JP2007207997A - 回路基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】グランド層にメッシュ状の抜き孔を設けて信号配線上における特性インピーダンスを制御する回路基板において、グランド層の接続部における前記特性インピーダンスの変動を小さく抑えることができる回路基板を提供すること。
【解決手段】多数のメッシュ状の抜き孔1a,1bが形成された各グランド層1A,1Bの一部が重ね合わされ、重ね合わせ部分を含む各グランド層に絶縁体層を介して信号配線が配設される。前記重ね合わせ部分における第1のグランド層1Aには、ストライプ状に形成された第1の導電体1cが、第1のグランド層に接続されて形成され、また重ね合わせ部分における第2のグランド層1Bには、前記第1の導電体にクロスする方向にストライプ状に形成された第2の導電体1dが、第2のグランド層に接続されて形成される。
【選択図】図3

Description

この発明は、グランド層と前記グランド層に対して絶縁体層を介して信号配線を配設した回路基板に関する。
例えば高周波帯で動作するディバイスを実装する回路基板は、信号の反射や波形歪みの発生を抑えるために信号伝送路(以下、信号配線とも言う。)の特性インピーダンス(以下、Z0とも称する。)を、前記ディバイスの入出力インピーダンスに整合させる必要がある。
前記した信号伝送路の特性インピーダンスを整合させるためには、適切なパターン幅の信号伝送路(ストリップライン)に適切な厚さの絶縁体層を挟んでグランド層を対峙させるストリップ構造またはマイクロストリップ構造が採用されている。
前記した回路基板構造における前記グランド層は、信号伝送路の特性インピーダンスを規定する電気的な基準面となる。そして、一般に特性インピーダンスはシングルエンドで50Ω前後に、差動で100Ω前後に選択される場合が多い。
一方、前記した回路基板における特性インピーダンスは、信号伝送路の単位長さあたりのリアクタンスLと、前記信号伝送路とグランド層との間における単位面積あたりの容量Cの比(リアクタンスL/容量C)の平方根で近似される値となる。
ところで、近年においては前記したディバイスを実装する回路基板として、薄いリジッド基板やフレキシブル回路基板が多用されており、このような回路基板を採用した場合においては、当然ながら前記グランド層に対する信号伝送路の層間が狭く(薄く)、両者間における容量Cの値が前記層間の寸法にほぼ反比例して上昇する。
したがって、前記した薄い多層構造の回路基板において、所望の前記Z0を得ようとするには、従来の層間が厚い回路基板に比べて前記信号伝送路の幅を狭く(細く)形成することで、前記容量Cの上昇を抑える手段を採用せざるを得ない。
このように所望のZ0を得るために、信号配線を細く形成しようとする場合においては、信号配線の加工が困難なほどに細くせざるを得ない場合が発生する。また、たとえ信号配線の加工が可能であっても、信号配線が細いほどその加工精度および線幅ばらつきの比率が高まり、これに伴ってZ0のばらつきが増大する。
このために、前記Z0の変化が大きな信号配線部分において、信号の反射や波形歪みを発生させるという問題を招来させる。さらに、信号配線の配線抵抗値が高くなるために、これに供給される信号周波数が高いほど、伝送特性の悪化の要因になる等の問題を抱えることになる。
そこで、前記した技術的な課題を解決するために、いわゆるベタパターン層として形成される前記グランド層を方形のメッシュ状に銅抜きして、単位面積あたりのグランド層と信号配線との対向面積を実質的に小さくさせることで、前記信号配線の幅を確保する提案がされている。これは次に示す特許文献1に示されている。
特開平7−321463号公報
ところで、昨今における携帯電話機等のような折り畳み構造を有する電子機器や、小型化、軽量化が進むビデオカメラ等のモバイル機器などにおいては、フレキシブル基板とリジッド基板との複合基板が多用されており、従来からの多層配線板とフレキシブル配線板の接続に使用されていたコネクタ等を不要にすることによって、製品の軽量化、部品点数および組み立て工数の削減等を実現させている。
前記したように信号配線が形成されたフレキシブル配線基板の一部に、リジット部を形成してなるプリント配線板はリジットフレックス配線板とも呼ばれている。この様なリジットフレックス配線板において、前記したようにグランド層をメッシュ状に形成したストリップ構造またはマイクロストリップ構造を採用しようとした場合においては、フレキシブル基板とリジッド基板との間で、メッシュ状に形成された各グランド層を接続する構成が必要となる。
すなわち、前記リジッド基板部分におけるグランド層は、一般的にエッチング等の手段により銅箔をメッシュ状に抜いた構成が採用される。これに対して、前記したフレキシブル基板部分におけるグランド層は、その可撓性を確保するために例えば銀ペーストを素材として、これをメッシュ状に印刷した構成が好適に採用される。
この場合、前記した印刷により形成されるフレキシブル基板部分におけるグランド層の仕様は、前記リジッド基板部分におけるグランド層のメッシュ状の仕様に合わせるように設定されるが、前記した印刷による製法は公差管理が非常に難しい。
したがって、現状においては、リジッド基板部分におけるグランド層の端部に、フレキシブル基板部分におけるグランド層の端部が確実に重ね合わされるようにフレキシブル基板部分における前記グランド層を印刷により形成させる手段が採用されている。
図11はその例を模式的に示したものであり、符号1Aは前記したリジッド基板におけるグランド層の一部の構成例を示したものであり、これは例えば銅箔をエッチング等の手段によりメッシュ状に抜いた状態を示している。
また符号1Bは前記したフレキシブル基板におけるグランド層の一部の構成例を示したものであり、これは例えば銀ペーストを素材としてメッシュ状の抜き部を形成して印刷した状態を示している。すなわち、銅箔によるグランド層1Aと印刷によるグランド層1Bとは、両者のメッシュ形状および配列ピッチ等がほぼ同等となるように形成されている。
そして、図12に示すようにリジッド基板におけるグランド層1Aの端部に、フレキシブル基板におけるグランド層1Bの端部を重ね合わせるようにしてグランド層1Bを印刷により成形することで、互いのグランド層1A,1Bが水平方向に隙間が生じないように構成される。
なお、図12には示されていないが互いのグランド層1A,1Bは、メッシュが形成されていないエリアにおいてコンタクトが確保されるように構成される。そして、図示していないが前記グランド層1A,1Bに対して絶縁体層としての例えばフィルム状ベース基材が形成され、このベース基材を介して鎖線で示す信号配線3がグランド層に対峙するように配列される。
ところで、図12に示した各グランド層1A,1Bの重ね合わせ部は、グランド層1Aのメッシュ部に対して、印刷により形成されるグランド層1Bのメッシュ部が上下に一致するように調整される。すなわち、各グランド層1A,1Bのメッシュ部が互いに一致し、両者のメッシュ部の間にずれが発生していないことが理想である。
しかしながら、印刷により形成されるグランド層1Bは前記したように公差管理が非常に難しく、前記重ね合わせ位置のメッシュ部に必ずずれが発生する。
図12は、前記信号配線3の長手方向における各メッシュのピッチPに対して、1/6ピッチ分のずれが発生している場合を例示している。図に示された例から明らかなとおり、前記ずれにより重ね合わせ部分においてメッシュ構成の規則性が崩れ、前記重ね合わせ部分におけるメッシュ開口部の面積は相当に小さくなる。換言すれば、重ね合わせ部分におけるメッシュ開口部を除いたグランド層の実質的な残存率(面積率)が増大し、この重ね合わせ部分において信号配線3に対する特性インピーダンスに不整合を発生させる結果となる。
この発明は、前記した技術的な問題点に着目してなされたものであり、メッシュ状に形成される各グランド層の重ね合わせ部分において、両者のずれによって発生するグランド層の残存率の増大を大幅に低減させることができ、グランド層の重ね合わせ部分における信号配線上における特性インピーダンスの変動を小さく抑えることができる回路基板を提供することを課題とするものである。
前記した課題を解決するためになされたこの発明にかかる回路基板は、第1と第2の各グランド層に多数の四辺形状の抜き孔が形成され、かつ第1と第2のグランド層の一部が重ね合わされると共に、前記重ね合わせ部分を含む第1と第2のグランド層に絶縁体層を介して信号配線部を配設した回路基板であって、前記重ね合わせ部分における第1のグランド層には、ストライプ状に形成された第1の導電体が、前記第1のグランド層に接続されて形成され、また前記重ね合わせ部分における第2のグランド層には、前記第1の導電体にクロスする方向にストライプ状に形成された第2の導電体が、前記第2のグランド層に接続されて形成されている点に特徴を有する。
この場合、前記ストライプ状に形成された第1の導電体の各間隔はそれぞれ等しく形成されると共に、ストライプ状に形成された第2の導電体の各間隔もそれぞれ等しく形成されていることが望ましい。
そして、好ましい実施の形態においては、前記第1のグランド層と当該グランド層に接続されてストライプ状に形成された第1の導電体は銅箔により構成され、前記第2のグランド層と当該グランド層に接続されてストライプ状に形成された第2の導電体は導電性粒子を分散したペースト素材により構成される。
この場合、前記ペースト素材には、銀、銅、もしくはカーボンによる導電性粒子が分散され、望ましくは印刷技術により前記絶縁体層上に第2のグランド層およびストライプ状の第2の導電体として形成される。
そして、前記した構成により望ましくは第1のグランド層とストライプ状に形成された第1の導電体を含む基板がリジット基板を構成し、第2のグランド層とストライプ状に形成された第2の導電体を含む基板がフレキシブル基板として構成される。
前記した回路基板を具体的に実現させる1つの好ましい実施の形態においては、前記絶縁体層は、一方の面に前記信号配線部を積層すると共に、他方の面に前記グランド層が配置され、前記絶縁体層としては好ましくはフィルム状ベース基材を用いた構成にされる。
前記した構成の回路基板によれば、重ね合わせ部分におけるグランド層は一方のストライプ状に形成された第1の導電体と、この第1の導電体にクロスする方向にストライプ状に形成された第2の導電体が重ね合わされた構成にされるので、第1と第2のグランド層の重ね合わせにずれが発生しても、前記ずれにより重ね合わせ部分におけるメッシュ構成の規則性が大きく崩れるのを防止させることができる。
すなわち、第1と第2のグランド層において、たとえ重ね合わせにずれが発生していても、ストライプ状に形成された第1の導電体と、第2の導電体とにより構成される各メッシュのサイズおよびピッチは同一関係になされる。
これにより、グランド層の重ね合わせ部分における信号配線上における特性インピーダンスの変動を小さく抑えることができる回路基板を提供することができる。
図1は、この発明にかかる回路基板が採用し得る一つの好ましい積層構成例を示したものであり、これは前記したリジットフレックス配線板の構成例している。すなわち、左右の符号Aで示す部分はリジット部を示し、その中央にBとして示す部分はフレキシブル部を示している。
そして、リジット部Aを構成するグランド層1Aおよびフレキシブル部Bを構成するグランド層1Bは、それぞれ絶縁体層2の一面(図1に示す下側面)に形成されている。また絶縁体層2を介して信号配線3が絶縁体層2の他の面(図1に示す上側面)に形成されており、これによりマイクロストリップ構造を形成している。
そして、この実施の形態においては前記絶縁体層2として、後で詳細に説明するフィルム状のベース基材が採用されている。
前記ベース基材(絶縁体層)2の上側面に配列された信号配線3のさらに上側面には、第2の絶縁体層として機能する絶縁体層4が積層されている。そして、この絶縁体層4のさらに上側面には表カバー層として機能する第1の被覆層5が形成されている。
一方、前記したリジット部Aにおける前記グランド層1Aの下側面には、裏カバー層として機能する第2の被覆層6が形成されている。
図2は、前記リジット部Aとフレキシブル部Bとの境界付近におけるグランド層1A,1Bの重ね合わせ部、すなわち図1に示すC部分を拡大し、回路基板の面に直交する方向から透視した状態で示したものである。なお、図2においては、主にリジット部Aを構成するグランド層1Aおよびフレキシブル部Bを構成するグランド層1Bについて示されている。
図2に示すようにリジット部Aを構成するグランド層1Aは銅箔により構成されて、前記したベース基材2の下側面に積層されている。そして、その上下両側縁を除いたほぼ全面にわたってメッシュ状(四辺形状)の多数の抜き孔1aが形成されている。この抜き孔1aは例えばエッチング液を利用した処理技術により形成させることができる。
一方、フレキシブル部Bを構成するグランド層1Bは、例えば銀ペーストを用いて印刷技術により前記ベース基材2の下側面に形成される。このグランド層1Bにおいても同様に、その上下両側縁を除いたほぼ全面にわたってメッシュ状(四辺形状)の多数の抜き孔1bを形成するようにして銀ペーストが印刷されている。
この場合、グランド層1Aに形成される抜き孔1aと、グランド層1Bに形成される抜き孔1bとは、それぞれのメッシュ形状、その配列方向および配列ピッチ等がほぼ同等となるように形成される。
そして、図1および図2に示すように、前記リジット部Aとフレキシブル部Bとの境界付近における前記抜き孔1a,1bの未形成部分において、前記第2の被覆層6の一部に透孔(符号Dで示す)が形成されている。
したがって、前記した銀ペーストを用いてグランド層1Bを成膜する場合において、前記透孔Dを介して、銀ペーストの一部がリジット部Aのグランド層1Aに接触(コンタクト)し、この箇所において両グランド層1A,1Bの電気的な導通がとられるように構成される。
なお、図2において符号3は、前記前記重ね合わせ部分を含むグランド層1A,1Bに対峙して配設された信号配線を示している。
図3〜図6は、前記グランド層1A,1Bにおける好ましい第1の実施の形態を示すものである。すなわち、図3は、前記したリジット部Aのグランド層1Aと、フレキシブル部Bのグランド層1Bにおける前記重ね合わせ部分において、それぞれのグランド層に形成されたストライプ状の導電体の構成を示している。
また、図4は図3に示したストライプ状の導電体を重ねた場合において、両者の重ね合わせ状態にずれのない理想的な状態を説明するものであり、これは両グランド層1A,1Bを透視した状態で示している。
図3に示したとおり、グランド層1Aの前記重ね合わせ部分に相当する領域には、ストライプ状に形成された第1の導電体1cが形成されており、これらは第1のグランド層1Aに電気的に接続されている。
前記第1の導電体1cは、図3に示されたようにそれぞれが一方向に傾斜した状態に形成されており、各導電体1cの各間隔はそれぞれ等しく形成されている。
すなわち、各導電体1cは第1のグランド層1Aに形成されたメッシュ状の抜き孔1aを形成する銅箔パターンと同一の間隔に成形されており、これは第1のグランド層1Aの形成時に同時に形成される。
また前記第2の導電体1dは、図3に示されたように前記第1の導電体1cにクロスする方向に傾斜した状態で形成されており、各導電体1dの各間隔はそれぞれ等しく形成されている。
すなわち、第2の各導電体1dも第2のグランド層1Bに形成されたメッシュ状の抜き孔1bを形成する印刷パターンと同一の間隔に成形されており、これは第2のグランド層1Bの形成時に同時に印刷により形成される。
前記した各重ね合わせ部の構成により、図3に示したストライプ状の第1および第2の導電体1c,1dが、両者においてずれのない状態で重ね合わされた場合においては、図4に示したように重ね合わせ部を含む両グランド層1Aから1Bにわたり、メッシュ状の各抜き孔が規則正しく整列された状態になされる。
したがって、これに対峙する前記した信号配線3は、その線路方向において一定の特性インピーダンスを得ることが可能となり、特に高い周波数信号領域における伝送特性の悪化を防止することができる。
ところで、図4に示したように両グランド層1A,1Bの重ね合わせにずれがない理想的な場合において、メッシュ状の各抜き孔が規則正しく整列された状態になされるのは、すでに説明した図11に示した例においても同様である。
しかしながら、図3に示した第1および第2の導電体1c,1dの組み合わせ構成によると、両グランド層1A,1Bの重ね合わせにずれが発生した場合においても、メッシュの配列構成の規則性を大きく崩すことはない。
図5はその一例を説明するものであり、この図5はすでに説明した図4と同様にメッシュ状の抜き孔が形成されたグランド層1A,1B部分を透視した状態で示している。図5に示した例は、すでに説明した図12に示す例と同様に、信号配線の配列方向における各メッシュのピッチPに対して、1/6ピッチ分のずれが発生している場合を示している。
これによると、グランド層1A,1Bの各端部に形成されるメッシュ状の抜き孔の形状に若干の不規則性が生ずるものの、グランド層1A,1Bの重ね合わせ部分に形成されるメッシュ状の抜き孔は、グランド層1A,1Bにそれぞれ形成された各抜き孔1a,1bと同一のメッシュ形状および同一の配列ピッチになされる。
したがって、図5に示した例と同一のずれ量で示した図8に示す例と比較すると、グランド層1A,1Bの重ね合わせ部分におけるメッシュ開口部を除いたグランド層の実質的な残存率(面積率)の変化はきわめて少なくなされる。この結果、前記重ね合わせ部分において信号配線3に対する特性インピーダンスに不整合を発生させるという課題を解消させることができる。
また、図6に示した例は、グランド層1Bがグランド層1Aに対して下側にずれた場合を示したものであり、これは各メッシュの縦方向の配列ピッチに対して1/6ピッチ分ずれた状態を示している。
この図6に示した例においてもグランド層1A,1Bの各端部に形成されるメッシュ状の抜き孔の形状に若干の不規則性が生ずるものの、グランド層1A,1Bの重ね合わせ部分に形成されるメッシュ状の抜き孔は、グランド層1A,1Bにそれぞれ形成された各抜き孔1a,1bと同一のメッシュ形状および同一の配列ピッチになされる。
したがって、以上説明した実施の形態に示す回路基板によると、第1と第2のグランド層の重ね合わせ部において、いずれの方向にずれが発生しても、第1と第2のグランド層と、その重ね合わせ部分におけるグランド層に対する信号配線3の対向面積の変化をきわめて少なくすることができる。
それ故、前記重ね合わせ部分において信号配線に対する特性インピーダンスに不整合を発生させる問題を根本的に改善することができ、特に高周波帯で動作するディバイスを実装する回路基板において、信号の反射や波形歪みの発生を抑え、良好な信号伝送特性を有する回路基板を提供することが可能となる。
次に、図1に示した回路基板の積層構成において好適に採用し得る各層の具体例について説明する。図1に示したマイクロストリップ構造を形成する中央の絶縁体層として機能する前記ベース基材2は、回路基板のコアとなる機能を有している。前記ベース基材2の素材としては、樹脂フィルム、繊維基材等を挙げることができる。
前記樹脂フィルムを構成する素材としては、例えばポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂等のポリイミド樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂や液晶ポリマーなどの熱可塑性樹脂等を挙げることができる。
これらの中でもポリイミド樹脂または液晶ポリマーが好ましい。例えばポリイミド樹脂の場合は、耐熱性や機械特性に優れ、かつ入手するのが容易である。また、液晶ポリマーの場合は、その比誘電率の低さにより高速信号伝送用途に好適であり、かつ吸湿性の低さにより寸法安定性等にも優れる。
また、繊維基材としては、例えばガラス繊布、ガラス不繊布等のガラス繊維基材、あるいはガラス以外の無機化合物を成分とする繊布又は不繊布等の無機繊維基材、芳香族ポリアミド樹脂、ポリアミド樹脂、芳香族ポリエステル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、フッ素樹脂等の有機繊維で構成される有機繊維基材等を挙げることができる。これら基材の中でも強度、吸水率の点でガラス繊布に代表されるガラス繊維基材を好適に採用することができる。
前記ベース基材2の厚さは、特に限定されないが、12μm以上が好ましく、特に25〜50μmが好ましい。ベース基材2の厚さを前記下限値以上にすることで、信号線の線幅を加工限界以上にすることが容易となり、一方、前記厚さを上限値以下にすることで剛性が高くなり過ぎることを抑え、柔軟さというフレキシブル回路基板など薄物基板の特徴を保持できる。
なお、以上説明したベース基材2として、基材に樹脂を含浸させた積層板を採用することもできる。
この場合、好ましい前記基材としては、例えばガラス繊布、ガラス不繊布等のガラス繊維基材、あるいはガラス以外の無機化合物を成分とする繊布又は不繊布等の無機繊維基材、芳香族ポリアミド樹脂、ポリアミド樹脂、芳香族ポリエステル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、フッ素樹脂等の有機繊維で構成される有機繊維基材等が挙げられる。これら基材の中でも強度、吸水率の点でガラス繊布に代表されるガラス繊維基材が特に好ましい。
また、前記樹脂としては、例えばエポキシ樹脂系、アクリル樹脂系などの熱硬化性樹脂が好ましく、これらの中でも、耐熱性の面からエポキシ樹脂系が特に好ましい。
前記ベース基材2の一方の面に配列された信号配線3はベース基材2に直接設けられても良いが、接着剤を介して設けられていてもよい。この信号配線3を構成する各信号配線の配列間隔は特に限定されないが、信号配線3の幅の2〜6倍が好ましく、特に3〜5倍が好ましい。
前記範囲内であると信号配線間の電気的影響がほぼ無視できる範囲となり、高密度の回路設計が可能となる場合が多い。そして、信号配線3は前記したリジット部Aにおいて図示しない半導体ディバイス等の実装パッドに接合され、回路基板として機能する。
前記信号配線3を覆う第2の絶縁体層4としては、例えばアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリイミド系樹脂、液晶ポリマー等を好適に利用することができる。これらの中でもエポキシ系樹脂が好ましい。これにより、耐熱性と屈曲性を向上させることができる。
一方、前記液晶ポリマーを採用した場合においては、比誘電率が低く高速信号伝送特性に優れた特質を生かすことができる。
前記絶縁体層4の厚さは、特に限定されないが、5〜40μmであることが好ましく、特に10〜30μmが好ましい。絶縁体層4の厚さを前記下限値以上にすることで、回路の埋め込み性低下を抑制し、前記上限値以下にすることで絶縁体層4のシミ出し量の増加を抑制し、かつ層間接着の信頼性を維持することができる。
前記絶縁体層4の上側面に積層された第1の被覆層5は、樹脂材料で構成されていることが望ましい。この樹脂材料としては、例えばポリエステル系樹脂、ポリイミド、液晶ポリマー等を好適に採用することができる。これらの中でも特にポリイミドが好ましい。これにより、耐熱性と屈曲性を向上させることができる。
前記被覆層5の厚さは、特に限定されないが、好ましくは5〜50μmにされ、特に10〜30μmが好ましい。被覆層5の厚さを前記下限値以上にすることで、樹脂層の強度を実用範囲に維持することが容易となり、前記上限値以下にすることで摺動性や屈曲性を最大限に発揮させることが容易となる。
なお、前記絶縁体層4は、第1の被覆層5の接着剤層として第1の被覆層5に一体に形成されていてもよい。
この場合、第1の被覆層5は、樹脂層と、接着剤層とで構成されることになる。この場合、前記樹脂層を構成する樹脂材料は、前述した第1の被覆層5を構成する樹脂材料と同様に、例えばポリエステル系樹脂、ポリイミド、液晶ポリマー等が使用される。
これらの中でもポリイミドを使用することが好ましい。これにより、耐熱性と屈曲性を向上させることができる。
また、この場合、前記接着剤層を構成する材料としては、前述した第2の絶縁体層として機能する絶縁体層4を構成する材料と同様に、例えばアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリイミド系樹脂等を使用することができる。これらの中でもエポキシ系樹脂が好ましく、これにより耐熱性と屈曲性を向上させることができる。
前記ベース基材2の裏面側に配置されたグランド層は、すでに説明したとおりリジット部Aにおいては銅箔により構成され、このグランド層1Aには前記した信号配線3の特性インピーダンスを整合させるために四辺形の抜き孔1aが規則正しく形成される。
前記四辺形の抜き孔1aは、例えば図2に示したように菱形に形成されていてもよいが、これは正方形に形成される場合もある。これらの抜き孔1aの形成する手段としては、すでに説明したとおり周知のエッチング液を利用した処理技術を好適に採用することができる。
一方、前記フレキシブル部Bにおいて、ベース基材2の裏面側に形成されるグランド層1Bは、すでに説明したとおり好ましくは銀ペーストを利用した印刷手段により形成される。この場合、前記銀ペーストに代えて銅もしくはカーボン等による導電性粒子が分散されているペーストを利用することができる。
要するに前記した導電性粒子を分散したペースト素材を利用して菱形もしくは正方形状の抜き孔1bを形成した構成とすることで、このグランド層1Bに対峙する信号配線3の特性インピーダンスを整合させることができる。
なお、すでに説明した第1の実施の形態においては、リジット部Aおよびフレキシブル部Bの各グランド層1A,1Bにはそれぞれ同形状の抜き孔1a,1bがそれぞれ同一ピッチをもって形成されており、これによると信号配線に対する特性インピーダンスの整合性を容易にすることができるが、必ずしも前記した構成に限られるものではなく、後述する図7〜10に示した第2および第3の実施の形態も好適に採用することができる。
一方、前記リジット部Aにおけるグランド層1Aの裏面側に形成される第2の被覆層6は、好ましくは樹脂材料により構成される。この樹脂材料としては、例えばポリエステル系樹脂、ポリイミド、液晶ポリマー等が挙げられる。これらの中でもポリイミドが好ましい。また、前記した第1の被覆層5を構成する樹脂材料と、第2の被覆層6を構成する樹脂材料とは、同じであっても異なっていても良い。
さらに前記第2の被覆層6の厚さは、特に限定されないが、すでに説明した第1の被覆層5と同様の厚さに形成することができる。
図7および図8はこの発明にかかる回路基板の第2の実施の形態を示したものであり、図7はすでに説明した図3と同様に、リジット部Aのグランド層1Aと、フレキシブル部Bのグランド層1Bにおける前記重ね合わせ部分において、それぞれのグランド層に形成されたストライプ状の導電体の構成例を示している。
また、図8はすでに説明した図4と同様に、ストライプ状の導電体を重ねた場合における両者の重ね合わせ状態を説明するものであり、これは両グランド層1A,1Bを透視した状態で示している。
この図7および図8に示す第2の実施の形態においては、特にフレキシブル部Bのグランド層1Bにおいて、印刷技術によりグランド層を形成する関係で、導電部の幅の寸法をある程度以下に形成することができない制約が存在する場合に好適に採用し得る例を示している。
この例の場合には、グランド層1Bの導電部の幅の増大に対応して、メッシュ状の抜き孔1bの寸法も大きく形成し、メッシュ開口部を除いたグランド層1Bの実質的な残存率は、リジット部Aのグランド層1Aの残存率とほぼ同等になるように形成されている。
前記した構成によると、グランド層1Aにおいてストライプ状に形成された第1の導電体1cのピッチに対して、グランド層1Bにおいてストライプ状に形成された第2の導電体1dのピッチは大きくなるものの、これらを重ね合わせた場合には図8に示されたように、その重ね合わせ部分におけるグランド層の残存率は、グランド層1Aおよびグランド層1Bとほぼ同等になされる。
また、グランド層1A,1Bの両者の重ね合わせにずれが生じても、グランド層1A,1Bの各端部に形成されるメッシュ状の抜き孔の形状に若干の不規則性が生ずるものの、重ね合わせ部分に形成されるメッシュ状の抜き孔による規則性は変わることはなく、グランド層の残存率は前記したとおり、グランド層1A,1Bの残存率と同等になされる。
したがって、図7および図8に示す第2の実施の形態においても、すでに説明した図3〜図6に示した実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
図9および図10はこの発明にかかる回路基板の第3の実施の形態を示したものであり、これらは図7および図8に示した例と同様に、それぞれのグランド層に形成されたストライプ状の導電体1c,1dの構成例、および両者の重ね合わせ状態を説明するものである。
この図9および図10に示す例は、グランド層1A,1Bにおける導電部の残存率が、やむをえず異なる状態になされる場合を示している。図に示す例においては、グランド層1Bは、グランド層1Aに対して導電部の残存率が大きく形成された場合を示している。
すなわち、図9に示すようにグランド層1A,1Bにおいて、それぞれストライプ状に形成された第1および第2の導電体1c,1dのピッチはほぼ同一に形成されているものの、第1の導電体1cの巾(太さ)に対して第2の導電体1dの巾が大きく形成されている。
前記した構成によると、各導電体1c,1dを重ね合わせた場合には、図10に示されたように、その重ね合わせ部分におけるグランド層の残存率は、グランド層1Aとグランド層1Bの残存率の中間値になる。
また、グランド層1A,1Bの両者の重ね合わせにずれが生じても、グランド層1A,1Bの各端部に形成されるメッシュ状の抜き孔の形状に若干の不規則性が生ずるものの、重ね合わせ部分に形成されるメッシュ状の抜き孔による規則性は変わることはなく、その残存率は前記したとおり、グランド層1A,1Bの中間値になる。
図9および図10に示した実施の形態によると、グランド層1A,1Bにおける導電部の残存率が、やむをえず異なる状態になされる場合であっても、その重ね合わせ部分における導電部の残存率は、グランド層1A,1Bの中間値になされるので、これに対峙する信号配線における前記特性インピーダンスの大きな変化を抑制することができ、不整合による信号反射の発生度合いを少なく抑えることが可能となる。
以上の説明においては、フレキシブル配線基板の一部にリジット部を形成してなるリジットフレックス配線板に、この発明を適用した例を示しているが、これはグランド層を重ね合わせる構成が採られる他の回路基板に採用できることは勿論のことである。
また、以上説明した実施の形態は、マイクロストリップ構造を採用した回路基板を例示しているが、この発明は信号配線を上下からグランド層によって挾むように構成したストリップ構造の回路基板にも適用することができる。
さらに前記した実施の形態におけるグランド層は、回路の基準電位が印加される構成にされる場合もあり、また各ディバイスの動作電源が重畳される場合もある。したがって、グランド層に印加される電位は特に限定されるものではない。
この発明による回路基板は、プリント配線板、フレキシブルプリント配線板、多層フレキシブルプリント配線板等の特性インピーダンスを制御する機能を果たす回路基板に用いることができ、特に高周波帯で動作するディバイスを実装する回路基板に好適に採用することができる。
この発明にかかる回路基板が採用し得る一つの好ましい積層構成例を示した断面図である。 図1における符号C部分を回路基板の面に直交する方向から透視した状態で示した拡大透視図である。 図2に示す各グランド層の重ね合わせ部分を別けて示した第1の実施の形態における透視図である。 各グランド層の重ね合わせ部分にずれのない理想的な状態を示した第1の実施の形態における透視図である。 各グランド層の重ね合わせ部分において左右方向に若干のずれがある状態を示した第1の実施の形態における透視図である。 同じく上下方向に若干のずれがある状態を示した第1の実施の形態における透視図である。 各グランド層の重ね合わせ部分を別けて示した第2の実施の形態における透視図である。 各グランド層を重ね合わせ状態にした第2の実施の形態における透視図である。 各グランド層の重ね合わせ部分を別けて示した第3の実施の形態における透視図である。 各グランド層を重ね合わせ状態にした第3の実施の形態における透視図である。 従来の構成によるグランド層の重ね合わせ部分を別けて示した透視図である。 図11に示すグランド層の重ね合わせ部分において左右方向に若干のずれがある状態を示した透視図である。
符号の説明
1A グランド層(リジッド基板側)
1B グランド層(フレキシブル基板側)
1a,1b 抜き孔
1c 第1の導電体
1d 第2の導電体
2 絶縁体層(ベース基材)
3 信号配線
4 絶縁体層(第2絶縁体層)
5 表カバー層(第1被覆層)
6 裏カバー層(第2被覆層)
A リジット部
B フレキシブル部

Claims (6)

  1. 第1と第2の各グランド層に多数の四辺形状の抜き孔が形成され、かつ第1と第2のグランド層の一部が重ね合わされると共に、前記重ね合わせ部分を含む第1と第2のグランド層に絶縁体層を介して信号配線を配設した回路基板であって、
    前記重ね合わせ部分における第1のグランド層には、ストライプ状に形成された第1の導電体が、前記第1のグランド層に接続されて形成され、
    また前記重ね合わせ部分における第2のグランド層には、前記第1の導電体にクロスする方向にストライプ状に形成された第2の導電体が、前記第2のグランド層に接続されて形成されていることを特徴とする回路基板。
  2. 前記ストライプ状に形成された第1の導電体の各間隔はそれぞれ等しく形成されていると共に、ストライプ状に形成された第2の導電体の各間隔もそれぞれ等しく形成されていることを特徴とする請求項1に記載された回路基板。
  3. 前記第1のグランド層と当該グランド層に接続されてストライプ状に形成された第1の導電体は銅箔により構成され、前記第2のグランド層と当該グランド層に接続されてストライプ状に形成された第2の導電体は導電性粒子を分散したペースト素材により構成されていることを特徴とする請求項1また請求項2に記載された回路基板。
  4. 前記ペースト素材には、銀、銅、もしくはカーボンによる導電性粒子が分散されていることを特徴とする請求項3に記載された回路基板。
  5. 前記第1のグランド層とストライプ状に形成された第1の導電体を含む基板がリジット基板を構成し、前記第2のグランド層とストライプ状に形成された第2の導電体を含む基板がフレキシブル基板を構成していることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載された回路基板。
  6. 前記絶縁体層は、フィルム状ベース基材により構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載された回路基板。
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