JP2003103871A - プリンタ用電源切り換え制御方法およびプリンタ用電源装置 - Google Patents

プリンタ用電源切り換え制御方法およびプリンタ用電源装置

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JP2003103871A
JP2003103871A JP2001301840A JP2001301840A JP2003103871A JP 2003103871 A JP2003103871 A JP 2003103871A JP 2001301840 A JP2001301840 A JP 2001301840A JP 2001301840 A JP2001301840 A JP 2001301840A JP 2003103871 A JP2003103871 A JP 2003103871A
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power
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Toshio Kaneko
利夫 金子
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Shinsei Industries Co Ltd
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字動作時の消費電力がACアダプタによる
電源の供給電力よりも大きいプリンタを,使用者にでき
るだけ充電を意識させないで使用可能にする。 【解決手段】 ACアダプタによる電源と,バッテリ4
による電源の2ウェイ電源方式を用い,ACアダプタ5
が挿入状態でかつ印字待機時には,ACアダプタ5から
の電源をプリンタ制御の負荷に接続するとともに,AC
アダプタ5からの電源によってバッテリ4への充電を行
い,ACアダプタ5が挿入状態でかつ印字動作時には,
バッテリ4からの電源をプリンタ制御の負荷に接続す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,感熱プリンタ等の
重負荷を駆動するための電源の制御技術に係り,特に携
帯可能な小型プリンタ等に適したプリンタ用電源切り換
え制御方法およびプリンタ用電源装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来,例えば商品に貼付するラベルを印
刷するような小型のプリンタは,消費電力が比較的小さ
く,ACアダプタからの電源によってもバッテリからの
電源によっても駆動することができた。しかしながら,
大きなラベルの印刷が可能なプリンタも要望されてお
り,大きなラベルを印刷するためには,例えば200〜
300Wというような大容量の電源が必要になる。消費
電力が100Wを超えるような重負荷のプリンタでは,
出力容量が数十W程度の通常よく用いられているACア
ダプタでは,プリンタを駆動するには不十分である。
【0003】そのため,あらかじめ充電されたバッテリ
をプリンタに装着して,バッテリが空になるごとに満充
電されたバッテリと交換するか,または重負荷に対して
電源供給能力のある大容量のDC電源コンバータを接続
してプリンタを使用する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】プリンタの電源として
バッテリを用いる方式では,バッテリが空になるごと
に,満充電されたバッテリと交換し,空になったバッテ
リについては充電器で充電するという操作が非常に煩わ
しいという問題があった。
【0005】一方,プリンタの電源として大容量のDC
電源コンバータを接続して用いる方式では,装置の規模
が大きくなり,場合によってはプリンタ本体よりも電源
装置のほうが大きく,かつ重くなってしまうという問題
があった。
【0006】本発明は上記問題点の解決を図り,大容量
のDC電源コンバータが不要であり,かつ使用者が充電
を意識することなく簡易に使用することができるプリン
タの電源システムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記課題を解
決するため,ACアダプタによる電源と,バッテリによ
る電源の2ウェイ電源方式を用い,ACアダプタが挿入
状態でかつ印字待機時には,ACアダプタからの電源を
プリンタ制御の負荷に接続するとともに,ACアダプタ
からの電源によってバッテリへの充電を行い,ACアダ
プタが挿入状態でかつ印字動作時には,バッテリからの
電源をプリンタ制御の負荷に接続することによって,印
字動作時の消費電力がACアダプタによる電源の供給電
力よりも大きいプリンタを駆動可能にする。
【0008】一般にプリンタは,印字動作を行っている
時間よりも待機している時間のほうが長いため,ACア
ダプタの挿入状態においてバッテリへの充電が自動的に
行われることにより,使用者は充電を意識しないでプリ
ンタを使用することが可能になる。また,大容量の電源
装置が不要であるため,卓上使用および携帯使用の双方
が可能なプリンタ装置を実現することができる。
【0009】また,本発明のプリンタ用電源装置は,重
負荷状態と軽負荷状態の少なくとも2状態をとるプリン
タへの電源を供給するプリンタ用電源装置であって,重
負荷状態における消費電力よりも小さく,軽負荷状態に
おける消費電力よりも大きい電力の電源供給を受けるD
C電源入力部と,重負荷状態における消費電力よりも大
きい電力の電源供給が可能なバッテリと,プリンタへ電
源を供給するDC電源出力部と,DC電源入力部からの
電源またはバッテリからの電源のいずれかを,DC電源
出力部へ接続するためのスイッチ回路と,重負荷状態の
ときには,スイッチ回路によりバッテリからの電源をD
C電源出力部へ接続し,軽負荷状態のときには,スイッ
チ回路によりDC電源入力部からの電源をDC電源出力
部へ接続するとともに,バッテリへの充電に用いる制御
を行う制御回路とを備えることを特徴とする。
【0010】前記スイッチ回路を,バッテリ電源および
DC電源入力部から得られる電源を切り換えるリレース
イッチと,リレースイッチに並列に接続されるトランジ
スタとによって構成することにより,バッテリとDC電
源入力部からの電源の切り換え時における瞬断などを防
ぎ,かつ通常状態ではリレースイッチを経由した通電に
より,大電流が流れる場合の電圧降下,発熱などを防ぐ
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は,本発明に係る電源装置を
内蔵したプリンタ装置の全体構成図である。プリンタ装
置1において,主制御部2は,マイクロコンピュータ
(以下,マイコンという)を搭載し,マイコンによって
プリンタの印字制御を行う部分である。電源制御部3
は,本発明に係る電源制御を行う部分であり,バッテリ
4による電源とACアダプタ5による電源の2ウェイ
(Way)電源方式を用いる。このプリンタ装置1は,
単独(スタンドアロン)でラベル等の印刷を行うことが
できるとともに,パーソナルコンピュータ等の外部から
の印字データを印刷する装置としても利用することがで
きる。
【0012】図2は,プリンタ装置1の外観図である。
このプリンタ装置1の寸法は,幅が200mm,長さが
210mm,高さが176mmであり,重量はバッテリ
を含めて約3.5Kgである。卓上に置いて使用するこ
ともでき,また携帯して使用することもできる。把手1
1は,本装置を持ち運ぶためのものである。操作パネル
12には,操作用のボタンや状態表示用のランプなどが
設けられている。ロック解除ボタン13は,そのボタン
の位置から上方へ,本体上部のカバー部分を開くのに用
いられる。
【0013】印字方式は,感熱方式または熱転写方式で
あり,印字した後の用紙(ラベル)は,用紙排出口14
から排出される。用紙幅は,最大112mmである。必
要に応じて,メモリカード挿入部15から印字データそ
の他のデータが格納されたメモリカードを挿入すること
ができるようになっている。
【0014】図1のバッテリ4は,プリンタ装置1に着
脱可能なバッテリパックであり,図2(B)に示す位置
に挿入して使用される。このバッテリパックは,ニッケ
ル水素電池を12個直列に接続した構成になっており,
出力電圧は最大14.4Vである。また,プリンタ装置
1には,100Vの交流を15Vの直流に変換するAC
アダプタ5を接続することができるようになっている。
ACアダプタ5の定格出力容量は60Wである。また,
本装置をパーソナルコンピュータ等に接続して利用する
ためのRS232Cインタフェースなどのコネクタ16
が設けられている。
【0015】もちろん,以上の仕様は一例であり,本発
明はこのようなプリンタ装置の電源に限られるわけでは
ない。
【0016】図3は,図1に示す電源制御部3のブロッ
ク構成図である。DC電源入力部31は,ACアダプタ
5が挿入されているときに,+15Vの電源供給(ADP
IN)を受ける部分である。DC電源出力部32は,主制
御部2に対して本体電源を供給する部分である。印字動
作時にはバッテリ4から最大300Wの出力が可能であ
り,ACアダプタ5が挿入されている状態での印字待機
時には,最大60Wの出力が可能になっている。
【0017】レギュレータ33は,制御回路35に+5
Vの電源を供給するための回路である。DC/DC変換
器34は,DC電源入力部31に供給された+15Vの
電源から+20Vのバッテリ充電電源を生成する回路で
ある。
【0018】制御回路35は,充電ICによりバッテリ
4の温度,電圧,電流をモニタし,充電プロセスを制御
する回路である。また,バッテリ4を定電流駆動するた
めの制御信号を出力する。また,トランジスタFET
1,FET2,パワーリレーRLYを制御して,DC電
源出力部32への出力電源の切り換え制御を行う。ま
た,制御回路35は,主制御部2の制御インタフェース
を介してコマンド/ステータスの送受を行う。
【0019】駆動回路36は,制御回路35からの制御
信号を受けて,バッテリ4を定電流駆動する回路であ
り,バッテリ4の急速充電時には1C(2A)のレート
で,またトリクル充電時にはC/64(31mA)のレ
ートで駆動する。
【0020】トランジスタFET1は,充電時にDC電
源出力部32への電源を,ACアダプタ5からの電源に
切り換えるFETスイッチであり,トランジスタFET
2は,トランジスタFET1とパワーリレーRLYと連
動し,電源切り換え時の瞬断を防止するFETスイッチ
である。
【0021】パワーリレーRLYは,放電モードのとき
に,DC電源出力部32への電源を,バッテリ電源に切
り換えるスイッチである。Rfは充電電流検出抵抗であ
り,D1は充電時の逆流防止ダイオード,D2は放電時
の逆流防止ダイオードである。
【0022】以下,図3に示す電源制御部3の機能につ
いて説明する。
【0023】(1)急速充電 バッテリ4を短時間に充電する目的で,1C以上の充電
レートで行う充電方式である。1Cは,例えばバッテリ
容量が1000mAhの場合,1時間で充電できる充電
レートのことで,充電電流値は1Aとなる。電源制御部
3による充電制御では,1900mAh〜2100mA
hのバッテリ4に対して1Cの充電を採用している。し
たがって,急速充電電流は2Aで,標準1時間充電とな
る。急速充電は,急速充電コマンドの発行により行う。
【0024】(2)トリクル充電 バッテリ4を連続して微小電流で時間をかけてゆっくり
充電する方式である。本装置で使用するバッテリ4のト
リクル充電は,例えば満充電後のバッテリ4の自然放電
(使用しなくても容量は減少する)を補う目的で行う。
【0025】トリクル充電には,急速充電前のバッテリ
チェック時に過渡的に行われるトリクル充電1と,急速
充電終了後に行われるトリクル充電2の2つのケースが
あり,電流レートは,トリクル充電1がC/32,トリ
クル充電2がC/64である。本装置の電源制御部3で
は,トリクル充電は安定継続するほうのトリクル充電2
を採用している。このトリクル充電は,トリクル充電コ
マンドの発行により行う。
【0026】(3)充電停止 バッテリ4の充電を停止または制御回路35の充電IC
をイニシャル状態にする。これは,充電停止コマンドの
発行により行う。システム電源OFFのタイミングで急
速充電したい場合に,電源OFF直前に本コマンドを発
行すると,電源OFF後に急速充電がスタートする。
【0027】(4)放電 印刷等のメカ(機構)動作でパワーを必要とする場合に
は,充電を停止し,バッテリ電源に切り換えてからメカ
動作を行う必要がある。これは放電コマンドの発行によ
って行う。
【0028】(5)急速充電の開始条件 急速充電前には,バッテリ4の電圧と温度が充電開始条
件を満足しているかどうかをチェックする。バッテリ温
度が0°C〜40°Cで,かつバッテリ端子電圧が12
V以上の条件が成立していれば,急速充電を開始する。
成立していない場合には,成立するまでC/32でトリ
クル充電を継続する。この状態を急速充電の保留状態と
いう。
【0029】(6)急速充電の終了条件 急速充電は,温度勾配T/t検出か,充電タイマ90分
か,バッテリ最大温度60°Cかのいずれかの条件成立
で終了する。温度勾配T/t検出は,バッテリ4の満充
電を正確に知るための最適な検出方法といえる。バッテ
リ温度のサーミスタ電圧を32秒周期でサンプルし,−
16mV±4mV以上の変化を検出したとき,充電を停
止する。充電タイマは,急速充電の開始からカウント
し,90分後のタイムアウトで充電停止する。バッテリ
4の最大温度および充電タイマによる充電停止は,バッ
テリ4の保護が目的であり,満充電かどうかは不明であ
る。
【0030】(7)電源切り換え制御 ACアダプタ5が挿入されていないとき 制御は放電モードに固定され,DC電源出力部32へ
は,常時バッテリ4の電源が出力される。主制御部2か
らのコマンド発行は無視される。
【0031】 ACアダプタ5が挿入状態のとき 主制御部2が発行する充電コマンド(急速充電,トリク
ル充電,充電停止の3コマンド)や放電コマンドを受け
付け,実行する。充電コマンド実行時には,ACアダプ
タ5の電源をDC電源出力部32へ出力する。放電コマ
ンド実行時には,バッテリ4の電源をDC電源出力部3
2へ出力する。
【0032】(8)コマンド コマンドには,急速充電コマンド,トリクル充電コマン
ド,充電停止コマンド,放電コマンドがある。電源制御
部3は,主制御部2からコマンドを受け付けると,ビジ
ーを返してコマンドを実行する。ビジー中のコマンド発
行は無視し,受け付けを行わない。
【0033】図4に,主制御部2が発行するコマンドの
例を示す。コマンドは,主制御部2の電源コントロール
用に用意されたPOWCレジスタの3ビット(CMD
2,CMD1,CMD0)に,主制御部2が図4に示す
値をライトすることによって発行される。ビジーは,P
OWCレジスタのPOW_BYビット(図示省略)でチ
ェックする。
【0034】ビジー時間は,電源切り換えと充電プロセ
スのイニシャルに要する時間である。電源切り換えは,
ビジー時間以内に完了するため,ビジーOFFを見て,
電源が有効となるタイミングを把握する。急速充電コマ
ンドとトリクル充電コマンドの発行時は,電源切り換え
と並行して充電プロセスがスタートする。プロセスの実
行時間は,各プロセスに依存するので,コマンド発行後
は充電ステータスを監視し,プロセスの終了をチェック
する。プロセスの進行は遅いので,ポーリング周期は数
秒程度で十分である。充電プロセスの実行中にコマンド
を受け付けた場合,実行中のプロセスは停止し,そのコ
マンドでイニシャルからリスタートする。
【0035】(9)充電ステータス 電源制御部3には,充電プロセスを表示する2色表示の
LED(発光ダイオード)が付いている。
【0036】図5に,充電ステータスとLEDの表示内
容の例を示す。充電停止中,放電中,またはACアダプ
タ5の未挿入時には,LEDは消灯である。急速充電前
のバッテリチェック,充電保留状態(トリクル充電1)
中は,黄色で点灯する。赤は,急速充電中であり,緑
は,急速充電完了(トリクル充電2)の状態である。L
EDの表示内容は,主制御部2のPOCWレジスタのL
ED1ビットとLED2ビットからもリードすることが
できる。
【0037】(10)充電プロセス 図6に,急速充電プロセスの流れを示す。急速充電コマ
ンドを受け付けて(P1),イニシャル(初期化)が完
了すると(P2),急速充電開始条件が成立するまでト
リクル充電1の状態となり,充電ステータスLEDは黄
色に点灯する。急速充電開始条件が成立すると,温度勾
配T/t検出,バッテリ最大温度検出,タイムアウト検
出のいずれかの終了条件が成立するまで,急速充電を行
い(P4),この間,充電ステータスLEDは赤色に点
灯する。急速充電の終了条件が成立すると,以降はトリ
クル充電2を継続する(P5)。充電ステータスLED
は緑色に変わる。
【0038】図7に,トリクル充電プロセスの流れを示
す。トリクル充電コマンドを受け付けて(P11),イ
ニシャル(初期化)が完了すると(P12),急速充電
開始条件が成立するまでトリクル充電1の状態となり,
充電ステータスLEDは黄色に点灯する。急速充電開始
条件が成立すると,急速充電の状態になるが(P4),
強制的にトリクル充電2の状態に移行させるために,ダ
ミーのバッテリ最大温度を挿入する(P15)。これは
電源制御部3の制御回路35のバッテリ温度検出用端子
に擬似的に最大許容温度以上の温度検出を示す電圧を印
加することによって行う。これにより,急速充電を終了
させ,トリクル充電2の状態に移行する(P16)。
【0039】次に,電源制御部3の電源制御の状態遷移
について説明する。プリンタ本体の電源のON/OFF
時と,ACアダプタ5のプラグ挿抜時において,電源制
御状態は図8に示すように遷移する。なお,図8におい
て充電とは,急速充電またはトリクル充電を指す。遷移
の前後において,制御状態が充電のとき,遷移前が急速
充電なら遷移後も急速充電,遷移前がトリクル充電なら
遷移後もトリクル充電を継続する。
【0040】図8(A)は,電源OFFからONのとき
の遷移を示しており,電源がOFFからONになっても
制御状態は変化しない。ACアダプタ5が挿入状態のと
きには充電,ACアダプタ5が未挿入状態のときには放
電である。
【0041】図8(B)は,電源ONからOFFのとき
の遷移を示しており,遷移前の制御状態が放電で,AC
アダプタ5が挿入状態のときには,遷移後の制御状態
は,急速充電に変化する。他は変化しない。
【0042】図8(C)は,ACアダプタ5が抜いたと
きの遷移を示している。制御状態が充電のときにACア
ダプタ5を抜くと,制御状態は放電に変化し,電源状態
がONであってもOFFになる。他は変化しない。
【0043】図8(D)は,ACアダプタ5を挿したと
きの遷移を示している。電源状態がOFF状態のときA
Cアダプタ5を挿すと,遷移後の制御状態は急速充電に
変化する。他は変化しない。
【0044】図9は,ACアダプタ5の挿入時の状態遷
移図,図10は,ACアダプタ5の未挿入時の状態遷移
図である。以下,図9および図10に示す状態遷移図に
従って,電源制御の流れについて説明する。
【0045】本装置では,前述のようにACアダプタ5
の電源と,バッテリ4の電源の2つの電源を使用する。
印字動作時には,ハイパワーを必要とするため,バッテ
リ電源(状態S3の放電モード)を使用し,要充電時
(充電Flag=1)の印字待機時には,ACアダプタ
5の電源(状態S2の充電モード)を使用する。特に,
急速充電完了後の印字待機時には,バッテリ4の自然放
電を防ぐためトリクル充電(状態S4)を行う。
【0046】また,以前にバッテリ容量不足(powe
r low)を検出している場合には,以降の印刷に備
えて印刷の休止時間を最大限利用し,バッテリ4を急速
充電し(状態S5),できるだけ速やかに満充電状態と
する。印刷直前になってから充電を開始したのでは,充
電待ちが多発し,スループットの大幅な低下を招いてし
まうことになるが,以上のように充電できるときに充電
の蓄えをすることにより,印刷時の充電待ちを減少させ
ることが可能になる。
【0047】状態S3における印字動作とは,サーマル
ヘッド等の印字ヘッドの駆動に限らず,用紙フィード,
カッター等の他のすべてのメカニカルな動作を含む。
【0048】電源ONの状態S1で,ACアダプタ5が
挿入されており,トリクル充電のときには,バッテリセ
ンスの状態S7に移行する。バッテリセンスでは,モー
タを駆動状態とし,1秒経過後の電源電圧を測定し,待
機時のバッテリエラー基準電圧(12V)と比較する。
電源電圧VBAT が12V以下の場合には,充電フラグを
1にセットし,急速充電の状態S6に遷移する。電源電
圧VBAT が12V以上の場合には,印字待機状態S4に
遷移し,トリクル充電を継続する。
【0049】電源ONの状態S1で,ACアダプタ5が
挿入されており,急速充電または充電保留時には,充電
Flagを1にセットし,急速充電(状態S2)を行
う。
【0050】電源OFF(POW OFF)後,および
電源ON(POW ON)時の充電状態は,図8に示し
たハードウェア制御による状態遷移に従う。
【0051】印字動作状態S3において,電源電圧V
BAT が11V以下になると,パワー・ロー(power
low)の状態S5に遷移し,オフラインとなる。こ
の状態S5で充電Flagを1にセットし,急速充電を
行う。パワー・ローは,6分後に自動解除され,解除時
にオンラインに復帰する。パワー・ローの状態S5は,
オペレータがオンラインキーの押下によりマニュアルで
解除することもでき,特に印刷物が少なく印刷を急ぐ場
合には,マニュアル解除でオンラインに復帰させ,6分
間の充電待ち時間を待つことなく,印刷を継続するるこ
ともできる。
【0052】このパワー・ローの自動解除,マニュアル
解除は,状態S6のときも同様であり,状態S6で自動
解除またはマニュアル解除されると,状態S6から状態
S2に遷移する。状態S2では,急速充電終了をチェッ
クし,充電終了を検出すると充電Flagを0にリセッ
トし,状態S4に遷移する。
【0053】コマンド発行は,以下の状態遷移時に行
う。 状態S3→S2,S7→S6,S3→S5の状態遷
移時:急速充電コマンドを発行。 状態S2→S3,S4→S3,S5→S3の状態遷
移時:放電コマンドを発行。 状態S3→S4の状態遷移時:トリクル充電コマン
ドを発行。
【0054】放電コマンド発行後の印字開始条件は,放
電コマンドのビジーがOFFになったときである。充電
コマンドは,印字停止後に発行する。
【0055】ACアダプタ5が未挿入のときには,本体
の電源ONで状態S1から図10に示す状態S10に遷
移する。ACアダプタ5が未挿入の場合には,ハード的
に放電モードに固定され,パワー・ローの監視があるだ
けで充放電のコマンドによる電源制御はない。主制御部
2からのコマンド発行は無視される。
【0056】
【実施例】本発明の具体的な実施例について説明する。
図11は,電源制御部3の詳細ブロック図である。図
中,図3と同符号のものは図3に示すものに対応する。
【0057】制御回路35として,ここではテキサスイ
ンスツルメント社製の充電コントロールIC(BQ20
04)を使用している。このICは,バッテリ4の温
度,電圧,電流を監視し,充電プロセスを制御する。主
な端子の機能は以下のとおりである。
【0058】VCC:ICの+5V電源 VSS:ICの電源グランド(GND) TCO:バッテリ4の最大許容温度を設定する入力端子 LED1,LED2:充電ステータスの出力端子 MOD:充電電流制御用出力端子 SNS:バッテリ電流検出用の外部抵抗Rfの電圧降下
をセンスする端子 BAT:バッテリ4の端子電圧を監視する入力端子 TS:バッテリ4のサーミスタ検出電圧を監視する入力
端子 −INH:充電禁止入力端子 本回路では,バッテリ4の最大許容温度Tmax が60°
Cとなる基準電圧をTCO端子に入力している。LED
1,LED2の出力は,ハイ(high),ロー(lo
w)の組み合わせで,充電プロセスの状態を表示する。
バッテリ電流の検出は,SNS端子と電源グランド(G
ND)間で行われる。電流検出抵抗Rfの値は,バッテ
リ電流“2A”に設定している。また,SNS端子は,
TS端子とBAT端子に入力されるサーミスタ検出電圧
とバッテリ検出電圧の電位基準にもなっている。
【0059】MOD端子は,SNS端子をセンスしスイ
ッチング方式の定電流制御を行う端子であり,電流ON
時はハイ(high)となる。−INH端子がローから
ハイに遷移したときと,−INH端子がハイ状態でVCC
から立ち上がったとき,充電コントロールIC(BQ2
004)は,充電プロセスを開始する。−INH端子が
ローの間は,充電コントロールIC(BQ2004)は
リセット状態となり,全出力端子はオープン状態とな
る。
【0060】シーケンス制御回路37は,主制御部2か
らの−CHG信号を受けて,トランジスタFET1,F
ET2,パワーリレーRLYを制御し,充電/放電時の
電源切り換えを行う。また,主制御部2からの−FAS
T信号を受けて,トリクル充電コマンド実行時(−FA
ST端子がハイ状態)に急速充電プロセスに入ったと
き,ΔT回路を動作させる。急速充電終了後のパルスト
リクル充電(トリクル充電2)に入ったときには,ΔI
回路を動作させる。
【0061】ΔT回路は,充電コントロールIC(BQ
2004)のTS端子に最大許容温度以上に相当する擬
似的なサーミスタ信号(0V=無限大温度)を加える回
路であり,急速充電プロセスに入ったときにシーケンス
制御回路37の指令でΔT回路が動作すると,充電コン
トロールICは急速充電を停止し,パルストリクル充電
に移行する。
【0062】ΔI回路は,電流検出抵抗Rfの電圧降下
分の電流センス信号に一定のオフセットを加算する回路
である。充電コントロールICが急速充電後のパルスト
リクル充電に入ったときに,シーケンス制御回路37の
指令でΔI回路が動作すると,定電流値は急速充電時の
1/2に制御され,C/64の充電レートでトリクル充
電を行う。
【0063】Kは,パワーリレーRLYのリレーコイル
である。ACアダプタ5が未挿入の場合,リレーコイル
Kの駆動電源がないため,パワーリレーRLYのNC
(Normal Close)端子がメークし,DC電源出力部32
へは,常時バッテリ電源が供給される。パワーリレーR
LYは,リレーコイルKを駆動または非駆動の状態に遷
移してから接点の振動時間も含め切り換え動作が安定す
るまでに,一定のリレー動作時間を要する。RLY−N
O信号は,この動作時間を考慮したリレー接点信号で,
リレーの接続完了のタイミングを知るために使用され
る。トランジスタFET1,FET2は連携して,それ
ぞれ充電モード/放電モードへのリレー切り換え時の瞬
断を防止する。
【0064】Att1回路は,バッテリ4の+端子と−
端子間の電圧を1セル分の電圧に分圧する回路である。
1セル当たりのセル電圧信号は,充電コントロールIC
のBAT端子に加えられる。
【0065】Att2回路は,バッテリ4のT端子を通
して内蔵のサーミスタにバイアス電流を流し,バッテリ
温度検出信号を取り出す回路である。温度検出信号は,
充電コントロールICのTS端子に加えられる。
【0066】DLY回路は,パワーリレーRLYのNO
端子信号に30msの時定数の積分を掛けて,リレーの
動作時間分タイミングを遅延したリレー接点信号RLY
−NOを取り出す回路である。この信号は,シーケンス
制御回路37の中でトランジスタFET1,FET2お
よびパワーリレーRLYの制御信号を生成するために使
用される。
【0067】主制御部2との間の制御用インタフェース
信号I/Fとして,−CHG信号,−FAST信号,−
INH信号,LED1信号,LED2信号,RLY−N
O信号がある。電源制御部3は,−CHG信号が0のと
き,DC電源出力部32に対し,アダプタ電源(充電モ
ード)を接続し,−CHG信号が1のとき,バッテリ電
源(放電モード)を接続する。
【0068】また,−FAST信号が0のとき,急速充
電,−FAST信号が1のとき,トリクル充電を開始す
る。LED1,LED2信号によって,充電停止,急速
充電保留,急速充電,充電終了の4つの状態を表示す
る。
【0069】RLY−NO信号は,パワーリレーRLY
のNO端子のメーク/ブレーク状態を示す信号で,これ
が1のときNO端子がメーク,0のときNC端子がメー
クの状態を示す。
【0070】図12は,主制御部2の要部ブロック構成
図である。図12では,主制御部2のうち本発明に関係
する電源制御部分だけを示している。他の部分について
は,従来の印字制御用の回路と同様でよいので,説明を
省略する。
【0071】主制御部2は,電源制御部3のDC電源出
力部32から電源供給を,電源回路29で受けて,プリ
ンタ本体のノンロック式の電源スイッチ6で電源ONす
る。再度,電源スイッチ6を押すと,POW OFF割
込でマイコン21に通知され,500ms経過後に電源
OFFする。POW OFF割込は,各種設定値や状態
値を不揮発性メモリ(EEPROM)に保存するための
猶予時間をマイコン21に与える。
【0072】マイコン21は,主制御部2の全体を制御
するマイクロコンピュータである。レジスタ22は,マ
イコン21から書き込まれるコマンドコードをラッチす
るレジスタである。コマンドシーケンス実行中は,コマ
ンドビジー回路27からのビジー信号を受けて,次のコ
マンドの書込みを禁止する。コマンドがレジスタ22に
ラッチされると,命令デコーダ23によって解読された
コマンドに応じて−CHG信号出力回路24,−INH
信号出力回路25,−FAST信号出力回路26は,そ
れぞれ−CHG信号,−INH信号,−FAST信号を
生成し,電源制御部3へのインタフェース信号I/Fと
して出力する。
【0073】命令デコーダ23は,レジスタ22にラッ
チされたコマンドコードを,急速充電,トリクル充電,
充電停止,放電の4つのコマンド信号にデコードする。
【0074】−CHG信号出力回路24は,急速充電コ
マンドまたはトリクル充電コマンドの解読時に,放電モ
ード/充電モードを切り換える−CHG信号を生成し出
力する回路である。−FAST信号出力回路25は,急
速充電コマンドの解読時に,−FAST信号として0を
出力し,トリクル充電コマンドの解読時には,−FAS
T信号として1を出力する回路である。−INH信号出
力回路26は,急速充電コマンドまたはトリクル充電コ
マンドの解読時に,−INH信号として負極性のパルス
を出力し,放電コマンド解読時にはロー状態を出力する
回路である。
【0075】コマンドビジー回路27は,コマンドコー
ドがレジスタ22に書き込まれてから,そのコマンドの
制御が完了するまで,ビジー信号を出力する回路であ
る。ポート28は,ビジー信号,RLY−NO信号,充
電ステータス信号LED1,LED2の入力ポートであ
る。マイコン21は,ポート28をリードすることによ
り,これらの信号を読み取る。
【0076】電源回路29は,電源制御部3のDC電源
出力部32から電源供給を受けて,モータや印字ヘッド
等の機構系に駆動電源を供給する。マイコン21等の制
御系には,安定化したロジック電源を供給する。
【0077】各コマンドの制御タイムチャートを図13
〜図16に示す。図13は急速充電コマンドの制御タイ
ムチャート,図14はトリクル充電コマンドの制御タイ
ムチャート,図15は充電停止コマンドの制御タイムチ
ャート,図16は放電コマンドの制御タイムチャートを
それぞれ示している。
【0078】充電プロセスは,−INH信号の立ち上が
りから開始される。−CHG信号の充電/放電モードの
指示に対して,RLY−NO信号が応答しない場合に
は,ビジー状態を継続する。この異常状態をマイコン2
1で監視し,マシンアラームとして本装置を停止する。
【0079】図17は,図11に示すパワーリレーRL
Yを用いた電源制御部3による電源切り換え制御の動作
タイムチャートである。
【0080】充電モードのときには,−CHG信号が
0,RLY−NO信号が1であり,トランジスタFET
1はON,トランジスタFET2はOFFである。DC
電源出力部32には,アダプタ電源が供給される。−C
HG信号が1になり,放電モードになると,トランジス
タFET1,FET2は,ON/OFFが切り換えら
れ,DC電源出力部32には,バッテリ電源が供給され
る。放電モードのときは,バッテリ4からの負荷電流
は,トランジスタFET2を通る回路とパワーリレーR
LYを通る回路の並列回路になるが,ほとんどの電流は
ON抵抗が小さいパワーリレーRLYのほうを流れる。
【0081】電源切り換えにパワーリレーRLYを用い
る理由は,以下のとおりである。パワーリレーRLYを
使用しない場合は,図11に示す電源制御部3におい
て,パワーリレーRLYを削除した場合に相当する。パ
ワーリレーRLYをなくすと,放電時,バッテリ4から
DC電源出力部32に流出するプリンタ装置の負荷電流
は,トランジスタFET2と整流ダイオードD2を流れ
る。
【0082】しかし,バッテリ4等の低電圧を使用する
プリンタ装置では,印字ヘッドの駆動に最大ピーク30
Aの大電流を必要とするため,トランジスタFET2と
ダイオードD2の電力損失は相当大きくなる。また,低
電圧駆動のためトランジスタFET2とダイオードD2
による電圧降下が印字濃度に著しく影響するという大き
な問題が発生する。したがって,本装置では,パワーリ
レーRLYを使用し,以上の印字動作時における電圧降
下の問題を解決している。トランジスタFET2とダイ
オードD2の回路は,リレー動作時の瞬断を防止するた
めに補助的に使用している。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
大容量のDC電源コンバータが不要であり,かつ使用者
が充電を意識することなく使用することができるプリン
タの電源システムを実現することができる。特に卓上用
としても携帯用としても使用可能な簡便な小型プリンタ
の電源装置として最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電源装置を内蔵したプリンタ装置
の全体構成図である。
【図2】図1に示すプリンタ装置の外観図である。
【図3】図1に示す電源制御部のブロック構成図であ
る。
【図4】主制御部が発行するコマンドの例を示す図であ
る。
【図5】充電ステータスとLEDの表示内容の例を示す
図である。
【図6】急速充電プロセスの流れを示す図である。
【図7】トリクル充電プロセスの流れを示す図である。
【図8】電源制御状態の遷移を示す図である。
【図9】ACアダプタの挿入時の状態遷移図である。
【図10】ACアダプタの未挿入時の状態遷移図であ
る。
【図11】電源制御部の詳細ブロック図である。
【図12】主制御部の要部ブロック構成図である。
【図13】急速充電コマンドの制御タイムチャートであ
る。
【図14】トリクル充電コマンドの制御タイムチャート
である。
【図15】充電停止コマンドの制御タイムチャートであ
る。
【図16】放電コマンドの制御タイムチャートである。
【図17】電源制御部による電源切り換え制御の動作タ
イムチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ装置 2 主制御部 3 電源制御部 4 バッテリ 5 ACアダプタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02J 7/34 G06F 1/00 330F Fターム(参考) 2C055 CC00 CC01 CC03 2C061 AQ04 AS08 HJ10 HN15 5B011 DA02 DA13 DB21 EB08 5G003 AA01 BA01 DA04 DA18 GA01 GC05 5H030 AA00 AS11 BB01 BB21 BB26

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ACアダプタによる電源と,バッテリに
    よる電源の2ウェイ電源方式を用い,印字動作時の消費
    電力が前記ACアダプタによる電源の供給電力よりも大
    きいプリンタを駆動するためのプリンタ用電源切り換え
    制御方法であって,前記ACアダプタが挿入状態でかつ
    印字待機時には,前記ACアダプタからの電源をプリン
    タ制御の負荷に接続するとともに,前記ACアダプタか
    らの電源によって前記バッテリへの充電を行い,前記A
    Cアダプタが挿入状態でかつ印字動作時には,前記バッ
    テリからの電源をプリンタ制御の負荷に接続することを
    特徴とするプリンタ用電源切り換え制御方法。
  2. 【請求項2】 重負荷状態と軽負荷状態の少なくとも2
    状態をとるプリンタへの電源を供給するプリンタ用電源
    装置であって,前記重負荷状態における消費電力よりも
    小さく,前記軽負荷状態における消費電力よりも大きい
    電力の電源供給を受けるDC電源入力部と,前記重負荷
    状態における消費電力よりも大きい電力の電源供給が可
    能なバッテリと,前記プリンタへ電源を供給するDC電
    源出力部と,前記DC電源入力部からの電源または前記
    バッテリからの電源のいずれかを,前記DC電源出力部
    へ接続するためのスイッチ回路と,前記重負荷状態のと
    きには,前記スイッチ回路により前記バッテリからの電
    源を前記DC電源出力部へ接続し,前記軽負荷状態のと
    きには,前記スイッチ回路により前記DC電源入力部か
    らの電源を前記DC電源出力部へ接続するとともに,前
    記バッテリへの充電に用いる制御を行う制御回路とを備
    えることを特徴とするプリンタ用電源装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のプリンタ用電源装置にお
    いて,前記スイッチ回路は,前記バッテリ電源および前
    記DC電源入力部から得られる電源を切り換えるリレー
    スイッチと,前記リレースイッチに並列に接続されるト
    ランジスタとによって構成されることを特徴とするプリ
    ンタ用電源装置。
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