JP2007195940A - 倒壊時安全防護方法 - Google Patents

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C31/00Details or accessories for chairs, beds, or the like, not provided for in other groups of this subclass, e.g. upholstery fasteners, mattress protectors, stretching devices for mattress nets
    • A47C31/002Anti-earthquake means

Abstract

【課題】家屋リフォーム等の工事を一切必要とせずに極く簡易な設置要領により倒壊時の安全を防護することのできる倒壊時安全防護方法を提供することにある。
【解決手段】平常時には、平面形状が四角形で一定以上の厚みを有する直方体とされた発泡スチロール製のベッドベースの複数個を就寝する人の頭側から足側へと並ぶように前後に隣合わせて配置してその上に敷布団などの就寝するための寝具を載置することで就寝を可能とし、地震発生時には、これらベッドベースのうち1個を選んで他方に対し相対的に移動させて避難スペースを形成することで同スペース内に人が避難して高いベッドベースの存在により家屋倒壊から避難する人を防護するようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、倒壊時安全防護方法に関する。
大地震が発生した場合、家屋によっては倒壊することもあるが、その安全防護対策は遅々として進んでいないのが実情である。
それは地震の経験から編み出された種々の対策方法が工事を伴うものであるためである。
上記に鑑み、本発明は、家屋リフォーム等の工事を一切必要とせずに極く簡易な設置要領により倒壊時の安全を防護することのできる倒壊時安全防護方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、平常時には、平面形状が四角形で一定以上の厚みを有する直方体とされた発泡スチロール製のベッドベースの複数個を就寝する人の頭側から足側へと並ぶように前後に隣合わせて配置してその上に敷布団などの就寝するための寝具を載置することで就寝を可能とし、地震発生時には、これらベッドベースのうち1個を選んで他方に対し相対的に移動させて避難スペースを形成することで同スペース内に人が避難して高いベッドベースの存在により家屋倒壊から避難する人を防護するようにする。
請求項2記載の発明方法は、平常時には、畳上に敷設された敷布団などの就寝するための寝具の両側に発泡スチロール製のサイドガードブロックを配置しておく一方、地震発生時には、これらのサイドガードブロック間が安全空間となって家屋倒壊から就寝する人を防護するようにする。
請求項3記載の発明方法は、請求項2に記載の方法において、サイドガードブロック間に上ガード材を渡して防護するようにする。
本発明方法によれば、家屋リフォーム等の工事を一切必要とせずに極く簡易な設置要領により倒壊時の安全を防護することのできる倒壊時安全防護方法を提供することができる。
発明を実施するための最良の形態・実施例
以下各実施形態で説明される案は他の実施形態でも同様に適用されるものとする。
図1は強化発泡スチロール(EPS)製で幅Wが1.2m、奥行Lが70cm、高さHが50cm前後のブロック状をしたベッドベース48…の3個を完全分離方式で直列に並べることができるようにして1つのシングルベッドを構成できるようにしてある。このベッドベース48…の個々には、図示しないが外装カバーが布や樹脂シートとして付される。このカバーはファスナー開閉方式でもよい。
これらのベッドベース48…は、その上に敷布団を敷き毛布や枕、掛け布団を所要のようにセットして通常の睡眠が可能となっている。そして、地震時には、ベッドベース48相互間を開いて隙間をつくることでそこにもぐり込めば倒壊などがあっても助かるものである。同ベッドベース48…は、図2の右下欄のように立て掛けて一定の安全スペースをつくるようにしてもよい。この場合、同図のようにベッドベース48…相互をヒンジや通し紐で連結しておいてもよい。
図2は他の避難方式を示す。図1の2つのベッドベース48,48を離間して立ててその上のホルダー49で対向壁とし、ホルダー49の上に残る1つのベッドベース48を水平に載せて完成する。
図3(平面図)、図4(側面図)、図5(作用を示す側面図)および図6(一部切断側面図)は他の実施形態を示し、同実施形態は、ベッドベース50,50をその長手方向に2分割(あるいは2つ合わせ)式にしたものであって、図例ではシングルサイズを示す。
各ベッドベース50は、内部が高密度の発泡スチロール(EPS)製の本体51で、その外面に強靭な布や樹脂繊維質シート、樹脂ネットなどでなる外装カバー52が密着して包まれている。本体51は、平面が約1.2m□、高さが50cm前後のブロック状をしたもので、そのコーナーは面取り部53…となっていて、2つのベッドベース50,50が合わさるとその合わせ面の両端にV(あるいはU)溝53aが形成されるようになっている。このV字溝53aは、非常時に手を掛ける溝となる。前記外装カバー52は、図6に仮想線で示すようにファスナー54で開閉される方式にしてもよい。
これらのベッドベース50…は、図3および図4のように、直列に並べられてその上に和風あるいは洋風の平敷装具(敷布団など)55や図示しない敷き毛布や掛け毛布などが敷設されるとともに、枕56や掛け布団57を所定のようにセットして通常の睡眠が可能となっている。
2つのベッドベース50は、1辺の幅間にマグネット58が内蔵されており、これらのマグネット58,58は完全に合着するのでなく少しのスキマを残して引き合う関係になっている。したがって、非常時にはベッドベース50,50相互は一定以上の軽い力で互いに外れることができる。面ファスナーで相互に結合するようにしてもよい。また、図3に破線で示すように、平面コの字枠状をしたロック具60を両ベッドベース50,50間に差し込んで相互の位置決めをし、非常時には矢印のように抜き去ることで両ベッドベース50,50がフリーに移動可能になるように横成してもよい。このロック具60は、上からベッドベース50,50に差し込むようにしてもよい。図3の下欄に他の例を示すように、角溝59aになるようにコーナーに角切り欠き59を設けてもよい。
地震が発生した時(初期P波伝播時)には、図5に示すように、飛び起きて平敷装具55や掛け布団57などを一方のベッドベース50上に折り畳み、ベッドベース50、50相互間を開いて避難空間Sをつくることでそこにもぐり込めば、地震で家屋が倒壊してきても倒壊物がベッドベース50,50上に先に当って避難者62は助かるものである。地震を感知して警報を発する地震センサーをベッドベース50に装備したりそれ以外の場所に設置しておいてもよい。
尚、避難空間S上が空くことを避けるため、図5の仮想線のように、平敷装具55や掛け布団57などを折り畳まない状態にしておくかあるいは折り畳み後に再度展ばしておくようにすれば安全度が向上する。
また、ベッドベース50,50上に移動可能なベース板61を敷設しておいてこれが図5の仮想線のように防御壁になるようにしてもよい。このベース板61は合板やプラスチック板、ゴム板、あるいはこれらの複合板などで構成することができる。
さらに、図6に示すように、外装カバー52は、単に包むものでなく、同カバー52を強靭な材質にするとともに本体51に対して強力に密着するように接着により一体化してもよい。このようにすることで、ベッドベース50自体を強化することができ、例えば、上方から倒壊による衝撃力が作用してもその際の割れや破損などを極力防止することができるようになる。
また、前記外装カバー52は、前記実施形態では一重のものであったが、二重あるいは3重などの複数層にしてもよい。同カバー52は、FRP製とされることもある。このFRPの外に布などの外装カバーを付してもよい。この場合、外装カバーとFRPとの間には布団基材やゴムやウレタンなどを入れて柔軟性をもたせてもよい。
さらに、外装カバー52は、吹き付け塗着したものでもよく、この場合、質感は柔軟なものが好ましい。
また、図6に破線で示すように、ベッドベース50には、横通し式に1本あるいは上下複数本の牽き線材63を通してアンカー板64により外部固定されるようにしてもよい。この場合、牽き線材63は、形成された通孔に通されるもので、材料はロープ・ワイヤ・リンクチェーン・針金・ボルトなどとし、その両端にアンカーを付して前記アンカー板64に締め付け固定するようにする。この牽き線材63は、図6に示す方向に直交する方向にも配してもよい。
さらに、図4のように、ベッドベース50と外装カバー52との間にはスリップ止め65を装入して平常時のベッドベース50,50相互のずれを防止する一方において非常時は剥がすとベッドベース50の分離が自在になるようにしてもよい。同図のようにスリップ止め65の下裏面に反発材65aを付しておいて布団55の重さWが作用すると潰れてスリップ止め65がベッドベース50側に面接触し布団55を揚げると面接触が解除されてベッドベース50を移動可能にさせるものにしてもよい。このスリップ止め65を廃し、同スリップ止め機能を外装カバー52の上面自体にもたせてもよい。
図7の実施形態は、強化発泡スチロール(EPS)製の本体66の上に上層体67を設け、それらをまとめて外装カバー68で包み込んだものをベッドベース69としたものであり、上層体67は、本体66に比較して厚さが薄く、例えば、5cm〜10cmのもの(この寸法範囲に限定されない)になっている。
上層体67は、発泡スチロール製であったり、ゴムやウレタンなど他の材質でもよい。合板や樹脂板、パンチング板材のこともある。これらのうち複数種を選択して上下に重合させることもある。
尚、右欄に示すように、上層体67は上面を波形にしたり上下両面を波形にして緩衝機能をもたせてもよい。前記波部で形成される凹所は空気層を形成して緩衝に有効に機能する。前記上層体67は、2層・3層のように複数層であってもよい。
図8の実施形態は、略同じ厚さの上本体74と下本体75の2層の発泡スチロール(EPS)からなり、外装カバー76を被覆してベッドベース77を作ってある。両本体74,75は接着してもよい。上本体74が上からの衝撃で破損しても下本体75に伝わりにくい。同図右欄のように、下本体75を高密度で強靭な発泡スチロール(EPS)とし上本体74はそれより柔らかい発泡スチロールとしてもよいし、上本体74には横孔78を空けておいてもよい。
図9の実施形態は、本体82に上層体83を重ね合わせたものあるいは図8のように上下の本体が同じ厚さとされたものなど、上下複数層に分かれ外装カバー84で被覆した分割合体式ベッドに使用され得るベッドベース85であって、本体82と上層体83との上下間に上からの衝撃負荷を下へ伝えない中間断力層86を介装したものである。
これらの層82,83,86は相互に接着してもよい。
また、中間断力層86は、例えば、合板・ゴム板・網材・プラスチック板・アルミ板・鉄板・波板・パンチング板・スチールメッシュなどを使用できる。同図右欄に示すように、中間断力層86を上層aと下層bとすることがある。この場合、上層aをゴム板とし下層bを合板などとしてもよい。その逆もできる。さらに、上層体83の上に上断力層87を介装してもよく、この材料も前記合板・ゴム板などとすることができるし、上断力層87も複数層にしてもよい。
図6から図10のベッドベースはそれを単一個で使用し(こうした単一個での使用時にはベッドベースとは呼ばず避難用ブロックという)、例えば、和風敷布団(洋風ベッドクッションも含む)の頭部横脇や頭上側などの畳上面に設置して倒壊時の安全空間の確保を図るようにすることもできる。この場合、図9の50cm高さのものを複数積み重ねるものにしたり、それより高い1m立体ブロックのものにすることがある。その底面には、粘着パッドを介装して固定化することができる。また、発泡スチロールの中に凹所を設けてその中に非常時用品(水入りPETボトルや消火器、非常食料品など)を入れたり倒壊時の抵抗部材を入れておくことができる。これらのことは以下の実施形態でも同様にいえることである。
図10および図11の実施形態は、発泡スチロール(EPS)である下の本体90の上に上層体91を構成し外装カバー92で被覆したものであって、前記上層体91を角材のように形成してこれらを横方向に分割配列したものとしてある。この上層体91も発泡スチロール製であるが、木質・樹脂質・ゴム質などでもよいし、右欄に示すように中間断力層93を介装してもよい。上断力層を付してもよい。
このように上層体91を分割式にしておくと、上方からの衝撃が作用しても本体90まで伝わりにくい。特に、中間断力層93を介装しておくとその効果は大きい。
尚、本体90と上層体91とは互いに接着して一体化してもよい。上層体91…の隣り合う面は相互接着する場合と接着しない場合とがある。図10の右欄に示すように、平面上の縦横に分割した形の上層体94にしてもよい。
図12および図13の実施形態は、本体97上に分割式の上層体98…を配し、その間に中間断力層99を介装するとともに外装カバー100で包み込んだベッドベース101であって、特に、上層体98…間に介装板102…を設けるとともに図13の両端にアンカー板103を配し、複数の上層体98…に直交するように挿通された複数本のロープやワイヤなどの牽き材104…を端部でアンカー固定して全体を圧縮状態にして締め付け一体化してある。こうした上層体98…は、緩衝ユニットとして他の実施形態でも衝撃を受け止めるため適用され得るものである。
上層体99が1枚ものであれば上からの衝撃荷重により底面が強い引っ張り力を受けて破損しやすいが、この分割式上層体99…によれば、上からの衝撃荷重に対して破損しにくくしかも中間断力層99があるので本体97まで荷重を伝達しにくくなる。特に、図13の右欄に示すように、牽き材104を上下2段階に配すと、上からの荷重が作用した場合、その荷重を牽き材104の張ってある水平方向の抵抗力として受け破損を防止する。尚、同図のように上下2段に分割式を採用してもよい。
図14および図15の実施形態は、3分割式のベッドベース107の上に敷板108を載せ、その上に敷布団やクッションなどの平敷装具109を敷いてなるもので、中間のベッドベース107は平常時に差し込まれた形になっているが、地震時には、図14の矢印のように抜き出して抜き出しにより形成される避難空間内に避難できるようになっている。中間のベッドベース107には抜き出しやすくするための引き手110が取り付けられている。111は本体、112は外装カバーである。
尚、前記中間のベッドベース107は省略することもある。
また、ベッドヘッド113も発泡スチロール製として図15の仮想線のように非常時に平敷装具109上に載せてガードにすることができる。
さらに、中間のベッドベース107は図14の破線のように2分割にして抜き出しやすいようにしてもよい。また、同ベッドベース107は図15の仮想線矢印のように非常時に平敷装具109上に載せてガードにしてもよい。
さらに、他のベッドベース107には、収納凹所114を設けてその中に水入りPETボトルや非常食などを入れておくことができる。これらが重量物となってベッドベース107それ自体の位置ずれを防止する。底面に粘着パッド115を配してより定着化してもよい。前記他のベッドベース107は、引き出しを別途装備して収納部付きのものにしてもよい。前記凹所114をベッド側方へ開放状にしてその側面開口に扉を付けて収納部にしてもよい。これらの収納部に入れる対象は特に限定しない。中間のベッドベース107も収納式にしてもよい。同ベッドベース107の収納は、前記非常時の抜き出しをしやすくするため、軽いものを入れるものとする。
前記ベッドヘッド113は発泡スチロールとしてあるが、木質や樹脂質などでもよい。また、同ヘッド113は、その全体が非常時にベッド上にくるようにされているが、上部のみをベッド上にくるようにしてもよい。
さらに、前記実施形態では、中間のベッドベース107を構成していたが、このベッドベース107は省略することもある。
図16の実施形態は、前後と中間に上向きに伸びる止め突片118…を有する底枠119上に、中間に避難空間Sがあるようにして2つのベッドベース(外装カバー付発泡スチロールブロック)120,120を接着や止め付けなどにより固定セットし、両ベッドベース120,120上には、和式あるいは洋式の敷材121を敷設するとともに、この敷材121上に平敷装具122や掛け布団123などの寝装具をセットしたもので、敷材121は容易には曲がらない右欄図のような波板(あるいはハニカムなどのコア材)124と上下板125のサンドイッチ方式の軽量強靭なものとする。
126はベッドヘッドで、外装カバー付発泡スチロール(EPS)や木質などによる軽量で強靭なものとされ、ヘッド側のベッドベース120と止め突片118間に基部が挟まれて立ち上がるようにセットされている。図示は非常時(地震避難時)の様子を示し、同ベッドヘッド126を上へ抜き上げて平敷装具122上の中央に載せ余裕があれば掛け布団123をその上に掛けて避難空間S内に避難するようにする。ベッドヘッド126は、掛け布団123上にそのまま載せてもよい。ベッドヘッド126に掛け布団123や平敷装具122などがすべてガード役として有効に機能し倒壊から避難者が完璧に護られる。
尚、図17の下左欄のように避難空間Sはベッドヘッド126寄りに設けてもよい。また、下中間欄の図のように、前後に分かれたベッドベース120に代え、1ブロック式のベッドベース128としてその中間部に下方および側方開放型の避難空間Sを形成してもよい。その形はコーナーにR部を有する逆U字状のものやアーチ状のものにしてもよい。この場合、ベッドベース128を底枠119に接着などにより接合することによりベッドベース128の破損を防止する。さらに、前後にベッドベース120を配す場合、下欄右端に示すように、避難空間Sを空間保護枠129で形成すれば防護機能が有効になる。
尚、ベッドヘッド126それ自体には、軽量化を保つ範囲内で収納部を構成してもよい。ベッドベース120,128についても収納部を構成することができる。また、ベッドヘッド126には、開放感・美的処理として丸穴や角穴などをあけてもよい。
図18から図20の実施形態は、外装カバー付で発泡スチロール内蔵の単一ブロック式のベッドベース133を本体として備え、同ベッドベース133の上には敷板134を載置あるいは接着固定、止め付けなどにより装備したうえで、平敷装具135や掛け布団136などの所要の寝装具を設けたものであって、特に、ベッドヘッド137の他にサイドボード(あるいはサイドブロック)138を組み合わせたものである。これらベッドヘッド137およびサイドボード138は共に外装カバー付発泡スチロール製である。
尚、ベッドヘッド137およびサイドボード138の上部には、外装カバー付発泡スチロール製の上部緩衝体139の上下に断力層140,140を備えてサンドイッチ式にした緩衝構造体が一体化されているが、これは省略することもできる。
これらに基づく第1の案は、図示の態勢のままで地震対策品とするものである。すなわち、ベッドベース133・ベッドヘッド137・サイドボード138をすべて結合して一体化することで倒壊から就寝者を護ろうとするものである。これらの結合は接着・止め付けなどにより、止め付けは、内芯線状材(ロープ・ワイヤ・リンクチェーン・ボルトなど)によるものとする。
第2の案は、図19の仮想線、図20の仮想線のように、ベッドベース133に避難空間Sを形成するもので、同空間Sを形成するだけの案と、避難者のより高度な安全確保のためサイドボード138(あるいはベッドヘッド137)を上に載せる案とがある。
図21ないし図23の実施形態は、地震で倒壊する家屋の構造部材などから就寝中の人を護るためになされたものである。
これらの図において、600は畳、601は敷布団、602は枕、603は掛布団をそれぞれ示し、毛布類は必要に応じて設けられるがここでは図示省略してある。これらでなる和式寝具セットは通常のように畳600の上に敷設されて図示はその就寝中の様子をあらわしている。畳以外の通称されるフロアーその他の対象に敷設されることもある。
これらのセットに対し、605は図3から図6でも示すように発泡スチロール(EPS)製ブロックに一部加工をしたものを本体とするサイドガードブロックを示し、その外面に外装被覆を施して構成する。同サイドガードブロック605はその左右一対を前記寝具セットの横脇に縦長状で互いに平行になるように配備して1つのガードセットを構成する。
尚、ここに採用する発泡スチロールは、圧縮強さが約28N/cm(許容圧縮応力14N/cm)、密度27〜31kg/mのものとするがこれに限定されない。
各サイドガードブロック605は、高さHを45センチ前後、幅Wを50cm、長さLを2mとするもので、高さHを45cm前後としたのはその上に腰掛け可能に配慮したもので、幅Wを50cmとしたのは定尺発泡スチロール場合が1mでそれを2分割してブロックとする意味からそうしたもので、また長さLを2mとしたのは定尺が2mでそのまま利用するようにした背景がそれぞれある。長さLは、寝具セット全体を長さ方向において余裕をもって包み込む長いものになっている。
サイドガードブロック605は、就寝する人の頭部側が高く脚側が半分程度に低く段差部607として形成されている。全体をHの高さにしてもよい反面、前記のように一部を低くすると審美的でもあるし低い個所を通じて出入りが容易にもなる。
これらサイドガードブロック605の頭部両サイドに対応する個所には、通覧口606が開口され、この開口606の存在により、閉塞感が軽減するようになっている。尚、同通覧口606は、その外部を塞いだりメッシュ状部材を設けるなどして内部を収容空間としてもよい。勿論開口606は開口したままでその中に何かを飾ったりしてもよい。
これら一対のサイドガードブロック605,605を寝具両サイドに配置し、それらを掛布団603より少し広くして位置決めをしておく。その位置決めのため、薄鉄板やプラスチック板、木質材(ベニヤも含む)などを使用したロックセット608をサイドガードブロック605の前後に一対配備してある。
ロックセット608は、就寝する人の出入りの邪魔にならず安全であることを考慮して平坦なものを基本としてある。同セット608は、バンドの挿脱機構のようなもので、メス側部材609とオス側部材610とからなり、両部材609,610の外部側の端部には、サイドガードブロック605の幅に合致する一対の把持突片611を備えてサイドガードブロック605の下部を掴むようになっている。また、メス側部材609の内端には、扁平筒状をした挿通受部612とロックネジ613が設けられる一方、オス側部材610の内端は挿通受部612に嵌るように少し高くなった挿通部614が形成されている。
これらにより、把持突片611間にサイドガードブロック605が把持された状態で挿通部614と挿通受部612とを進退調整してロックネジ613を締め付けることで所望の幅を得ることができるのである。
尚、頭部側のロックセット608は、図22に示す低い状態とは逆様の状態で取り付けて倒壊からのガード役を兼ねるようにしてもよい。
また、図22の段差部607それ自体に凹みを形成してその中を収納部としたり、段差部607上に別体のブロックを付加してその中を収納部としてもよい。
さらに、図23の左下欄に示すように、ロックセット608を帯長状の1枚の板としその両端に長孔615を設けておいてサイドガードブロック605を通じて止着具616で幅方向に調整自在に止め付けるように構成してもよい。
また、前記段差部607はないものにしてもよい。
また、前記サイドガードブロック605は、家具底敷のような粘着ゲルマットや面ファスナー、両面テープなどを使用して固定化することもできる。段差部607に設けた凹みや同段差部607上に別体配備したタンクにより水タンクを構成し、その重量でもって位置決めをするように構成してもよい。これらすべてのことは他の実施形態でも適用がある。
図24および図25の実施形態は、寝具601・602・603により就寝する人の横脇に左右一対のサイドガードブロック620を配備してロックセット(前記長孔付扁平板と止着具の組み合わせや面ファスナーなどによってもよい)621で幅を所望に固定して就寝する人を倒壊から護るようにしたものにおいて、特に就寝する人の上方空間であるサイドガードブロック620,620間での倒壊からの危険をなくすようにしたものである。
サイドガードブロック620側は、図25に示すように、図21から図23に示すものを基本寸法とし、その上で2段階の第1段差部622と第2段差部623とを高さHレベルから段階的に下がるように形成されている。
サイドガードブロック620の最上面(高さHに相当)には、縦軸624が挿通固定され、その回りに水平に回転する第1上ガード材625が支持されている。この第1上ガード材625の全長はサイドガードブロック620,620上に乗り掛かるようにこれらブロック620,620のなす最大外幅に対応するものとされるとともに、その両端は安全のため丸みを持たせてある。
同第1上ガード材625は、幅がサイドガードブロック620と同じ50cmとされ、材質は、発泡スチロールブロックや木材、FRPなどの樹脂、鉄などの金属製とする。特に、これらの材料を使用する際、補強芯を通しておくと軽量で強いガードになるし、また一方、これら第1上ガード材625の外部に緩衝材を装備することもできる。
同第1上ガード材625は、一方のサイドガードブロック620上に平行に待機し、就寝する際に必ずあるいは地震を感知した際や余震が心配なときなど必要に応じて図24の矢印のように取っ手626をもって回し先端が他方のサイドガードブロック620上に乗り掛かるように操作しておく。この際、第1上ガード材625は図24のように就寝する人の頭上を外れた位置関係になることから寝ていても圧迫感が少なくなる。
628は第2上ガード材で、縦軸629により第1段差部622上で水平回転自在に他方側のサイドガードブロック620に沿って装備され、必要に応じて矢印のように引き出されて先端が対向するサイドガードブロック620の第1段差部622上に乗り掛かるように操作されて待機状態とされる。第1段差部622はその際の回転ストッパとなる。尚、第1上ガード材625のストッパ630もサイドガードブロック620の先端上部に取り付けてある。第2上ガード材628も第1上ガード材620も同様のもので、前記のように各種に構成することができる。尚、第1上ガード材620あるいは第2上ガード材628、または双方からメッシュ状あるいは多孔板などの防護材が頭上に対応するように出没するように別装備されていてもよい。これはプッシュボタンでワンタッチ式で出てくるようにしてもよい。
尚、段差部は3段階以上にして上ガード材を3枚以上にすることもある。
また、上ガード材が回転したあとの定着のため、上ガード材とストッパ側との間に面ファスナやマグネット固定手段を装備することもできる。
さらに、第1・第2上ガード材は、同じサイドガードブロック側に縦軸で支持されていてもよいことは当然である。この場合、両上ガード材を繋いでおいて第1上ガード材を回せば第2上ガード材もそれに連動して回るように構成することができる。
また、上ガード材は、強化発泡スチロール(EPS)で本体を形成しその外周を美装シートやFRPで覆ってもよいし、内水の交換自在な水タンク型にしてもよい。
図26に示す実施形態は、一方のサイドガードブロック632上に複数本平行リンク式に支持された上ガード材633…を連鎖材634で繋いでおいて必要に応じて図のように回転させることで上方からのガードを構成できるようにしたものである。この場合、上ガード材633の1つが目上にくるようになっているが、圧迫感をなくすためできるだけ目上から外れるようにする。上ガード材633…相互間にはメッシュを張ってガードとしてもよい。
なお、図26の下欄左側にサイドガードブロック632の内部構造を示すように、同ブロック632は、強化発泡スチロール(EPS)製の本体ブロック635の上面に緩衝材636を配し、その回りを合成皮革生地・ポリエステル生地・綿生地・PVC生地・麻綿混合生地・不織布生地・綿75%ポリエステル25%混合生地などのいずれかでなる外装カバー637で被覆されてなる。前記サイドガードブロック632には、その上面を凹凸状にしたり中実部分に縦方向あるいは横方向または縦横双方向に丸形の貫通孔Xを明けて緩衝機能を発揮するようにしてもよい。この場合、貫通孔内に緩衝材を装入することもできる。これらのことは他の実施形態でも同様に適用できる。
さらに、サイドガードブロック632の両肩部分には、PVCクッションや合成ゴム、木材やアルミ型材などの緩衝機能材Cを貼り付けることがあり、この緩衝機能材Cは、緩衝材636とともにあるいは緩衝材636なしで装備するものとする。同図のように緩衝機能材Cはサイドガードブロック632の長手方向端部にも装備してもよい。
また、同図の右欄に示すように、サイドガードブロック32は、下層体EがEPS(強化発泡スチロール)で上層体Fが一般的で安価な発泡スチロールとすることもできる。この場合、上層体Fの上に緩衝防護板Dを配す場合とそうでない場合とがある。緩衝防護板Dは2層あるいは3層などいずれでもよい。
さらに、下欄に示すように、中間層Fに一般的な発泡スチロールを、上下にEPS材を挟んだものにしてもよい。この場合、上下層E,Eは図示よりさらに薄層とし中間層Fを厚層として全体を安価に仕上げる一方において中間層Fが緩衝作用を有効に発揮できるようにすることもできる。また、同図を右に90度回転させた姿勢のものにしてもよい。
図27の実施形態は、図21に示すサイドガードブロック605を和寝具601,603…の左右両脇に定着配置しその一部に段差部607を形成するとともにその外面を美装カバーで覆ったタイプの地震用の安全防護装置を示している。
尚、サイドガードブロック605は段差部607付きのものであったが、右欄のようにブロック605を上面が平坦なままで底部中途に凹溝aを加工したものにしてもよく、この場合、V−V線断面のように溝底はaのように上面に平行な面で応力集中のないようにR部を有する凹溝としたり、仮想線a−1のように一側へ浅溝形にしてもよい。又、逆偏平V形溝a′にしたり仮想線a′−1のように湾曲状溝にしてもよい。V形溝a′のR部は丸く形成して割れを防止することができる。
同図のようなサイドガードブロック605は、図28に示すように裏返して矢印のように寄せ合わされるとともに段差部607に相当するサイズとしたサブブロック636をそれぞれ段差部607に嵌め入れることでその上に図29のような和寝具601,603を敷設すればベッドベースとして使えるものである。
ここにおいて、両サイドガードブロック605同士やサブブロック636同士、サイドガードブロック605とサブブロック636同士は、面ファスナーや他の止着具により適宜連結する。
尚、この状態で地震を感じ避難する場合、サブブロック636,636を矢印X方向あるいはY方向に抜き去り、そこにできた段差空間を、避難空間として避難することもできる。
また、図30に示すように、サブブロック636付のサイドガードブロック605を左右に引き離し、その間にできる空間を避難空間として避難することもできる。この場合、同図のように避難者はその身上に和寝具603等を掛けるようにすればより安全性は向上する。
図31ないし図34は、和寝具700に就寝している人を地震での家屋倒壊から護るためになされた他の実施形態を示す。701は外装付のサイドガードブロック(EPS)で、同サイドガードブロック701はその上面に段差部702を有し、和寝具700の左右一対をもって構成されている。寸法は上記実施形態を基本としている。
一方のサイドガードブロック701には、段差部702より上に段と下の段にそれぞれ1本ずつの上ガード材703が平行状に設けられ、それぞれが回転軸704で水平回転自在に支持されている。
各上ガード材703は左右のサイドガードブロック701のなす外幅に略対応する長さをもち、上記実施形態のようにEPSに外装を施したものになっている。また、各上ガード材703の就寝する人の側には、取っ手705が取り付けられている。
これら両サイドガードブロック701は、図32に示すように固定される。畳707の上には粘着パッド708が左右一対貼り付けられ、その上に下側面ファスナー709が渡されるようにして貼り付けられる。同ファスナー709は、長尺物をX箇所でカットして所要の長さにする。一方、サイドガードブロック701側の底面には、同図右欄に示すように上側面ファスナー710が貼り付けられ、これら上下の面ファスナー710,709によりサイドガードブロック701が所定位置に固定されるようになっている。面ファスナー709をステープルで畳707側に固定してもよい。面ファスナー709,710はマグネット平板式のものでもよい。
地震に対処する場合、図34のように、取っ手705を把持し手前に引くことにより上ガード材703を水平に回転させ相手のサイドガードブロック701上に先端が乗り掛かるようにする。両上ガード材703は上下に段差をもつので干渉するようなことはなく、いずれを先に操作しても両者を確実に図のように展開操作することができるのである。
尚、サイドガードブロック701には、図31に示すように、収納部711を構成することもできる。同収納部711は、同図右欄のように、サイドガードブロック701の凹み内に嵌るボックス712と蓋713の組み合わせにしてもよく、凹みそれ自体をボックス代わりとしそれに蓋713を付したものにしてもよい。この場合、蓋なしにすることもある。収納部711は、図32の右欄に示すように、サイドガードブロック701に段差部を追加形成し、その段差内に同収納部711を構成してもよい。これら収納部711は、収納物の重量によってサイドガードブロック701の定着性を向上させる。
また、上ガード材703は、図34に仮想線および破線で示すように、展開後に矢印方向に出し入れ自在な補助ガード714をそれぞれ装備しておき、必要に応じて引き出すようにすると防護性能が向上する。この場合、補助ガード714を透明あるいは半透明なポリカーボネートなどの強靭で軽い樹脂を使用したり、多孔材や網状面材などを使用することもできる。互いの補助ガード714を連結可能にすることもできる。
さらに、上ガード材703は、図34の左欄に示すように、一端をそれぞれ回転軸704で回転自在に支持してサイドガードブロック701上に待機させておくことにより、上からみて大きくX字形に展開するように構成することもできる。この場合、両上ガード材703は展開時に互いに干渉しない高さ関係とする。そのため、一方の上ガード材703は回転軸704の個所においてガタを設けておき他方の上ガード材703上に乗せ掛け得るように構成してもよい。
さらに、前記サイドガードブロック701は、図34の右欄に示すように、上ガード材703を備えた一方のみで構成することができる。この場合、両上ガード材703を図示のように90度展開して平行状態にする必要はなく、例えば、それぞれの先端部が重なり合うようにV字状をなすようにあるいはX字状をなすようにすることもできる。
X字形に展開できる他の実施形態を図35ないし図37に示す。
上ガード材703は一対のもので、その一方703は、回転軸704でサイドガードブロック701の頭部側の上面に回転自在に支持され、他方703は、同一方703上の中点に回転軸704を介してその中途点を回転自在に支持されている。
地震対策をするときは、図35のように、取っ手705を引くと、両上ガード材703,703が内側に回転し、その先端を他方のサイドガードブロック701上に乗せ掛けたあとは前記他方703を図37に示すように一方703を基準にして展開させてX字形になるようにし地震対策はこれで完了する。
前記取っ手705は、当たっても良いゴムなどの軟質材か樹脂に軟質材を被覆したものが好ましい。
図38の実施形態は、サイドガードブロック716を上下の分割ブロック(EPS)717…で構成して重合し外装材718で被覆してなるものである。この分割数は2個であり、長さの異なるものになっている。前記のような一体物からその一部を切り取るものに比べ分割ブロック717それぞれをカットすることができて製作が簡単である。
分割ブロック717の相互は、固定しないものと、接着や止着によるものとがある。
尚、上側の分割ブロック717は下側の分割ブロック717と同じ長いものにすることもある。
図39の実施形態は、図38の分割式のものの上下間に介装材720を入れたり、分割ブロック717の上面に上受材721を備えたりして、倒壊からの負荷を緩和してブロック全体が割れないように緩衝するようにしたものである。
介装材720や上受材721は、分割ブロック717に過剰な応力が作用しないようにして水平面方向へ力を拡散するためのもので、例えば、ベニヤ板、ゴム板、樹脂板、金属板、低反発質発泡ウレタンマット、木質板などを択一的にあるいは組み合わせ的に構成することができる。同図右上欄に示すものは、上にゴム板を下にベニヤ板を重合したものである。
尚、上側の分割ブロック717は下側の分割ブロック717と同じ長いものにすることもある。
図40の実施形態は、分割ブロック723を同じ厚みのEPSを更に多くの枚数としたもので、これにも上受材や介装材などの緩衝材724…を付加することができ、さらに、右欄に示すようにゴム板とベニヤ板との重合にすることができる。
尚、図38〜42の実施形態において、全てをEPS材とする以外に、EPSより低性能の発泡スチロール材を適宜にEPS材と組み合わせて全体を重合構成することができる。この場合、最も上層と下層をEPSとしその間を低性能の発泡スチロール材とすることができる。
また、図40の右下欄に示すように、分割ブロック723を複数枚重合して構成したものにおいて、その最も下層のものは、全長の1/3程度に短い一対のもの723′としその間にスペースSを形成して上方からの倒壊負荷を緩衝するように構成することもあり、この場合、少しでも材料費を安くすることもできるとともに収納部にすることもできる。
図41の実施形態は、厚みのある分割下ブロック726とそれより薄い分割上ブロック727からサイドガードブロックを構成したものである。
尚、上側の分割ブロック727は下側の分割ブロック726と同じ長いものにすることもある。
図42の実施形態は、厚みのある分割上ブロック729とそれより薄い分割下ブロック730からサイドガードブロックを構成したものである。
尚、上記では上下に分割したが左右に分割してもよい。上側の分割ブロック729は下側の分割ブロック730と同じ長いものにすることもある。
図43から図46に示す実施形態は、実線の待機状態から、地震感知に応じて防護態勢に入る場合や地震感知に関係なしで防災態勢で就寝したい場合など必要に応じて仮想線の状態にすることのできるタイプの防災装置に関する。
733はEPS製で外装付のガードブロックで、同ガードブロック733は、一側に凹み(安全空間)734を有しその両側に脚部735を有するもので、凹み734内には取っ手736を備えるとともに、上面となる面には、その両脇に緩衝材737が付されている。緩衝材737は、ゴムや金属、木材などが選択される。また、両緩衝材737間の上面にも緩衝面材738を貼り付けてもよい。図45のようにガードブロック733の面内には、上窓739を設けておいてもよい。
このガードブロック733は、寝ている人の頭上に凹み734が手前に向くようにして立て掛けて配置しておき、前記必要時は、図44の矢印のように和寝具上に対応するように伏倒させる。
これにより、倒壊があっても寝ている人はガードブロック733により護られる。
尚、ガードブロック733は、図43に示すように、本体740と脚体741とで別体型としてもよい。これらは止着具742により合体したり接着や縫い合わせなどで合体してもよい。この場合、図43の最も左欄に示すように脚体743は長いものでなく四角ブロック状のものにしてもよい。
また、ガードブロック733は、固定しなくてもよいが、図46に示すように、畳744上の所定位置に下面ファスナー745を貼り付けておき、その上にガードブロック733側の上面ファスナー746を貼り付ける要領でガードブロック733を固定するようにしてもよい。この場合、同図右欄に示すように、下面ファスナー745はステープル747…で止め付けるようにしてもよい。
図43のようなガードブロック750を和寝具の一側方に立て掛けて待機させ、和寝具の方向に伏倒させて倒壊から護ることが出来るように構成してもよい。このガードブロック750は、図43の右欄に示すように、やや短いものにしてもよく、この短いものを複数用意して対処するようにしてもよい。
図47および図48の実施形態は、和寝具800の両横サイドにサイドガードブロック801,801を配備して地震に伴う倒壊から寝ている人をガードするようにした安全装置で、図47に仮想線で示すようにサイドガードブロック801,801上間に2本(1本でも3本以上でもよい)の上ガード材802,802を渡架して倒壊からの防護をより確実化させるようにしたもので、上ガード材802はサイドガードブロック801に枢支されていたりして取り付けられているものでなくフリーな部材としたもので、特に、その待機収納位置をサイドガードブロック801の底溝803内として取っ手804により矢印のように抜き出して図47の仮想線位置にマウントしておけば防護可能となるものである。
サイドガードブロック801は、上記各種実施形態と同様のものを使用できる。
また、図48左側に仮想線で示すように、L字形で一様な断面をなす上ガード材806で構成することがあり、この場合、各サイドガードブロック801上に1本ずつの上ガード材806を載せておくタイプと、一方のサイドガードブロック801上に一対の上ガード材806,806を載せておくタイプ(この場合左右のサイドガードブロック801,801上に一対ずつの上ガード材806を載せておくタイプでもよい)とがあり、これらの態様は上記に限定されない。上ガード材806はサイドガードブロック801に対しフリーで載せておいてもよいが、面ファスナーやマグネットなどで仮固定しておくのもよい。
また、例えば、図48の左側の一対の上ガード材806,806はそれぞれをフリーにしてあるいは面ファスナーなどで係着関係にして、渡架するようにすれば強度も高い上ガードが得られる。フリーにして渡架する場合、それぞれの山部を上に向けたりその向きや間隔は自由にできる。重ね合わせて渡架する場合は、背中合わせにしたり同じ向きに重ね合わせるなどして渡架すれば強度的に十分な上ガードが得られる。左下欄に示すように、サイドガードブロック801の一部に溝807を形成しておいてそこに上ガード材806が嵌り合うようにしてもよい。
さらに、右側に仮想線で示すように、サイドガードブロック801の上面と側面にわたるような大きなL形をした上ガード材806にしてもよい。この場合、他方のサイドガードブロック801にも同じL形の上ガード材806を装備しておくこともでき、図48の左側の上ガード材806と右側の上ガード材806の異なる組み合わせにしてもよい。
また、前記上ガード材806はL形のままで渡架されるようにしたが、このL形のものがその中間でヒンジで展開できるように構成して平板状にしたものを渡架するようにしてもよい。ヒンジなしで上ガード材806の内部のガード本体が2枚に分かれておりそれらがつながっておらず自由に曲げ得るようなものにしてもよい。
さらに、上ガード材806を平板型として、図48の右下欄に示すように、サイドガードブロック801の側面の一方あるいは両面に装備しておくようにしてもよい。
また、上ガード材806の材質はここで限定されず、木材・樹脂。金属などが適用され、その表面には緩衝材が設けられる。
図49は、本発明に係る建築構造物の補強施工方法を現実のものとした一実施形態を示す。
同図において1はマンションで、図では同マンション1を断面にして示してある。同マンション1内には、その幅間中央列には1階から8階までの全ての部屋に強化発泡スチロール(EPS)でなる充填材2…を充填してある。この場合、充填材2は、模式的に1つのブロックとして示してあるが、実際には、建築構造物はそのままであるので部屋内に同ブロックをそのまま搬入することができない。そのため、図50に示すようにやや薄目に複数枚に分割したもので充填材3…を構成し、例えば、ベランダ側の窓口を通じて搬入したあと室内で積層施工するものとする。また、図51に示すように、多少厚めの発泡スチロール製ブロックでなる充填材4と薄目の発泡スチロール製でなる充填材5とを組み合わせることもできる。
尚、図51の右欄に示すように、1面が勾配状の充填材6,6を組み合わせて高さ調節可能にしてもよい。両者間の固定は、接着や止め具、巻き付けなどによる。発泡スチロールは、発泡スチロール混合軽量コンクリートでもよい。
隙間調整用として積層するものは、発泡スチロールの薄板以外にベニヤや布団、座布団、その他木材や廃棄タイヤなどでもよい。施工高さは床スラブ上と当該階上の床スラブ(天井スラブ)間に一杯に積層するものとする。多少の隙間を敢えて残すこともある。
尚、図49では中央1列に充填材を充填したが、その他の列に充填してもよい。
図52の実施形態は、マンション1の全ての部屋に対して充填材8…を充填したものである。そのうちの不要なものを充填せずに残すことがある。
尚、同図の充填材8はブロック状で簡易表示してあるが、他の実施形態で示すタイプを全て適用できる。また、積層方式も同図右下欄に示すように充填材9を縦置き式を下部としその上部に上下積層式に充填して高さ一杯に充填するようにしてもよい。
図53の実施形態は、その積層の具体的方法を示す。幅1mで長さ2mの一般サイズの発泡スチロールを適当な厚みにした充填材11…を縦向きに積層しそれを2列配備してその上あるいは下、または中間に隙間調整用の充填材12…を挟み込むことで全体を構成してある。
図54に示す実施形態のように、床から天井までの高さよりも少し低い程度の発泡スチロールでなる充填材14…を本棚の本のように縦向きにしてこれらをバンド15で縛り付けるとともにその上部あるいは下部にベニヤや発泡スチロールなどの隙間調整用の充填材16…をスペーサとして差し込むようにしてもよい。バンド15はマンションへの吊り込みの際にも利用できる。
図55および図56に示す実施形態は、より具体的に、柱18と側壁19およびスラブ20を構成したRC構造マンションの空き部屋内に、ブロック状の充填材21…の数個とスペーサとしての充填材22…とを組み合わせてできるだけ柱18と側壁19に近接する形で積層充填したものである。尚、充填材22,22間には施工のための作業通路が残されている。
図57(縦断面図)の実施形態は、前記と同様に床・天井スラブ24間に発泡スチロールでなる充填材25…とスペーサでなる充填材26…を積層して補強するものにあって、その下側の充填材25に避難穴27を空けておいて非常時この避難穴27に飛び込むことでより安全確保ができるようにしたものである。
尚、同図のように離間した充填材の水平間にはターンバックル28を介して確実にセッティングするようにしてもよい。
図58(横断面図)に示す実施形態は、柱30や側壁31などで構成されたマンション室内に充填材32…を設けるに際し、そのコーナーの柱30に近接して充填材32を配置するだけでなく、壁孔を明けて連鎖材やワイヤなどの絞り材33を通して柱30と充填材32とを抱き持ち固定するようにしたものである。柱30と充填材32とがより一体化して補強が有効になされる。
図59の実施形態は、前記縦1列のみとか全室とかの充填でなく、補強に必要不可欠な部屋のみの部分充填方法を示す。35は充填材で、その充填は、マンション1の中央列の複数は不可欠であるが、その他は1,2階を不可欠とするもので、その他は適宜なるものである。
同図上欄左図および右図のように上階や必要の低い室内には、部分的な充填でもよい。
図60の実施形態は、充填材37…の搬入方法を示すもので、図示のように、マンション1の屋上に移動型でブームが伸縮自在な簡易クレーン38を組み立て設置してある。同クレーン38は、図示のように地上から制御可能にしてもよい。このクレーン38は、マンション1に負担のない地上設置型のタワークレーンでもよい。
充填材37はバンド39で積層状態とされてクレーン38で吊り上げられて所定の階のベランダ40まで持ち込まれたあと、矢印のように所定の室内まで搬入されてそこで積層充填される。バンド39はそのままにして積層のために使用してもよい。充填材37は、積層状態で吊り上げずに1枚ずつ上下に連鎖状となるようにして吊り上げてもよい。
尚、同図に示すように、エレベータ41を経由して玄関側から充填材を搬入することもできる。充填材は、四角や六角などの角棒状のものでもよく、充填施工においてこれらをバンドなどでまとめるようにしてもよい。
図61の実施形態は、実際のマンション室内を示し、その中で使用しなくなった空き室を利用して充填材43…を積層充填したものである。44はベランダである。
図62の実施形態は、一般木造一戸建て家屋に充填方式を適用したもので、例えば、1階の和室の畳上から天井に達するまで高く充填材46…を積層充填したもので、この場合、畳の下側にも充填材46を装入したり、天井を抜いて2階の床まで積層充填すればより有効的である。1階の余り利用されない部屋にも充填材46を積層充填してもよく、また、2階室内にも積層充填してもよい。
図63の実施形態は、EPSである強化発泡スチロール材を家屋倒壊に対する補強のために使用したものを示す。すなわち、810は既設木造家屋の柱で、同柱810に対し、横断面コの字形で上下に一様な断面に成形された縦長状の強化発泡スチロール材である主外補強材811がその溝を柱810回りに嵌合するようにして装着され、同補強材811の溝開口個所に同じく強化発泡スチロール材である前面カバー812を付して全体を柱800に密着固定するようにしてある。これらの外周には、炭素繊維やアラミド繊維などによる密着補強シート813をぐるり巻き付け固着して更なる補強をしてもよい。
図64の実施形態は、もなか合わせ型の主外補強材814,814により柱810のぐるりを補強したものである。この補強材814,814は、合わせて丸柱型になっているが、上記のように四角型や他の幾何学形状のものであってもよい。
図65ないし図67に示す他の実施形態は、既設木造住宅の倒壊や損壊を防止するためのものである。同実施形態を示す図65において、900は基礎コンクリートで、同コンクリート900の上には土台901が敷設されるとともに、これら土台901や束受け902などを介して大引けや根太などの床下躯体903が構築され、その上を介して1階床材904…が敷設されている。ここでは、畳などは図示省略してある。
1階上部には、周囲の胴差905を介して間仕切桁・床大梁・床小梁などの横架材が構築されてその上に2階床材906が敷設されている。この床材906の底面には根太材が横架されるがここでは図示省略してある。前記間仕切桁などはここで下梁907…と総称する。
同じく2階天井部分には、妻梁908や軒桁などを介して上梁909が構築されるとともに、その上部には、小屋束や棟木、母屋などで構成される小屋組910が構築されている。
ここで、912は通し柱である中柱(外壁側でなく室内を通る柱の意味)で同中柱912は、が下梁907の縦横交差部分を通じて連結状態で通されるとともに上梁909の交差個所に下から連結してある。ここでは通し柱を中柱912としてあるが管柱が中柱となることもある。
こうした既設木造住宅の一例に対し、その耐震補強方法は、次のようになされる。
平面50cm・高さ40cmで中柱912のサイズの幅をもって一方に開く溝914をもつ主ブロック915と、その溝914に中柱912を残すようにして嵌り合う補助ブロック916とで1組とされた耐震組ブロックAを全てEPS(強化発泡スチロール)製とし、これら複数の耐震組ブロックAを各床材904,906上を介して1階と2階の選択した中柱(通し柱あるいは管柱)912周りに抱き合わせるようにして多段に積層してゆく。
積層した最も上段の耐震組ブロックAと各上方の梁907,909との間には隙間が残るので、この間に耐震組ブロックAよりも少し広い面積をもつ面受型の補填材918…を一定の詰まり具合になるまで所要枚数補填してゆく。図65では1枚状、図66では2枚あるいは3枚が図示されているがこれに限定されないことは言うまでもない。この補填材918は、ベニヤ・構造用合板・金属板・樹脂板などの板材が好ましく、これらの組み合わせでもよい。
この補填材918は、基本形を四角あるいは丸形とするが六角形や八角形など多角形にしてもよい。この補填材918にも中柱912に嵌り込む溝918aが形成されており、図66の右欄に示すように、溝918aが互いに交差する関係で差し込むのが力伝達上および強度上好ましい。
梁907,909は、図66に仮想線で示すように、四方交差状をなす関係で、補填材918がない場合には地震負荷が直接耐震組ブロックA上に伝わって高い応力を発生するのであるが、前記補填材918を介装しておくことで、針907,909からの地震負荷が一旦補填材918全面を通じて広く分散されることで下に積層の耐震組ブロックAに格段に低い応力でもって伝わるようになる。したがって、補填材918が複数枚である場合にその上下間にゴムマット・硬質ウレタンなどの緩衝材を挟み込むと広い面積を介して有効に緩衝作用が働き、また、梁907,909と補填材918との間や補填材918と耐震組ブロックAとの間に緩衝材を介装しても同様の作用がある。補填材918と耐震組ブロックAとの間に緩衝材を介装する場合も広い面積で効果的な緩衝作用が得られる。
尚、上下の耐震組ブロックA、A同士は、図66に示す爪920a付のスパイク金具920…により各段間ごとに移動せず一体に抵抗するように連結する。積層した耐震組ブロックAの周りは、ふすま紙・炭素繊維・アラミド繊維シートなどによる外装プロテクター921で強く巻き締めて積層物全体を更に一体・1本化するように固締する。
尚、床下地盤922上には四角ブロック状の床下耐震ブロック(EPS製)923…を床下工事を伴って積層し、床下躯体903との間に同様に補填材918を介装して隙間の補填と負荷の分散受担を行うようにする。尚、1階および2階の床材904,906上にも補填材918を介装してもよい。この場合、同補填材918とその下方にある補填材918とを連結固定してもよい。
これにより、床下地盤922から2階までの細く古い中柱912が発泡スチロールで一体に囲まれた50cm□の超大黒柱に返信し、この超大黒柱により地震時の家屋全体の倒壊を食い止めることができる。また、発泡スチロールという超軽量材を活用するので、施工が簡単で短期工事も実現でき、さらに、家屋に荷重負担を掛けることなく超軽量方式で地震時の超大負荷を受け止めることが可能になる。本施工には、倒壊を有効に防止するため、既設天井924や床板などの開設工事を行ったり、既設壁を取り除いたりする必要がある。
尚、図65の実施形態では複数本(2本あるいは3本もしくはそれ以上)の中柱912を対象に耐震補強を施したが、勿論1本の中柱912のみを対象にして耐震補強をしてもよい。一方、複数本の中柱912を対象に耐震補強を施工する場合には、対角線上の中柱912を対象にしてもよい。また、図66の補填材918相互はジャッキ式で高さ調節可能にしてもよい。さらに、1階と2階の耐震組ブロックA同士を相互連結するようにしてもよいし、1階と床下のブロック相互を連結するようにしてもよい。
また、小屋組910内の小屋束919周りにも耐震組ブロック917を積層し補填材918で受けるようにしてもよい。
図68の実施形態は、帽子926に樹脂製プロテクター927を内装して折り返し内ベルト928に下縁を挟み込むようにして固定化するようにしたものを示し、特に、プロテクター927は、実公平6−23526号と同様のものであるがその側面部分がスリット929…の存在で弱体でそのまま転倒すると側頭部を打つおそれがあることから、同プロテクター927の側面部にゲル状で粘着式の緩衝材930を粘着して対処し、プロテクター927の下縁部とともに折り返し内ベルト928内に収まるようにしたものである。
尚、緩衝材930は、プロテクター927の内面に備えたり、内外両面に備えてもよい。
図69の実施形態は、帽子932にプロテクター927を内装したものにおいて、プロテクター927の側部に開けた通し孔933にあご紐934を通したものにあって、そのあご紐934をも含めて緩衝材935で覆ったものである。
図70の実施形態は、帽子937のクラウン基部周りに装飾バンド938を備えたものにおいて、そのバンド938内芯に緩衝材939を内装して転倒からの危険をなくすようにしたものである。
図71の実施形態のように、帽子941の前周りに結び型の装飾バンド942を備えたタイプのものについてもその内芯として緩衝材943を備えることもできる。
分割合体式ベッドベースの例を示す斜視図。 他の実施形態を示す避難応用例の斜視図。 他の実施形態を示す図18の平面図。 図3の側面図。 図3の実施形態の作用図。 外装カバー付ベッドベースを示す一部切り欠き外観図。 他の実施形態を示すベッドベースの断面図。 他の実施形態を示すベッドベースの断面図。 他の実施形態を示すベッドベースの断面図。 他の実施形態を示す図25の横断面平面図。 図10の縦断面図。 他の実施形態を示す横断面平面図。 図12の縦断面図。 他の実施形態を示す平面図。 図14の側面図。 他の実施形態を示す平面図。 図16の側面図。 他の実施形態を示す平面図。 図18の側面図。 図19の右側面図。 他の実施形態を示す平面図。 図21の縦割り側面図。 図21のX矢視図。 他の実施形態を示す平面図。 図24の側面図。 他の実施形態を示す平面図。 他の実施形態を示す斜視図。 サイドガードブロックにサブブロックを組み合わせる状態を示す斜視図。 ベッドベースを構成し和寝具を構成した例を示す斜視図。 地震時の避難状況を示す斜視図。 他の実施形態を示す平面図。 図31の側面図。 図31、図32の分解図。 図31の防災対策時の様子を示す平面図。 他の実施形態を示す平面図。 図35の左側面図。 図35の実施形態の地震対策時の様子を示す平面図。 サイドガードブロックを分割式にした例を示す説明図。 サイドガードブロックを分割式にした他の例を示す説明図。 サイドガードブロックを分割式にした他の例を示す説明図。 サイドガードブロックを分割式にした他の例を示す説明図。 サイドガードブロックを分割式にした他の例を示す説明図。 他の実施形態を示す平面図。 図43の側面図。 図43の右側面図である正面図。 ガードブロックの固定方法を示す平面図。 他の実施形態を示す平面図。 図47の正面図。 本発明の一実施形態を示すマンション正面からの断面斜視図。 他の実施形態を示す充填材の斜視図。 他の実施形態を示す充填材の斜視図。 他の実施形態を示すマンション正面からの断面斜視図。 他の実施形態を示す充填材と隙間調整用充填材の斜視図。 他の実施形態を示す充填材と隙間調整用充填材の斜視図。 室内への充填方式を示す横断面図。 図55の縦断面図。 他の実施形態を示す縦断面図。 他の実施形態を示す横断面図。 他の実施形態を示すマンション正面からの断面斜視図。 他の実施形態を示す搬入方法の側面図。 他の実施形態を示す横断面図。 他の実施形態を示す木造家屋への適用例である正面図。 他の実施形態を示す横断面図。 他の実施形態を示す横断面図。 他の実施形態を示す正面からの縦断面図。 施工要領を示す分解斜視図。 図65の要部横断面図。 他の実施形態を示す緩衝材付帽子の一部切り欠き側面図。 他の実施形態を示す一部切り欠き斜視図。 他の実施形態を示す側面図。 他の実施形態を示す斜視図。
符号の説明
50、107…ベッドベース 605,620,632,701801…サイドガードブロック 703,802…上ガード材。

Claims (3)

  1. 平常時には、平面形状が四角形で一定以上の厚みを有する直方体とされた発泡スチロール製のベッドベースの複数個を就寝する人の頭側から足側へと並ぶように前後に隣合わせて配置してその上に敷布団などの就寝するための寝具を載置することで就寝を可能とし、地震発生時には、これらベッドベースのうち1個を選んで他方に対し相対的に移動させて避難スペースを形成することで同スペース内に人が避難して高いベッドベースの存在により家屋倒壊から避難する人を防護するようにする倒壊時安全防護方法。
  2. 平常時には、畳上に敷設された敷布団などの就寝するための寝具の両側に発泡スチロール製のサイドガードブロックを配置しておく一方、地震発生時には、これらのサイドガードブロック間が安全空間となって家屋倒壊から就寝する人を防護するようにする倒壊時安全防護方法。
  3. 請求項2に記載の方法において、サイドガードブロック間に上ガード材を渡して防護するようにする倒壊時安全防護方法。
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JP2009052385A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Fujika:Kk 安全防護装置

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