JP4613710B2 - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents
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具体的には、2枚の画像を合成する場合に、これらの画像の特徴点を追跡して、特徴点どうしを重ね合わせるようにして画像の合成を行うようになっている。ここで、特徴点の追跡の信頼性を判断する方法として、追跡終了後、特徴点近傍で画素値の差分を取り、その絶対値の和により判断することが行われている(例えば、非特許文献1参照。)。即ち、例えば、2枚の画像がぴったりと重ね合わさった状態では、近傍の差分値の絶対値和は0になり、また、この値が大きくなるほど、追跡の信頼性は低く、つまり、2枚の画像のずれが大きくなるということになる。なお、実際には、この値が0になるということはほとんどないため、一定の閾値を設け、当該閾値を用いて追跡の信頼性の判断が行われている。
そして、上記のようにして特徴点の追跡が行われて、当該追跡の信頼性が十分であると判断された特徴点を対応特徴点とみなして、RANSAC処理等の次工程での処理を行うようになっている。
Jianbo Shi, Carlo Tomasi "Good Features to Track" IEEE Conference on Computer Vision and Pattern Recognition(CVPR94) Seattle, June 1994
即ち、十分に明るい環境にて連続撮影された画像の合成であれば、上記の方法により信頼性を高いものとすることができるが、例えば、夜の公園などといった著しく暗い環境においては、この方法では信頼性を高めることが困難となる。即ち、かかる状況下にて、例えば、撮影領域内に光源が含まれ、当該光源付近に特徴点がある画像の場合には、明るい画素に全体の画素値が引っ張られてしまい、信頼性が著しく低下して特徴点の追跡の判定を安定して行うことができないといった問題がある。
つまり、暗い環境で撮影した画像の場合、光源付近の明るい画素の値とその周囲の暗い画素の値の差は非常に大きくなるため、2枚の画像のずれが、本来ならば所定の閾値内に収まる程度の微小なものであっても、画素の差分値は大きな値になってしまう可能性がある。また、人工光源などからの光は不安定に変化している場合があり、連続して撮影しても画像それぞれの光の強さや大きさがばらばらになってしまうことが多くなる。この場合には、明るい画素の追跡の信頼性は低く、また、暗い画素の追跡の信頼性は高くなるが、所定の区間での画素値の差分の絶対値和を求めると、不安定な明るい画素値の差の方が暗い画素値の差よりもはるかに大きいため、暗い画素の差は目立たなくなってしまう。
従って、2枚の画像のずれが所定の閾値内に収まる程度の微小なものであっても、画像の特徴点どうしの対応(追跡)が適正に行われたと判定されないで、これら画像の合成を適正に行うことができないこととなる。
連続して撮像された複数の画像に係る画像情報に基づいて、各画像の特徴点を抽出する特徴点抽出手段(例えば、図2のオプティカルフロー検出部131等)と、前記特徴点抽出手段により抽出された各画像の前記特徴点及び当該特徴点の周囲の領域からなる特徴点包含領域(例えば、図9の特徴点包含領域R等)内の画素値の差分の絶対値和を算出して、当該絶対値和が所定の閾値以上となっているか否かに応じて前記特徴点どうしが対応しているか否かを判定する特徴点対応判定手段(例えば、図2のオプティカルフロー検出部131等)と、前記特徴点対応判定手段により前記特徴点どうしが対応していると判定された前記複数の画像情報を前記特徴点の位置に基づいて合成する画像合成手段(例えば、図2の画像合成部133等)と、を備える画像処理装置(例えば、図1の撮像装置100等)であって、
各画像の前記特徴点包含領域内の画素の輝度を測定する輝度測定手段(例えば、図1の映像信号処理部13等)と、
前記輝度測定手段により測定された前記特徴点包含領域内の前記画素の輝度に基づいて、前記複数の画像のうちの少なくとも一の画像の前記特徴点包含領域内の画素の輝度の明暗差が大きい程、前記特徴点対応判定手段における前記特徴点どうしの対応の判定を緩和する判定緩和手段(例えば、図1の映像信号処理部13等)と、を備えることを特徴としている。
前記判定緩和手段は、前記輝度測定手段により測定された各画像の前記特徴点包含領域内の画素の輝度のうちの最も明るい輝度に対して明暗差を小さくするように、当該特徴点包含領域内の画素の輝度を補正する画像補正手段(例えば、図1の映像信号処理部13等)を備え、
前記特徴点対応判定手段は、前記画像補正手段により輝度が補正された各画像の前記特徴点包含領域内の画素に基づいて、当該特徴点包含領域内の画素値の差分の絶対値和を算出することを特徴としている。
前記判定緩和手段は、前記輝度測定手段により測定された前記複数の画像のうちの少なくとも一の画像の前記特徴点包含領域内の画素の輝度が明るい程、前記閾値を大きくするように変更する閾値変更手段(例えば、図10の映像信号処理部213等)を備え、
前記特徴点対応判定手段は、前記閾値変更手段により変更された前記閾値に基づいて、当該閾値よりも前記絶対値和が小さい場合に前記特徴点どうしが対応していると判定することを特徴としている。
連続して撮像された複数の画像に係る画像情報に基づいて、各画像の特徴点を抽出する特徴点抽出手段(例えば、図2のオプティカルフロー検出部131等)と、前記特徴点抽出手段により抽出された各画像の前記特徴点及び当該特徴点の周囲の領域からなる特徴点包含領域(例えば、図9の特徴点包含領域R等)内の画素値の差分の絶対値和を算出して、当該絶対値和が所定の閾値以上となっているか否かに応じて前記特徴点どうしが対応しているか否かを判定する特徴点対応判定手段(例えば、図2のオプティカルフロー検出部131等)と、前記特徴点対応判定手段により前記特徴点どうしが対応していると判定された前記複数の画像情報を前記特徴点の位置に基づいて合成する画像合成手段(例えば、図2の画像合成部133等)と、を備える画像処理装置(例えば、図1の撮像装置100等)に、
各画像の前記特徴点包含領域内の画素の輝度を測定する機能と、
測定された前記特徴点包含領域内の前記画素の輝度に基づいて、前記複数の画像のうちの少なくとも一の画像の前記特徴点包含領域内の画素の輝度の明暗差が大きい程、前記特徴点対応判定手段における前記特徴点どうしの対応の判定を緩和する機能と、
を実現させることを特徴としている。
以下に、実施形態1の撮像装置100について図1〜図9を参照して説明する。
ここで、図1は、本発明を適用した画像処理装置の好適な一例として例示する実施形態1の撮像装置100の要部構成を示すブロック図である。また、図2は、撮像装置100の映像信号処理部13を模式的に示した図である。
また、後述するCPUによる画像補正プログラム72dの実行に基づいて特徴点包含領域R内の画素の輝度が補正された場合、即ち、特徴点どうしの対応の判定が緩和された場合には、CPUによる特徴点対応判定プログラム72cの実行に基づいて、映像信号処理部13が、補正された各画像の特徴点包含領域R内の画素に基づいて、当該特徴点包含領域R内の画素値の差分の絶対値和を算出するようになっている。
なお、複数の特徴点どうしが対応していると判定された場合には、これらの特徴点は、特徴点対応表に対応付けて記憶されるようになっている。
具体的には、CPUによる画像補正プログラム72dの実行に基づいて、映像信号処理部13は、例えば、図3に示すような補正カーブを用いて特徴点包含領域R内の画素のガンマ補正を行うようになっている。これにより、映像信号処理部13は、特徴点包含領域R内の画素の輝度の明暗差が大きい程、複数の画像における特徴点どうしの対応の判定を緩和する判定緩和手段として機能するようになっている。
先ず、本実施形態の撮像装置100にあっては、画像補正を行う前に、撮像される画像の輝度レベルに応じて所定数のカテゴリーを設定する。そして、撮像装置100は、例えば図4に示すように、画像全体の輝度レベルを0〜255とした場合に、輝度レベル0〜50をカテゴリー1とし、輝度レベル51〜100をカテゴリー2とし、輝度レベル101〜150をカテゴリー3とし、輝度レベル151〜200をカテゴリー4とし、輝度レベル201〜255をカテゴリー5とする。ここで、輝度レベルの大きいカテゴリー5が最も明るい部分となり、この最も明るい部分に対して当該カテゴリー5以外のカテゴリー1〜4に対して、図3のガンマ補正カーブに従って所定の補正関数を決定しておく。補正関数は、例えば、カテゴリー5との輝度レベルの差が大きくなるカテゴリー程(カテゴリー1側ほど)、強度のガンマ補正が行われるように、即ち、補正後の画素においてカテゴリー5に対する明暗差が小さくなるように設定されている。これにより、最も明るい部分に対して輝度レベルの差があまりない場合に(カテゴリー3や4等)、本来見たかった明るい部分以外の場所に対して悪影響が及ばされるのを抑制することができる。
なお、設定された補正関数は所定のカテゴリーと対応付けられて、例えば、プログラムメモリ72等に格納されるようになっている。
なお、特徴点包含領域Rの画素が最も明るい部分に分布していない場合(図6(a)参照)、或いは、特徴点包含領域Rの画素が最も明るい部分にのみ分布している場合には(図6(b)参照)、画像の補正をする必要がないため、補正関数をなしとするようになっている。
これらフォーカス駆動部21、ズーム駆動部22及びストロボ駆動部24は、例えば、撮影制御部15に接続され、撮影制御部15の制御下にて駆動するようになっている。
ここで、図7は、撮像装置100による画像合成処理に係る動作の一例を示すフローチャートであり、図8は、補正関数設定処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。また、図9は、画像合成処理により画像合成される画像の特徴点包含領域Rを模式的に示した図である。なお、図9にあっては、特徴点包含領域R内の画素の明るさを単位面積当たりのドット数で表し、単位面積当たりのドット数が少ない程、明るい画素であることを示している。
なお、以下の説明では、カテゴリー1〜4に応じた補正関数が予め設定されてプログラムメモリ72の所定の格納領域に格納されているものとする。
次に、CPUによる輝度測定プログラム72bの実行に基づいて、映像信号処理部13は、各画像の画像信号から各特徴点包含領域R内の画素の輝度を測定する処理を行う(ステップS2)。続けて、映像信号処理部13は、測定された特徴点包含領域R内の画素をカテゴリー1〜5に対応する輝度レベル別に分けて配置し(ステップS3)、当該特徴点包含領域Rの補正関数を設定する補正関数設定処理を行う(ステップS4)。
ここで、カテゴリー5に分類される画素があると判定されると(ステップS41;YES)、映像信号処理部13は、カテゴリー1〜3に分類される画素があるか否かを判定する(ステップS42)。
一方、カテゴリー1に画素が最も多く分布していないと判定されると(ステップS43;NO)、映像信号処理部13は、カテゴリー2に画素が最も多く分布しているか否かを判定する(ステップS45)。
一方、カテゴリー2に画素が最も多く分布していないと判定されると(ステップS45;NO)、映像信号処理部13は、カテゴリー3に画素が最も多く分布しているか否かを判定する(ステップS47)。
一方、カテゴリー3に画素が最も多く分布していないと判定されると(ステップS47;NO)、映像信号処理部13は、カテゴリー4に対応して設定されている補正関数4をプログラムメモリ72から取得して補正関数として設定する(ステップS49)。
続けて、CPUによる特徴点対応判定プログラム72cの実行に基づいて、映像信号処理部13は、補正された各画像の特徴点包含領域R内の画素に基づいて、当該特徴点包含領域R内の画素値の差分の絶対値和を算出する処理を行う(ステップS7)。次に、映像信号処理部13は、算出された絶対値和が所定の閾値以上となっているか否かを判定する(ステップS8)。
ここで、絶対値和が所定の閾値以上となっていると判定されると(ステップS8;YES)、映像信号処理部13は、当該特徴点を特徴点対応リストから外し(ステップS9)、その後、ステップS6に移行して、それ以降の処理を実行する。
一方、絶対値和が所定の閾値以上となっていない、即ち、閾値よりも小さいと判定されると(ステップS8;NO)、映像信号処理部13は、これらの特徴点どうしを対応付ける処理を行う(ステップS10)。
ここで、全ての特徴点について行われていないと判定されると(ステップS11;NO)、映像信号処理部13は、ステップS6に移行して、それ以降の処理を実行する。
一方、全ての特徴点について行われたと判定されると(ステップS11;YES)、映像信号処理部13は、対応付けが行われた全ての特徴点について特徴点対応表を作成して記憶する(ステップS12)。
これにより、画像合成処理を終了する。
つまり、特徴点包含領域R内の画素の輝度の明暗差を考慮して、特徴点どうしが対応しているか否かの判定を適正に行うことができる。具体的には、例えば、暗い環境にて撮影領域内に光源が含まれ、当該光源付近に特徴点が存し、複数の画像に係る特徴点どうしの対応の判定の信頼性が低下する状況下においても、画像の特徴点包含領域R内の画素の輝度の明暗差を考慮して判定を緩和するように特徴点包含領域R内の画素の輝度を補正することができる。これにより、不安定な明るい画素の差分を小さくすることができ、主として特徴点包含領域R内にてより暗い方の画素を用いて特徴点どうしの対応を確認することができることとなって、特徴点どうしが対応しているか否かの判定を適正に行うことができる。また、算出される特徴点包含領域R内の画素値の差分の絶対値和がより小さくなるので、特徴点どうしの対応の判定の精度をより向上させることができる。
従って、本実施形態の撮像装置100により複数の画像の合成を適正に行うことができる。
以下に、実施形態2の撮像装置200について、図10〜図12を参照して説明する。
ここで、図10は、本発明に係る実施形態2の撮像装置200の要部構成を示すブロック図である。
なお、実施形態2の撮像装置200は、映像信号処理部213により閾値設定処理が実行される以外の点では上記実施形態1と同様であるので、同様の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
即ち、プログラムメモリ272には、CPUからの所定の制御信号に従って駆動する撮影制御部15の制御下にて、映像信号処理部213に、閾値変更手段として、複数の画像のうちの少なくとも一の画像の特徴点包含領域R内の画素の輝度が明るい程、閾値を大きくするように変更する処理に係る機能を実現させるための閾値変更プログラム72fが記憶されている。
具体的には、CPUによる閾値変更プログラム72fの実行に基づいて、映像信号処理部213は、判定緩和手段として、例えば、最も明るいカテゴリー5に分布される画素の量に応じて、即ち、カテゴリー5に分布される画素の量が多いほど閾値がより大きくなるように、所定の閾値(例えば図12における、閾値1〜4)に変更して設定するようになっている。
なお、閾値は、例えば、カテゴリー5に分布される画素の量に応じて予め所定の値が対応付けられて、プログラムメモリ72等に記憶されている。
ここで、図11は、撮像装置200による画像合成処理に係る動作の一例を示すフローチャートであり、また、図12は、撮像装置200による閾値設定処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
なお、実施形態2の撮像装置200による画像合成処理は、以下に説明する工程以外の工程は、実施形態1の撮像装置100による画像合成処理とほぼ同様となっている。
ここで、カテゴリー5に分類される画素があると判定されると(ステップS241;YES)、映像信号処理部213は、カテゴリー1〜3に分類される画素があるか否かを判定する(ステップS242)。
一方、カテゴリー5の画素の分布量が判定値T1よりも少ないと判定されると(ステップS243;NO)、映像信号処理部213は、カテゴリー5の画素の分布量が判定値T1よりも値の小さい判定値T2以上であるか否かを判定する(ステップS245)。
一方、カテゴリー5の画素の分布量が判定値T2よりも少ないと判定されると(ステップS245;NO)、映像信号処理部213は、カテゴリー5の画素の分布量が判定値T2よりも値の小さい判定値T3以上であるか否かを判定する(ステップS247)。
一方、カテゴリー5の画素の分布量が判定値T3よりも少ないと判定されると(ステップS247;NO)、映像信号処理部213は、最も値の小さい閾値4をプログラムメモリ72から取得して閾値として設定する(ステップS249)。
例えば、画像補正処理と閾値設定処理の双方に係る機能を具備する撮像装置であっても良く、これにより、特徴点どうしの判定をより適正に行うことができることとなって、画像合成をより適正に行うことができる。
さらに、図3に示されたガンマ補正カーブも一例であり、これに限られるものではない。
1 撮像部
12 電子撮像部
13、213 映像信号処理部(輝度測定手段、判定緩和手段、画像補正手段、閾値変更手段)
131 オプティカルフロー検出部(特徴点抽出手段、特徴点対応判定手段)
132 RANSAC処理部
133 画像合成部(画像合成手段)
15 撮影制御部
7 制御部
71 制御回路
72、272 プログラムメモリ
R 特徴点包含領域
Claims (4)
- 連続して撮像された複数の画像に係る画像情報に基づいて、各画像の特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、前記特徴点抽出手段により抽出された各画像の前記特徴点及び当該特徴点の周囲の領域からなる特徴点包含領域内の画素値の差分の絶対値和を算出して、当該絶対値和が所定の閾値以上となっているか否かに応じて前記特徴点どうしが対応しているか否かを判定する特徴点対応判定手段と、前記特徴点対応判定手段により前記特徴点どうしが対応していると判定された前記複数の画像情報を前記特徴点の位置に基づいて合成する画像合成手段と、を備える画像処理装置であって、
各画像の前記特徴点包含領域内の画素の輝度を測定する輝度測定手段と、
前記輝度測定手段により測定された前記特徴点包含領域内の前記画素の輝度に基づいて、前記複数の画像のうちの少なくとも一の画像の前記特徴点包含領域内の画素の輝度の明暗差が大きい程、前記特徴点対応判定手段における前記特徴点どうしの対応の判定を緩和する判定緩和手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記判定緩和手段は、前記輝度測定手段により測定された各画像の前記特徴点包含領域内の画素の輝度のうちの最も明るい輝度に対して明暗差を小さくするように、当該特徴点包含領域内の画素の輝度を補正する画像補正手段を備え、
前記特徴点対応判定手段は、前記画像補正手段により輝度が補正された各画像の前記特徴点包含領域内の画素に基づいて、当該特徴点包含領域内の画素値の差分の絶対値和を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記判定緩和手段は、前記輝度測定手段により測定された前記複数の画像のうちの少なくとも一の画像の前記特徴点包含領域内の画素の輝度が明るい程、前記閾値を大きくするように変更する閾値変更手段を備え、
前記特徴点対応判定手段は、前記閾値変更手段により変更された前記閾値に基づいて、当該閾値よりも前記絶対値和が小さい場合に前記特徴点どうしが対応していると判定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 連続して撮像された複数の画像に係る画像情報に基づいて、各画像の特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、前記特徴点抽出手段により抽出された各画像の前記特徴点及び当該特徴点の周囲の領域からなる特徴点包含領域内の画素値の差分の絶対値和を算出して、当該絶対値和が所定の閾値以上となっているか否かに応じて前記特徴点どうしが対応しているか否かを判定する特徴点対応判定手段と、前記特徴点対応判定手段により前記特徴点どうしが対応していると判定された前記複数の画像情報を前記特徴点の位置に基づいて合成する画像合成手段と、を備える画像処理装置に、
各画像の前記特徴点包含領域内の画素の輝度を測定する機能と、
測定された前記特徴点包含領域内の前記画素の輝度に基づいて、前記複数の画像のうちの少なくとも一の画像の前記特徴点包含領域内の画素の輝度の明暗差が大きい程、前記特徴点対応判定手段における前記特徴点どうしの対応の判定を緩和する機能と、
を実現させるためのプログラム。
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