JP2015190135A - 足場つなぎ部材用の取り付け治具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】足場つなぎ部材用の取り付け治具1が、目地21を通過し目地21よりも屋外側に位置した先端部2aに足場つなぎ部材の端部12に接続される接続部2と、該接続部21を保持し目地21よりも屋内側に位置した金属製の外縁フレーム24に固定されるベース部3と、を備える。ベース部3は、外縁フレーム24との間に断熱材23を挟んだ状態で外縁フレーム24に固定される。また、ベース部3のうち、接続部を保持している保持部分は、ベース部3の厚み方向に突出した凸状部4を備え、凸状部4を備える分だけ保持部分以外の非保持部分よりも肉厚となっている。
【選択図】図4
Description
また、本発明の他の目的は、上記金属製のフレームとの間に断熱材を挟んだ状態で当該フレームに固定される足場つなぎ部材用の取り付け治具について、固定時の姿勢を安定させることである。
上記の構成では、断熱材のうち、凸状部と対向する部分が押し潰れることとなる。これにより、凸状部が設けられることで保持部分が非保持部分よりも肉厚となったことの影響が顕在化するのを抑え、限られたスペース内にベース部を適切に配置することが可能となる。また、断熱材についても、押し潰される部分が凸状部との対向部に限られるので、押し潰れによる影響を最小限に抑えることが可能となる。
上記の構成では、本発明の効果がより有効なものとなる。すなわち、一般的に、保持部分がベース部の中央部に位置していると、保持部分を通じてベース部に曲げ荷重が入力された際にベース部が曲がり易くなる。これに対して、保持部分がより肉厚となっていれば、保持部分がベース部の中央部に位置していたとしても、曲げ荷重に対する強度が確保されているため、ベース部が曲がり難くなる。
上記の構成では、ベース部に取り付けられた止めネジの各々の突出部分の先端位置が揃っている。また、ベース部は、フレームが有する断熱材との対向面に各止めネジの突出部分の先端が当接した状態でフレームに固定される。このように複数の止めネジの先端をフレームに突き当てた状態でベース部をフレームに固定することで、ベース部のガタツキを抑え、ベース部の固定時の姿勢を安定させることが可能となる。
上記の構成では、止めネジがベース部の側端部及び中央部にそれぞれ取り付けられている。すなわち、上記の構成では、フレームに突き当てられる止めネジの個数が3個であり、ベース部における各止めネジの取り付け位置も分散しているので、ベース部の固定時の姿勢をより安定させることが可能となる。
上記の構成では、ベース部の中央部に取り付けられた止めネジの一端部は、フレームに突き当たり、他端部には接続部が係合される。すなわち、上記の構成では、接続部をベース部に組み付けるために用いられる止めネジが、ベース部の固定時の姿勢を安定させるための止めネジとして兼用されるので、その分、部品点数の増加を抑えることが可能となる。
上記の構成では、ベース部が、隙間の延出方向に沿った姿勢にてフレームに固定される。これにより、隙間を通じてベース部をフレームに近接させ、その後にフレームに固定することをより容易にすることが可能となる。
足場つなぎ部材は、所謂壁つなぎ部材10であり、住宅周りに構築される仮設足場Fを住宅の外壁につなぐために用いられる。より具体的に説明すると、仮設足場Fは、足場の骨組みをなす単管Fbと、単管Fbによって支持される足場板Ftとからなる。壁つなぎ部材10は、単管Fbに嵌合する嵌合部11と、嵌合部11から住宅の外壁に向かって延出した棒状部の先端部分に形成された雄ネジ12と、を有する。
2 接続部
2a 雌ネジ部、2b 係合軸
3 ベース部
3a 側端部、3b 中央部
4 凸状部
5x 貫通孔、5y ネジ孔、5z 嵌合孔
7 係合ネジ(止めネジ)
8 タッピングビス(締結ネジ)
9 止めネジ
10 壁つなぎ部材(足場つなぎ部材)
11 嵌合部、12 雄ネジ
20 面材パネル
21 目地(隙間)
22 外壁ボード、23 断熱材
24 外縁フレーム(フレーム)
25 コーキング剤、26 乾式ガスケット
27 スペーサ
100 壁つなぎ取り付け金物
101 軸部、101a 雄ネジ
102 壁つなぎジョイント金物
103 ビス止め金物
105 雌ネジ部
108 タッピングビス
F 足場
Fb 単管、Ft 足場板
Claims (7)
- 建物周りに構築される仮設足場を前記建物につなぐために用いられる足場つなぎ部材を、取り付けるための足場つなぎ部材用の取り付け治具であって、
屋外側から屋内側に向かって延出して前記建物の外壁材間に形成された隙間を通過し、該隙間よりも屋外側に位置した先端部に前記足場つなぎ部材に接続される接続部と、
該接続部を保持し、前記建物中、前記隙間よりも屋内側に位置した金属製のフレームに固定されるベース部と、を備え、
該ベース部は、前記フレームとの間に断熱材を挟んだ状態で前記フレームに固定され、
前記ベース部のうち、前記接続部を保持している保持部分は、前記ベース部の厚み方向に突出した凸状部を備え、該凸状部を備える分だけ前記保持部分以外の非保持部分よりも肉厚となっていることを特徴とする足場つなぎ部材用の取り付け治具。 - 前記ベース部は、前記厚み方向において前記凸状部が形成されている側の面が前記断熱材と対向した状態で前記フレームに固定されることを特徴とする請求項1に記載の足場つなぎ部材用の取り付け治具。
- 前記非保持部分は、前記ベース部の側端部に位置し、
前記保持部分は、前記ベース部のうち、前記側端部の間に挟まれた中央部に位置し、
前記ベース部は、前記非保持部分に形成されたネジ孔に嵌合される締結ネジによって前記フレームに固定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の足場つなぎ部材用の取り付け治具。 - 前記ベース部には、前記厚み方向に沿って延出した止めネジが複数取り付けられており、
複数の前記止めネジの各々は、前記ベース部から突出した突出部分を有し、
前記厚み方向において前記各々の前記突出部分の先端位置が前記止めネジ間で揃っており、
前記ベース部は、前記フレームが有する前記断熱材との対向面に前記各々の前記突出部分の先端が当接した状態で前記フレームに固定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の足場つなぎ部材用の取り付け治具。 - 前記ベース部のうち、一方の側端部、他方の側端部、側端部の間に挟まれた中央部にそれぞれ前記止めネジが取り付けられていることを特徴とする請求項4に記載の足場つなぎ部材用の取り付け治具。
- 前記接続部は、前記ベース部に対して着脱自在であり、
前記中央部に取り付けられた前記止めネジは、前記ベース部を貫通しており、
前記中央部に取り付けられた前記止めネジのうち、前記突出部分とは反対側に位置する他の突出部分に前記接続部が係合することにより、前記ベース部に前記接続部が組み付けられることを特徴とする請求項5に記載の足場つなぎ部材用の取り付け治具。 - 前記ベース部は、前記隙間の延出方向に沿って前記一方の側端部、前記中央部及び前記他方の側端部が並んだ状態で前記フレームに固定されることを特徴とする請求項5又は6に記載の足場つなぎ部材用の取り付け治具。
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