JP2007199060A - インダクタの温度安定性を制御するための近接プローブ及びシステム - Google Patents

インダクタの温度安定性を制御するための近接プローブ及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】近接プローブ(104)を組み立てる方法(300)の方法及びシステムを提供する。
【解決手段】本方法は、コイルが約150キロヘルツ〜約350キロヘルツの励起周波数で励起されたときにコイルの抵抗対温度プロファイルがほぼ一定になるようなプローブ用のコイルワイヤディメンション及びコイルジオメトリを決定する段階と、コイルの抵抗対温度プロファイルが実質的に一定になるようにコイルジオメトリを調整する段階とを含む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、総括的にはインダクタの温度安定性を制御することに関し、より具体的には、近接プローブの検出コイルの温度安定性を制御するための方法及び装置に関する。
少なくとも幾つかの公知の回転及び往復機械は、機械振動又はロータ位置特性を監視するのを可能にするために渦電流すなわち近接プローブを使用している。近接プローブが動作する環境は、比較的苛酷である可能性がある。
一般的に、近接プローブは、機械の回転シャフト又は転動体軸受の外側リングのようなターゲット物体と近接プローブの検出コイルとの間の間隔に相関した信号を出力する。ターゲットと近接プローブの検出コイルとの間のギャップ又は間隔は、機械振動特性の正確かつ信頼性がある測定値を得るためには近接プローブの線形範囲内に保持される必要がある。従って、正確かつ信頼性がある測定値を得るために、近接プローブは、全ての動作環境条件下で線形動作範囲内に保持されなければならない。
近接プローブに関連する電子機器には一般的に、その振動振幅が検出コイルのコンダクタンスに依存した発振回路が組み込まれる。回路が振動しているとき、検出コイルはその中を流れる交流電流を有し、この交流電流により、検出コイルが交番磁界の形態でエネルギーを放射するようなる。ターゲット物体は、検出コイルから発散される交番磁界内に位置したときに、検出コイルからの放射エネルギーの幾らかを吸収する。このエネルギーの吸収は、交番磁界が物体内に渦電流を発生することの結果であり、渦電流は、それらを発生させた交番磁界に対抗するように循環する。ターゲット物体によって吸収されるエネルギーの量は、ターゲット物体と検出コイルとの間の間隔に相関する。ターゲットが検出コイルに近ければ近いほど、渦電流の原理の結果としてターゲットは検出コイルからより多くのエネルギーを吸収することになる。従って、発振回路の振動振幅は、検出コイルとターゲットとの間の間隔の関数として変化することになる。
回路及び環境条件の広範囲にわたって正確かつ信頼性がある測定値を提供する能力は、少なくとも部分的には、コイルを巻くのに使用したワイヤの材料及び直径を含む検出コイルの特性、システムの動作周波数、並びに近接プローブシステムの電子機器よって決まる。検出コイル及び残りの電子機器は通常、ゲイン、バイアス電圧、バイアス電流及び温度係数のような広範囲な許容差を有する。従って、各生産ユニットは、これら許容差を組み込むように最初に較正されなれければならない。さらに、近接プローブの検出コイルは通常、最終製品で補正しようと努力される温度ドリフト誤差源を含む。
検出コイルにおける温度ドリフト誤差源は、コイルの温度依存性抵抗及びコイルのインダクタンスによるものである。この検出コイルの温度依存性抵抗及びインダクタンスは、ターゲットと検出コイルとの間のギャップ変化の誤った見掛けの結果として不正確な近接プローブ測定値をもたらす温度ドリフト誤差源に影響を与える。近接プローブの温度安定性におけるそのような不一致は、近接プローブがその線形動作範囲内で機能しているときでさえ、予測不可能かつ信頼性がない測定値をもたらす。そのような不一致の補正は通常、温度依存性誤差を補正するのに部分的にしか効果がない。
米国特許第3,471,815号公報 米国特許第3,564,392号公報 米国特許第3,634,799号公報 米国特許第3,694,785号公報 米国特許第3,750,010号公報 米国特許第3,939,403号公報 米国特許第3,992,690号公報 米国特許第3,996,510号公報 米国特許第4,214,483号公報 米国特許第4,267,508号公報 米国特許第4,598,260号公報 米国特許第4,651,094号公報 米国特許第4,652,822号公報 米国特許第4,857,842号公報 米国特許第4,926,123号公報 米国特許第5,027,180号公報 米国特許第5,089,930号公報 米国特許第5,115,193号公報 米国特許第5,126,664号公報 米国特許第5,270,645号公報 米国特許第5,274,328号公報 米国特許第5,278,523号公報 米国特許第5,332,966号公報 米国特許第5,351,003号公報 米国特許第5,545,983号公報 米国特許第5,574,366号公報 米国特許第5,589,768号公報 米国特許第5,608,318号公報 米国特許第6,246,229B1号公報
ここでは近接プローブを組み立てる方法が開示され、この方法は、コイルが約150キロヘルツ〜約350キロヘルツの励起周波数で励起されたときにコイルの抵抗対温度プロファイルがほぼ一定になるようなプローブ用のコイルワイヤディメンション及びコイルジオメトリを決定する段階と、コイルの抵抗対温度プロファイルが実質的に一定になるようにコイルジオメトリを調整する段階とを含む。
一つの実施形態では、回転機械に関連するターゲットとの間のギャップを測定することによって該回転機械を監視するように構成された近接プローブは、その第1の側面でターゲットに磁気的に近接して設置されるように構成されたコイルであって、該コイルが約150キロヘルツ〜約350キロヘルツの励起周波数で励起されたときに該コイルの抵抗対温度プロファイルがほぼ一定になるような該プローブ用のコイルワイヤディメンション及びコイルジオメトリを含むコイルと、コイルの第2の反対側の側面に近接して配置された回転ディスクとを含み、第1のコイルと回転ディスクとの間の距離は、該コイルの所定のスケール係数を生成するように変更可能である。
別の実施形態では、渦電流近接プローブとターゲットとの間に形成されたギャップを測定するためのシステムは、近接プローブを含み、近接プローブは、出力信号が該近接プローブとターゲットとの間の距離に相関するようにコイルの第1の側面で該ターゲットに磁気的に近接して設置されるように構成されたコイルであって、該コイルが約150キロヘルツ〜約350キロヘルツの励起周波数で励起されたときに該コイルの抵抗対温度プロファイルがほぼ一定になるようなプローブ用のコイルワイヤディメンション及びコイルジオメトリを含むコイルと、コイルの第2の反対側の側面に近接して配置されて、該第1のコイルとの間の距離が該コイルの所定のスケール係数を生成するように変更可能である回転ディスクとを含む。本システムはまた、近接プローブに結合されて、該近接プローブに励起周波数を送信しかつ該近接プローブから出力信号を受信するように構成された電子回路を含む。
図1は、近接プローブシステム100の概略図である。近接プローブシステム100は、例えば機械(図示せず)の回転シャフト102のようなターゲット物体を監視するように構成される。近接プローブシステム100は、温度安定インダクタ106を含む近接プローブ104と、電子回路108と、監視システム110とを含む。一般的に、近接プローブ104は、電子回路108に動作可能に結合され、その振動又はロータ位置特性を監視するために回転シャフト102に隣接して配置される。近接プローブ104は、渦電流を用いて回転シャフト102とインダクタ106との間のギャップ112を示す信号を生成する。近接プローブ104は、該近接プローブ104の出力のスケール範囲を設定するためにインダクタ106に磁気的に結合された回転ディスク114を含む。
近接プローブ104は、インダクタ106及び回転ディスク114の両方を収納する共通エンクロージャ116を形成する。この例示的な実施形態では、近接プローブ104は、前端部120及び後端部122を有する封入体を形成する成形材料118の硬化モノリスで形成される。インダクタ106は一般的に、近接プローブ104内部にほぼ対称に配置される。実質的に均一の厚さ126の一体形成保護プローブ先端124が、近接プローブ104の最前方部分に沿って製作される。成形材料118は、前端部120に近接してインダクタ106を実質的に囲み、かつ後端部122から出た電線用導管128の一部分を安置する。回転ディスク114は、インダクタ106と該回転ディスク114との間の距離138を近接プローブ104の出力特性の制御を可能にするように選択しかつ維持することができるように調整可能である。
この例示的な実施形態では、電線用導管128は、インダクタ106の第1のリード線142に電気的に接続された中心導体140とインダクタ106の第2のリード線146に電気的に接続された同軸導体144とを含む多軸ケーブルを含み、中心導体72及び同軸導体74は、絶縁体又は誘電体148によって分離される。この例示的な実施形態では、編組シース150が、同軸導体144を囲み、絶縁体152によって同軸導体から分離される。編組シース150は、電線用導管128に対して付加的な遮蔽及び機械的健全性を与える。電線用導管128は、封入体118の後端部122から外に延びかつインダクタ106を電子回路108に結合してそれらの間での信号出力及び電力入力を可能にする。
電子回路108は、インダクタ106から回転シャフト102に交番磁界158の形態でエネルギーを放射しかつインダクタ106から信号を受信するためにインダクタ106に動作可能に結合される。回転シャフト102は、この放射エネルギーの幾らかを吸収し、電子回路108によって受信されたインダクタ106からの信号は、回転シャフト102とインダクタ106との間の間隔の関数である。従って、回転シャフト102がインダクタ106に近ければ近いほど、回転シャフト102内に誘導される渦電流の結果として回転シャフト102が吸収することになるエネルギーがより多くなる。
具体的には、軸102による放射エネルギーの吸収は、交番磁界158が軸102内に渦電流を発生することの結果であり、渦電流はそれらを発生させた磁界158に対抗するように循環する。この作用は、コイルの抵抗を変化させる。加えて、インダクタ106の緊密に隣接した導体すなわち巻線内の電流の相互作用は、交流電流に応答して抵抗の温度依存性変化を生じさせる。従って、インダクタ106の緊密に隣接した巻線内の電流の相互作用及びシャフト102内の電流の作用は、交流電流に応答して温度ドリフト及びゲイン変動を生じさせる。この例示的な実施形態では、インダクタ106及び該インダクタ106を含むワイヤのディメンションは、システム性能要件と近接プローブ104を動作させることになる環境とに基づいて予め選択される。例えば、距離112により、近接プローブ104及びインダクタ106の直径を決定することができる。システム動作周波数は、インダクタ106のディメンションとインダクタ106を形成するのに使用したワイヤのディメンション及び電気特性とに基づいて決定される。システムは、特定の周波数で動作させて許容レベルの温度安定性を得るようにする。この周波数は、例えばコイル巻線のワイヤ組成、直径及びジオメトリ構成に基づいて周波数を決定するようにプログラムされたコンピュータを使用して理論的に決定される。これによって、システムが動作することになる基準周波数が得られる。システムは、その動作温度範囲にわたって反復してテストされて、最適な動作周波数が決定される。この例示的な実施形態では、渦電流システムは、150キロヘルツ〜350キロヘルツの周波数で動作しているときに温度安定になる。具体的には、本明細書に記載したように構成した50ミリメートル直径型プローブの場合には、システムは、約267キロヘルツの周波数で動作しているときに温度安定になる。
決定した周波数を用いて、抵抗対温度曲線の線形性が実験的に決定される。所望の範囲にわたる抵抗対温度曲線の線形性を向上させるために、例えばインダクタ106及びターゲット物体(すなわち、シャフト102)の両方によって発生されて温度安定インダクタ10に作用することになる温度ドリフト及びゲイン変動が実質的に相殺され、それによって温度安定近接プローブ104が形成されるようにインダクタ106に対して巻線巻数を追加又は除去することによって、インダクタ106のインダクタンスが調整される。従って、温度補正近接プローブは、機械監視の環境において見られる温度変動の下で回転シャフト102とインダクタ106との間のギャップ112の正確な表示を維持する。
図2は、本発明の実施形態による例示的な近接プローブ104の分解斜視図である。近接プローブ104は、インダクタ106及び回転ディスク114を収納する共通エンクロージャ116を含む。この例示的な実施形態では、近接プローブ104は、前端部120及び後端部122を有する封入体を形成する成形材料118で形成される。インダクタ106は、近接プローブ104内部にほぼ対称に配置される。実質的に均一な厚さ126の一体形成保護プローブ先端124は、近接プローブ104の最前方部分に沿って製作される。成形材料118は、前端部120に近接してインダクタ106を実質的に囲む。ボス202を貫通するフィードが、後端部122から延びてインダクタ106からの電線用導管128(図2には図示せず)を案内しかつ保護する。ボス202は、それを貫通するボア204と、回転ディスク114のネジ部208にねじ込み可能に係合するように構成されたネジ部206とを含む。回転ディスク114は、インダクタ106と回転ディスク114との間の距離を近接プローブ104の出力特性の制御を可能にするように選択しかつ維持することができるように調製可能である。溶接リング210は、エンクロージャ116に対してケース212を密封するのを可能にする。
図3は、近接プローブ104(図2に示す)を組み立てる例示的な方法300のフローチャートである。本方法は、コイルが約150キロヘルツ〜約350キロヘルツの励起周波数で励起されたときにコイルの抵抗対温度プロファイルがほぼ一定になるようにプローブのコイルワイヤディメンション及びコイルジオメトリを決定する段階304と、コイルの抵抗対温度プロファイルが実質的に一定になるようにコイルジオメトリを調整する段階306とを含む。
コイルジオメトリは、近接プローブの用途に基づいて選択される。この例示的な実施形態では、50ミリメートル直径型プローブが選択される。コイルジオメトリを選択する段階はまた、ワイヤ直径及び材料を選択する段階を含む。動作中にプローブに加えられる励起は、例えばプローブの出力の温度依存性を減少させるのを可能にする動作周波数を決定するコンピュータベースのアルゴリズムを用いて決定される。この例示的な実施形態では、アルゴリズムは、選択したコイルジオメトリ及びコイルワイヤディメンション並びに電気特性を用いて約150キロヘルツ〜約350キロヘルツの動作周波数を決定する。コイルは、コイルとターゲットとの間の様々なギャップ距離での出力テストを受ける。1つのそのようなテストでは、プローブが使用されることになる特定の用途で受けると予測される最高最低温度間で、プローブの周囲温度を変化させる。コイルジオメトリは、コイルの抵抗対温度プロファイルがほぼ一定になることが達成されるように反復して調整される。例えば、コイル巻数を追加又は除去して、励起周波数が相関して変化するようにコイルインダクタンスを制御する。この例示的な実施形態では、約267キロヘルツの動作周波数が、最終動作周波数である。さらに、この例示的な実施形態ではステンレス鋼ディスクを含む回転ディスクは、ターゲットとは反対側のコイルの側面に配置される。回転ディスクは、コイルに対して励起信号が加えられたときにコイルに磁気的に結合される。回転ディスクは、コイルエンクロージャの側面から延びるボスに対してねじ込み可能に結合される。コイルのスケール係数は、コイルにより近接させて回転ディスクをねじ込むか又はコイルからさらに離して回転ディスクをねじ込むかによって制御される。出力スケール係数が所定値になるように決定されたとき、回転ディスクは所定の位置に固定され、近接プローブはさらに組み立てられる。
温度安定近接プローブシステムの上記の実施形態は、機械を監視するための費用効果がありかつ信頼性がある手段を提供する。より具体的には、近接プローブのコイルは、コイルの出力の温度依存性を実質的に軽減する動作周波数が選択されるように製作される。その結果、近接プローブの精度及び再現性を向上させるのを可能にする近接度ベースの監視システムが得られる。
以上、監視システムの例示的な実施形態を詳細に説明している。例示した監視システム構成要素は、本明細書に記載した特定の実施形態に限定されるものではなく、むしろ各監視システムの構成要素は、本明細書に記載した他の構成要素から独立してかつ別個に利用することができる。例えば、上記の監視システム構成要素はまた、他の監視システムと組合せて使用することができる。
本発明を様々な特定の実施形態に関して説明してきたが、本発明は特許請求の範囲の技術思想及び技術的範囲内の変更で実施することができることは、当業者には分かるであろう。
近接プローブシステムの概略図。 本発明の実施形態による例示的な近接プローブの分解斜視図。 図2に示す近接プローブを組み立てる例示的な方法のフローチャート。
符号の説明
10 温度安定インダクタ
72 中心導体
74 同軸導体
100 近接プローブシステム
102 回転シャフト
104 近接プローブ
106 インダクタ
108 電子回路
110 監視システム
112 ギャップ
114 回転ディスク
116 エンクロージャ
118 成形材料
120 前端部
122 後端部
124 保護プローブ先端
126 厚さ
128 電線用導管
138 距離
140 中心導体
142 第1のリード線
144 同軸導体
146 第2のリード線
148 絶縁体又は誘電体
150 編組シース
152 絶縁体
158 磁界
202 ボス
204 ボア
206 ネジ部
208 ネジ部
210 溶接リング
212 ケース
300 方法
302 決定する段階
304 調整する段階

Claims (10)

  1. 回転機械に関連するターゲットとの間のギャップ(112)を測定することによって該回転機械を監視するように構成された近接プローブ(104)であって、
    その第1の側面で前記ターゲットに磁気的に近接して設置されるように構成されたコイルであって、該コイルが150〜350キロヘルツの励起周波数で励起されたときに該コイルの抵抗対温度プロファイルがほぼ一定になるような該プローブ用のコイルワイヤディメンション及びコイルジオメトリを含むコイルと、
    前記コイルの第2の反対側の側面に近接して配置された回転ディスク(114)と、を含み、
    前記第1のコイルと前記回転ディスクとの間の距離(138)が、該コイルの所定のスケール係数を生成するように変更可能である、
    近接プローブ。
  2. 前記コイルが、該コイルが267キロヘルツの励起周波数で励起されたときに該コイルの抵抗対温度プロファイルがほぼ一定になるような該プローブ用のコイルワイヤディメンション及びコイルジオメトリを含む、請求項1記載の近接プローブ(104)。
  3. 前記コイルが、温度依存性直列抵抗を形成するDCワイヤ抵抗と近接効果ワイヤ抵抗とを含む、請求項1記載の近接プローブ(104)。
  4. 前記コイルが、複数のワイヤ巻数と所定の周波数で動作したときに該コイルの温度依存性を低下させるのを可能にするように構成されたジオメトリとを含む、請求項3記載の近接プローブ(104)。
  5. 前記コイルが、複数のワイヤ巻数と動作中の該近接プローブとターゲットとの間の距離範囲に基づいたジオメトリとを含む、請求項1記載の近接プローブ(104)。
  6. 前記コイルが、50ミリメートルのコイル直径を含む、請求項1記載の近接プローブ(104)。
  7. 渦電流近接プローブとターゲットとの間に形成されたギャップ(112)を測定するためのシステム(100)であって、該システムが、
    近接プローブ(104)を含み、前記近接プローブが、
    出力信号が該近接プローブとターゲットとの間の距離に相関するようにコイルの第1の側面で該ターゲットに磁気的に近接して設置されるように構成されたコイルであって、該コイルが150〜350キロヘルツの励起周波数で励起されたときに該コイルの抵抗対温度プロファイルがほぼ一定になるような該プローブ用のコイルワイヤディメンション及びコイルジオメトリを含むコイルと、
    前記コイルの第2の反対側の側面に近接して配置されて、該第1のコイルとの間の距離(138)が該コイルの所定のスケール係数を生成するように変更可能である回転ディスク(114)と、を含み、該システムがさらに、
    前記近接プローブに結合されて、該近接プローブに励起周波数を送信しかつ該近接プローブから出力信号を受信するように構成された電子回路、を含む、
    システム(100)。
  8. 前記コイルが、該コイルが267キロヘルツの励起周波数で励起されたときに該コイルの抵抗対温度プロファイルがほぼ一定になるような前記プローブ(104)用のコイルワイヤディメンション及びコイルジオメトリを含む、請求項7記載のシステム(100)。
  9. 前記コイルが、温度依存性直列抵抗を形成するDCワイヤ抵抗と近接効果ワイヤ抵抗とを含む、請求項7記載のシステム(100)。
  10. 前記コイルが、複数のワイヤ巻数と所定の周波数で動作したときに該コイルの温度依存性を低下させるのを可能にするように構成されたジオメトリとを含む、請求項9記載のシステム(100)。
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