JP2007200863A - シール受座及び歪除去体を一体に有する電気コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】シール受座及び歪除去体を一体に備えた電気コネクタを提供する。
【解決手段】ソケットコネクタ100は、歪除去体110と、シール受座112とを一体的に備えている。コネクタ本体102は、端子ハウジング108と、歪除去体110と、シール受座112とを含む一体の歪除去部材106を有している。シール受座112は、シール受座囲い体によって形成され、このシール受座囲い体は、左側壁と、右側壁と、上壁と、この上壁と対向する下開口部124と、端子ハウジング壁120と、歪除去壁122と、を備えることを特徴とする。歪除去体110には、ソケットコネクタの端子空洞部134と整合した歪除去開口部142が設けられている。周縁にリブが形成されたゴム弾性のシールが、下開口部124を介して、シール受座112に密封をなして受け入れられている。シールの開口部は、端子空洞部134と整合している。
【選択図】図2
【解決手段】ソケットコネクタ100は、歪除去体110と、シール受座112とを一体的に備えている。コネクタ本体102は、端子ハウジング108と、歪除去体110と、シール受座112とを含む一体の歪除去部材106を有している。シール受座112は、シール受座囲い体によって形成され、このシール受座囲い体は、左側壁と、右側壁と、上壁と、この上壁と対向する下開口部124と、端子ハウジング壁120と、歪除去壁122と、を備えることを特徴とする。歪除去体110には、ソケットコネクタの端子空洞部134と整合した歪除去開口部142が設けられている。周縁にリブが形成されたゴム弾性のシールが、下開口部124を介して、シール受座112に密封をなして受け入れられている。シールの開口部は、端子空洞部134と整合している。
【選択図】図2
Description
本発明は電気コネクタに関し、更に詳細には、電気ワイヤに対する一体のシール受座及び歪除去体(ストレイン・リリーフ;strain relief)を有する電気ソケットコネクタであって、その一体のシール受座及び歪除去体が電気ワイヤに接続される電気ソケットコネクタに関する。
囲い体(シュラウド)及びコネクタ係止部(コネクタロック)を有し、囲い体自体にアーム状係止部(ロックアーム)を組み込むことによって、コネクタ係止部を収容するための拡大部をなくした薄型(ロープロファイル)ソケットコネクタが、2005年5月24日に発行された米国特許第6,896,524号に開示されている。この特許を参照することにより、当該特許に開示された内容は本願に組み入れられているものとする。
次に、図1A、図1B、及び図1Cを参照して、薄型ソケットコネクタ10を説明する。薄型ソケットコネクタ10は、端子ハウジング14を有するコネクタ本体12を有している。端子ハウジング14の内部には、この端子ハウジング14を通って延びる端子空洞部(ターミナルキャビティ)16が配置されている。リードワイヤ18a、18bに取り付けられた雌電気端子(図示せず)が、端子空洞部16の後端に挿入され、この端子空洞部16内に端子受座16aを介して、従来の態様で保持される。この目的のため、任意の適当な雌電気端子及びリードワイヤを使用してもよい。
コネクタ本体12は、環状の囲い体20を含み、この囲い体20は、垂直の端壁22によって端子ハウジング14の中間部分に一体に接続されている。囲い体20及び端壁22は、プラグコネクタ60を受け入れるためのソケット24を形成している。プラグコネクタ60は、プラグコネクタ60がソケット24に差し込まれたときに、端子ハウジング14の雌端子とかみ合う雄端子を有している。コネクタ本体12は、プラグコネクタ60をソケット24内に保持するため、コネクタ係止部(コネクタロック)を有している。コネクタ係止部は、その全体が、参照番号26で示されている。コネクタ係止部26は、コネクタ本体12の囲い体20に組み込まれ、これにより、以下に説明されるように、薄型ソケットコネクタを提供することができる。
コネクタ係止部26は、アーム又はビーム30を備えている。アーム又はビーム30は、囲い体20自体の前方外壁部分32と、端壁22の後方に延びる囲い体20の後方外壁部分34とから形成されている。
アーム30は、対をなした前後の通し溝部(貫通スロット)36、38によって形成されている(すなわち、アーム30は、一対の前側の貫通スロット36と、一対の後側の貫通スロット38とによって形成されている)。これらの通し溝部36、38は、アーム30の両側に対称をなして配置されており、前方外壁部分32及び後方外壁部分34を通って延びている。一対の前側の通し溝部36は、図1Aに最もよく示すように、囲い体20の前方外壁部分32と、該囲い体20の後方外壁部分34の前部分とを通って延びている。一対の後側の通し溝部38は、後方外壁部分34の後部分を通って延びている。
対をなした通し溝部36及び38は、両方とも、長さ方向部分及び横方向部分を有する。これにより、これら二対の通し溝部36及び38は、協働して、可撓性ストラップ40を形成し、この可撓性ストラップ40は、アーム30を囲い体20の外壁の残り部分、詳細には後方外壁部分34、に接続する。
前側の通し溝部36の対は、好ましくは、略U形状であり、そのため、可撓性ストラップ42を囲い体20の前端に形成する第2前方横部分が形成される。可撓性ストラップ42は、囲い体20に連続した前縁及び係合防止(anti−tangle)の特性を提供するが、アーム30の前部を外方に弓なりに曲げ、コネクタ係止部26を以下に説明するように作動させる。後側の通し溝部38は略L形状であり、そのため、アーム30の後端は、押し込むことのできる「ポンプハンドル」解放レバー44を形成している。この解放レバー44は、囲い体20の延長した後方外壁部分34から自由である。
アーム30は、係止尖端部(ロックニブ)46を有している。この係止尖端部46は、長さ方向でストラップ40と42との間に配置されており、ソケット24内方へ延びている。アーム30は、更に、三角形状の支点部48を有している。この支点部48は、ソケット24の端壁22の後側にある空間内に内方へ延びている。三角形状の支点部48は、後方で外方へ傾斜している。端壁22は、ソケット24の内側端に、係止尖端部46の成形を容易にするためにウィンドウ(開口部)を有している。そして、三角形状の支点部48には、また、好ましくは、係止尖端部46の型成形を更に容易にするため、係止尖端部46と長さ方向で整合したスロットを含むことが好ましい。
コネクタ本体12は、端壁22に接続された三角形状の支点支持体52を有している。この支点支持体52は、後方で内方へ傾斜している。支点支持体52は、支点部48の下に配置されており、支点支持体52の最高点が支点48の最高点と実質的に整合している。これにより解放レバー44を押し込み易くする。支点支持体52は、更に、型成形を容易にするためのスロットを備えていてもよい。
薄型ソケットコネクタ10は、図1B及び図1Cに示すように、ソケット24内へ差し込まれる前方プラグ部分62を含むプラグコネクタ60と、嵌合している。
作動時には、アーム状係止部30とストラップ40及び42とが可撓性であるため、プラグコネクタ60のプラグ部分62がソケット24に差し込まれたときに、係止尖端部46がプラグコネクタ60のロック肩部(図示せず)上にスナップ嵌めする。かくして、係止尖端部46はプラグコネクタ60のプラグ部分62をソケット24内で保持する。プラグコネクタ60を外すためには、「ポンプハンドル」解放レバー44の端部を手で押し込むことにより、支点部48が支点支持体52に係合し、アーム状係止部30の前方部分が外方へ弓なりに曲がり、係止尖端部46がプラグコネクタ60のロック肩部と係合した状態から外れる。次いで、プラグコネクタ60が薄型ソケットコネクタ10から遠ざかる方向へ引っ張られる。アーム状係止部30は、好ましくは、囲い体20の前端及び後方部分の両方で囲い体20の残りの部分に連結されているが、アーム状係止部30とストラップ40及び42との可撓性は、係止尖端部46を持ち上げてプラグコネクタ60のロック肩部と係合した状態から外れるのに十分となっている。
囲い体20の外壁32を略楕円形であるように示したけれども、外壁32は、円形、正方形、又は矩形等の別の形状であってもよい。本質的には、任意形状のコネクタの高さ又は外形(プロファイル)は、囲い体の外壁の一部にアーム状係止部が配置されている限り、薄型ソケットコネクタを提供するために小さくすることができる。
図1B及び図1Cに示すように、コネクタ本体12の後端64(コネクタ本体12の前端に配置されたソケットとは逆)には、シール空洞部(シールキャビティ)68を持つシールハウジング66が設けられている。このシール空洞部68内に、シール70が長さ方向軸線に沿って(ワイヤ18a、18bと平行に)摺動する。次いで、取外し式歪除去体72が、シールハウジング66にスナップ嵌めされる。それによって、シール70をシール空洞部68内に捕捉することができる。更に、それによって、薄型ソケットコネクタ10とは無関係のワイヤ18a、18bの移動によって生じる歪を除去することができるように、ワイヤ18a、18bを位置決めできる。
当該技術分野では、ソケットコネクタ用の取外し式歪除去体に対する必要性を排除すことが、依然として必要とされている。
本発明は、歪除去体及びシール受座を一体に有するソケットコネクタである。
本発明に係るソケットコネクタは、その後端に歪除去部材を含むコネクタ本体を有する。歪除去部材はコネクタ本体に一体に接続されている。歪除去部材は、端子ハウジングと、歪除去体と、シール受座とを含む。シール受座は、左側壁と、右側壁と、上壁とを含むことを特徴とする。これら左側壁、右側壁、及び上壁の各々は、端子ハウジングと歪除去体との間に形成されている。更に、上壁と対向して下開口部が設けられている。この構成に関して、シール受座は、歪除去体の歪除去壁に平行な関係で対面する端子ハウジング壁を有する端子ハウジングを更に有することを特徴とする。歪除去体には、端子空洞部を通過したワイヤを配置するため、ソケットコネクタの端子空洞部と整合した歪除去開口部が設けられている。
作動時には、下開口部を介してゴム弾性(エラストマー)のシールが、下開口部を介してシール受座内に挿入されている。このゴム弾性のシールは、その両側に、周縁リブを有しており、この周縁リブは、端子ハウジング壁及び歪除去壁の夫々とで密封界面を形成している。ゴム弾性のシールは、シール受座に着座したときに端子空洞部及び歪除去開口部と整合する(又は並ぶ)シール開口部を有している。次に、ワイヤの各端部に配置された端子は、整合した歪除去体及びシール開口部の夫々を通して、端子空洞部内を通ることによって、各端子空洞部内に配置され、ソケットコネクタの各端子受座に着座している。端子空洞部は、端子ハウジング壁から延びている。
従って、本発明の目的は、シール受座及び歪除去体を一体に有するソケットコネクタを提供することである。
本発明におけるこの及び追加の目的、特徴、及び利点は、好ましい実施例の以下の記載から更に明らかになるであろう。
次に、添付図面のうち、図2乃至図7を参照すると、これらの図2乃至7は、本発明に係るソケットコネクタ100、100’の様々な形態を示している。
ソケットコネクタ100、100’は、歪除去体及びシール受座を有しており、該歪除去体及びシール受座は、ソケットコネクタ100、100’のコネクタ本体と一体的に形成されている。
ソケットコネクタ100、100’は、歪除去体及びシール受座を有しており、該歪除去体及びシール受座は、ソケットコネクタ100、100’のコネクタ本体と一体的に形成されている。
図2及び図5で示されるように、ソケットコネクタ100は、薄型(ロープロファイル)のソケットコネクタ型であることが好ましく、したがって、薄型(ロープロファイル)のソケットコネクタ型である必要は必ずしもない。薄型(ロープロファイル)のソケットコネクタ型は、その全体が、上文中で参照した米国特許第6,896,524号に開示されているものと同様である。ソケットコネクタ100は、例えば、その全体が米国特許第6,896,524号に記載されているように、ソケット及び複数の端子受座が配置された前端104を有するコネクタ本体102を有している。コネクタ本体102は、前端104に対向して配置された後端105を有している。この後端105には、歪除去部材106が配置されている。この歪除去部材106は、端子ハウジング108と、歪除去体110と、シール受座112と、を含んでいる。歪除去部材106は、コネクタ本体102に一体的に連結されている。
シール受座112は、シール受座囲い体(シールシートシュラウド)115によって形成されている。シール受座囲い体115は、
端子ハウジング108と歪除去体110との間を延びる左側壁114及び右側壁116(図5では示されているが、図2では切り取られている)と;
端子ハウジング108と歪除去体110との間を延びる上壁118と;
左側壁114、右側壁116及び上壁118に対して垂直に配向された端子ハウジング壁120と;
歪除去壁(又は端子ハウジング壁120)に対して平行に配向された歪除去壁122と;
によって構成されている。シール受座112は、端子ハウジング108と歪除去体110との間を延びる上壁118に対して、反対側に又は対向して配置された下開口部124を有している。
上壁118は、端子ハウジング壁120と歪除去壁122との間を延びる、任意の凹状の切欠き部(ノッチ)126を有している。任意の第1固定穴(第1アンカー穴)128が、切欠き部126と隣接するようにして、端子ハウジング壁120に設けられている。任意の第2固定穴(第2アンカー穴)130が、切欠き部126と隣接するようにして、歪除去壁122に設けられている。任意の第3固定穴(第3アンカー穴)132が、下開口部124と隣接するようにして、歪除去壁122に設けられている。任意のスロット(溝部)136が、下開口部124と隣接するようにして、端子ハウジング108に設けられている。
端子ハウジング108と歪除去体110との間を延びる左側壁114及び右側壁116(図5では示されているが、図2では切り取られている)と;
端子ハウジング108と歪除去体110との間を延びる上壁118と;
左側壁114、右側壁116及び上壁118に対して垂直に配向された端子ハウジング壁120と;
歪除去壁(又は端子ハウジング壁120)に対して平行に配向された歪除去壁122と;
によって構成されている。シール受座112は、端子ハウジング108と歪除去体110との間を延びる上壁118に対して、反対側に又は対向して配置された下開口部124を有している。
上壁118は、端子ハウジング壁120と歪除去壁122との間を延びる、任意の凹状の切欠き部(ノッチ)126を有している。任意の第1固定穴(第1アンカー穴)128が、切欠き部126と隣接するようにして、端子ハウジング壁120に設けられている。任意の第2固定穴(第2アンカー穴)130が、切欠き部126と隣接するようにして、歪除去壁122に設けられている。任意の第3固定穴(第3アンカー穴)132が、下開口部124と隣接するようにして、歪除去壁122に設けられている。任意のスロット(溝部)136が、下開口部124と隣接するようにして、端子ハウジング108に設けられている。
端子ハウジング108は、端子ハウジング壁120から始まる少なくとも一つ(例えば、2つ)の端子空洞部134を有しており、該端子空洞部134は、端子が設けられたワイヤ140(図7参照)をその内部に受け入れるためのものである。歪除去体110及びその歪除去体110に関連した歪除去壁122は、少なくとも一つ(例えば、2つ)の歪除去開口部142を、各端子空洞部134に対して一つずつ有しており、これらの歪除去開口部142は各端子空洞部134と夫々整合している。
製造時において、ソケットコネクタ100用の金型は、シール受座囲い体115内にシール受座112を形成するための側中子(サイドコア)を含んでいる。この側中子は、少なくとも一つの端子空洞部134を形成するための、一つ又はそれ以上の端子空洞部の中子に対して、垂直な関係で配向されている。
ゴム弾性(エラストマー)のシール150が、図3及び図4に示されている。ゴム弾性(エラストマー)のシール150は、対称な形状を有しており、前面152と、反対側の後面154と、これら前面152と後面154との間を延びる周側面156と、を有することを特徴とする。前面152及び後面154の各々は、周縁リブ158a、158bを有している。周側面156は、任意の上方突起部(上方ボス)160aと、反対側に配置された任意の下方突起部(下方ボス)160bと、を有している。これらの上方突起部160a及び下方突起部160bの各々の各端には、任意の固定尖端部(アンカーニブ)162が夫々設けられている。少なくとも一つのシール開口部164が、各端子空洞部134に対して一つずつ設けられ、前面152と後面154との間を延びている。
本発明に係るソケットコネクタ100の作用を説明する。
ゴム弾性のシール150は、下開口部124を介してシール受座112内に挿入される。この挿入時に、上方突起部160a及び下方突起部160bのうちいずれか一方が、上壁118の切欠き部126内に着座し、固定尖端部162は、第1、第2、及び第3の固定穴128、130、132に夫々固定され、(残りの)固定尖端部162は、スロット136の位置に配置される。
ゴム弾性のシール150が、シール受座囲い体115のシール受座112内に着座した状態で、一つ又はそれ以上の端子空洞部134は、一つ又はそれ以上の歪除去開口部142及びシール開口部164と、夫々整合している。さらに、各周縁リブ158a、158bの圧縮により、(ゴム弾性のシール150の)前方表面及び後方表面のうちの一方が、端子ハウジング壁120のところに密封をなして(又は密封可能に)配置される。あまり重要ではないけれども、(ゴム弾性のシール150の)前方表面及び後方表面のうちの他方もまた、歪除去壁122のところにも密封をなして(又は密封可能に)配置される。次に、ワイヤ140の各端部に配置された端子は、夫々整合した歪除去開口部142及びシール開口部164を貫通して端子空洞部134内へ挿入されることによって、各端子空洞部134内に配置され、ソケットコネクタ100の各端子受座に着座する。
・ 図6及び図7は、ゴム弾性のシール150’が上述した上方突起部160a、下方突起部160b及び固定尖端部162、を有しないソケットコネクタ100’を示している。この構成では、ソケットコネクタ100’は、上述のスロット136が無い端子ハウジング108’と、上述の第1固定穴128が無い端子ハウジング壁と、上述の切欠き部126が無い上壁と、上述の第2及び第3の固定穴130、132が無い歪除去体110’と、を更に有している。この実施例では、ゴム弾性のシール150’は、本明細書の上文中で説明したように、下開口部を通してシール受座内に受け入れられ、ゴム弾性のシール105’が圧力ばめされることによって、ゴム弾性のシール105’がシール受座内に着座した状態で保持される。
・ 図6及び図7は、ゴム弾性のシール150’が上述した上方突起部160a、下方突起部160b及び固定尖端部162、を有しないソケットコネクタ100’を示している。この構成では、ソケットコネクタ100’は、上述のスロット136が無い端子ハウジング108’と、上述の第1固定穴128が無い端子ハウジング壁と、上述の切欠き部126が無い上壁と、上述の第2及び第3の固定穴130、132が無い歪除去体110’と、を更に有している。この実施例では、ゴム弾性のシール150’は、本明細書の上文中で説明したように、下開口部を通してシール受座内に受け入れられ、ゴム弾性のシール105’が圧力ばめされることによって、ゴム弾性のシール105’がシール受座内に着座した状態で保持される。
本発明が属する技術分野の当業者は、上記説明された好ましい実施例に変形及び変更を加えることができる。このような変形及び変更は、付随する特許請求の範囲のみによって限定される本発明の範囲から逸脱することなく行うことができる。
100 ソケットコネクタ
102 コネクタ本体
104 前端
105 後端
106 歪除去部材
108 端子ハウジング
110 歪除去体
112 シール受座
114 左側壁
116 右側壁
115 シール受座囲い体
118 上壁
120 端子ハウジング壁
122 歪除去壁
124 下開口部
126 切欠き部
128 第1固定穴
130 第2固定穴
132 第3固定穴
134 端子空洞部
136 スロット
140 ワイヤ
142 歪除去開口部
150 ゴム弾性のシール
152 前面
154 後面
156 周側面
158a、158b 周縁リブ
160a 上方突起部
160b 下方突起部
162 固定尖端部
164 シール開口部
102 コネクタ本体
104 前端
105 後端
106 歪除去部材
108 端子ハウジング
110 歪除去体
112 シール受座
114 左側壁
116 右側壁
115 シール受座囲い体
118 上壁
120 端子ハウジング壁
122 歪除去壁
124 下開口部
126 切欠き部
128 第1固定穴
130 第2固定穴
132 第3固定穴
134 端子空洞部
136 スロット
140 ワイヤ
142 歪除去開口部
150 ゴム弾性のシール
152 前面
154 後面
156 周側面
158a、158b 周縁リブ
160a 上方突起部
160b 下方突起部
162 固定尖端部
164 シール開口部
Claims (9)
-
ソケットコネクタ(100)であって、
前端(104)及び後端(105)を有するコネクタ本体(102)と、
前記コネクタ本体の前記後端に一体に接続された歪除去部材(106)と、を備えており、
前記歪除去部材は、
少なくとも一つの端子空洞部(134)有する端子ハウジング(108)と、
少なくとも一つの歪除去開口部(142)を有する歪除去体(110)と、を備えており、
前記歪除去開口部は、前記各端子空洞部に対して、一つずつ設けられており、前記各歪除去開口部は、前記各端子空洞部と、夫々整合しており、
前記歪除去部材は、また、
前記端子ハウジングと前記歪除去体との間に形成されたシール受座(112)を備えており、
前記ソケットコネクタは、また、
前記シール受座内に、密閉をなして受け入れ可能なシール(150)を備えている、ソケットコネクタ。
- 請求項1に記載のソケットコネクタにおいて、
前記シール受座は、シール受座囲い体(115)によって形成されており、
該シール受座囲い体は、
前記端子ハウジングと前記歪除去体との間を延びる左側壁(114)と、
前記端子ハウジングと前記歪除去体との間を延びる右側壁(116)と、
前記端子ハウジングと前記歪除去体との間を延びる上壁(118)と、
前記端子ハウジングの端子ハウジング壁(120)と、を備えており、
前記端子ハウジング壁は、前記左側壁、前記右側壁、及び前記上壁に対して垂直に配向されており、
前記シール受座囲い体は、また、
前記歪除去体の歪除去壁(122)を備えており、
前記歪除去壁は、前記端子ハウジング壁に対して平行に配向されており、
下開口部(124)が、前記端子ハウジングと前記歪除去体との間に形成され、前記下開口部は、前記上壁と対向して配置されている、ソケットコネクタ。 - 請求項2に記載のソケットコネクタにおいて、
前記シールは、
前面(152)と、
前記前面の反対側に配置された後面(154)と、
前記前面と前記後面との間を延びる周側壁(156)と、を備えており、
少なくとも一つのシール開口部(164)が、前記前面と前記後面との間を延びており、
前記シール開口部は、前記各端子空洞部対して、一つずつ設けられている、ソケットコネクタ。 - 請求項3に記載のソケットコネクタにおいて、
前記シールは、更に、
前記前面及び前記後面の各々に夫々配置された単一の周縁リブ(158a、158b)を備える、ソケットコネクタ。 - 請求項4に記載のソケットコネクタにおいて、更に、
前記シールを、前記シール受座内の着座位置に保持するための手段(162、128、130、132)を備える、ソケットコネクタ。 - ソケットコネクタ(100)において、
前端(104)及び後端(106)を有するコネクタ本体(102)と、
前記コネクタ本体の前記後端に一体に接続された歪除去部材(106)と、を備えており、
前記歪除去部材(106)は、
少なくとも一つの端子空洞部(134)を有する端子ハウジング(108)と、
少なくとも一つの歪除去開口部(142)を有する歪除去体(110)と、を備えており、
前記歪除去開口部(142)は、前記各端子空洞部に対して、一つずつ設けられており、
前記各歪除去開口部は、前記各端子空洞部と、夫々整合しており、
前記歪除去部材は、また、
前記端子ハウジングと前記歪除去体との間に形成されたシール受座(112)を備えており、
前記ソケットコネクタは、また、
前記シール受座内に、密封をなして受け入れ可能なシール(150)を備えており、
前記シールは、
前面(152)と、
前記前面に対向して配置された後面(154)と、
前記前面と前記後面との間を延びる周側壁(156)と、を有しており、
少なくとも一つのシール開口部(164)が、前記前面と前記後面との間を延びており、前記シール開口部は、前記各端子空洞部に対して、一つずつ設けられている、ソケットコネクタ。 - 請求項6に記載のソケットコネクタにおいて、
前記シール受座は、シール受座囲い体(115)によって形成されており、
該シール受座囲い体は、
前記端子ハウジングと前記歪除去体との間を延びる左側壁(114)と、
前記端子ハウジングと前記歪除去体との間を延びる右側壁(116)と、
前記端子ハウジングと前記歪除去体との間を延びる上壁(118)と、
前記端子ハウジングの端子ハウジング壁(120)と、を備えており、
前記端子ハウジング壁は、前記左側壁、前記右側壁、及び前記上壁に対して垂直に配向されており、
前記シール受座囲い体は、また、
前記歪除去体の歪除去壁(122)を備えており、
前記歪除去壁は、前記端子ハウジング壁に対して平行に配向されており、
下開口部(124)が、前記端子ハウジングと前記歪除去体との間に形成され、前記下開口部は、前記上壁と対向して配置されている、ソケットコネクタ。 - 請求項7に記載のソケットコネクタにおいて、
前記シールは、更に、
前記前面及び前記後面の各々に夫々配置された単一の周縁リブ(158a、158b)を備える、ソケットコネクタ。 - 請求項8に記載のソケットコネクタにおいて、
前記シールを、前記シール受座内の着座位置に保持するための手段(162、128、130、132)を備える、ソケットコネクタ。
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