JPS61184452A - 渦流探傷装置 - Google Patents

渦流探傷装置

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JPS61184452A
JPS61184452A JP60025435A JP2543585A JPS61184452A JP S61184452 A JPS61184452 A JP S61184452A JP 60025435 A JP60025435 A JP 60025435A JP 2543585 A JP2543585 A JP 2543585A JP S61184452 A JPS61184452 A JP S61184452A
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JP
Japan
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detection
circuit
signal
flaw
detection coil
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JP60025435A
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English (en)
Inventor
Shoji Yamate
山手 捷治
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Publication of JPS61184452A publication Critical patent/JPS61184452A/ja
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/72Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating magnetic variables
    • G01N27/82Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating magnetic variables for investigating the presence of flaws
    • G01N27/90Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating magnetic variables for investigating the presence of flaws using eddy currents
    • G01N27/9046Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating magnetic variables for investigating the presence of flaws using eddy currents by analysing electrical signals

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 崖l上坐且且豆立 この発明は、交番磁界中におかれた導電性の棒や板など
の被検査材の表面に生ずる渦電流の変化を、検出コイル
で検出することに基づき、被検査材の探傷を行う渦流探
傷装置に係り、特に前記被検査材の探傷面に沿って多数
の検出コイルを配列し、各検出コイルに励振信号を順次
送り、端子電圧の和を取り出すことによって前記検出コ
イルを揺動あるいは回転させることなく被検査材の探傷
を行う、いわゆる電子推移式の渦流探傷装置に関する。
従米辺且血 搬送ラインを走行している棒状または板状の被検査材に
おける搬送方向と同方向の傷を探傷する渦流探傷装置を
、検出コイルの構成によって大別すると2つに別れる。
1つは、搬送方向と直交するように探傷面に沿って検出
コイルを回転あるいは揺動させるもの、他の1つは搬送
方向と直交するように探傷面に沿って多数の検出コイル
を配列し、各検出コイルの信号をアナログスイッチなど
で切り換えて順次取り出すものである。
、日 <−ゞ しよ゛と る。6占 しかしながら、検出コイルを駆動させる前者の渦流探傷
装置は、検出コイルに誘起した信号をスリップリングや
回転トランスなどを介して取り出すので、雑音が増加し
たり、信号が減衰するという欠点がある。また検出コイ
ルを揺動させた場合、検出コイルの繰り返し運動によっ
て信号線が損傷される場合もある。
一方、探傷面に沿って多数の検出コイルを配列した後者
の渦流探傷装置にあっては、前者の渦流探傷装置のよう
な問題は生じないが、各検出コイルの信号をアナログス
イッチなどで切り換えて順次に取り出すために、信号処
理が複雑化し装置が高価になるという別異の問題がある
。また、前記スイッチの切り換えにより雑音が発生した
り、検出分解能が悪い(検出コイル1ヶ分の分解能しか
無い)などの欠点もある。
この発明はこのような点に鑑みてなされたもので、検出
コイルを機械的に移動させずに探傷することができ、比
較的信号処理が簡単で、かつ雑音の発生の少ない渦流探
傷装置を提供することを目的としている。
口 占を ンするための 第1図はこの発明に係る渦流探傷装置のプロ・ツク図で
ある。
100はそれぞれ磁気的に分離された複数個の検出コイ
ルを、図示しない被検査材の搬送方向に対して略直交す
る方向に配列するとともに、前記被検査材の探傷面に近
接して設けられる検出コイル群である。
200は前記検出コイル群100を構成する各検出コイ
ルに順次に所定の励振信号を与える励振信号発生回路で
ある。この励振信号は、E[1+5in((φt /P
)  +yrR) ] sin φt  (但し、Eは
振幅値、φは1般送波の角速度、Pは包絡波形の1周期
に包まれる搬送波の波数、Rは検出コイルの数に関連し
て定められる正の整数)の1周期分に当たる信号である
300は前記検出コイル群100の内、所定の検出コイ
ルの端子電圧をそれぞれ入力し、これらを合成して得ら
れた検出信号を出力する加算回路である。
400は検出コイル群100の各検出コイルと、被検査
材の探傷面との間隙寸法の変動によって生ずる前記検出
信号の強度変化リフトオフ効果を補正する、いわゆるリ
フトオフ補正回路である。このリフトオフ補正回路40
0は、前記検出信号を入力する自動利得調整回路(AG
C回路)を備える一方、この検出信号の強度変化を検出
し、その検出値を検出コイルと探傷面との間隙寸法の変
化とそのときの検出コイルの端子電圧との関係式でもっ
て変換して得られる補正信号によって前記自動利得調整
回路の利得制御を行う。
500は前記リフトオフ補正された検出信号と、一定の
時間遅れを伴った前記検出信号との差動をとることによ
り温度ドリフトオフなどによる検出信号のレベル変化の
補正を行う差動回路である。
但し、このような差動手段は検出コイル群100を構成
する各検出コイルを差動結合することによっても達成さ
れる。
600は前記差動出力を直交する位相をもつ2つの参照
信号で同期検波することにより、直交する2方向の同期
検波出力を与える同期検波回路である。
700は前記同期検波出力に含まれる定常成分を抽出す
るとともに、少なくともこの定常成分と時々刻々の同期
検波出力との差を取ることによって直交する2方向の傷
信号を与えるオートバランス回路である。
800は前記傷信号を、予め知られている代表的な傷の
傷信号と比較することにより、傷の判別を行う判別回路
である。
作且 前述した励振信号を与えられる検出コイル群100の各
検出コイルの端子電圧が、加算回路300で加え合わさ
れると、その加算出力は振幅が略一定の正弦波となる。
この検出信号は、1個の検出コイルを探傷面に沿って走
査したときに得られる検出信号と略同形である。各検出
コイルの端子電圧を加算することによって得られた検出
信号は、一つの信号処理系統によって処理される。即ち
検出信号はリフトオフ補正回路400でリフトオフ補正
された後、差動回路500で温度ドリフト等の補正をさ
れ、さらに同期検波回路600で直交する2方向成分に
分離される。しかして前記同期検波出力を与えられたオ
ートバランス回路700は、各検波出力から急峻な信号
変化を抽出し、これを傷信号として次段の判別回路に与
える。判別回路800は与えられた傷信号と、予め知ら
れている代表的な傷信号とを比較することにより、検出
すべき傷か否かの判別を行う。
1皿促 第2図は検出コイル群100の実施例を示した説明図で
ある。検出コイル群100を構成する検出コイルは、コ
の字形状の板状フェライトコア101 と、このフェラ
イトコア101の両端鉛直部材に巻回され、励振用及び
検出用のコイルを兼用するコイル102とから構成され
ている。しかしフェライトコア101に巻回されるコイ
ルは、励振コイルと検出コイルを個別に巻くものであっ
てもよい。このような検出コイルは、例えばアクリル板
などの非磁性体からなるスペーサ103を介して重ね合
わされる。そのため各検出コイルは前記スペーサ103
によって磁気的に分離されている。
上述した検出コイル群100は、主として被検査材の搬
送方向に沿って発生する傷を探傷するために、前記搬送
方向に対して略直交する方向に配列されるとともに、前
記被検査材の探傷面に近接して設けられる。
なおこの実施例において検出コイル群100は24個の
検出コイルを連ねることによって形成されている。しか
し検出コイル群100の両側にある各4個の検出コイル
は、被検査材の端部の影響により検出信号の振幅が大き
くなるのを抑制するために設けられるもので、前記両端
部の検出コイルには励振のみが行われ、これらのコイル
からは検出信号の取り出しは行われない。従ってこの実
施例において、実際の探傷に寄与するのは検出コイル群
100の中央部にある16個の検出コイルである。
第3図は前記検出コイル群100の各検出コイルに所定
の励振信号を順次に与える励振信号発生回路200の実
施例を略示したブロック図である。
同図において201は、例えば1024 K11zの発
振出力を与える発振器である。202は前記発振出力を
与えられる分周器であり、この分周器202は例えば1
28KHzの搬送波、4 K11zの包絡波形及び後述
するアナログスイッチを所定の順序で切り換えるゲート
パルスを発生する。
203及び204は前記分周期202から与えられた搬
送波及び包絡波形を同調増幅する同調増幅器である。
205及び206は同調増幅された包絡波形を与えられ
る移相増幅器、207は同調増幅された搬送波を与えら
れる移相増幅器である。移相増幅器205は、移相増幅
器206の出力信号よりも位相がπだけ進んだ出力を与
える。また移相増幅器207は搬送波の位相と包絡波形
の位相とが揃うように移相増幅を行う。
208及び209は、移相増幅された包絡波形によって
移相増幅された搬送波を振幅変調する変調器である。
210〜215は、いわゆるマトリックス状に配列され
たアナログスイッチであり、このアナログスイッチ21
0〜215は前記分周器202から所定のタイミングで
出力されたゲートパルスを与えられることにより、位相
がπだけずれた包絡波形でそれぞれ振幅変調された各搬
送波を2πごとの位相でしかも包絡波形が0■になるタ
イミングで区切り、前記検出コイル群100の各検出コ
イルに励振信号を順次に与える。従って、スイッチノイ
ズは発生しない。
216は各検出コイルとアナログスイッチ210〜21
5の出力端子との間に介在する可変インピーダンス素子
である。可変インピーダンス素子216は検出コイルの
特性のばらつきを揃えるために設けられるもので、各素
子のインピーダンスを個別にm11aして、アナログス
イッチ210〜215から与えられる各励振信号の振幅
及び位相を適宜に調整することにより、常時における各
検出コイルの端子電圧の大きさ及びその位相を一致させ
る。
第4図は加算回路300、リフトオフ補正回路400、
差動回路500及び同期検波回路600の実施例を略示
したブロック図である。
加算回路300は検出コイル群100の両端部にある各
4個の検出コイルを除いた他の検出コイルの端子電圧を
それぞれ与えられる。
リフトオフ補正回路400は、加算回路300の出力で
ある検出信号を与えられる自動利得調整回路401と、
前記検出信号の強度変化を検出する絶対値検波器402
と、前記検波出力を与えられる低域ろ波器403とを含
み、前記低域ろ波器403の出力に基づきリフトオフ補
正信号を出力して自動利得調整回路401の利得を制御
する補正係数発生回路404とから構成される。検出コ
イルの端子電圧の大きさが被検査材の探傷面と検出コイ
ルとの距離に対して指数関数的に変化することに関連し
て、前記補正係数発生回路404は低域ろ波器403の
出力を前記指数関数の逆数でもって変換することによっ
て得られるリフトオフ補正信号を出力する。
差動回路500は、リフトオフ補正された検出信号を与
えられるアナログシフトレジスタ501 と、前記検出
信号とアナログシフトレジスタの出力とを減算する減算
器502とから構成される。
同期検波回路600は、直交する2方向の同期検波出力
を与える2つの同期検波回路から構成されている。60
1及び611は位相が直交した128KHzのタイミン
グパルスによって差動回路500の差動出力をサンプリ
ングするサンプルホールド回路である。602及び61
2は前記サンプルホールド回路601及び611の出力
をA/D変換するA/D変換器である。603及び61
3は前記デジタル信号に変換された出力をそれぞれう・
7チするラッチ回路である。従って前記サンプルホール
ド回路601 、A/D変換器602及びラッチ回路6
03はX方向の成分を与える同期検波回路を構成し、サ
ンプルホールド回路611 、A/D変換器612及び
ラッチ回路613は前記X方向と直交するY方向の成分
を与える同期検波回路を構成する。なお604は分周器
202から与えられるパルスに基づき、前記各同期検波
回路にタイミングパルスを与えるタイミングパルス発生
回路である。
第5図はオートバランス回路700及び判別回路800
などの実施例の構成を略示したブロック図である。
オートバランス回路710は、前記同期検波回路600
からX方向の同期検波出力を与えられるX方向オートバ
ランス回路710と、Y方向の同期検波出力を与えられ
るY方向オートバランス回路730とを含む。オートバ
ランス回路710と730は同様の構成を有するので、
以下X方向オートバランス回路710の構成を例にとっ
て説明する。
711は前記ラッチ回路603からX方向の同期検波出
力を一方入力として与えられると共に、後述するメモリ
715の出力を他方入力として与えられる減算器である
712は減算器711の出力を一方入力として与えられ
、また時定数設定器713から時定数の元になる乗数1
 / nを他方入力として与えられる乗算器である。時
定数の元になる乗数1/nのnの値を大きく設定すると
、オートバランス回路の応答時間は長くなり、逆にこれ
を小さくするとその応答時間は短くなるので、検出信号
に含まれる傷信号が変化の遅い成分から成るときは前記
時定数はこの傷信号を補正して弱めないように充分小さ
く設定される。
714は前記乗算器712及び後述するメモリ715の
各出力を与えられる加算器である。
715は1走査分の加算器714の出力を蓄えるメモリ
である。メモリ715は検出コイル群100を構成する
検出コイルの内、探傷に寄与する16個の検出コイルの
各端子電圧に対応した加算器714の出力をさらに16
分割してそれぞれ蓄える256番地の記憶領域を備えて
いる。メモリ715は各番地の記憶内容を走査ごとに新
しいデータに更新してゆくと共に、各番地の過去のデー
タを順に出力する。
716は前記減算器711の出力をアナログ信号に変換
するD/A変換器である。717はアナログ信号に変換
された減産器711の出力信号を与えられ、X方向のオ
ートバランス出力を与える帯域ろ波器である。
718は学習指令信号発生器722がら与えられる学習
指令信号に基づき、無傷の被検査材が通過したときの1
走査分の探傷データを記憶するメモリである。
719はメモリ715及び718の各出力を与えられる
減算器である。720は減算器719の出力をアナログ
信号に変換するD/A変換器、721はアナログ信号に
変換された減算器719の出力を与えられ、縦長借出力
を与える帯域ろ波器である。
判別回路800は、メモリ801及び802と相関器8
03及び804から構成される。メモリ801は代表的
な縦長価がある標準材を探傷したときに、オートバラン
ス回路710及び730から与えられる代表的なX方向
及びY方向の縦長借出力を、記憶指令を与えられること
により記憶する。メモリ802は、代表的な小さな傷の
ある標準材を探傷したときに、オートバランス回路71
0及び730から出力されるX方向及びY方向のオート
バランス出力を与えられ、記憶指令を与えられることに
基づきこれらを蓄える。
相関器803は前記メモリ801から代表的な縦長借出
力xi、yiを与えられると共に、前記オートバランス
回路710及び730から被検査材の縦長借出力Xi、
Yiを与えられることにより両者の相互相関関数を算出
し、これより探傷すべき縦長価を判別する。相関器80
4はメモリ802から代表的な借出力xi、、yiを与
えられると共に、オートバランス回路710および73
0から被検査材の借出力をそれぞれ与えられることによ
り、両者の相互相関関数を算出し、その結果より探傷す
べき傷信号を判別する。
900及び910は前記相関器803及び804の出力
を強調するn乗回路である。
次に第2図〜第5図に示したこの発明の一実施例に係る
渦流探傷装置の動作について説明する。
第6図は第3図に示した励振信号発生回路200の各部
の動作波形図を示す。
第3図に示すように、発振器201の出力である124
k)lzの正弦波は分周器202で128 kllzの
正弦波に分周された後、同調増幅器203で増幅される
同調増幅器203の出力は移相増幅器207に与えられ
、後述する包絡波形とその位相があわせられ、第6図(
alに示すような1般送波として変調回路208及び2
09に与えられる。
発振器201の出力は分周器202で4 kHzの正弦
波に分周器され、さらに同調増幅器204で増幅された
後、移相増幅器205及び206にそれぞれ与えられる
。移相増幅器205及び206は第6図(b)及び(C
)に示すようにそれぞれ位相がπずれた正弦波を出力す
る。移相増幅された4kllzの正弦波は変調信号とし
て変調回路208及び209にそれぞれ与えられる。
変調回路208は第6図(alに示す搬送波を同図(b
)に示す正弦波によって変調し、第6図(d)に示すよ
うな振幅変調信号を出力する。一方、変調回路209は
同図(alに示す搬送波を同図(C1に示す正弦波で振
幅変調することにより同図(e)に示す振幅変調信号を
出力する。この振幅変調信号dはアナログスイッチ21
0〜212に与えられる。また振幅変調信号eはアナロ
グスイッチ213〜215に与えられる。
一方、分周器202は発振器201の発振出力を分周す
ることにより、第6図(fl)〜(fn)に示すように
、パルス幅が前記振幅変調信号の包絡波形を与える4k
llzの正弦波の一周期分に相当するゲートパルスをπ
位相差で出力する。このゲートパルスはアナログスイッ
チ210.213.211.214.212.215に
、その順に与えられる。これにより振幅変調信号d及び
eは一周期ごとに包絡波形が0■となるタイミングで裁
断されてアナログスイッチ210〜215から出力され
、インピータンス変換器216を介して検出コイル群1
00の各検出コイルに与えられる。
第7図は検出コイル群100の各検出コイルに与えられ
る励振信号を示している。励振信号の包絡波形はE[1
+5in(φt /P) )であられされる。ここでE
は包絡波形の振幅値、φは搬送波の角速度、Pは包絡波
形に含まれる搬送波の波数であって、本実施例では32
に設定されている。上式より明らかなように、包絡波形
の最大値は2E、その最小値はOであり常に0以上の値
をとる。また搬送波をsin φLで表すと、第7図に
示した励振信号は、E[l+5in((φt /P)+
4R)] sin φtであられされる。ここでRは検
出コイル群100を構成する検出コイルの数に関連して
定められる正の整数であり、本実施例では24である。
第7図に示すような励振信号を与えられることにより、
検出コイル群100の各検出コイルは励磁されることに
基づき、各検出コイルが被検査材の渦電流の変化を検出
し、これを各端子電圧として出力する。検出コイル群1
00の両端部にある4個の検出コイルを除く検出コイル
の各端子電圧は、加算回路300にそれぞれ与えられる
以下、第4図に従い加算回路300、リフトオフ補正回
路400、差動回路500及び同期検波回路600の動
作について説明する。
加算回路300の出力は、第8図に示すように最゛初と
最後の部分を除いて一定の振幅値を示している。この波
形は一個の検出コイルを探傷面に沿って移動させた時に
誘起される信号の波形と極めて近似している。
加算回路300の出力である受信信号はりフトオフ補正
回路400を構成している自動利得調整回路401に与
えられると共に、絶対値検波回路402及び低域ろ波器
403を介して補正計数発生回路404に与えられる。
ところで搬送される被検査材の振動などにより探傷面と
検出コイル群100の各検出コイルとの間隙寸法は変動
するのが通常である。これにより各検出コイルの端子電
圧は強度変化を生じることが知られている(リフトオフ
効果)。前記検出信号が絶対値検波回路402及び低域
ろ波器403を蓬ることにより、前記リフトオフ効果に
よって生じた検出信号の強度変化が抽出される。この強
度変動分を指数関数の逆数で変換することによって得ら
れるリフトオフ補正信号が、補正計数発生回路4゜4か
ら自動利得調整回路401に与えられる。これにより、
自動利得調整回路401はリフトオフ効果による検出信
号の強度変動を抑制するようにその利得が制御される。
しかしてリフトオフ補正された検出信号は次段の差動回
路500に与えられる。
自動利得調整回路401の出力はアナログシフトレジス
タ501及び減算器502に与えられる。アナログシフ
トレジスタ501に入力された信号は一定の時間遅れを
伴って出力され、減算器502の他方入力として与えら
れる。減算器502で上記両信号の減算が行われる結果
、例えば温度ドリフトなどによる検出信号の緩慢なレベ
ル変化が補正される。
減算器502の出力は次段の同期検波回路600に与え
られる。
サンプルホールド回路601はタイミングパルス発生面
604によって制御されることにより、前記減算器50
2から与えられた信号を、周波数128kHz、位相0
度のサンプリングパルスでサンプリングする。サンプル
ホールドされた信号は次のA/Di換器602によって
デジタル信号に変換された後、ランチ回路603によっ
て保持される。同様にサンプルホールド回路611はタ
イミングパルス発生回路604によって制御され、前記
減算器502の出力信号を、周波数128kflz、位
相90度のサンプリングパルスでサンプリングを行う。
サンプルホールドされた信号はA/D変換器612によ
ってデジタル信号に変換された後、ラッチ回路613に
よって保持される。しかしてランチ回路603はX方向
の同期検波出力を与え、ラッチ回路613はY方向の同
期検波出力を与える。直交する二つの同期検波出力X、
Yは次段のオートバランス回路700に与えられる。
以下オートバランス回路710の動作を例にとって説明
する。
ランチ回路603から出力されるX方向の同期検波出力
に定常成分があると、減算器711を介して与えられた
定常成分に時定数1/n  が乗じられた量が乗算器7
12から出力される。この乗算結果は加算器714を介
してメモリ715に各走査周期ごとに蓄えられる。しか
してメモリ715の記憶内容は加算器714及び減算器
711の一方入力として与えるために、加算器714の
加算出力は定常出力成分を徐々に積算してゆき、これが
メモリ715の記憶内容と更新される。加算器714に
よって定常成分が順次積算されることにより、メモリ7
15の記憶内容は定常成分と同一の値となる。したがっ
て、このメモリの記憶内容を与えられる減算器711は
、定常状態においてその出力がOとなる。
一方、第9図に示すように、検出コイル群100が被検
査材の比較的小さな傷を探傷した場合ランチ回路603
の出力信号に急峻な変化が生じる(第9図(a3)、(
a4)参照)。このような傷信号を含んだランチ回路6
03の出力信号と定常状態との信号(第9図(al)、
(a2)、(a5)参照)が減算器711で減算される
結果、減算器711は第9図(b3)及び(b4)に示
すような傷信号を出力する。
この傷信号はD/A変換器716および帯域ろ波器71
7を介してX方向のオートバランス出力として出力され
る。
ところで被検査材に搬送方向の縦長価があると、検出信
号の変化は長期にわたるために、この縦長価はあたかも
定常成分としてメモリ715に蓄えられる。そのため減
算器711は縦長価を検出したことに基づく傷信号を出
力しないという不都合が生じる。そこでこのメモリ71
5の内容はもう一つの減算器719の一方入力として与
えられる。減算器719は、メモリ715の内容と、メ
モリ718に予め与えられた無傷の標準材の信号とを比
較する。尚、メモリ718は予め無傷の標準材を探傷し
た場合のメモリ715の出力が与えられ、これを学習指
令信号発生器722からの指令に基づき蓄える。このよ
うに減算器719において、無傷の標準材の信号と、通
常の被検査材を探傷したときの信号を蓄えるメモリ71
5の信号とが減算されることにより、減算器719はメ
モリ715に蓄えられた信号に含まれる縦長傷信号を出
力する。縦長傷信号はD/A変換器720及び帯域フィ
ルタ721を介してX方向の縦長借出力として与えられ
る。
同様に前記ランチ回路613から与えられるY方向の同
期検波出力はオートバランス回路730に与えられる。
しかしてオートバランス回路730はY方向のオートバ
ランス出力及びY方向の11 区(IA出力を次段の判
別回路800に与える。
次に、判別回路800の動作について説明する。
メモリ801には代表的な縦長傷信号のX方向及びY方
向成分が蓄えられている。これらの傷信号は、代表的な
縦長価を有する標準材を探傷した場合に得られる前記縦
長借出力を、記1.a指令を与えられることに基づきメ
モリ801 に記↑、aされる。同様にメモリ802は
、代表的な小さな傷を有する標準材を探傷した場合に得
られるX方向及びY方向のオートバランス回路を蓄える
相関器803は被検査材を探傷することによって得られ
た前記縦長傷出力Xi、Yiと、前記メモリ801に蓄
えられた代表的な縦長傷出力xi、yiとの相互相関を
とる。前記両出力の相互相関関数はΣ(Xi−xi −
N’1−yi)で与えられる。同様に相関器804はオ
ートバランス回路700から与えられた被検査材を探傷
することに基づくオートバランス出力と、メモリ802
に蓄えられたオートバランス出力との相互相関関数を算
出する。相関器803及び804の出力はn東回路90
0及び910によって強調された後、次段の図示しない
記録計及びコンパレータ等に送られる。しかしてコンパ
レータは検出すべき欠陥、即ち傷の大きさに応じて基準
電圧が設定されており、前記相互相関関数の出力が基準
電圧よりも大きい場合に所定の信号を出力することによ
り、傷が検出された旨を表示する。
尚、上述の実施例では被検査材が鋼板である場合を想定
して、検出コイルを直線状に配列して検出コイル群10
0を構成した。しかしながら本発明はこれに限られるも
のでなく、被検査材が断面円形の棒状である場合には検
出コイルをそれぞれ分離してリング状に配列することに
よって検出コイル群を形成するものであってもよい。そ
してこの場合、検出コイルの両端の不平衡は無くなるの
で、上述した実施例のように探傷に寄与しない検出コイ
ルを設ける必要い。
また実施例のように鋼板を探傷する場合においても、検
出コイルを探傷面に沿って円形または長円形に配置する
ことにより前記鋼棒を探傷する場合と同様の所謂エンド
レスの走査を行うものであってもよい。
更に検出コイル群を構成する各検出コイルの形態は種々
取り得るものであり、例えば実施例で述べたコの字形状
のフェライトコアにコイルを巻回して検出コイルを構成
する以外に、例えば矩形状のフェライトコアに検出コイ
ルを巻回しこれを適宜に配列して検出コイル群を形成す
るものであってもよい。また検出コイルとしてフェライ
トコアを用いず、空心コイルを用いるものであってもよ
い。
さらに検出コイル群を形成する各検出コイルを差動結合
された一対の検出コイルによって形成するものであって
もよい。この場合温度ドリフトなどによる検出コイルの
端子電圧のレベル変化が相殺されるので、実施例で述べ
たような差動回路500は必ずしも必要とならない。
また実施例で説明したようにデジタル信号を処理する部
分については、マイクロコンピュータに依ってこれを行
うことができるのは言うまでもない。
発J坏υ碩艮 以上説明したようにこの発明によれば次のような効果を
得ることができる。
■この発明は、分離された検出コイルを連ねることによ
って形成される検出コイル群に、所定の励振信号を順次
に与えて、各検出コイルの端子電圧を加算することによ
って検出信号を得ているので、従来の装置のように機械
的駆動やスイッチ切り換えに基づく雑音発生が極めて少
なく好感度の探傷を行うことができる。
■また、検出コイル群を構成する各検出コイルはそれぞ
れ磁気的に分離されているので、各検出コイル相互の影
響が少なく、高い分解能で探傷することができる。
■さらに、複雑な回転機構や揺動機構が不要であるため
、小型で安価な渦流探傷装置が提供することができ、而
もその保守が極めて容易である。
■各検出コイルの端子電圧は加算されて1の検出信号に
統合されるので、検出コイルの数を増しても信号処理回
路を増やす必要がない。そのため渦流探傷装置を安価に
提供することができる。また被検査材の形状に応じて検
出コイルを変更しても加算回路以降の信号処理回路を変
更する必要がないので標準化しやすく量産が容易である
■本発明に係る渦流探傷装置は機械的消耗部品を使用し
ていないので装置の寿命を著しく伸ばすことができる。
■またこの発明によれば検出コイルに可動部品を使用し
ていないので、検出コイルの冷却を容易に行うことがで
きる。例えば水槽内や流水中に検出コイルを配設するこ
とができるので、高温の被検査材の探傷も可能である。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明に係る渦流探傷装置の構成を略示した
ブロック図、第2図は検出コイル群100の一実施例の
構成を示す説明図、第3図は励振信号発生回路200の
一実施例の構成を略示したブロック図、第4図は加算回
路300、リフトオフ補正回路400、差動回路500
及び同期検波回路600の一実施例の構成を略示したブ
ロック図、第5図はオートバランス回路700、判別回
路800等の一実施例の構成を略示したブロック図、第
6図〜第9図は前記第2図〜第5図に示した渦流探傷装
置の各部の動作波形を示している。 100  ・・・検出コイル群、200  ・・・励振
信号発振回路、300 ・・・加算回路、400  ・
・・リフトオフ補正回路、500  ・・・差動回路、
600 ・・・同期検波回路、700  ・・・オート
バランス回路800  ・・・判別回路。 特許出願人  株式会社 島津製作所 代理人 弁理士   大 西 孝 冶 第1図 第2図 第6図 (fn) 第7図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれ磁気的に分離された複数個の検出コイル
    を、被検査材の搬送方向に対して略直交する方向に配列
    されるとともに、前記被検査材の探傷面に近接して設け
    られる検出コイル群と、E[1+sin{(φt/P)
    +πR}]sinφt(但し、Eは振幅値、φは搬送波
    の角速度、Pは包絡波形の1周期に包まれる搬送波の波
    数、Rは検出コイルの数に関連して定められる正の整数
    )の1周期分2πP/φの時間に当たる励振信号を、前
    記整数Rの順番に対応して前記検出コイル群の各検出コ
    イルに順次与える励振信号発生回路と、前記検出コイル
    群の検出コイルの端子電圧をそれぞれ入力し、これらを
    合成して得られた検出信号を出力する加算回路と、 前記検出信号を入力する自動利得調整回路を備える一方
    、前記検出信号の強度変化を検出し、その検出値を検出
    コイルと探傷面との間隙寸法と検出コイルの端子電圧と
    の関係式で変換して得られる補正信号によって前記自動
    利得調整回路の利得制御を行うリフトオフ補正回路と、 検出信号からドリフト成分を除去する差動手段と、 前記リフトオフ補正がされ、かつドリフト成分を除去さ
    れた検出信号を直交する位相をもつ2つの参照信号で同
    期検波して、直交する2方向の同期検波出力を与える同
    期検波回路と、 前記同期検波出力に含まれる定常成分を抽出するととも
    に、少なくともこの定常成分と時々刻々の同期検波出力
    との差を取ることによって直交する2方向の傷信号を与
    えるオートバランス回路と、前記傷信号を、予め知られ
    ている代表的な傷の傷信号と比較することにより、傷の
    判別を行う判別手段とを備えたことを特徴とする渦流探
    傷装置。
  2. (2)前記差動手段は、リフトオフ補正された検出信号
    を入力するアナログシフトレジスタと、前記リフトオフ
    補正された検出信号と前記アナログシへトレジスタの出
    力とを与えられる減算器とから成るものであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の渦流探傷装置。
  3. (3)前記差動手段は、前記検出コイル群を形成する各
    検出コイルを差動結合することによって形成されるもの
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の渦
    流探傷装置。
  4. (4)前記判別手段は、代表的な傷信号を予め蓄えられ
    る記憶回路と、前記蓄えられた内容と被検査材の探傷に
    よってオートバランス回路から与えられる傷信号との相
    互相関関数を算出する相関回路とからなるものであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の渦流探傷装
    置。
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