JP2007205478A - 充填材支持具及び補助支持金具連結体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 施工性の向上と現場対応性の向上を図ることができる充填材支持具を提供する点にある。
【解決手段】挿通孔B1の長辺方向両側部に対して開口側から装着される一対の支持金具1を備え、各支持金具が、前記環状空間Sの幅よりも狭い幅で挿通孔B1の短辺側内面Baと両長辺側内面Bbに沿って略コの字状に形成され、かつ、挿通孔B1の入隅に対応する両角部3Cが湾曲形成されている充填材用受止め部3と、該受止め部3の複数箇所から延出された挿通孔B1の開口縁に係止固定可能な掛け止め部4から構成されているとともに、前記受止め部3の長辺側部分Bbには、挿通体B1側に向かって突設する支持片2が形成されている。
【選択図】 図8

Description

本発明は、躯体に貫通形成されている断面矩形又は略矩形状の挿通孔の内周面とこれに挿通された挿通体との間の環状空間において、防火用充填材を受止め支持する充填材支持具及びそれに用いられる部品の改良に関する。
従来の充填材支持具100は、図13に示すように、挿通孔B1の開口縁に係止且つ止着可能な係止め片101と、挿通孔B1内面から挿通体Cに向けて延出する延出片102とが段差配置に一体形成された断面階段形状の基礎台103を備え、このような一対の基礎台103を対向配置の状態で、互いに向き合う延出片102を、蟻溝104が形成されたチャンネル材105の端部から差し込んで支持して挿通孔B1の断面形状に対応する上向きコ字状の受止台106と、挿通体Cと挿通孔B1の一方の長辺側内面Bbと他方の長辺側内面Bbとの隙間形状に対応する支持板107とを備えて構成されている。
そして、このような充填材支持具100では、図14に示すように、前記受止台106を挿通孔B1の両端部分に装着し、挿通孔B1の中央部分に対向配置に基礎台103を装着し、各支持板107を挿通孔B1の開口側から挿入して受止台106と基礎台103に支持させ、挿通孔B1と挿通体Cとの間の隙間に充填された防火用充填材108を受止め支持する構成になっている。この従来例は現行の技術であるが特許文献に該当するものを見出せなかった。
しかしながら、このような充填材支持具は、挿通体に対応する支持板の一側部分は、現場において挿通孔に挿通されている挿通体の外面形状に切り取り等によって整形する必要があるとともに、支持板の挿通体側端部は対応する挿通体の外面形状に切取り等によって対応する加工を現場で行なう支持構造であるため、施工手間がかかる問題がある。
また、この充填材支持具にあっては、挿通孔の長手方向の長さが異なれば、異なる長さに形成された支持板が用いられるため、充填施工時の現場対応性が悪い問題が指摘されている。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その第1の目的とするところは、施工性の向上と現場対応性の向上を図ることができる充填材支持具を提供する点にある。
第2の目的とするところは、使い勝手や取扱い性の向上を図った補助支持金具連結体を提供する点にある。
本発明の第1番目の充填材支持具の特徴構成は、躯体に貫通形成されている断面矩形又は略矩形状の挿通孔の内周面とこれに挿通された挿通体との間の環状空間に防火用充填材を受止め支持する構成において、
前記挿通孔の長辺方向両側部に対して開口側から装着される一対の支持金具を備え、各支持金具が、前記環状空間の幅よりも狭い幅で挿通孔の短辺側内面と両長辺側内面に沿って略コの字状に形成され、かつ、挿通孔の入隅に対応する両角部が湾曲形成されている充填材用受止め部と、該受止め部の複数箇所から延出された挿通孔の開口縁に係止固定可能な掛け止め部から構成されているとともに、前記受止め部の長辺側部分には、挿通体側に向かって突設する支持片が形成されている点にある。
このような構成によれば、挿通孔の入隅に対応する充填材用受止め部の両角部が湾曲形成されているので、挿通孔端部の短辺側内面と長辺側内面とに囲まれた隙間部分に、短辺側内面に沿う充填材用受止め部の受け部分と長辺側内面に沿う充填材用受止め部の受け部分とが存在して、この端部隙間内に充填された防火用充填材を支持することができるとともに、
長辺側部分と挿通体の間の隙間に一対の支持金具の夫々の長辺側内面に沿う充填材用受止め部の受け部分が存在し、しかも、その受け部分に支持片が突設形成されているので、長辺側部分と挿通体との間の隙間に充填された防火用充填材を支持することができる。
従って、環状隙間に部分的に充填材用受止め部が存在しない空き部分があっても、一対の支持金具によって挿通孔とこれに挿通される挿通体との間の環状隙間に充填される防火用充填材を支持することができるので、部品点数や支持金具の構造の簡素化を図りながらも、防火用充填材の良好な支持機能を備え、且つ、従来のように挿通孔の長手方向の長さに左右される部品構成ではないので、施工性や現場対応性に優れている。
本発明の第2番目の充填材支持具の特徴構成は、躯体に貫通形成されている断面矩形又は略矩形状の挿通孔の内周面とこれに挿通された挿通体との間の環状空間において、防火用充填材を受止め支持する充填材支持具であって、
前記挿通孔の長辺方向両側部に対して開口側から装着される一対の支持金具と、前記挿通孔の長辺方向中間部に対して開口側から装着される補助支持金具とを備え、各支持金具が、前記環状空間の幅よりも狭い幅で挿通孔の短辺側内面と両長辺側内面に沿って略コの字状に形成され、かつ、挿通孔の入隅に対応する両角部が湾曲形成されている充填材用受止め部と、該受止め部の複数箇所から延出された挿通孔の開口縁に係止固定可能な掛け止め部から構成されているとともに、前記補助支持金具が、前記両支持金具の充填材用受止め部で受止められた充填材を支持する受け部と該受け部から延出された挿通孔の開口縁に係止固定可能な掛け止め部から構成され、更に、前記各支持金具の充填材用受止め部の両長辺側部分には、挿通体側に向かって突設する支持片が形成されている点にある。
このような構成によれば、挿通孔の入隅に対応する充填材用受止め部の両角部が湾曲形成されているので、挿通孔端部の短辺側内面と長辺側内面とに囲まれた隙間部分に、短辺側内面に沿う充填材用受止め部の受け部分と長辺側内面に沿う充填材用受止め部の受け部分とが存在して、この端部隙間内に充填された防火用充填材を支持することができる。
また、長辺側部分と挿通体の間の隙間に一対の支持金具の夫々の長辺側内面に沿う充填材用受止め部の受け部分が存在し、しかも、その受け部分に支持片が突設形成されているので、長辺側部分と挿通体との間の隙間に充填された防火用充填材を支持することができる。
さらに、挿通孔の長辺方向中間部に対して開口側から装着される補助支持金具を備えているので、一対の支持金具による防火用充填材の支持を補助することができ、挿通孔の長手方向の長さが長い場合に好適に、長辺側部分と挿通体との間の隙間に充填された防火用充填材を支持することができる。
従って、挿通孔とこれに挿通される挿通体との間の環状隙間に充填される防火用充填材を、一対の支持金具と補助支持金具によって支持することができ、環状隙間に充填材用受止め部が存在しない空き部分があっても確実に防火用充填材を支持することができるので、部品点数や支持金具の構造の簡素化を図りながらも、防火用充填材の良好な支持機能を備え、且つ、従来のように挿通孔の長手方向の長さに左右される部品構成ではないので、施工性や現場対応性に優れている。
本発明の第3番目の充填材支持具の特徴構成は、前記充填材用受止め部の湾曲角部の一箇所又は複数箇所には、内方側に向かって開口する切込みが形成されている点にある。
このような構成によれば、切込みの両側の部分を挟み持って、切込みの開口が開く方向又は閉じる方向に開閉操作することができることを利用して、適宜の切込みを開き操作と閉じ操作により調節することによって、例えば、挿通孔の対向する長辺内面間の距離が、挿通孔の両長辺側内面に沿う支持金具の充填材用受止め部同士の間隔よりも大きい場合、挿通孔の短辺側内面と両長辺側内面に沿って略コの字状に充填材用受止め部を変形することができる。
従って、挿通孔の両長辺内面の対向間隔に対応して、支持金具の対向間隔を変更操作することによって、その挿通孔に最適な支持金具として使用することができるので、現場対応性に優れ、施工性や施工品質の向上を図ることができる。
本発明の第4番目の充填材支持具の特徴構成は、前記支持金具の掛け止め部が、充填材用受止め部の両長辺側部分の先端と短辺側部分の短辺方向中央部位の三箇所に設けられている点にある。
このような構成によれば、掛け止め部の本数が少ない状態で支持金具をバランス良く挿通孔に掛け止めすることができる。
従って、挿通孔に対して防火用充填材を安定した掛け止め状態を形成することができるので、施工時の防火区画充填材の充填を能率よく実施することが可能となり、施工性の向上を図ることができる。
本発明の第5番目の充填材支持具の特徴構成は、前記支持片が、充填材用受止め部の両長辺側部分における湾曲角部側に変位した部位に形成されている点にある。
このような構成によれば、支持片が、充填材用受止め部の両長辺側部分における湾曲角部側に変位した部位に形成されていることによって、挿通孔に挿通された挿通体から離れた位置に支持片が存在する状態を形成することができるので、万が一の火災時に支持片に熱伝達が邪魔されずに防火用充填材が直接に火災熱を受ける状態を形成することができ、火災時の熱膨張を迅速に挿通体に作用する状態を形成することができる。
従って、防火用充填材を安定的に支持することができながら、火災時の挿通体に対する熱膨張の妨げにならない工夫によって、防火品質の向上を図ることができる。
本発明の第6番目の充填材支持具の特徴構成は、前記補助支持金具の受け部には、該受け部を短辺方向中間位置で長辺方向に沿って折り曲げ又は破断分離可能な脆弱部が形成されている点にある。
このような構成によれば、挿通孔に補助支持金具を装着した状態で、受け部が挿通体と干渉してしまうことが判断できる場合、脆弱部を折り曲げ又は破断して、受け部が挿通体と干渉しない受け部に大きさを変えることができる。
従って、挿通体の現状に対応させて補助支持金具を挿通孔にそのまま又は大きさを変えて係止固定することができ、防火用充填材を支持することができるといった現場対応性に優れた施工が可能となるので、施工性の向上を図ることができる。
本発明の第7番目の充填材支持具の特徴構成は、前記脆弱部が、長辺方向に沿って断続する複数の貫通孔から構成されている点にある。
このような構成によれば、例えば、簡易なプレス加工等によって貫通孔の孔開け加工して脆弱部を簡単に形成することができる。
従って、コスト面で安価に補助支持金具を作成することができる。
本発明の第8番目の補助支持金具連結体の特徴構成は、第2〜第7のいずれかの特徴構成の充填材支持具に用いられる補助支持金具の複数個が分離用の脆弱部を介して連結されている点にある。
このような構成によれば、在庫や運搬時には一つの連結体として補助支持金具を取扱うことができ、施工時には簡単に必要数の補助支持金具を分離使用することができる。
従って、使い勝手や取扱い性の向上を図ることができる。
以下、本発明の充填材支持具の一実施例を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1〜図10に示す充填材支持具Aは、躯体に貫通形成されている断面矩形又は略矩形状の床孔である挿通孔B1の内周面とこれに挿通された挿通体Cとの間の環状空間Sにおいて、防火用充填材Dを受止め支持するのに用いられる。
この第1実施形態においては、躯体Bの床孔である挿通孔B1に対して、例えば、架台C2に多数の空調配管C1aを集結させた配管類群C1から構成された挿通体Cが挿通される、挿通孔B1内面と、この挿通孔B1に挿通される挿通体Cの露出する外面との隙間Sに充填される防火用充填材Dを支持する充填材支持具Aについて説明する。
前記挿通体Cの構成部材である空調配管C1aは、空調機の室内機と室外機とを配管する、送り配管、戻り配管、ドレン配管、制御ケーブルからなる配管であり、送りと戻りの両配管は、中心の金属管の周りに合成樹脂からなる断熱層を肉厚に被覆した管構造になっている。ここで、ドレン配管、制御ケーブルは図示していない。
前記挿通体Cの構成部材である架台C2は、図1に示すように、配管類群C1の配管経路に沿って設けられるものであり、配管経路に沿って間隔をあけて配管類群C1を担架する桟状の載台C2aと、これの両端に配置された側板C2bとから構成されている。
前記充填材支持具Aは、前記挿通孔B1の長辺方向両側部に対して開口側から装着される一対の支持金具1と、前記挿通孔B1の長辺方向中間部に対して開口側から装着される補助支持金具6とを備えている。
前記各支持金具1は、前記環状空間Sの幅よりも狭い幅で挿通孔B1の短辺側内面Baと両長辺側内面Bbに沿って略コの字状に形成され、かつ、挿通孔B1の入隅に対応する両角部が湾曲形成されている充填材用受止め部3と、該受止め部3の複数箇所から延出された挿通孔B1の開口縁に係止固定可能な掛け止め部4から構成されている。
また、前記各支持金具1の充填材用受止め部4の両長辺側部分3Aには、挿通体C側に向かって突設する支持片2が形成されている。
前記支持片2は、充填材用受止め部3の両長辺側部分3Aにおける湾曲角部3C側に変位した部位に形成されている。
この充填材支持具Aは、肉厚さ約2mm程度の厚さの鋼板から形成され、例えば、打ち抜き加工によって、鋼板から展開状態の充填材用受止め部3と掛け止め部4を板状に打ち抜いた後、充填材用受止め部3に対して各掛け止め部4を直角に曲げおこしたりして形成されたり、又は、予めに、分離形成された、充填材用受止め部に対して、鍵状に折り曲げ形成された掛け止め部に設けた溶接代をスポット溶接等によって一体接合したりして形成されている。
前記支持金具1の掛け止め部4は、充填材用受止め部3の両長辺側部分3Aの先端と短辺側部分3Bの短辺方向中央部位の三箇所に設けられている。この支持金具1の掛け止め部4は、断面倒立L字状で挿通孔B1の開口縁に係止可能で、コンクリートネジbなどを用いて躯体bに固定可能なネジ受孔4aが形成されている。
各支持金具1における充填材用受止め部3の湾曲角部3Cの3箇所には、内方側に向かって開口するU字形の切込み5が形成されている。この切込み5によって、例えば、切込み5の両側の部分を挟み持って、切込み5の開口が開く方向又は閉じる方向に開閉操作することができることを利用して、適宜の切込み5の開き操作又は閉じ操作を調節することによって、挿通孔B1の短辺側内面Baと両長辺側内面Bbに沿って略コの字状に充填材用受止め部3を形態変形することができる。
このことを利用して、図12に示すように、挿通孔B1の長辺側内面Bb間の対向距離T1が、通常状態の支持金具1における充填材用受止め部3の長辺側部分3Aの外端同士の対向間隔T2よりも大きい場合、適宜の切込み5を開き操作又は閉じ操作を調節することによって、挿通孔B1の対向する長辺内側内面Bb間の距離T1に対応するように、挿通孔B1の短辺側内面Baと両長辺側内面Bbに沿って略コの字状に支持金具1の充填材用受止め部3を変形することができる。図面にいては、湾曲角部3Cの真中の切込み5を開き操作し、両端の切込み5を閉じ操作して、挿通孔B1の略直角の内隅に対応する変形させた状態を示している。また、図面では、両湾曲角部3Cの切込み5を操作する例を示しているが、この例よりも対向距離T1が小さい場合、片側の湾曲角部3Cの切込み5を操作することで挿通孔B1の略直角の内隅に対応する変形を行なうことができる。
一方、前記補助支持金具6は、前記両支持金具1の充填材用受止め部3で受止められた充填材Dを支持する水平方向に沿う受け部6Aと、該受け部6Aの一端に鉛直方向に連続する脚板部6E、該脚板部6Eの上端から水平方向に延出された挿通孔B1の開口縁に係止固定可能な掛け止め部6Bから構成されている。この補助支持金具6の掛け止め部6Bには、コンクリートネジbなどを用いて躯体に固定可能なネジ受孔6eが形成されている。
前記補助支持金具6の掛け止め部6Bの基端部には、図1、図2に示すように、基端に向う程、上方に位置するテーパー部6Dが一体形成され、受け部6Aに対して直角に折り曲げ形成された脚板部6Eの上端部が前記テーパー部6Dと交差して、その交差点が掛け止め部6Bよりも高くなっている交差部6Gが形成されている。
挿通孔B1の開口縁に補助支持金具6を載置状態に係止した仮止め状態にあるとき、例えば、受け部6Aに垂直荷重等の不意の外力が加わった場合、掛け止め6Bと受け部6Aとの間に交差部6Cが存在することによって、このような交差部6Gが形成されていない場合に比べて、掛け止め部6Bが挿通孔B1に滑り移動して、補助支持金具6が挿通孔B1に滑り落ちるのを抑制することができる。
そのため、掛け止め部6Bを開口縁にコンクリートネジbによって止着するまで安定した仮止め状態を維持することができ、挿通孔B1に対する補助支持金具6の装着性の向上を図ることができる。
前記補助支持金具6の受け部6Aには、該受け部6Aを短辺方向中間位置で長辺方向に沿って折り曲げ又は破断分離可能な脆弱部6Cが形成されている。脆弱部6Cは、長辺方向に沿って断続する複数の貫通孔6fから構成されている。
この脆弱部6Cは、例えば、簡易なプレス加工等によって貫通孔6fの孔開け加工して形成され、防火用充填材Dの支持に十分で且つ人的な折り曲げ操作が可能に設定されている。
前記防火用充填材Dとしては、図2に示すように、架台C2の側板C2bとこれに対面する挿通孔B1の両端部における短辺側内面Baと長辺側内面Bbで囲まれた端部隙間S1に着脱自在に充填可能な大きさに形成された第1防火用充填材D1と、
この第1防火用充填材D1が挿通孔B1の両端部の端部隙間S1に充填された状態で、挿通孔B1の長辺側内面Bbと挿通体Cとの間の中間隙間S2に着脱自在に充填可能な第2防火用充填材D2と、
同じく、この第2防火用充填材D2の肉厚より肉薄で、第2防火用充填材D2の略1/3程度の長さに形成され、挿通孔B1の長辺側内面Bbと挿通体Cとの間の中間隙間S2に着脱自在な第3防火用充填材D3と、
前記第1〜第3防火用充填材D1,D2,D3と挿通体Cとの間に形成される残りの細分化された小隙間S3に、柔軟性を有する少なくとも一枚の補填用熱膨張性耐火材シートD4からなる、大きさや形態が異なる4種類を備えて構成されている。
また、防火用充填材Dである第1〜第3防火用充填材D1の充填方向の長さL3は、挿通孔B1の貫通長さと同一又は略同一の長さに形成され、充填方向と直交する長さは、挿通孔B1の短辺側内面と架台C2の側板C2bとの離隔距離L5と同一又は略同一の長さに形成されている。挿通孔B1の内面と架台C2の側板C2bとの離隔距離は、挿通孔B1の大きさが異なっても同じ距離寸法に規定されている。
この実施字形態の第1〜第3防火用充填材D1,D2,D3は、図3、図4に示すように、不燃性ブロック7の長さに対応する幅を有して長尺な熱膨張性耐火材シート8を2層状態に巻装して設け、これら不燃性ブロック7とこれに巻装された熱膨張性耐火材シート8を袋体3に収納されて構成されている。ここで、この構成に限るものではなく、第1〜第3防火用充填材D1,D2,D3として、例えば、袋体に熱膨張性耐火材を粒状にした集合体を収納する構成であっても、袋体に熱膨張性耐火材から形成されたブロック体を収納する構成であっても、熱膨張性耐火材を粒状にした集合体と熱膨張性耐火材から形成されたブロック体を混在状態で収納する構成等であってもよい。
このような構成によれば、図2、図3、図6に示すように、挿通孔B1の両端部に開口側から支持金具1の充填材用受止め部3を差し入れて掛け止め部4を挿通孔B1の開口縁に係止した後、掛け止め部4のネジ受孔4aを通してコンクリートネジbを開口縁に螺入して固定して、挿通孔B1の両端部に合わせて一対の支持金具1を装着する。
次に、挿通孔B1の長辺方向中間部に対して開口側から装着される受け部6Aを差し入れて掛け止め部6Bを挿通孔B1の開口縁に係止した後、掛け止め部6Bのネジ受孔6dを通してコンクリートネジbを開口縁に螺入して固定して、挿通孔B1の各長辺方向中間部に補助支持金具6を装着する。
次に、図7に示すように、第1防火用充填材D5を、架台C2の側板C2bとこれに対面する挿通孔B1の両端部における短辺側内面Baと長辺側内面Bbで囲まれた挿通孔B1の両端部の端部隙間S1に充填する。
第2、第3防火用充填材D2,D3を、挿通孔B1の長辺側内面Bbと挿通体B1との間の中間隙間S1に充填する。
補填用熱膨張性耐火材シートD5を、一枚状態や切れ端状態や複数の積層状態で前記第1〜第3防火用充填材D1,D2,D3と挿通体Cとの間に形成される残りの細分化された隙間S3に充填する。
挿通孔B1とこれに挿通される挿通体Cとの間の環状隙間Sに充填材支持具Aで支持された状態で第1〜第3防火用充填材D1,D2,D3、及び、補填用熱膨張性耐火材シートD5を充填することができる。
そのため、挿通孔B1には、第1〜第3防火用充填材D1,D2,D3、及び、補填用熱膨張性耐火材シートD5がはみ出ることがない整然とした状態に充填することができる。このことによって、万が一の火災に遭遇した場合、火災熱を受けて挿通体Cを構成する多数の空調配管C1aを集結させた配管類群C1の焼失分を補うように挿通孔B1と挿通体Cとの間で、防火用充填材Dである第1〜第3防火用充填材D1,D2,D3の熱膨張性耐火材シート8、補填用熱膨張性耐火材シートD5が膨張して、例えば、挿通孔B1の火災が生じている一方の開口側の部屋から他方の開口側の部屋に火災の延焼を遅延化することができる。
[第2実施形態]
この第2実施形態は上記第1実施形態と異なる点を説明し、第1実施形態と同様構成部分には同符号を附してその詳細は省略する。
補助支持金具6は、図11に示すように、補助支持金具6の複数個が分離用の脆弱部60Aを介して並列に連結されている補助支持金具連結体60から、必要数を脆弱部60Aから分離使用することができる。
また、補助支持金具連結体60の各補助支持金具6の受け部6Aには、該受け部6Aを短辺方向中間位置で長辺方向に沿って折り曲げ又は破断分離可能な脆弱部6Cが形成されている。この脆弱部6Cは、長辺方向に沿って断続する複数の貫通孔6eから構成されている。
そして、挿通孔B1の長辺側内面Bbの長さが長い場合、挿通孔B1の長辺方向中間部に装着される補助支持金具6の数を増やして、防火用充填材Dの支持品質を補助することができる。
この第2実施形態では、挿通孔B1の各長辺に1個を装着して全部で2個の補助支持金具6を使用する例を図示したが、より長い挿通孔B1の場合、挿通孔B1の各長辺側内面Bbに沿って2個を装着して全部で4個の補助支持金具6を使用し、支持品質の向上を図るものであってもよい。
この場合、使用に際して、補助支持金具連結体60から補助支持金具6の必要数を分離して使用することができるので、施工の段取り等において取扱い性を良好にすることができる。
尚、この第2実施形態では、4個の補助支持金具6を連結した例を図示したが、2個の補助支持金具を連結するものであっても、4個以上を連結されたものであってもよい。
[別実施形態]
1)上記実施形態では、鋼鈑製の充填材支持具Aを説明したが、本発明はこれに限らず、金網製の充填材支持具であってもよい。
2)上記実施形態では、躯体Bの床孔である挿通孔B1に対して装着可能な充填材支持具Aを説明したが、本発明はこれに限らず、躯体Bの壁孔である挿通孔に対して装着可能な充填材支持具に適用してもよい。
また、孔経路長さが在るような挿通孔の場合、このような挿通孔の一方の開口側と他方の開口側との夫々に充填材支持具を装着するものであってもよい。この場合、装着された填材支持具より奥側に防火用充填材を充填する無駄を回避することができる。
3)上記実施形態の充填材支持具Aは、
挿通孔と挿通体と充填材支持具とを示す簡略分解斜視図 挿通孔に充填材支持具を装着した状態を示す簡略斜視図 耐火用充填材を示す簡略断面図 挿通孔と挿通体との間の環状隙間と防火用充填材とを示す簡略分解斜視図 挿通孔に挿通体が挿通している状態を示す平面図 挿通体が挿通している挿通孔に充填材支持具を装着した状態を示す平面図 挿通孔と挿通体との間の環状隙間に防火用充填材を充填した状態を示す平面図 挿通孔と挿通体との間の環状隙間に防火用充填材を充填した状態を示す要部平面図 挿通孔と挿通体との間の端部隙間に防火用充填材を充填した状態を示す縦断面図 挿通孔と挿通体との間の中間隙間に防火用充填材を充填した状態を示す平面図 補助支持金具連結体を示す斜視図 挿通孔の対向する長辺側内面間の間隔に支持金具を変形させた状態を示す説明図 従来の充填材支持具を示す簡略分斜視図 従来の充填材支持具を示す簡略断面図
符号の説明
A 充填材支持具
B 躯体
Ba 短辺側内面
Bb 長辺側内面
B1 挿通孔
C 挿通体
D 防火用充填材
S 環状隙間
1 支持金具
2 支持片
3 充填材用受止め部
4 掛け止め部
5 切込み
6 補助支持金具
60 補助支持金具連結体
60A 脆弱部

Claims (8)

  1. 躯体に貫通形成されている断面矩形又は略矩形状の挿通孔の内周面とこれに挿通された挿通体との間の環状空間において、防火用充填材を受止め支持する充填材支持具であって、
    前記挿通孔の長辺方向両側部に対して開口側から装着される一対の支持金具を備え、各支持金具が、前記環状空間の幅よりも狭い幅で挿通孔の短辺側内面と両長辺側内面に沿って略コの字状に形成され、かつ、挿通孔の入隅に対応する両角部が湾曲形成されている充填材用受止め部と、該受止め部の複数箇所から延出された挿通孔の開口縁に係止固定可能な掛け止め部から構成されているとともに、前記受止め部の長辺側部分には、挿通体側に向かって突設する支持片が形成されている充填材支持具。
  2. 躯体に貫通形成されている断面矩形又は略矩形状の挿通孔の内周面とこれに挿通された挿通体との間の環状空間において、防火用充填材を受止め支持する充填材支持具であって、
    前記挿通孔の長辺方向両側部に対して開口側から装着される一対の支持金具と、前記挿通孔の長辺方向中間部に対して開口側から装着される補助支持金具とを備え、各支持金具が、前記環状空間の幅よりも狭い幅で挿通孔の短辺側内面と両長辺側内面に沿って略コの字状に形成され、かつ、挿通孔の入隅に対応する両角部が湾曲形成されている充填材用受止め部と、該受止め部の複数箇所から延出された挿通孔の開口縁に係止固定可能な掛け止め部から構成されているとともに、前記補助支持金具が、前記両支持金具の受止め部で受止められた充填材を支持する受け部と該受け部から延出された挿通孔の開口縁に係止固定可能な掛け止め部から構成され、更に、前記各支持金具の受止め部の両長辺側部分には、挿通体側に向かって突設する支持片が形成されている充填材支持具。
  3. 前記充填材用受止め部の湾曲角部の一箇所又は複数箇所には、内方側に向かって開口する切込みが形成されている請求項1又は2記載の充填材支持具。
  4. 前記支持金具の掛け止め部が、充填材用受止め部の両長辺側部分の先端と短辺側部分の短辺方向中央部位の三箇所に設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の充填材支持具。
  5. 前記支持片が、充填材用受止め部の両長辺側部分における湾曲角部側に変位した部位に形成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の充填材支持具。
  6. 前記補助支持金具の受け部には、該受け部を短辺方向中間位置で長辺方向に沿って折り曲げ又は破断分離可能な脆弱部が形成されている請求項2記載の充填材支持具。
  7. 前記脆弱部が、長辺方向に沿って断続する複数の貫通孔から構成されている請求項6記載の充填材支持具。
  8. 請求項2〜7のいずれか1項に記載の充填材支持具に用いられる補助支持金具の複数個が分離用の脆弱部を介して連結されている補助支持金具連結体。

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