JP2007207627A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化及び高効率化を図ることが可能な放電灯点灯装置を提供する。
【解決手段】DC−DCコンバータ8の効率が最も高くなるように、DC−DCコンバータ8の出力開放電圧を設定する。アーク放電よりも高い電圧となるグロー放電に必要な電圧を供給するため、DC−DCコンバータ8とイグナイタ3との間に昇圧回路2を設ける。昇圧回路2は、ランプ4の始動からグロー放電の間、DC−DCコンバータ8から出力される電圧を昇圧し、昇圧した電圧をイグナイタ3へ供給する。DC−DCコンバータ8は、ランプ4の始動からグロー放電までの間、定電圧を昇圧回路2へ出力する。また、昇圧回路2には整流ダイオード21、22が直列に接続され、昇圧回路2及びイグナイタ3にはコンデンサ23が並列に接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、メタルハライドランプまたは高圧水銀ランプ等の放電灯を点灯させる放電灯点灯装置に関する。
従来、光を投影してスクリーンに映像を表示する投影型表示装置(プロジェクタ)が存在し、このプロジェクタの光源にはメタルハライドランプ等の放電灯が使用され、この放電灯の始動と点灯維持とを行う為の放電灯点灯装置が用いられる。従来の放電灯点灯装置は、例えば特許文献1に開示されている。図6は従来の放電灯点灯装置の構成を示す回路図である。図6において100は従来の放電灯点灯装置であり、降圧コンバータ105、ランプ107の起動時に動作するイグナイタ106(放電灯始動回路)により構成される。
降圧コンバータ105は、バラストと呼ばれ、定常動作時のランプ107の電力(ランプ107の両端電圧と流れる電流の積)を一定に保つよう制御する。ランプ107には、例えば200W±10%というように投入電力の定格値があり、一方ランプ107の両端電圧は寿命等で変動するため、電流量を制御することで投入電力をある範囲内に収める。また、ランプ107には、一般的に2箇所の電極の電位が一定周期で交番する交流方式ランプと、常に電位の極性が一定である直流方式ランプが存在する。図5では直流方式ランプを点灯する構成であるが、例えば降圧コンバータ105とイグナイタ106の間に4個のFETからなるインバータを設けて、降圧コンバータ105の直流出力を交流に変換することで、交流方式ランプに対応することが可能となる。
降圧コンバータ105は、約380Vの直流電圧を入力して、ランプ107のグロー放電時に100V〜200V、初期アーク放電時に15V、定常アーク放電時に60Vとなるよう電圧を降圧させる。またイグナイタ106はランプ107の絶縁破壊の際に用いられる回路であり、降圧コンバータ105の出力であるところの開放電圧が200V〜300Vの状態にあるときイグナイタ106は動作する。イグナイタ106はおよそ数キロV〜数十キロVの電圧を発生して、放電灯内部ガスに絶縁破壊を発生せしめ、これを始動させる。
特開平9−320772号公報
しかしながら、従来の降圧コンバータは入力380Vに対して、グロー放電時に100V〜200V、初期点灯時に15V、定常点灯時に60Vにまで出力電圧を降圧しており、広い電圧をカバーしなければならなかった。そのため、コンバータに用いられる各電気素子等は高圧に耐え得るものが要求され、その結果装置の小型化を図ることが困難となり、さらにはコンバータの高効率化をも阻害する要因となっていた。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ランプの寿命などの特性からコンバータの開放電圧を定める放電灯点灯装置において、放電灯の点灯開始における過渡放電状態であるグロー放電に必要な電圧、電流を供給するための昇圧回路を設けることにより、小型化及び高効率化を図ることが可能な放電灯点灯装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、昇圧回路及び放電灯始動回路に並列に接続されたコンデンサの両端電圧が所定電圧以上の場合に、昇圧回路のスイッチング素子のスイッチング動作を止めることにより、昇圧回路が必要以上に高圧を供給する事態を回避することが可能な放電灯点灯装置を提供することにある。
本発明に係る放電灯点灯装置は、放電灯の始動を行う放電灯始動回路を有する放電灯点灯装置において、コンバータと、前記放電灯の始動からグロー放電までの間、前記コンバータから出力される電圧を昇圧し、昇圧した電圧を前記放電灯始動回路へ供給する昇圧回路とを備えることを特徴とする。
本発明に係る放電灯点灯装置は、前記コンバータは、前記放電灯の始動からグロー放電までの間、定電圧を前記昇圧回路へ出力するよう構成してあることを特徴とする。
本発明に係る放電灯点灯装置は、前記昇圧回路に直列に接続された整流ダイオードと、前記昇圧回路及び前記放電灯始動回路に並列に接続されたコンデンサとをさらに備えることを特徴とする。
本発明に係る放電灯点灯装置は、前記昇圧回路は、前記コンバータから出力される電圧を充電する昇圧回路内コンデンサと、該昇圧回路内コンデンサの両端電圧に応じて動作するスイッチング素子と、該スイッチング素子の動作に応じてオンまたはオフを繰り返すFETと、該FETのオンまたはオフ動作に応じて前記コンバータから出力される電圧を蓄積し、蓄積した電圧を前記コンデンサへ供給するコイルとを備えることを特徴とする。
本発明に係る放電灯点灯装置は、前記昇圧回路に一端が接続されており、前記コンデンサの両端電圧が所定電圧以上の場合に、前記昇圧回路の動作を停止させる制御回路をさらに備えることを特徴とする。
本発明に係る放電灯点灯装置は、前記昇圧回路は、前記コンバータから出力される電圧を充電する昇圧回路内コンデンサと、該昇圧回路内コンデンサの両端電圧に応じて動作するスイッチング素子と、前記昇圧回路内コンデンサ及び前記スイッチング素子に接続され、該スイッチング素子の動作に応じて、前記昇圧回路内コンデンサに蓄積された電圧を前記コンデンサへ供給するトランスとを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、昇圧回路は、放電灯の始動からグロー放電の間、コンバータから出力される電圧を昇圧し、昇圧した電圧を放電灯始動回路へ供給する。このように、絶縁破壊、及びグロー放電に必要とされる高電圧を昇圧回路に負担させることとしたので、放電灯始動回路前段に設けられるコンバータの小型化及び高効率化を図ることが可能となる。また、コンバータは、放電灯の始動からグロー放電移行までの間、定電圧を昇圧回路へ出力すればよいので、コンバータの構成を簡略化することが可能となる。
本発明にあっては、整流ダイオードが昇圧回路に直列に接続され、またコンデンサが昇圧回路及び放電灯始動回路に並列に接続される。制御回路は、その一端が昇圧回路に接続され、コンデンサの両端電圧が所定電圧以上の場合に、昇圧回路の動作を停止させるので、昇圧回路が必要以上に高圧となる事態を回避することが可能となる。
本発明にあっては、昇圧回路の昇圧回路内コンデンサは、コンバータから出力される電圧を充電し、スイッチング素子は昇圧回路内コンデンサの両端電圧に応じて動作する。FETはスイッチング素子の動作に応じてオンまたはオフを繰り返し、FETのオンまたはオフ動作に応じて、コイルは電力を蓄積し、蓄積した電力をコンデンサへ供給するので、コンバータから出力される定電圧が昇圧されてイグナイタへ供給される。
本発明にあっては、昇圧回路の昇圧回路内コンデンサは、コンバータから出力される電圧を充電し、スイッチング素子は昇圧回路内コンデンサの両端電圧に応じて動作する。昇圧回路内コンデンサ及びスイッチング素子にはトランスが接続される。トランスは、スイッチング素子の動作に応じて、昇圧回路内コンデンサに蓄積された電圧をコンデンサへ供給するので、コンバータから出力される定電圧が昇圧されてイグナイタへ供給される。
本発明にあっては、絶縁破壊、及びグロー放電に必要とされる高電圧を昇圧回路に負担させることとしたので、放電灯始動回路前段に設けられるコンバータの小型化及び高効率化を図ることが可能となる。また、コンバータは、放電灯の始動及びグロー放電移行時に定電圧を昇圧回路へ出力すればよいので、コンバータの構成を簡略化することが可能となる。
また、本発明にあっては、一端が昇圧回路に接続され、コンデンサの両端電圧が所定電圧以上の場合に、昇圧回路の動作を停止させるので、昇圧回路が必要以上に高圧となる事態を回避でき、効率よく安定した点灯を実現することが可能となる等、本発明は優れた効果を奏する。
実施の形態1
以下本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は本発明に係る放電灯点灯装置の構成を示す回路図である。図において1は放電灯点灯装置であり、DC−DCコンバータ8、昇圧回路2、整流ダイオード21、22、コンデンサ23、放電灯始動回路であるイグナイタ3及び放電灯であるランプ4を含んで構成される。なお、本実施の形態においては液晶プロジェクタ等に用いられるメタルハライドランプ等の放電灯を点灯させる放電灯点灯装置に適用する例を示す。
DC−DCコンバータ8は、後述する理由から入力電圧は200Vであり、ランプ4が消灯しているときは開放電圧として100Vを出力する。例えばランプ4の定格電力が150Wであり、かつ定常状態で点灯したときの両端電圧が60Vの場合、DC−DCコンバータ8は、定常点灯時に60V、2.5Aの電圧、電流を出力する。点灯直後から定常状態の点灯への過渡期間には、例えばランプ4の両端電圧は一旦15Vに低下した後、60Vに変化する。この15V〜60Vの範囲の電圧変化も、DC−DCコンバータ8の出力制御により対応する。ランプ4が寿命を迎えると、定常点灯時の両端電圧が例えば90Vまで上昇する。
この場合も、DC−DCコンバータ8が、出力を90V、1.7Aと制御することで150Wの点灯状態を得る。DC−DCコンバータ8は、図1に示すとおり一般的な降圧コンバータの回路構成をとれば良い。このようなDC−DCコンバータ8は、入力電圧に対して出力電圧が半分のときがもっとも変換効率がよくなり、電力損失が減り、発熱量が小さくなる。よって、ランプ4の取りえる電圧範囲に着目して、その電圧の最大値の2倍をDC−DCコンバータ8の入力電圧としている。ここではランプ4は寿命末期90Vであるので、最大電圧100Vとして、その2倍の200VをDC−DCコンバータ8に供給している。例えば寿命末期120Vのランプ4の場合、DC−DCコンバータ7の入力を250Vとすれば、放電灯点灯装置として最も効率のよい設定となる。
DC−DCコンバータ8とイグナイタ3との間に接続される昇圧回路2はランプ4の点灯始動開始から、グロー放電までの間、DC−DCコンバータ8から供給される100Vの定電圧を適宜昇圧する。昇圧回路2には直列に整流ダイオード21、22が接続されており、さらに昇圧回路2とイグナイタ3との間には並列にコンデンサ23が設けられる。放電灯点灯装置1が始動した場合、昇圧回路2により昇圧された電圧がダイオード22を経由して供給されることで、コンデンサ23の両端には250Vの電圧が発生する。
イグナイタ3はこの250Vの電圧を受けて動作し、ランプ4に数kV〜数十kVの高圧電圧を印加する。ランプ4は、高圧によって絶縁破壊が発生し、電流が流れ始める。なお、昇圧回路2及びイグナイタ3の構成は後述する。図2はランプ4の電流、電圧特性を示す特性図であり、模式的に消灯から点灯開始、点灯安定までの時間的経緯を説明するものである。これはDC−DCコンバータ8、昇圧回路2及びイグナイタ3等によって制御された結果のランプ4の挙動を示すものである。縦軸はランプ4の両端に発生するランプ電圧VLを示し、単位は[V(ボルト)]である。横軸はランプ4に流れるランプ電流ILであり、単位は[A(アンペア)]である。ランプ4が点灯する前(消灯時)、つまり放電灯点灯装置1の始動前はランプ電圧及びランプ電流は共にゼロである。なお、厳密には、消灯時のランプ4の電極間は絶縁状態(開放状態)であり、電極間電圧(ランプ4両端電圧)は不定であり、接続されているDC−DCコンバータ8の出力によって定まる。ここでは消灯時はDC−DCコンバータ8の出力が0Vであるとしている。
放電灯点灯装置1が始動した場合、コンデンサ23の両端には、昇圧回路2により昇圧された250V〜300Vの電圧が発生する。イグナイタ3はこの電圧を受けて動作し、ランプ4に数kV〜数十kVの高圧電圧を印加する。ランプ4は、高圧によって絶縁破壊が発生し、電流が流れ始める。ランプ4の点灯初期状態はグロー放電と呼ばれるモードで点灯する。図2に示すように、グロー放電時のランプ電圧は、およそ100V〜200Vであり、ランプ電流はおよそ0.5A程度である。ランプ4に十分なパワーが供給されると、グロー放電から初期アーク放電へ移行する。初期アーク放電を経る間にランプ4が発熱し、ランプ電圧が上昇する。そして、最終的にランプ4は定常アーク放電へ移行し、安定した状態で点灯する。
図3は昇圧回路2及びイグナイタ3の回路構成を示す回路図である。抵抗29、コンデンサ20及びコンデンサ24(昇圧回路内コンデンサ)、コンデンサ20、24に並列に接続されるスイッチ2S(スイッチング素子)、抵抗25、26に接続されるFET(Field Effect Transistor)27並びにコイル28を含んで構成される。ランプ4の始動が開始された場合、DC−DCコンバータ8から出力される電圧Viは100Vとなる。DC−DCコンバータ8から供給される電圧により抵抗29を介して、コンデンサ20及びコンデンサ24が共に充電される。スイッチ2Sは例えば、ガスアレスタやSSS(Silicon Symmetrical Switch)が用いられる。ある値以上の電圧が加わるとオン状態となり導通し、導通後に流れる電流がある値以下に減少するとオフ状態となる。以下ではスイッチ2Sをシリコンスイッチ2Sであるものとして説明する。
シリコンスイッチ2Sは例えば90V〜100Vで動作するものを用いる。なお、本実施の形態においては90Vとする。コンデンサ20の両端電圧をV20、コンデンサ24の両端電圧をV24とした場合、V20とV24とを加算した電圧が90Vに達した場合、シリコンスイッチ2Sがオンとなり、コンデンサ20及びコンデンサ24に充電された電荷がシリコンスイッチ2S経由で移動する。電荷が移動により流出した場合、シリコンスイッチ2Sに流れる電流が保持電流以下になり、シリコンスイッチ2Sは再びオフとなり、V20とV24との加算電圧も略0Vとなる。その後抵抗29を通じて再びコンデンサ20及びコンデンサ24に充電が開始され以上の処理が繰り返される。この動作は、DC−DCコンバータ8の出力が90V以下になるまで繰り返される。
コンデンサ20及びコンデンサ24の分圧で定まる電圧V24はV24=C20÷(C20+C24)×Vinで表すことができる。ここでC20はコンデンサ20の静電容量、C24はコンデンサ24の静電容量である。例えばC20を0.01μF、C24を0.1μF、Vinを90Vとした場合、V24は8Vとなる。つまりこの信号はシリコンスイッチ2Sの両端電圧に比例して、0Vと8Vとの間でスイングするパルスとなる。抵抗25は例えば100Ω、抵抗26は例えば100kΩのものを用い、これらに接続されるFET27は、例えばゲートスレッショルド電圧が5Vの特性であり、このパルスによりオン・オフを繰り返す。
コイル28、FET27、整流ダイオード22及びコンデンサ23は一種の昇圧回路を構成し、FET27がオンの場合、コイル28の左側端子には略グランド電位、右側端子にはVinが発生し、コイル28を流れる電流によりエネルギを蓄える。一方FET27がオフの場合、コイル28の右側端子には約2×Vinの電圧が発生し、生じるエネルギは整流ダイオード22を通過してコンデンサ23に蓄積される。ここでコンデンサ23の両端電圧をV23とする。
コンデンサ23には、これと並列に両端電圧V23を検出するための分圧抵抗291及び292が直列接続されている。制御回路30は分圧抵抗292の両端電圧V292を介して、コンデンサ23の両端電圧V23を監視する。制御回路30は一端が昇圧回路2内の、FET27と抵抗26との間に接続される一方で、グランドGに接続されている。制御回路30は分圧抵抗292の両端電圧V292が予め定められた電圧以上となった場合、内部のスイッチ(図示せず)が動作し、電圧をグランドGに接続する。例えば、分圧抵抗291が100kΩ、分圧抵抗292が10kΩであれば、V292はV23のおよそ1/10となる。制御回路30に予め定められた電圧が25Vであれば、V23が250Vを超えようとすると制御回路30が動作して、FET27のゲート電位を強制的にグランドにすることでFET27の発振を止め、V23の上昇を250V以上とならないように制御する。
一方、制御回路30は分圧抵抗292の両端電圧V292が予め定められた電圧以下である場合、内部のスイッチは動作しない。このように制御回路30を設けることにより、FET27のゲート電圧の上昇を防止し、オン期間を減少させて出力電圧を適宜低下させることにより、コンデンサ23の両端電圧V23が最適となるよう調整している。例えば、V23は300Vであり、DC−DCコンバータ8から供給される電圧Viよりも昇圧されている。分圧抵抗291と分圧抵抗292の抵抗比が20:1であれば、制御回路30は、分圧抵抗292の両端電圧V292が、例えば15V以上となった場合に、FET27のゲートを強制的にグランドGに接続してFET27のスイッチング動作を止めればよい。なお、制御回路30にはトランジスタ等のスイッチング素子を用いればよい。
整流ダイオード21はコンデンサ23の両端電圧V23を整流し、昇圧した電圧が、DC−DCコンバータ8側へ影響を与える事態を防止する機能を果たす。コイル28のインダクタンスは、FET27のオン時間と合わせて、昇圧動作の特性を決めるものであるが、例えばインダクタンスが1mHのものを使用する。
続いてイグナイタ3について説明する。イグナイタ3は抵抗31、コンデンサ32、シリコンスイッチ33及びトランス34を含んで構成される。コンデンサ23に発生する直流の電圧V23は例えば250V〜300Vである。電圧V23により抵抗31経由でコンデンサ32が充電され、コンデンサ32の両端電圧が上昇する。シリコンスイッチ33は、例えば220V〜270Vで動作する。ここでシリコンスイッチ33が240Vで動作する場合、コンデンサ32の両端電圧が240Vとなった時点で、シリコンスイッチ33が導通し、コンデンサ32の電荷がシリコンスイッチ33を経由してトランス34の端子b−a間を流れる。
トランス34の端子c−d間には、巻き線比に応じた電圧が発生する。なお、端子b及び端子cは共に同極である。端子c−d間の電圧をVsとした場合、ランプ4にはV23+Vsの電圧が印加される。コンデンサ32はシリコンスイッチ33が導通して電荷が流出した場合、両端電圧が低下する。この低下に伴いシリコンスイッチ33の両端電圧も低下し、シリコンスイッチ33に流れる電流が保持電流以下となった場合、シリコンスイッチ33は停止する。以上の動作をランプ4が導通するまで約1kHz〜10kHz程度の周波数で繰り返す。この周波数は、抵抗31とコンデンサ32の積である時定数によって決まる。ランプ4が導通した後は、ランプ4の両端電圧VLは、グロー放電(VL=約100V〜200V)を経て、初期アーク放電へ至る。かかる電圧低下によりシリコンスイッチ33は動作を停止し、イグナイタ3自身の動作も終了する。
ランプ4の放電状態に伴う、各部位の電圧Vi、V23及びVLの変化をまとめると以下のとおりである。ランプ4の始動開始時は、シリコンスイッチ2S及び33が共に動作し、Vi=100V、V23=300V、VL=数kVとなり、さらに整流ダイオード21の順方向はオフとなる。ランプ4がグロー放電へ移行した場合、シリコンスイッチ2Sは動作し、イグナイタ3のシリコンスイッチ33は動作を停止する。そしてViは引き続き定電圧で100V、V23=100V〜200V、VL=100V〜200Vとなり、さらに整流ダイオード21の順方向はオフとなる。
グロー放電領域においてランプ電圧VLが徐々に低下し、図2に示す如くVL=120Vとなった時点で、ランプ電圧VLは15V〜20Vへ急激に低下する。このときランプ電流は約3.3Aである。ランプ電圧VLの低下に伴いシリコンスイッチ2SはV24が90V以下となった場合に動作を停止し、初期アーク放電へ移行する。初期アーク放電へ移行した場合、ランプ電流は際限なく流れようとするため、DC−DCコンバータ8による定電流制御が行われる。初期アーク放電時以降、シリコンスイッチ2S及び33は共に停止し、定常アーク放電までは、主にランプ4の熱状態に依存するが、Vi=15V〜60V、V23=15V〜60V、VL=15〜60Vとなり、さらに整流ダイオード21の順方向はオンとなる。その後ランプ電流が際限なく流れることが無くなり、DC−DCコンバータ8による定電力制御が開始される。
図4は、実際にランプを点灯させて、グロー放電の領域におけるランプ電圧VLとランプ電流ILを観察した結果のグラフである。縦軸はランプ4の両端に発生するランプ電圧VLを示し、単位は[V(ボルト)]である。横軸はランプ4に流れるランプ電流ILであり、単位は[mA(ミリアンペア)]である。なお、図4中の点線は、データを取っておらず、予想値である。図中の矢印は時間経過をあらわす。150Vから徐々にVLが低下してゆき、125V〜140V近辺で一旦VLが上昇して、その後再度VLが低下を始めて、その後アーク放電となり、いっきにVLは低下する。図から明らかなように、ランプ電流はおよそ150mAから300mAが流れており、およそ50Wの電力の供給が必要である。グロー放電の電圧、電流、電力は、ランプ4の物性にかかわるところであり、一概に数値が決まるわけではない。しかし、従来の技術では、図6に示した降圧コンバータ105によって、グロー放電やアーク放電にかかわらず電力を供給しているのに対して、本実施形態の構成は、グロー放電に必要な電力を昇圧回路2から、アーク放電とは異なる形で供給しているため、図4のような実験結果から判明したグロー放電に最適な電圧、電流、電力供給を、昇圧回路2から供給することが可能となる。よって、使用するパーツの小型化等が図れる。また、高効率化が容易となる。
以上の如くDC−DCコンバータ8とイグナイタ3との間に、ランプ4の始動開始からグロー放電の間に昇圧を行う昇圧回路2を設けたので、DC−DCコンバータ8の小型化を図ることが可能となる。なお、上述した各電圧値等は、一例であり、これに限定されるものではなく、ランプ4の定常点灯時の電圧値に応じて適宜決定すればよい。またViの上限電圧は、ランプ4の寿命を考慮して決めればよく、上記の一例では100Vとなる。DC−DCコンバータ8を一般的な降圧コンバータとする場合、入力電圧を200Vとすれば、DC−DCコンバータ8の効率は最適となる。ランプの寿命から定まる電圧(上述の100V)と、ランプのグロー放電に必要な電圧は必ずしも一致せず、概してグロー放電に必要な電圧は例えば220V等となるなど、寿命から定まる100Vより高圧となる。この場合、グロー放電に必要な電圧、電力をDC−DCコンバータ8は供給できない。よって、昇圧回路2によってこの不足分の電圧、電力をカバーすればよい。グロー放電は通常数ミリ秒で終了する過渡状態であり、連続動作にて各種定格を定める必要がないため、部品の小型化が図られる場合がある。イグナイタ3と同様、昇圧回路2は、ランプが安定に点灯した時点で停止させてしまえばよく、動作と停止の判断は、例えばシリコンスイッチで電圧を監視することで自動に行えばよい。また、マイコン等でFET27のオンオフ切り換えを行ってもよい。この時、状態を判断する電圧の閾値を切り換えてもよい。電圧のみならず、ランプに流れる電流の情報を使用して、FET27やトランス34のオンオフ動作の切り換えを行ってもよい。例えばランプが寿命を迎えて、定常点灯時に90Vに上昇し、かつ95Vで選定したシリコンスイッチ2Sがばらつきによって90Vで動作するものであった場合、ランプ点灯の定常状態において、グロー電圧を供給する目的の昇圧回路2が誤動作してしまう場合が考えられるが、マイコンによるオンオフ制御であれば、起動時か定常点灯時かの判断が可能となり、寿命末期に昇圧回路2が誤動作することを回避できる。
実施の形態2
図5は実施の形態2に係る昇圧回路2及びイグナイタ3の回路構成を示す回路図である。実施の形態1の昇圧回路2に代えてトランスを用いた昇圧回路2を構成しても良い。昇圧回路2は、相互に直列に接続される抵抗29及びコンデンサ24(昇圧回路内コンデンサ)、トランス2T、シリコンスイッチ2S(スイッチング素子)を含んで構成される。昇圧回路2には実施の形態1と同じく整流ダイオード21及び22が直列に接続されており、昇圧回路2とイグナイタ3との間に並列にコンデンサ23が接続されている。
DC−DCコンバータ8から直流電圧Vi=100Vが供給され、抵抗29を介してコンデンサ24が充電される。シリコンスイッチ2Sは例えば90Vで動作し、コンデンサ24の両端電圧V24が90Vに達した場合、シリコンスイッチ2Sがオンとなり、コンデンサ24のチャージ電荷はシリコンスイッチ2S経由で移動する。電荷がコンデンサ24から流出した場合、シリコンスイッチ2Sは再びオフとなり、V24はほぼ0Vとなり、再び抵抗29を通じた充電が繰り返される。
シリコンスイッチ2Sがオンした場合、トランス2Tの端子b−a間に電流が流れ、ほぼ同一のエネルギが端子c−d間に伝達される。なお、端子b及び端子cは共に同極であり、正極である。トランス2Tの端子cに接続される整流ダイオード22を介してコンデンサ23の両端に電圧V23が発生する。なお、コンデンサ23の両端電圧V23は整流ダイオード21により阻止されDC−DCコンバータ8側へは向かわない。なお、イグナイタ3の動作及びランプ4の放電状態に伴う、各部位の電圧Vi、V23及びVLの変化は実施の形態1と同一であるので詳細な説明は省略する。
本発明に係る放電灯点灯装置の構成を示す回路図である。 ランプの電流、電圧特性を示す特性図である。 昇圧回路及びイグナイタの回路構成を示す回路図である。 実際にランプを点灯させて、グロー放電の領域におけるランプ電圧とランプ電流を観察した結果のグラフである。 実施の形態2に係る昇圧回路及びイグナイタの回路構成を示す回路図である。 従来の放電灯点灯装置の構成を示す回路図である。
符号の説明
1 放電灯点灯装置
2 昇圧回路
2S シリコンスイッチ(スイッチング素子)
2T トランス
3 イグナイタ(放電灯始動回路)
4 ランプ(放電灯)
8 DC−DCコンバータ
20、24 コンデンサ(昇圧回路内コンデンサ)
21、22 整流ダイオード
23 コンデンサ
27 FET
28 コイル
30 制御回路

Claims (6)

  1. 放電灯の始動を行う放電灯始動回路を有する放電灯点灯装置において、
    コンバータと、
    前記放電灯の始動からグロー放電までの間、前記コンバータから出力される電圧を昇圧し、昇圧した電圧を前記放電灯始動回路へ供給する昇圧回路と
    を備えることを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 前記コンバータは、前記放電灯の始動からグロー放電までの間、定電圧を前記昇圧回路へ出力するよう構成してあることを特徴とする請求項1に記載の放電灯点灯装置。
  3. 前記昇圧回路に直列に接続された整流ダイオードと、
    前記昇圧回路及び前記放電灯始動回路に並列に接続されたコンデンサと
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の放電灯点灯装置。
  4. 前記昇圧回路は、
    前記コンバータから出力される電圧を充電する昇圧回路内コンデンサと、
    該昇圧回路内コンデンサの両端電圧に応じて動作するスイッチング素子と、
    該スイッチング素子の動作に応じてオンまたはオフを繰り返すFETと、
    該FETのオンまたはオフ動作に応じて前記コンバータから出力される電圧を蓄積し、蓄積した電圧を前記コンデンサへ供給するコイルと
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の放電灯点灯装置。
  5. 前記昇圧回路に一端が接続されており、前記コンデンサの両端電圧が所定電圧以上の場合に、前記昇圧回路の動作を停止させる制御回路
    をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の放電灯点灯装置。
  6. 前記昇圧回路は、
    前記コンバータから出力される電圧を充電する昇圧回路内コンデンサと、
    該昇圧回路内コンデンサの両端電圧に応じて動作するスイッチング素子と、
    前記昇圧回路内コンデンサ及び前記スイッチング素子に接続され、該スイッチング素子の動作に応じて、前記昇圧回路内コンデンサに蓄積された電圧を前記コンデンサへ供給するトランスと
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の放電灯点灯装置。
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