JP6432144B2 - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6432144B2
JP6432144B2 JP2014066427A JP2014066427A JP6432144B2 JP 6432144 B2 JP6432144 B2 JP 6432144B2 JP 2014066427 A JP2014066427 A JP 2014066427A JP 2014066427 A JP2014066427 A JP 2014066427A JP 6432144 B2 JP6432144 B2 JP 6432144B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
power supply
printing mechanism
battery
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014066427A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015189025A (ja
Inventor
淳平 中山
淳平 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2014066427A priority Critical patent/JP6432144B2/ja
Publication of JP2015189025A publication Critical patent/JP2015189025A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6432144B2 publication Critical patent/JP6432144B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Description

本発明は、印刷装置に関し、特に、充電電池を備えた印刷装置に関する。
充電可能な電池を収容する印刷装置が利用されている。
印刷装置のようなコンピューター(PC)の周辺装置として、PCからのデータを取得して機能をするとともに、充電電池も備えており、同PCからの電力供給を受けて充電するものとして、特許文献1に示すものが知られている。
特許文献1に示すものでは、データを受信しているか否かを検知し、データを受信していない間に充電電池に充電している。
米国特許6357011号公報
上述した従来の周辺装置では、データを受信していない間も周辺装置としては機能している。すなわち、電源供給路に充電電池と周辺装置としての回路とが接続されているが、充電電池に充電している間も周辺装置としての回路が電源供給路に接続されている。このため、周辺装置としての回路でも電力消費が継続するため、限られた電源供給能力では充電に要する時間が長かった。
本発明は、充電に要する時間を短くする。
本発明は、コネクターと、前記コネクターの電源供給路と接続して充電可能な電池と、前記コネクターの電源供給路と前記電池の両方または片方から電力を供給されて印刷を実行する印刷機構と、第1スイッチと、コネクターの接続先を検知可能で、前記第1スイッチを切り替え可能な制御回路とを備えた印刷装置であって、前記制御回路は、前記コネクターが電源アダプタに接続されていると判断した場合に、前記印刷機構がオフであるとき、前記コネクターの電源供給路から前記電池を充電するとともに、前記第1スイッチで前記電池から前記印刷機構への電源供給路を非導通とさせ構成としてある。
前記構成において、本印刷装置における印刷機構は、前記コネクターの電源供給路と前記電池の両方または片方から電力を供給されており、電源とデータの供給を受けて印刷する。電池は充電可能であり、電源供給路を備えたコネクターから電源供給を受けて充電が可能となっている。前記電池から前記印刷機構への電源供給路には第1スイッチが介在されている。制御回路はコネクターの接続先を検知可能であり、前記第1スイッチを切り替え可能となっている。
記コネクターが電源アダプタに接続されていると前記制御回路が判断した場合、前記制御回路は、前記印刷機構がオフであるとき、前記コネクターの電源供給路から前記電池を充電するとともに、前記第1スイッチで前記電池から前記印刷機構への供給路を非導通とさせ
これにより印刷機構は電源の供給路がたたれるので電力を消費せず、その分だけ充電電池への充電は早く完了する
発明の他の態様として、前記印刷機構を起動させる第3スイッチを設け、この第3スイッチが操作されたことに応じて前記制御回路は前記第1スイッチをオンとして前記電池から前記印刷機構への電源供給路を導通させて前記印刷機構をオンとする構成としても良い。
本発明の他の態様として、前記制御回路は、前記コネクターが電源アダプタに接続されていると判断した場合に、前記印刷機構がオンであるとき、前記第2スイッチで前記コネクターのデータ線を前記印刷機構に接続させない構成としても良い
本発明の他の態様として、前記制御回路は、前記印刷機構がオンであるとき、前記コネクターが外部のPCに接続されていると判断した場合に、前記コネクターからの電源供給能力が第1の場合には前記電源供給路と前記電池と前記印刷機構に接続させ、前記コネクターからの電源供給能力が第1の場合よりも小さい第2の場合には前記電源供給路と前記電池に接続せずに前記印刷機構に接続させる構成としても良い。
本発明の他の態様として、前記制御回路は、前記第2の場合であっても、外部からの補助電源があるときには、前記電源供給路と前記電池と前記印刷機構に接続させる構成としても良い。
本発明の他の態様として、前記コネクターは、USBコネクターであり、前記制御回路は、前記印刷機構がオフであるとき、前記コネクターが外部のPCに接続されていると判断した場合に、前記第1スイッチで前記電池から前記印刷機構への供給路を非導通とさせ、前記コネクターのデータ線を介して同PCに対してヒューマンインターフェイスデバイスクラスとして通知する構成としても良い。
本発明によれば、印刷機構がオフであるとき、この印刷機構は電源の供給路がたたれるので電力を消費せず、その分だけ電源供給路に接続されている電池への充電は早く完了する。
本発明の一実施例にかかる印刷装置のブロック図である。 印刷装置の処理手順のフローチャートである。
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる印刷装置をブロック図により示している。
同図において、本印刷装置10は、電源供給路とデータ線とを備えたコネクターとしてUSBコネクター11を備えている。USBコネクター11の場合、電源供給路としての電源ライン(+−)(P,G)と、データを送受信するためのデータ線(D+,D−)とを備えている。なお、電源ラインは、接続先に応じて電源供給能力が定められている。本実施例では、電源ラインは有線であるが、将来的に無線による電源ラインとなっても構わない。また、本実施例では、USBコネクター11であるが、他の電源供給とデータの送受信とが並行して行われる通信規格のコネクターにも適用可能である。なお、USBコネクターの場合は、電源供給能力のネゴシエーションを最初に行うなど、電源管理が可能であり、充電時間の短縮も効果的に行える。
USBコネクター11の電源供給路は充電制御IC12に接続されている。充電制御IC12は充電可能な充電電池(電池)13に対する充電の制御とともに印刷機構14に対する電源供給路を管理する。本実施例においては、印刷機構14は、印刷ヘッドを往復駆動させ、印刷媒体である印刷用紙を紙送りし、印刷ヘッドから印刷インクを吐出させて行う。印刷機構として様々な機構を採用可能であり、いわゆるラインヘッドを使用し、紙送りだけを行わせることも可能である。インクを吐出するために、圧電素子を使用しているが、瞬間的に気泡を発せさせるバブル素子を使用するものであったりしても良い。データは有線によって供給される場合に加え、無線でデータが供給される場合にも対応し、また、記憶素子カードなどからデータを読み取るものであっても良い。
充電電池13は電源供給路に対して第4スイッチ15を介して接続されており、このスイッチ15がオンとなって導通しているときに充電され、また、印刷機構14に電源を供給することができる。このため、印刷機構14は、充電制御IC12を介してUSBコネクター11から供給される電源と、充電電池13を介して供給される電源の両方または片方から電源を供給されることになる。また、印刷機構14への電源供給路には、プッシュ式の第3スイッチ16と、半導体スイッチで構成される第1スイッチ17が介在されている。
USBコネクター11のデータ線は印刷機構14に接続されているが、その線路には第2スイッチ18が介在されている。第2スイッチ18は、制御回路19にも接続されており、この制御回路19はデータ線を介してUSBコネクター11に接続されている接続先がコンピューター類(以下、単にPCと呼ぶ)20なのか、USBコネクター11を介して電源を供給するためのACアダプタ(電源アダプタ)30であるのかを判断することが可能(検知可能)である。なお、ここではACアダプタ30と称しているが、AC電源のコンセントつながっているものに限らず、DCバッテリーにつながっているものも含む。
制御回路19は、その判断結果に基づいて、第1スイッチ(第1SW)17の導通と非導通、第2スイッチ(第2SW)18での接続と非接続、第4スイッチ(第4SW)15の導通と非導通の切り替えを制御している。起動のきっかけとするのは第3スイッチ16であり、制御回路19が第1スイッチ17をオンの状態に維持する。
なお、USBコネクター11からの電源供給路に加え、補助的に電源を供給するための外部電源コネクター11aが備えられている。外部電源コネクター11aにはACアダプタ(補助電源)31を接続できる。ACアダプタ30のコネクターはUSB端子の形状であるのに対し、ACアダプタ31のコネクターは他の一般的なACアダプタのコネクター形状と同様の円筒形状をしている。外部電源コネクター11aから供給される電源はUSBでの電源供給と同じく5Vであり、充電制御IC12に入力され、充電制御IC12を介して充電電池13や印刷機構14に補助的に電源を供給する。外部電源コネクター11aへACアダプタ31が接続されていることは、制御回路19で検知が可能としている。
次に、前記構成からなる本実施形態の動作を説明する。
図2は、印刷装置における制御回路の処理手順をフローチャートにより示している。
制御回路19は、ステップS100にて、接続先はPCか否かを判断する。当初、第2スイッチ18はデータ線を印刷機構14に接続しておらず、制御回路19は、第2スイッチ18を介してUSBコネクター11のデータ線に接続されている。このため、USBコネクター11に何らかのUSB端子が接続されたときに、制御回路19はUSB規格に準じて接続先と交信を開始する。交信を経て、制御回路19は接続先がPC20であるのか、判断できる。簡易的な手法としてデータ線(D+,D−)について、(D+)≠(D−)である場合にPCに接続しているとの判断を行うことも可能である。交信はネゴシエーションを含んでおり、相手側がPC20であれば、制御回路19は接続先の電源供給能力(給電能力)を問合せて返答を得る。例えば、単独で0.5A、一つのハブで合計1.0A以内などの返答を得る。
一方で、制御回路19は、本印刷装置10が、外部機器であって印刷装置(プリンターデバイス)であることを通知する。本印刷装置10の電源消費量なども通知する。
接続先がPC20である場合は、ステップS100の判断を経て、ステップS105にて、印刷機構14がオンとなっているか否かを判断する。印刷機構14をオンにするためには、プッシュ式の第3スイッチ16を押し下げる。プッシュ式の第3スイッチは押し下げられている間だけ通電する。第3スイッチが押し下げられると、印刷機構14は電源の供給を受けて起動する。起動する際の初期手順に従って起動するが、このときに起動状態となったことを制御回路19に通知する。すると、制御回路19は半導体スイッチである第1スイッチ17をオン状態として保持させる。このため、操作者がプッシュ式の第3スイッチ16から手を離してオフ状態となった後でも、第1スイッチ17を介して電源が供給され続ける。なお、印刷機構14を任意にオンとさせるためには、この他の手法も可能である。一例として、第3スイッチをプッシュ式でなく、トグル式とすることも可能である。
制御回路19は、印刷機構14がオンになっているか否かをその起動時から検出しており、ステップS105にて、印刷機構14がオンとなっているかを判断できる。印刷機構14がオンとなっている場合、制御回路19は、ステップS115にて、給電能力が大きいか判断する。制御回路19はUSBコネクター11の接続先とネゴシエーションを行っており、接続先がPC20の場合はその時点で電源供給能力を通知されている。給電能力が大きいか否かは、印刷機構14と制御回路19での消費電力を基準とする。ただし、制御回路19の消費電力は基本的にわずかである。
例えば、印刷機構14を駆動するときの消費電力が平均1.0Aであるときに、PC20の給電能力が1.0Aであるとすると、印刷機構14を駆動するのには十分であるが、充電電池13に並行して充電する能力はない。従って、この場合は給電能力が大きくないと判断する。しかし、印刷機構14を駆動するときの消費電力が平均1.0Aであるときに、PC20の給電能力が1.5Aであるとすると、印刷機構14を駆動するのには十分であるが、充電電池13に並行して充電する能力があると言える。従って、この場合は給電能力が大きいと判断する。なお、印刷機構14を駆動するときの消費電力が平均1.0Aであるが、現在は印刷機構14を駆動しておらず、消費電力が平均0.5Aであるときに、PC20の給電能力が1.0Aであるとすると、印刷機構14を駆動するのに不十分であるが、充電電池13を並行して使用することができる状況では印刷機構14の駆動は可能である。なお、以下においては、簡潔な表示のために、第1SW17、第2SW18、第4SW16と表記する。
制御回路19が給電能力が大であると判断した場合(第1の場合)は、ステップS130にて、第1SW17をオン、第2SW18をオン、第4SW16をオンにする。
第1SW17は印刷機構14を起動する時点でオンとなっており、その時点での現状と変化はない。次に、第2SW18をオンとする。第2SWは、USBコネクター11のデータ線を印刷機構14に接続することを意味しており、これによって印刷機構14は電源の供給とデータの供給を受け、印刷処理を実施することができる。制御回路19は印刷機構14が起動しているか否かに応じてPC20とネゴシエーションを行っているので、PC20は印刷機構14と新たにネゴシエーションをすることはない。
また、制御回路19は、第4SW16をオンにする。第4SW16は充電電池13を充電制御IC12から印刷機構14への電源供給路に接続させることを意味する。すなわち、この状態では充電電池13は充電制御IC12を介して充電され、また、必要に応じて印刷機構14に対して電源を供給することになる。
すなわち、給電能力が大であるときに、接続先がPCで、かつ、印刷機構14がオンであるときは、印刷機構14に電源を供給しつつ、充電電池13にも電源を供給して充電を並行して行わせることになる。
次に、ステップS115にて、制御回路19が接続先のPC20の給電能力が大でないと判断したときは、ステップS120にて、外部給電がないか判断する。PC20の給電能力が大でないとしても、外部電源コネクター11aにACアダプタ31が接続されていることがある。この場合の処理として、本実施例では、給電能力が大であるのと同様とする。すなわち、印刷機構14に電源を供給しつつ、充電電池13にも電源を供給して充電を並行して行わせることになる。PC20以外から電源を供給されているので、充電電池13に充電する能力はあると判断するのである。
しかし、ステップS120にて、外部給電がない(第2の場合)と判断したときは、充電電池13に充電する余力はないものと判断し、ステップS135にて、第1SW17をオン、第2SW18をオン、第4SW16をオフにする。先の状況と異なるのは、第4SW16をオフにする点であり、これにより充電電池13は充電制御IC12から印刷機構14への電源供給路と絶たれるので、印刷機構14での印刷と並行して充電することはなくなる。これにより、給電能力が大きくないPC20と接続されたときに給電能力を超えるような充電が行われなくなる。給電能力を超える電力の消費は、本来はPC20の側でも管理しており、給電能力を超える電力消費を検知すると周辺機器として使用できなくなる。このような状況を回避することがユーザの利便性を向上させることにつながる。
このように、本実施例では、PC20の給電能力に応じて充電電池13への充電を行うか否かを切り換えているが、必ずしも切り換えを要するわけではない。PC20に接続されているときには、充電電池13への充電を行うというように決めても構わない。
次に、ステップS105にて、印刷機構14がオンでないと判断されたとき、制御回路19は、ステップS125にて、PC20に対してヒューマンインターフェイスデバイス(HID)として認識させる。具体的には、USBが接続されたときに行われる初期処理において、自らがヒューマンインターフェイスデバイス(HID)クラスであるとしてPC20に通知する。接続先がPC20であるものの、印刷機構14はオフの状態であるときは、主に充電電池13の充電のために接続している。このため、電源の供給を受ける必要はあるがPC20において印刷装置であると認識するとユーザは印刷可能であると誤認する可能性がある。このため、印刷機構14がオフであるときは、プリンターデバイスとしてではなく、ヒューマンインターフェイスデバイス(HID)として認識させている。もちろん、マスストレージ等の、ヒューマンインターフェイスデバイス(HID)以外の装置として認識させてもよいが、PC20からの指示で何らかの処理を行うような装置ではないと認識させることが好ましい。
その後、制御回路19は、ステップS140にて、第1SW17をオフ、第2SW18をオフ、第4SW16をオンとする。第1SW17は現状としてオフであるので、現状を維持し、第2SWは印刷機構14が作動していないのでオフとし、充電電池13が充電されるように第4SW16をオンとしている。
一方、ステップS100にて、接続先がPC20でないと判断されたときも、制御回路19は、まず、ステップS110にて、印刷機構14がオンか判断する。USBコネクター11が接続された接続先がPC20でないと判断されるのは、USB規格に基づく交信の結果に基づく。また、簡易的な手法としてデータ線(D+,D−)について、(D+)=(D−)である場合にPC20ではなくACアダプタ30が接続しているとの判断を行うことも可能である。PC20以外のACアダプタ30であればネゴシエーションを実施できないので、ネゴシエーションができない場合に確認のために(D+)=(D−)であるかを確認しても良い。
その後、ステップS105の場合と同様にして、制御回路19は、ステップS110にて印刷機構14がオンであると判断すると、ステップS145にて、第1SW17をオン、第2SW18をオフ、第4SW16をオンとする。ACアダプタ30を接続し、印刷機構14をオンとするのは、有線でPC20と接続しないが、印刷は行なうという場合であり、例えば無線で受信したデータや、記憶素子カードなどから読み込んだデータに基づいて印刷しようとしている場合が該当する。第1SW17は現状がオンであるので現状を維持しており、USBコネクター11からのデータの供給はないので、第2SW18をオフとする。ACアダプタ30は通常は給電能力を考慮して選択されるので、ACアダプタ30を接続しているということは給電能力は大であるものとして、第4SW16をオンとする。これにより、ACアダプタ30からUSBコネクター11と充電制御IC12を経て充電電池13に電源が供給され、充電される。
一方、ステップS110にて、印刷機構14がオフであると判断すると、ステップS150にて、第1SW17をオフ、第2SW18をオフ、第4SW16をオンとする。ACアダプタ30を接続し、印刷機構14をオフとするのは、充電電池13を充電することが目的の場合と考えられる。第1SW17は現状がオフであるので現状を維持しており、USBコネクター11からのデータの供給はないので、第2SW18をオフとするとともに、ACアダプタ30を接続しているということは充電させるためであると判断して第4SW16をオンとする。これにより、ACアダプタ30からUSBコネクター11と充電制御IC12を経て充電電池13に電源が供給され、充電される。
この結果、印刷する必要がないときに、USBコネクター11にACアダプタ30を接続したとき、印刷機構14はオフとした状態で、充電電池13に充電させることができ、充電を早期に完了できる。印刷機構14は、本来、印刷ヘッドを往復動させるなど、機構として駆動する消費電力が大きいため、印刷機構14内で制御部を省電力のパーツだけでくみ上げるということも困難である。このため、印刷機構14を駆動させない状態を生じさせることにより、早期の充電を行えるようになった。
上述した実施例では、印刷装置10での充電電池の充電に関して説明している。しかし、印刷機能以外の機能をも有する印刷装置や、印刷機能を有しない外部機器においても適用可能である。とくに、このような外部機器の機能を発揮する機構がその性質上、省電力パーツでは構成しにくいような場合に、本来の機能部分をオフにさせることで、供給される電力を充電電池に集中させることにより、充電時間を劇的に短縮させることができるようになる。本実施例の印刷装置の場合、印刷機構14を単独でオフにできない場合に比べると、充電時間はおよそ半分になった。
なお、本発明は前記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・前記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって前記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が前記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
10…印刷装置、11…USBコネクター、11a…外部電源コネクター、12…充電制御IC、13…充電電池、14…印刷機構、15…第4スイッチ(第4SW)、16…第3スイッチ、17…第1スイッチ(第1SW)、18…第2スイッチ(第2SW)、19…制御回路、20…PC、30…ACアダプタ(電源アダプタ)、31…ACアダプタ(補助電源)。

Claims (5)

  1. コネクターと、
    前記コネクターの電源供給路と接続して充電可能な電池と、
    前記コネクターの電源供給路と前記電池の両方または片方から電力を供給されて印刷を実行する印刷機構と、
    第1スイッチと、
    コネクターの接続先を検知可能で、前記第1スイッチを切り替え可能な制御回路とを備えた印刷装置であって、
    前記制御回路は、
    前記コネクターが電源アダプタに接続されていると判断した場合に、前記印刷機構がオフであるとき、前記コネクターの電源供給路から前記電池を充電するとともに、前記第1スイッチで前記電池から前記印刷機構への電源供給路を非導通とさせ、前記コネクターのデータ線を前記印刷機構に接続させないことを特徴とする印刷装置。
  2. コネクターと、
    前記コネクターの電源供給路と接続して充電可能な電池と、
    前記コネクターの電源供給路と前記電池の両方または片方から電力を供給されて印刷を実行する印刷機構と、
    第1スイッチと、
    コネクターの接続先を検知可能で、前記第1スイッチを切り替え可能な制御回路とを備えた印刷装置であって、
    前記制御回路は、
    前記コネクターが電源アダプタに接続されていると判断した場合に、前記印刷機構がオフであるとき、前記コネクターの電源供給路から前記電池を充電するとともに、前記第1スイッチで前記電池から前記印刷機構への電源供給路を非導通とさせ、
    前記印刷機構がオンであるとき、
    前記コネクターが外部のPCに接続されていると判断した場合に、
    前記コネクターからの電源供給能力が第1の場合には前記電源供給路を前記電池と前記印刷機構に接続させ、
    前記コネクターからの電源供給能力が第1の場合よりも小さい第2の場合には前記電源供給路を前記電池に接続せずに前記印刷機構に接続させることを特徴とする印刷装置。
  3. 前記制御回路は、
    前記第2の場合であっても、外部からの補助電源があるときには、前記電源供給路と前記電池と前記印刷機構に接続させることを特徴とする請求項に記載の印刷装置。
  4. コネクターと、
    前記コネクターの電源供給路と接続して充電可能な電池と、
    前記コネクターの電源供給路と前記電池の両方または片方から電力を供給されて印刷を実行する印刷機構と、
    第1スイッチと、
    コネクターの接続先を検知可能で、前記第1スイッチを切り替え可能な制御回路とを備えた印刷装置であって、
    前記コネクターは、USBコネクターであり、
    前記制御回路は、
    前記コネクターが電源アダプタに接続されていると判断した場合に、前記印刷機構がオフであるとき、前記コネクターの電源供給路から前記電池を充電するとともに、前記第1スイッチで前記電池から前記印刷機構への電源供給路を非導通とさせ、
    前記印刷機構がオフであるとき、
    前記コネクターが外部のPCに接続されていると判断した場合に
    記第1スイッチで前記電池から前記印刷機構への供給路を非導通とさせ、
    前記コネクターのデータ線を前記印刷機構と接続させず、
    前記コネクターのデータ線を介して同PCに対してヒューマンインターフェイスデバイスクラスとして通知することを特徴とする印刷装置。
  5. コネクターと、
    前記コネクターの電源供給路と接続して充電可能な電池と、
    前記コネクターの電源供給路と前記電池の両方または片方から電力を供給されて印刷を実行する印刷機構と、
    第1スイッチと、
    前記コネクターの接続先を検知可能で、前記第1スイッチを切り替え可能な制御回路と、
    を備えた印刷装置であって、
    前記制御回路は、
    前記コネクターが外部のPCに接続されていると判断した場合に、前記印刷機構がオフであるとき、前記PCに対して自らを印刷装置とは異なる装置であると通知し、前記コネクターの電源供給路から電池を充電するとともに、前記第1スイッチで前記電池から前記印刷機構への電源供給路を非導通とさせることを特徴とする印刷装置。
JP2014066427A 2014-03-27 2014-03-27 印刷装置 Active JP6432144B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014066427A JP6432144B2 (ja) 2014-03-27 2014-03-27 印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014066427A JP6432144B2 (ja) 2014-03-27 2014-03-27 印刷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015189025A JP2015189025A (ja) 2015-11-02
JP6432144B2 true JP6432144B2 (ja) 2018-12-05

Family

ID=54423977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014066427A Active JP6432144B2 (ja) 2014-03-27 2014-03-27 印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6432144B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7129773B2 (ja) * 2017-12-25 2022-09-02 キヤノン電子株式会社 プリンタ及びその制御方法
JP7132712B2 (ja) * 2017-12-25 2022-09-07 キヤノン電子株式会社 プリンタ及びその制御方法
JP7452157B2 (ja) 2020-03-24 2024-03-19 ブラザー工業株式会社 印刷装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10272808A (ja) * 1997-01-28 1998-10-13 Brother Ind Ltd 携帯型プリンタ
JPH11289687A (ja) * 1998-04-03 1999-10-19 Sony Corp 電源アダプター及び2次電池により駆動される装置
US6357011B2 (en) * 1998-07-15 2002-03-12 Gateway, Inc. Bus-powered computer peripheral with supplement battery power to overcome bus-power limit
JP2001202163A (ja) * 2000-01-21 2001-07-27 Funai Electric Co Ltd 携帯型電子機器
JP2003103871A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Shinsei Industries Co Ltd プリンタ用電源切り換え制御方法およびプリンタ用電源装置
JP2006024155A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Workbit Corp 周辺装置
JP2007109081A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Canon Inc 周辺装置
JP5978640B2 (ja) * 2012-02-15 2016-08-24 セイコーエプソン株式会社 印刷装置およびその制御方法
JP2014021807A (ja) * 2012-07-20 2014-02-03 Jvc Kenwood Corp 電子機器及びその起動制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015189025A (ja) 2015-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9665150B2 (en) Electronic device with a control circuit to detect and establish a connection to host device
US11226670B2 (en) Information processing apparatus, method of controlling the same, and non-transitory storage medium storing program executable by the information processing apparatus
JP6432144B2 (ja) 印刷装置
CN107436849A (zh) 信息处理装置和处理器的省电方法及存储介质
JP2016218972A (ja) Usbハブ装置
JP6253277B2 (ja) 画像形成装置
US9285866B2 (en) Information processing apparatus with power shutoff switch and control method therefor for reducing power consumption in an image forming apparatus
JP4981549B2 (ja) プリンタ
JP2010206948A (ja) 情報機器、及び情報機器の充電方法
JP2013142908A (ja) 電子機器
JP2013054463A (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JP2016004516A (ja) 電子機器
JP2008059165A (ja) 可搬性記憶装置
JP2013166293A (ja) 印刷装置およびその制御方法
JP6277866B2 (ja) 充電装置及び電子機器
JP2008134765A (ja) 情報処理装置
JP2009165268A (ja) 電源装置および電気機器
JP2020138425A (ja) 印刷装置および充電制御方法
JP2020166486A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP6364991B2 (ja) 電子機器
JP2014192737A (ja) 印刷装置
JP2007034614A (ja) 通信装置及びその制御方法
CN107933096B (zh) 打印装置及其控制方法、以及存储介质
US20180267811A1 (en) Electronic apparatus and control method of the same
JP4888298B2 (ja) プリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180612

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181009

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181022

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6432144

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150