JP2021169741A - 壁面作業方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】より有効に壁面作業を行うことができ、かつ、壁面に与える影響も少なくすることができる。【解決手段】表面に石材は配置され、前記石材の奥に前記石材と離間した躯体が配置された壁面に足場を設けて作業を行う壁面作業方法であって、対象物の石材及び躯体に穿孔を形成する工程と、前記躯体の前記穿孔にアンカを固定する工程と、前記石材の穿孔を通過する治具を、前記アンカに固定する工程と、前記治具を使用して足場を組み立てる工程と、足場を用いて、壁面に作業を行う工程と、足場を取り外す工程と、前記治具を前記アンカから取り外す工程と、前記石材の前記穿孔に封印材を装着し、前記穿孔を封止する工程と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、表面が石材で形成された壁面に対する壁面作業方法に関する。
ビル等の建築物の壁面で作業を行う場合、建築物の周囲に足場を設置する。足場を組み立てる場合、足場を確実に固定するために、壁面に穴を形成し、形成した穴に連結用の部材を固定し、連結用の部材で足場と壁面を連結する。壁面に穴を形成した場合、作業後に、形成した穴をキャップ等で埋め、穴を隠す。
特許文献1には、躯体内に固定した足場継ぎ用アンカーが装填されたアンカー孔が壁面に開口する足場継ぎ跡に対して、アンカー孔を介して足場継ぎ用アンカ内に打ち込まれることによりアンカー孔の開口部を足場継ぎ跡用マスキングキャップで閉塞することが記載されている。特許文献2には、躯体に、部分的に設けた保持材を介して仕上げ材が張り付けられた、壁体を補修するピンニング工法であって、前記保持材から外れた空隙領域に、前記仕上げ材を貫通し且つ前記躯体を所定の深さまで穿孔して挿填穴を形成する穿孔工程と、前記挿填穴に対応する径の筒状体を、前記挿填穴に装着する装着工程と、前記挿填穴および前記筒状体の内部に接着剤を注入する注入工程と、を備えたことを特徴とするピンニング工法が記載されている。
実用新案登録第3148706号公報 特開2015−117462号公報
ここで、壁面には、躯体の表面に例えば大理石、御影石等の石材が設けられている建造物がある。このような構造物の場合、石材と躯体との間に距離がある。特許文献1のような構造では、足場を支持する構造物を支持することができない。また、石材の場合、模様が複雑であるため、特許文献1のようなキャップで封止すると、封止している位置が見えてしまい、作業後の外観が悪化する。また、特許文献2は、仕上げ材を躯体に固定する方法であるため、足場の固定に用いることができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、より有効に壁面作業を行うことができ、かつ、壁面に与える影響も少なくすることができる壁面作業方法を提供する。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、壁面作業方法であって、表面に石材は配置され、前記石材の奥に前記石材と離間した躯体が配置された壁面に足場を設けて作業を行う壁面作業方法であって、対象物の石材及び躯体に穿孔を形成する工程と、前記躯体の前記穿孔にアンカーを固定する工程と、前記石材の穿孔を通過する治具を、前記アンカーに固定する工程と、前記治具を使用して足場を組み立てる工程と、足場を用いて、壁面に作業を行う工程と、足場を取り外す工程と、前記治具を前記アンカーから取り外す工程と、前記石材の前記穿孔に封印材を装着し、前記穿孔を封止する工程と、を含む。
前記封印材は、円柱形状であり、石材で形成されていることが好ましい。
前記アンカーは、内周面にねじ溝が形成され、前記治具は、前記アンカーのねじ溝に螺合する全ねじであることが好ましい。
前記封印材が装着された部分の石材に再度穿孔を形成し、装着済みのアンカーに治具を固定する工程をさらに有することが好ましい。
本発明は、より有効に壁面作業を行うことができ、かつ、壁面に与える影響も少なくすることができるという効果を奏する。
図1は、壁面作業方法の一例を示すフローチャートである。 図2は、壁面作業方法を説明するための壁面の断面図である。 図3は、壁面作業方法を説明するための壁面の断面図である。 図4は、壁面作業方法の一例を示すフローチャートである。 図5は、壁面作業方法を説明するための壁面の断面図である。 図6は、壁面作業方法を説明するための壁面の正面図である。 図7は、壁面作業方法の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の発明を実施するための形態(以下、実施形態という)により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、下記実施形態で開示した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
以下に、本発明にかかる壁面作業方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。図1は、壁面作業方法の一例を示すフローチャートである。図2は、壁面作業方法を説明するための壁面の断面図である。図3は、壁面作業方法を説明するための壁面の断面図である。図4は、壁面作業方法の一例を示すフローチャートである。図5は、壁面作業方法を説明するための壁面の断面図である。図6は、壁面作業方法を説明するための壁面の正面図である。本実施形態では、壁面作業方法は、図1が足場を設置し、作業を実行するための処理を示し、図4が作業終了後、足場を除去し、壁面を補修する処理を示している。
まず、図1から図3を用いて、壁面に足場を設置する処理について説明する。図1を用いて、作業手順について説明する。作業者は、石材に石材孔(穿孔)を形成する(ステップS12)。次に、作業者は、加工工具を石材孔に挿入し、躯体に躯体孔(穿孔)を形成する(ステップS14)。壁面作業方法は、アンカー(アンカーボルト)を躯体孔に挿入する(ステップS16)。次に、作業者は、アンカーに足場用治具を固定する(ステップS18)。次に、作業者は、足場を設置する(ステップS20)。次に、作業者は、足場を設置した壁面への作業を実行する(ステップS22)。
ここで、図2を用いて、足場を設置する対象の建築物について説明する。建築物は、躯体10の表面に石材12が配置されている。つまり、建築物は、外壁が石材12で形成されている。石材12は、厚みがtの板状の部材である。厚みtは、一例として25mm以上30mm以下である。石材12は、大理石や御影石等、自然の石を板状に切り出した部材である。石材12は、表面に不均一な模様が現れる構造とすることが好ましい。
躯体10は、建築物の壁や柱となる構造物であり、コンクリートで形成されている。躯体10は、石材12に対して所定距離L離れた位置に配置される。所定距離Lは、建築物により異なり、位置によって変わる場合もあるが、一例として70mm以上120mm以下となる。建築物は、石材12と躯体10との間に支持機構が配置され、躯体10で石材12を支持する。また、建築物は、石材12と躯体10との間を空洞としてもよいが、各種配管等を配置してもよく、断熱材、防音材、防水材等を配置してもよい。躯体10と石材12との間に空間を設けなくてもよい。
作業者は、図2に示すような建築物に対して、図1の処理を実行することで、図3に示すように、足場を設置する。具体的には、作業者は、石材12の所定位置に穴あけ加工を行うことで、石材孔(穿孔)40を形成する(ステップS12)。石材孔40は、ドリル等で加工することができる。
次に、作業者は、加工工具を石材孔に挿入し、躯体10に躯体孔(穿孔)42を形成する(ステップS14)。具体的には、石材孔40に加工工具を挿入し、加工工具の先端を躯体10に接触させ、加工工具で躯体孔42を形成する。ここで、加工工具としては、ドリルを用いることができ、無振動ドリルを用いることが好ましい。無振動ドリルを用いることで、作業時に躯体10に伝導する振動を低減することができ、作業時に生じる騒音を小さくすることができる。石材孔40と躯体孔42を形成することで、図3に示すように、穴の中心が重なる石材孔40と躯体孔42とを形成することができる。ここで、本実施形態では、石材孔40と、躯体孔42とを異なる工程で形成する場合を説明したが、1つの加工工具で1つの工程することが好ましい。一つの工程で、石材孔40と躯体孔42とを形成することで、工程を少なくすることができる。また、形成する孔の軸ずれも抑制することができる。
次に、作業者は、アンカー(アンカーボルト)22を躯体孔42に挿入する(ステップS16)。アンカー22は、躯体孔42に挿入されることで、躯体孔42に固定される。アンカー22は、内周面にねじ溝が形成された筒状の部材である。アンカー22は、石材12側の先端が、躯体10と積載12との間に配置される。つまり、アンカー22は、石材孔40から外に突出していない。また、アンカー22は、躯体孔42から一部が突出する。
次に、作業者は、アンカー22に足場固定治具24を固定する(ステップS18)。足場固定治具(ネジ部材)24は、棒状の部材の外周にねじ溝が形成された全ねじである。作業者は、足場固定治具24を石材孔40に挿入し、アンカー22にねじ込む(螺合させる)ことで、アンカー22に対して固定する。
以上の作業を実行することで、図3に示すように、躯体孔42にアンカー22が挿入され、アンカー22にねじ込まれた足場固定治具24が、石材孔40から一部突出した状態とする。足場固定治具24は、一方の端部がアンカー22に固定され、他方の端部が石材12から外に突出している。これにより、躯体10に固定されたアンカー22の一部が、石材12に形成した石材孔40から突出する。これにより、足場固定治具24は、躯体10に対して、固定でき、所定の荷重をかけることができる。作業者は、ステップS12からステップS18の処理を繰り返し、建築物に複数の足場固定治具24を設置する。また、建築物は、低層部分のみ石材で、高層部分が別の材料で形成されている場合、高層部分は異なる方法で足場固定治具を設置してもよい。
次に、作業者は、足場を設置する(ステップS20)。石材12に形成した石材孔40から突出した足場固定治具24を、建築物の壁面に複数設け、足場固定治具24に対して、作業者が移動できる足場を設置する。
次に、作業者は、足場を設置した壁面への作業を実行する(ステップS22)。壁面への作業としては、建築物の壁面の点検、補修、清掃等がある。
次に、図4から図6を用いて、壁面への作業後、足場を取り外し、壁面を修復する処理について説明する。作業者は、足場を取り外す(ステップS32)。つまり、足場固定治具24で壁面に対して設置した足場を除去する。次に、作業者は、足場固定治具24をアンカー22から取り外す(ステップS34)。作業者は、足場固定治具24を固定時とは逆側に回転させることで、アンカー22から足場固定治具24を取りはずす。
次に、作業者は、石材孔40に封印材30を挿入し、封印材30を固定する(ステップS36)。封印材30は、石材部31とタイル部32とを含む。封印剤30は、同じ径の円柱状の石材部31とタイル部32とが積層される。石材部31は、石材12と同様の材料で形成される。タイル部32は、石材部31の一方の端部、躯体10側に配置される。タイル32は、石材部31よりも軽い部材で形成される。タイル部32は、接着剤等で石材部31に接着される。封印材30は、外周径が一定の円柱形状である。本実施形態の封印材30は、円柱の高さ、軸方向の長さが、石材12の厚みtよりも短い形状となる。なお、封印材30は、石材12の厚みtよりも長さが長い形状でもよい。封印材30を長くすることで、石材孔40で安定させることができる。封印材30は、外径が、石材孔40と同径または石材孔40よりも小さい径となる。作業者は、封印材30の外周に接着剤を塗布し、石材孔40に挿入する。作業者は、封印材30の表面が、石材12と面一となるように、封印材30の軸方向の位置を調整しつつ、石材孔40に挿入する。封印材30は、接着剤により石材孔40に固定される。接着剤は、透明な材料を用いても、石材12に似た色としてもよい。また、作業者は、封印材30を石材孔40に挿入した後に、石材孔40封印材30との間に接着剤を注入してもよい。接着剤は、防水機能を備える材料が好ましい。
次に、図7を用いて、図5及び図6に示すように石材孔40が封印材30で封印がされた壁面に再度足場を設置する処理の一例を説明する。つまり、過去に本実施形態の工法で足場を設置した建築物に、再度足場を設置する方法について、説明する。図7は、壁面作業方法の一例を示すフローチャートである。
まず、作業者は、石材12に挿入された封印材30を探索する(ステップS60)。作業者は、石材12の表面を確認し、封印材30が配置された位置を特定する。
次に、作業者は、発見した封印材を除去する(ステップS62)。また、作業者は、石材孔40の内壁の接着剤も除去することが好ましい。作業者は、封印材30が配置されている位置をドリル等で加工する。また、作業者は、封印材30を加工工具で押して、接着剤を封印材30または石材孔40からはがして、石材孔40から封印材30を取り除いてもよい。作業者は、石材孔40を形成した工具と同じ径の工具で穴あけ加工を行うことで、封印材30と接着剤を同時に石材孔40から除去することができる。
次に、作業者は、アンカーの状態を確認する(ステップS64)。作業者は、石材孔40から内部を確認し、石材孔40に対応する躯体孔42配置されたアンカー22が、再利用可能な状態か確認する。また、作業者は、必要に応じてアンカー22のメンテナンス、例えば、アンカー22の内部に異物がある場合は異物の除去を行ってもよい。本実施形態では、アンカー22の確認のみとしたが、アンカー22が劣化、損傷しており、再利用ができない状態と判断した場合、別の位置に石材孔40と躯体孔42を設け、新しいアンカー22を設置してもよい。
次に、作業者は、アンカー22に足場用治具24を固定し(ステップS66)、作業者は、足場を設置する(ステップS68)。これにより、作業者は、建築物に再度足場を設置することができる。
本実施形態のように壁面作業方法は、対象物の石材及び躯体に穿孔を形成する工程と、躯体の穿孔にアンカーを固定する工程と、石材の穿孔を通過する治具を、アンカーに固定する工程と、治具を使用して足場を組み立てる工程と、足場を用いて、壁面に作業を行う工程と、足場を取り外す工程と、治具を前記アンカーから取り外す工程と、石材の前記穿孔に封印材を装着し、穿孔を封止する工程と、を含む。
このように、石材12及び躯体10に穿孔(石材孔40、躯体孔42)を形成し、アンカー22を設け、さらにアンカー22に足場固定治具24を設けることで、表面が石材12の建築物に足場を設置することができる。躯体10の躯体孔42にアンカー22を設け、アンカー22で荷重を受ける構造とすることで、石材12に荷重がかかることを抑制でき、足場での作業で、石材12の石材孔40が損傷することを抑制できる。また、石材12に形成した石材孔(穿孔)を封印材30で封印することで、図5及び図6示すように、建築物の壁面である石材12の孔を隠すことができる。これにより足場作業を実行した建築物で、作業のために形成する見た目の変化を小さくすることができる。また、石材12の孔を封印することで、建築物の内部に雨水が侵入し、内部が劣化することを抑制できる。
また、躯体孔42に設けるアンカー22を石材12の表面よりも奥に設置し、石材孔を通過する足場固定治具24を着脱式とすることで、躯体孔42に設置したアンカー22を残したまま、石材12に封印材30を配置することができる。これにより、躯体孔42が、アンカー22に埋められた状態とでき、躯体10の孔がそのままとなることを抑制できる。
また、壁面作業方法は、封印材30を、円柱形状とし、石材を用いることで、壁面に対して形成する石材孔40に封印材30を適切に挿入することができる。つまり、図5及び図6に示すように、石材12に形成された石材孔40を封印材30で塞ぐことで、石材12の表面に封印材30を突出させずに、石材孔40を埋めることができる。これにより、封印材30で石材孔40を目立たなくさせることができる。また、本実施形態のように、封印材30を、石材と同様の材料で形成することで、石材孔40をより目立たなくすることができる。
また、壁面作業方法は、封印材30は、石材孔40を形成する際に生じる材料とは別の材料で製造することが好ましい。つまり、壁面作業方法の作業時に石材12の石材孔40に対応する領域にある部材以外で、封印材30を製造することが好ましい。これにより、石材孔40と封印材30との間に生じる隙間を小さくすることができ、封印材30の配置時に石材孔40をより目立たない状態にすることができる。
また、壁面作業方法は、アンカー22を、内周面にねじ溝が形成された構造とし、足場固定治具24を、アンカー22のねじ溝に螺合する全ねじとすることで、作業をより簡単にすることができる。つまり、足場固定治具24の着脱を簡単にすることができる。
また、図7に示すように、封印材が装着された部分の石材に再度穿孔を形成し、装着済みのアンカーに治具を固定する工程をさらに有することで、躯体10に設置されたアンカー22を再利用することができる。これにより、足場の設置作業を簡単にすることができる。また、石材12に形成する穴が増加することを抑制できる。また、躯体10に形成する穴の増加も抑制することができ、建築物に与える負担による悪影響を小さくすることができる。
10 躯体
12 石材
20 足場
22 アンカ(アンカーボルト)
24 足場固定治具(ネジ部材)
26 ナット
30 封印材
31 石材部
32 タイル部
40 石材孔(穿孔)
42 躯体孔(穿孔)

Claims (4)

  1. 表面に石材は配置され、前記石材の奥に前記石材と離間した躯体が配置された壁面に足場を設けて作業を行う壁面作業方法であって、
    対象物の石材及び躯体に穿孔を形成する工程と、
    前記躯体の前記穿孔にアンカーを固定する工程と、
    前記石材の穿孔を通過する治具を、前記アンカーに固定する工程と、
    前記治具を使用して足場を組み立てる工程と、
    足場を用いて、壁面に作業を行う工程と、
    足場を取り外す工程と、
    前記治具を前記アンカーから取り外す工程と、
    前記石材の前記穿孔に封印材を装着し、前記穿孔を封止する工程と、を含む壁面作業方法。
  2. 前記封印材は、円柱形状であり、石材で形成されている請求項1に記載の壁面作業方法。
  3. 前記アンカーは、内周面にねじ溝が形成され、
    前記治具は、前記アンカーのねじ溝に螺合する全ねじである請求項1または請求項2に記載の壁面作業方法。
  4. 前記封印材が装着された部分の石材に再度穿孔を形成し、装着済みのアンカーに治具を固定する工程をさらに有する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の壁面作業方法。
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