JP2007198393A - 真空圧インジケータを有する手動の真空発生装置 - Google Patents

真空圧インジケータを有する手動の真空発生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】信頼性のある真空インジケータを備えた真空装置を提供する。
【解決手段】真空ポンプ(10)と、真空インジケータ(15)とを備える真空装置(5)である。該真空ポンプは、シリンダと、該シリンダ(50)内に配置されたピストンと、ピストンの第一の端部に固定され且つシリンダの一端を貫通して伸長するピストンロッド(60)であって、ピストンをシリンダ内にて第一及び第二の反対の方向に向けて軸方向に且つ往復運動可能に移動させ得るように軸方向に且つ往復運動可能に可動であるピストンロッドと、該ピストン上にて且つ該ピストンの周りに配置され、密封リングの外周の全体に亙ってシリンダの内壁と係合した密封リング(85)と、ピストンから半径方向外方に伸長するストッパ手段であって、ピストンの基端面寄りの基端のストッパ手段と、ピストンの末端面寄りの末端のストッパ手段とを有するストッパ手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、全体として、真空装置に関し、より具体的には、骨セメント混合装置と関連して使用するのに特に十分に適した型式の真空装置に関する。
多くの状況において、入れ物、又は容器内で真空を発生させることが必要であるか、又は少なくとも望ましいことがある。
例えば、多くの整形外科手術において、インプラントを骨に固定するために骨セメントを使用する。従来の骨セメントは、一般に、外科手術中、セメントが必要とされるとき、セメントの構成成分を共重合化することにより作られる重合系材料である。より具体的には、かかる骨セメントは、例えば、メチルメタアクリレート及びポリメチルメタアクリレート(「PMMA」)、又はメチルメタアクリート及びスチレンのような液体モノマー及び粉末化した共重合体を共重合化することにより製造される。不都合なことに、上述した共重合化を行うため、セメントの構成成分を共に混合するときにセメント内に一般に気泡が混入することが分かっている。こうした気泡が存在するならば、セメントの多孔度が増して、これにより、その構造体的一体性が損われる。都合の良いことに、混合体から気泡を除去すれば、セメントの強度が著しく増すことも分かっている。このため、骨セメントの構成成分は、真空にて混合することが理想的である。
より具体的には、PMMA骨セメントの従来の混合の結果、硬化したセメントのとき、約5乃至6%の多孔度となることが分かった。これと逆に、真空圧下にて機械的に混合すれば、セメントの多孔度は、約0.1乃至0.8%の範囲まで低下する可能性がある。その結果、圧縮強度は約24%、直径方向引っ張り強度は約23%、及び単軸引っ張り強度は44%増大する。
上述のことに加えて、最適な結果を実現する上で混合中に使用される真空レベルは極めて重要であることも分かっている。より具体的には、標準的な作動室の壁の取り入れ部分から発生される真空レベル(典型的に、約200乃至400mmHg)は、一般に、セメント混合体の多孔度を十分に解消するには不十分であることが分かっている。経験上、大気圧よりも約500乃至550mmHg低い真空レベルのときに、満足し得る結果が得られることも分かっている。
上述のことに鑑みて、骨セメントを混合させるときに使用するための真空装置が開発されている。こうした真空装置は、一般に、骨セメントを混合させるために使用される入れ物、又は容器内で所望の真空を発生させる真空ポンプと、該入れ物、又は容器内で適正なレベルの真空が達成されたときを表示する真空インジケータとを備えている。
不都合なことに、骨セメントの真空装置と一般に関連付けられた真空ポンプは、比較的大きい寸法となるか、又はかなり複雑な設計となり、又はその両方の場合となることがある。更に、かかる真空ポンプは、一般に、極めて高価であり、外科手術が終了したときに使い捨て得ると考えられない。その結果、洗浄、再組み立て及び/又は滅菌処理の問題が生じる可能性がある。
更に、骨セメントと一般に関連付けられる真空インジケータは、一般に、前面ディスプレイ又はパネル上に圧力測定値を提供し得るようにされた、比較的複雑な機械式、又は電気機械式の計器であるか、又は、室の内部及び外部の環境の間に設定された差圧に従って内方に変形する型式のプラスチック製の「滴下チャンバ」式の真空インジケータである。
不都合なことに、現在の機械式又は電気機械式の真空計器は、極めて高価であり、外科手術の終了時に使い捨て得ると考えることができないという欠点がある。その結果、洗浄、再組み立て及び/又は滅菌処理の問題が生じる可能性がある。
一方、プラスチック製の滴下チャンバで形成された真空インジケータは、それ自体の欠点がある。より具体的には、これらのプラスチック製の滴下チャンバの真空インジケータは、典型的に、静脈内管(IV)にて見られる型式の滴下チャンバを使用して形成される。この滴下チャンバは、一端にてセメント混合容器と接続され、その他端にて真空ポンプに接続され、これにより、滴下チャンバ内には、セメント混合チャンバ内と同一レベルの真空圧が存在することになる。滴下チャンバの外側は、大気雰囲気に露呈される。この構造の結果、真空ポンプがセメント混合容器内、従って、プラスチックの滴下チャンバ内に真空圧を吸引するに伴い、滴下チャンバの内側と外部環境との間に形成される差圧に従って滴下チャンバの側壁は徐々に変形する。このことは、滴下チャンバ内に、従って、セメント混合チャンバ内に真空が発生したことをユーザが確認することを可能にする。
不都合なことに、プラスチック製の滴下チャンバで形成された真空インジケータは、ユーザに対し限られた情報しか伝達し得ないという欠点がある。より具体的には、こうした滴下チャンバ式の真空インジケータは、一般に、可塑化ポリ塩化ビニル(「PVC」)又はポリビニルアセテート、又はポリビニルアルコール、又は同様の材料で出来ている。その結果、滴下チャンバは、一般に、大気圧よりも約350mmHg、低い圧力から開始して、増大する真空圧と共に、徐々に変形する。この徐々で且つ漸進的に変形する性質のため、プラスチック製の滴下チャンバ式の真空インジケータは、定性的真空インジケータとしてしか作用しない、即ち、該インジケータは、真空が発生したか否かを表示するが、その真空の正確なレベルは表示しない。
また、プラスチック製の滴下チャンバ式真空インジケータは、幾つかのサイクルに亙って信頼状態で機能しないという欠点がある。より具体的には、第一の真空を吸引し、次に解放したとき、滴下チャンバ式の真空インジケータの変形した壁は、その以前の管状の形状に戻るのに一般に、数分かかる。滴下チャンバ式の真空インジケータは、その最初の管状の形状に完全に戻らないこともある。次に、2回目に、装置に真空圧を付与したとき、滴下チャンバ式の真空インジケータは、最初のときと異なる圧力(即ち、より低圧)にて変形し始める可能性がある。このことは、ユーザの側に混乱及び/又は誤認を生じさせる可能性がある。
従って、本発明の一つの目的は、入れ物、又は容器内で真空を発生させる新規且つ改良された真空装置を提供することである。
本発明の別の目的は、骨セメント混合装置と関連して使用するのに特に十分に適した新規且つ改良された真空装置を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、新規且つ改良された真空ポンプを提供することである。
本発明の更に別の目的は、骨セメント混合装置と関連して使用するのに特に十分に適した新規且つ改良された真空ポンプを提供することである。
本発明の更に別の目的は、新規且つ改良された真空インジケータを提供することである。
本発明の更に別の目的は、骨セメント混合装置と関連して使用するのに特に十分に適した新規且つ改良された真空インジケータを提供することである。
本発明の更に別の目的は、入れ物又は容器内で真空を発生させる新規且つ改良された方法を提供することである。
本発明の更に別の目的は、骨セメント混合装置内の入れ物又は容器の内部に真空を発生させる新規且つ改良された方法を提供することである。
本発明の上記及びその他の目的は、新規な真空ポンプと、新規な真空インジケータとを備える新規な真空装置を提供し且つ使用することにより達成される。
該新規な真空ポンプは、シリンダと、該シリンダ内に配置されたピストンと、第一の端部にて該ピストンに固定され且つシリンダの一端を貫通して伸長するピストンロッドであって、ピストンをシリンダ内で軸方向に且つ第一及び第二の反対方向に向けて往復運動可能に動かし得るように軸方向に且つ往復運動可能に可動であるピストンロッドと、ピストン上に且つピストンの周りに配置され、密封リングを外周の全体に亙ってシリンダの内壁と係合した密封リングと、ピストンから半径方向外方に伸長するストッパ手段であって、ピストンの基端面寄りの基端のストッパ手段と、ピストンの末端面寄りの末端のストッパ手段とを備えるストッパ手段とを備え、密封リングが基端のストッパ手段と末端のストッパ手段との間で軸方向に可動であることと、ピストンが軸方向に伸長する溝を有し、該軸方向に伸長する溝が、末端のストッパ手段寄りの位置から基端のストッパ手段寄りの位置まで伸長するようにすることと、これにより、ピストンが第一の方向に動くとき、密封リングが末端のストッパ手段に係合して、ピストンとシリンダの内壁との間の環状空隙を密封し、ピストンが第二の方向に動くとき、密封リングが基端のストッパ手段に係合し、軸方向に伸長する溝を非妨害状態に保ち、ピストンが第一の方向に動くとき、シリンダ内の流体がピストンとシリンダの内壁との間を流れるのを防止し、ピストンが第二の方向に動くとき、該流体がピストンとシリンダの内壁との間を流れるのを許容されることとを備えている。
該新規な真空インジケータは、真空ポンプと吸引排気(evacuate)すべきハウジングとの間の真空ラインに配置される細長い管状部材を備えており、該管状部材は、弾性材料で出来ており、該管状部材の壁は、該管状部材の内半径の1/5以上の均一な厚さを有している。
また、本発明は、入れ物、又は容器内で真空を発生させる新規な真空ポンプ及び新規な真空インジケータを使用することも含む。
本発明の上記又はその他の目的並びに特徴は、同様の部品を同様の参照番号で表示する添付図面と共に参照すべきである、本発明の好適な実施の形態の以下の詳細な説明により一層、完全に開示され又は明らかとなるであろう。
最初に図1を参照すると、入れ物、又は容器内で真空圧を発生させる真空装置5が図示されている。該真空装置5は、全体として、入れ物、又は容器内で真空を発生させる真空ポンプ10と、該入れ物又は容器内で適正なレベルの真空が発生されたことを表示する真空インジケータ15とを備えている。多岐に亙る異なる用途のため、種々の異なる入れ物、又は容器内で真空を発生させるべくこの真空装置5を使用することができると考えられるが、本発明の一つの特別な特徴は、例えば、図1に図示した容器20のようなセメント混合容器内で真空を発生させるために真空装置5を使用することを含む。かかる用途に関して、真空装置5は、真空ポンプ10から容器20内に空気が逆流するのを防止する一対の逆止弁25と、選択された物質が容器20から真空ポンプ10内に流れるのを防止するフィルタ30と、容器20に設けられた対応する接続具40に対する気密の接続部を形成し得るようにされた接続具35とを備えることが好ましい。可撓性の管45は、以下により詳細に説明するように、上述した要素を共に直列に接続する。
次に、図1乃至図16を参照すると、真空ポンプ10は、全体として、シリンダ50と、ピストン組立体55と、ピストンロッド60とを備えている。
シリンダ50は、図1、図2乃至図5及び図13乃至図16に図示されている。シリンダ50は、シリンダ側壁65(図13)と、末端壁70とを特徴としている。末端壁70は接続具75を有する。通路77は、接続具75及び末端壁70を貫通して伸長している。
ピストン組立体55は、図1及び図12乃至図16に図示されている。ピストン組立体55は、全体として、ピストン80(図1、図6、図7、図10及び図12乃至図16)と、Oリング85(図1及び図13乃至図16)とを備えている。ピストン80は、シリンダ50(図13乃至図16)の内径よりも小さい外径となるような寸法に設定されており、末端面90と、基端面95(図13及び図14)とを備えている。
周方向に伸長する溝100(図12乃至図14)がピストン80の外壁に形成されている。ピストン80に形成された周方向に伸長する溝100は、次のように形成される。即ち、(i)周方向に伸長する溝100の末端部分とピストンの末端面90との間に末端の環状肩部105(図13及び図14)が画成され、(ii)周方向に伸長する溝100の基端部分とピストンの基端面95との間に基端の環状肩部110(図14)が画成されるようにされている。図12乃至図16に図示するように、周方向に伸長する溝100の底部は、略円筒状の形状とされており、これにより、ピストン80をシリンダ50内に配置したき、周方向に伸長する溝100の底部とシリンダ50の隣接する内壁との間に一定寸法の環状の空隙が形成される。換言すれば、ピストン80をシリンダ50内に配置したとき、周方向に伸長する溝100の底部及びシリンダ50の内壁が対向した同心状の関係に配置される。
ピストン80の外面に軸方向に伸長する複数の溝115(図12乃至図14)が形成されている。軸方向に伸長する溝115は、図面に示した方法にて周方向に伸長する溝100と交差する。特に、軸方向に伸長する溝115の末端は、以下により詳細に説明するように、周方向に伸長する溝100(図13乃至図16)の末端の手前にて終わる一方、軸方向に伸長する溝115の基端は、ピストンの基端面95(図12乃至図16)にて開口する。
Oリング85は、ピストンの周方向に伸長する溝100(図13及び図14)内に配置される。Oリング85は、ピストンの周方向に伸長する溝100内に滑り嵌め可能な寸法とされており、これにより、Oリングは、溝の末端(図13及び図14)から溝の基端(図15及び図16)まで、また、その逆の方向に摺動することができる。これと同時に、Oリング85は、シリンダの側壁65(図13乃至図16)の内面と摩擦嵌め可能な寸法とされている。要するに、Oリング85は、周方向に伸長する溝100の底部とシリンダ50の内壁とにより画成された環状の空隙内に位置し、また、Oリングは、周方向に伸長する溝100の底部とシリンダ50の内壁との双方に同時に、強固ではあるが、滑らかに係合するような寸法とされる。このようにして、ピストン組立体55が、シリンダ50内にて基端方向に駆動されるとき、Oリング85とシリンダの側壁65の内面との摩擦係合により、Oリング85自体は、ピストンの末端の環状肩部105(図13及び図14)に対して、周方向に伸長する溝100の末端に着座する。これと対応する方法にて、ピストン組立体55がシリンダ50内で末端方向に駆動されるとき、Oリング85とシリンダの側壁65の内面との摩擦係合により、Oリング85は、ピストンの基端の環状肩部110(図15及び図16)に対して、周方向に伸長する溝100の基端にそれ自体が着座する。このように、ピストンの末端の環状肩部105及びその基端の環状肩部110は、基本的に、ピストンの周方向に伸長する溝100内でOリング85が軸方向に動くのを制限するストッパを形成する。
本発明によれば、ピストンの軸方向溝115は次のように形成される。即ち、Oリングがピストンの末端の肩部105(図13及び図14)に対して着座するとき、Oリング85により溝の末端が閉じられ、Oリングがピストンの基端の肩部110(図15及び図16)に対して着座するとき、Oリング85によりピストンの軸方向溝115が閉じられないように形成される。このように、(i)Oリング85がピストンの末端の肩部105(図13及び図14)に対して着座したとき、シリンダ50内の空気がピストン組立体55を経て流れることが防止され、また、(ii)Oリング85がピストンの基端の肩部110(図15及び図16)対して着座したとき、シリンダ50内の空気は、ピストン組立体55を経て自由に流れ得ることが理解されよう。
上記構造の結果として、流体がピストン80を経て流れ得ること(又は流れ得ないこと)は、シリンダ50内のピストン80の移動方向によってのみ決まることを理解すべきである。流体がピストン80を経て流れ得るか否かは、Oリング85における差圧により決まるものではない。この特徴は、ポンプ内の弁要素における差圧によりポンプの吸引排気段階及び排出段階が決まる、従来技術の多数の真空ポンプと顕著に相違する点である。かかる従来技術の真空ポンプの場合、ポンプの効率は、弁要素を「開き」且つ「閉じる」のに必要な差圧の程度に従って低下する。このように、本発明は、差圧のみを利用して弁の状態を変更させるものではないから、極めて効率的な真空ポンプが提供される。
ピストンロッド60は、図1、図6乃至図11及び図12乃至図16に図示されている。ピストンロッド60は、以下に更に詳細に説明するように、ピストン組立体55をシリンダ50内で支持し、また、ユーザがピストン組立体55をシリンダ50内で前後に動かすことを可能にする働きをする。ピストンロッド60は、ピストン組立体55に取り付けられる末端120(図6及び図7)と、ユーザの手で把持し得るようにされた基端125とを備えることを特徴としている。ピストンロッド60は次のように形成されことを理解すべきである。即ち、以下に説明するように、(i)部品がシリンダ内に固着することなく、ピストン組立体55がシリンダ50の長さに沿って前後に滑らかに駆動することができ、(ii)ピストン組立体55の基端に存在する空気がピストンロッド60を経て自由に流れて、真空ポンプ10の基端から外に出ることができるように形成される。
上記構造のため、真空ポンプ10の末端接続具75を、吸引排気すべき入れ物又は容器と接続し、その後に、真空ポンプがそのピストン組立体55を基端方向に吸引したとき、Oリング85とシリンダの側壁65の内面との摩擦係合により、Oリング85は、ピストン80の末端まで移動して、ピストンの軸方向伸長溝115(図13及び図14)を密封する。その結果、基端方向に移動するピストン組立体55は、引っ込むピストン組立体の後方にて上記の入れ物又は容器から空気をシリンダの末端内に吸引する。この動作は、「吸引排気行程」として説明することができる。
これと逆に、真空ポンプ10が、その後、そのピストン組立体55を末端方向に移動させると、Oリング85とシリンダの内壁65の内面との摩擦係合によりOリング85はピストン80の基端側まで移動して、ピストンの軸方向に伸長する溝115を開放する。その結果、ピストン組立体55の末端側に存在する空気は、末端方向に移動するピストン組立体を経て流れて、真空ポンプ10の基端から外に出ることが可能となる。この動作は、「排出行程」として説明することができる。
真空ポンプ10と吸引排気すべき入れ物、又は容器との間のラインに1つ以上の逆止弁(例えば、図1に図示した型式の1つ以上の逆止弁25)を配置することにより、ポンプの吸引排気行程中、入れ物又は容器から真空ポンプ10内に空気を導入することができるが、ポンプの排出行程中、空気がポンプから入れ物又は容器内に流れるのを防止することができる。
このようにして、ポンプのピストン組立体55(ピストンロッドの基端125を介して手動で作動される)の反復的な行程により、入れ物又は容器内の気体を吸引排気することができる。
本発明の一つの好適な特徴において、真空ポンプ10は、上述した真空装置5(図1)内に使用されて、入れ物20内で真空を発生させ、これにより、真空下にて骨セメントを該入れ物内で混合させることができる。また、この特別な適用例に関連して上述したように、真空装置5は、入れ物20内で適正なレベルの真空が形成されたことを判断する真空インジケータ15と、真空ポンプ10から入れ物20内に空気が逆流するのを防止する一対の逆止弁25と、選択した物質が入れ物20から真空ポンプ10内に流れるのを防止するフィルタ30と、入れ物20に設けられた対応する接続部40と気密の接続部を形成し得るようにされた接続具35とを備えることが好ましい。可撓性の管45が上述した要素の各々を共に直列に接続する。
真空インジケータ15は、図1及び図17に図示されている。真空インジケータ15は、ラテックスゴム又はシラスティックシリコーンのようなエラストマー的材料で形成された管130と、該管130の各端部に設けられた一対の接続具135とを備えている。一方、接続具135は、可撓性の管45に接続され、これにより、真空インジケータ15を真空ポンプ10と入れ物20との間のラインに配置することができる。このようにして、真空インジケータ15の内部は、容器20の内部と等しい圧力となる一方、真空インジケータ15の外部は外気圧力と等しくなる。
真空インジケータ15は、実施的に二状態(bi−state)の作動型式を特徴としている。このことは、アナログ型の作動型式を特徴とする、従来技術の「滴下チャンバ」(dripchamber)式の真空インジケータと全く異なるものである。
より具体的には、この新規な真空インジケータ15の場合、真空インジケータの内部と外部環境との間の差圧が所定の閾値以下てある限り、弾性管130は、その通常の管状の形状を保持する。しかしながら、真空インジケータの内部と外部環境との間の差圧がその所定の閾値を上廻ると直ちに、管130の壁か急激に、顕著に屈曲して、視覚的に管の潰れとして認識可能となる。このことは、真空インジケータの内部と外部環境との間の差圧が蓄積するのに伴い、より漸進的で且つより連続的な種類の変形を生じさせる従来技術の滴下チャンバ式真空インジケータの場合と相違する。
これと逆に、この新規な真空インジケータ15の場合、真空インジケータの内部と外部環境との間の圧力差が再度、上述した所定の閾値以下に降下すると直ちに、管130は、その最初の管状の形状に復帰する。この点でも、真空インジケータの内部と外部環境との差圧が降下するに伴い、より漸進的で且つより連続的な種類の復帰を示す、従来技術の滴下チャンバ式真空インジケータの場合と顕著に相違する。
更に、この新規な真空インジケータ15の場合、真空インジケータに一連の真空が循環的に作用する間、この真空インジケータは、その度に正確に等しいレベルの差圧で状態を変更し続ける。この場合にも、上述したように、インジケータに循環的で且つ連続的な真空の作用が加わるに伴い、その作動閾値を変化させる傾向のある従来技術のプラスチック製の滴下チャンバ式真空インジケータと顕著に相違する。
真空インジケータ15と、従来技術の滴下チャンバ式の真空インジケータとの作用が相違する一つの理由は、その製造材料が相違すること、即ち、真空インジケータ15は、エラストマー材料で出来ている一方、従来技術の滴下チャンバ式真空インジケータは可塑化材料で出来ていることによる。
より具体的には、好適なエラストマー的材料は、ラテックスゴム又はシラスティックシリコーンであり、この場合、材料は大きい歪み量(例えば、2%以上)
のとき、弾性状態を保つ機械的挙動を呈する。換言すれば、ラテックスゴム、又はシラスティックシリコーン材料は、比較的大きく変形した後であっても、その最初の形状及び状態に極めて迅速に復帰する。このことは、ポリ塩化ビニル(PVC)又はポリビニルアセテート又はポリビニルアルコール又は同様の材料のような可塑化材料で出来ている従来技術の滴下チャンバ式真空インジケータと顕著に相違するものである。従来の場合、その可塑化材料は、比較的小さい歪み量にて非直線状の可塑変形を生じさせる。更に、かかる可塑化材料は、比較的小さい歪みレベルのときであっても恒久的に変形し易い。更に、その可塑化材料が恒久的に変形しない場合であっても、その可塑化材料は、一般に、変形応力が除去された後、その最初の状態及び形状に戻るのに少なくとも数分かかる。
上述したように、真空チャンバ15と従来技術の滴下チャンバ式真空インジケータとの作用が相違する一つの理由は、その製造材料が相違するためである。しかしながら、真空インジケータ15と従来技術の滴下チャンバ式真空インジケータとの作用が相違する一つの理由は、その幾何学的形態の相違にもよる。より具体的には、真空インジケータ15は、その側壁がその半径に比してかなり厚くなる構造とされ、半径/厚さの比は、<5である。このことは、作動挙動に相違を生じさせる、あらゆる壁の不良箇所又は壁の不規則部分を最小にする効果がある。これに反して、従来技術の滴下チャンバ式真空インジケータは、典型的に、その半径に比して比較的薄い側壁を有しており、半径/厚さの比は、約7乃至8である。このことは、従来技術の滴下チャンバ式真空インジケータの場合、作動挙動に相違を生じさせる可能性のある壁の不良箇所、又は壁の不規則部分が極めて生じ易いことにつながる。
上記の材料及び幾何学的形状のファクタが組み合わさり、新規な真空インジケータ15に従来技術の滴下チャンバ式真空インジケータと全く異なる種類の機械的変形を生じさせる。より具体的には、真空インジケータ15の材料及び幾何学的形態は、このインジケータにいわゆる「静水圧下の弾性的屈曲」と称する作用を生じさせる。これに反して、従来技術の滴下チャンバ式真空インジケータの材料及び幾何学的形態は、その真空インジケータにいわゆる「静水圧下の可塑的変形」を生じさせる。
管を形成するエラストマー的材料を変更することにより、又は、管の肉厚、半径、また、ある程度までその長さを変更することにより、管130の状態が変化する(即ち、開いた状態から折り畳んだ状態に、又は、折り畳んだ状態から開いた状態に変化する)ときの正確な差圧レベルを選択することが可能となる。
上述したように、実験結果から、約500乃至550mmHgの真空レベルにて骨セメントを混合させることが最も望ましいことが分かった。この目的のため、真空インジケータ15は、ラテックス又はシラスティックで出来ていることが好ましく、長さ(接続具135の間)が約25乃至50mm、外径が約7.6mm、内径が約4.7mmであることが好ましい。
逆止弁25は、真空ポンプ10から入れ物20内に空気が逆流するのを防止する。逆止弁25は、当該技術分野にて周知の多数の逆止弁の任意のものとすることができる。一例であり、限定するものではないが、逆止弁25は、ディスク型逆止弁、又はダックビル型の逆止弁としてもよい。装置内に、逆止弁25を1つだけ設けることも考えられ、又は、2つ以上の逆止弁25を装置内に設けることも可能であるが、2つの逆止弁25を装置内に設けることが好ましい。
図1に図示するように、逆止弁25は、真空ポンプ10とフィルタ30との間に配置されることが好ましい。しかしながら、少なくとも1つの逆止弁25が真空インジケーター15の真空ポンプ側に配置されることを条件として、入れ物20から真空ポンプ10まで伸長する真空ラインの任意の箇所に逆止弁25を配置することも可能である。
フィルタ30は、選択された物質が入れ物20から真空ポンプ10内に流れるのを防止する。図1に図示した骨セメントの適用例において、フィルタ30は、入れ物20から出る自由なモノマーの煙が真空ポンプ10から出て、外気に入るのを防止することを目的とする。更に、フィルタ30は、ポリマー粉末が入れ物20から外に出て、逆止弁25及び/又は真空ポンプ10に入るのを防止することを目的とする。モノマーの煙は、この真空ポンプ内に入ったならば、これらの要素の性能を損なう可能性がある。最後に、図1に図示した骨セメントの適用例において、フィルタ30は、細菌、又は、その他の汚染物質が真空ラインを通って入れ物20内に入るのを防止する働きもする。上述した条件を満足させ得るフィルタは、当該技術分野にて周知である。例えば、フィルタ30は、木炭フィルタから成るものでよい。
真空ラインの末端に配置された、接続具35、及び入れ物20に設けられた接続具40は、当該技術分野で周知の多数の接続具の組みの任意の1つを備えることができる。かかる接続具の組みは、典型的に、雄型−雌型カップリングを利用し、接続具は40は、接続具35が係合していないとき、接続具40が自己密封型となり得るように配置されたある型式の逆止弁装置を含むようにすることができる。一例として、接続具35は、通常のバスケットボール、又はフットボールを膨張させるために一般に使用される型式の鋭利でない、膨張ポンプカニューレと同等であるものを備えるようにし、また、接続具40は、かかるバスケットボール及びフットボールに使用されるゴム自己密封型の膨張ポートと同等のものから成るようにすることができる。これと代替的に、接続具35及び接続具40は、クレーブ(Clave)(登録商標名)弁の針無し接続具(カリフォルニア州、アービンのICU・メディカル・インコーポレーテッド(ICU Medica1 Inc.)とするか、又は、インターリンク(IinterLink)(登録商標名)カニューレ(ニュージャージー州、フランクリン・レイクのベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー(Becton Dickinson & Co.)と組み会わされた、予め穿孔した隔膜を有するインターリンク(登録商標名)システム(イリノイ州、ディアフィールドのバクスター・ヘルスケア・コーポレーション(Baxter Healthcare Corporation))の注射ポートにすることができる。本発明の目的のため、接続具35及び接続具40の唯一の必要条件は、(i)互いに係合したとき、気密の接続具を形成することができること、(ii)接続具35(従って、真空ラインの末端)を接続具40から外したとき、接続具40が自己密封型となることとである。
真空装置5は、次のようして使用される。第一に、この装置は、骨セメントの成分モノマー及びポリマー成分を入れ物20内に配置することにより準備状態となる。次に、真空ラインを共に組み立てて、これにより、真空ラインの末端が入れ物20に接続され、真空ラインの基端が真空ポンプ10に配置され、真空インジケータ、逆止弁25及びフィルタ30がその間に配置されるようにする。ユーザがセメントを混合する用意ができたとき、ピストンロッド60の基端125を使用して真空ポンプを作動させて、ピストン組立体55をシリンダ50内で前後に動かす。この動作は、ピストン組立体55を交番的な一連の吸引排気及び排出行程を通じて動かすことになる。この動作が生ずると、空気は、入れ物20から吸引排気され、また、真空ポンプ10の開口端を介して外気に出される。
上述したように、可撓性の管45を使用して、真空装置の各種の要素(即ち、真空ポンプ10、真空インジケータ15、逆止弁25、フィルタ30及び接続具35)を共に接続する。本発明と関連付けられた真空レベルに露呈されたとき、潰れに抵抗するに十分に堅牢であるように可撓性の管45が形成されているのが分かる。可撓性の管45は、ポリ塩化ビニル(PVC)で出来ていることが好ましい。しかしながら、これと同時に、真空ラインに逆止弁25が存在するため、空気は、(真空ポンプ10の開口端を介して)入れ物20に戻ることができない。ユーザは、真空インジケータ15の弾性管130が潰れる迄、真空ポンプの運転を続行する。この真空インジケータが潰れた時点にて、入れ物20内の真空は、骨セメントを混合するのに適正なレベルとなる。次に、当該技術分野で周知の方法にて入れ物20内の骨セメントを混合させる。
その他の点の内、真空ポンプ10の極めて効率的な性質のため、このポンプは、入れ物20内で所望のレベルの真空を発生させるが、操作者を不当に疲労させることなく、手動で運転することができる。
勿論、本発明の範囲から逸脱せずに、本発明の好適な実施の形態を改変することが可能である。
このため、例えば、2つ以上又は2つ以下の逆止弁25を真空装置5内に組み込むことができる。更に、1つ以上のフィルタ30を真空装置5内に設けることも考えられる。
また、本発明の範囲から逸脱せずに、真空ポンプ10の構造を改変することも可能である。例えば、また、図18及び図19に図示するように、ピストン組立体55Aを有する真空ポンプ10Aを設けることも可能である。ピストン組立体55Aは、以下に更に詳細に説明する点を除いて、上述したピストン組立体55と略同一である。より具体的には、ピストン組立体55Aは、ピストン80Aと、Oリング85とを備えている。周方向に整合した複数の末端ストッパ105AがOリング85がピストン80Aの外面に沿って末端方向に動くのを制限する(図18)。周方向に整合した複数の基端のストッパ110Aが、Oリング85がピストン80Aの外面に沿って基端方向に動くのを制限する(図19)。ピストン80Aの外面には軸方向に伸長する複数の表面溝115Aが形成されている。表面溝115Aの末端は、周方向に整合した末端ストッパ105Aの基端側にて終わっており、表面溝115Aの基端は、周方向に整合した基端ストッパ110Aの基端側にて終わっている。このようにして、ピストン組立体55Aは、(i)吸引排気行程中(即ち、ピストン組立体が基端方向に駆動されるとき)、空気がピストン組立体を経て移動するのを防止し、また、(ii)排出行程中(即ち、ピストン組立体が末端方向に駆動されるとき)、空気がピストン組立体を経て移動するのを妨げない。軸方向に伸長する表面溝115Aの基端は、ピストンの基端面95Aにて開放する必要がなく、軸方向に伸長する表面溝115Aの末端が周方向に整合した基端のストッパ110Aの基端側にて終わるようにすれば十分であることを理解すべきである。また、真空ポンプ10Aの特別な構造により、ストッパ105A、110Aの数は、Oリング85を適正に支持するのに十分であることが重要であることも理解すべきである。ストッパ105A及び/又は110Aの数が少な過ぎるならば、Oリング85は、図20及び21に図示した方法にて撓み、適正な密封効果を妨げる可能性がある。
また、真空ポンプ10が加圧ポンプとして機能するように、この真空ポンプ10を改変することも可能である。より具体的には、真空ポンプ10は、ピストンロッド60に対するピストン組立体55の方向を逆にする、即ち、肩部105がピストンロッド60に隣接し、肩部110がピストンロッド60から遠方となるようにすることにより、真空ポンプ10を加圧ポンプに変換することができる。このようにして、図22には、加圧(即ち、空気を押し込む)行程中のかかる加圧ポンプ10Bが図示されている一方、図23には、引き込み(即ち、空気を集める)行程中のかかる加圧ポンプ10Bが図示されている。入れ物又は容器を加圧するために加圧ポンプ10Bが使用される限り、加圧ポンプと入れ物又は容器との間に逆止弁(例えば、上述した逆止弁25のような逆止弁)を配置する必要もあることも理解すべきである。勿論、かかる状況のとき、逆止弁25は、図1の真空装置の場合に示した方向とその方向が逆になり、これにより、加圧装置内の逆止弁は、加圧ポンプから入れ物又は容器内に空気が流れるのを許容するが、入れ物又は容器からポンプに空気が流れるのは妨げる。
また、上記の真空ポンプ10、10A及び上記の加圧ポンプ10Bは、全体として、気体を移動させるものとして説明したが、これらは液体を移動させるために使用することもできる。要するに、ポンプ10、10A、10Bは、気体及び/又は液体を移動させることのできる流体ポンプである。
また、直列に配置された複数の異なる真空インジケータ15を有する点を除いて、図1に図示したものと同様の装置を提供することも可能であり、この場合、真空インジケータの各々は、異なる真空レベルにて潰れる得るようにされる。真空インジケータ15の各々は、2つの状態(即ち、完全に開いた状態、又は完全に潰れた状態)の一方のみを採り、装置内の真空レベルを一層良く表示し得るような配置とすることができる。より具体的には、何れの真空インジケータ15がその潰れた状態にあり、何れの真空インジケータ15がその完全に開いた状態にあるかを正確に認識することにより、観察者は、任意の所定の時点にて装置内の現在の真空レベルを一層良く確認することが可能となる。
更にその他の改変例が当業者に明らかであろうし、本発明の範囲に属すると考えられる。
本発明により多数の有利な点が達成される。
1つの場合、本発明は、入れ物又は容器内で真空を発生させる新規且つ改良された真空装置を提供するものである。
別のこととして、本発明は、骨セメント混合装置に関連して使用するのに特に十分適した新規且つ改良された真空装置を提供することである。
また、本発明は、新規且つ改良された真空ポンプを提供するものである。
また、本発明は、骨セメント混合装置と関連して使用するのに特に十分適した新規且つ改良された真空ポンプを提供するものである。
更に、本発明は、新規且つ改良された真空インジケータを提供するものである。
本発明は、骨セメント混合装置と関連して使用するのに特に十分適した新規且つ改良された真空インジケータを提供するものである。
本発明は、入れ物又は容器内で真空を発生させる新規且つ改良された方法を提供するものである。
本発明は、骨セメント混合装置内の入れ物又は容器内で真空を発生させる新規且つ改良された方法を提供するものである。
装置のその他の要素のうち、新規な真空ポンプと、新規な真空インジケータとを備える、本発明に従って形成された真空装置の概略図である。 新規な真空ポンプのシリンダの平面側面図である。 図2の線3−3に沿った断面図である。 図2の線4−4に沿った断面図である。 新規な真空ポンプのシリンダの基端の端面図である。 新規な真空ポンプのピストン及びピストンロッドの平面側面図である。 図6の線7−7に沿った断面図である。 図6の線8−8に沿った断面図である。 図6の線9−9に沿った断面図である。 図6に図示した組立体の末端の端面図である。 図6に図示した組立体の基端の端面図である。 ピストンロッドを断面図で示す、新規な真空ポンプのピストンの概略図的な基端の端面図である。 真空ポンプの吸引排気行程中のピストン組立体を示す、新規な真空ポンプのピストン組立体の概略図的な側面断面図である。 真空ポンプの吸引排気行程中のピストン組立体を示す、新規な真空ポンプのピストン組立体の概略図的な側面図である。 真空ポンプの排出行程中のピストン組立体を示す、新規な真空ポンプのピストン組立体の概略図的な側面断面図である。 真空ポンプの排出行程中のピストン組立体を示す、新規な真空ポンプのピストン組立体の概略図的な側面図である。 真空装置の新規な真空インジケータの概略図的な側面断面図である。 真空ポンプの吸引排気行程中のピストン組立体を示す、本発明に従って形成されたピストン組立体の一つの代替的な形態の斜視図的な側面図である。 真空ポンプの排出行程中のピストン組立体を示す、図18に図示したピストン組立体の斜視図的な側面図である。 真空ポンプの吸引排気行程中のピストン組立体を示す、ピストン組立体の更に別の形態の斜視図的な側面図である。 真空ポンプの排出行程中のピストン組立体を示す、図20に図示したピストン組立体の斜視図的な側面図である。 加圧ポンプの加圧(即ち、空気押し込み)行程における、本発明に従って形成された加圧ポンプの選択された部分の概略図的な側面図である。 加圧ポンプの引き込み(即ち、空気集め)行程における、図22と同様の概略図的な側面図である。

Claims (28)

  1. 真空ポンプにおいて、
    シリンダと、
    該シリンダ内に配置されたピストンと、
    第一の端部にて該ピストンに固定され且つ前記シリンダの一端を貫通して伸長するピストンロッドであって、軸方向に且つ往復運動可能に移動して、前記ピストンを前記シリンダ内で軸方向に且つ往復運動可能に第一及び第二の反対の方向に移動させるピストンロッドと、
    前記ピストン上で且つ該ピストンの周りに配置された密封リングであって、該密封リングの外周の全体に亙って前記シリンダの内壁と係合した密封リングと、
    前記ピストンから半径方向外方に伸長するストッパ手段とを備え、該ストッパ手段が、前記ピストンの基端面寄りの基端のストッパ手段と、前記ピストンの末端面寄りの末端のストッパ手段とを備え、前記密封リングが、該基端のストッパ手段と該末端のストッパ手段との間で軸方向に可動であることと、
    前記ピストンが、軸方向に伸長する溝を有し、該溝が、前記末端のストッパ手段寄りの位置から前記基端のストッパ手段寄りの位置まで伸長することと、
    これにより、前記ピストンが前記第一の方向に移動するとき、前記密封リングが前記末端のストッパ手段に係合し、前記ピストンと前記シリンダの前記内壁との間の環状の空隙を密封し、前記ピストンが前記第二の方向に移動するとき、前記密封リングが前記基端のストッパ手段に係合し、前記軸方向に伸長する溝を非妨害状態にし、前記ピストンが前記第一の方向に移動するとき、前記シリンダ内の流体が前記ピストンと前記シリンダの内壁との間を流れるのを防止し、前記ピストンが前記第二の方向に移動するとき、該流体が、前記ピストンと前記シリンダの内壁との間を流れるのを許容するようにしたこととを備える、真空ポンプ。
  2. 請求項1に記載の真空ポンプにおいて、前記ピストンの前記基端から伸長し且つ前記基端のストッパ手段を画成する、前記ピストンの第一の張出し部分と、前記ピストンの前記末端から伸長し且つ前記末端のストッパ手段を画成する前記ピストンの第二の張出し部分とを備え、前記密封リングが、前記第一及び第二の張出し部分の間で可動である、真空ポンプ。
  3. 請求項2に記載の真空ポンプにおいて、前記第一及び第二の張出し部分が、前記密封リングがその内部に配置される環状の溝をその間に画成する、真空ポンプ。
  4. 請求項3に記載の真空ポンプにおいて、前記環状溝の底部及び前記シリンダの内壁が、対向する同心状の関係に配置される、真空ポンプ。
  5. 請求項4に記載の真空ポンプにおいて、前記軸方向に伸長する溝が、前記環状溝から前記ピストンの基端面まで伸長し、前記軸方向に伸長する溝が、前記環状溝よりも前記ピストンの内方に更に伸長する、真空ポンプ。
  6. 請求項5に記載の真空ポンプにおいて、軸方向に伸長する少なくとも1つの追加的な溝を更に備える、真空ポンプ。
  7. 真空ポンプにおいて、
    シリンダと、
    該シリンダ内に配置されたピストンと、
    第一の端部にて該ピストンに固定され且つ前記シリンダの一端を貫通して伸長するピストンロッドであって、軸方向に且つ往復運動可能に移動して、前記ピストンを前記シリンダ内で軸方向に且つ往復運動可能に第一及び第二の反対の方向に移動させるピストンロッドと、
    前記ピストンが、溝を有することと、
    前記ピストンの周りに配置された密封リングであって、該密封リングの外周の全体に亙って前記シリンダの内壁と係合する密封リングとを備え、
    該密封リングが、前記溝内で軸方向に可動であり、前記ピストンが前記第一の方向に移動するとき、該密封手段が前記ピストンと前記シリンダの前記内壁との間の環状の空隙を密封し、前記ピストンが前記第二の方向に移動するとき、該密封リングが前記溝の第一の部分のみを密封し、該溝手段の第二の部分を非妨害状態にし、前記ピストンが前記第一の方向に移動するとき、前記シリンダ内の流体が前記ピストンと前記シリンダの内壁との間を流れるのを防止し、前記ピストンが前記第二の方向に移動するとき、該流体が、前記ピストンと前記シリンダの内壁との間を流れるのを許容するようにした、真空ポンプ。
  8. 請求項7に記載の真空ポンプにおいて、前記ピストンが、その第一の端部に第一の円形の張出し部分と、その第二の端部に第二の円形の張出し部分とを備え、前記溝手段が、該第一の張出し部分から該第二の張出し部分まで伸長する前記第一の部分を備え、前記第二の部分が、前記第一の部分の伸長部分を備え、前記第一の張出し部分を通じて前記第二の張出し部分から分離した点から伸長する、真空ポンプ。
  9. 請求項8に記載の真空ポンプにおいて、前記溝手段の前記第一の部分が底部を備え、該底部及び前記シリンダの内壁が対向した同心状の関係に配置される、真空ポンプ。
  10. 請求項9に記載の真空ポンプにおいて、前記溝手段の第二の部分が、前記溝手段の第一の部分よりも前記ピストンの半径方向内方に更に伸長する、真空ポンプ。
  11. 請求項10に記載の真空ポンプにおいて、前記第一及び第二の張出し部分が、前記密封リングに対するストッパ手段及び座手段として作用する、真空ポンプ。
  12. 請求項11に記載の真空ポンプにおいて、前記ピストンが前記第一の方向に移動すると、前記密封リングが前記第二の張出し部に係合して、前記溝手段の前記第一及び第二の部分を密封し、
    前記ピストンが前記第二の方向に移動すると、前記密封リングが、前記第一の張出し部に係合し、該張出し部が、前記密封リングを前記溝手段の第二の部分から分離した位置に保持して、流体が前記溝手段の第二の部分を貫通して流れるのを許容するようにした、真空ポンプ。
  13. 請求項7に記載の真空ポンプにおいて、前記ピストンには、少なくとも1つの追加的な溝手段の第二の部分が更に設けられる、真空ポンプ。
  14. 真空インジケータにおいて、
    真空発生装置と、吸引排気すべき入れ物との間の真空ラインに配置された細長い管状部材であって、エラストマー的材料で出来ている管状部材と、
    該管状部材の内半径の1/5以上の均一な厚さを有する該管状部材の壁とを備える、真空インジケータ。
  15. 請求項14に記載の真空インジケータにおいて、前記エラストマー的材料が、ラテックスゴム及びシラスティックシリコーンから成る材料群から選択される、真空インジケータ。
  16. 請求項14に記載の真空インジケータにおいて、前記エラストマー的材料が、2状態の弾性材料から成り、前記管状部材内にて所定の真空レベルが達成される迄、前記部材が完全に開いた第一の形態を保持し、前記管状部材内にて前記所定の真空レベルが達成されたとき、前記部材が潰れて、
    前記所定の真空レベルが失われたとき、前記部材が前記第一の形態を取り戻し、これにより、前記管状部材内にて、これにより、前記真空ライン及び前記入れ物内にて前記所定の真空が達成され且つ失われたことに関する視覚的な表示を提供するようにした、真空インジケータ。
  17. 入れ物内で真空を発生させる真空ポンプ組立体において、
    真空ポンプと、
    該ポンプと前記入れ物とを相互に接続する移送手段と、
    該移送手段内にて所定の真空が達成されたことを表示すべく前記移送手段内に配置された真空インジケータとを備え、
    前記真空ポンプが、
    シリンダと、
    該シリンダ内に配置されたピストンと、
    第一の端部にて該ピストンに固定され且つ前記シリンダの一端を貫通して伸長するピストンロッドであって、軸方向に且つ往復運動可能に移動して、前記ピストンを前記シリンダ内で軸方向に且つ往復運動可能に第一及び第二の反対の方向に移動させるピストンロッドと、
    前記ピストンの上で且つ該ピストンの周りに配置された密封リングであって、該密封リングの外周の全体に亙って前記シリンダの内壁と係合した密封リングと、
    前記ピストンから半径方向外方に伸長するストッパ手段とを備え、該ストッパ手段が、前記ピストンの基端面寄りの基端のストッパ手段と、前記ピストンの末端面寄りの末端のストッパ手段とを備え、前記密封リングが、該基端のストッパ手段と該末端のストッパ手段との間で軸方向に可動であることと、
    前記ピストンが、軸方向に伸長する溝を有し、該溝が、前記末端のストッパ手段寄りの位置から前記基端のストッパ手段寄りの位置まで伸長することと、
    これにより、前記ピストンが前記第一の方向に移動するとき、前記密封リングが前記末端のストッパ手段に係合し、前記ピストンと前記シリンダの前記内壁との間の環状の空隙を密封し、前記ピストンが前記第二の方向に移動するとき、前記密封リングが前記基端のストッパ手段に係合し、前記軸方向に伸長する溝を非妨害状態にし、前記ピストンが前記第一の方向に移動するとき、前記シリンダ内の流体が前記ピストンと前記シリンダの内壁との間を流れるのを防止し、前記ピストンが前記第二の方向に移動するとき、該流体が前記ピストンと前記シリンダの内壁との間を流れるのを許容するようにしたこととを備え、
    前記移送手段が、
    前記真空ポンプから前記入れ物まで伸長する導管であって、その内部にワンウェイ逆止弁手段を有し、前記真空ポンプ内で発生された真空が前記ハウジングまで伸長するようにする導管を備える、真空ポンプ組立体。
  18. 請求項17に記載の真空ポンプ組立体において、前記移送手段が、前記導管内に木炭フィルタを更に備える、真空ポンプ組立体。
  19. 入れ物内で真空を発生させる真空ポンプ組立体において、
    真空ポンプと、
    該ポンプと前記入れ物とを相互に接続する移送手段と、
    該移送手段内に配置された真空インジケータとを備え、
    前記真空ポンプが、該移送手段内で所定の真空を発生させる手段を有することとを備え、
    前記移送手段が、
    前記真空ポンプから前記入れ物まで伸長する導管であって、その内部にワンウェイ逆止弁手段を有し、前記真空ポンプ内で発生された真空が前記入れ物まで伸長するようにする導管を備え、
    前記真空インジケータが、
    真空発生装置と、前記入れ物との間の前記導管内に配置された細長い管状部材であって、エラストマー的材料で出来ており、所定の真空がその内部で発生されたとき、潰れる細長い管状部材と、
    該管状部材の内半径の1/5以上の均一な厚さを有する、該管状部材の壁とを備える、真空ポンプ組立体。
  20. 請求項19に記載の真空ポンプ組立体において、前記移送手段が、前記導管内に木炭フィルタを更に備える、真空ポンプ組立体。
  21. 入れ物内で真空を発生させる方法において、
    真空ポンプを提供するステップと、
    前記ポンプと前記入れ物とを相互に接続する移送手段を提供するステップと、該移送手段内に所定の真空が発生されたことを表示する真空インジケータを前記移送手段内に提供するステップとを備え、
    前記真空ポンプが、
    シリンダと、
    該シリンダ内に配置されたピストンと、
    第一の端部にて該ピストンに固定され且つ前記シリンダの一端を貫通して伸長するピストンロッドであって、軸方向に且つ往復運動可能に移動して、前記ピストンを前記シリンダ内で軸方向に且つ往復運動可能に第一及び第二の反対の方向に移動させるピストンロッドと、
    前記ピストンの上で且つ該ピストンの周りに配置された密封リングであって、該密封リングの外周の全体に亙って前記シリンダの内壁と係合した密封リングと、
    前記ピストンから半径方向外方に伸長するストッパ手段とを備え、該ストッパ手段が、前記ピストンの基端面寄りの基端のストッパ手段と、前記ピストンの末端面寄りの末端のストッパ手段とを備え、前記密封リングが、該基端のストッパ手段と該末端のストッパ手段との間で軸方向に可動であることと、
    前記ピストンが、軸方向に伸長する溝を有し、該溝が、前記末端のストッパ手段寄りの位置から前記基端のストッパ手段寄りの位置まで伸長することと、
    これにより、前記ピストンが前記第一の方向に移動するとき、前記密封リングが前記末端のストッパ手段に係合し、前記ピストンと前記シリンダの前記内壁との間の環状の空隙を密封し、前記ピストンが前記第二の方向に移動するとき、前記密封リングが、前記基端のストッパ手段に係合し、前記軸方向に伸長する溝を非妨害状態にし、前記シリンダ内の流体が、前記ピストンが前記第一の方向に移動するとき、前記ピストンと前記シリンダの内壁との間を流れるのを防止し、前記ピストンが前記第二の方向に移動するとき、流体が前記ピストンと前記シリンダの内壁との間を流れるのを許容するようにし、
    前記真空ポンプを前記移送手段に接続し、前記移送手段を前記入れ物に接続することを含み、前記移送手段が、
    前記真空ポンプから前記入れ物まで伸長する導管であって、その内部にワンウェイ逆止弁手段を有し、前記真空ポンプ内で発生された真空が前記ハウジングまで伸長するようにする導管を備え、
    前記シリンダ内で真空を発生させ得るように、前記ピストンを前記シリンダ内で往復運動可能に移動させ、前記真空インジケータが前記移送手段内で前記所定の真空が達成されたことを表示する迄、該真空が前記移送手段により前記入れ物まで伸長するようにした、方法。
  22. 請求項21に記載の方法において、前記導管内に木炭フィルタを挿入するステップを含む、方法。
  23. 入れ物内で真空を発生させる方法において、
    真空ポンプを提供するステップと、
    該真空ポンプと前記入れ物とを相互に接続する移送手段を提供するステップと、
    該移送手段内に真空インジケータを提供するステップと、
    前記真空ポンプが、前記移送手段内で真空を発生させる手段を備えることと、
    前記真空ポンプを前記移送手段に、前記移送手段を前記入れ物に接続するステップとを備え、前記移送手段が、
    前記真空ポンプから前記入れ物まで伸長する導管であって、その内部にワンウェイ逆止弁手段を有し、前記真空ポンプ内で発生された真空が前記入れ物まで伸長するようにする導管とを備え、
    前記真空インジケータを前記導管内に挿入するステップを備え、前記真空インジケータが、
    エラストマー的材料で出来ており、その内部に所定の真空が発生されたときに潰れ得る細長い管状部材であって、該管状部材の内半径の1/5以上の均一な厚さの壁を有する細長い管状部材を備え、
    前記管状部材が潰れるまで、前記入れ物内で真空を発生させ得るように前記真空ポンプを作動させるステップを備える、方法。
  24. 請求項23に記載の方法において、木炭フィルタを前記導管内に挿入するステップを含む、方法。
  25. 加圧ポンプにおいて、
    シリンダと、
    該シリンダ内に配置されたピストンと、
    第一の端部にて該ピストンに固定され且つ前記シリンダの一端を貫通して伸長するピストンロッドであって、軸方向に且つ往復運動可能に移動して、前記ピストンを前記シリンダ内で軸方向に且つ往復運動可能に第一及び第二の反対の方向に移動させるピストンロッドと、
    前記ピストンの上で且つ該ピストンの周りに配置された密封リングであって、該密封リングの外周の全体に亙って前記シリンダの内壁と係合した密封リングと、
    前記ピストンから半径方向外方に伸長するストッパ手段とを備え、該ストッパ手段が、前記ピストンの基端面寄りの基端のストッパ手段と、前記ピストンの末端面寄りの末端のストッパ手段とを備え、前記密封リングが、該基端のストッパ手段と該末端のストッパ手段との間で軸方向に可動であることと、
    前記ピストンが、軸方向に伸長する溝を有し、該溝が、前記末端のストッパ手段の末端から前記基端のストッパ手段の末端まで伸長することと、
    これにより、前記ピストンが前記第一の方向に移動するとき、前記密封リングが前記基端のストッパ手段に係合し、前記ピストンと前記シリンダの前記内壁との間の環状の空隙を密封し、前記ピストンが前記第二の方向に移動するとき、前記密封リングが前記末端のストッパ手段に係合し、前記軸方向に伸長する溝を非妨害状態にし、前記シリンダ内の流体が、前記ピストンが前記第一の方向に移動するとき、前記ピストンと前記シリンダの内壁との間を流れるのを防止し、前記ピストンが前記第二の方向に移動するとき、流体が前記ピストンと前記シリンダの内壁との間を流れるのを許容するようにしたこととを備える、加圧ポンプ。
  26. 請求項1に記載の真空ポンプにおいて、前記軸方向に伸長する溝が、前記ピストンの前記基端面の手前で終わる、真空ポンプ。
  27. 請求項25に記載の加圧ポンプにおいて、前記シリンダの前記末端と関係付けられた逆止弁を更に備え、該逆止弁が、(i)空気が該逆止弁を通って前記シリンダの前記末端から出ることを可能にし、また、(ii)空気が前記逆止弁を通って前記シリンダの前記末端に入るのを防止するように配置される、加圧ポンプ。
  28. 請求項19に記載の真空ポンプ組立体において、直列に配置された複数の真空インジケータを備え、更に、真空インジケータの各々が異なる真空レベルにて潰れ得るようにされた、真空ポンプ組立体。
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