JP2007198849A - フレア検査装置、フレア検査方法、フレア検査プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

フレア検査装置、フレア検査方法、フレア検査プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】局所的な領域(点)ではなく隣接する領域を含めた大域的な領域のフレアを検査できるフレア検査装置、フレア検査方法、フレア検査プログラム、及び記録媒体を提供する。
【解決手段】プロジェクタの隣接する画素の影響を加味したフレア測定ができる。その理由は、プロジェクタの一定方向に隣接する画素を点灯するテストパターンを使用するためである。また、フレア測定における撮像による映像信号や測定範囲内の場所における画素データの階調のばらつきの影響を少なくすることができる。その理由は、測定範囲内のフレア領域の輝度重心値から、輝度重心に対する階調の直線の傾きを計測することによりフレア測定を行うためである。
【選択図】図1

Description

本発明は、フレア検査装置、フレア検査方法、フレア検査プログラム、及び記録媒体に関する。
プロジェクタは、一般に、光源から出射された光を、液晶パネルやデジタルミラーデバイス(DMD)などの表示デバイスを用いて画像情報に応じて赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色光に分解した後、分解光をさらに合成して投射レンズによりスクリーン上に投射し画像表示するものである。
例えば、液晶プロジェクタでは、赤、緑、青の3枚の液晶パネルを用いて、単色の映像を生成し、赤、緑、青の単色映像をダイクロイックプリズムにより合成して投射画像を生成する。
ここで、液晶プロジェクタを用いて画像を形成すると、画像の周囲ににじみが生じる。このにじみ(フレア)はない方が好ましい。
従来、プロジェクタのフレア検査は、プロジェクタによりスクリーン上に投射された画像を目視により判断して行っていた。
従来のフレア検査装置の一例が、特許文献1に記載されている。この従来のフレア検査装置は、画像内に孤立した明領域を形成するための局所パターンを含むテストパターン有し、テストパターンを表す画像光を射出する画像光射出部と、投写レンズによって画像光が照射され、画像光の照射によりテストパターンの画像を表示するスクリーンと、スクリーン上に表示されるテストパターンの画像を撮像する撮像部と、テストパターンの画像のフォーカス状態を自動調整するフォーカス状態調整部と、テストパターンの画像の明暗の変化に基づいて、投写レンズの特性値を算出する特性値算出部とで構成されている。
このような構成を有する従来のフレア検査装置は次のように動作する。
図11は、従来のフレア検査を説明するための説明図である。
図11に示すように、あるテストパターンを表す画像光を、接写レンズを通して、スクリーン上に投射する。
図12は、図11に示したスクリーン上の小孔パターンPHa(図11参照)の画像IPHaを示す図である。
図12中の領域HA1は、画像光の一部が投写レンズ内部で反射されないと仮定した場合に、小孔パターンPHaによって照射されるべき明領域を示しており、領域HA1を含む領域HA2は、画像光の一部が投写レンズ内部で実際に反射される場合に、小孔パターンPHaによって照射される明領域を示している。
また、領域HA2の外側の領域BAは、光が照射されていない暗領域を示しており、明領域HA2は暗領域BA内で孤立している。このとき、領域HA1とHA2を用いて画像のフレアの特性値を算出する。
例えば、図12に示した領域HA1の面積をSHA1、領域HA1を含む領域HA2の面積をSHA2とすると画像のフレアは(11)で与えられる。
Figure 2007198849
従来のフレア検査装置のもう一つの例が、特許文献2に記載されている。
この従来のフレア検査装置は、高濃度色と低濃度色とで構成されたチャートに向かい合って配置された鏡筒からの光学信号を電気信号に変換する撮像素子と、撮像素子により得られた映像信号に基づいて鏡筒の合焦制御を行うフォーカス制御手段と、映像信号を記憶する画像メモリ手段と、測定する方向を設定する測定方向設定手段と、画像メモリ手段に記憶した画素データを演算処理するフレア測定手段と、フレア測定手段で演算処理した結果を出力する手段とで構成されている。
このような構成を有する従来のフレア検査装置は次のように動作する。
チャートとして図13に示すようなパターンを白色正方形と黒色正方形との市松模様を使用すると、画像メモリ手段に記憶される映像信号は、白値の状態が続く画素部分と、黒値の状態が続く画素部分と、白値から黒値にあるいは黒値から白値に変化する画素部分とに分かれる。
図14(a)、(b)は従来のフレア検査を説明するための他の説明図である。同図において、横軸が時間軸を示し、縦軸が強度を示す。
図14(a)はフレアがない時の映像信号の変化を示すが、このときの映像信号の白値から黒値への変化または黒値から白値への変化はフレアがないために急峻なもの、むしろ垂直なものとなる。
これに対して、図14(b)はフレアがある時の映像信号の変化を示すが、このときの白値から黒値への変化および黒値から白値への変化は傾斜したものとなる。
フレア測定手段は、画像メモリ手段に記憶した画素データを、測定方向設定手段10で設定されたX(水平)方向またはY(垂直)方向に順次検索し、前後の画素データと比較して絶対値差が一定値以上ある画素数をカウントすることで、同一方向の、すなわち、水平方向なら水平方向のフレアの大きさを、垂直方向なら垂直方向のフレアの大きさを測定する。
また、フレアの検査に関しては、特許文献3〜5が挙げられる。
特許第3644311号公報(図6,図12) 特許第3333840号公報(図2,図3,図5,図6) 特開2003−153306号公報 特開2005−189542号公報 特開平10−51574号公報
しかしながら、上述した従来技術には以下のような課題がある。
第1の問題点は、局所的な領域(点)のフレアしか検査できないということである。
その理由は、画像内に孤立した明領域を形成するための局所パターンを含むテストパターンを用いてフレアの特性値を求めるためである。
第2の問題点は、撮像による映像信号や領域における画素データの階調のばらつきにより、フレアの大きさが変動を受けやすいということである。
その理由は、一画素毎に一定値との比較によりフレアの大きさを算出するためである。
そこで、本発明の主な目的は、局所的な領域(点)ではなく隣接する領域を含めた大域的な領域のフレアを検査できるフレア検査装置、フレア検査方法、フレア検査プログラム、及び記録媒体を提供することにあり、副次的な目的は、撮像による映像信号や領域における画素データの階調のばらつきがある場合でも安定的にフレアの大きさを検査できるフレア検査装置、フレア検査方法、フレア検査プログラム、及び記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に記載の発明は、プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生する映像信号発生手段を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生する映像信号発生手段と、前記テストパターンを撮像手段で撮像することによりフレア測定を行うフレア測定手段とを備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記フレア測定手段によるフレア測定の結果を評価するフレア評価手段を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、画像データから擬似モノクロ画像を生成する画像処理手段と、生成された擬似モノクロ画像からフレアに該当する領域を抽出するフレア抽出手段と、前記フレア抽出手段により求められたフレア領域のフレア測定を行うフレア測定手段とを備え、前記フレア測定手段が、フレア領域の2点以上の階調について、特定方向の輝度重心値をそれぞれ算出し、輝度重心に対する階調の直線の傾きを計測することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生し、前記テストパターンを撮像することによりフレア測定を行うことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、フレア測定の結果を評価することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、画像データから擬似モノクロ画像を生成し、生成された擬似モノクロ画像からフレアに該当する領域を抽出し、求められたフレア領域のフレア測定を行い、フレア領域の2点以上の階調について、特定方向の輝度重心値をそれぞれ算出し、輝度重心に対する階調の直線の傾きを計測することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、実質的なコンピュータに、フレア検査処理を実行させるフレア検査プログラムにおいて、前記コンピュータに、プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生する処理を実行させることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、実質的なコンピュータに、フレア検査処理を実行させるフレア検査プログラムにおいて、前記コンピュータに、プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生する処理、前記テストパターンを撮像することによりフレア測定を行う処理を実行させることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の発明において、前記コンピュータに、フレア測定の結果を評価する処理を実行させることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、実質的なコンピュータに、画像データから擬似モノクロ画像を生成する処理、生成された擬似モノクロ画像からフレアに該当する領域を抽出する処理、求められたフレア領域のフレア測定を行う処理、フレア領域の2点以上の階調について、特定方向の輝度重心値をそれぞれ算出し、輝度重心に対する階調の直線の傾きを計測する処理を実行させることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項9から12のいずれか1項に記載のフレア検査プログラムを記録したことを特徴とする。
すなわち、本発明は、映像信号発生手段3により、プロジェクタ1にプロジェクタの一定方向に隣接する画素を点灯するテストパターンを表示させる映像信号を与え、カラーCCDカメラ4により、スクリーン2上に投射された映像を撮像し、画像メモリ手段5により、撮像された画像データを記憶し、画像処理手段61において、画像メモリ手段5に格納された画像データから擬似モノクロ画像を生成し、フレア抽出手段62で、画像処理手段61から出力された画像データからフレアに該当する領域を抽出し、フレア測定手段65において、画像処理手段61の出力として得られた画像データのうち、測定範囲設定手段63により設定された範囲の画像データの平滑化処理を行い、フレア抽出手段62により求められたフレア領域の2点以上の階調について、測定方向設定手段64により設定された方向の輝度重心値をそれぞれ算出し、輝度重心に対する階調の直線の傾きを計測することによりフレア測定を行うことを特徴とする(図1参照)。
本発明によれば、第1の効果は、プロジェクタの隣接する画素の影響を加味したフレア測定ができることにある。
その理由は、プロジェクタの一定方向に隣接する画素を点灯するテストパターンを使用するためである。
第2の効果は、フレア測定における撮像による映像信号や測定範囲内の場所における画素データの階調のばらつきの影響を少なくすることができることにある。
その理由は、測定範囲内のフレア領域の輝度重心値から、輝度重心に対する階調の直線の傾きを計測することによりフレア測定を行うためである。
本発明に係るフレア検査装置の一実施形態(請求項1)は、プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生する映像信号発生手段を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生する映像信号発生手段を備えたことにより、プロジェクタの隣接する画素の影響を加味したフレア測定ができる。
本発明に係るフレア検査装置の他の実施形態(請求項2)は、プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生する映像信号発生手段と、テストパターンを撮像手段で撮像することによりフレア測定を行うフレア測定手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生する映像信号発生手段と、テストパターンを撮像手段で撮像することによりフレア測定を行うフレア測定手段とを備えたことにより、プロジェクタの隣接する画素の影響を加味したフレア測定ができる。
本発明に係る画像形成装置の他の実施形態(請求項3)は、上記構成に加え、フレア測定手段によるフレア測定の結果を評価するフレア評価手段を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、フレア測定手段によるフレア測定の結果を評価するフレア評価手段を備えたことにより、フレア測定結果に対し良否判定ができる。
本発明に係る画像形成装置の他の実施形態(請求項4)は、画像データから擬似モノクロ画像を生成する画像処理手段と、生成された擬似モノクロ画像からフレアに該当する領域を抽出するフレア抽出手段と、フレア抽出手段により求められたフレア領域のフレア測定を行うフレア測定手段とを備え、フレア測定手段が、フレア領域の2点以上の階調について、特定方向の輝度重心値をそれぞれ算出し、輝度重心に対する階調の直線の傾きを計測することを特徴とする。
上記構成によれば画像データから擬似モノクロ画像を生成する画像処理手段と、生成された擬似モノクロ画像からフレアに該当する領域を抽出するフレア抽出手段と、フレア抽出手段により求められたフレア領域のフレア測定を行うフレア測定手段とを備え、フレア測定手段が、フレア領域の2点以上の階調について、特定方向の輝度重心値をそれぞれ算出し、輝度重心に対する階調の直線の傾きを計測することにより、フレア測定における撮像による映像信号や測定範囲内の場所における画素データの階調のばらつきの影響を少なくすることができる。
本発明に係るフレア検査方法の一実施形態(請求項5)は、プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生することを特徴とする。
上記構成によれば、プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生することにより、プロジェクタの隣接する画素の影響を加味したフレア測定ができる。
本発明に係るフレア検査方法の他の実施形態(請求項6)は、プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生し、テストパターンを撮像することによりフレア測定を行うことを特徴とする。
上記構成によれば、プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生し、テストパターンを撮像することによりフレア測定を行うことにより、プロジェクタの隣接する画素の影響を加味したフレア測定ができる。
本発明に係るフレア検査方法の他の実施形態(請求項7)は、上記構成に加え、フレア測定の結果を評価することを特徴とする。
上記構成によれば、フレア測定の結果を評価することにより、フレア測定結果に対し良否判定ができる。
本発明に係るフレア検査方法の他の実施形態(請求項8)は、画像データから擬似モノクロ画像を生成し、生成された擬似モノクロ画像からフレアに該当する領域を抽出し、求められたフレア領域のフレア測定を行い、フレア領域の2点以上の階調について、特定方向の輝度重心値をそれぞれ算出し、輝度重心に対する階調の直線の傾きを計測することを特徴とする。
上記構成によれば、画像データから擬似モノクロ画像を生成し、生成された擬似モノクロ画像からフレアに該当する領域を抽出し、求められたフレア領域のフレア測定を行い、フレア領域の2点以上の階調について、特定方向の輝度重心値をそれぞれ算出し、輝度重心に対する階調の直線の傾きを計測することにより、フレア測定における撮像による映像信号や測定範囲内の場所における画素データの階調のばらつきの影響を少なくすることができる。
本発明に係るフレア検査プログラムの一実施形態(請求項9)は、実質的なコンピュータに、フレア検査処理を実行させるフレア検査プログラムにおいて、コンピュータに、プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生する処理を実行させることを特徴とする。
上記構成によれば、コンピュータに、プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生する処理を実行させることにより、プロジェクタの隣接する画素の影響を加味したフレア測定ができる。
本発明に係るフレア検査プログラムの他の実施形態(請求項10)は、実質的なコンピュータに、フレア検査処理を実行させるフレア検査プログラムにおいて、コンピュータに、プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生する処理、テストパターンを撮像することによりフレア測定を行う処理を実行させることを特徴とする。
上記構成によれば、コンピュータに、プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生する処理、テストパターンを撮像することによりフレア測定を行う処理を実行させることにより、プロジェクタの隣接する画素の影響を加味したフレア測定ができる。
本発明に係るフレア検査プログラムの他の実施形態(請求項11)は、上記構成に加え、コンピュータに、フレア測定の結果を評価する処理を実行させることを特徴とする。
上記構成によれば、コンピュータに、フレア測定の結果を評価する処理を実行させることにより、フレア測定結果に対し良否判定ができる。
本発明に係るフレア検査プログラムの他の実施形態(請求項12)は、コンピュータに、画像データから擬似モノクロ画像を生成する処理、生成された擬似モノクロ画像からフレアに該当する領域を抽出する処理、求められたフレア領域のフレア測定を行う処理、フレア領域の2点以上の階調について、特定方向の輝度重心値をそれぞれ算出し、輝度重心に対する階調の直線の傾きを計測する処理を実行させることを特徴とする。
上記構成によれば、コンピュータに、画像データから擬似モノクロ画像を生成する処理、生成された擬似モノクロ画像からフレアに該当する領域を抽出する処理、求められたフレア領域のフレア測定を行う処理、フレア領域の2点以上の階調について、特定方向の輝度重心値をそれぞれ算出し、輝度重心に対する階調の直線の傾きを計測する処理を実行させることにより、フレア測定における撮像による映像信号や測定範囲内の場所における画素データの階調のばらつきの影響を少なくすることができる。
本発明に係る記録媒体の一実施形態(請求項13)は、上記いずれかの構成のフレア検査プログラムを記録したことを特徴とする。
ここで、本実施形態によれば、プロジェクタに、プロジェクタの一定方向に隣接する画素を点灯するテストパターンを表示させる映像信号を与える映像信号発生手段3(図1)と、プロジェクタによりスクリーン上に投射された映像をカラーCCDカメラ4(図1)により撮像した画像データをR色、G色、B色の色成分毎に記憶する画像メモリ手段5(図1)と、画像メモリ手段5に格納された色成分毎に記憶された画像データの階調を用いて擬似モノクロ画像を生成する画像処理手段61(図1)と、画像処理手段の出力として得られた画像データから、フレアに該当する領域を抽出するフレア抽出手段62(図1)と、フレア測定を実施する範囲の設定を行う測定範囲設定手段63(図1)と、フレア測定を実施する方向の設定を行う測定方向設定手段64(図1)と、画像処理手段の出力として得られた画像データのうち、測定範囲設定手段により設定された範囲の画像データの平滑化処理を行い、処理後の画像について、フレア抽出手段により求められたフレア領域の2点以上の特定の階調について、測定方向設定手段により設定された方向の輝度重心値をそれぞれ算出し、輝度重心に対する階調の直線の傾きを計測するフレア測定手段65(図1)を有する。
このような構成を採用し、プロジェクタの一定方向に隣接する画素を点灯するテストパターンを使用し、フレア領域の輝度重心値から、輝度重心に対する階調の直線の傾きを計測してフレア測定することにより、本発明の主な目的及び副次的な目的を達成することができる。
以上で説明した本発明のフレア検査装置は、コンピュータでフレア検査処理を実行させるプログラムによって実現されている。コンピュータとしては。例えばパーソナルコンピュータやワークステーションなどの汎用的なものが挙げられるが、本発明はこれに限定されるものではない。
これにより、フレア検査プログラムが実行可能なコンピュータ環境さえあれば、どこにおいても本発明のフレア検査装置を実現することができる。
このようなフレア検査プログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてもよい。
ここで、記憶媒体としては、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(CD Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)などのコンピュータで読み取り可能な記憶媒体、HDD(Hard Disc Driver)、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、FeRAM(強誘電体メモリ)等の半導体メモリが挙げられる。
なお、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係るフレア検査装置の第1の実施形態を示すブロック図である。
図1を参照すると、本発明に係るフレア検査装置の第1の実施の形態は、検査対象であるプロジェクタ1と、プロジェクタ1において生成される投射画像を投射するスクリーン2と、映像信号発生手段3と、カラーCCDカメラ4と、画像メモリ手段5と、フレア計測部6とで構成されている。
さらに、フレア計測部6は、画像処理手段61と、フレア抽出手段62と、測定範囲設定手段63と、測定方向設定手段64と、フレア測定手段65とで構成されている。
これらの手段はそれぞれ概略つぎのように動作する。
映像信号発生手段3は、プロジェクタ1に、プロジェクタの一定方向に隣接する画素を点灯するテストパターンを表示させる映像信号を与える。一定方向に隣接する画素を点灯するテストパターンとしては、一定方向のライン状パターン、クロスハッチパターンが挙げられる。
カラーCCDカメラ4は、プロジェクタ1によりスクリーン2上に投射された映像を撮像する。
画像メモリ手段5は、カラーCCDカメラ4により撮像された画像データをR色、G色、B色の色成分毎に記憶する。
画像処理手段61は、画像メモリ手段5に格納された色成分毎に記憶された画像データの階調を用いて擬似モノクロ画像を生成する。
フレア抽出手段62は、画像処理手段61の出力として得られた画像データから、フレアに該当する領域(フレア領域)を画像データの階調により抽出する。
測定範囲設定手段63は、フレア測定を実施する範囲の設定を行う。
測定方向設定手段64は、フレア測定を実施する方向の設定を行う。
フレア測定手段65は、まず、画像処理手段61の出力として得られた画像データのうち、測定範囲設定手段62により設定された範囲の画像データの平滑化処理を行う。
次に前述した処理後の画像に関し、フレア抽出手段62により求められたフレア領域の2点以上の階調について、測定方向設定手段64により設定された方向の輝度重心値をそれぞれ算出し、輝度重心に対する階調の直線の傾きを計測する。
次に、図1及び図2のフローチャートを参照して本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。
図2は、図1に示したフレア検査装置の動作を示すフローチャートの一例である。
まず、映像信号発生手段3は、プロジェクタ1に、プロジェクタの一定方向に隣接する画素を点灯するテストパターンを表示させる映像信号を与える(図2のステップA1)。
次に、プロジェクタ1によりスクリーン2上にテストパターンを投射する(ステップA2)。
さらに、カラーCCDカメラ4により、スクリーン2上に投射された映像を撮像する(ステップA3)。
画像メモリ手段5により、カラーCCDカメラ4により撮像された画像データをR色、G色、B色の色成分毎に記憶する(ステップA4)。
画像処理手段61において、画像メモリ手段5に格納された色成分毎に記憶された画像データの階調を用いて擬似モノクロ画像を生成する(ステップA5)。
次に、フレア抽出手段62で、画像処理手段61の出力として得られた画像データから、フレアに該当する領域(フレア領域)を画像データの階調により抽出する(ステップA6)。
測定範囲設定手段62により、フレア測定を実施する範囲の設定を行う(ステップA7)。
測定方向設定手段63により、フレア測定を実施する方向の設定を行う(ステップA8)。
最後に、フレア測定手段65において、画像処理手段61の出力として得られた画像データのうち、測定範囲設定手段63により設定された範囲の画像データの平滑化処理を行い(ステップA9)、フレア抽出手段62により求められたフレア領域の2点以上の階調について、測定方向設定手段64により設定された方向の輝度重心値をそれぞれ算出し、輝度重心に対する階調の関係を最小二乗法により直線近似し、直線の傾きを得る(ステップA10)。
次に、本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態では、プロジェクタの一定方向に隣接する画素を点灯するテストパターンを使用するため、隣接した画素間の影響を加味したフレア測定ができる。
また、本実施の形態では、さらに、測定範囲内のフレア領域の輝度重心値から、輝度重心に対する階調の直線の傾きを計測するように構成されているため、フレア測定における撮像による映像信号や測定範囲内の場所における画素データの階調のばらつきの影響を少なくすることができる。
次に、本発明に係るフレア検査装置の第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図3は、本発明に係るフレア検査装置の第2の実施形態のブロック図である。
図3を参照すると、本発明の第2実施形態は、フレア計測部7が、図1に示された第1の実施形態におけるフレア計測部6の構成に加え、評価基準設定手段66とフレア評価手段67を有する点で異なる。
評価基準設定手段66は、フレア測定手段65により得られる直線の傾きに対して、良否判定を行うための評価基準を与える。
フレア評価手段67は、評価基準設定手段66で与えられた評価基準により、フレア測定手段65により得られる直線の傾きに対して、良否判定を行う。
次に、図3及び図4のフローチャートを参照して本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。
図4は、図3に示したフレア検査装置の動作を示すフローチャートの一例である。
図4のステップB1−B10で示される本実施の形態における動作は、第1の実施形態の動作(ステップA1−A10)と同一のため、説明は省略する。
まず、評価基準設定手段66により、フレア測定手段65により得られる直線の傾きに対して、良否判定を行うための評価基準を与える(図4のステップB11)。
最後に、フレア評価手段67において、評価基準設定手段66で与えられた評価基準により、フレア測定手段65により得られる直線の傾きに対して、良否判定を行う(ステップB12)。
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態では、フレア評価基準によりフレア評価を行うように構成されているため、フレア測定結果に対して良否判定ができる。
次に、本発明に係るフレア検査装置の第3の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図5は、本発明に係るフレア検査装置の第3の実施形態のブロック図である。
図5を参照すると、本発明の第3の実施の形態は、本発明の第1及び第2の実施の形態と同様に、プロジェクタ1、スクリーン2、映像信号発生手段3、カラーCCDカメラ4、画像メモリ手段5、及びフレア計測部10を備える。
フレア計測用プログラム11は、フレア計測部10に読み込まれ、フレア計測部10の動作を制御し、実行結果を出力部8に出力する。
フレア計測部10は、フレア計測用プログラム11の制御により、第1および第2の実施の形態におけるフレア計測部6および7による処理と同一の処理を実行する。
入力部8は、フレア計測部10において第1の実施の形態におけるフレア計測部6と同一の処理を実行する場合には、フレア測定範囲とフレア測定方向の設定情報を与え、また、フレア計測部10において第2の実施の形態におけるフレア計測部7と同一の処理を実行する場合には、フレア測定範囲とフレア測定方向に加え、フレア評価基準の設定情報を与える。
次に、本発明に係るフレア検査装置の第4の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図6は、本発明に係るフレア検査装置の第4の実施形態のブロック図である。
図6を参照すると、本発明の第4の実施の形態は、本発明の第1及び第2の実施の形態と同様に、プロジェクタ1、スクリーン2、映像信号発生手段3、カラーCCDカメラ4、画像メモリ手段5、及びフレア計測部12を備える。
フレア計測用プログラム13は、フレア計測部12に読み込まれ、フレア計測部12の動作を制御するとともに、映像信号発生手段3を制御して、実行結果を出力部8に出力する。
フレア計測部12は、フレア計測用プログラム13の制御により、第1および第2の実施の形態におけるフレア計測部6および7による処理と同一の処理を実行する。
映像信号発生手段3は、フレア計測用プログラム13の制御により、プロジェクタの一定方向に隣接する画素を点灯するテストパターンを表示させる映像信号の切り替えを実行する。
入力部8の動作は、第3の実施の形態の入力部8の動作と同一である。
本実施形態では、テストパターンの制御をプログラムにより実行するように構成されているため、テストパターンを切り替えながら、フレア計測を順次行うことが可能になる。
次に、本発明の第1の実施例を、図面を参照して説明する。かかる実施例は本発明に係るフレア検査装置の第1の実施形態に対応するものである。
プロジェクタの一定方向に隣接する画素を点灯するテストパターンとしては、ライン状のパターン、クロスハッチ状のパターンが挙げられる。
今、クロスハッチ状のテストパターンを表示させる映像信号をプロジェクタ1に与え、スクリーン2上に投射された映像を、カラーCCDカメラ4により撮像する。
画像処理手段61は、画像メモリ手段5に格納されたR、G、Bの色成分毎に記憶された画像データの階調IR、IG、IBに重み付けをしてモノクロ化した擬似モノクロ画像を生成する。擬似モノクロ画像を生成する際の重み付けとしては、例えば、画像内の画素(x,y)上の擬似モノクロ画像の階調I(x,y)を数式(1)により算出する。
Figure 2007198849
図7は、数式(1)により生成した擬似モノクロ画像である。
フレア抽出手段62は、画像処理手段61の出力として得られた画像データの階調により、フレアに該当する領域を抽出する。具体的には、階調の上限値と下限値を定め、上限値以下、下限値以上の階調を持つ画素が形成する領域をフレアに該当する領域と定める。例えば、上限値Iupperおよび下限値Ilowerは、画像処理手段61により得られた擬似モノクロ画像の最大階調Imaxと最小階調Iminを用いて、数式(2)、(3)で与えられる。
Figure 2007198849
Figure 2007198849
なお、上限値と下限値を人が設定しても構わない。ここでは、図7の画像に対し数式(2)、(3)により上限値を204、下限値を69と設定する。
測定範囲設定手段62は、フレア測定を実施する範囲の設定を行う。
図8は、画像処理手段61により得られた擬似モノクロ画像内から、指定したフレア測定範囲を切り出した画像である。
測定方向設定手段63は、フレア測定を実施する方向の設定を行う。ここでは、Xのマイナス(−)方向、すなわち図8の画像において左方向のフレア測定を行う設定とする。
図9は、図8の画像に平滑化処理を行った画像である。
ここでは、8倍の拡大を行い、中間の画素の階調については、隣接する画素間に対して等しい重み付けをすることにより補間をすることで、平滑化を行った。画像f(i,j)をA倍拡大した画像F(m,n)は、例えば数式(4)〜数式(10)により与えられる。
Figure 2007198849
Figure 2007198849
Figure 2007198849
Figure 2007198849
Figure 2007198849
Figure 2007198849
Figure 2007198849
フレア測定手段65は、平滑化処理後の画像で、フレアに該当する領域の2点以上の階調について、測定方向設定手段64により設定された方向の輝度重心値をそれぞれ算出し、輝度重心に対する階調の直線の傾きを得る。直線の傾きは、例えば、輝度重心に対する階調の関係を最小二乗法により直線近似することにより算出する。また、特定の2点の階調と輝度重心値から傾きを計算することも可能である。
図10は、図9の画像に対し、フレアに該当する領域内の階調199、174、149、124、99、75について、それぞれ輝度重心を算出し、輝度重心と階調の値をプロットし、最小二乗法により近似直線を算出したグラフである。
図10において、横軸は輝度重心を示し、縦軸は階調を示す。
なお、画像の左端が原点である。この場合、直線の傾きは7.8894となった。この傾きが大きければ大きいほどフレアが小さいと判断する。
次に、本発明に係るフレア検査装置の第2の実施例を説明する。
かかる実施例は本発明の第2の実施形態に対応するものである。
フレア測定手段65までの処理は、第1の実施例と同一とする。
評価基準設定手段66は、フレア測定手段65により得られる直線の傾きに対して、良否判定を行うための評価基準を与える。例えば、10以上はOK、10未満はNGとする。
フレア評価手段67は、評価基準設定手段66で与えられた評価基準により、フレア測定手段65により得られる直線の傾きに対して、良否判定を行う。先に直線の傾きは7.8894であったので、10未満でNGと判定される。
評価基準と設定することにより良否判定の自動化が可能になる。
次に、本発明に係るフレア検査装置の第3の実施例を説明する。
かかる実施例は本発明の第3の実施形態ならびに第4の実施形態に対応するものである。
本実施例は、入力部としてキーボードを、フレア計測部としてパーソナルコンピュータを、出力部としてディスプレイを備えている。
フレア計測用プログラムを、フレア計測部に読み込むことにより、一連の処理を実行する。
本発明によれば、投射型の表示装置のフレア検査等の用途に利用できる。
本発明に係るフレア検査装置の第1の実施形態を示すブロック図である。 図1に示したフレア検査装置の動作を示すフローチャートの一例である。 本発明に係るフレア検査装置の第2の実施形態のブロック図である。 図3に示したフレア検査装置の動作を示すフローチャートの一例である。 本発明に係るフレア検査装置の第3の実施形態のブロック図である。 本発明に係るフレア検査装置の第4の実施形態のブロック図である。 数式(1)により生成した擬似モノクロ画像である。 画像処理手段61により得られた擬似モノクロ画像内から、指定したフレア測定範囲を切り出した画像である。 図8の画像に平滑化処理を行った画像である。 図9の画像に対し、フレアに該当する領域内の階調199、174、149、124、99、75について、それぞれ輝度重心を算出し、輝度重心と階調の値をプロットし、最小二乗法により近似直線を算出したグラフである。 従来のフレア検査を説明するための説明図である。 図11に示したスクリーン上の小孔パターンPHa(図11参照)の画像IPHaを示す図である。 従来のフレア検査に用いられるパターンである。 (a)、(b)は従来のフレア検査を説明するための他の説明図であり、(a)はフレアがない時の映像信号の変化を示し、(b)はフレアがある時の映像信号の変化を示す図である。
符号の説明
1 プロジェクタ
2 スクリーン
3 映像信号発生手段
4 カラーCCDカメラ
5 画像メモリ手段
6 フレア計測部
7 フレア計測部
8 入力部
9 出力部
10 フレア計測部
11 フレア計測用プログラム
12 フレア計測部
13 フレア計測用プログラム
61 画像処理手段
62 フレア抽出手段
63 測定範囲設定手段
64 測定方向設定手段
65 フレア測定手段
66 評価基準設定手段
67 フレア評価手段

Claims (13)

  1. プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生する映像信号発生手段を備えたことを特徴とするフレア検査装置。
  2. プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生する映像信号発生手段と、
    前記テストパターンを撮像手段で撮像することによりフレア測定を行うフレア測定手段とを備えたことを特徴とするフレア検査装置。
  3. 前記フレア測定手段によるフレア測定の結果を評価するフレア評価手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載のフレア検査装置。
  4. 画像データから擬似モノクロ画像を生成する画像処理手段と、
    生成された擬似モノクロ画像からフレアに該当する領域を抽出するフレア抽出手段と、
    前記フレア抽出手段により求められたフレア領域のフレア測定を行うフレア測定手段とを備え、
    前記フレア測定手段が、フレア領域の2点以上の階調について、特定方向の輝度重心値をそれぞれ算出し、輝度重心に対する階調の直線の傾きを計測することを特徴とするフレア検査装置。
  5. プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生することを特徴とするフレア検査方法。
  6. プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生し、
    前記テストパターンを撮像することによりフレア測定を行うことを特徴とするフレア検査方法。
  7. フレア測定の結果を評価することを特徴とする請求項6に記載のフレア検査方法。
  8. 画像データから擬似モノクロ画像を生成し、
    生成された擬似モノクロ画像からフレアに該当する領域を抽出し、
    求められたフレア領域のフレア測定を行い、
    フレア領域の2点以上の階調について、特定方向の輝度重心値をそれぞれ算出し、輝度重心に対する階調の直線の傾きを計測することを特徴とするフレア検査方法。
  9. 実質的なコンピュータに、フレア検査処理を実行させるフレア検査プログラムにおいて、
    前記コンピュータに、プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生する処理を実行させることを特徴とするフレア検査プログラム。
  10. 実質的なコンピュータに、フレア検査処理を実行させるフレア検査プログラムにおいて、
    前記コンピュータに、プロジェクタの一定方向に隣接する画素の点灯によるテストパターンを表示させる映像信号を発生する処理、
    前記テストパターンを撮像することによりフレア測定を行う処理を実行させることを特徴とするフレア検査プログラム。
  11. 前記コンピュータに、フレア測定の結果を評価する処理を実行させることを特徴とする請求項10に記載のフレア検査プログラム。
  12. 実質的なコンピュータに、
    画像データから擬似モノクロ画像を生成する処理、
    生成された擬似モノクロ画像からフレアに該当する領域を抽出する処理、
    求められたフレア領域のフレア測定を行う処理、
    フレア領域の2点以上の階調について、特定方向の輝度重心値をそれぞれ算出し、輝度重心に対する階調の直線の傾きを計測する処理を実行させることを特徴とするフレア検査プログラム。
  13. 請求項9から12のいずれか1項に記載のフレア検査プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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