール剤塗布装置35から取り出した第1のガラス基板31を吸着保持しているフォーク部14RAが、搬出台26を構成する2つの搬出台26A、26B間に進入できる高さ位置となるように設定する。この状態で、図1、図2に破線で示すように、アーム13Rを伸長させて、フォーク部14RAに吸着保持された塗布加工の完了した第1のガラス基板31を下の搬出台26B上方に位置付け、次いで、その第1のガラス基板31が搬出台26Bのピン28上に載置されるまでフォーク部14RA(昇降台13B)を下降させる。このとき、フォーク部14RAの吸着盤16への真空力は解除される。その後、アーム13Rを収縮させて、第1のガラス基板31の搬出動作は完了する。
(6)昇降台18Bを、図1において時計方向又は反時計方向に180度回転させる。これにより、搬送ロボット13の保持部14L、14Rは供給台21の方向を向き、この状態で搬送路12に沿って搬送ロボット13を前進させ搬入ポジション20に位置付ける。
(7)搬送ロボット13は、一方のアーム13Lを伸長、収縮させて、供給台21上に載置されている第2のガラス基板32をフォーク部14LAにて吸着保持し、基板受け取り動作は完了する。なお、この詳細動作は、上述した(1)と同様である。
(8)昇降台13Bを180度回転させる。これにより、搬送ロボット13の保持部14L、14Rは搬出台26の方向を向き、この状態で同じ1つの搬送路12に沿って搬送ロボット13を前進させ、しかもシール剤塗布装置35を通過させて搬出ポジション20に位置付ける。
(9)昇降台13Bを制御することにより、第2のガラス基板31を吸着保持しているフォーク部14LAを、搬出台26を構成する上の搬出台26Aよりも上方高さ位置に設定する。この状態で、アーム13Lを伸長させて、フォーク部14LAにて吸着保持された第2のガラス基板32を上の搬出台26A上方に位置付け、次いで、その第2のガラス基板32が搬出台26のピン28上に載置されるまでフォーク部14LAを下降させる。このときフォーク部14LAの吸着盤16への真空力は解除される。その後、アーム13Lを収縮させて、第2のガラス基板32の搬出動作は完了する。
(10)昇降台13Bを180度回転させる。これにより、搬送ロボット13の保持部14L、14Rは供給台21の方向を向き、この状態で搬送ロボット13を搬送路12に沿って前進させ、搬入ポジション20に位置付ける。
以上で、第1のガラス基板31と第2のガラス基板32の搬送の1サイクルが終了し、再度、同じ搬送サイクルを繰り返す。
尚、上記の実施例では、搬送ロボット13の上記動作(3)において、シール剤塗布装置35に既に前工程で塗布加工の完了した第1のガラス基板が存在する例で説明したが、動作開始当初には当然ながらこの基板は存在しない。そこで、基板搬送装置10の最初の運転時には、供給台2lへのガラス基板31、32の供給は、第1のガラス基板31が続けて2枚供給され、その後は、交互に供給される。したがって、搬送ロボット13の移動動作としては、上記動作(3)は行なわれず、上記動作(4)によるシール剤塗布装置35への第1のガラス基板31の供給動作完了後、搬送ロボット13は再度搬入ポジション20に位置付けられて上記動作(1)が行なわれ、その後に上記動作(2)以降の移動動作が行なわれる。
実施例1によれば、以下の作用効果を奏する。
(a)搬入ポジション20と搬出ポジション23とを結ぶ1つの搬送路12を搬送ロボット13が移動して、シール剤塗布装置35にて加工の完了した第1のガラス基板31を搬送ロボット13が取り出し、搬送ロボット13が供給台21より受け取った第1のガラス基板31をシール剤塗布装置35に供給し、次いで、搬送ロボット13は、加工を施さない第2のガラス基板32を、同じ1つの搬送路12を通って、そのままシール剤塗布装置35を通過させて搬出する。その結果、搬送路12を1つにして基板搬送装置10の占有面積を小さくし、基板搬送装置10のスペース効率を向上させることができる。
(b)また、加工を施す第1のガラス基板31がシール剤塗布装置35で加工中に、加工を施さない第2のガラス基板32を搬送することにより、第1のガラス基板31の加工と第2のガラス基板32の搬送が並行して行なわれる。そのため、第1のガラス基板31と第2のガラス基板32を同じ1つの搬送路12で搬送したとしても、第1のガラス基板31の搬送が第2のガラス基板32の搬送によって妨げられることがない。その結果、ラインの生産性を向上させることができる。
(c)搬送ロボット13が独立して動作可能な2つのアーム13R、13Lを有し、2つのアーム13R、13Lのうち一方のアーム13Lが受け取った第1のガラス基板31を保持する状態で、他方のアーム13Rがシール剤塗布装置35にて加工の完了した第1のガラス基板31を取り出すとともに、一方のアーム13Lが保持する第1のガラス基板31をシール剤塗布装置35に供給するので、シール剤塗布装置35における次の基板の供給待ち時間が発生しない。その結果、生産性を向上させることができる。
(実施例2)
図7は、実施例2の搬送ロボット13の移動動作を説明するための模式図である。なお、図6と対応する部材には同一符号を付してある。
実施例1では、図6に示したように、上記動作(3)で、塗布加工の完了した第1のガラス基板31をシール剤塗布装置35から他方のアーム13Rが取り出し、上記動作(4)で、一方のアーム13Lが供給台21より受け取った第1のガラス基板31をシール剤塗布装置35に供給した後、搬送ロボット13を搬出ポジション23に移動させた。これに対し、実施例2では、図7に示すように、上記動作(3)でシール剤塗布装置35から塗布加工の完了した第1のガラス基板31を取り出し、上記動作(4)でシール剤塗布装置35へ新たな第1のガラス基板31を供給した後、搬送ロボット13を搬入ポジション20に移動させる点が異なる。上記動作(4)までは実施例1と同一であるので、それ以降の動作について説明する。なお、図7における括弧書き符号は、下記説明の符号と対応する。
(1)〜(4) 実施例1と同一
(5a)昇降台13Bを、図1において時計方向に90度回転させる。これにより、搬送ロボット13の保持部14L、14Rは供給台21の方向を向き、この状態で搬送ロボット13を搬送路12に沿って前進させ、搬入ポジション20に位置付ける。次いで、アーム13Lを伸長、収縮させて、供給台21に載置されている第2のガラス基板32をフォーク部14LAにて吸着保持して受け取る。なお、この詳細動作は、上記動作(7)と同様である。従ってこの段階で、搬送ロボット13のフォーク部14RAには塗布加工の完了した第1のガラス基板31が保持され、フォーク部14LAには第2のガラス基板32が保持されていることになる。
(6a)昇降台13Bを180度回転させる。これにより、搬送ロボット13の保持部14L、14Rは搬出台26の方向を向き、この状態で搬送路12に沿って搬送ロボット13を前進させ、しかもシール剤塗布装置35を通過させ、そして搬出ポジション23に位置付ける。
(7a)搬送ロボット13は、一方のアーム13Lを伸長、収縮させて、フォーク部14LAに吸着保持する第2のガラス基板32を上の搬出台26A上に搬出する。この詳細動作は、上記動作(9)と同様である。次いで、他方のアーム13Rを伸長、収縮させて、フォーク部14RAに吸着保持する塗布加工の完了した第1のガラス基板31を下の搬出台26B上に搬出する。この詳細動作は、上述した(5)と同様である。なお、2つのアーム13Lと13Rを別々のタイミングで伸長、収縮させる代わりに、同時タイミングで動作させてもかまわない。つまり、先に述べたようにフォーク部14LAと14RAとの間隔Hを、上下の搬出台26Aと26Bの間隔と一致させてあり、2つのアーム13Lと13Rは、同じ昇降台13Bに支持されている。従って、昇降台13Bを上記動作(9)のように制御することで、一方のアーム13Lのフォーク部14LAに吸着保持された第2のガラス基板32の搬出動作を行なえば、同時に他方のアーム14Rのフォーク部14RAが吸着保持する塗布加工の完了した第1のガラス基板31の搬出動作も実行することができる。
(8a)昇降台18Bを180度回転させて、搬送ロボット13を搬入ポジション20に位置付ける。なお、この詳細動作は、上記動作(6)と同様である。
以上で、第1のガラス基板31と第2のガラス基板32の搬送の1サイクルが終了し、再度同じサイクルを繰り返す。
実施例2によれば、実施例1の作用効果に加え、更に、以下の作用効果を奏する。
(d)搬送ロボット13の移動距離が、実施例1に比較して、図6中、上記動作(5)によるシール剤塗布装置35から搬出ポジション23までの間の移動距離の2倍分だけ短くなる。その結果、搬送ロボット13の搬送時間を減少させることができ、ラインの生産性をより向上させることが可能となる。この場合、シール剤塗布装置35と搬出ポジション23との間の搬送路12の距離が長ければ長いほど搬送時間の減少は大である。
(実施例3)
図8は、図4とは別の搬送ロボットの斜視図、図9は図8に示した搬送ロボットを用いた実施例3の移動動作を示す模式図である。なお、図4、図6と対応する部材、動作には同一符号を付してある。また、図9における括弧書き符号は、下記説明の符号と対応する。
実施例3は、図8に示すように、搬送ロボット13が3つの保持部14L1、14L2、14Rを有するものであり、図4に示した搬送ロボットに対し、一方のアーム13Lに回転可能に支持された第1の保持部14L1の上部に、更に、もう1つの第2の保持部14L2を、間隔Hを設けて、同様に支持したものである。
この実施例による基板搬送装置10の動作について、図9に示す搬送ロボットの移動動作の模式図を参照して説明する。
第1のガラス基板31と第2のガラス基板32とが前工程から供給台21に交互に供給される。シール剤塗布装置35には、既に第1のガラス基板31が1枚供給されていてシール剤の塗布が行なわれているものとする。
(1a)このシール剤の塗布中に、搬送ロボット13は、3つの保持部14のうち一方のアーム13Lの第1の保持部14L1と第2の保持部14L2が、供給台21より第1のガラス基板31と第2のガラス基板32を受け取る(この場合、供給台は上下2段にする必要がある)。
(2)次いで、搬送ロボット13はシール剤塗布装置35との対向位置へ移動する。
(3)先にシール剤塗布装置35に供給されていた第1のガラス基板31に対するシール材の塗布が完了したら、塗布の完了した第1のガラス基板31を他方のアーム13Rの保持部14Rが取り出して保持する。
(4)一方のアーム13Lの第1の保持部14L1が保持していた第1のガラス基板31をシール剤塗布装置35に供給する。
(5)搬送ロボット13は、搬出ポジション23に移動する。
(6b)搬出ポジション23で、他方のアーム13Rの保持部14Rが保持していた塗布の完了した第1のガラス基板31と、一方のアーム13Lの第2の保持部14L2が保持していた第2のガラス基板32を搬出台26上に搬出する(この場合、上下の搬出台26A、26Bの間隔を2×Hにする必要がある)。
(7b)その後、搬送ロボット13は、搬送路12に沿って移動して搬入ポジション20に戻る。
実施例3によれば、実施例2の作用効果に加え、更に、以下の作用効果を奏する。
(e)実施例2の説明に用いた図7における、上記動作(5a)と動作(6a)の移動動作を省くことができるので、一対のガラス基板の搬送を、更に効率良く行なうことができる。
尚、実施例1、2、3のいずれも、搬送路12に沿った側方にシール剤塗布装置35を1台設けた例で説明したが、複数台設けてシール剤塗布装置35でのタクトを下げるようにしても良い。また、搬送路12の搬入ポジション20と搬出ポジション23との間にシール剤塗布装置35を設けた実施例を説明したが、シール剤塗布装置35に代えて液晶滴下装置を設けたものであっても良い。
(実施例4)
実施例4は、実施例1から実施例3のいずれかの基板搬送装置10を用いた表示パネルの製造装置53である。
図10のブロック図に示すように、シール剤塗布装置35(加工装置)を設けた実施例1、2、3の基板搬送装置10の後工程に、シール剤の塗布加工を施した第1のガラス基板31に対して液晶を滴下する液晶滴下装置54を配置し、さらにその下流に、シール剤の塗布加工を施した第1のガラス基板31と塗布加工を施さない第2のガラス基板32を貼り合わせる貼り合わせ装置55を設けたものである。液晶滴下装置や貼り合わせ装置はともに公知である。また、実施例1から実施例3のいずれかの基板搬送装置10により搬出台26に搬出された両基板は、搬送ロボットなどを備えた不図示の基板搬送装置によって搬送され、基板搬送装置10の場合と同様に、第1のガラス基板31は液晶滴下装置54を介して貼り合わせ装置55に供給され、第2のガラス基板32は液晶滴下装置54を通過して貼り合わせ装置55に供給される。
実施例4によれば、実施例1から実施例3のいずれかの作用効果に加え、更に、以下の作用効果を奏する。
(f)表示パネルの製造装置53は、実施例1から実施例3のいずれかの基板搬送装置10に加え、更に、シール剤塗布装置(加工装置)35にて加工の完了した第1のガラス基板31を、シール剤塗布装置35を通過して搬出された第2のガラス基板32と貼り合わせる貼り合わせ装置54を備える。即ち、表示パネルの製造装置53は、実施例1から実施例3のいずれかの基板搬送装置10を備えるので、表示パネルの製造装置53の生産性を向上させることができる。
(g)表示パネルの製造方法は、実施例1から実施例3のいずれかの基板の搬送方法に加え、更に、シール剤塗布装置35(加工装置)にて加工の完了した第1のガラス基板31をシール剤塗布装置(加工装置)35を通過して搬出された第2のガラス基板32と貼り合わせる。表示パネルの製造方法は実施例1から実施例3のいずれかの基板の搬送方法を用いるので、表示パネルの製造方法の生産性を向上させることができる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、搬送ロボットのアームは1つであっても良い。
また、搬送ロボットのアームはエアシリンダ等の流体シリンダであっても良い。
また、上記実施例では、1つの搬送路上を1台のロボットが移動する構成としたが、例えば1つの搬送路に2台の搬送ロボットを配置し、図6を参照すると、供給台21とシール剤塗布装置35間の基板搬送は一方のロボットが受け持ち、シール剤塗布装置35と搬出台26との間の基板搬送は他のロボットが受け持つように構成し、両ロボット間での基板受け渡し動作を追加することで達成することも可能である。
また、第1の基板と第2の基板を同じ搬出台に搬出する実施例で説明したが、搬出位置が必ずしも同じである必要は無く、それぞれ別々の搬出台(搬出ポジション)を設けるものであっても良い。
さらには、本発明の実施において適用される基板はガラスに限定されるものでもなく、そして本発明は、1つの加工装置を見た場合に、一対をなす基板の一方にだけその加工を施す場合に適用できる。
本発明を適用してなる基板搬送装置の上面を示す模式図である。 図1に示す基板搬送装置の側面を示す模式図である。 シール剤塗布装置を示す斜視図である。 図1、図2における搬送ロボットの斜視図である。 搬出台の斜視図である。 図4に示す搬送ロボットを用いた実施例1の移動動作を示す模式図である。 図4に示す搬送ロボットを用いた実施例2の移動動作を示す模式図である。 図4とは別の搬送ロボットの斜視図である。 図8に示す搬送ロボットを用いた実施例3の移動動作を示す模式図である。 実施例4の表示パネルの製造装置を示す模式図である。 従来技術における基板の搬送路を示すブロック図である。
符号の説明
10 基板搬送装置
12 ガイドレール(1つの搬送路)
13 搬送ロボット
13R 一方のアーム
13L 他方のアーム
14R 保持部
14L 保持部
20 搬入ポジション
23 搬出ポジション
31 第1のガラス基板
32 第2のガラス基板
35 シール剤塗布装置(加工装置)
53 表示パネルの製造装置
54 貼り合わせ装置

Claims (10)

  1. 搬入ポジションと搬出ポジションとの間に加工装置を設けた搬送路に沿って、基板を保持する保持部を備えたアームを有する搬送ロボットを移動させて、
    搬入ポジションにて搬入した第1の基板を加工装置に供給し、加工装置にて加工の完了した第1の基板を搬出ポジションに搬出する基板搬送装置において、
    前記搬送ロボットを前記搬送路に沿って移動させて、前記第1の基板と一対をなす第2の基板を前記搬入ポジションにて搬入し、該搬入した第2の基板を前記加工装置を通過して前記搬出ポジションに搬出可能とすることを特徴とする基板搬送装置。
  2. 前記搬送ロボットは、独立して動作可能な2つの前記アームを有し、
    前記搬送ロボットの一方のアームが前記第1の基板を搬入して保持する状態で、他方のアームが前記加工装置にて加工の完了した第1の基板を取り出すとともに、該一方のアームが保持する第1の基板を該加工装置に供給し、
    次いで、前記他方のアームが取り出した第1の基板を前記搬出ポジションに搬出し、
    次いで、前記搬入ポジションにて前記一方のアームが前記第2の基板を搬入し、前記加工装置を通過して該第2の基板を前記搬出ポジションに搬出可能とする請求項1に記載の基板搬送装置。
  3. 前記搬送ロボットは、独立して動作可能な2つの前記アームを有し、
    前記搬送ロボットの一方のアームが前記第1の基板を搬入して保持する状態で、他方のアームが前記加工装置にて加工の完了した第1の基板を取り出すとともに、該一方のアームが保持する第1の基板を該加工装置に供給し、
    次いで、前記他方のアームが取り出した第1の基板を保持する状態で、前記一方のアームが前記搬入ポジションにて第2の基板を搬入し、該一方のアームが搬入した第2の基板と該他方のアームが保持する第1の基板を、前記加工装置を通過して前記搬出ポジションに搬出可能とする請求項1に記載の基板搬送装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の基板搬送装置を使用して、前記加工装置にて加工を施す第1の基板と前記加工装置にて加工を施さない第2の基板を搬送し、
    該搬送された第1の基板と第2の基板を貼り合わせる貼り合わせ装置と、を備えたことを特徴とする表示パネルの製造装置。
  5. 前記加工装置は、前記第1の基板にペーストを塗布する塗布装置である請求項4に記載の表示パネルの製造装置。
  6. 搬入ポジションと搬出ポジションとの間に加工装置を設けた搬送路に沿って、基板を保持する保持部を備えたアームを有する搬送ロボットを移動させて、
    搬入ポジションにて搬入した第1の基板を加工装置にて加工を施し、加工の完了した第1の基板を搬出ポジションに搬出する基板の搬送方法において、
    前記搬送ロボットを前記搬送路に沿って移動させて、前記第1の基板と一対をなす第2の基板を前記搬入ポジションにて搬入し、該搬入した第2の基板を前記加工装置を通過して前記搬出ポジションに搬出することを特徴とする基板の搬送方法。
  7. 前記搬送ロボットは、独立して動作可能な2つの前記アームを有し、
    前記搬送ロボットの一方のアームが前記第1の基板を搬入して保持する状態で、他方のアームが前記加工装置にて加工の完了した第1の基板を取り出すとともに、該一方のアームが保持する第1の基板を該加工装置に供給し、
    次いで、前記他方のアームが取り出した第1の基板を前記搬出ポジションに搬出し、
    次いで、前記搬入ポジションにて前記一方のアームが前記第2の基板を搬入し、前記加工装置を通過して該第2の基板を前記搬出ポジションに搬出する請求項6に記載の基板の搬送方法。
  8. 前記搬送ロボットは、独立して動作可能な2つの前記アームを有し、
    前記搬送ロボットの一方のアームが前記第1の基板を搬入して保持する状態で、他方のアームが前記加工装置にて加工の完了した第1の基板を取り出すとともに、該一方のアームが保持する第1の基板を該加工装置に供給し、
    次いで、前記他方のアームが取り出した第1の基板を保持する状態で、前記一方のアームが前記搬入ポジションにて第2の基板を搬入し、該一方のアームが搬入した第2の基板と該他方のアームが保持する第1の基板を、前記加工装置を通過して前記搬出ポジションに搬出する請求項6に記載の基板の搬送方法。
  9. 請求項6〜8のいずれかに記載の基板の搬送方法を使用して、前記加工装置にて加工を施す第1の基板と前記加工装置にて加工を施さない第2の基板を搬送し、
    次いで、該搬送された第1の基板と第2の基板を貼り合わせることを特徴とする表示パネルの製造方法。
  10. 前記加工装置にて、前記第1の基板にペーストを塗布する請求項9に記載の表示パネルの製造方法。
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