JP2007208583A - 画像出力装置および画像出力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】出力に適した画像を容易に判別可能な画像データの一覧を出力する。
【解決手段】印刷装置100は、メモリカードMCから画像データを入力すると、各画像データについて手ブレ、ボヤケ、不正露出の有無を判断し、その判断結果によって、各画像データの印刷推奨度を求める。更に、印刷装置100は、各画像データを解析して、類似した画像データについてグループ分けを行う。印刷装置100は、これらの処理を行うと、印刷推奨度の低い画像データについて、サムネイル画像の彩度を低減し、同一グループに属する類似画像については同一色の画像枠を付す。印刷装置100は、これらの処理を行った各画像データのサムネイル画像をオーダシート上に配置して、かかるオーダシートを印刷する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像データの一覧を出力する技術に関する。
デジタルカメラで撮影した画像データは、通常、デジタルカメラの内部にセットされたメモリカードに記録される。メモリカードの容量は年々増加しており、例えば1枚のメモリカードの中に数百枚の大量の画像データを記録することができる。
大量の画像データの中から印刷対象の画像を選択するために、画像データの一覧をサムネイル画像等によって出力する技術が知られている。例えば、下記特許文献1には、印刷装置によってメモリカード内の画像データを読み取り、そのサムネイル画像の一覧をオーダシートの形式で印刷用紙に出力し、そのオーダシートの中からユーザが印刷を所望する画像を選択するといった旨が記載されている(特許文献1の図9参照)。
特開2005−111802号公報
しかし、大量の画像データをその撮影順やファイル名順等に従ってオーダシート上に並べただけでは、どの画像データが印刷に適したものであるかを判別することが困難であった。例えば、手ブレの影響によって撮影に失敗した画像データであっても、それが縮小されて一覧に掲載されれば、撮影に失敗したことが分かりづらくなり、ユーザは、そのような画像であっても印刷対象の画像として選択してしまうおそれがあった。
また、撮影されている内容が類似した画像データが無作為にオーダシート中に並んでいると、ユーザは、類似した画像の中で、どの画像データが印刷に適しているかを容易に判別することができなかった。
上述した種々の問題は、画像データの一覧を印刷用紙上に印刷する場合に限られず、コンピュータに接続されたディスプレイや、印刷装置に備えられたモニタ上に一覧を表示する場合にも同様に生じ得る問題であった。
このような問題を考慮し、本発明が解決しようとする課題は、出力に適した画像を容易に判別可能な画像データの一覧を出力することにある。
上記課題を踏まえ、本発明の画像出力装置を次のように構成した。すなわち、
画像データの一覧を出力する画像出力装置であって、
複数の画像データを入力する入力手段と、
前記入力した画像データ毎に、該画像データの画質を解析して該画像データが出力に適した画像であるか否かを判断し、その出力の推奨度を決定する推奨度決定手段と、
前記推奨度の高い画像データの識別性を相対的に高める画像処理を前記各画像データに施して、該画像データを配列した一覧を出力する出力手段と
を備えることを要旨とする。
本発明の画像出力装置は、出力に適しているか否かを表す推奨度を画像データ毎に決定し、推奨度の高い画像データの識別性を相対的に高める画像処理を各画像データに施した上で、画像データの一覧を出力する。そのため、ユーザは、出力された画像データの一覧の中から容易に出力に適した画像データを判別することが可能になる。
上記構成の画像出力装置において、
前記出力手段は、前記画像処理として、前記推奨度の低い画像データに対して、彩度、輝度、シャープネス、のうち、少なくとも一つを低減する処理を行うものとしてもよい。
また、上記構成の画像出力装置において、
前記出力手段は、前記画像処理として、前記推奨度の低い画像データを小さなサイズとする処理を行うものとしてもよい。
また、上記構成の画像出力装置において、
前記出力手段は、前記画像処理として、前記推奨度の低い画像データの解像度を低減する処理を行うものとしてもよい。
また、上記構成の画像出力装置において、
前記出力手段は、前記画像処理として、前記各画像データに枠を付与し、前記推奨度に応じて、該枠の表示態様を変更する処理を行うものとしてもよい。このとき、例えば、推奨度に応じて枠の色や模様を変更してもよいし、その形状や太さを変更するものとしてもよい。
また、上記構成の画像出力装置において、
前記出力手段は、前記画像処理として、前記推奨度毎に異なる記号を前記画像データに付する処理を行うものとしてもよい。
これらの構成の画像出力装置によれば、各画像データに対して極めて簡単な画像処理を施すだけで、出力に適した画像データの識別性を相対的に高めることができる。
上記構成の画像出力装置において、
前記推奨度決定手段は、前記入力した画像データ毎に、手ブレ、ボヤケ、露出不正のうち、少なくともいずれか一つの有無を解析し、該解析結果に応じて、前記推奨度を決定するものとしてもよい。
このような構成によれば、手ブレやボヤケ、露出不正の有る画像データの識別性を相対的に低下させて一覧を出力することができるので、ユーザは、撮影に成功した画像データを容易に判別することが可能になる。
上記構成の画像出力装置において、
更に、前記入力した複数の画像データをそれぞれ解析して、類似する画像データ毎にグループ分けを行うグループ化手段を備え、
前記出力手段は、更に、前記複数の画像データを前記グループ毎に分類して前記一覧を出力する手段を備えるものとしてもよい。
このような構成によれば、どの画像データが類似しているかを一見して把握することができ、更に、その中から出力に適した画像を容易に判別することが可能になる。
上記構成の画像出力装置において、
前記出力手段は、前記グループ間に境界を表す記号を付することにより、前記分類を行うものとしてもよい。
このような構成によれば、括弧や線分等によって表される記号をグループ間に付することにより、類似した画像データを容易に把握することが可能になる。
上記構成の画像出力装置において、
前記出力手段は、同一グループ内の画像データ間のマージンと、グループ化されていない他の画像データ間のマージンとを異なる幅とすることで、前記分類を行うものとしてもよい。
このような構成によれば、明示的に類似画像であることを表示しなくても、マージンの狭い画像データ同士は、類似した画像データであることをユーザに認識させることが可能になる。
上記構成の画像出力装置において、
前記出力手段は、前記グループ毎に行を改めて前記複数の画像データを配列することにより、前記分類を行うものとしてもよい。
このような構成によれば、類似する画像データが行毎にまとめられているので、ユーザは、その中から出力に適した画像データを容易に判別することが可能になる。
上記構成の画像出力装置において、
更に、印刷用紙に印刷を行う印刷機構を備え、
前記出力手段は、前記印刷機構を制御して前記印刷用紙に前記一覧を出力する手段であるものとしてもよい。
このような構成によれば、画像データの一覧が印刷用紙に印刷されるので、ユーザは、この印刷用紙を見ることで、印刷に適した画像を容易に判別することが可能になる。
上記構成の画像出力装置において、
前記出力手段は、前記入力した画像データの数と、前記印刷用紙1枚につき印刷可能な画像データの最大数とに応じて、前記印刷用紙に出力する画像データの1枚当たりのサイズを調整する手段を備えるものとしてもよい。
このような構成によれば、印刷用紙に出力する画像データのサイズを動的に調整することで、余白部分を最小限に抑えつつ画像データを印刷用紙に対して効率的に配置することができる。そのため、印刷用紙上に各画像データをできるだけ大きく表示することができ、ユーザの利便性を向上させることが可能になる。
上記構成の画像出力装置において、
前記出力手段は、前記画像データの一覧とともに、該各画像データを指定するためのマーキング欄を前記印刷用紙に出力し、
前記マーキング欄によって画像データの指定を受けた印刷用紙を読み込むスキャナ部と、
前記指定された画像データを、前記印刷機構を制御して印刷する画像印刷手段とを備えるものとしてもよい。
このような構成では、ユーザは、印刷用紙に印刷されたマーキング欄によって所望の画像データを指定して、その印刷用紙をスキャナ部に読み取らせる。こうすることによって、ユーザは、指定した画像データを容易に印刷することが可能になる。
上記構成の画像出力装置において、
該画像出力装置は、表示ディスプレイを備え、
前記出力手段は、前記画像データの一覧を前記表示ディスプレイに出力する手段であるものとしてもよい。
このような構成によれば、ユーザは、画像出力装置に備えられた表示ディスプレイによって、印刷に適した画像を容易に判別することが可能になる。
なお、本発明は、上述した画像出力装置としての構成のほか、画像データの一覧を出力する画像出力方法や、コンピュータプログラムとしても構成することができる。コンピュータプログラムは、コンピュータが読取可能な記録媒体に記録されていてもよい。記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスクや光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ、磁気ディスク装置等の種々の媒体を利用することができる。
以下、上述した本発明の作用・効果を一層明らかにするため、本発明の実施の形態を実施例に基づき次の順序で説明する。
A.印刷装置の構成:
B.印刷処理:
C.オーダシート生成処理および推奨度決定処理:
D.オーダシートの他の形態:
E.変形例:
A.印刷装置の構成:
図1は、本発明の画像出力装置の実施例としての印刷装置100を示す外観図である。印刷装置100は、いわゆる複合機タイプの印刷装置であり、光学的に画像を読み込むスキャナ110や、画像データの記録されたメモリカードMCを挿入するためのメモリカードスロット120、デジタルカメラ等の機器を接続するUSBインタフェース130等を備えている。印刷装置100は、スキャナ110によって取り込んだ画像や、メモリカードMCから読み取った画像、USBインタフェース130を介してデジタルカメラから読み取った画像を印刷用紙Pに印刷することができる。また、プリンタケーブル等によって接続された図示していないパーソナルコンピュータから入力した画像の印刷も行うことができる。
印刷装置100は、印刷に関する種々の操作を行うための操作パネル140を備えている。操作パネル140の中央部には、液晶ディスプレイ145が備えられている。この液晶ディスプレイ145は、メモリカードMCやデジタルカメラなどから読み取った画像の表示や、印刷装置100の各種機能を利用する際のGUI(グラフィカルユーザインタフェース)の表示に利用される。
図2は、印刷装置100の内部構成を示す説明図である。図示するように、印刷装置100は、印刷用紙Pに印刷を行う機構として、インクカートリッジ212を搭載したキャリッジ210や、キャリッジ210を主走査方向に駆動するキャリッジモータ220、印刷用紙Pを副走査方向に搬送する紙送りモータ230等を備えている。
キャリッジ210は、シアン、マゼンタ、イエロ、ブラック、ライトシアン、ライトマゼンタの色を現す各インクに対応して、計6種類のインクヘッド211を備えている。キャリッジ210には、これらのインクが収容されたインクカートリッジ212が装着されており、インクカートリッジ212からインクヘッド211に供給されたインクは、図示しないピエゾ素子を駆動することで印刷用紙Pに吐出される。
キャリッジ210は、プラテン270の軸方向と並行に設置された摺動軸280に移動自在に保持されている。キャリッジモータ220は、制御回路150からの指令に応じて駆動ベルト260を回転させることで、プラテン270の軸方向と平行に、すなわち、主走査方向にキャリッジ210を往復運動させる。
紙送りモータ230は、プラテン270を回転させることで、プラテン270の軸方向と垂直に印刷用紙Pを搬送する。つまり、紙送りモータ230は、キャリッジ210を相対的に副走査方向に移動させることができる。
印刷装置100は、上述したインクヘッド211やキャリッジモータ220、紙送りモータ230の動作を制御するための制御回路150を備えている。制御回路150には、図1に示したスキャナ110やメモリカードスロット120、USBインタフェース130、操作パネル140、液晶ディスプレイ145が接続されている。
制御回路150は、CPU160とメモリ170とROM180とEEPROM190とによって構成されている。ROM180には、印刷装置100の動作を制御するための制御プログラムが記憶されている。CPU160は、かかる制御プログラムをメモリ170に展開して実行することで、後述する種々の処理を行う。EEPROM190には、ユーザから設定を受けた種々のパラメータや、後述するオーダシートのレイアウト情報等が記憶される。本実施例のCPU160は、本願の「入力手段」、「推奨度決定手段」、「出力手段」、「グループ化手段」「画像印刷手段」に相当する。
B.印刷処理:
図3は、CPU160が制御プログラムを実行することにより実現される印刷処理のフローチャートである。この印刷処理は、ユーザが操作パネル140を操作して、液晶ディスプレイ145に表示されたメニューの中から、オーダシートを利用した印刷を行うメニューを選択した際に実行される処理である。
この処理が実行されると、CPU160は、メモリカードスロット120に挿入されたメモリカードMCから複数の画像データを入力する(ステップS100)。印刷装置100にハードディスクドライブや光磁気ディスクドライブ、光ディスクドライブ等の記憶装置が接続あるいは内蔵されている場合には、かかる記憶装置から画像データを入力するものとしてもよい。また、USBインタフェース130に接続されたデジタルカメラから画像データを入力するものとしてもよい。
CPU160は、メモリカードMCから画像データを入力すると、入力した画像データの一覧を表すオーダシートを生成する(ステップS110)。本実施例では、かかる処理をオーダシート生成処理と呼ぶ。このオーダシート生成処理の詳細な説明は後述するが、このオーダシート生成処理では、メモリカードMCから入力した画像データ毎に、その画質を解析することによって出力に適した画像であるか否かを判断し、その出力の推奨度を決定する。そして、推奨度の高い画像データの識別性を相対的に高める画像処理を各画像データに施し、オーダシート上にそのサムネイル画像を配置する。
オーダシート生成処理によってオーダシートを生成すると、CPU160は、生成したオーダシートのレイアウト情報をEEPROM190に記憶する(ステップS120)。このレイアウト情報には、どの画像データをオーダシート上のどの位置に配置したかを表す情報や、オーダシート上のマーキング欄がどの画像データに対応するかを表す情報が含まれる。そして、CPU160は、インクヘッド211や紙送りモータ230、キャリッジモータ220等の印刷機構を制御して、生成したオーダシートの印刷を行う(ステップS130)。
図4は、オーダシートの印刷結果の例を示す説明図である。本実施例では、オーダシート上に、印刷用紙のサイズの指定、フチあり/フチなしの指定、印刷画像中への撮影日の挿入の有無などの種々の印刷設定を行うためのマーキング欄MK1を設け、更に、各サムネイル画像の下部に、その画像データの印刷枚数を1枚から3枚まで指定可能なマーキング欄MK2を設けている。ユーザは、オーダシート上に設けられたこれらのマーキング欄を鉛筆等で塗りつぶすことで、印刷に関する種々の設定や、印刷する画像データの選択およびその枚数の指定を行う(ステップS140)。ユーザは、オーダシートを用いて画像データの選択を行うと、そのオーダシートを印刷装置100に備えられたスキャナ110にセットする。
印刷装置100は、オーダシートがスキャナ110にセットされた後に、操作パネル140を用いたユーザによるスキャン操作を検出すると、スキャナ110を用いて、オーダシートの読み取りを行う(ステップS150)。
オーダシートの読み取りを行うと、印刷装置100は、ユーザによって塗りつぶされたマーキング欄と、EEPROM190に記憶したオーダシートのレイアウト情報とを対比することで、ユーザによって選択された画像データや印刷の設定を解析する。そして、その設定に従い、選択された画像データを指定された枚数分印刷し(ステップS160)、一連の印刷処理を終了する。
C.オーダシート生成処理および推奨度決定処理:
図5は、上述した印刷処理のステップS110で実行されるオーダシート生成処理の詳細なフローチャートである。この処理が実行されると、CPU160は、まず、入力した画像データの数Aと、オーダシート1枚あたりに配置可能なサムネイル画像の最大数Bとに応じて、生成するオーダシートの枚数Cと、デフォルトのサムネイル画像のサイズに対するその拡大率Dとを算出する(ステップS200)。具体的には、下記式(1)および(2)によって、オーダシートの枚数Cと、拡大率Dとを算出することができる。
C=ROUNDUP(A/B) ...(1)
D=(C*B)/A ...(2)
ただし、「ROUNDUP()」は、小数点以下を切り上げる関数であるものとする。
次に、CPU160は、入力した各画像データについて、その画像データの印刷推奨度Rを求める印刷推奨度決定処理を行う(ステップS210)。この印刷推奨度決定処理では、画像データ毎に、手ブレやボヤケ、露出不正等の画質を解析して、その画像データが印刷に適した画像であるか否かを判断し、印刷推奨度Rの決定を行う。
図6は、印刷推奨度決定処理の詳細なフローチャートである。この処理が実行されると、まず、CPU160は、画像データを一枚読み込む(ステップS300)。そして、読み込んだ画像データの印刷推奨度Rの初期値を「3」と設定する(ステップS310)。
印刷推奨度Rの初期値を設定すると、CPU160は、最初の画質評価として、その画像データに手ブレが発生しているか否かを解析する(ステップS320)。具体的には、PrewittフィルタやSobelフィルタ等の周知のエッジ抽出フィルタを用いて、画像データを構成する各画素の輝度値を一次微分してエッジを抽出し、エッジの方向およびその方向へのエッジの幅を算出する。そして、その方向へのエッジの幅が所定の閾値以上であれば、手ブレがあると判定する。
上述した手ブレの判定処理によって、手ブレありと判定されれば(ステップS320:Yes)、CPU160は、上記ステップS300によって「3」と設定した印刷推奨度Rから「1」を減算する(ステップS330)。一方、手ブレがないと判定されれば(ステップS320:No)、印刷推奨度Rの値をそのまま保持し、処理を次のステップS340へ進める。
手ブレの判定処理を終了すると、CPU160は、2つ目の画質評価として、画像データにピントぼけ等によるボヤケが発生しているか否かを判定する(ステップS340)。具体的には、入力した画像データに対して上述したエッジ抽出フィルタを適用することにより、画像からエッジ部分を抽出し、抽出されたエッジの太さの平均(ピクセル)を求め、この太さの平均の、画像データの横幅(ピクセル)に対する割合(%)が所定の割合(例えば3%)を超えた場合にボヤケが発生していると判定する。
上述したボヤケの判定処理によって、画像データにボヤケがあると判定されれば(ステップS340:Yes)、CPU160は、印刷推奨度Rから「1」を減算する(ステップS350)。一方、ボヤケがないと判定されれば(ステップS340:No)、印刷推奨度Rの値をそのまま保持し、処理を次のステップS360へ進める。
ボヤケの判定処理を終了すると、CPU160は、3つ目の画質評価として、画像データの露出が不正であるか否かを判定する(ステップS360)。具体的には、画像データ中の画素の輝度値がある値以上(例えば、240以上)、あるいは、ある値以下(例えば、16以下)となる領域を求め、この領域の画像全体の面積に占める割合を求める。そして、この割合が、所定値以上(例えば、40%以上)であれば、その画像データの露出が不正であると判定する。
上述した露出不正の判定処理によって、画像データの露出が不正であると判定されれば(ステップS360:Yes)、CPU160は、印刷推奨度Rから「1」を減算する(ステップS370)。一方、画像データの露出が不正でなければ(ステップS360:No)、かかる減算は行わない。
以上の処理によって、手ブレの有無、ボヤケの有無、不正露出の有無に応じて、ステップS300で読み込んだ画像データの印刷推奨度Rが最終的に決定する。具体的には、手ブレやボヤケ、露出不正がいずれも存在しない画像データについては、印刷推奨度Rが「3」と決定され、これらのうち、いずれか一つが検出された場合には、印刷推奨度Rが「2」と決定される。また、いずれか2つが検出されれば印刷推奨度Rが「1」と決定され、すべての項目に該当する場合には、印刷推奨度Rが「0」と決定されることになる。
CPU160は、以上で説明した画質評価を終了すると、全ての画像データについて印刷推奨度Rを決定したか否かを判断する(ステップS380)。その結果、全ての画像データについて印刷推奨度Rを決定していない場合には(ステップS380:No)、上記ステップS300に処理を戻して、次の画像データを読み込み、その画像データについて印刷推奨度Rを求める。一方、全画像データについて印刷推奨度Rを決定した場合には(ステップS380:Yes)、上述した一連の印刷推奨度決定処理を終了し、処理を図5に示したオーダシート生成処理のステップS220に戻す。
ここで説明を図5に戻す。図5のステップS210(すなわち図6の印刷推奨度決定処理)によって各画像データの印刷推奨度Rを決定すると、CPU160は、次に、入力した全ての画像データについて、他の画像と類似しているか否かを判断し、類似する画像データについてグループ化を行う(ステップS220)。
このグループ化処理では、入力した各画像データについて、輝度値の度数分布を生成し、その分布の傾向が類似する画像データ同士を類似する画像データであると判断する。詳しくは、類似判断を行う2つの画像データについて度数分布の各階級の度数の差分を求め、全階級に亘る差分の合計を比較し、その合計の差が所定の閾値以内であれば、その2つの画像データは類似すると判断する。かかる処理を全ての画像データについて行えば類似画像毎にグループ化を行うことができる。
なお、かかるグループ化の処理では、入力した画像データそのものによって類似判断を行うものとしてもよいが、画像データに対応するサムネイル画像を利用することにより類似判断を行うものとしてもよい。こうすることで、度数分布を生成する時間を短縮することができ、解析を高速に行うことが可能になる。また、本実施例では、輝度値の度数分布によって類似判断を行うものとしたが、RGB各値の度数分布によって類似判断を行うものとしてもよいし、彩度や色相の度数分布を用いるのものとしてもよい。
以上の処理によって、各画像データについて、印刷推奨度Rの決定と類似画像のグループ化が完了すると、CPU160は、入力した各画像データから、オーダシートに配置するサムネイル画像を生成する処理を行う(ステップS230)。CPU160は、入力した画像データがEXIF形式の画像データである場合には、その画像データのヘッダ情報に予め格納されたサムネイル画像を抽出し、かかるサムネイル画像を、上記ステップS200によって算出された拡大率Dに応じてサイズを調整することで最終的なサムネイル画像を生成する。一方、画像データが他の形式であり、ヘッダ情報にサムネイル画像が格納されていない場合には、デフォルトのサムネイル画像のサイズと上記ステップS200によって算出された拡大率Dとを積算することによって得られるサイズにメモリカードMCから入力した画像データをリサイズすることでサムネイル画像を生成する。
サムネイル画像を生成すると、CPU160は、各画像データの印刷推奨度Rに応じて、そのサムネイル画像の彩度を調整する画像処理を行う(ステップS240)。具体的には、印刷推奨度Rが「3」すなわち、手ブレ、ボヤケ、露出不正のいずれも発生していない画像データについては、彩度を調整せず、印刷推奨度Rが「2」、「1」、「0」の画像データについては、それぞれそのサムネイル画像の彩度を10%、20%、30%と低減する処理を行う。図4に示したオーダシートの例では、画像番号が「2」「3」「7」の画像について彩度を低減した例を示している。なお、本実施例では、印刷推奨度Rに応じて彩度を調整するものとしたが、輝度値やRGB値、シャープネスを調整するものとしてもよい。
次に、CPU160は、画像データの類似グループ毎に、異なる色の枠をサムネイル画像に付して分類する処理を行う(ステップ250)。図4に示したオーダシートの例では、画像番号が「6」「7」の画像が一の類似グループに属し、画像願号が「11」ないし「13」の画像が他の類似グループに属するものとして表しており、これらの類似グループについて、それぞれ異なる色の枠を付した例を示している。
印刷推奨度Rに応じた彩度の調整、および、類似画像に対する画像枠の付加を行うと、CPU160は、オーダシート上にこれらの処理を行ったサムネイル画像を配置する(ステップS260)。このときCPU160は、原則として、各画像データのサムネイル画像を撮影日時順に並べる。ただし、同一の類似グループに属する画像データについては、そのグループ内の最も撮影日時の早い画像データに続けて、そのグループに属する他の画像データを、他のグループに属する画像やグループ化されていない画像に関わらず連続して配置する。こうすることにより、類似グループ毎に画像データが分類され、図4に示したようなオーダシートのレイアウトが完成する。なお、本実施例では、基本的に、撮影日時順にサムネイル画像を並べるものとしたが、印刷推奨度Rの高い順や画像データのファイル名順に並べるものとしてもよい。
以上で説明した本実施例の印刷装置100によれば、手ブレやボヤケ、露出不正などが生じており、印刷に不向きな画像データについては、彩度が低減されてオーダシート上に印刷される。従って、撮影に成功した画像データのオーダシート上における識別性が相対的に向上するため、ユーザは、印刷に適した画像を容易に選択することが可能になる。
更に、本実施例では、類似した画像データについては、同一色の枠が付されてオーダシート上に配置されるため、ユーザは、類似した画像データの中から、印刷に適した画像を容易に選択することが可能になる。
また、本実施例では、入力した画像データの数やオーダシート1枚あたりに配置可能なサムネイル画像の最大数に基づき、オーダシート上に配置するサムネイル画像のサイズを動的に調整するため、オーダシート上に生じる余白部分を最小限に抑えつつ画像データを印刷用紙に対して効率的に配置することが可能になる。この結果、印刷用紙上に各画像データをできるだけ大きく表示することができ、ユーザの利便性を向上させることが可能になる。
D.オーダシートの他の形態:
上記実施例では、印刷推奨度Rの低い画像データの彩度を低減する画像処理を行うことで、印刷推奨度Rの高い画像データの識別性を高めるものとした。しかし、その他の画像処理によっても印刷推奨度Rの高い画像データの識別性を高めることができる。
図7は、オーダシートに表示するサムネイル画像の他の態様を示す説明図である。この図では、印刷推奨度Rが低いほど、サムネイル画像のサイズを小さくする例を示している。CPU160は、上記オーダシート生成処理のステップS240において、かかる図のように、印刷推奨度Rが低いほど、サムネイル画像を縮小する画像処理を施す。こうすることにより、印刷推奨度Rの高い画像データについて識別性を高めることができ、ユーザの利便性を向上させることが可能になる。
図8は、オーダシートに表示するサムネイル画像の他の態様を示す説明図である。この図では、印刷推奨度Rが低いほど、サムネイル画像の解像度を低下させる例を示している。CPU160は、上記オーダシート生成処理のステップS240において、かかる図のように、印刷推奨度Rが低いほど、サムネイル画像の解像度を低下させる画像処理を施す。こうすることにより、印刷推奨度Rの低い画像は、モザイク上に表示され、識別性が低下する。これにより、印刷推奨度Rの高い画像データについて識別性を相対的に高めることができ、ユーザの利便性を向上させることが可能になる。
図9は、オーダシートに表示するサムネイル画像の他の態様を示す説明図である。この図では、印刷推奨度Rに応じて、サムネイル画像の枠の色を異ならせた例を示している。CPU160は、上記オーダシート生成処理のステップS240において、かかる図のように、印刷推奨度Rに応じた色の枠をサムネイル画像に付す画像処理を施す。図示した例では、最も印刷推奨度Rの高い画像については、枠の色を緑とし、次に印刷推奨度Rの高い画像については、枠の色を黄色とした。また、最も印刷推奨度Rの低い画像については、枠の色を赤色とした。これらの色は、交通信号機の信号灯の色に見立てて設定している。このようなオーダシートの態様によっても、印刷推奨度Rの高い画像について、その識別性を高めることが可能になる。なお、上記実施例においてかかる態様を採用する場合には、類似画像については、印刷推奨度Rを表す枠と、類似グループを表す枠との二重の枠が設けられることになる。なお、かかる形態では、印刷推奨度Rに応じて枠の色を変更するものとしたが、枠の模様や形状、太さ等を変更するものとしてもよい。
図10は、オーダシートに表示するサムネイル画像の他の態様を示す説明図である。この図では、印刷推奨度Rに応じた記号をサムネイル画像に付した例を示している。CPU160は、上記オーダシート生成処理のステップS240において、かかる図のように、印刷推奨度Rが最も高い画像については、二重丸を表す記号を合成し、次に印刷推奨度Rが高い画像については、一重丸を表す記号を合成する。また、最も印刷推奨度Rの低い画像については、三角を表す記号を合成する。このような態様によっても、印刷推奨度Rの高い画像の識別性を高めることができるので、ユーザの利便性を向上させることが可能になる。
上述した実施例では、類似する画像データについて同一色の枠を付加することで、類似グループ毎に画像データを分類するものとした。しかし、その他のオーダシートの態様によっても、類似画像をグループ毎に分類することができる。
図11は、オーダシートの他の態様を示す説明図である。この図では、類似グループ毎に、カッコを表す記号で括る表示を行う例を示している。CPU160は、上記オーダシート生成処理のステップS260において、かかる図のように、同一の類似グループに属するサムネイル画像の両端のマージン部分にカッコ記号KKを付す。こうすることにより、どの画像が類似画像であるかを一見して把握することが可能になる。なお、かかる態様では、カッコ記号を付すものとしたが、単なる仕切り線を付すものとしてもよし、他の記号を付すものとしてもよい。
図12は、オーダシートの他の態様を示す説明図である。この図では、類似画像同士の間のマージンを狭めた例を示している。CPU160は、上記オーダシート生成処理のステップS260において、かかる図のように、類似グループに属するサムネイル画像間のマージンMG1を、通常のマージンMG2よりも狭めてオーダシート上に配置する処理を行う。このような態様によっても、どの画像が類似グループに属するかを一見して把握することが可能になる。また、このような態様によれば、オーダシート上に特別な表示を行わなくとも、ユーザに類似画像の存在を認識させることが可能になる。なお、マージンを狭める以外にも、同一グループに属するサムネイル画像の一部をそれぞれ重ね合わせて表示するものとしてもよい。
図13は、オーダシートの他の態様を示す説明図である。この図では、類似グループ毎に、行を改めてサムネイル画像を配置した例を示している。CPU160は、上記オーダシート生成処理のステップS260において、かかる図のように、類似グループ毎に行を改めてサムネイル画像をオーダシート上に配置する処理を行う。このような態様によっても、どの画像同士が類似しているかを一見して把握することが可能になる。ただし、かかる態様を採用する場合には、上記オーダシート生成処理のステップS200において算出した拡大率Dに関わらず、ステップS230では、各サムネイル画像をデフォルトのサイズで生成するものとする。
E.変形例:
以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発明はこのような実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができることはいうまでもない。例えば、以下のような変形が可能である。
上記実施例では、印刷装置100がオーダシート上に配置するサムネイル画像の彩度等を調整することで、ユーザによる画像の選択を容易化する場合について説明した。これに対して、例えば、上述した種々の処理を実現するためのプログラムをコンピュータにインストールして実行することで、コンピュータがモニタ上に上述した種々の態様と同様の態様でサムネイル画像を表示するものとしてもよい。こうすることにより、ユーザは、コンピュータを利用して、印刷を行う画像を容易に選択することが可能になる。
また、印刷装置100は、自身に備えられた液晶ディスプレイ145に対して、上述した種々の態様のオーダシートと同様の態様でサムネイル画像を表示するものとしてもよい。
また、上述した種々のオーダシートの態様は、それぞれ組み合わせて適用するものとしてもよい。例えば、図8のように推奨度に応じて解像度を調整しつつ、図10のように、記号を付すものとしてもよいし、図7のように、推奨度に応じてサムネイル画像のサイズを調整しつつ、図9のように画像枠の色を異ならせるものとしてもよい。
また、上記実施例では、同一の類似グループに属する画像については、そのグループ内で撮影日時順に並べられることになるが、推奨度の高い画像ほど左側に位置するように配置するものとしてもよい。こうすることにより、同一類似グループに属する画像の中で、最も印刷に適した画像を容易に選択することが可能になる。
また、上記実施例において、印刷推奨度Rが低い画像データ(例えば、印刷推奨度Rが「0」の画像データ)については、オーダシート上への配置を行わないものとしてもよい。このような画像データは明らかに印刷に不向きであるため、ユーザが印刷対象として選択することがほとんどないと考えられるからである。こうすることにより、オーダシート上に配置するサムネイル画像の数を低減することができるので、ユーザは、印刷に適した画像を容易に選択することが可能になる。
また、オーダシートには、印刷推奨度R毎のサムネイル画像の形態(彩度、サイズ、解像度等)の基準を、凡例としてその一部に印刷するものとしてもよい。こうすることにより、例えば、オーダシート上の全ての画像が同じ印刷推奨度Rだったとしても、その推奨度がどの程度のものかを容易に判別することが可能になる。
また、上記実施例の印刷推奨度決定処理では、印刷装置100が、手ブレやボヤケ、露出不正の有無を解析するものとした。これに対して、これらの解析は、画像データを撮影したデジタルカメラ側で行うものとしてもよい。かかる場合、デジタルカメラは、これらの解析結果を表すパラメータを画像データのヘッダ情報に付加するものとする。こうすることにより、印刷装置100は、かかるヘッダ情報に付加されたパラメータを解析することで、その画像データに手ブレ等が発生しているかを容易に判別することが可能になる。
本発明の画像出力装置の実施例としての印刷装置100を示す外観図である。 印刷装置100の内部構成を示す説明図である。 印刷処理のフローチャートである。 オーダシートの印刷結果の例を示す説明図である。 オーダシート生成処理の詳細なフローチャートである。 印刷推奨度決定処理の詳細なフローチャートである。 オーダシートに表示するサムネイル画像の他の態様を示す説明図である。 オーダシートに表示するサムネイル画像の他の態様を示す説明図である。 オーダシートに表示するサムネイル画像の他の態様を示す説明図である。 オーダシートに表示するサムネイル画像の他の態様を示す説明図である。 オーダシートの他の態様を示す説明図である。 オーダシートの他の態様を示す説明図である。 オーダシートの他の態様を示す説明図である。
符号の説明
100...印刷装置
110...スキャナ
120...メモリカードスロット
130...USBインタフェース
140...操作パネル
145...液晶ディスプレイ
150...制御回路
160...CPU
170...ROM
180...メモリ
190...EEPROM
210...キャリッジ
211...インクヘッド
212...インクカートリッジ
220...キャリッジモータ
230...紙送りモータ
260...駆動ベルト
270...プラテン
280...摺動軸
MC...メモリカード

Claims (18)

  1. 画像データの一覧を出力する画像出力装置であって、
    複数の画像データを入力する入力手段と、
    前記入力した画像データ毎に、該画像データの画質を解析して該画像データが出力に適した画像であるか否かを判断し、その出力の推奨度を決定する推奨度決定手段と、
    前記推奨度の高い画像データの識別性を相対的に高める画像処理を前記各画像データに施して、該画像データを配列した一覧を出力する出力手段と
    を備える画像出力装置。
  2. 請求項1に記載の画像出力装置であって、
    前記出力手段は、前記画像処理として、前記推奨度の低い画像データに対して、彩度、輝度、シャープネス、のうち、少なくとも一つを低減する処理を行う
    画像出力装置。
  3. 請求項1に記載の画像出力装置であって、
    前記出力手段は、前記画像処理として、前記推奨度の低い画像データを小さなサイズとする処理を行う
    画像出力装置。
  4. 請求項1に記載の画像出力装置であって、
    前記出力手段は、前記画像処理として、前記推奨度の低い画像データの解像度を低減する処理を行う
    画像出力装置。
  5. 請求項1に記載の画像出力装置であって、
    前記出力手段は、前記画像処理として、前記各画像データに枠を付与し、前記推奨度に応じて、該枠の表示態様を変更する処理を行う
    画像出力装置。
  6. 請求項1に記載の画像出力装置であって、
    前記出力手段は、前記画像処理として、前記推奨度毎に異なる記号を前記画像データに付する処理を行う
    画像出力装置。
  7. 請求項1に記載の画像出力装置であって、
    前記推奨度決定手段は、前記入力した画像データ毎に、手ブレ、ボヤケ、露出不正のうち、少なくともいずれか一つの有無を解析し、該解析結果に応じて、前記推奨度を決定するものである
    画像出力装置。
  8. 請求項1に記載の画像出力装置であって、
    更に、前記入力した複数の画像データをそれぞれ解析して、類似する画像データ毎にグループ分けを行うグループ化手段を備え、
    前記出力手段は、更に、前記複数の画像データを前記グループ毎に分類して前記一覧を出力する手段を備える
    画像出力装置。
  9. 請求項8に記載の画像出力装置であって、
    前記出力手段は、前記グループ間に境界を表す記号を付することにより、前記分類を行う
    画像出力装置。
  10. 請求項8に記載の画像出力装置であって、
    前記出力手段は、同一グループ内の画像データ間のマージンと、グループ化されていない他の画像データ間のマージンとを異なる幅とすることで、前記分類を行う
    画像出力装置。
  11. 請求項8に記載の画像出力装置であって、
    前記出力手段は、前記グループ毎に行を改めて前記複数の画像データを配列することにより、前記分類を行う
    画像出力装置。
  12. 請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の画像出力装置であって、
    更に、印刷用紙に印刷を行う印刷機構を備え、
    前記出力手段は、前記印刷機構を制御して前記印刷用紙に前記一覧を出力する手段である
    画像出力装置。
  13. 請求項12に記載の画像出力装置であって、
    前記出力手段は、前記入力した画像データの数と、前記印刷用紙1枚につき印刷可能な画像データの最大数とに応じて、前記印刷用紙に出力する画像データの1枚当たりのサイズを調整する手段を備える
    画像出力装置。
  14. 請求項12に記載の画像出力装置であって、
    前記出力手段は、前記画像データの一覧とともに、該各画像データを指定するためのマーキング欄を前記印刷用紙に出力し、
    前記マーキング欄によって画像データの指定を受けた印刷用紙を読み込むスキャナ部と、
    前記指定された画像データを、前記印刷機構を施御して印刷する画像印刷手段と
    を備える画像出力装置。
  15. 請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の画像出力装置であって、
    該画像出力装置は、表示ディスプレイを備え、
    前記出力手段は、前記画像データの一覧を前記表示ディスプレイに出力する手段である
    画像出力装置。
  16. 画像データの一覧を出力する画像出力方法であって、
    複数の画像データを入力し、
    前記入力した画像データ毎に、該画像データの画質を解析して該画像データが出力に適した画像であるか否かを判断し、その出力の推奨度を決定し、
    前記推奨度の高い画像データの識別性を相対的に高める画像処理を前記各画像データに施して、該画像データを配列した一覧を出力する
    画像出力方法。
  17. 画像データの一覧を出力するためのコンピュータプログラムであって、
    複数の画像データを入力する機能と、
    前記入力した画像データ毎に、該画像データの画質を解析して該画像データが出力に適した画像であるか否かを判断し、その出力の推奨度を決定する機能と、
    前記推奨度の高い画像データの識別性を相対的に高める画像処理を前記各画像データに施して、該画像データを配列した一覧を出力する機能と
    をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。
  18. 請求項17に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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