JPS6110764A - 渦流探傷装置 - Google Patents

渦流探傷装置

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JPS6110764A
JPS6110764A JP59040176A JP4017684A JPS6110764A JP S6110764 A JPS6110764 A JP S6110764A JP 59040176 A JP59040176 A JP 59040176A JP 4017684 A JP4017684 A JP 4017684A JP S6110764 A JPS6110764 A JP S6110764A
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JP
Japan
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signal
circuit
detection
eddy current
flaw
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JP59040176A
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Shoji Yamate
山手 捷治
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Shimadzu Corp
Shimazu Seisakusho KK
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Shimadzu Corp
Shimazu Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はぐ金属材料の表面付近に存在する欠陥を検出す
るにあたり、交番磁界中におかれた金属の被検査材に生
ずる渦電流の変化を検出コイルにより検出する渦流探傷
装置に関する。
(ロ)従来技術 通常、搬送ラインを走行している棒状又は板状の被検査
材の搬送方向と同方向の傷の探傷は、探傷面に沿って検
出コイルを回転成いは揺動させている。
しかして、検出コイルを駆動させる渦流探傷装置は検出
コイルに誘起した信号をスリップリングや回転トランス
等を介して取り出すので雑音が増加したり、信号が減衰
するという欠点がある。
又、前記揺動させる方式のものにあっては、検出コイル
の繰り返し運動により信号線が損傷される場合がある。
そこで探傷面に沿って多数の検出コイルを配列し、各検
出コイルの信号をアナログスイッチ等で切り替えて順次
取り出す方式が提案されているが、信号処理が複雑なた
めに装置が高価になる。又切り替え時に雑音が発生した
り、検出分解能が悪い等の欠点がある。
(ハ)目的 本発明の主たる目的は検出コイルを機械的に移動させず
に探傷することができ比較的信号処理が簡単で、且つ雑
音の発生の少ない渦流探傷装置を提供することを目的と
している。
(ニ)構成 本発明に係る渦流探傷装置は、主として探傷面に沿って
配列された複数個の検出コイルと、加算出力が一定値に
なるような位相ずれを有し、各々が単発で繰り返し性の
ある複数の変調信号で搬送波をそれぞれ振幅変調して得
られる励振信号を前記検出コイルにそれぞれ与える励振
信号発生手段と、 前記検出コイルの各端子電圧を入力し、これらを合成し
て得られた検出信号を出力する加算手段と、 前記検出信号と励振信号と同一周波数で適宜に振幅及び
位相を設定された補償信号との差の信号を与える差動増
幅手段と、 差の信号から傷情報を抽出する信号変換手段と、代表的
な傷を有する標準資材を通したときの信号変換手段の出
力信号を比較情報として記憶する記憶手段と、 前記傷情報と比較情報との相互相関信号に基づいて傷信
号を検出する判別手段とを具備したことを特徴とする。
(ホ)実施例 第1図は本発明の渦流探傷装置の概略を示したブロック
図である。
1は搬送ラインを走行する被検査材、2は被検査材1の
探傷面に沿って配列される検出コイルであり、第2図は
第1図で示した検出コイル2の一実施例を示した説明図
である。同図(alは櫛歯状の突出歯2aに取り付けら
れた検出コイル2を正面視した状態の平面型センサで重
なり数6である。同図(kl)はその結線図である。同
図(C)は円筒状の被検査材の探傷の場合に用いられる
検出コイルの原理図であり、重なり数2である。
第1図に戻って、3は可変インピーダンス素子であり、
各素子のインピーダンスを個別に微調して変調回路4か
ら与えられる励振信号の振幅及び位相を変えることによ
り、常時における各検出コイルの端子電圧(同図す点の
電位)の大きさ及びその位相を一致させる。また、場合
によっては検出コイル2と並列に各々適当な容量を選定
したコンデンサ2′を付加することもある。
5は発振回路であり、その出力は狭帯域フィルタ6を介
して変調回路4に被変調波としての励振信号を与える。
7は変調出力発生回路であり、各変調回路4に信号の大
きさは同じであるが位相が順次2π/Mずつずれた変調
信号を与える。即ち変調信号発生回路7は変調回路4の
出力信号である励振信号の包絡波形を与えている。
例えば、励振信号の角周波数をω1、励振信号の角周波
数をω2、その位相をαnとするとn番目の検出コイル
2に与える励振パルスYnは、Yn=に一5in  (
ω、 t)  ・(1+sin  ((+32t+αn
)1 のような波形とする。(第3図、第4図参照)但し、Y
nは1スキヤン毎に繰り返しのある波形ではあるが1ス
キヤンの間隔では(1+5in(ω2t+αn))の値
が0となる時点から次にOになる時点までの間発生し、
その他の期間はOとなっているものである。
ここで、励振信号(1山分)に含まれる搬送波の号イク
ル数をNとすると上式において、検出コイル2を二重の
重ね巻きの場合及び重なりのない場合には、 ω、=N・ω2 、αn−π゛n 又、M重の重ね巻きの場合には、 2π・n ω、=N・ω2 、 以上の関係が成り立つようにする。
こうすることにより励振信号の合計は次式に示されるよ
うに常に一定の正弦波となる。即ち、t+αi)l −
M−Ksin(ω、 t)尚二重の重ね巻き及び重なり
のない場合には上記発生手段は、前記変調回路4、発振
回路5、狭帯域フィルタ6及び変調信号発生回路7を含
む。
8は加算回路であり、検出コイル2の各端子電圧を入力
し、これらを合成して得られる検出信号を出力する加算
手段である。
9は差動増幅回路であり、前記加算回路8の平均的な出
力と補正信号発生回路1oの出力である補償信号との差
を演算するものである。
11.12はサンプルホールド回路であり、前記差動増
幅回路9からの出力を励振信・号と同一周波数で、且つ
、互いに直交する位相でサンプルホールドさせ、A−D
変換回路13.14に送る。
15.16は記憶回路であり、最初SWI 、5iv2
を閉路にして、無傷の標準資材のデータを予め記憶させ
る部分である。尚通常の探傷時はスイッチSki、SW
2を開放状態にしている。
17.18は引算回路であり、通常の探傷時の被検査材
lの信号をA−D変換した後のデータと、前記記憶回路
15.16の無傷の標準資材のデータとを引算する。
19は複素フーリエ変換回路であり、A−D変換後の出
力を各検出コイル2にそれぞれ一個の励振信号を与えて
得られるlスキャンのデータをひとまとめとして高速で
複素フーリエ変換を行い、その結果得られた周波数スペ
クトルの実部及び虚部のデータをそれぞれ出力する。
従って、この実施例において、上述した信号変換手段は
、1、前記サンプルホールド回路11.12、A−D変
換回路13.14、記憶回路15.16、引算回路17
.18、複素フーリエ変換回路19等を含む。
20.21は記憶回路であり、これらは代表的な傷のデ
ータを比較情報として予め記憶させる場合にSW3 、
SW4を閉じて20.21に記憶させる部分である。尚
通常の探傷時はスイッチSW3 、SW4をそれぞれ開
放状態にしている。
22は相互相関回路であり、この回路は前記複素フーリ
エ変換回路19で出力された周波数スペクトルの実部及
び虚部のデータと前記記憶回路2o、21に記憶させた
代表的な傷のデータとの相互相関関数Mを計算する。
前記相互相関回路22の結果をD−A変換回路23に送
り、その出力を記録計24及びコンパレータ25に送り
、データの記録及び傷の有無や傷の種類を判定する。
26は補正信号発生回路1oへ振幅がaで励振信号から
ψだけ位相のずれた信号を送る回路である。
27.28はサンプルホールド回路12.11へ励振信
号と同一周波数で、且つ、互いに直交する位相のサンプ
ルパルスを送るサンプルパルス発生回路である。
29は複素フーリエ変換回路19へ1スキヤン毎のパル
スを送り、1スキヤン毎の取り込みと複素フーリエ変換
の開始を指令するIスキ中ンパルス発生回路である。
以下、上述した構成の渦流探傷装置の動作について説明
する。
第3図〜第8図は、第1図に示した実施例の各部の動作
波形図である。
第3図は重なり数が0又は2で、溝数が14の場合の検
出コイルにそれぞれ与えられる励振パルス(第1図a点
の波形)を示す。
ここで、例えば搬送波の周波数は128k)Iz、変調
信号の1山の周波数は12.8kHzより1パルス内に
はIOサイクル分の励振信号が含まれる。
第4図は重なり数が4で溝数が8の場合の検出コイルに
与えられる励振)5ルス(第1図a点の波形)を示す。
しかして、実際の探傷時には各突出歯28間の距離或い
は、各検出コイルのインダクタンスの差を生じる場合が
あるため、加算回路8からの出力は完全に平滑にならな
い。そこで、前記突出歯2aの形状誤差を被検査材のデ
ータから除去するために予め無傷の標準資材を探傷させ
、各検出コイル2の各接続点の電圧の和の信号を加算回
路8により出力し、予め位相及び振幅を設定しておいた
補償信号との差の信号を差動増幅回路9により作り出し
、前記差の信号を励振信号と同一周波数で、且つ、互い
に直交する位相でサンプルホールドした信号をそれぞれ
fO,f90として、それぞれA−D変換回路13.1
4によりA−D変換したデータを1スキャン分まとめた
複素データの時系列(fo、1゜f90..1 )、(
fo、2. f90.2 ) 、・・・(fo、n、 
f90、n ) 、・・・(fo、  (n+1) 、
 f90. (n+1))、・・・(fo、2・n、f
90.2・n)、・・・(fo、n・(N −1> 、
  f90.n  ・(N −1) l  、・・・(
fO,n−N、 r90.n  ・Nlを得ると共に記
憶回路15.16に記憶しておき、引算回路17.18
において記憶回路15.16の出力(無傷のデータ)と
時々刻々の探傷データの複素データの時系列との差を求
めて形状誤差を除去する。
次に、傷の有無や傷の種類の判定をさせるために、予め
代表的な傷を持つ標準資材を探傷させ、上述と同様に差
の信号を作り出し、励振信号と同一周波数で、且つ、そ
れぞれ直交する位相でサンプルホールドした信号をそれ
ぞれA−D変換して得た複素データの時系列を複素フー
リエ変#!:狙路19により複素フーリエ変換して複素
周波数スペク14 (R(0) 、 X (0) l、
(R(ω2/N ・n) 、 X (ωz /N −n
) )、(R(2・ω2/N−n)、X(2・ω2/N
−n)、・・・ (R(ω2)、X(ω2))を得る。
[但しくR(0) 、 X (0) )−(R(6)2
)’、 X (a)2)になるので最後の項は省略され
る。] この複素周波数スペクトルの実部及び虚部は、第7図(
al、tb+に示すようになりこれを記憶回路20.2
1に記憶する。
このようにして、代表的な傷のデータが記憶される。
次に、実際に被検査+、41の探傷を行う場合について
説明する。
被検査材1の無傷部分は、検出コイル2が一回走査され
ると、加算回路8は前述した無傷の標準資材を探傷した
場合と同様に第5図(a)に示すような検出信号を出力
する。第5図(b)は一つの検出コイルに印加される励
振信号の波形である。実際には第5図(alのT1及び
T2の期間の出力は各々次の12及びTIの期間の出力
と加算されてほとんど振幅が一定の正弦波となる。
一方、検出コイル2のいずれかが被検査材1の代表的な
傷を検出しているときは、これに関連して検出コイル2
の位相及び振幅が変化することにより、第1図に示すC
点には第6図fa)に示す如き波形の差動信号が表れる
この信号を励振信号と同一周波数で、且つ、互いに直交
する位相でサンプルホールドしA−D変換した場合の出
力d、、eはそれぞれ第6図fbl、(C1のようにな
る。
しかして、前記A−D変換した出力と前記記憶回路15
.16に記憶させたデータとを引算回路17.18でも
って引算することにより検出コイル2の形状誤差を除去
し、傷情報を抽出する。
この傷情報を複素フーリエ変換回路19により1スキャ
ン分だけまとめた複素周波数スペクトル(R’  (0
)、X’  (0))、(R′ (Ω)、X′ (Ω)
)、・・・ (R’(NnΩ)、χ’  (NnΩ))
を求める。
[但しくR’  (0)、X’  (0)l = (R
’  (NnΩ)、X’(NnΩ))なので最後の項は
省略される。] この複素周波数スペクトルの周波数成分のデジタル出力
(第1図f、g点)をアナログ的に表したとすると、実
部及び虚部はそれぞれ第8図(al及び(blのように
なる。
次に、前記複素周波数スペクトルと前記記憶回路20.
21に記憶している代表的な傷の複素周波鮎スペクトル
との相互相関関数の分子の部分Mは、次式で求められる
Ω)xX’(i Ω)) 前記相互相関回路22で求めたMの値をD−A変換回路
23によりD−A変換した出力、即ち第1図のh点の波
形は第9図のようになり、記録計24及びコンパレータ
25に送られる。
前記コンパレータ25は検出すべき欠陥、即ち傷の大き
さに応じて基準電圧が設定されていて、前記相互相関関
数Mの出力が前記基準電圧よりも大きい場合、コンパレ
ータ25は傷信号を出力することとなる。
尚、無傷のデータや代表的な傷のデータを定期的に変換
して、ドリフト成分の変化を抑えることが望ましい。
上述の実施例では包絡波形として正弦波を用いているが
、本発明はこれに限定されず三角波形であってもよい。
又、相互相関関数Mは次式のもので求めてもよい。
)・X’(i Ω)) この場合、傷の大きさに係わりなく傷の形状のみに着目
して正規化されたパターンの比較を行える。
本発明装置の別の実施例として以下の如く列記する。
■上述の渦流探傷装置の検出コイル2は、櫛歯状に形成
したコアの各突出歯にそれぞれコイルを単独に巻回した
ものであっても、上述の実施例と同様の効果がある。
■上述の;渦流探傷装置の検出コイル2は、それぞれ分
離された単独のコアに各コイルを巻回したものであって
もよく、この検出コイルを複数個、所要間隔で被検査材
1の探傷面に沿って配列してもよい。この場合、比較的
近い隣接コイル間の相互作用のみを得たい時に使用する
のが望ましい。
例えば、円筒状の被検査材を探傷する場合上述の実施例
では櫛歯状のコアを用いているため、径の異なる被検査
材を探傷する場合、使用していた検出コイルを交換しな
ければならず不便になる。
複数個の単独で形成した検出コイルを被検査材の円周に
沿って配列することにより、被検査材の径の変化に合わ
せて内径を変化させることができる。その結果、探傷す
る被検査材の径に関係なく探傷することができるという
効果を奏する。
■上述の渦流探傷装置の検出コイル2は、板状の被検査
材の縁部から延在する、いわゆるダミー検出コイルを設
けたものであってもよい。この場合、検出コイル及びダ
ミー検出コイルに励振電流を流しておき、その内の前記
ダミー検出コイル以外の信号を検出信号として取り入れ
ることとし、この場合検出信号の和の暫次変化部分は無
くなり、常時は第5図のT2のように一定の振幅の検出
信号が得られることとなる。
■複素フーリエ変換回路19を使用せず、実際の探傷時
に検出コイルのいずれかが被検査材の代表的な傷を検出
している場合、上述の実施例と同様にし、引算回路17
.18の出力である傷情報を直接に相互相関回路22に
与えるものであってもよぐ、前記傷情報と、予め記憶さ
せた記憶回路20.21の代表的な傷の比較情報との相
関関係を相互相関回路22でもって求める。
■上述の実施例では、差動増幅回路9からの差の信号を
励振信号と同一周波数で、且つ、それぞれ直交する位相
でサンプルホールドさせるが、この場合サンプルホール
ド回路11.12の二つを用いている。しかしながら、
以下のようにも行うことができる。
差動増幅回路9からの差の信号を励振信号と同一周波数
で、且つ、最も高感度で検出できる位相のサンプルパル
スでサンプルホールドした後A−D変換したデータ(M
α、1.f’α、2 ・・・f′α、nN)と予め記憶
させている記憶回路15の無傷の標準資材のデータとを
引算回路17で演算して傷情報を得る。
次に、前記傷情報と予め記憶させている記憶回路20の
代表的な傷の比較情報(f“α、1.f“α。
2 ・・・f“α、nN)との相関関係を次式の関数M
′より求る。
もってD−A変換して出力する方法もある。この場合上
述の実施例よりもなお簡単な信号処理となる。又単一位
相の傷に着目して探傷する時に用いるのが望ましい。
(へ)効果 本発明は、−個の検出コイルを探傷面に沿って動かずか
わりに一定の関係で配列された検出コイルに、検出コイ
ルの端子電圧の和が時間的に一定となるような励振パル
スを与え、前記端子電圧の和である検出信号に基づいて
傷信号を抽出して雑音を除去した後に傷を判別するので
、次のような効果を奏する。
(1)機械的駆動やスイッチ切換えに基づく雑音発生が
極めて少なく、そのため、正確な探傷をすることができ
る。
(2)複数の検出コイルの出力の和を処理するがら、被
検査材の形状に応じて検出コイルを変更しても、信号処
理回路を変更する必要がないので実使用上たいへん便利
である。
(3)検出信号は、−個の検出コイルを探傷面に沿って
動かした場合と同様に変化するので、被検査材のどの位
置でも同一条件で探傷できる。そのため、信号処理も比
較的容易に行える。
(4)機械的消耗部品が無く、又、保守点検が容易であ
る。
(5)検出コイルが動かないので、冷却手段を付加する
ことも容易に行える。例えば、検出コイルをモールドし
、これを冷却水を通したステンレスやセラミックスのケ
ース内に取りつければ、赤熱材のような高温の被検査材
の探傷も可能である。
(6)  傷の種類別の分類、識別が可能であり、本発
明装置の記憶回路や相互相関回路やD−A変換回路を多
数使用することにより、極めて細かな傷の分類が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の渦流探傷装置の概略を示したブロック
図、第2図は第1図に示した検出コイルの一実施例を示
した説明図、第3図〜第8図は第1図に示した実施例の
各部の動作波形図である。 1 ・・・被検査材、2 ・・・検出コイル、3 ・・
・可変インピーダンス素子、4 ・・・変調回路、5 
・・・発振回路、6 ・・・狭帯域フィルタ、7・・・
変調信号発生回路、8 ・・・加算回路、9・・・差動
増幅回路、11.12・・・サンプルホールド回路、1
3.14・・・A−D変換回路、15.16・・・記憶
回路、17.18・・・引算回路、19・・・複素フー
リエ変換回路、2o、21・・・記憶回路、22・・・
相互相関回路。 特許出願人  株式会社 島津製作所 代理人  弁理士  大 西 孝 治 12図 第3rIR N=1O N=10        14@ 第5図 (b) B8藺 第6図 (b)− −q 第7図 tJ8図 第9図 手続補正書(方式) %式% 2、発明の名称 渦流探傷装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 、り!−ど勤

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)探傷面に沿って配列された複数個の検出コイルと
    、 加算出力が一定値になるような位相ずれを有し、各々が
    単発で繰り返し性のある複数の変調信号で搬送波を振幅
    変調することによって得られる励振信号を前記各検出コ
    イルにそれぞれ与える励振信号発生手段と、 前記検出コイルの各端子電圧を入力し、これらを合成し
    て得られた検出信号を出力する加算手段と、 前記検出信号と励振信号と同一周波数で適宜に振幅及び
    位相を設定された補償信号との差の信号を与える差動増
    幅手段と、 差の信号から傷情報を抽出する信号変換手段と、代表的
    な傷を有する標準資材を通したときの信号変換手段の出
    力信号を比較情報として記憶する記憶手段と、 前記傷情報と比較情報との相互相関信号に基づいて傷信
    号を検出する判別手段とを具備したことを特徴とする渦
    流探傷装置。
  2. (2)前記検出コイルは、櫛歯状のコアの各突出歯にそ
    れぞれコイルを単独に巻回して形成されるものであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の渦流探傷装
    置。
  3. (3)前記検出コイルは、櫛歯状のコアの突出歯に隣り
    合うコイルが互いに重なり合うように巻回されたもので
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の渦流
    探傷装置。
  4. (4)前記検出コイルは、単独のコアにコイルを巻回さ
    れたものを複数個等間隔で並べたものであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の渦流探傷装置。
  5. (5)前記検出コイルは板状の被検査材の縁部から延在
    するものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の渦流探傷装置。
  6. (6)前記検出コイルは、円形棒状の被検査材の円周に
    沿って配置されたものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の渦流探傷装置。
  7. (7)前記信号変換手段は、前記差の信号をA−D変換
    したものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の渦流探傷装置。
  8. (8)前記信号変換手段は、前記差の信号をA−D変換
    した後複素フーリエ変換するものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の渦流探傷装置。
  9. (9)前記信号変換手段は、予め無傷の標準資材を通し
    た時の差の信号をA−D変換し、これを補正情報として
    記憶すると共に、A−D変換された被検査材の差の信号
    から前記補正情報を減算する補正手段を備えたものであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の渦流探
    傷装置。
  10. (10)前記信号変換手段は、励振信号と同一周波数で
    位相が直交する二つのサンプリングパルスで傷情報をサ
    ンプルホールドするものであり、且つ前記記憶手段は、
    前記サンプリングパルス方法によって得られる二つの比
    較情報をそれぞれ記憶するものであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の渦流探傷装置。
  11. (11)前記信号変換手段は、前記差の信号を励振信号
    と同じ周波数で適宜に位相が設定された一つのサンプリ
    ングパルスにより傷情報をサンプルホールドするもので
    あり、且つ前記記憶手段は、前記サンプリング方法によ
    って得られる一つの比較情報を記憶するものであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の渦流探傷装置
JP59040176A 1984-03-01 1984-03-01 渦流探傷装置 Pending JPS6110764A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008046121A (ja) * 2006-08-10 2008-02-28 General Electric Co <Ge> 検査システム及び動作方法

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JP2008046121A (ja) * 2006-08-10 2008-02-28 General Electric Co <Ge> 検査システム及び動作方法

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