JP2007208879A - 基材レスアンテナ - Google Patents
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Abstract
【課題】 アンテナを剥離シート及びアプリケーションシートで挟み、装着時に両シートを剥がす際にアンテナの特性を保護しやすい保持構造を持つ基材レスアンテナを提供する。
【解決手段】 アンテナを構成するアンテナパターン1と、アンテナパターン1を収納するクリア層3と、クリア層3を装着面に接着する粘着層4とを有するアンテナを、クリア層3に剥離可能に接触するアプリケーションシート11と、粘着層4に剥離可能に接触する剥離シート6とにより、挟んで保持するアンテナパターン保持構造であって、アプリケーションシート11の剛性を、剥離シート6の剛性よりも大きくして、剥離シート6よりも変形しにくく形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 アンテナを構成するアンテナパターン1と、アンテナパターン1を収納するクリア層3と、クリア層3を装着面に接着する粘着層4とを有するアンテナを、クリア層3に剥離可能に接触するアプリケーションシート11と、粘着層4に剥離可能に接触する剥離シート6とにより、挟んで保持するアンテナパターン保持構造であって、アプリケーションシート11の剛性を、剥離シート6の剛性よりも大きくして、剥離シート6よりも変形しにくく形成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、アンテナを、アプリケーションシートと剥離シートとにより、剥離可能に挟んで保持するアンテナパターン保持構造を持つ基材レスアンテナに関し、さらに詳しくは、剥離シートを剥離する際のトラブルに対処した技術に関する。
例えば、特許文献1(特開2001−119219号公報)が開示するように、自動車のフロントガラス等の装着面に、各種の電波を受信及び/又は送信するアンテナを貼り付けることが広く行われている。
このようなアンテナは導電性のアンテナパターンを有し、アンテナパターンは、断線等からの保護のため、アプリケーションシートと剥離シートとにより、剥離可能に挟んで保持されていることが多い。
従来のアンテナでは、剥離シートのみをアンテナパターン及びアプリケーションシートから剥離し、アンテナをアプリケーションシートと共に装着面に貼り付けることが多かった。
しかしながら、このようにすると、アプリケーションシートが装着面に残りキラキラ光って目障りである。またしばしば、アプリケーションシートと装着面との間に空気が閉じこめられ、アプリケーションシートに凸凹ができてしまう。いずれにしても、見栄えが悪いという問題があった。
そこで、特許文献2(特開2004−336698号公報)は、剥離シートをアンテナパターンから剥離し、アンテナをアプリケーションシートと共に装着面に貼り付け、さらにアプリケーションシートを装着面から剥離し、アンテナのみを装着面に残す技術を開示し、これにより、装着完了時の見栄えを改善している。
以下、図4、図5を参照しながら、このプロセス及びその問題点を説明する。図4(a)〜図4(d)は、理想的な装着プロセスを示す。
図4(a)に示すように、アンテナを構成するアンテナパターン1は、導体材料からなり送受信する電波の波長等を考慮した所定形状をなす。クリア層3は、透明又は半透明の樹脂(例えばアクリル系樹脂等)からなりアンテナパターン1を内部に収納し保護する。粘着層4は、例えばアクリル系樹脂等からなり、クリア層3を装着面に接着する。アンテナパターン1は、例えばポリエステル系インク等からなる黒色層2により、粘着層4に固着される。以上がアンテナを、その長手方向に直交する方向において切断した断面における構成である。
さらに、このアンテナは、アプリケーションシート5と剥離シート6とにより挟まれた状態で保持される。アプリケーションシート5は、例えばポリエステルフィルムからなり、クリア層3に接触する面は、クリア層3に剥離可能に接触する粘着面5aとなっている。また、剥離シート6は、アプリケーションシート5と略同一形状をなし、例えばポリエステルフィルムよりなり、粘着層4に接触する面は、粘着層4に剥離可能に接触する粘着面6aとなっている。
さてまず、図4(a)に示すように、剥離シート6を粘着層4から剥がして粘着層4の下面(装着面への接着面)とアプリケーションシート5の粘着面5aを露呈させる。
次に、図4(b)に示すように、露呈した粘着層4をガラス10に圧着し、粘着層4をガラス10に接着する。接着が完了したら、図4(c)に示すように、アプリケーションシート5を剥がし、図4(d)のように、アンテナのみがガラス10上に接着された状態とする。
以上のように、接着プロセスが理想的に進行すれば良いが、図4(a)に示すように、剥離シート6を剥がすプロセスにおいて問題が発生しやすい。図5(a)は、その状態を示す。即ち、剥離シート6を剥がす際に、図4(b)に示すように剥離シート6が剥がれるのではなく、図5(a)に示すように、アプリケーションシート5が剥がれてアンテナが剥離シート6に一部又は全部接着したままの状態になることがある。
こうなると、図5(b)に示すように、粘着層4は、外部に露呈しないから、剥離シート6を無理矢理アンテナから取り除く他はない。アンテナは、ガラス10に接着されるまでは変形しやすく、それを防ぐ意味もあってアプリケーションシート5により保護されている。図5(b)に示す状態では、アプリケーションシート5によるアンテナの保護は不可能であり、剥離シート6を無理にアンテナから取り除く際、アンテナ本来の特性が損なわれるおそれがある。ある場合には、アンテナは本来の形状からひずんでしまうかも知れないし、さらにひどい場合には、アンテナパターン1の断線を招来するおそれもある。そうなると、アンテナを使用する通信自体に支障を生じてしまう。
特開2001−119219号公報
特開2004−336698号公報
そこで本発明は、アンテナを剥離シート及びアプリケーションシートで挟み、さらに装着時に両シートを剥がす保持構造を持つ基材レスアンテナにおいて、アンテナの特性を保護しやすい技術を提供することを目的とする。
第1の発明に係る基材レスアンテナでは、アンテナを構成するアンテナパターンと、アンテナパターンを装着面に接着する粘着層とを有し、アンテナパターン側に剥離可能に接触するアプリケーションシートと、粘着層に剥離可能に接触する剥離シートとにより、挟んで保持する基材レスアンテナであって、アンテナパターンの長手方向に沿って、剥離シートに、切り込みを設けた。
この構成において、切り込みを設けることにより、作業者は、切り込みを境目として利用し、剥離シートをスムーズにアンテナから剥離できる。しかも、切り込みはアンテナパターンの長手方向に沿っているから、作業者は、剥離時にアンテナに及ぶ力をコントロールしやすい。このため、アプリケーションシートと剥離シートとを同じ材料及び寸法を用い剛性を同じくしても、剥離シートの剥離時における、アプリケーションシートとアンテナとの分断を防止でき、アンテナ本来の特性を維持しやすい。アプリケーションシートと剥離シートとは、金型により成形されるのが一般であるが、金型に切り込みを入れる部分をアンテナパターンの長手方向に沿って追加するだけで足り、実装しやすい。
第2の発明に係る基材レスアンテナでは、切り込みは、剥離シートを、粘着層に剥離可能に接触するパターン部と、粘着層に接触しない非パターン部とに区画する。
この構成により、アンテナパターンの長手方向に沿って、パターン部をスムーズにアンテナから剥離できるため、アプリケーションシートと剥離シートの剛性を同じくしても、剥離シートの剥離時における、アプリケーションシートとアンテナとの分断を防止でき、アンテナ本来の特性を維持しやすい。また、非パターン部はアプリケーションシートに貼り付いたままガラス面へのアンテナ接着作業を行えるため、露呈した接着面により作業者の手がべたつくことがなく、接着作業効率が向上する。
第3の発明に係る基材レスアンテナは、アンテナを構成するアンテナパターンと、アンテナパターンを装着面に接着する粘着層とを有し、アンテナパターン側に剥離可能に接触するアプリケーションシートと、粘着層側に剥離可能に接触する剥離シートとにより、挟んで保持する基材レスアンテナであって、アプリケーションシートは、剥離シートよりも変形しにくく形成されている。
第4の発明に係る基材レスアンテナでは、アプリケーションシートの剛性は、剥離シートの剛性よりも大きい。
これらの構成により、剥離シートを剥がす際に、剥離シートに外力を及ぼしても、アプリケーションシートは、剥離シートよりも変形しがたく、剥離シートのみを剥がしやすい。その結果、アプリケーションシートとアンテナとの分断を防止でき、アンテナ本来の特性を維持しやすい。
第5の発明に係る基材レスアンテナでは、アプリケーションシートと剥離シートとは、同種の材料よりなり、かつ、アプリケーションシートは、剥離シートよりも厚く形成されている。
この構成により、アプリケーションシートと剥離シートとは、同種の材料よりなるから、アプリケーションシートと剥離シートとの製造プロセスにおける歩留まりを向上できる。また、厚さのコントロールのみで、アプリケーションシートは、剥離シートよりも変形しがたくでき、剥離シートのみを剥がしやすい。その結果、アプリケーションシートとアンテナとの分断を防止でき、アンテナ本来の特性を維持しやすい。
本発明によれば、剥離シートの剥離時における、アプリケーションシートとアンテナとの分断を防止でき、アンテナ本来の特性を維持しやすい。
(実施の形態1)
以下図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態1におけるアンテナ装着プロセスの説明図である。
以下図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態1におけるアンテナ装着プロセスの説明図である。
図1(a)に示すように、アンテナを構成するアンテナパターン1は、導体材料からなり送受信する電波の波長等を考慮した所定形状をなす。クリア層3は、透明又は半透明の樹脂(例えばアクリル系樹脂等)からなりアンテナパターン1を内部に収納し保護する。粘着層4は、例えばアクリル系樹脂等からなり、クリア層3を装着面に接着する。アンテナパターン1は、例えばポリエステル系インク等からなる黒色層2により、粘着層4に固着される。以上がアンテナを、その長手方向に直交する方向において切断した断面における構成である。
さらに、このアンテナは、アプリケーションシート11と剥離シート6とにより挟まれた状態で保持される。アプリケーションシート11は、例えばポリエステルフィルムからなり、クリア層3に接触する面は、クリア層3に剥離可能に接触する粘着面11aとなっている。また、剥離シート6は、厚さ方向を向く平面視において、アプリケーションシート11と略同一形状をなし、例えばポリエステルフィルムよりなり、粘着層4に接触する面は、粘着層4に剥離可能に接触する粘着面6aとなっている。
図示していないが、剥離シート6には、剥離作業の便宜のため、アプリケーションシート11よりも外側に延出するタブを連設するのが望ましい。
本形態のアプリケーションシート11は、剥離シート6よりも変形しにくく形成されており、アプリケーションシート11の剛性は、剥離シート6の剛性よりも大きい。
より具体的には、上述したように、本形態のアプリケーションシート11は、剥離シート6と同じ材料からなるが、アプリケーションシート11は、剥離シート6よりも厚く形成される。即ち、厚さ方向に切断した断面形状を変えることにより、アプリケーションシート11の剛性を、剥離シート6の剛性よりも大きくしている。こうすれば、アプリケーションシート11と剥離シート6とは、同種の材料よりなるから、アプリケーションシート11と剥離シート6との製造プロセスにおける歩留まりを向上でき、好適である。
しかしながら、コスト等の条件が許せば、他の態様を採用しても良い。例えば、アプリケーションシート11を剥離シート6よりも剛性が大きな他の材料又は製法により作製してもよい。さらに、上記剛性とは、組み合わせによるものを含む。例えば、アプリケーションシート11を、基材と、その他の素材とを組み合わせ(例えば、複数の層を積層する等)て、アプリケーションシート11の剛性を高めても良い。複数の層を積層する場合には、アプリケーションシート11の全面に実施しても良いし、アンテナを保持する箇所に集中して実施しても良い。
さらに、場合によっては、剥離シート6を薄くしたり、柔らかい材料で構成することも考えられる。
以下、図1を参照しながら、本形態によるアンテナの装着プロセスを説明する。
まず、図1(a)に示すように、剥離シート6を粘着層4から剥がして粘着層4の下面(装着面への接着面)とアプリケーションシート11の粘着面11aを露呈させる。
このとき、アプリケーションシート11の剛性は、剥離シート6の剛性よりも大きいから、剥離シート6に作業者による外力が作用し、剥離シート6が大きく変形しても、アプリケーションシート11はあまり変形せず、粘着面11aとクリア層3との接着状態が維持されやすい。このため、従来技術による状態(図5(a)に示したように剥離シートが剥がれずアプリケーションシートが剥がれてアンテナが剥離シートに一部又は全部接着したままの状態)を回避できる。
言い換えれば、理想的な図4(b)と同様に、図1(b)に示すように、粘着面11aとクリア層3との接着状態が維持されたまま、粘着層4の下面が外部に露呈する。
次に、図1(b)に示すように、露呈した粘着層4をガラス10に圧着し、粘着層4をガラス10に接着する。接着が完了したら、図1(c)に示すように、アプリケーションシート11を剥がし、図1(d)のように、アンテナのみがガラス10上に接着された状態とする。
なお、ガラス10の剛性は、アプリケーションシート11の剛性よりも高く、かつ、圧着された粘着層4は、高い粘着力を有するので、図1(c)に示すように、アプリケーションシート11を問題なく剥離できる。
よって、本形態によれば、剥離シート6を無理矢理アンテナから取り除く必要はなく、アンテナ本来の特性を維持しやすい。つまり、アンテナの歪みや断線などのトラブルを防止でき、アンテナを使用する通信の信頼性を向上できる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2におけるアンテナ装着プロセスの説明図であり、図3は、本発明の実施の形態2における剥離シート側から見た底面図である。
図2は、本発明の実施の形態2におけるアンテナ装着プロセスの説明図であり、図3は、本発明の実施の形態2における剥離シート側から見た底面図である。
実施の形態2では、剥離シート12に切り込みを入れ、従来技術による状態(図5(a)に示したように剥離シートが剥がれずアプリケーションシートが剥がれてアンテナが剥離シートに一部又は全部接着したままの状態)を回避する。
図2(a)及び図3に示すように、アンテナパターン1の長手方向に沿って、剥離シート12に、切り込み13を設ける。
切り込み13は、剥離シート12を、粘着層4に剥離可能に接触するパターン部12bと、粘着層4に接触しない非パターン部12cとに区画する。切り込み13は、剥離シート12を成形する金型に切り込みを入れる部分をアンテナパターンの長手方向に沿って追加するだけで足るから、容易に実装できる。
図3に示すアンテナパターン1の配置は例示に過ぎず、種々変更できる。特に、アンテナパターン1が一筆書きできるものであるときは、切り込み13は容易に追加できる。
以下、図2を参照しながら、本形態によるアンテナの装着プロセスを説明する。
まず、図2(a)に示す状態から、図2(b)に示すように、作業者は、剥離シート6の切り込み13を境目にして、パターン部12bを粘着層4から剥がして粘着層4の下面(装着面への接着面)とアプリケーションシート5の粘着面5aを露呈させる。
このとき作業者は、アンテナパターン1の長手方向に沿って、パターン部12bをスムーズにアンテナから剥離できるため、アプリケーションシート5と剥離シート12の剛性を同じくしても、剥離シート12の剥離時における、アプリケーションシート5とアンテナとの分断を防止でき、アンテナ本来の特性を維持しやすい。
このため、従来技術による状態(図5(a)に示したように剥離シートが剥がれずアプリケーションシートが剥がれてアンテナが剥離シートに一部又は全部接着したままの状態)を回避できる。
言い換えれば、理想的な図4(b)と同様に、図2(c)に示すように、粘着面5aとクリア層3との接着状態が維持されたまま、粘着層4の下面が外部に露呈する。
次に、図2(d)に示すように、露呈した粘着層4をガラス10に圧着し、粘着層4をガラス10に接着する。接着が完了したら、図2(e)に示すように、アプリケーションシート5を剥がし、図2(f)のように、アンテナのみがガラス10上に接着された状態とする。
よって、本形態によれば、剥離シート6を無理矢理アンテナから取り除く必要はなく、アンテナ本来の特性を維持しやすい。つまり、アンテナの歪みや断線などのトラブルを防止でき、アンテナを使用する通信の信頼性を向上できる。
なお、以上の実施例では、アプリケーションシートと剥離シートのそれぞれに粘着面を有する構成について説明したが、必ずしも両方に必要ではなく、いずれか一方だけ粘着面を有する構成であっても良い。これにより、製造過程で粘着面を生成する工数やコストの削減が出来る。
さらに、非パターン部12cは最初から無くても良い。つまり剥離シート12をパターン部12bのみで構成しても良い。このとき、アプリケーションシートに粘着面が無くてよく、これにより作業効率が向上する。
以上の説明から明らかなように、実施の形態1(アプリケーションシート側の改良)と実施の形態2(剥離シート側の改良)は、それぞれ矛盾するものではないから、これらの形態を適宜組み合わせることができる。
本発明に係る保持構造は、例えば、自動車のガラスに取り付けられるフィルムに保持されるアンテナ(典型的にはカーナビゲーション装置用のアンテナ)の分野等において好適に利用できる。
1 アンテナパターン
2 黒色層
3 クリア層
4 粘着層
5、11 アプリケーションシート
5a、6a、11a、12a 粘着面
6、12 剥離シート
10 ガラス
12b パターン部
12c 非パターン部
13 切り込み
2 黒色層
3 クリア層
4 粘着層
5、11 アプリケーションシート
5a、6a、11a、12a 粘着面
6、12 剥離シート
10 ガラス
12b パターン部
12c 非パターン部
13 切り込み
Claims (9)
- アンテナを構成するアンテナパターンと、前記アンテナパターンを装着面に接着する粘着層とを有し、
前記アンテナパターン側に剥離可能に接触するアプリケーションシートと、前記粘着層側に剥離可能に接触する剥離シートとにより、挟んで保持する基材レスアンテナであって、
前記アンテナパターンの長手方向に沿って、前記剥離シートに、切り込みを設けた基材レスアンテナ。 - 前記切り込みは、前記剥離シートを、前記粘着層に剥離可能に接触するパターン部と、前記粘着層に接触しない非パターン部とに区画する請求項1記載の基材レスアンテナ。
- 前記アプリケーションシートは、前記剥離シートよりも変形しにくく形成されている請求項2記載の基材レスアンテナ。
- 前記アプリケーションシートの剛性は、前記剥離シートの剛性よりも大きい請求項3記載の基材レスアンテナ。
- 前記アプリケーションシートと前記剥離シートとは、同種の材料よりなり、かつ、前記アプリケーションシートは、前記剥離シートよりも厚く形成されている請求項3記載の基材レスアンテナ。
- アンテナを構成するアンテナパターンと、前記アンテナパターンを装着面に接着する粘着層とを有し、
前記アンテナパターン側に剥離可能に接触するアプリケーションシートと、前記粘着層側に剥離可能に接触する剥離シートとにより、挟んで保持する基材レスアンテナであって、
前記アプリケーションシートは、前記剥離シートよりも変形しにくく形成されている基材レスアンテナ。 - 前記アプリケーションシートの剛性は、前記剥離シートの剛性よりも大きい請求項6記載の基材レスアンテナ。
- 前記アプリケーションシートと前記剥離シートとは、同種の材料よりなり、かつ、前記アプリケーションシートは、前記剥離シートよりも厚く形成されている請求項7記載の基材レスアンテナ。
- アンテナを構成するアンテナパターンと、前記アンテナパターンを装着面に接着する粘着層とを有するアンテナから前記粘着層側に剥離可能に接触する剥離シートを剥離する第1工程と、
前記剥離シートが剥離された前記アンテナを、前記アンテナパターン側に剥離可能に接触するアプリケーションシートと共に、装着面に貼り付ける第2工程と、
前記装着面に貼り付けられた前記アンテナから前記アプリケーションシートを剥離する第3工程とを含み、
前記第1工程は、前記アンテナパターンの長手方向に沿って設けられた切り込みにより前記剥離シートが区画される、前記粘着層に剥離可能に接触するパターン部と前記粘着層に接触しない非パターン部とのうち、前記パターン部を剥離する工程を含むアンテナ装着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006028089A JP2007208879A (ja) | 2006-02-06 | 2006-02-06 | 基材レスアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006028089A JP2007208879A (ja) | 2006-02-06 | 2006-02-06 | 基材レスアンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007208879A true JP2007208879A (ja) | 2007-08-16 |
Family
ID=38487895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006028089A Pending JP2007208879A (ja) | 2006-02-06 | 2006-02-06 | 基材レスアンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007208879A (ja) |
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2006
- 2006-02-06 JP JP2006028089A patent/JP2007208879A/ja active Pending
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