JP2007196955A - 車両用サンバイザ - Google Patents

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Abstract

【課題】バニティランプとマップランプとに兼用することができるランプユニットを備え、該ランプユニットのバニティランプとしての使用時及びマップランプとしての使用時それぞれにおいて適正な照明を可能とする車両用サンバイザを提供する。
【解決手段】車両用サンバイザ1は、格納位置と遮光位置との間で回動可能に車両に取り付けられたサンバイザ本体2と、前記遮光位置において車室内に向く前記サンバイザ本体2の裏面2Bに設けられたバニティミラー7と、前記サンバイザ本体2の裏面2Bに回動可能に基端部を取り付けられて前記バニティミラー7を露呈させ若しくは覆うように開閉されるミラーカバー8と、ランプユニット10と、を備え、前記ランプユニット10が、前記ミラーカバー8に設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車等の車両において、車室内に設けられ、陽光を遮るために使用される車両用サンバイザに関する。
例えば自動車において、車両用サンバイザは、一般には運転席及び助手席の頭上前方に設けられ、通常横長の板状をなすサンバイザ本体を有し、このサンバイザ本体が、フロントガラスに略添ってその裏面を車室内に向ける遮光位置と、天井に略添ってその表面を車室内に向ける格納位置との間で回動可能に天井に取り付けられている。そして、サンバイザ本体の裏面(遮光位置において車室内に向く面であって搭乗者に対向する面)にバニティミラーが設けられた車両用サンバイザがある。
また、自動車の天井には、バニティミラーを使用する際に搭乗者を照明するバニティランプ、搭乗者の手元を照明するマップランプ、その他、車室内全体を照明するルームランプ、等の種々の照明装置が設けられている。尚、最近では、バニティランプをサンバイザ本体に備えた車両用サンバイザも知られている。
しかし、複数の照明装置が車両の天井や該天井に取り付けられたサンバイザに設けられることで、天井に配索されるワイヤハーネスの回路が増え、特に自動車においてはフロントピラーなどの狭い構造材の中を挿通させて配索するため、その作業性が低下する。そこで、ワイヤハーネスの回路数を削減するため、複数の照明装置を兼用することが提案されている(例えば特許文献1、2参照)。
特許文献1には、図4に示すように、車両の天井に回動可能に取り付けられたサンバイザ本体102の裏面に、バニティミラー103および該バニティミラー103に隣接した位置にランプユニット105を備えたバニティミラーユニットUが組み付けられた車両用サンバイザ101が開示されている。そして、ランプユニット105は、バニティランプとマップランプとに兼用されている。
バニティミラーユニットUにはバニティミラー103を覆うミラーカバー104が開閉可能に設けられており、このミラーカバー104は、バニティミラー103を覆うよう閉じられた際にも該バニティミラー103に隣接するランプユニット105を露呈させるように構成されている。それにより、ミラーカバー104を開かずともランプユニット105をマップランプとして使用することができ、その取り扱いの簡便化が図られている。
特許文献2には、図5に示すように、車両の天井に回動可能にサンバイザ本体202を取り付ける取り付けブラケット206を備え、この取り付けブラケット206の搭乗者に対向する位置にランプユニット205が設けられた車両用サンバイザ201が開示されている。尚、符号203はバニティミラーを示し、符号204はミラーカバーを示す。ランプユニット205は、サンバイザ本体202が同図(a)に示す遮光位置又は同図(b)に示す格納位置のいずれにあっても搭乗者を照明することができ、そこで、バニティランプとマップランプとに兼用されている。
また、特許文献2には、図6に示すように、車両の天井に回動可能に取り付けられたサンバイザ本体302に、該サンバイザ本体302の表裏に照射面305A,305Bを有するランプユニット305が設けられた車両用サンバイザ301も開示されている。尚、符号303はバニティミラーを示し、符号304はミラーカバーを示す。ランプユニット305は、サンバイザ本体302が同図(a)に示す遮光位置にあって裏面を車室内に向けている時又は同図(b)に示す格納位置にあって表面を車室内に向けている時のいずれにあっても搭乗員を照明することができ、そこで、バニティランプとマップランプとに兼用されている。
特開平6−293219号公報 特開2001−322432号公報
ところで、バニティランプには比較的広範囲の照明が要求されるのに対し、マップランプにはスポット的な照明が要求される。そこで、上記のようにバニティランプとマップランプとを兼ねるにあたっては、マップランプを主として、例えばLED等の指向性の高い光源が用いられる。
しかしながら、上記特許文献1の車両用サンバイザ101及び上記特許文献2の車両用サンバイザ301では、ランプユニット105,305とバニティミラー103,303とはいずれもサンバイザ本体102,302に設けられており、両者の相対位置を変更することはできず、サンバイザ本体102,302の回動のみで適正な照明角度と適正なミラー角度とを両立させることは容易ではない。
また、上記特許文献2の車両用サンバイザ201では、ランプユニット205は車両の天井に固定された取り付けブラケット206に設けられており、よってランプユニット205の光軸は固定であって、バニティランプとしての使用時に要求される比較的広範囲の照明とマップランプとしての使用時に要求されるスポット的な照明との両立は容易ではない。
そして、上記特許文献1の車両用サンバイザ101では、ランプユニット105をマップランプとして使用する際にもサンバイザ本体102を遮光位置へと回動する必要があり、その取り扱いは必ずしも簡便とは言えない。
さらに、上記特許文献2の車両用サンバイザ301では、ランプユニット305はサンバイザ本体302の表裏に照射面305A,305Bを有しており、サンバイザ本体302が遮光位置にあるときに、該サンバイザ本体302の表面の照射面から照射された照射光がフロントガラス307に反射し、或いは該サンバイザ本体302の表裏の照射面305A,305Bを陽光が透過して搭乗者に当り、搭乗者の視界を狭める虞がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、バニティランプとマップランプとに兼用することができるランプユニットを備え、該ランプユニットのバニティランプとしての使用時及びマップランプとしての使用時それぞれにおいて適正な照明を可能とする車両用サンバイザを提供することにある。
上記目的は、本発明の下記(1)〜(4)の車両用サンバイザにより達成される。
(1)遮光位置と格納位置との間で回動可能に車両に取り付けられたサンバイザ本体と、前記遮光位置において車室内に向く前記サンバイザ本体の裏面に設けられたバニティミラーと、前記サンバイザ本体の裏面に回動可能に基端部を取り付けられて前記バニティミラーを露呈させ若しくは覆うように開閉されるミラーカバーと、ランプユニットと、を備え、前記ランプユニットが、前記ミラーカバーに設けられていることを特徴とする車両用サンバイザ。
(2)前記ミラーカバーの先端部が前記バニティミラーからはみ出すように形成され、該先端部に前記ランプユニットが設けられており、前記サンバイザ本体において前記ミラーカバーが閉じられた際に前記ランプユニットに対向する位置に、該サンバイザ本体を表裏に貫通する貫通孔が設けられていることを特徴とする(1)に記載の車両用サンバイザ。
(3)前記ミラーカバーの先端部が前記サンバイザ本体からはみ出すように形成され、該先端部に前記ランプユニットが設けられていることを特徴とする(1)に記載の車両用サンバイザ。
(4)前記ランプユニットは複数の光源を含み、該光源が、前記ミラーカバーの先端部に沿って配列されていることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の車両用サンバイザ。
上記(1)の構成の車両用サンバイザによれば、バニティミラーは、回動可能に車両に取り付けられたサンバイザ本体の裏面に設けられ、ランプユニットは、回動可能にサンバイザ本体の裏面に取り付けられてバニティミラーを露呈させ若しくは覆うように開閉されるミラーカバーに設けられているので、バニティミラーとランプユニットとを互いに独立して変位させることができる。これにより、ランプユニットのバニティランプとしての使用時及びマップランプとしての使用時それぞれにおいて適正な照明に調整することができる。そして、ランプ、回路、等を合理化して部品点数を削減でき、ワイヤハーネスの配索の作業性を向上させることができる。
上記(2)の構成の車両用サンバイザによれば、バニティミラーからはみ出すように形成されたミラーカバーの先端部にランプユニットが設けられており、サンバイザ本体においてミラーカバーが閉じられた際にランプユニットに対向する位置に、該サンバイザ本体を表裏に貫通する貫通孔が設けられており、サンバイザ本体の裏面側にあるランプユニットの照射光は該貫通孔を通してサンバイザ本体の表面側に射出されるので、サンバイザ本体が格納位置にあってその表面を車室内に向けている時でも、サンバイザ本体を遮光位置へと回動させることなくランプユニットをマップランプとして使用した照明が可能である。これにより、車両用サンバイザの取り扱いを簡便なものとすることができる。
上記(3)の構成の車両用サンバイザによれば、サンバイザ本体からはみ出すように形成されたミラーカバーの先端部にランプユニットが設けられており、ミラーカバーが閉じられた際にサンバイザ本体の裏面側にあるランプユニットの照射光はサンバイザ本体の表面側に射出されるので、サンバイザ本体が格納位置にあってその表面を車室内に向けている時でも、サンバイザ本体を遮光位置へと回動させることなくランプユニットをマップランプとして使用した照明が可能である。これにより、車両用サンバイザの取り扱いを簡便なものとすることができる。
上記(4)の構成の車両用サンバイザによれば、複数の光源がミラーカバーの先端部に沿って配列されており、即ちバニティミラーの幅方向に配列されているので、光源にLED等の指向性の高いものを使用した際にも広範囲を照明することができ、ランプユニットのバニティランプとしての使用に好適である。
本発明の車両用サンバイザによれば、バニティランプとマップランプとに兼用することができるランプユニットを備え、該ランプユニットのバニティランプとしての使用時及びマップランプとしての使用時それぞれにおいて適正な照明を可能とする車両用サンバイザを提供することができる。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の車両用サンバイザの第1実施形態の斜視図、図2は図1の車両用サンバイザの断面図であって、同図(a)はサンバイザ本体が遮光位置にある状態を示す断面図、同図(b)はサンバイザ本体が格納位置にある時の状態を示す断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態の車両用サンバイザ1は、自動車においてルームミラー50を挟むように運転席及び助手席の頭上前方にそれぞれ設けられており(助手席側のサンバイザは図示を省略する)、フロントガラス51を透過して車室内に差し込む陽光を遮るために使用される。
サンバイザ1は、横長の板状をなすサンバイザ本体2を有し、このサンバイザ本体2が、フロントガラス51に略添ってその裏面2Bを車室内に向ける遮光位置(図1及び図2(a)に示す位置)と、天井52に略添ってその表面2Aを車室内に向ける格納位置(図2(b)に示す位置)との間で回動可能に一組の取り付けブラケット3によって天井52に取り付けられている。
サンバイザ本体2の基端部には、その端縁から先端部に向けて凹設されてなる凹部4が2箇所に設けられ、凹部4には回動軸5が架け渡されている。取り付けブラケット3の先端部は断面略C字状に形成されてサンバイザ本体2の回動軸5を回動自在に把持する把持部とされている。回動軸5を把持した取り付けブラケット3の基端部が天井52に固定され、それにより、サンバイザ本体2は遮光位置と格納位置との間で図2(a)に示す矢印A又はB方向に回動可能に天井52に取り付けられている。
サンバイザ本体2が遮光位置にある時に車室内に向く該サンバイザ本体2の裏面2Bの中央部には、裏面2Bから表面2Aに向けて凹設されてなる凹部6が設けられており、この凹部6にはバニティミラー7が内設されている。さらに、サンバイザ本体2の裏面2Bには、凹部6に嵌るようにしてバニティミラー7を覆うミラーカバー8が取り付けられている。
ミラーカバー8は、その基端部に設けられた回動軸9をサンバイザ本体2に軸支され、例えば所定角度毎に若しくは任意の角度で回動可能にサンバイザ本体2に取り付けられており、バニティミラー7を露呈させ若しくは覆うように図2(a)に示す矢印C又はD方向に開閉される。
ミラーカバー8は、矢印D方向に回動されて閉じられた際に、その先端部がサンバイザ本体2の先端部に向けてバニティミラー7からはみ出すように形成されている。そして、ミラーカバー8の先端部の内面(閉じられた際にバニティミラー7に対向する面)には、ランプユニット10が設けられている。このランプユニット10は例えばLED等の指向性の高い光源を複数含んでおり、これらの光源はミラーカバー8の先端部に沿って配列され、つまりはバニティミラー7の幅方向に配列されている。
そして、サンバイザ本体2においてミラーカバー8が閉じられた際にランプユニット10に対向する位置には、該サンバイザ本体2を表裏に貫通する貫通孔11が設けられており、ミラーカバー8が閉じられた際に、ランプユニット10は貫通孔11を通してサンバイザ本体2の表面側に露呈する。
尚、ランプユニット10への電力供給は、例えばフロントピラー53及び天井52に配索された不図示のワイヤハーネスを介してなされている。また、ランプユニット10は、切換えスイッチ54の操作によって、例えば常時点灯する常時点灯モード、ミラーカバー8が開かれている際に点灯するミラーカバー開放時点灯モード、車両のドアが開放されている際に点灯するドア開放時点灯モード、等、その点灯モードが切換えられるように構成されている。
このように構成されたサンバイザ1においてバニティミラー7を使用するにあたっては、サンバイザ本体2を遮光位置に回動させ、ミラーカバー8を開いてバニティミラー7を露呈させ、適切なミラー角度となるようにサンバイザ本体2の角度を適宜調整する。そして、車室内が暗い際にはランプユニット10をバニティランプとして使用し、適切な照明角度となるようミラーカバー8の角度を適宜調整する。
また、ランプユニット10をマップランプとして使用するにあたっては、サンバイザ本体2が遮光位置にある状態でミラーカバー8を開き、適切な照明角度となるようミラーカバー8の角度を適宜調整するようにしてもよいが、本実施形態のサンバイザ1においてはミラーカバー8が閉じられた状態でランプユニット10の照射光はサンバイザ本体2の貫通孔11を通してサンバイザ本体2の表面側に射出されるので、サンバイザ本体2が格納位置にある状態でもそのまま使用可能であり、適切な照明角度となるようサンバイザ本体2の角度を適宜調整するようにしてもよい。
ここで、貫通孔11について、サンバイザ本体2の表面側の開口を裏面側の開口に比べて細幅としたスリット状に形成することが好ましい。これによれば、ランプユニット10は貫通孔11に収容されているので光源バルブ側面の配光を遮断出来、マップランプとしての使用時に照射光が搭乗者やフロントガラスに映り難くなる。又、貫通孔11に光を透過させる保護カバーやレンズ等を装着しても同様の効果を得られる。
以上説明したように、本実施形態の車両用サンバイザ1によれば、バニティミラー7は、回動可能に車両に取り付けられたサンバイザ本体2の裏面2Bに設けられ、ランプユニット10は、回動可能にサンバイザ本体2の裏面2Bに取り付けられてバニティミラー7を露呈させ若しくは覆うように開閉されるミラーカバー8に設けられているので、バニティミラー7とランプユニット10とを互いに独立して変位させることができる。これにより、ランプユニット10のバニティランプとしての使用時及びマップランプとしての使用時それぞれにおいて適正な照明に調整することができる。そして、ランプ、回路、等を合理化して部品点数を削減でき、ワイヤハーネスの配索の作業性を向上させることができる。
また、本実施形態の車両用サンバイザ1によれば、バニティミラー7からはみ出すように形成されたミラーカバー8の先端部にランプユニット10が設けられており、サンバイザ本体2においてミラーカバー8が閉じられた際にランプユニット10に対向する位置に、該サンバイザ本体2を表裏に貫通する貫通孔11が設けられており、サンバイザ本体2の裏面側にあるランプユニット10の照射光は該貫通孔11を通してサンバイザ本体2の表面側に射出されるので、サンバイザ本体2が格納位置にあってその表面2Aを車室内に向けている時でも、サンバイザ本体2を遮光位置へと回動させることなくランプユニット10をマップランプとして使用した照明が可能である。これにより、車両用サンバイザ1の取り扱いを簡便なものとすることができる。
また、本実施形態の車両用サンバイザ1によれば、複数の光源がミラーカバー8の先端部に沿って配列されており、即ちバニティミラー7の幅方向に配列されているので、光源にLED等の指向性の高いものを使用した際にも広範囲を照明することができ、ランプユニット10のバニティランプとしての使用に好適である。
(第2実施形態)
図3は本発明の車両用サンバイザの第2実施形態の断面図であって、同図(a)はサンバイザ本体が遮光位置にある状態を示す断面図、同図(b)はサンバイザ本体が格納位置にある時の状態を示す断面図である。尚、上述した第1実施形態の車両用サンバイザ1と共通する部分には同一符号を付すことで説明を省略あるいは簡略する。
図3に示すように、本実施形態の車両用サンバイザ21は、横長の板状をなすサンバイザ本体22を有し、このサンバイザ本体22が、フロントガラス51に略添ってその裏面22Bを車室内に向ける遮光位置(図3(a)に示す位置)と、天井52に略添ってその表面22Aを車室内に向ける格納位置(図3(b)に示す位置)との間で回動可能に一組の取り付けブラケット3によって天井52に取り付けられている。
サンバイザ本体22が遮光位置にある時に車室内に向く該サンバイザ本体22の裏面22Bの幅方向中央の先端部には、裏面22Bから表面22Aに向けて凹設されてなる凹部26が設けられており、この凹部26にはバニティミラー7が内設されている。さらに、サンバイザ本体2の裏面22Bには、バニティミラー7を覆うミラーカバー28が取り付けられている。
ミラーカバー28は、その基端部に設けられた回動軸9をサンバイザ本体22に軸支され、例えば所定角度毎に若しくは任意の角度で回動可能にサンバイザ本体22に取り付けられており、バニティミラー7を露呈させ若しくは覆うように開閉される。
ミラーカバー28は、矢印D方向に回動されて閉じられた際に、その先端部がサンバイザ本体22の先端部からはみ出すように形成されている。そして、ミラーカバー28の先端部の内面(閉じられた際にバニティミラー7に対向する面)には、ランプユニット10が設けられている。このランプユニット10は例えばLED等の指向性の高い光源を複数含んでおり、これらの光源はミラーカバー28の先端部に沿って配列されている。
このように構成されたサンバイザ21においてバニティミラー7を使用するにあたっては、サンバイザ本体22を遮光位置に回動させ、ミラーカバー28を開いてバニティミラー7を露呈させ、適切なミラー角度となるようにサンバイザ本体22の角度を適宜調整する。そして、車室内が暗い際にはランプユニット10をバニティランプとして使用し、適切な照明角度となるようミラーカバー28の角度を適宜調整する。
また、ランプユニット10をマップランプとして使用するにあたっては、サンバイザ本体22が遮光位置にある状態でミラーカバー28を開き、適切な照明角度となるようミラーカバー28の角度を適宜調整するようにしてもよいが、本実施形態のサンバイザ21においてはミラーカバー28が閉じられた状態でランプユニット10はサンバイザ本体22の先端のさらに外側にあって、その照射光はサンバイザ本体2の表面側に射出されるので、サンバイザ本体22が格納位置にある状態でもそのまま使用可能であり、適切な照明角度となるようサンバイザ本体22の角度を適宜調整するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態の車両用サンバイザ21によれば、サンバイザ本体22からはみ出すように形成されたミラーカバー28の先端部にランプユニット10が設けられており、ミラーカバー28が閉じられた際にサンバイザ本体22の裏面側にあるランプユニット10の照射光はサンバイザ本体22の表面側に射出されるので、サンバイザ本体22が格納位置にあってその表面22Aを車室内に向けている時でも、サンバイザ本体22を遮光位置へと回動させることなくランプユニット10をマップランプとして使用した照明が可能である。これにより、車両用サンバイザ21の取り扱いを簡便なものとすることができる。その他の作用効果は、上述した第1実施形態の車両用サンバイザ1と貫通孔11の配光性を除き同様である。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明の車両用サンバイザの第1実施形態の斜視図である。 図1の車両用サンバイザの断面図であって、同図(a)はサンバイザ本体が遮光位置にある状態を示す断面図、同図(b)はサンバイザ本体が格納位置にある時の状態を示す断面図である。 本発明の車両用サンバイザの第2実施形態の断面図であって、同図(a)はサンバイザ本体が遮光位置にある状態を示す断面図、同図(b)はサンバイザ本体が格納位置にある時の状態を示す断面図である。 従来の車両用サンバイザの正面図である。 従来の他の車両用サンバイザの断面図であって、同図(a)はサンバイザ本体が遮光位置にある状態を示す断面図、同図(b)はサンバイザ本体が格納位置にある時の状態を示す断面図である。 従来の他の車両用サンバイザの断面図であって、同図(a)はサンバイザ本体が遮光位置にある状態を示す断面図、同図(b)はサンバイザ本体が格納位置にある時の状態を示す断面図である。
符号の説明
1 車両用サンバイザ
2 サンバイザ本体
7 バニティミラー
8 ミラーカバー
10 ランプユニット
11 貫通孔
21 車両用サンバイザ
22 サンバイザ本体
28 ミラーカバー

Claims (4)

  1. 遮光位置と格納位置との間で回動可能に車両に取り付けられたサンバイザ本体と、
    前記遮光位置において車室内に向く前記サンバイザ本体の裏面に設けられたバニティミラーと、
    前記サンバイザ本体の裏面に回動可能に基端部を取り付けられて前記バニティミラーを露呈させ若しくは覆うように開閉されるミラーカバーと、
    ランプユニットと、
    を備え、
    前記ランプユニットが、前記ミラーカバーに設けられていることを特徴とする車両用サンバイザ。
  2. 前記ミラーカバーの先端部が前記バニティミラーからはみ出すように形成され、該先端部に前記ランプユニットが設けられており、
    前記サンバイザ本体において前記ミラーカバーが閉じられた際に前記ランプユニットに対向する位置に、該サンバイザ本体を表裏に貫通する貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用サンバイザ。
  3. 前記ミラーカバーの先端部が前記サンバイザ本体からはみ出すように形成され、該先端部に前記ランプユニットが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用サンバイザ。
  4. 前記ランプユニットは複数の光源を含み、該光源が、前記ミラーカバーの先端部に沿って配列されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の車両用サンバイザ。
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