JP2007201669A - スピーカユニット - Google Patents

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達司 大野
Shinji Adachi
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Abstract

【課題】屋外や浴室等の多湿環境下に設置される場合でもスピーカの音質が低下するのを抑制することが可能なスピーカユニットを提供する。
【解決手段】このスピーカユニット1は、水抜き孔(切欠き部43)および湿気抜き孔32を有するユニット本体2にスピーカ開口部35を設け、スピーカ13をスピーカ開口部35に臨ませてユニット本体2内に配設している。そして、スピーカ13を背面から覆うスピーカ密閉ケース16をスピーカ保持部材11に取り付けて、水抜き孔(切欠き部43)および湿気抜き孔32を含む領域に対して隔離されたスピーカ13を含む略密閉状態の領域をユニット本体2内に形成している。
【選択図】図2

Description

本発明は、スピーカを搭載したスピーカユニットに関するものである。
従来、音(警報や報知音、音楽、音声)を発するスピーカを搭載したスピーカユニットが知られている。例えば特許文献1には、ユニット本体の正面を覆うバッフル板に複数のスピーカを取り付けたスピーカユニットが開示されている。このようなスピーカユニットでは、スピーカへの電力供給やスピーカの動作制御を行うための基板ブロックがスピーカとともにユニット本体内に収納されている。
ところで、上述のスピーカユニットを例えば屋外や浴室等の多湿環境下に設置することが考えられる。この場合、図7に示すように、スピーカユニット101は、スピーカ113および基板ブロック114を収納したユニット本体102の周囲に防水カバー104を配設して構成されるが、屋内に設置される場合と比べて外部からの衝撃を受け易く、また比較的早期に材質劣化が発生することにより防水カバー104の嵌合部分が外れたりユニット本体102に隙間が形成されたりする可能性が高く、これによりユニット本体102内に湿気や水が侵入してユニット本体102内の基板ブロック114に悪影響を及ぼす虞がある。そこで、従来のスピーカユニット101では、一般に、ユニット本体102内に侵入した湿気が籠もらないようにユニット本体102内外を連通する湿気抜き孔132を設けるとともに、侵入水がユニット本体102や防水カバー104内に溜まらないように水抜き孔143および104aを設けている。
特開平2−47997号公報
しかしながら、図7に示した従来のスピーカユニット101では、スピーカ113の背面から発せられる逆相音(スピーカ113の正面から発せられる正相音の位相が反転した音)が、湿気抜き孔132や水抜き孔143および104aから漏れてスピーカユニット101の正面に廻り込むという不都合がある。これにより、スピーカユニット101の正面から発せられる正相音が逆相音に打ち消されるため、スピーカの性能を十分に発揮させることができず、音質が低下するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、例えば屋外や浴室等の多湿環境下に設置される場合でもスピーカの音質が低下するのを抑制することが可能なスピーカユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明のスピーカユニットは、水抜き孔および湿気抜き孔の少なくとも一方を有するユニット本体にスピーカ開口部を設け、スピーカを前記スピーカ開口部に臨ませて前記ユニット本体内に配設したスピーカユニットであって、前記スピーカの周囲に壁部を設け、前記水抜き孔および湿気抜き孔を含む領域に対して隔離された前記スピーカを含む略密閉状態の領域を前記ユニット本体内に形成したことを特徴とする。
スピーカを含む密閉領域をユニット本体内に形成しながらスピーカをユニット本体に密接(水密)状態で固定するために、前記壁部は、前記スピーカを覆うように前記ユニット本体に密接状態で取り付けられるケース部材を含み、前記ケース部材の内面に、前記スピーカを前記ユニット本体のスピーカ開口部に向けて押圧する弾性部材を取り付ける構成としてもよい。
スピーカを含む密閉領域をユニット本体内に形成する際に部品点数が増加するのを抑制するために、前記ユニット本体は、前記スピーカ開口部を有するスピーカ保持部材に背面カバー部材を取り付けることで構成されており、前記壁部は、前記背面カバー部材から前記スピーカ保持部材に向けて延びるように前記背面カバー部材の内面に一体的に形成されたリブを含み、前記リブが、前記背面カバー部材の前記スピーカ保持部材への取付時に前記スピーカを囲むように前記スピーカ保持部材に密接する構成としてもよい。
スピーカを含む密閉領域の気密性をより向上させるために、前記壁部と前記ユニット本体との接触部位に第1パッキンを設けた構成とするのが好ましい。
スピーカのリード線の破損を抑制するとともに、リード線を密閉領域から外部に導出することに起因する前記密閉領域の気密性の低下を防ぐために、前記第1パッキンと対応する前記ユニット本体の所定位置に段落ち部を形成するとともに、その段落ち部に第2パッキンを配設し、前記スピーカのリード線を前記第1パッキンと前記第2パッキンとの間を介在させて前記スピーカを含む領域から外部に導出した構成とするのが好ましい。
屋外や浴室等で使用されるスピーカユニットの音質の低下を容易に抑制するために、前記ユニット本体の周囲に防水カバーを配設し、前記防水カバーの前記ユニット本体のスピーカ開口部と水抜き孔とに対応する位置に、カバー側開口部とカバー側水抜き孔とを各々設けた構成とするのが好ましい。
この発明のスピーカユニットによれば、スピーカの周囲に壁部を設けて、水抜き孔および湿気抜き孔を含む領域から隔離されたスピーカを含む略密閉状態の領域をユニット本体内に形成したので、スピーカの背面から発せられる逆相音(スピーカの正面から発せられる正相音の位相が反転した音)を前記密閉領域に閉じ込めて外部に漏らさないようにすることができる。これにより、例えばスピーカの背面からの逆相音がユニット本体の水抜き孔や湿気抜き孔を通ってスピーカユニットの正面に廻り込み、スピーカの正面から発せられる正相音を打ち消すといった不都合の発生を抑制することができるので、スピーカの音質の低下を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態によるスピーカユニットの全体構成を示した斜視図であり、図2は、図1に示したスピーカユニットの側断面図である。また、図3および図4は、図2に示したスピーカユニットのユニット本体を構成するスピーカ保持部材の説明図であり、図5は、図4に示したスピーカ保持部材にケース部材を取り付けた状態の斜視図である。まず、図1および図2を参照して、本発明の第1実施形態によるスピーカユニット1の全体構成について説明する。
本実施形態のスピーカユニット1は、例えば屋外や浴室等の多湿環境下においても使用可能なように構成されており、図1および図2に示すように、ユニット本体2と、ユニット本体2に対する防水機能を有する防水カバー3および4とを具備している。
防水カバー3は、ユニット本体2の正面側の部位に対する防水機能を有しており、スピーカ開口部3a(カバー側開口部)と、フック部3b(図2参照)とを有している。スピーカ開口部3aは、ユニット本体2に搭載された後述のスピーカ13に対応する位置に形成されており、スピーカ13の正面から発せられる正相音を通過させるために設けられている。なお、このスピーカ開口部3aは、単なる開口以外の例えばスリット形状や多孔形状を有していてもよく、これによってスピーカ開口部3aから雨滴等の異物が侵入するのを抑制することが可能である。フック部3bは、当該防水カバー3の下端に設けられており、ユニット本体2の下端に係合することによって防水カバー3をユニット本体2に取り付けるようになっている。
防水カバー4は、図2に示すように、壁面Wに図略の固定具を用いて固定されるように構成されており、この防水カバー4にユニット本体2がボルト5を用いて取り付けるようになっている。すなわち、ユニット本体2は、防水カバー4を介して壁面Wに取り付けられている。この防水カバー4は、ユニット本体2の背面側(図2では右側)の部位に対する防水機能を有している。
また、防水カバー4は、水抜き孔4a(カバー側水抜き孔)を有している。この水抜き孔4aは、防水カバー4の最も低い部位に形成されており、防水カバー4内に侵入した水をカバー外部に排出する機能を有している。
ユニット本体2は、当該ユニット本体2の正面側に配設されるスピーカ保持部材11と、スピーカ保持部材11の背面に取り付けられる背面カバー部材12と、スピーカ保持部材11に保持されて音源として機能する正面視円形状のスピーカ13と、スピーカ13への電力供給およびスピーカ13の動作制御を行う基板ブロック14とにより構成されている。また、スピーカ13は、リード線15によって基板ブロック14に接続されている。
ここで、本実施形態では、ユニット本体2は、スピーカ13を背面から覆うようにスピーカ保持部材11に密接状態で取り付けられるスピーカ密閉ケース16(ケース部材、壁部)を備えている。このスピーカ密閉ケース16は、スピーカ13から発せられる音に伴うビビリ振動を軽減することが可能な樹脂や金属等の剛性体により形成されており、図5に示すように、スピーカ13を覆って該スピーカ13を含む略密閉状態の領域を形成するケース本体16aと、ケース本体16aに連設された一対の位置決め片16bとを含んでいる。スピーカ密閉ケース16により形成される密閉領域は、後述の湿気抜き孔32および水抜き孔(切欠き部43)を含む領域から隔離された状態となっている。位置決め片16bは、後述する位置決めリブ33に接触してスピーカ密閉ケース16をスピーカ保持部材11にずれることなく取り付けるために設けられている。
また、スピーカ密閉ケース16の内面には、図2に示すように、スピーカ13をスピーカ保持部材11に向けて押圧固定する圧縮コイルバネ17(弾性部材)が取り付けられている。これにより、スピーカ密閉ケース16をスピーカ保持部材11に取り付けるだけで、この圧縮コイルバネ17の押圧力を利用してスピーカ13をスピーカ保持部材11に押付固定可能なようになっている。なお、スピーカ密閉ケース16の内面にパッキン等の弾性体を取り付けて、スピーカ13をスピーカ保持部材11に向けて押圧固定するようにしても良い。
また、スピーカ密閉ケース16は、ゴム等からなるパッキン18(第1パッキン)を介してスピーカ保持部材11に密接(水密)状態で固定されている。なお、パッキン18以外の例えばシール部材を介してスピーカ密閉ケース16をスピーカ保持部材11に取り付けるようにしても良い。
スピーカ保持部材11は、平板状の保持面部30と、保持面部30の背面側に立設された矩形枠状の立上り部40と、立上り部40の外縁近傍の所定位置に形成された複数のボルト挿入部50と、保持面部30の下端に形成されたフック係合部60とを含んでいる。ボルト挿入部50には、ボルト5が挿入されるボルト挿入孔51が形成されている。
保持面部30は、その中央付近に形成されたスピーカ嵌合部31と、スピーカ嵌合部31の斜め上方に設けられた4つの湿気抜き孔32(図3参照)と、スピーカ嵌合部31の左右両側方に設けられた位置決めリブ33(図4及び図5参照)およびネジ孔34と、スピーカ嵌合部31にほぼ同心に設けられてスピーカ13の正面から発せられる正相音を通過させるためのスピーカ開口部35と、スピーカ嵌合部31の上部に設けられた段落ち部36とを有している。
スピーカ嵌合部31は、スピーカ13を嵌め込み可能な形状に形成されている。なお、スピーカ13は、パッキンやシール部材等を介してスピーカ嵌合部31に嵌め込まれるように構成されていてもよい。湿気抜き孔32は、ユニット本体2内に湿気が籠もらないようにするために設けられている。また、位置決めリブ33により所定位置に位置決めされたスピーカ密閉ケース16は、図5に示すように、ネジ20をスピーカ密閉ケース16の図略のネジ挿入孔に挿入して保持面部30のネジ孔34に螺合させることによりスピーカ保持部材11に取り付けるようになっている。
スピーカ開口部35は、単なる開口以外の例えばスリット形状や多孔形状に構成されていてもよく、本実施形態では、メッシュ(網目)状を有するように形成されている。また、段落ち部36にはパッキン19(第2パッキン)が配設されており、スピーカ13のリード線15がパッキン18および19の間を通ってスピーカ13を含む密閉領域から外部に導出されるようになっている。このため、リード線15の導出に際して前記密閉領域の気密性が低下するのを抑制することが可能である。
立上り部40は、背面カバー部材12が突合せ状態で取り付けられるようになっており、当該立上り部40に連設された複数のネジ挿入部41と、当該立上り部40の下端側に形成された2つの切欠き部43(図4参照)とを有している。ネジ挿入部41には、ネジ21が挿入されるネジ挿入孔42が形成されている。切欠き部43は、背面カバー部材12をスピーカ保持部材11に取り付けることにより背面カバー部材12の縁部とともに孔部を構成するようになっており、ユニット本体2内に侵入した水を外部に排出する機能を有している。この切欠き部43は、本発明の「水抜き孔」の一例である。
以上のように構成されたスピーカユニット1では、スピーカ保持部材11にスピーカ密閉ケース16を取り付けることによって、水抜き孔(切欠き部43)および湿気抜き孔32を含む領域に対して隔離されるとともにスピーカ13を含む略密閉状態の領域がユニット本体2内に形成されるようになっている。
第1実施形態では、上記のように、スピーカ13を背面から覆うスピーカ密閉ケース16をスピーカ保持部材11に取り付けて、水抜き孔(切欠き部43)および湿気抜き孔32を含む領域から隔離されたスピーカ13を含む略密閉状態の領域をユニット本体2内に形成したので、スピーカ13の背面から発せられる逆相音(スピーカ13の正面から発せられる正相音の位相が反転した音)を前記密閉領域に閉じ込めて外部に漏らさないようにすることができる。これにより、例えばスピーカの背面からの逆相音がユニット本体の水抜き孔や湿気抜き孔を通ってスピーカユニットの正面に廻り込み、スピーカの正面から発せられる正相音を打ち消すといった従来のスピーカユニット(図7参照)における不都合の発生を抑制することができるので、スピーカ13の音質の低下を抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、スピーカ密閉ケース16の内面に、スピーカ13をスピーカ保持部材11に押圧する圧縮コイルバネ17を取り付けたので、スピーカ13を含む密閉領域をユニット本体2内に形成しながら圧縮コイルバネ17の押圧力を利用してスピーカ13をスピーカ保持部材11に密接(水密)状態で固定することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、スピーカ密閉ケース16とスピーカ保持部材11との接触部位にパッキン18を設けので、スピーカ13を含む密閉領域の気密性をより向上させることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、パッキン18と対応するスピーカ保持部材11の所定位置に段落ち部36を形成するとともに、その段落ち部36にパッキン19を配設し、スピーカ13のリード線15をパッキン18および19の間を通してスピーカ13を含む領域から外部に導出したので、パッキン18および19の柔軟性でスピーカ13のリード線15の破損を抑制するとともに、リード線15を密閉領域から外部に導出することに起因して前記密閉領域の気密性が低下するのを防ぐことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ユニット本体2の周囲に防水カバー3および4を配設し、防水カバー3のユニット本体2のスピーカ開口部35に対応する位置にスピーカ開口部3aを設け、かつ防水カバー4に水抜き孔4aを設けたので、屋外や浴室等で使用されるスピーカユニット2の音質の低下を容易に抑制することができる。
(第2実施形態)
図6は、本発明の第2実施形態によるスピーカユニットの側断面図である。
図6に示した第2実施形態のスピーカユニット1aでは、第1実施形態のスピーカユニット1と異なり、ユニット本体2を構成する樹脂製の背面カバー部材12の内面に、背面カバー部材12からスピーカ保持部材11に向けて延びるスピーカ密閉リブ12a(リブ、壁部)が一体に形成されている。このスピーカ密閉リブ12aは、背面カバー部材12のスピーカ保持部材11への取付時にスピーカ13を囲むように設けられているとともにパッキン18(第1パッキン)を介してスピーカ保持部材11に密接するようになっている。
このように構成された第2実施形態のスピーカユニット1aでは、背面カバー部材12にスピーカ密閉リブ12aを一体的に設けるとともにその背面カバー部材12をスピーカ保持部材11に取り付けることによって、水抜き孔(切欠き部43)および湿気抜き孔32を含む領域に対して隔離されるとともにスピーカ13を含む略密閉状態の領域がユニット本体2内に形成されるようになっている。
第2実施形態では、上記のように、背面カバー部材12からスピーカ保持部材11に向けて延びるように背面カバー部材12の内面に一体的に形成されたスピーカ密閉リブ12aが、背面カバー部材12のスピーカ保持部材11への取付時にスピーカ13を囲むようにスピーカ保持部材11に密接してスピーカ13を含む密閉領域を形成するように構成したので、スピーカ13の背面から発せられる逆相音(スピーカ13の正面から発せられる正相音の位相が反転した音)を前記密閉領域に閉じ込めて外部に漏らさないようにすることができる。これにより、上記第1実施形態と同様、スピーカ13の音質の低下を抑制することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、スピーカ13を含む密閉領域を形成するスピーカ密閉リブ12aを背面カバー部材12に一体的に設けたので、密閉領域をユニット本体2内に形成するための部材を別途必要とせず、部品点数が増加するのを抑制することができる。
なお、上記第2実施形態では、スピーカ密閉リブ12aを樹脂製の背面カバー部材12に一体に形成する例について示したが、これに限らず、背面カバー部材12が金属製の場合には、背面カバー部材12に溶接等によりスピーカ密閉リブ12aを一体的に取り付ける構成としてもよい。
また、上記各実施形態では、スピーカ13のリード線15をパッキン18および19の間を通してスピーカ13を含む領域から外部に導出する例について示したが、これに限らず、リード線15を導出する孔部を例えばスピーカ密閉ケース16の適所に形成し、その孔部を通してリード線を外部に導出するとともにシール材等で孔部を密閉する構成としてもよい。なお、上記シール材による密閉作業がシール材の乾燥等の工程を含むことから、作業工程が煩雑になる場合があるため、上記実施形態で示したようにリード線15をパッキン18および19の間を通してスピーカ13を含む領域から外部に導出することがより好ましい。
本発明の第1実施形態によるスピーカユニットの全体構成を示した斜視図である。 図1に示したスピーカユニットの側断面図である。 図2に示したスピーカユニットのユニット本体を構成するスピーカ保持部材の正面図である。 図3に示したスピーカ保持部材を裏面から見た状態の斜視図である。 図4に示したスピーカ保持部材にケース部材を取り付けた状態の斜視図である。 本発明の第2実施形態によるスピーカユニットの側断面図である。 従来のスピーカユニットの構成を概略的に示した側断面図である。
符号の説明
1,1a スピーカユニット
2 ユニット本体
3,4 防水カバー
3a スピーカ開口部(カバー側開口部)
4a 水抜き孔(カバー側水抜き孔)
11 スピーカ保持部材
12 背面カバー部材
12a スピーカ密閉リブ(リブ、壁部)
13 スピーカ
15 リード線
16 スピーカ密閉ケース(ケース部材、壁部)
17 圧縮コイルバネ(弾性部材)
18 パッキン(第1パッキン)
19 パッキン(第2パッキン)
32 湿気抜き孔
35 スピーカ開口部
36 段落ち部
43 切欠き部(水抜き孔)

Claims (6)

  1. 水抜き孔および湿気抜き孔の少なくとも一方を有するユニット本体にスピーカ開口部を設け、スピーカを前記スピーカ開口部に臨ませて前記ユニット本体内に配設したスピーカユニットであって、
    前記スピーカの周囲に壁部を設け、前記水抜き孔および湿気抜き孔を含む領域に対して隔離された前記スピーカを含む略密閉状態の領域を前記ユニット本体内に形成したことを特徴とするスピーカユニット。
  2. 前記壁部は、前記スピーカを覆うように前記ユニット本体に密接状態で取り付けられるケース部材を含み、
    前記ケース部材の内面に、前記スピーカを前記ユニット本体のスピーカ開口部に向けて押圧する弾性部材を取り付けたことを特徴とする請求項1に記載のスピーカユニット。
  3. 前記ユニット本体は、前記スピーカ開口部を有するスピーカ保持部材に背面カバー部材を取り付けることで構成されており、
    前記壁部は、前記背面カバー部材から前記スピーカ保持部材に向けて延びるように前記背面カバー部材の内面に一体的に形成されたリブを含み、
    前記リブが、前記背面カバー部材の前記スピーカ保持部材への取付時に前記スピーカを囲むように前記スピーカ保持部材に密接することを特徴とする請求項1に記載のスピーカユニット。
  4. 前記壁部と前記ユニット本体との接触部位に第1パッキンを設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のスピーカユニット。
  5. 前記第1パッキンと対応する前記ユニット本体の所定位置に段落ち部を形成するとともに、その段落ち部に第2パッキンを配設し、
    前記スピーカのリード線を前記第1パッキンと前記第2パッキンとの間を介在させて前記スピーカを含む領域から外部に導出したことを特徴とする請求項4に記載のスピーカユニット。
  6. 前記ユニット本体の周囲に防水カバーを配設し、
    前記防水カバーの前記ユニット本体のスピーカ開口部と水抜き孔とに対応する位置に、カバー側開口部とカバー側水抜き孔とを各々設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のスピーカユニット。
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