JP2007210647A - フィルム被嵌装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】位置ずれすることなく、安定した状態で筒状フィルムを被嵌体に適正に被嵌することができるフィルム被嵌装置を提供する。
【解決手段】ラベル被嵌ヘッド10は、ラベルオープナーによって筒状に開口された後、開口整形手段のマンドレル42によって所定の開口形状に整形された筒状のラベルLを、ラベル被嵌手段50のキャリアプレート52によって、マンドレル42から押し下げることで、マンドレル42の真下に位置しているボトルの胴部にラベルLを被嵌させるようになっている。マンドレル42は、閉じた状態でラベルLに挿入した後、開くことによって、ラベルLを所定の開口形状に整形する4本の開閉杆44及びラベルLにおける折目f1部分に係合する係合杆45を有しており、係合杆45がラベルLにおける折目f1部分に係合することにより、ラベルLをその周方向に位置決めするようになっている。
【選択図】 図4

Description

この発明は、ボトル容器等の被嵌体にラベル等の筒状フィルムを被嵌するフィルム被嵌装置に関する。
例えば、シュリンクフィルムによって形成された筒状のラベルをPETボトルの胴部に被嵌するラベル被嵌装置としては、シート状に折り畳まれた状態のラベル及びPETボトルを受け取って、そのラベルを開口しながらPETボトルに被嵌する複数のラベル被嵌ヘッドを有するロータリ型のラベル被嵌ユニットを搭載したものがあり、シート状に折り畳まれた状態でラベル被嵌ユニットに供給されるラベルLには、図5に示すように、その開口性を向上させるために、その幅方向の両端の折目f1以外に幅方向の中央部に被嵌方向に延びる折目f2が形成されている。
ラベル被嵌ユニットの各ラベル被嵌ヘッドは、図6(a)〜(c)に示すように、シート状に折り畳まれた状態のラベルLを筒状に開口する一対の吸引アーム61aを有するラベルオープナ61と、このラベルオープナ61によって筒状に開口されたラベルLをPETボトルBの胴部に被嵌可能な所定の開口形状に整形する、4本の整形杆62aを有するマンドレル62と、このマンドレル62によって所定の開口形状に整形されたラベルLを、マンドレル62から押し下げることによって、マンドレル62の直下に位置しているPETボトルBにラベルLを被嵌するラベルポジショナ63とを備えており、まず、図6(a)に示すように、シート状に折り畳まれた状態のラベルLを一対の吸引アーム61aによって吸引把持した後、図7(a)に示すように、その一対の吸引アーム61aを開くことによって、ラベルLを予備的に開口し、続いて、図6(b)及び図7(b)に示すように、この開口されたラベルLに、マンドレル62の閉じた状態の4本の整形杆62aを挿入し、その4本の整形杆62aを開いた後、一対の吸引アーム61aが吸引を解除することにより、図7(c)に示すように、ラベルLがマンドレル62によって所定の開口形状に整形されることになる。
特開平11−227730号公報
ところで、マンドレル62の整形杆62aは、シート状に戻ろうとするラベルLのスプリングバック力を利用して、整形したラベルLの整形杆62aからのずり落ちを防止するために、図7(c)に示すように、ラベルLに形成された折目f1、f2以外の部分を外側に押し広げることにより、所定の開口形状に整形するようになっているので、ラベルオープナ61からマンドレル62にラベルLを引き渡す際、ラベルオープナ61の一対の吸引アーム61aが吸引を解除すると、ラベルLが瞬間的にフリーな状態になり、ラベルLがその周方向に位置ずれしたり、マンドレル62によって所定の開口形状に整形されたラベルLを、ラベルポジショナ63によって押し下げる際、ラベルLがその周方向に位置ずれしたりするおそれがある。
従って、こういったタイプのラベル被嵌装置では、胴部が角形のボトルに対して位置ずれすることなく、安定した状態で筒状のラベルを適正に被嵌することができないといった問題がある。
そこで、この発明の課題は、位置ずれすることなく、安定した状態で筒状フィルムを被嵌体に適正に被嵌することができるフィルム被嵌装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1にかかる発明は、被嵌方向に延びる折目が形成された筒状フィルムを被嵌体に被嵌するフィルム被嵌装置であって、前記筒状フィルムを被嵌体に被嵌する際、オープナーによって予備的に開口された前記筒状フィルムに、閉じた状態で挿入され、開くことによって、前記筒状フィルムにおける折目以外の部分を外側に押し広げて所定の開口形状に整形する複数の開閉可能な整形杆を有するマンドレルを備え、前記マンドレルは、前記整形杆によって、前記筒状フィルムを所定の開口形状に整形したときに、前記筒状フィルムに形成された前記折目部分に係合する開閉可能な係合杆を有し、前記係合杆は、閉じた状態で前記筒状フィルムに挿入され、開くことによって、前記筒状フィルムに形成された前記折目部分に係合するようになっていることを特徴とするフィルム被嵌装置を提供するものである。
以上のように、請求項1にかかる発明のフィルム被嵌装置は、整形杆によって、筒状フィルムを所定の開口形状に整形したときに、筒状フィルムに形成された折目部分に係合する開閉可能な係合杆がマンドレルに設けられているので、筒状フィルムがオープナーからマンドレルに引き渡される際や筒状フィルムを被嵌体に被嵌する際に、筒状フィルムが位置ずれを起こすことがなく、常に筒状フィルムを被嵌体に適正に被嵌することができる。
しかも、係合杆は、閉じた状態で筒状フィルムに挿入され、開くことによって、筒状フィルムに形成された折目部分に係合するようになっているので、筒状フィルムに係合杆を挿入する際、係合杆が筒状フィルムに接触して筒状フィルムが落下することもなく、筒状フィルムを安定した状態で被嵌体に確実に被嵌することができる。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、胴部形状が角形のPETボトル(以下、ボトルという。)Bの胴部にシュリンクフィルムによって形成された筒状のラベルLを被嵌するためのラベル被嵌装置1を示しており、このラベル被嵌装置1は、ベルトコンベア2a、スクリュー2b及びスターホイール2cからなるボトル供給ユニット2と、基材繰出部3aによって基材ロールから繰り出された長尺のラベル形成基材Mを順次切断しながらラベルLを形成し、そのラベルLを第1受渡位置αに順次供給するラベル供給ユニット3と、このラベル供給ユニット3によって第1受渡位置αに供給されたラベルLを受け取って第2受渡位置βに搬送するラベル受渡ユニット4と、ボトル供給位置γにおいて前記ボトル供給ユニット2から供給されたボトルBを受け取り、ボトル送出位置δまで搬送すると共に、前記ラベル受渡ユニット4によって搬送されてきたラベルLを第2受渡位置βにおいて受け取り、ボトルBをボトル供給位置γからボトル送出位置δまで搬送する間にラベルLをボトルBに被嵌するロータリ型のラベル被嵌ユニット5と、ボトルBに被嵌されたラベルLを熱収縮させるための加熱ユニット(図示せず)にラベルLが被嵌されたボトルBを搬送する、スターホイール6a及びベルトコンベア6bからなるボトル搬送ユニット6とから構成されている。
なお、前記ラベル形成基材Mは、ボトルBに装着する筒状のラベルLが連続的に繋がったものであり、前記基材繰出部3aにおいてはシート状に折り畳んだ状態でドラムに巻回されている。また、基材繰出部3aから繰り出されたシート状のラベル形成基材Mは、ボトルBにラベルLを装着する際に再び筒状に開きやすくするために、その供給途中において折り変えることで折り畳み位置を変化させるようにしている(図1参照)。従って、ラベル被嵌ユニット5に供給されるラベルLは、図5に示すように、その幅方向の両端の折目f1以外に幅方向の中央部に被嵌方向に延びる折目f2が形成されている。
前記ラベル受渡ユニット4は、図1及び図2に示すように、第1受渡位置αと第2受渡位置βとを通るように一定の回転速度で回転する複数本のテイクアップ部材4aを備えており、シート状に折り畳まれた状態で第1受渡位置αに供給されるラベルLを、テイクアップ部材4aが吸引保持することによって受け取って、第2受渡位置βまで搬送するようになっている。
前記ラベル被嵌ユニット5は、図1及び図2に示すように、同一の回転軸(図示せず)を有する複数の回転円盤11、12、13を介して、回転軸を中心とした同心円上に一定間隔で取り付けられた多数のラベル被嵌ヘッド10を備えており、各ラベル被嵌ヘッド10によって、第2のラベル受渡位置βにおいて受け取ったシート状に折り畳まれた筒状のラベルLが開口され、この開口されたラベルLが、ボトル供給位置γにおいて受け取ったボトルBがボトル送出位置δまで搬送される途中で、ボトルBの胴部に被嵌されるようになっている。
前記ラベル被嵌ヘッド10は、ボトル供給位置γにおいて受け取ったボトルBをボトル保持台21に載置した状態に保持するボトル保持手段20と、第2のラベル受渡位置βにおいて受け取ったシート状に折り畳まれたラベルLを、筒状に開口するラベルオープナー30と、このラベルオープナー30によって開口された筒状のラベルLを、ボトルBの胴部に被嵌し易い所定の開口形状に整形する開口整形手段40と、この開口整形手段40によって所定の開口形状に整形されたラベルLをボトル保持台21に載置されたボトルBに被嵌するラベル被嵌手段50とから構成されており、第2のラベル受渡位置βにおいて受け取ったシート状に折り畳まれた状態のラベルLがラベルオープナー30によって筒状に開口された後、開口整形手段40によって所定の開口形状に整形され、ボトル供給位置γにおいて受け取ったボトルBがボトル保持台21に保持された状態でボトル送出位置δまで搬送される途中で、所定の開口形状に整形されたラベルLが、ラベル被嵌手段50によって、ボトルBの胴部に被嵌されるようになっている。
前記ラベルオープナー30は、図2に示すように、先端に把持部が取り付けられた開閉可能な一対の揺動アーム31と、把持面に形成された吸引口から吸引することで、シート状に折り畳まれた状態のラベルLの両面をそれぞれ把持部に吸引保持させる図示しない吸引手段と、一対の揺動アーム31を開閉させる開閉駆動手段32とから構成されており、ラベル受渡ユニット4のテイクアップ部材4aに片面が吸引保持された状態で搬送されてきたシート状に折り畳まれたラベルLを、第2のラベル受渡位置βにおいて、一対の揺動アーム31の把持部が把持することによって受け取った後、ラベルLの両面を把持部にそれぞれ吸引保持した状態で、その揺動アーム31を開いてラベルLの両面を相互に離間させることにより、ラベルLを筒状に開口するようになっている。
前記開口整形手段40は、図2に示すように、回転円盤13に昇降可能に支持された円筒状の支持部材41と、この支持部材41の下端部に取り付けられたマンドレル42と、支持部材41を昇降させるためのカム機構47とから構成されており、支持部材41が降下することにより、ラベルオープナー30によって開口されたラベルLにマンドレル42が挿入されるようになっている。
前記マンドレル42は、図3(a)、(b)及び図4(a)、(b)に示すように、支持部材41の下端部に固定された基台部43と、この基台部43に、先端側(下端側)が開閉するように、基端部(上端部)が支持された4本の整形杆44及び2本の係合杆45と、この整形杆44及び係合杆45の先端側を閉方向に付勢する図示しないばねと、このばねによって閉方向に付勢された整形杆44及び係合杆45を開閉させるカム機構46とから構成されており、ラベルオープナー30によって開口されたラベルLに、閉じた状態の整形杆44及び係合杆45が挿入された後、この整形杆44及び係合杆45が開き、ラベルLに形成された折目f1、f2以外の部分を4本の整形杆44が外側に押し広げることにより、ラベルLがボトルBの胴部に被嵌し易い所定の開口形状に整形されると共に、2本の係合杆45がラベルLに形成された折目f1部分に係合することによりラベルLを周方向に位置決めするようになっている。
前記係合杆45は、ラベルLの折目f1部分に係合し易いように、それぞれの外面側に断面が三角形状の尖った突条45aが形成されており、閉じた4本の整形杆44の先端部をできるだけ細くするために、閉じた整形杆44の間に閉じた各係合杆45の先端部を進入させることができるように、係合杆45は、整形杆44の2/3程度の長さに設定されている。
整形杆44及び係合杆45を開閉させるカム機構46は、図2、図3及び図4に示すように、整形杆44及び係合杆45の基端部にそれぞれ取り付けられたカムフォロア46aと、円筒状の支持部材41に挿通された状態で基台部43の中心部を昇降可能に貫通し、下端部の外周面にカムフォロア46aが当接する外径の異なるカム面が形成された操作軸46bと、支持部材41の上端に取り付けられた、操作軸46bを昇降させる駆動シリンダ46cとを備えており、操作軸46bが降下すると、カム面を形成している操作軸46bの大径部がカムフォロア46aを外側に押圧することで、整形杆44及び係合杆45が開き(図4(a)参照)、操作軸46bが上昇すると、整形杆44及び係合杆45を常時閉方向に付勢しているばねの付勢力によって、カム面を形成している操作軸46bの小径部にカムフォロア46aが押し付けられ、整形杆44及び係合杆45が閉じるようになっている(図3(a)参照)。
支持部材41を昇降させるカム機構47は、図2に示すように、ラベル被嵌ヘッド10の上部を取り囲む円筒体48に形成されたカム溝48aと、このカム溝48aに嵌り込む、支持部材41の上端部に支持されたローラ49とから構成されており、ラベル被嵌ヘッド10が回転軸を中心に回転することによって、ローラ49がカム溝48aに沿って昇降しながら移動し、これに伴って、ローラ49が支持されている支持部材41が昇降するようになっている。
前記ラベル被嵌手段50は、図2に示すように、回転円盤13に昇降可能に支持された支持棒51と、この支持棒51の下端部に着脱自在に取り付けられたキャリアプレート52と、支持棒51を昇降させるためのカム機構53とから構成されており、キャリアプレート52には、4本の整形杆44及び2本の係合杆45全体を挿通するための穴が形成されている。
前記カム機構53は、ラベル被嵌ヘッド10を取り囲む前記円筒体48に形成された第2のカム溝48bと、このカム溝48bに嵌り込む、支持棒51の中間部に支持されたローラ54とから構成されており、ラベル被嵌ヘッド10が回転軸を中心に回転することによって、ローラ54が第2のカム溝48bに沿って昇降しながら移動し、これに伴って、ローラ54が支持されている支持棒51が昇降するようになっている。
従って、開口整形手段40の整形杆44によって、ラベルLがボトルBの胴部に被嵌し易い所定の開口形状に整形された後、キャリアプレート52が整形杆44に沿って降下すると、キャリアプレート52によってラベルLが下方側に押し下げられ、その直下に位置しているボトルBの胴部にラベルLが被嵌される。このとき、ラベルLは、折目f1部分に係合している2本の係合杆45によって周方向に位置決めされた状態で、4本の整形杆44及び2本の係合杆45の外面上を摺動しながら、下方側に押し下げられることになる。
なお、ローラ49及びローラ54は、図2に示すように、取付部材40a及び取付部材50aを介して、支持部材41及び支持棒51にそれぞれ支持されているが、取付部材40aは支持棒51に、取付部材50aは支持部材41にそれぞれ摺動自在に支持されており、長尺の支持部材41及び支持棒51が相互に支持し合うことにより双方の支持安定性を高めている。
以上のように、このラベル被嵌ユニット5では、マンドレル42が、整形杆44と連動して開閉する一対の係合杆45を有しており、ラベルオープナー30によって開口されたラベルLに、閉じた状態で挿入された整形杆44及び係合杆45が開いた時点では、一対の係合杆45がラベルLにおける折目f1部分の近傍に位置しているので、ラベルオープナ30からマンドレル42にラベルLを引き渡すために、ラベルオープナ30の一対の揺動アーム31が吸引を解除し、これによって、ラベルLが瞬間的にフリーな状態になったとしても、一対の係合杆45がラベルLにおける折目f1部分に確実に係合し、その状態で、整形杆44によってラベルLが所定の開口状態に整形されることになる。従って、ラベルLをラベルオープナー30からマンドレル42に引き渡す際やラベルLをボトルBに被嵌する際に、ラベルLが位置ずれを起こすことがなく、常にラベルLをボトルBに適正に被嵌することができる。特に、ボトルBに被嵌する際、上下でひねりが生じやすいロングラベルに対して有効である。
しかも、係合杆45は、閉じた状態でラベルLに挿入され、開くことによって、ラベルLに形成された折目部分に係合するようになっているので、ラベルLに係合杆45を挿入する際、係合杆45がラベルLに接触してラベルLが落下することもなく、ラベルLを安定した状態でボトルBに確実に被嵌することができる。
なお、上述した実施形態では、外面側に突条45aが形成された係合杆45を採用しているが、係合杆の断面形状はこれに限定されるものではなく、ラベルLの折目f1部分に係合してラベルLをその周方向に位置決めすることができるのであれば、単なる丸棒や角棒等を使用することも可能であり、種々の断面形状を採用することができる。
また、上述した実施形態では、閉じた4本の整形杆44の先端部をできるだけ細くするために、係合杆45の長さを整形杆44の長さより短くしているが、ラベルLをキャリアプレートで押し下げてボトルBに被嵌する際の位置ずれを防止するという観点からは、係合杆45の長さはできるだけ長いほうが好ましいことはいうまでもない。
また、上述した実施形態では、マンドレル42が、ラベルLの対向する一対の折目f1部分に係合する2本の係合杆45を備えているが、これに限定されるものではなく、少なくとも、ラベルの1つの折目部分に係合する1本の係合杆を備えていればよく、3本以上の係合杆を設けることも可能である。
また、上述した実施形態では、係合杆45が、シート状に折り畳まれたラベルLにおける両端部の折目f1部分に係合するようになっているが、これに限定されるものではなく、ラベルLの幅方向の中央部に形成された折目f2部分に係合するものであってもよい。
また、上述した実施形態では、整形杆44と係合杆45とが同一タイミングで開閉するようになっているが、これに限定されるものではなく、ラベルLの位置決めと保持とを考慮して、整形杆44の開閉タイミングや係合杆45の開閉タイミングを適宜変更することも可能である。
また、上述した実施形態では、多数のラベル被嵌ヘッド10を有するロータリ型のラベル被嵌ユニット5を備えたラベル被嵌装置1について説明したが、これに限定されるものではなく、本発明は、複数本の整形杆を備えたマンドレルによって筒状のラベルを所定の開口形状に整形するようになっている種々のラベル被嵌装置に適用することができる。
また、上述した実施形態では、筒状のラベルLをボトルBの胴部に被嵌するためのラベル被嵌装置1について説明したが、これに限定されるものではなく、本発明は、筒状のフィルムを種々の被嵌体に被嵌する場合に適用することができることはいうまでもない。
この発明にかかるフィルム被嵌装置の一実施形態であるラベル被嵌装置を示す概略構成図である。 同上のラベル被嵌装置におけるラベル被嵌ユニットを示す概略図である。 (a)は同上のラベル被嵌ユニットに搭載されているラベル被嵌ヘッドにおけるマンドレルの整形杆及び係合杆が閉じた状態を説明するための部分断面図、(b)は同上のマンドレルの整形杆及び係合杆とラベルとの関係を示す図である。 (a)は同上のラベル被嵌ユニットに搭載されているラベル被嵌ヘッドにおけるマンドレルの整形杆及び係合杆が開いた状態を説明するための部分断面図、(b)は同上のマンドレルの整形杆及び係合杆とラベルとの関係を示す図である。 シート状に折り畳まれたラベルの端面を示す図である。 (a)〜(c)は従来のラベル被嵌装置に搭載されているラベル被嵌ヘッド及びその動作を示す概略図である。 (a)〜(c)は同上のラベル被嵌ヘッドによるラベルの整形動作を説明するための動作説明図である。
符号の説明
1 ラベル被嵌装置(フィルム被嵌装置)
5 ラベル被嵌ユニット
10 ラベル被嵌ヘッド
20 ボトル保持手段
30 ラベルオープナー(オープナー)
31 揺動アーム
40 開口整形手段
41 支持部材
42 マンドレル
43 基台部
44 整形杆
45 係合杆
45a 突条
46、47 カム機構
50 ラベル被嵌手段
51 支持棒
52 キャリアプレート
B PETボトル(被嵌体)
L ラベル(筒状フィルム)

Claims (1)

  1. 被嵌方向に延びる折目が形成された筒状フィルムを被嵌体に被嵌するフィルム被嵌装置であって、
    前記筒状フィルムを被嵌体に被嵌する際、オープナーによって予備的に開口された前記筒状フィルムに、閉じた状態で挿入され、開くことによって、前記筒状フィルムにおける折目以外の部分を外側に押し広げて所定の開口形状に整形する複数の開閉可能な整形杆を有するマンドレルを備え、
    前記マンドレルは、前記整形杆によって、前記筒状フィルムを所定の開口形状に整形したときに、前記筒状フィルムに形成された前記折目部分に係合する開閉可能な係合杆を有し、
    前記係合杆は、閉じた状態で前記筒状フィルムに挿入され、開くことによって、前記筒状フィルムに形成された前記折目部分に係合するようになっていることを特徴とするフィルム被嵌装置。
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