JP2007201828A - 赤外線データ通信装置、プリンタ装置、及び通信障害通知方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】赤外線データ通信の効率化を図ることを目的とする。
【解決手段】他の通信装置との間で赤外線データ通信路を確立し、前記他の通信装置からデータを受信する赤外線通信装置15と、赤外線データ通信中に、前記赤外線データ通信路の一時的な中断であって復旧が可能な第一次通信障害が発生したことを検知するデータ欠落検知手段35と、前記第一次通信障害が発生したことをユーザに通知するためにDATALED14bとを備え、第一次通信障害が発生したこと検知すると、DATALED14bを点滅させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、赤外線データ通信装置、プリンタ装置、及び通信障害通知方法に係り、特に、赤外線データ通信時に生じる通信障害をユーザに通知する技術に関する。
近年、データ通信手段としてケーブルを使用せずに、赤外線による光通信手段を搭載したプリンタが数多く発売されている。この赤外線による光通信手段は、送信部および受信部が発光素子と受光素子をそれぞれ備えており、これらの素子によって画像データを所定のプロトコルで送受信することを可能としている。しかし、従来の通信装置には、データ通信状況を表示する表示手段が搭載されておらず、何らかの通信障害によってプリントが正常に終了しない場合においても、ユーザはその状況を容易に認識することができなかった。
この問題を解決するために、例えば特許文献1は、携帯電話やPCなどのプリントデータ送信装置との間でデータを通信する通信手段と、この通信手段と通信を行っている間に通信中であることを表示する通信中表示手段と、通信開始後にその通信が中断または破綻し、正常に終了しなかったときに通信障害が発生した旨を表示する通信障害表示手段を備えたデータ通信表示装置およびプリンタを開示している。
特開平8−300772号公報
しかし、上記特許文献1では、ユーザに対する通信障害発生の通知のタイミングが「通信が途中で途絶えてしまい、正常に完了しないことが判明してから」であり、エラー通知のタイミングが、赤外線通信において通信障害が発生してから完全に通信が途絶えてしまった時点、つまり、プリンタ側で自動的に復帰できない致命的な状況に陥ってからであったため、データを再送するためには、ユーザが送信側の装置を再度操作して最初からやり直さなければならないという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、赤外線通信によりデータを通信する場合に、データ通信状況、特に通信の一時的な中断を視覚的または聴覚的に認識可能にすることができる赤外線データ通信装置、プリンタ装置、及び通信障害通知方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するためには、本発明に係る赤外線データ通信装置は、他の通信装置との赤外線データ通信中に、前記赤外線データ通信の一時的な中断であって復旧が可能な第一次通信障害が発生したことを検知する第一検知手段と、前記第一次通信障害が発生したことをユーザに通知するための第一通知手段と、を備えたことを特徴とする。
これにより、通信障害が発生するとすぐにユーザに通知することができ、ユーザが通信障害の原因を除去することにより通信障害を復旧させることができる。
また、前記第一検知手段は、前記第一次通信障害が発生後、所定時間内に前記他の通信装置から受信すべきデータを受信した場合に、前記第一次通信障害が復旧したことを検知し、前記第一通知手段は、前記第一次通信障害が復旧したことをユーザに通知してもよい。
これにより、一時的に通信障害が生じても復旧させることができ、操作をはじめからやり直す必要がなくなる。
また、赤外線データ通信中に、赤外線データ通信が中断し、該赤外線データ通信の復旧が不可能な第二次通信障害が発生したことを検知する第二検知手段と、前記第二次通信障害が発生したことをユーザに通知するための第二通知手段と、を備えてもよい。
これにより、完全に通信が遮断されたことをユーザが認識することができる。
また、前記他の通信装置から受信すべきデータを、該データを分割したデータブロック単位で受信する受信手段と、前記受信手段が前記他の通信装置から最後にデータブロックを受信してからの経過時間を計測する計時手段と、を更に備え、前記第二検知手段は、前記計時手段が所定時間経過したことを計測すると、前記第二次通信障害が発生したことを検知してもよい。
また、前記第一通知手段及び前記第二通知手段は、発光手段、メッセージ表示手段、及び音声発生手段のうちの少なくとも一つにより構成してもよい。
これにより、ユーザの視覚、聴覚を用いて第一通信障害及び第二通信障害の発生を通知させることができる。
また、本発明は、携帯電話又は電子カメラとの間で赤外線データ通信とを行い、画像データを受信して印刷するプリンタ装置であって、前記プリンタ装置は、前記請求項1乃至5のいずれかに記載の赤外線データ通信装置を備えてもよい。
これにより、画像データを赤外線データ通信により受信するプリンタ装置において第一通信障害及び第二通信障害が発生した場合にもユーザにその旨を通知することができる。
また、本発明にかかる通信障害通知方法は、第一通信装置と、第二通信装置との間で赤外線データ通信を行う際に生じる通信障害を通知する通信障害通知方法であって、前記第一通信装置と前記第二通信装置との間で赤外線データ通信路を確立するステップと、前記第二通信装置が、赤外線データ通信の一時的な中断であって復旧が可能な第一次通信障害が発生したことを検知する第一検知ステップと、前記第一次通信障害が発生したことをユーザに通知する第一通知ステップと、を含むことを特徴とする。
これにより、通信障害が発生するとすぐにユーザに通知することができ、ユーザが通信障害の原因を除去することにより通信障害を復旧させることができる。
また、前記第一通知ステップから所定時間内に、前記第二通信装置が前記第一通信装置から受信すべきデータを受信すると、前記第一次通信障害が復旧したことを検知する復旧検知ステップと、前記第一次通信障害から復旧したことを前記ユーザに対して通知する復旧通知ステップと、を更に含んでもよい。
更に、前記第一通知ステップから所定時間内に、前記第二通信装置が前記第一通信装置からデータを受信しない場合に、赤外線データ通信路が中断し、該赤外線データ通信の復旧が不可能な第二次通信障害が発生したことを検知する第二検知ステップと、前記第二次通信障害が発生したことを前記ユーザに対して通知する第二通知ステップと、を更に含んでもよい。
本発明によれば、赤外線通信によりデータを通信する場合に、一時的な中断であって復旧が可能な第一次通信障害が発生した場合に、ユーザに第一次通信障害が発生したことを通知する。そして、ユーザが第一次通信障害の発生原因、例えば、通信装置の向きを正したり赤外線通信路中の障害物を取り除いたりすることにより、第一次通信障害から復旧することができる。そのため、最初から赤外線データ通信をやり直す必要がなく、赤外線データ通信の効率化を図ることができる。
<プリンタの構成>
図1は、本発明のデータ通信装置を備えたプリンタの外観図である。このプリンタ10は、底部に給紙口11が設けられ、側面には排紙口12が設けられている。プリントデータ印刷時には、この排紙ロ12よりペーパーまたはフイルムが排出される。また、このプリンタ10の上面にはプリンタ10の電源をON/OFFするための電源ボタン13、電源のON/OFF状態を表示するPOWERLED14a、データ通信状況を表示するDATALED14b、プリンタ10のエラー発生を通知するERRORLED14Cが備えられている。
また、ここでは図示していないが、プリンタ10の本体内には、ヘッドなどのプリント機構、プリント制御回路、プリントデータ通信回路等、プリントデータのプリントに必要な部品や回路が含まれている。以下、これらをプリンタユニットと呼ぶ。
さらに、このプリンタ10には、携帯電話やPCなどのプリントデータ送信装置20との間でプリントデータ(画像データ)の通信を行う赤外線通信装置15が内蔵されている。プリンタ10は、この赤外線通信装置15を介してプリントデータを受信し、プリンタユニットにてプリントを行う。
赤外線通信装置15の送受信部には赤外発光ダイオードや赤外線LEDなどの赤外光発光素子16と、フォトダイオードなどの赤外光受光素子(赤外線センサ)17が備えられている。そして、これらの前方には、赤外線フィルタ18が装着され、これを通してデータ送信装置20とのデータ通信を行う。赤外光受光素子17は、データ送信装置20から出力された赤外光データを受光して電気信号に変換し、それに対する応答データは赤外光発光素子16から赤外パルス信号として発光される。
図2は、プリンタ10本体内の赤外線通信装置15に内蔵された通信回路を示したものである。
この通信回路には、プリントデータ通信を制御する通信手段として、マイクロコンピュータ30が含まれている。マイクロコンピュータ30は、通信を制御する中央処理装置31と、データ送信装置20から入力されたプリントデータを記憶するRAM32と、赤外線通信プロトコルなどの必要な情報を格納しているROM33と、通信の中断時間を監視・カウントするタイマ装置34を内蔵している。RAM32に記憶されている赤外線通信プロトコルには、データ送信装置20から受信したデータの欠落を検知するデータ欠落検知手段35と、データの欠落が検知された際にデータ送信装置20に対して欠落したデータの再送を要求するデータ再送要求発行手段36が含まれる。データ欠落検知手段35は、データの欠落を検知すると第一次通信障害が発生したと判断する(本願請求項における第一検知手段に相当)。そして、データ欠落手段ん35は第一通信障害の発生をユーザに通知するための処理、例えば、DATALED14bの点滅処理を行う(本願請求項における第一通知手段に相当)。更に、データ欠落検知手段35は、タイマ装置34から通信が中断してからの経過時間を取得し、第二次通信障害が発生したこと検知する(本願請求項における第二検知手段に相当)。そして、データ欠落検知手段35は、第二次通信障害が発生したことをユーザに通知するための処理、例えばERRORLED14cの点滅処理を行う(本願請求項における第二通知手段に相当)。
さらにインターフェイスとして、プリンタユニット40にプリントデータを転送する第1のI/0ポート37と、データ送信装置20との間で赤外線通信によりデータ通信をするためのシリアル通信インターフェイス38と、データ通信状況を表示するための表示用発光素子14を制御する第2のI/0ポート39、を有する。
赤外光受光素子17は、受光した赤外線を電気信号に変換する受光回路41に接続されている。
受光回路41の出力は、フィルタ回路42を通ってノイズ成分が除去された後に、増幅回路43で増幅され、さらに波形整形回路44で整形されてから、パルス信号としてシリアル通信インターフェイス39からマイクロコンピュータ30に入力される。赤外光発光素子16は、発光回路45とドライブ回路46を介してマイクロコンピュータ30に発光制御され、表示用発光素子14は、発光回路47とドライブ回路48を介して発光制御される(本願請求項における発光手段に相当)。
<処理のフロー>
図3は、本発明のプリンタ10における処理のメインルーチンを示す。以下、まず、メインルーチンに沿って正常に赤外線データ通信が完了した場合を説明し、続いて一時的な中断であって復旧可能な第一次通信障害時の処理及び完全に中断して復旧ができない第二次通信障害が生じた場合の処理について説明する。
図3のメインルーチンは、赤外線通信プロトコルのうち、送受信すべき画像データを所定長のデータブロック単位に分割し、分割したデータブロックの順序を示すシーケンス番号に沿ってからデータ送信装置、例えば携帯電話やPC、からデータブロック単位でデータ受信装置であるプリンタに送信し、プリンタから正常にそのシーケンス番号のデータブロックを受信したことをしめす回答をデータ送信装置に送り、データ送信装置が正常にシーケンス番号を受信してから次のシーケンス番号のデータブロックを送信するプロトコルに適用した例である。
図3のメインルーチンはプリンタ10の電源が投入された時点でスタートする。このルーチンに入ると、最初にステップSlOでRAM32やタイマ装置34(本願請求項における計時手段に相当)などの初期化処理を行う(S10)。
ここではまず、プリンタ10の電源が投入されてプリントデータの受信を待機している場合の処理について説明する。本発明のプリンタでは、電源が投入されてから、はじめにデータ送信装置20との間でデータ通信中であるか否かをチェックする(S11)。電源投入時にはデータ通信を行っていないので、ステップSllでループを回して、データ通信が開始されるまで待機する。
続いて、データ送信装置20からのデータ送信が開始された後の処理について説明する。プリントデータが正常に送受信されている場合には、以下のような処理の流れとなる。データ送信装置20との接続ネゴシエーションが開始されると、最初にタイマ装置34のカウントを始め(S12)、図4のコマンドチェックサブルーチンに移行する(S13)。
コマンドチェックサブルーチンでは、受信データの有無をチェックする(S20)が、通信を開始してデータを正常に送受信しているので、ここでタイマ装置34のカウントをリセット(S21)する。
次に、RAM32に記憶したプリントデータをプリンタユニット40に出力し(S22)、さらに出力したデータがラストブロックであるか否かをチェックする(S23)。データがラストブロックでなければ、DATALED14bを点灯させて(S24)、メインルーチンに戻る。
メインルーチンに戻ると、全データを受信完了したかをチェックするが(S14)、この時点では全データの受信を完了していないので、次にタイムアウトが発生しているかをチェックする(S16)。データが正常に送受信されている間はタイムアウトが発生しないので、コマンドチェックを継続する(S13)。以上のループ処理を、データ通信がすべて完了するまで継続する。この処理により、通信中はDATALED14bが常に点灯しているので、通信が正常に行われていることをユーザに容易に通知することが可能となる。
受信したデータがラストブロックであった場合には、図4のコマンドサブルーチンにおけるステップS25にてDATALED14bを消灯する(S25)。つまり、データ通信が終了した段階でDATALED14bが消灯することになるので、ユーザはデータ通信の完了も容易に知ることができる。データ通信が完了した場合には、メインルーチンのステップS14からS15に進んでプリントを実行し、処理を終了する。
次に、プリントデータ通信中に赤外線ポートの方向が逸れるなどして通信が一時途絶えた場合と、そのまま通信が復旧せずにデータ通信に失敗した場合の処理について説明する。
プリントデータ通信中は、通信中ループ処理によってDATA LED14bは点灯した状態を保つが、通信中にデータ送信装置20の位置が変わるなどして通信が途絶えた場合には、データ欠落検知手段35は受信データがないことを検知し、図4のコマンドルーチンにおけるステップS20において「受信データあり?」に対しNOと判断する。
次に、ステップS26に移行し、データ再送要求発行手段36が直前に受信したデータのシーケンス番号を取得し(S26)、ステップS27においてS26で取得したシーケンス番号に1を加えたシーケンス番号のデータの再送要求を行う(S27)。ステップS28では、DATALED14bが点滅する。これにより、ユーザは通信に障害(第一次通信障害)があることを即座に認識し、装置の方向を直したり通信路の障害物を取り除いたり等、通信を正常に復帰するための行動を起こすことができる。
通信が完全に途絶えてしまい、データ受信が一定時間以上なくなった場合、すなわち、コマンドサブルーチンのステップS20、S26、27、28、メインルーチンのステップS14、S16、S13のループ処理を所定時間以上継続して実行した場合には、タイムアウトが発生し(S16)、通信が完全に途絶えて復旧が不可能な第二次通信障害が発生したことを知らせるためにERRORLED14Cを点滅させる(S17)。つまり、通信が完全に途絶えてプリントができなかった場合にはERRORLED14Cが点滅するので、ユーザは致命的な障害が発生したことを知ることができる。この場合、再度赤外線データ通信を行うためには、ユーザは最初からすべての操作をやり直すことになる。タイムアウトは、計時を開始してから約30秒程度に生じるように設定するが、適宜変更してもよい。
以上に説明したように、本発明のプリンタでは表1のようにPOWERLED14a、DATALED14b、ERRORLED14Cの表示を制御する。
Figure 2007201828
本実施形態では、表1のようにLEDを制御しているが、点灯や点滅の態様により、その表示の意味がユーザに容易に理解できるものであれば、これに限る必要はない。
また、「電源のON/OFF」、「プリントデータ通信状態J、「障害発生」をそれぞれ独立したLEDで表示しているが、必ずしも3種類のLEDが存在する必要はなく、例えば、1つのLEDを使用してその点灯・点滅の態様を変化させるなどして、その表示内容の意味を判別するようにしてもよい。さらに、通知方法はLED表示だけではなく、液晶画面による文字表示や、スピーカを用いた音声による通知でもよい。当然ながら、これらを組み合わせる方法も考えられる(本願請求項におけるメッセージ表示手段、及び音声発生手段に相当)。
本実施形態によれば、赤外線通信機能を有するプリンタにおいて、送信装置の赤外線ポートの方向が逸れるなどして通信データが途絶えたり欠落したりした場合に即座にこれを検知し、ユーザに対して、通信に何らかの障害(第一次通信障害)が発生していることを早期にユーザに対して通知できる。このため、ユーザに通信障害からの復帰を促し、致命的な通信エラーに陥ることなく、データ通信とプリント動作を完了することが可能となる。これにより、データ通信エラー(第二次通信障害)の発生確率が従来よりも低減されることが期待できる。
本発明は、赤外線データ通信であれば、上記通信プロトコルを限定することなく適用することができる。
例えば、データ送信装置からデータ受信装置に対して、一方的に上記シーケンス番号に沿ってデータブロック単位でデータを送信し、データ受信装置は、上記回答をデータ送信装置に送ることなく、順次送られてきたデータブロックをシーケンス番号に沿って受信するプロトコルも適用することができる。
この場合、図4のコマンドサブルーチンのステップS20において直前に受信したシーケンス番号に1を加えた番号のデータブロックを受信したかどうかの判断を行い、受信すべきデータブロックを受信した場合には「Yes」と判断してS21へ移行し、受信すべきデータブロックを受信できない場合には「NO」と判断してS26へ移行するように構成してもよい。
また、データ送信装置からデータ受信装置に対して、一方的に上記シーケンス番号に沿ってデータブロック単位でデータを送信し、データ受信装置は、シーケンス番号とは関係なく受信できるデータブロックをすべて受信してストックし、ラストブロックのシーケンス番号とストックしたデータブロックの個数及び各データブロックに付されているシーケンス番号とを参照して、不足しているデータブロックを再送要求するプロトコルも適用することができる。この場合も、データ通信中の一時的な中断である第一次通信障害が発生するとユーザにその旨を通知することにより、完全にデータ通信路が遮断される前に復旧させることができる。
また、上記実施形態においては、プリンタ装置に本発明に係る赤外線データ通信装置を適用したが、本発明は、パーソナルコンピュータ、携帯型メモリ、携帯電話など、赤外線データ通信を行う装置であればあらゆる装置に適用することができる。また、赤外線データ通信で送受信するデータも、画像データに限らない。
本発明を適用したプリンタの外観図 通信回路のブロック図 メインルーチンのフローチャート コマンドサブルーチンのフローチャート
符号の説明
10:プリンタ、11:給紙口、12:排紙口、13:電源ボタン、14a:POWERLED、14b:DATALED、14c:ERRORLED、15:赤外線通信装置、16:赤外光発光素子、17:赤外光受光素子、18:赤外線フィルタ、20:データ送信装置

Claims (9)

  1. 他の通信装置との赤外線データ通信中に、前記赤外線データ通信の一時的な中断であって復旧が可能な第一次通信障害が発生したことを検知する第一検知手段と、
    前記第一次通信障害が発生したことをユーザに通知するための第一通知手段と、
    を備えたことを特徴とする赤外線データ通信装置。
  2. 前記第一検知手段は、前記第一次通信障害が発生後、所定時間内に前記他の通信装置から受信すべきデータを受信した場合に、前記第一次通信障害が復旧したことを検知し、
    前記第一通知手段は、前記第一次通信障害が復旧したことをユーザに通知する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の赤外線データ通信装置。
  3. 赤外線データ通信中に、赤外線データ通信が中断し、該赤外線データ通信の復旧が不可能な第二次通信障害が発生したことを検知する第二検知手段と、
    前記第二次通信障害が発生したことをユーザに通知するための第二通知手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の赤外線データ通信装置。
  4. 前記他の通信装置から受信すべきデータを、該データを分割したデータブロック単位で受信する受信手段と、
    前記受信手段が前記他の通信装置から最後にデータブロックを受信してからの経過時間を計測する計時手段と、を更に備え、
    前記第二検知手段は、前記計時手段が所定時間経過したことを計測すると、前記第二次通信障害が発生したことを検知する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の赤外線データ通信装置。
  5. 前記第一通知手段及び前記第二通知手段は、発光手段、メッセージ表示手段、及び音声発生手段のうちの少なくとも一つにより構成される、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の赤外線データ通信装置。
  6. 携帯電話又は電子カメラとの間で赤外線データ通信とを行い、画像データを受信して印刷するプリンタ装置であって、
    前記プリンタ装置は、前記請求項1乃至5のいずれかに記載の赤外線データ通信装置を備えることを特徴とするプリンタ装置。
  7. 第一通信装置と、第二通信装置との間で赤外線データ通信を行う際に生じる通信障害を通知する通信障害通知方法であって、
    前記第一通信装置と前記第二通信装置との間で赤外線データ通信路を確立するステップと、
    前記第二通信装置が、赤外線データ通信の一時的な中断であって復旧が可能な第一次通信障害が発生したことを検知する第一検知ステップと、
    前記第一次通信障害が発生したことをユーザに通知する第一通知ステップと、
    を含むことを特徴とする通信障害通知方法。
  8. 前記第一通知ステップから所定時間内に、前記第二通信装置が前記第一通信装置から受信すべきデータを受信すると、前記第一次通信障害が復旧したことを検知する復旧検知ステップと、
    前記第一次通信障害から復旧したことを前記ユーザに対して通知する復旧通知ステップと、を更に含む、
    ことを特徴とする請求項7に記載の通信障害通知方法。
  9. 前記第一通知ステップから所定時間内に、前記第二通信装置が前記第一通信装置からデータを受信しない場合に、赤外線データ通信路が中断し、該赤外線データ通信の復旧が不可能な第二次通信障害が発生したことを検知する第二検知ステップと、
    前記第二次通信障害が発生したことを前記ユーザに対して通知する第二通知ステップと、を更に含む、
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の通信障害通知方法。
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