JP2007206415A - 対向電圧出力装置、液晶表示装置 - Google Patents

対向電圧出力装置、液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】安定した画像表示を実現しつつ、波形なまりの発生を抑えて転移駆動を行う。
【解決手段】スプレイ配向又はベンド配向をとりうる液晶層を有する液晶パネルの対向電圧出力装置であって、液晶パネルをスプレイ配向からベンド配向へ移行させるための転移駆動電圧の入力を受ける転移駆動電圧入力端子651a、651bと、通常表示用電圧の入力を受ける通常表示用電圧入力端子653と、液晶パネルの対向電極と接続される出力端子654と、コンデンサ657を介した接地端と接続しているグランド接続端子101と、出力端子654に、通常表示用電圧入力端子653及びグランド接続端子101を接続するか、又は転移駆動電圧入力端子651a又は651bを接続するかを制御する選択スイッチ656a、656bとを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、OCBモード液晶を用いた液晶表示装置に用いる対向電圧出力装置等に関する。
液晶表示装置は、薄型、軽量であり、従来のブラウン管に代替するものとして、近年一層用途が拡大されてきた。
ここで図6に液晶表示装置の全体図を示す。液晶表示装置600において、液晶パネル610は、TFT611a、画素電極611bと対向電極611dとの間に接続された液晶層611c、及び対向電極611dに接続された蓄積容量を含む、マトリックス上に配置された複数の画素611から構成され、液晶パネル610内の各TFT611aのソースライン612はソースドライバ620に、また各TFT611aのゲートライン613はゲートドライバ630に接続されており、対向電極611dは対向電圧出力装置650に接続されている。
ゲートドライバ630から印加される電圧によってTFT611aが開閉され、ソースドライバ620からの信号を供給されることで、各画素が駆動し、蓄積容量によりソースドライバ620からの信号電圧が保持されることにより、各画素の階調が保持されるとともに、液晶パネル610の背面に設けられたバックライト660の表示を受けて、画像の表示を行う。なお、図においてソース/ゲート制御手段640は、外部電源から電力の供給を受けるとともに、表示させようとする画像信号の入力を受け、これら信号に基づきソースドライバ620及びゲートドライバ630を駆動させる手段である。また、バックライト660は、図示しない制御手段によって、ソース/ゲート制御手段640の動作に対応して点灯、消灯の動作を行う。
現在液晶パネル610の液晶層611cに広く使用されているTN(Twisted Nematic)配向液晶パネルは視野角が狭く、また応答速度が遅く、液晶素子が保持型であることもあって、動画表示には尾を引くように見える等、ブラウン管より画質が劣る。
これに対し、近年、ベンド配向を有するOCB(Optically Compensated Bend)モード液晶(例えば、特許文献1参照)が提案されている。
OCBモード液晶は、TN配向液晶に比して高速応答かつ広視野角で動画表示や大画面化に充分対応でき、ブラウン管よりも薄型で低消費電力の大画面ディスプレイを提供することができる利点を有する。
ところで、OCBモード液晶の配向には、スプレイ配向とベンド配向の二つの配向がある。スプレイ配向とは、図7(a)に示すように、OCBモード液晶に電圧が印加されていない状態(非表示状態)の液晶配向のことであり、ベンド配向とは、スプレイ配向のOCBモード液晶に転移駆動電圧を印加することにより、映像信号に応じた階調を表示可能な状態となっている液晶配向のことである。図7(b)に示すように、ベンド配向からスプレイ配向への遷移は、印加されている電圧をゼロまたは拮抗電圧Vcよりも小さくすることによりなされる(以下、逆転移という。)。ここで拮抗電圧Vcとはスプレイ配向とベンド配向のエネルギーが拮抗する電圧であり、この電圧以下ではスプレイ配向が安定となる。
以上のようなOCBモード液晶を用いた液晶パネルの駆動において、対向電極611d側に対向電圧を出力する対向電圧出力装置650及びその近傍の構成を図8に示す。
図8において、対向電圧出力装置650は、外部から転移駆動電圧(正)を入力するための転移駆動電圧入力端子651aと、外部からリセット用電圧を入力するためのリセット用電圧入力端子652と、外部から通常表示用電圧の入力を受ける通常表示用電圧入力端子653と、外部から転移駆動電圧(負)を入力するための転移駆動電圧入力端子651bと、対向電極611dに接続される出力端子654と、インピーダンス調整用の、オペアンプを利用したバッファ655と、バッファ655とリセット用電圧入力端子652又は通常表示用電圧入力端子653とを選択的に接続する選択スイッチ656aと、バッファ655、転移駆動電圧入力端子651a又は転移駆動電圧入力端子651bのいずれか一つと出力端子654とを選択的に接続する選択スイッチ656bとを備えている。選択スイッチ656a及び656bは、図示しない制御信号により選択の方向が制御される。また、出力端子654と対向電極611dとの間には、通常表示用電圧の安定のため、一端が接地したコンデンサ657(容量数十〜数百μF)と接続されている。
以上のような構成を有する対向電圧回路は、電源ON状態から通常表示状態に至るまでの間に、高い電位を印加し液晶層のスプレイ配向をベンド状態へ移行させる転移駆動状態を挟むようにしている。
より詳細には、電源ON直後には、リセット期間として、選択スイッチ656aによりリセット用電圧入力端子652とバッファ655とを接続する一方、選択スイッチ656bによりバッファ655と出力端子654とを接続することで、対向電極611dにリセット用電圧を供給する。次に、転移駆動期間として、選択スイッチ656bにより転移駆動電圧入力端子651bと出力端子654とを接続し、所定期間(数百m秒)後、転移駆動電圧入力端子651aと出力端子654とを前記所定期間と同期間接続することにより、正負の転移駆動電圧を供給する。最後に通常表示区間として、選択スイッチ656aにより通常表示用電圧入力端子653とバッファ655とを接続する一方、選択スイッチ656bによりバッファ655と出力端子654とを接続することで、対向電極611dに通常表示用電圧を供給する。
特開昭61−116329号公報
しかしながら、従来のこのようなOCBモード液晶を用いた液晶表示装置においては、液晶パネルの電源をONしてから、液晶層全面がスプレイ配向に移行するには以下のような困難があった。
すなわち、上記のような動作によるリセット期間、転移駆動期間及び通常転移期間におけるリセット用電圧、転移駆動電圧及び通常表示用電圧の印加による対向電圧の変化は、理想的には図9(a)のタイムチャートに示すように矩形波的になることが望ましいが、実際は図9(b)に示すように、正負の転移駆動電圧の立ち上がり及び通常表示用電圧の立ち上がり時で波形になまりが生ずることとなっていた。これは、出力端子654と対向電極611dとの間に設けられた、接地されたコンデンサ657を備えたことにより、対向電圧出力装置650及び対向電極611dを含む回路の時定数が大きくなったことによる。
このような波形なまりが生ずる場合、スプレイ配向に十分移行できるようにするためには、転移駆動期間を上述の所定時間より長くとるか、転移駆動電圧値自体を大きくする必要が生じていた。
本発明は、上記の課題を考慮してなされたものであり、安定した画像表示を実現しつつ、波形なまりの発生を抑えて転移駆動を行うことができる、対向電圧出力装置及びそれを用いた液晶表示装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、第1の本発明は、スプレイ配向又はベンド配向をとりうる液晶層を有する液晶パネルの対向電圧出力装置であって、
前記液晶パネルをスプレイ配向からベンド配向へ移行させるための転移駆動電圧の入力を受ける転移駆動電圧入力端子と、
通常表示用電圧の入力を受ける通常表示用電圧入力端子と、
前記液晶パネルの対向電極と接続される出力端子と、
コンデンサを介した接地端と接続しているグランド接続端子と、
前記出力端子に、前記通常表示用電圧入力端子及び前記グランド接続端子を接続するか、又は前記転移駆動電圧入力端子を接続するかを制御する接続制御手段とを備えた、対向電圧出力装置である。
また、第2の本発明は、リセット用電圧の入力を受けるリセット用電圧入力端子をさらに備え、
前記接続制御手段は、前記出力端子に前記リセット用電圧入力端子及び前記グランド接続端子を接続するかをさらに制御する、第1の本発明の対向電圧出力装置である。
また、第3の本発明は、前記接続制御手段は、
前記リセット用電圧入力端子と前記通常表示用電圧入力端子とのいずれか一方を選択的に接続する第1の選択スイッチと、前記第1の選択スイッチの出力側と前記転移駆動電圧入力端子とのいずれか一方を選択的に前記出力端子に接続する第2の選択スイッチとを有し、
前記グランド接続端子は、前記第1の選択スイッチの出力側と前記出力端子側との間に接続されている、第1の本発明の対向電圧出力装置である。
また、第4の本発明は、前記接続制御手段は、
前記第1の選択スイッチの出力側と前記グランド接続端子との間に設けられた、第1の開閉スイッチをさらに有し、
前記第1の開閉スイッチは、前記第2の選択スイッチが、前記第1の選択スイッチの出力側と前記出力端子とが接続するよう選択されたとき、その選択直後の所定期間のみ開状態となる、第3の本発明の対向電圧出力装置である。
また、第5の本発明は、前記接続制御手段は、
前記リセット用電圧入力端子、前記通常表示用電圧入力端子又は前記転移駆動電圧入力端子のいずれか一つと前記出力端子とを選択的に接続する第3の選択スイッチと、
前記第3の選択スイッチの出力側と前記出力端子と前記グランド接続端子との間に設けられた第2の開閉スイッチとを備え、
前記第2の開閉スイッチは、少なくとも前記第3の選択スイッチが前記リセット用電圧入力端子又は前記通常表示用電圧入力端子と前記出力端子とを接続している間は閉状態となる、第2の本発明の対向電圧出力装置である。
また、第6の本発明は、前記転移駆動電圧入力端子は、前記通常表示用電圧を基準とした正負2種類の前記転移駆動電圧にそれぞれ対応した2つの入力端子である、第1の本発明の対向電圧出力装置である。
また、第7の本発明は、集積回路として形成されているものである、第1の本発明の対向電圧出力装置である。
また、第8の本発明は、OCBモード液晶を使用した液晶層を有する液晶パネルと、
前記液晶パネルに信号電圧を出力するドライバと、
前記液晶パネルに対向電圧を出力する対向電圧出力手段とを備え、
前記対向電圧出力手段として、第1の本発明の対向電圧出力装置を有する、液晶表示装置である。
以上のような本発明によれば、安定した画像表示を実現しつつ、波形なまりの発生を抑えて転移駆動を行うことができる、対向電圧出力装置及びそれを用いた液晶表示装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(実施の形態)
図1に本発明の実施の形態1による対向電圧出力装置の構成図を示す。図1において、図6と同一または相当部には、同一符号を付し、詳細な説明は省略する。本発明の実施の形態1による対向電圧出力装置100は、一端が接地したコンデンサ657と接続したグランド接続端子101と、バッファ655とグランド接続端子101とを接続する開閉スイッチ102とを備えたことを特徴とする。
以下、このような構成を有する本発明の実施の形態1による対向電圧出力装置の動作を説明する。
電源ON直後には、リセット期間として、選択スイッチ656aによりリセット用電圧入力端子652とバッファ655とを接続する一方、選択スイッチ656bによりバッファ655と出力端子654とを接続することで、対向電極611dにリセット用電圧を供給する。この間、開閉スイッチ102は閉状態とする。
次に、転移駆動期間として、選択スイッチ656bにより転移駆動電圧入力端子651bと出力端子654とを接続し、所定期間(数百m秒)後、転移駆動電圧入力端子651aと出力端子654とを前記所定期間と同期間接続することにより、正負の転移駆動電圧を供給する。この間、開閉スイッチ102は選択スイッチ656bの選択により回路から切り離されているため、開閉いずれの状態であっても転移駆動電圧の供給に影響を与えない。
次に、通常表示区間として、選択スイッチ656aにより通常表示用電圧入力端子653とバッファ655とを接続する一方、選択スイッチ656bによりバッファ655と出力端子654とを接続する。このとき、通常表示用電圧入力端子653と出力端子654との間の回路が形成された直後も所定期間(具体的には数十m秒)間、開閉スイッチ102は開状態とし、所定期間経過後、閉状態とする。
以上の動作において、正負の転移駆動用電圧が対向電圧として出力される転移駆動期間において、接地したコンデンサ657は、それが接続されるグランド接続端子101が選択スイッチ656bにより他の端子と接続するよう選択されないため、対向電圧出力装置100及び対向電極を含む回路から切り離されている。さらに、転移駆動期間から通常表示期間に移行したときも、移行直後は開閉スイッチ102を開状態とすることにより、コンデンサ657を回路から切り離し、回路に含まれないようにしている。
したがって、図9(b)に示すような、正負の転移駆動電圧の立ち上がり、及び通常表示用電圧の立ち上がり時に波形のなまりは生じず、図9(a)に示すような矩形波の対向電圧を得ることができる。
また、通常表示用電圧出力中はバッファ655と出力端子654との間にグランド接続端子101が接続されているため、コンデンサ657が回路に含まれることとなり、表示期間における対向電圧の安定を維持することができる。
なお、上記の構成においては、開閉スイッチ102を設けて、転移駆動期間から通常表示期間への移行直後はこれを開状態とすることにより、通常表示電圧の立ち上がりの波形なまりも解消することとしたが、図2に示すように開閉スイッチ102を省略した構成としてもよい。この場合、図3に示すように、転移駆動期間から通常表示期間への移行時には、通常表示電圧の立ち上がりに波形なまり300が僅かに生じるが、転移駆動期間においては波形なまりはなく、所望の転移駆動正負電圧が得られているため、本発明の効果を有する。
なお、上記の構成において、対向電圧出力装置100は本発明の対向電圧出力装置に相当し、転移駆動電圧入力端子651a、651bは本発明の転移駆動電圧入力端子に相当し、通常表示用電圧入力端子653は本発明の通常表示用電圧入力端子に相当し、出力端子654は本発明の出力端子に相当し、コンデンサ657は本発明の容量に相当し、グランド接続端子101は本発明のグランド接続端子に相当する。
選択スイッチ656aは本発明の第1の選択スイッチに相当し、選択スイッチ656bは本発明の第2の選択スイッチに相当し、開閉スイッチ102は本発明の第1の開閉スイッチに相当し、これらスイッチは本発明の接続制御手段を構成する。
しかしながら本発明の構成は上記実施の形態に限定されるものではない。本発明の接続制御手段は、出力端子に、通常表示用電圧入力端子及びグランド接続端子を接続するか、又は前記駆動電圧入力端子を接続するかを少なくとも制御することにより、少なくとも転移駆動期間において対向電圧出力装置及び対向電極を含む回路から、一端を接地したコンデンサが切り離されるような構成であればよい。
例えば、図4に示すように、グランド接続端子101は、選択スイッチ656bと出力端子654との間に接続されている構成としてもよい。この場合、開閉スイッチ102は、選択スイッチ656bが転移駆動電圧入力端子651a又は651bを選択している期間は、開状態となるよう制御する。
さらに、図5に示すように、転移駆動電圧入力端子651a、651b、通常表示用電圧入力端子653、リセット用電圧入力端子のいずれか一つと、出力端子654とを選択的に接続する選択スイッチ111を備え、選択スイッチ111と出力端子654との間にグランド接続端子101を、開閉スイッチ112を介して開閉可能な状態で接続した対向電圧出力装置110のような構成としてもよい。この場合、選択スイッチ111が転移駆動電圧入力端子651a又は651bと出力端子654とを接続している間は、開閉スイッチ112は開状態となるよう制御する。ここで選択スイッチ111は本発明の第3の選択スイッチに相当し、開閉スイッチ112は本発明の第2の開閉スイッチに相当する。
なお、この構成においては、バッファ113a、113bの2つのバッファをリセット用電圧、通常表示用電圧のそれぞれに応じて用意したが、各入力端子、スイッチ、出力端子間のインピーダンス整合が十分とれる場合は省略してもよい。これは図1、2の構成でも同様である。
また、図4,5のいずれの構成においても、転移駆動期間から通常表示期間への移行直後の所定期間は開閉スイッチ102又は112を所定期間開状態とすることにより、通常表示用電圧の立ち上がり時の波形なまりをとりのぞくようにしておいてもよいことは言うまでもない。
また、上記の各実施の形態においてはリセット用電圧を起動時に印加するためリセット用電圧入力端子652を設けた構成としたが、これは省略してもよい。
また、図6に示す液晶表示装置において、従来の対向電圧出力装置650に代えて、上述した本発明の対向電圧出力装置100,110を搭載したOCBモード液晶パネルを有する液晶表示装置も、本発明に含まれる。このときソース/ゲート制御手段640、ソースドライバ620及びゲートドライバ630は本発明のドライバに相当し、又液晶パネル610は本発明の液晶パネルに相当する。
また、対向電圧出力装置は、従来、各構成部品を基板上に実装して構成しているが、部品点数、実装面積、製造工程、コスト等の削減の観点から、集積回路化が進められている。したがって、上記の対向電圧出力装置は、集積回路として、シリコンチップ等の半導体基板上に一体構造として形成されたものとしてもよい。なお、集積回路上に形成可能なコンデンサの容量は100pF程度であるので、上記実施の形態のコンデンサ657のような大容量(数十μF〜数百μF)のコンデンサは集積回路の外部に設ける。
本発明にかかる対向電圧出力装置は、安定した画像表示を実現しつつ、波形なまりの発生を抑えて転移駆動を行うことができる効果を有し、液晶表示装置等として有用である。
本発明の実施の形態による対向電圧出力装置の構成図である。 本発明の実施の形態による対向電圧出力装置の他の例の構成図である。 本発明の実施の形態による対向電圧出力装置の他の例における対向電圧のタイミングチャートを示す図である。 本発明の実施の形態による対向電圧出力装置の他の例の構成図である。 本発明の実施の形態による対向電圧出力装置の他の例の構成図である。 従来の技術による液晶表示装置の構成を示す図である。 (a)OCBモード液晶におけるスプレイ配向とベンド配向を説明するための図である。(b)OCBモード液晶におけるスプレイ配向とベンド配向を説明するための図である。 従来の技術による対向電圧出力装置の構成図である。 (a)対向電圧出力装置における対向電圧のタイミングチャートを示す図である。(b)対向電圧出力装置における対向電圧のタイミングチャートを示す図である。
符号の説明
100 対向電圧出力装置
101 グランド接続端子
102 開閉スイッチ
651a、651b 転移駆動電圧入力端子
652 リセット用電圧入力端子
653 通常表示用電圧入力端子
654 出力端子
655 バッファ
656a、656b 選択スイッチ
657 コンデンサ

Claims (8)

  1. スプレイ配向又はベンド配向をとりうる液晶層を有する液晶パネルの対向電圧出力装置であって、
    前記液晶パネルをスプレイ配向からベンド配向へ移行させるための転移駆動電圧の入力を受ける転移駆動電圧入力端子と、
    通常表示用電圧の入力を受ける通常表示用電圧入力端子と、
    前記液晶パネルの対向電極と接続される出力端子と、
    コンデンサを介した接地端と接続しているグランド接続端子と、
    前記出力端子に、前記通常表示用電圧入力端子及び前記グランド接続端子を接続するか、又は前記転移駆動電圧入力端子を接続するかを制御する接続制御手段とを備えた、対向電圧出力装置。
  2. リセット用電圧の入力を受けるリセット用電圧入力端子をさらに備え、
    前記接続制御手段は、前記出力端子に前記リセット用電圧入力端子及び前記グランド接続端子を接続するかをさらに制御する、請求項1に記載の対向電圧出力装置。
  3. 前記接続制御手段は、
    前記リセット用電圧入力端子と前記通常表示用電圧入力端子とのいずれか一方を選択的に接続する第1の選択スイッチと、前記第1の選択スイッチの出力側と前記転移駆動電圧入力端子とのいずれか一方を選択的に前記出力端子に接続する第2の選択スイッチとを有し、
    前記グランド接続端子は、前記第1の選択スイッチの出力側と前記出力端子側との間に接続されている、請求項1に記載の対向電圧出力装置。
  4. 前記接続制御手段は、
    前記第1の選択スイッチの出力側と前記グランド接続端子との間に設けられた、第1の開閉スイッチをさらに有し、
    前記第1の開閉スイッチは、前記第2の選択スイッチが、前記第1の選択スイッチの出力側と前記出力端子とが接続するよう選択されたとき、その選択直後の所定期間のみ開状態となる、請求項3に記載の対向電圧出力装置。
  5. 前記接続制御手段は、
    前記リセット用電圧入力端子、前記通常表示用電圧入力端子又は前記転移駆動電圧入力端子のいずれか一つと前記出力端子とを選択的に接続する第3の選択スイッチと、
    前記第3の選択スイッチの出力側と前記出力端子と前記グランド接続端子との間に設けられた第2の開閉スイッチとを備え、
    前記第2の開閉スイッチは、少なくとも前記第3の選択スイッチが前記リセット用電圧入力端子又は前記通常表示用電圧入力端子と前記出力端子とを接続している間は閉状態となる、請求項2に記載の対向電圧出力装置。
  6. 前記転移駆動電圧入力端子は、前記通常表示用電圧を基準とした正負2種類の前記転移駆動電圧にそれぞれ対応した2つの入力端子である、請求項1に記載の対向電圧出力装置。
  7. 集積回路として形成されているものである、請求項1に記載の対向電圧出力装置。
  8. OCBモード液晶を使用した液晶層を有する液晶パネルと、
    前記液晶パネルに信号電圧を出力するドライバと、
    前記液晶パネルに対向電圧を出力する対向電圧出力手段とを備え、
    前記対向電圧出力手段として、請求項1に記載の対向電圧出力装置を有する、液晶表示装置。
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